JP2014008290A - ゴルフクラブ、ゴルフクラブのシャフトの取付角度の設定器及び設定方法、ゴルフクラブの角度調節部の曲げ加工器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 グリップ部での持ち手感覚が失われることをなくグリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を調節できるゴルフクラブを提供する。また、ゴルファーが実際にスイングするときの姿勢に応じて、シャフト長さと取付角度の最適な設定をすることが可能なゴルフクラブの取付角度の設定装置及び設定方法を提供する。
【解決手段】 グリップ側シャフトがヘッドのネックから着脱自在で、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角が調節可能なゴルフクラブCを使用して、ヘッドを外した状態で、地面に設置される鏡22に着脱自在に取り付け、ゴルファーがグリップ側シャフトのグリップを把持して鏡22に向かって構えて、ゴルフクラブCのシャフトの取付角度を調節する。
【選択図】 図18
【解決手段】 グリップ側シャフトがヘッドのネックから着脱自在で、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角が調節可能なゴルフクラブCを使用して、ヘッドを外した状態で、地面に設置される鏡22に着脱自在に取り付け、ゴルファーがグリップ側シャフトのグリップを把持して鏡22に向かって構えて、ゴルフクラブCのシャフトの取付角度を調節する。
【選択図】 図18
Description
この発明は、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を調節可能なゴルフクラブを使用して、このゴルフクラブの取付角度の設定器及び設定方法、ゴルフクラブの角度調節部の曲げ加工器に関する。
従来、ゴルファーの最適なゴルフクラブを提供するために、グリップ側シャフトとゴルフヘッドを有するヘッドのネックとを着脱自在に構成したゴルフクラブが提供されている(特許文献1)。また、シャフトと打球面の向きとが作る取付角度であるプル角、シャフトに対する打球面の傾斜角であるロフト角、パターヘッドとシャフトとが作る取付角度であるライ角、シャフトの中心線とリーディングエッジとの距離であるフェース・プロプレグレッションを調節することのできるゴルフクラブが種々提案されている。
しかし、従来のゴルフクラブは、プル角、ロフト角、ライ角のうちの一つぐらいしか調節するものがなかったことから、特許文献1に示す、プル角、ロフト角とライ角を同時に調節できるゴルフパターが提案されている。
また、特許文献2や3に示すように、ネジと、ネジ溝を有する筒状ソケット等を使用して、ゴルフクラブのヘッドの角度調節可能なものが開示されている。
なお、ゴルフスイングにおける頭部や肩等の線の動態変化を自分の目で上面から観察するゴルフ用補助装置としては、特許文献4がある。
実用新案登録第3023351号公報
特開2001−9073号公報
実用新案登録第3127349号公報
特開2007−89843号公報
また、特許文献2や3に示すように、ネジと、ネジ溝を有する筒状ソケット等を使用して、ゴルフクラブのヘッドの角度調節可能なものが開示されている。
なお、ゴルフスイングにおける頭部や肩等の線の動態変化を自分の目で上面から観察するゴルフ用補助装置としては、特許文献4がある。
ところで、プル角、ロフト角とライ角というような取付角が重要であることは勿論であるが、ゴルファーはグリップ部での持ち手感覚(把持する感覚)も大切にする。特に、パッティングはゴルフで最も高い精度が必要なプレーであり、ゴルフパターのグリップ部での持ち手感覚(把持する感覚)は極めて重要である。
しかしながら、従来の特許文献では、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を調節できたとしても、そのために上記グリップ部での持ち手感覚が失われるおそれがあった。特に、ゴルフパターのグリップ部は、断面が矩形状を呈して、親指等を接触させる面が決めるべきものがあり、この面が上記取付角の調整で失われると、正確なパッティングは期待できなくなる。さらに、従来のものとして、ヘッドノネック側を曲げ加工するものがあるが、その曲げによる全体のバランスが失われるなどの悪影響が生じる問題を有していた。
しかしながら、従来の特許文献では、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を調節できたとしても、そのために上記グリップ部での持ち手感覚が失われるおそれがあった。特に、ゴルフパターのグリップ部は、断面が矩形状を呈して、親指等を接触させる面が決めるべきものがあり、この面が上記取付角の調整で失われると、正確なパッティングは期待できなくなる。さらに、従来のものとして、ヘッドノネック側を曲げ加工するものがあるが、その曲げによる全体のバランスが失われるなどの悪影響が生じる問題を有していた。
そして、上記グリップ部での持ち手感覚を維持したままの状態で、プル角、ロフト角とライ角というような取付角を正確に設定する必要があるが、更に、シャフトの長さ等を個個人のゴルファーに合わせて設定する必要や(同じゴルファーでもゴルフの上達等に応じて再設定することも必要である。)、更にまた、ゴルファーがグリップ部を正確な姿勢で構えて、その姿勢で把持して(ゴルフパターであれば、親指等を接触させる面を決めた状態で設定する。)、かかる状態で、取付角やシャフト長さ設定せねばならない。
また、ゴルファーが地面に置いたボール位置との関係でその姿勢を維持しながら、そのままゴルフのヘッドのグリップ側シャフトに対する取付角やシャフト長さ設定を正確に測定する装置もその設定方法もとして十分なものはなかった。
また、ゴルファーが地面に置いたボール位置との関係でその姿勢を維持しながら、そのままゴルフのヘッドのグリップ側シャフトに対する取付角やシャフト長さ設定を正確に測定する装置もその設定方法もとして十分なものはなかった。
そこで、本発明の目的は、ゴルファーが実際にスイングするときの姿勢に応じて、ヘッドの取付角度やシャフト長さの最適な設定や測定をすることが可能なゴルフクラブの取付角度の設定装置及び設定方法、ゴルフクラブの角度調節部の曲げ加工器を提供することにある。また、グリップ部での持ち手感覚が失われることをなくグリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を調節できるゴルフヘッドを提供することにある。
本発明のゴルフクラブは、ヘッドのネックとグリップ側シャフトとを連結するとともにヘッドのネックに曲げ加工の可能な細径の角度調節部を有する連結部材を設けて、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を前記角度調節部で曲げ加工して調節することを特徴とする。ここで、前記曲げ加工の可能な角度調節部は、グリップ側シャフトの径よりも細く形成される細径部と、この細径部の前後にこれよりも太い太径部を有することが好ましい。
本発明によれば、前記細径の角度調節部を利用してヘッドのネックとグリップ側の持ち手位置との取付角度の調節を行なうことができる。また、前記ヘッドのネックとグリップ側シャフトとを連結する連結部材に前記角度調節部が設けられていることで、分離構造から組立てながらシャフトの取付角度を容易に設定することが可能になる。
本発明によれば、前記細径の角度調節部を利用してヘッドのネックとグリップ側の持ち手位置との取付角度の調節を行なうことができる。また、前記ヘッドのネックとグリップ側シャフトとを連結する連結部材に前記角度調節部が設けられていることで、分離構造から組立てながらシャフトの取付角度を容易に設定することが可能になる。
本発明のゴルフクラブとしては、グリップ側シャフトと、ネックを有するヘッドと、グリップ側シャフトとヘッドのネックとを連結する連結部材を備え、グリップ側シャフトのネックに対する取付角を調節する第1の角度調節部と、第1の角度調節部による調整後のヘッドのネックとグリップ側の持ち手位置との取付角度を調節のための第2の角度調節部が設けられていることを特徴とする。ここで、前記連結部材は、グリップ側シャフトとの間で仮留めしておくことが好ましい。
本発明によれば、第1の角度調節部と第2の角度調節部の構造は同じであるので、第1の角度調節部による調整後の第2の角度調節部による調整が連続的に行なうことができる。また、本発明によれば、ヘッドのネックとグリップ側の持ち手位置との取付角度を仮留めしてあるので、第1の角度調節部による調整後は、前記持ち手位置の仮留めを本締めするだけで、シャフトの取付角度を設定することが容易で、角度調整の間に、グリップの手持ち感覚が失われることもない。
本発明によれば、第1の角度調節部と第2の角度調節部の構造は同じであるので、第1の角度調節部による調整後の第2の角度調節部による調整が連続的に行なうことができる。また、本発明によれば、ヘッドのネックとグリップ側の持ち手位置との取付角度を仮留めしてあるので、第1の角度調節部による調整後は、前記持ち手位置の仮留めを本締めするだけで、シャフトの取付角度を設定することが容易で、角度調整の間に、グリップの手持ち感覚が失われることもない。
本発明のゴルフクラブのシャフト取付角度の設定方法は、前記ゴルフクラブの取付角度の設定器を使用して、前記ゴルフクラブのヘッドを位置決め手段により位置決めしたときのゴルフクラブのヘッドに接触する仮想のボール位置であって前記YラインとXラインが交差する位置に、ゴルファーの左右の目のうちの利き目のラインが一致するようにして構え、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を測定することを特徴とする。
本願発明者の研究によれば、前記仮想のボール位置にゴルファーの左右の目のうちの利き目のラインが一致するようにして構え(「利き目基準」とも呼ぶ。)、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を測定することが好ましいと考えるが、本発明によれば、この利き目基準に即した位置での取付角を前記位置決め治具により正確に測定することができるようになる。
本願発明者の研究によれば、前記仮想のボール位置にゴルファーの左右の目のうちの利き目のラインが一致するようにして構え(「利き目基準」とも呼ぶ。)、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を測定することが好ましいと考えるが、本発明によれば、この利き目基準に即した位置での取付角を前記位置決め治具により正確に測定することができるようになる。
本発明のゴルフクラブの取付角度の設定器は、地面に設置される鏡と、この鏡に取り付けられ、ゴルフクラブのヘッドを位置決めする位置決め治具とを備え、前記鏡に前記ゴルフクラブのヘッドの打球面に沿ってYラインが施されているか、または、Yラインに直交するラインであってカップに向かうXラインが施され、前記位置決め治具は前記ゴルフクラブのヘッドの前記Yラインの側から挟む左右側調節部、及び/又は、前記ゴルフクラブのヘッドの前記Xラインの側の位置決めをする中央側調節部を備えることを特徴とする。
本発明のゴルフクラブの取付角度の設定器は、ゴルフクラブのヘッドを鏡に取り付けられる位置決め治具において、前記鏡に施されるYラインの側から挟む左右側調節部により狭持してから、ゴルファーがグリップ側シャフトのグリップを把持して鏡に向かって構え、前記YラインやXラインに沿うようにして構えたり、又は、これらのX・Yラインが交差する位置に、ゴルファーの目(左右の目のうちの一方で良い)が一致するようにして構えたりして、鏡に自分の姿を映しながら、ゴルフクラブに対するグリップ側シャフトの取付角度、すなわちライ角、ロフト角、プル角を測定することができる。前記位置決め治具の中央側調節部によっても位置決めするので、これによりゴルフクラブのXライン側の位置を調整したり、前記X・Yラインが交差する位置に位置決めする精度を高くすることができる。測定の結果は、ゴルファーが当該ゴルフクラブを使用する際の取り付け角度を考慮に入れたスイング(打球方向や距離など)に活かしたり、次のゴルフクラブの選定や自分専用のゴルフクラブ作りに活かすことができるようになる。
本発明のゴルフクラブの取付角度の設定器は、グリップ側シャフトがヘッドのネックから着脱自在で、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角が調節可能なゴルフクラブを使用して、ヘッドを外した状態で、地面に設置される鏡に着脱自在に取り付け、ゴルファーがグリップ側シャフトのグリップを把持して鏡に向かって構えて、ゴルフクラブのシャフトの取付角度を調節することを特徴とする。また、ゴルフクラブの取付角度の設定方法は、グリップ側シャフトがヘッドのネックから着脱自在で、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角が調節可能なゴルフクラブを使用して、ヘッドを外した状態で、地面に設置される鏡に着脱自在に取り付け、ゴルファーがグリップ側シャフトのグリップを把持して鏡に向かって構えて、ゴルフクラブのシャフトの取付角度を調節することを特徴とする。ここでの設定は、設定者(お店の係り員等)のゴルファーとは別の人による設定が好ましく、ゴルファーは鏡を見ながらの姿勢を維持したままが好ましい。また、取付角とは、ライ角、ロフト角、プル角を言う。
本発明によれば、前記第1と第2の取付角度調節を行なう際に、鏡に自分の姿を映しながら、最適な姿勢で構えることができる。ここで、その構え方としては、ゴルファーの目の利き目の垂直下に、前記ゴルフクラブのヘッドの打球面が位置するように構えることが好ましい。
本発明によれば、前記第1と第2の取付角度調節を行なう際に、鏡に自分の姿を映しながら、最適な姿勢で構えることができる。ここで、その構え方としては、ゴルファーの目の利き目の垂直下に、前記ゴルフクラブのヘッドの打球面が位置するように構えることが好ましい。
本発明としては、前記鏡に、前記ヘッドの打球面に沿ってYラインが施されるとともに、Yラインに直交するラインであってカップに向かうXラインが施されていることが好ましい。
本発明によれば、カップに向かうラインを想定した最適な姿勢で構えることができ、その構えた状態でシャフトの取付角度を調節することができる。
本発明によれば、カップに向かうラインを想定した最適な姿勢で構えることができ、その構えた状態でシャフトの取付角度を調節することができる。
本発明としては、ゴルファーの目の利き目の垂直下に、前記ゴルフクラブのヘッドの打球面が位置するように構えることを特徴とする。
本願発明者の研究によれば、前記仮想のボール位置にゴルファーの左右の目のうちの利き目のラインが一致するようにして構え(「利き目基準」とも呼ぶ。)、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を測定することが好ましく、本発明によれば、この利き目基準に即した位置での取付角の調節を行なうことができる。
本願発明者の研究によれば、前記仮想のボール位置にゴルファーの左右の目のうちの利き目のラインが一致するようにして構え(「利き目基準」とも呼ぶ。)、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を測定することが好ましく、本発明によれば、この利き目基準に即した位置での取付角の調節を行なうことができる。
本発明によれば、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を第1の角度調節部で調節すると、当該取付角度を維持しつつ、第2の角度調節部により、ヘッドのネックとグリップ側の持ち手位置との取付角度の調節を行なうことができる。
本発明としては、前記第1の角度調節部は、ヘッドのネックの先端部に設けられる球形状部材と、一端側が球形状部材に係止されながら回転可能に構成され、他端側内壁にネジが形成された第1の螺合用ソケットで構成され、上記連結部材との間で所定角度の角度調整が可能なことを特徴とする。
本発明によれば、上記取付角、つまりライ角、ロフト角、プル角を上記構成部材で調整可能である。
そして、前記第2の角度調節部は、前記連結部材に形成された第2の螺合用ソケットと、グリップ側シャフトの先端に形成されたネジとの間で所定角度の角度調整が可能なことが好ましい。
本発明によれば、上記取付角、つまりライ角、ロフト角、プル角を上記構成部材で調整可能である。
そして、前記第2の角度調節部は、前記連結部材に形成された第2の螺合用ソケットと、グリップ側シャフトの先端に形成されたネジとの間で所定角度の角度調整が可能なことが好ましい。
本発明によれば、第1の角度調節部も第2の角度調節部も同じネジ式で、連続的に調節可能である。グリップ部での持ち手感覚がそのために失われることがない。
なお、本発明としては、ゴルフクラブ全般に適用可能であるが、第1の角度調節部がゴルフパターのホーゼルに設けられていることが好ましい。
なお、本発明としては、ゴルフクラブ全般に適用可能であるが、第1の角度調節部がゴルフパターのホーゼルに設けられていることが好ましい。
本発明のゴルフクラブによれば、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を角度調節部や、第1の角度調節部で調節すると、当該取付角度を維持しつつ、第2の角度調節部により、ヘッドのネックとグリップ側の持ち手位置との取付角度の調節を行なうことができる。また、ヘッドのネック又はグリップ側シャフトの先端側に細径の角度調節部を設けて、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を前記角度調節部で曲げ加工して調節すると、ヘッドのネックとグリップ側の持ち手位置との取付角度の調節を容易に行なうことができる。
また、本発明のゴルフクラブの取付角度の設定器と設定方法によれば、ゴルファーの個人個人に応じたシャフト取付角度と所定長さのゴルフクラブを設定したり、成長段階に応じてシャフト取付角度と所定長さのゴルフクラブを設定して提供することが可能になる。すなわち、個々のプレーヤーに合った最適のプル角、ロスト角、ライ角や、最適なシャフト長さを同時に調節することができる。したがって、従来のように、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を調節しても、グリップ部での持ち手感覚がそのために失われることがない。
また、本発明のゴルフクラブの取付角度の設定器と設定方法によれば、ゴルファーの個人個人に応じたシャフト取付角度と所定長さのゴルフクラブを設定したり、成長段階に応じてシャフト取付角度と所定長さのゴルフクラブを設定して提供することが可能になる。すなわち、個々のプレーヤーに合った最適のプル角、ロスト角、ライ角や、最適なシャフト長さを同時に調節することができる。したがって、従来のように、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を調節しても、グリップ部での持ち手感覚がそのために失われることがない。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(ゴルフクラブの構成)
図1と図2は、この発明のゴルフクラブ1の実施形態の分解斜視図であり、図3は、グリップ側シャフトの仮留め状態の図であり、図4は本実施形態の第第1と第2の角度調節部K1,K2を示す断面図である。
図1と図2は、この発明のゴルフクラブ1の実施形態の分解斜視図であり、図3は、グリップ側シャフトの仮留め状態の図であり、図4は本実施形態の第第1と第2の角度調節部K1,K2を示す断面図である。
本実施の形態ゴルフクラブ1は、これをパターに適用したものであり、グリップ側シャフト2とヘッド3のネック3と、これらを連結する連結部材7を備える。
グリップ側シャフト2は、図5(a)に示すように、金属製のシャフトに合成樹脂やゴム材質のグリップ2aが装着されており、グリップ2aは、断面が矩形状に形成されている。ゴルフプレーヤは、手でグリップ2aを把持するとき、その断面矩形状の一側面2bに親指と人差し指を揃える(図5(b)(c))。
ヘッド3は、その金属製のヘッドに金属製のシャフトが垂設されており、金属製のシャフトの先端側3eに第1の螺合用ソケット4が回転可能に取り付けられている。本実施の形態のパターには、ホーゼル3eが略L字形状にヘッド3から垂設され、ホーゼル(ネック)3eに、球形状部材5が取り付けられている。なお、ホーゼル3eの略L字形状の先端部の位置は、ヘッド3の打球面3aの位置に向くように設けることが可能である。
図6は、第1の螺合用ソケット4がヘッド3のネック3との関係で所定角度回転する状態を説明する図である。ヘッド3のネック3の先端であるホーゼルの先端部3eには、球形状部材5が取り付けられ、この球形状部材5に第1の螺合用ソケット4の底部側が回転可能に取り付けられている。すなわち、第1の螺合用ソケット4との連動部が上記球形状部材5であり、その中心では第1の螺合用ソケット4を中心に配するが、この第1の螺合用ソケット4を引き出すようにすると、第1の螺合用ソケット4が所定角度回転可能になっている(図6(a)(b))。また、第1の螺合用ソケット4の内壁にはネジnが形成されている。ここで、球形状部材5としては、その先端部が平面とされて、この平面と連結部材7の先端の平面部とを接触させるようにしても良い。すなわち、球形状部材5は、略球形状であれば、厳密に球形でなくとも良い。また、球形状部材5の根元5aは、径の小さな首部として構成され、この根元5aに第1の螺合用ソケット4の底部4aの小さな径が入り込むようにして取り付けられている。
連結部材7は、グリップ側シャフト2とヘッド3のネック3eとを連結するとともに、グリップ側シャフト2とも連結するもので、そのヘッド3側に、球形状部材5の表面に沿って回転する曲面部3qが形成され、他方には、グリップ側シャフト3との連結をするための第2の螺合用ソケット8が取り付けられ、第2の螺合用ソケット8の内部にはネジnが形成されている。また、上記曲面部3q側の外周にもネジが形成されている。したがって、いずれもネジ式で角度調節しながら連結可能に構成されている。そして、グリップ側シャフト3のネジnに配されるナット9により締められる構成になっている。すなわち、上記ナット9はダブルナットとして機能する。締め付けはスパナやペンチ等の工具を使用する。なお、連結部材7のヘッド3側にもナット9が配されるようにしても良い。したがって、第1の角度調節部K1も第2の角度調節部K2も同じネジ式で、連続的に配置されているので、その調節が容易でデザイン的にも優れ、つまり、一見すると通常のパターと同じように認識される外観形状を呈するとともに、上記ナット9によるダブルナット効果でしっかりと固定される。
ここで、本実施の形態のグリップ側シャフト2のネジnと連結部材7のネジnとは同じ向きで形成されており、第1の角度調節部K1による調整を行なうと、そのときの螺合と同じ向きでヘッド3のネック3eとグリップ側の持ち手位置との取付角度(第2の角度調節部)K2を調節ができるようになっている。なお、本実施の形態では、グリップ側シャフト2のネジnに配されているが、連結部材7のネジnにも配されているものでもよい。また、上記ネジnの向きを逆にすることも可能である。
(第1のゴルフクラブの取付角度の設定器と設定方法)
図10は、ゴルフクラブの取付角度の設定器11の図であり、図11から図13は、ゴルフクラブの取付角度の設定方法を説明する図である。
本実施の形態の取付角度の設定器(挿入角測定器)11は、所定の大きさのシート部材14に、鏡12が取り付けられるとともに、ゴルフクラブ1のヘッド2のネック3eが着脱自在に取り付けられている。また、直交するラインX,Yが形成されている。これらXラインは、ヘッド3の打球面3aに沿うように、Yラインは、Yラインの延長線上にはカップ13が取り付けられている(図11参照)。そして、ゴルフクラブ1のヘッド3は、その取り外されたヘッド3が鏡12のXラインの位置をその中央にしてネジで着脱自在に装着されている。なお、ゴルフクラブ1のヘッドの打球面3aに接触するようにゴルフボールBを配して、ボールBを見ながら調節するようにしても良い(図11(b)参照)。
一方、本実施の形態では、ゴルフクラブ1のグリップ側シャフト2に連結部材7を仮留めしたもので、シャフト長が異なるものを複数本用意してある。なお、図15は、グリップ側シャフト2の長さ調節が可能な構造を示すものであり、このようなグリップ側シャフト2の長さ調節が可能なものを使用することで、複数本使用しないことも可能である。図15の構成は、シャフトの外周とグリップ部の内側にネジnが形成されて、これらの螺合状態を調節することで、グリップ側シャフト2の長さ調節が可能になっている。
図10は、ゴルフクラブの取付角度の設定器11の図であり、図11から図13は、ゴルフクラブの取付角度の設定方法を説明する図である。
本実施の形態の取付角度の設定器(挿入角測定器)11は、所定の大きさのシート部材14に、鏡12が取り付けられるとともに、ゴルフクラブ1のヘッド2のネック3eが着脱自在に取り付けられている。また、直交するラインX,Yが形成されている。これらXラインは、ヘッド3の打球面3aに沿うように、Yラインは、Yラインの延長線上にはカップ13が取り付けられている(図11参照)。そして、ゴルフクラブ1のヘッド3は、その取り外されたヘッド3が鏡12のXラインの位置をその中央にしてネジで着脱自在に装着されている。なお、ゴルフクラブ1のヘッドの打球面3aに接触するようにゴルフボールBを配して、ボールBを見ながら調節するようにしても良い(図11(b)参照)。
一方、本実施の形態では、ゴルフクラブ1のグリップ側シャフト2に連結部材7を仮留めしたもので、シャフト長が異なるものを複数本用意してある。なお、図15は、グリップ側シャフト2の長さ調節が可能な構造を示すものであり、このようなグリップ側シャフト2の長さ調節が可能なものを使用することで、複数本使用しないことも可能である。図15の構成は、シャフトの外周とグリップ部の内側にネジnが形成されて、これらの螺合状態を調節することで、グリップ側シャフト2の長さ調節が可能になっている。
したがって、取付角度の設定を望むゴルファーは、仮留めされたグリップ側シャフト2の複数の中から個別の最適シャフト長のものを選択して、ゴルフクラブの取付角度の設定器11の上で構えるか、又は、図15に示すようなグリップ側シャフト2の長さの調節可能なものを使用して、ゴルフクラブの取付角度の設定器11の上で構える。すなわち、第1と第2の角度調節部K1,K2での調節を行なう際に、鏡12に自分の姿を映しながら最適な姿勢になるように構える。
本実施の形態では、ゴルファーは、その利き目の垂直下に、ヘッド3の打球面3aが位置するように構える。これを本願発明者は、利き目基準(或いは「効き目」、「効き眼」基準)と呼ぶ。本実施の形態では、ゴルファーが右目が利き目であり、右目を上記XラインとYラインの交点に置くように、鏡12を見ながら姿勢を整える。つまり、ボールB位置に利き目が映るように、目のラインが目標ライン(Xライン)上になるようにスタンスする(図11(a)(b)、図12(a)(b))。
利き目がボールBの真上にあるので、構えがボールBとカップ13を結ぶ直線に対して正確に平行かどうかの確認・微調整が容易となり、ボールBをカップインする確率は向上する。また、個別ゴルファーがそれぞれに最適化されたパターで利き目の垂直下にボールBが位置するように構えた場合、そのフォーム(体勢・体型)はつねに同一の構えが再現される。この原理の前提としては、人間は正確な位置合わせは、利き目単眼で照準合わせを行うものであるというスポーツ医学的な発想を前提としてことに基づく。なお、単眼式の望遠鏡を覗かせ、利き目を確認してから上記スタンスをとるようにすると良い。このようにして設定する間際に、目標のXラインをカップ13までトレースすると良い(図12(b))、すなわちXラインに沿ってカップインまで目を移動させるシュミレーションを行なう。
本実施の形態では、ゴルファーは、その利き目の垂直下に、ヘッド3の打球面3aが位置するように構える。これを本願発明者は、利き目基準(或いは「効き目」、「効き眼」基準)と呼ぶ。本実施の形態では、ゴルファーが右目が利き目であり、右目を上記XラインとYラインの交点に置くように、鏡12を見ながら姿勢を整える。つまり、ボールB位置に利き目が映るように、目のラインが目標ライン(Xライン)上になるようにスタンスする(図11(a)(b)、図12(a)(b))。
利き目がボールBの真上にあるので、構えがボールBとカップ13を結ぶ直線に対して正確に平行かどうかの確認・微調整が容易となり、ボールBをカップインする確率は向上する。また、個別ゴルファーがそれぞれに最適化されたパターで利き目の垂直下にボールBが位置するように構えた場合、そのフォーム(体勢・体型)はつねに同一の構えが再現される。この原理の前提としては、人間は正確な位置合わせは、利き目単眼で照準合わせを行うものであるというスポーツ医学的な発想を前提としてことに基づく。なお、単眼式の望遠鏡を覗かせ、利き目を確認してから上記スタンスをとるようにすると良い。このようにして設定する間際に、目標のXラインをカップ13までトレースすると良い(図12(b))、すなわちXラインに沿ってカップインまで目を移動させるシュミレーションを行なう。
そして、上記トレース後、ゴルファーの姿勢を上記スタンスで維持していてもらい(利き目を、鏡12のヘッド3の打球面3aに合わせた状態)、設定者(お店の係員等)に、ヘッドのネック3eとの第1の角度調節部K1による角度調節をしてもらう。なお、ゴルファー自身で設定することも可能ではあるが、ここではゴルファーは最適な姿勢で構えることに集中する。ゴルフクラブの取付角度の設定器11を地面に設置して、鏡12を見ながらグリップ側シャフト2の長さ調節と第1の角度調節部K1での角度調節を行なうとともに、行なった直後は素早く第2の角度調節部K2での角度調節を行なう。なお、目のラインが目標ライン(Xライン)上にない場合は、図13に示すように、目標ラインから外れることとなる。第2の角度調節部K2での角度調節では、仮止めされているので、これを本締めするだけであるので、ぶれ等を防止することができる。
ところで、パッティングはゴルフで最も高い精度が必要なプレーである。また、ボールBをカップに入れるためにはボールBを正確にボールBとカップ13を結ぶ直線上に打ち出さなければならない。そのためにはボールBに対して常に一定のフォームで、且つボールBとカップ13を結ぶ直線に対して正確に平行に構える必要がある。
本実施の形態によれば、シャフト長さの選択とヘッド3のネック3eに対するグリップ側シャフト2の取付角度を上記姿勢で行なうので、グリップ感覚を維持しつつ、上記正しい姿勢での前提を維持しつつ取付角の設定が出来る。
ここで、プル角P1,P2の調節は、図7に示すように、ホーゼルの先端部(ネック)3eの球形状部材5に対する第1の螺合用ソケット4を左右に移動させることで調節可能である。図7では、ここでは球形状部材5に対する第1の螺合用ソケット4は丁度中心に合致した状態である。ライ角R1,R2の調節は、図8に示すように、球形状部材5に対する第1の螺合用ソケット4を上下に移動させることで調節可能である。ロフト角L1,L2の調節は、図9に示すように、ホーゼルの先端部3eの球形状部材5に対する第1の螺合用ソケット4を左右に移動させることで調節可能である。このようにして、最適なシャフト2とヘッド3の取付角を設定する。
本実施の形態によれば、シャフト長さの選択とヘッド3のネック3eに対するグリップ側シャフト2の取付角度を上記姿勢で行なうので、グリップ感覚を維持しつつ、上記正しい姿勢での前提を維持しつつ取付角の設定が出来る。
ここで、プル角P1,P2の調節は、図7に示すように、ホーゼルの先端部(ネック)3eの球形状部材5に対する第1の螺合用ソケット4を左右に移動させることで調節可能である。図7では、ここでは球形状部材5に対する第1の螺合用ソケット4は丁度中心に合致した状態である。ライ角R1,R2の調節は、図8に示すように、球形状部材5に対する第1の螺合用ソケット4を上下に移動させることで調節可能である。ロフト角L1,L2の調節は、図9に示すように、ホーゼルの先端部3eの球形状部材5に対する第1の螺合用ソケット4を左右に移動させることで調節可能である。このようにして、最適なシャフト2とヘッド3の取付角を設定する。
図14は、本発明のゴルフクラブの他の実施の形態である。
本実施の形態もパターに適用したものであり、グリップ側シャフト2とヘッド3のネック3eと、これらを連結する連結部材17を備えるが、連結部材17とヘッド3のネック3eの構造が上記実施の形態と異なる。すなわち、連結部材17は、螺合用ソケット10の内部にはネジnが形成されているとともに、球形状部材5が取り付けられ、この球形状部材5を囲むように螺合用ソケット(第3の螺合用ソケット)10が設けられている。他方、ヘッド3のネック3eの先端部には、球形状部材5の表面に沿って回転する曲面部3qが形成され、外周側にはネジnが形成されている。したがって、筒状の螺合用ソケット10とヘッド3のネック3eが連結され、球形状部材5を中心に曲面部3qが接触することで、連結部材17に対するヘッド3のネック3eの取り付け角度が調節可能になっている。
本実施の形態もパターに適用したものであり、グリップ側シャフト2とヘッド3のネック3eと、これらを連結する連結部材17を備えるが、連結部材17とヘッド3のネック3eの構造が上記実施の形態と異なる。すなわち、連結部材17は、螺合用ソケット10の内部にはネジnが形成されているとともに、球形状部材5が取り付けられ、この球形状部材5を囲むように螺合用ソケット(第3の螺合用ソケット)10が設けられている。他方、ヘッド3のネック3eの先端部には、球形状部材5の表面に沿って回転する曲面部3qが形成され、外周側にはネジnが形成されている。したがって、筒状の螺合用ソケット10とヘッド3のネック3eが連結され、球形状部材5を中心に曲面部3qが接触することで、連結部材17に対するヘッド3のネック3eの取り付け角度が調節可能になっている。
(第2のゴルフクラブの取付角度の設定器と設定方法)
図16から図18は、ゴルフクラブの取付角度の設定器21の図である。
本実施の形態のゴルフクラブの取付角度の設定器(ゴルフクラブのグリップ側シャフトC2の取付角度の測定器)21は、所定の大きさのシート部材14に、鏡22が取り付けられるとともに、この鏡22に取り付けられる位置決め治具23とを備える設定器21である。前記鏡22は、四角形であり、ゴルフクラブ(パター)CのヘッドChの打球面に沿ってYラインが施されるとともに、Yラインに直交するラインであってカップに向かうXラインが施され、このXラインとYラインの交差点Oを認識し易くするため(利き目を導入し易くするため)の円形のラインが施されている。
図16から図18は、ゴルフクラブの取付角度の設定器21の図である。
本実施の形態のゴルフクラブの取付角度の設定器(ゴルフクラブのグリップ側シャフトC2の取付角度の測定器)21は、所定の大きさのシート部材14に、鏡22が取り付けられるとともに、この鏡22に取り付けられる位置決め治具23とを備える設定器21である。前記鏡22は、四角形であり、ゴルフクラブ(パター)CのヘッドChの打球面に沿ってYラインが施されるとともに、Yラインに直交するラインであってカップに向かうXラインが施され、このXラインとYラインの交差点Oを認識し易くするため(利き目を導入し易くするため)の円形のラインが施されている。
位置決め治具23は、コ字状のフレーム23aが前記鏡22に取り付けられ、コ字状のフレーム23aの左右端側に対向して左右側調節部24を備える。左右側調節部24は、ゴルフクラブCのヘッドChの前記Yラインの側から挟む部材であり、固定部24aと、固定部24aを回転しながら伸縮するロッド24bと、ロッド24bを所定位置でロックさせるための操作バー24cと、固定部24aの突出長さを調節する調節バー24dを備える。
また、コ字状のフレーム23aの中央には、鏡に施されたXラインの側の位置決めをする中央側調節部25を備え、この中央側調節部25は、ゴルフクラブCのヘッドChを固定するための先端側狭持部25aと、長さ調節用の長さ調節フレーム25bと、長さ調節フレーム25bとコ字状のフレーム23aとを連結する連結軸25cとを備える。長さ調節フレーム25bには、その長さ方向に長孔25dが形成されており、この長孔25dを利用して、長さ調節フレーム25bの長さを調節してロックする操作グリップ25sが設けられている。また、先端側狭持部25aには、ゴルフクラブCのヘッドChを調節しながら固定するための操作グリップ25tが設けられ、これらにより、鏡22に施されたXラインの側の位置決めをしたときの固定を行なうようになっている。位置決め治具23は、鏡22に対して着脱自在に取り付けられている。
また、コ字状のフレーム23aの中央には、鏡に施されたXラインの側の位置決めをする中央側調節部25を備え、この中央側調節部25は、ゴルフクラブCのヘッドChを固定するための先端側狭持部25aと、長さ調節用の長さ調節フレーム25bと、長さ調節フレーム25bとコ字状のフレーム23aとを連結する連結軸25cとを備える。長さ調節フレーム25bには、その長さ方向に長孔25dが形成されており、この長孔25dを利用して、長さ調節フレーム25bの長さを調節してロックする操作グリップ25sが設けられている。また、先端側狭持部25aには、ゴルフクラブCのヘッドChを調節しながら固定するための操作グリップ25tが設けられ、これらにより、鏡22に施されたXラインの側の位置決めをしたときの固定を行なうようになっている。位置決め治具23は、鏡22に対して着脱自在に取り付けられている。
したがって、本実施の形態のゴルフクラブの取付角度の設定器21を使用して、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を測定する場合には、ゴルフクラブCのヘッドChを位置決め手段23により位置決めする。すなわち、位置決め手段23の中央側調節部25により、ゴルフクラブCのヘッドChをXラインとYラインの交差点Oに向けて長さ調節するとともに、左右側調節部材24によりして仮の位置を決める。そして、ゴルファーにグリップ側シャフトC2を把持して構えてもらい(図18)、仮の位置を確認して(好ましい構えや、仮の位置が好ましくない場合は再度調節して)、先端側狭持部25aによりXライン側の位置を決めると共に、左右側調節部24の操作バー24cによりYラインの固定を行なう。このときのYラインは、固定部24aの突出長さを調節する調節バー24dによりゴルフクラブCのヘッドChの傾きも調節する。
本願発明者の研究によれば、前記仮想のボール位置にゴルファーの左右の目のうちの利き目のラインが一致するようにして構え(「利き目基準」とも呼ぶ。)、グリップ側シャフトC2のヘッドChのネック3eに対する取付角を測定することが好ましいので、この利き目基準に即した位置での取付角を前記位置決め治具により正確に測定する。すなわち、前述したように、利き目がボールBの真上にあるので、構えがボールBとカップ13を結ぶ直線に対して正確に平行かどうかの確認・微調整が容易となり、ボールBをカップインする確率は向上する。
測定の結果は、ゴルファーが当該ゴルフクラブを使用する際の取り付け角度を考慮に入れたスイング(打球方向や距離など)に活かしたり、次のゴルフクラブの選定や自分専用のゴルフクラブ作りに活かすことができるようになる。
本願発明者の研究によれば、前記仮想のボール位置にゴルファーの左右の目のうちの利き目のラインが一致するようにして構え(「利き目基準」とも呼ぶ。)、グリップ側シャフトC2のヘッドChのネック3eに対する取付角を測定することが好ましいので、この利き目基準に即した位置での取付角を前記位置決め治具により正確に測定する。すなわち、前述したように、利き目がボールBの真上にあるので、構えがボールBとカップ13を結ぶ直線に対して正確に平行かどうかの確認・微調整が容易となり、ボールBをカップインする確率は向上する。
測定の結果は、ゴルファーが当該ゴルフクラブを使用する際の取り付け角度を考慮に入れたスイング(打球方向や距離など)に活かしたり、次のゴルフクラブの選定や自分専用のゴルフクラブ作りに活かすことができるようになる。
(第3のゴルフクラブと、その取付角度の設定方法)
図19から図22は、第3のゴルフクラブ31を示す側面図である。このゴルフクラブ31は、ヘッドChのネック3eに曲げ加工の可能な角度調節部Kが設けられている。角度調節部Kは、ヘッドChのネック3eに細径の部分Kを設けて曲げ加工し易くしている。なお、内部中空のパイプ状のものとして曲げ加工を容易にしても良い。したがって、ゴルフクラブ(パター)31のヘッドchを上記取付角度の設定器21の位置決め治具23に取り付け、ゴルファーにグリップ側シャフト32のグリップ2aを把持して鏡22に向かって構えてもらい、グリップ側シャフト32のヘッドChのネック3eに対する取付角を前記細径の角度調節部Kを曲げ加工して調節すると、前記測定結果に基づいた個人個人のゴルファーに最適な角度のゴルフクラブが出来上がる。なお、予め所定角度の傾斜角度θが細径の部分Kを利用して形成されて、曲げ加工し易くしている。
図19から図22は、第3のゴルフクラブ31を示す側面図である。このゴルフクラブ31は、ヘッドChのネック3eに曲げ加工の可能な角度調節部Kが設けられている。角度調節部Kは、ヘッドChのネック3eに細径の部分Kを設けて曲げ加工し易くしている。なお、内部中空のパイプ状のものとして曲げ加工を容易にしても良い。したがって、ゴルフクラブ(パター)31のヘッドchを上記取付角度の設定器21の位置決め治具23に取り付け、ゴルファーにグリップ側シャフト32のグリップ2aを把持して鏡22に向かって構えてもらい、グリップ側シャフト32のヘッドChのネック3eに対する取付角を前記細径の角度調節部Kを曲げ加工して調節すると、前記測定結果に基づいた個人個人のゴルファーに最適な角度のゴルフクラブが出来上がる。なお、予め所定角度の傾斜角度θが細径の部分Kを利用して形成されて、曲げ加工し易くしている。
ここで、上記角度調節部Kを有するヘッドChのネック3eは、図19に示すように、グリップ側シャフト32と一体連結可能なものでも良いが、図20(a)(b)に示すように、ヘッドChのネック3eに形成される穴3rに差し込むことが可能な連結部材K7として構成されるものや、図22に示すように、上記連結部材K7の頭部にナット8を取り付け上記グリップ側シャフトC2の先端側に形成したネジnと螺合して連結させる構造でも良い。また、図22に示すように、細径の部分(角度調節部)Kをカバーするように螺合用ソケット12を設けても良い。また、図21(a)(b)に示すように、ヘッドChのネック3eに形成される穴3rに差し込むことが可能な上記角度調節部Kをグリップ側シャフト32の先端側に設ける構成としても良い。第3のゴルフクラブ31のその他の構成は、前述の実施の形態のゴルフクラブ1,Cを適用でき、長さの違うシャフトで長さ調節したり、ゴルフクラブの取付角度の設定器11,21を使用して取付角度を設定したりすることが可能である。
(ゴルフクラブの角度調節部の曲げ加工器)
図26と図27は、ゴルフクラブの角度調節部の曲げ加工器51の図である。
本実施の形態の曲げ加工器51は、曲げ用の補助金具41を使用して、曲げ加工器51に取り付けられて曲げ加工される。ここで、使用される第4のゴルフクラブ41は、図20(a)に示す第3のゴルフクラブ31の応用例であり、図23に示すように、前記曲げ加工の可能な連結部材K8は、グリップ側シャフトの径よりも細く形成される角度調節部Kaと、この角度調節部Kaの前後にこれよりも太い太径部F1,F2を有し、ゴルフクラブ41のネック3eに設けられた穴3rに連結される。前記角度調節部Kaは、略U字状を呈して(U字溝或いはV字状溝)を呈してその前後の太径部F1,F2に向かって徐々に径が太くなる。したがって、角度調節部Kaから曲げるが、その曲げ加工の際の影響をその他の部分に及ぼさないように工夫されている。このような連結部材K8は、曲げ用の補助金具41を介して曲げ加工器51に装着されて曲げ加工される。
図26と図27は、ゴルフクラブの角度調節部の曲げ加工器51の図である。
本実施の形態の曲げ加工器51は、曲げ用の補助金具41を使用して、曲げ加工器51に取り付けられて曲げ加工される。ここで、使用される第4のゴルフクラブ41は、図20(a)に示す第3のゴルフクラブ31の応用例であり、図23に示すように、前記曲げ加工の可能な連結部材K8は、グリップ側シャフトの径よりも細く形成される角度調節部Kaと、この角度調節部Kaの前後にこれよりも太い太径部F1,F2を有し、ゴルフクラブ41のネック3eに設けられた穴3rに連結される。前記角度調節部Kaは、略U字状を呈して(U字溝或いはV字状溝)を呈してその前後の太径部F1,F2に向かって徐々に径が太くなる。したがって、角度調節部Kaから曲げるが、その曲げ加工の際の影響をその他の部分に及ぼさないように工夫されている。このような連結部材K8は、曲げ用の補助金具41を介して曲げ加工器51に装着されて曲げ加工される。
補助金具41は、図24と図25に示すように、金属製の円盤状を呈して、その中央に穴が形成されるとともに、中央から左右に開く構造であり、角度調節部Kの太径部F1を挟み込む。この円盤状の補助金具51は、着脱が容易な左右に開閉可能に構成されているが、差込式としても良い。そして、曲げ加工器51に装着されて固定される。また、補助金具41に、曲げ加工用の治具(棒状の金属部材)を差し込むための穴42が形成されており、この差し込み用の穴42に対して曲げ加工用の治具(図示せず)を差し込んで、曲げ加工器51に固定された状態の連結部材K8の曲げ加工をする。本実施の形態の補助金具41は、角度調節部Kの太径部F1を挟み込むものであるが、さらにシャフト32やネック側をカバーするような構造でも良い。
曲げ加工器51で曲げ加工するに際しては、上記連結部材K8をゴルフクラブ31に取り付けた状態、つまりネックを有するヘッドとグリップ側シャフトに連結した状態で曲げ加工することが好ましい。ネックを有するヘッドやグリップ側シャフトの一方側にのみ連結した状態で曲げ加工することも可能ではあるが、全体のバランスが失われるおそれがあるからである。曲げ加工器51は、補助金具41を固定する固定部53を備えると共に、固定された補助金具41を回転させる回転部54を備える。回転部54は、ハンドル操作55で回転部54を回転可能に構成され、固定状態のゴルフクラブの角度調整が可能に構成されている。また、曲げ加工器51は、グリップ側シャフト32を固定するシャフト固定部56を備えており、グリップ側シャフト32を固定した状態で曲げ加工できる。
そして、上記回転部54でハンドル操作して、ヘッド側を回転させるようにして、ヘッドのネック側を回転させて、補助金具41を介して角度調節部Kaの曲げ加工を行なう。補助金具41を介して角度調節部Kaの曲げ加工を行なうと、曲げ加工に伴う影響を角度調節部Ka以外に及ぶことを防止する。
そして、上記回転部54でハンドル操作して、ヘッド側を回転させるようにして、ヘッドのネック側を回転させて、補助金具41を介して角度調節部Kaの曲げ加工を行なう。補助金具41を介して角度調節部Kaの曲げ加工を行なうと、曲げ加工に伴う影響を角度調節部Ka以外に及ぶことを防止する。
ここで、上記角度調節部Kをゴルフクラブに取り付けた状態で曲げ加工することが可能である。また、ゴルフクラブの取付角度の設定器11,21で設定した後、その状態を維持したまま、上記角度調節部Kをゴルフクラブに取り付けた状態で曲げ加工することが可能である。
以上、本実施の形態では、ゴルフパターを例に説明したが、本発明は、ゴルフクラブ全般に適用可能である。
1,C,31 ゴルフクラブ(パター)、
2,C2,32 グリップ側シャフト、2a グリップ、2b 親指等を接触させる面、
3,Ch ヘッド、3a 打球面、3e ホーゼルの先端側(ネック)、3q 曲面部、
3r 穴、
4 第1の螺合用ソケット、
5 球形状部材、
6 第2の螺合用ソケット
7,17,K7,K8 連結部材、
8 第2の螺合用ソケット、
9 ナット、
10 螺合用ソケット(第3の螺合用ソケット)、
11,21 ゴルフクラブの取付角度の設定器、
23 位置決め治具、23a コ字状のフレーム、
24 左右側調節部、24a 固定部、24d 調節バー、
25 中央側調節部、25a 先端側狭持部、25b 長さ調節フレーム、
25c 連結軸、
12,22 鏡、
41 補助金具、42 差し込み用の穴、
51 曲げ加工器、
B ボール、
K 角度調節部(細径の部分)、
K1 第1の角度調節部、
K2 第2の角度調節部、
n ネジ、
S スタンス、
X Xライン
Y Yライン
O XラインとYラインの交差点
2,C2,32 グリップ側シャフト、2a グリップ、2b 親指等を接触させる面、
3,Ch ヘッド、3a 打球面、3e ホーゼルの先端側(ネック)、3q 曲面部、
3r 穴、
4 第1の螺合用ソケット、
5 球形状部材、
6 第2の螺合用ソケット
7,17,K7,K8 連結部材、
8 第2の螺合用ソケット、
9 ナット、
10 螺合用ソケット(第3の螺合用ソケット)、
11,21 ゴルフクラブの取付角度の設定器、
23 位置決め治具、23a コ字状のフレーム、
24 左右側調節部、24a 固定部、24d 調節バー、
25 中央側調節部、25a 先端側狭持部、25b 長さ調節フレーム、
25c 連結軸、
12,22 鏡、
41 補助金具、42 差し込み用の穴、
51 曲げ加工器、
B ボール、
K 角度調節部(細径の部分)、
K1 第1の角度調節部、
K2 第2の角度調節部、
n ネジ、
S スタンス、
X Xライン
Y Yライン
O XラインとYラインの交差点
Claims (15)
- ヘッドのネックとグリップ側シャフトとを連結するとともにヘッドのネックに曲げ加工の可能な細径の角度調節部を有する連結部材を設けて、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を前記角度調節部で曲げ加工して調節することを特徴とするゴルフクラブ。
- 前記曲げ加工の可能な角度調節部は、グリップ側シャフトの径よりも細く形成される細径部と、この細径部の前後にこれよりも太い太径部を有することを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブ。
- 前記連結部材は、ヘッドのネックとグリップ側シャフトに各々螺合して連結されるか、又は、ヘッドのネックとグリップ側シャフトに各々嵌合して連絡されることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブ。
- グリップ側シャフトと、ネックを有するヘッドと、グリップ側シャフトとヘッドのネックとを連結する連結部材を備え、グリップ側シャフトのネックに対する取付角を調節する第1の角度調節部と、第1の角度調節部による調整後のヘッドのネックとグリップ側の持ち手位置との取付角度を調節のための第2の角度調節部が設けられていることを特徴とするゴルフクラブ。
- 前記第1の角度調節部は、ヘッドのネックの先端部に設けられる球形状部材と、一端側が球形状部材に係止されながら回転可能に構成され、他端側内壁にネジが形成された第1の螺合用ソケットで構成され、上記連結部材との間で所定角度の角度調整が可能であり、前記第2の角度調節部は、前記連結部材に形成された第2の螺合用ソケットと、グリップ側シャフトの先端に形成されたネジとの間で所定角度の角度調整が可能なことを特徴とする請求項4記載のゴルフクラブ。
- 地面に設置される鏡と、この鏡に取り付けられ、ゴルフクラブのヘッドを位置決めする位置決め治具とを備え、前記鏡に前記ゴルフクラブのヘッドの打球面に沿ってYラインが施されているか、または、Yラインに直交するラインであってカップに向かうXラインが施され、前記位置決め治具は前記ゴルフクラブのヘッドの前記Yラインの側から挟む左右側調節部、及び/又は、前記ゴルフクラブのヘッドの前記Xラインの側の位置決めをする中央側調節部を備えることを特徴とするゴルフクラブの取付角度の設定器。
- 請求項6記載のゴルフクラブの取付角度の設定器を使用して、前記ゴルフクラブのヘッドを位置決め手段により位置決めしたときの前記XラインとYラインとの交差点に、ゴルファーの左右の目のうちの利き目のラインが位置するようにして構え、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角を測定することを特徴とするゴルフクラブのシャフト取付角度の設定方法。
- グリップ側シャフトがヘッドのネックから着脱自在で、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角が調節可能なゴルフクラブを使用して、ヘッドを外した状態で、地面に設置される鏡に着脱自在に取り付け、ゴルファーがグリップ側シャフトのグリップを把持して鏡に向かって構えて、ゴルフクラブのシャフトの取付角度を調節することを特徴とするゴルフクラブの取付角度の設定器。
- 前記鏡に、前記ヘッドの打球面に沿ってYラインが施されるとともに、Yラインに直交するラインであってカップに向かうXラインが施されていることを特徴とする請求項3記載のゴルフクラブの取付角度の設定器。
- グリップ側シャフトがヘッドのネックから着脱自在で、グリップ側シャフトのヘッドのネックに対する取付角が調節可能なゴルフクラブを使用して、ヘッドを外した状態で、地面に設置される鏡に着脱自在に取り付け、グリップ側シャフトのグリップを把持して鏡に向かって構えて、ゴルフクラブのシャフトの取付角度を調節することを特徴とするゴルフクラブの取付角度の設定方法。
- ゴルファーの左右の目のうちの利き目の垂直下に、前記ゴルフクラブのヘッドの打球面が位置するように構えることを特徴とする請求項5又は6記載のゴルフクラブのシャフト取付角度の設定方法。
- グリップ側シャフトのグリップが長さ調節可能に構成されるか、又は、長さの異なるグリップ側シャフトを複数本配しておき、ゴルフクラブの取付角度を調節する際に、ゴルフクラブのシャフト長さを調節することを特徴とする請求項5又は6記載のゴルフクラブの取付角度の設定方法。
- グリップ側シャフトのグリップが長さ調節可能に構成されるか、又は、長さの異なるグリップ側シャフトを複数本配しておき、ゴルフクラブの取付角度を調節する際に、ゴルフクラブのシャフト長さを調節することを特徴とする請求項5又は6記載のゴルフクラブの取付角度の設定方法。
- 請求項1ないし3のいずれか1項記載の角度調節部の曲げ加工器であり、ヘッドのネックとグリップ側シャフトを前記角度調節部を介して連結させた状態で曲げ加工するに際して、これらを固定した状態でヘッドのネック部を回転させる回転部を有することを特徴とするゴルフクラブの角度調節部の曲げ加工器。
- 前記角度調節部をその外側から固定する補助金具を備え、該補助金具を固定することを特徴とする請求項14記載のゴルフクラブの角度調節部の曲げ加工器。
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USD795770S1 (en) | 2015-07-10 | 2017-08-29 | Daiwa Kasei Industry Co., Ltd. | Clip for vehicle |
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USD795770S1 (en) | 2015-07-10 | 2017-08-29 | Daiwa Kasei Industry Co., Ltd. | Clip for vehicle |
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