JP2009056799A - 高分子ハウジングと移動バーとを有するリングバインダー機構 - Google Patents

高分子ハウジングと移動バーとを有するリングバインダー機構 Download PDF

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Abstract

【課題】金属表面がハウジングの露出面として露呈されないリングバインダー機構を、提供すること。
【解決手段】リングバインダー機構は、高分子材料で形成された細長いハウジングを備えている。ハウジングは、中央部と、該中央部のそれぞれの側縁に沿って下方に延びる側壁部と、を有する。側壁部の間には、リング支持材が、配置され、ハウジングに対して移動可能なようにハウジングに支持されている。複数のリングの各々は、第1リング部材と第2リング部材とを含む。第1リング部材は、閉位置と開位置との間を移動可能なように、リング支持材に取り付けられている。制御機構がハウジングに対し移動可能に備えられている。制御機構は、リング支持材の動きを阻止することによって、第1リング部材を閉位置に、解除可能にロックするよう、構成されている。制御機構は、ハウジングに対して並進的に移動する移動バーを備えている。移動バーは、リング支持材と係合してその移動を阻止するためのロック要素を、備えている。
【選択図】図14

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2007年8月31日に出願された米国仮出願第60/969,403号に基づく優先権を主張するものであり、引用によりその全体がここに組み入れられるものとする。
本発明は、ルーズリーフ頁を保持するためのリングバインダー機構に関し、より具体的には、少なくとも一部が高分子材料より構成されたハウジング、を有するリングバインダー機構に、関する。
リングバインダー機構は、孔が打ち抜かれたページなどのルーズリーフ頁を、ファイルやノートに保持するものである。それは、ページを保持するためのリング部材を有する。該リング部材は、選択的に、ページを追加しまたは取り去るために開くことも、ページを保持しかつページをリング部材に沿って移動させるよう閉じることもできる。リング部材は、回動軸の周りに結合された二枚の隣接するヒンジプレート上に、取り付けられている。
ハウジング(典型的には金属で、細長い形状を有する)は、その内部にヒンジプレートを密接することなく支持しており、また、ヒンジプレートがハウジングに対して枢動可能なようにヒンジプレートを結合して固定している。ハウジングは、略円弧形状の断面を有しており、ヒンジプレートをハウジング内に固定するための下縁部が曲げられたリムを備えている。ヒンジプレートは、円弧形状の上部の壁から離間した、開いた底部を、横切って延出しており、リング部材は、ハウジングの切欠部もしくは開口部を通って延出している。
変形していないハウジングは、ヒンジプレートが同一面内にあるとき(180度をなすとき)のヒンジプレート二枚分の幅より僅かに狭くなっている。したがって、ヒンジプレートがこの位置で枢動すると、それにより、弾力性のあるハウジングの側壁部が外側に向かって変形し、ヒンジプレートを同一面内にある状態から脱するよう付勢するバネ力が、ハウジング内に生成され、リング部材を開くよう又は閉じるよう作用する。このように、リング部材が閉じられているときは、バネ力がヒンジプレートの動作を抑止してリング部材を結合させて固定する。同様に、リング部材が開いているときは、バネ力がリングを開いたまま固定する。使用者は、典型的には手でリング部材を押し広げるか、又は閉じ合わせることによって、このバネ力を克服する。ハウジングの片側又は両側に、リング部材を開位置と閉位置との間で移行させるためのレバーを備えてもよい。
リング機構には、リング部材が閉じている場合にはヒンジプレートの枢動を阻止するロック機構、を備えたものが、ある。このロック機構は、閉じられたリング部材を、結合させておくよう力を加えて固定しており、リング機構を誤って落下させても不意に開いてしまわないようになっている。例えば、ロック機構は、調節スライド上に組み付けられ、該調節スライドは、それに取り付けられたロック要素がヒンジプレートの枢動を阻止するロック位置と、該ロック要素がヒンジプレートの枢動を阻止しない開放位置と、の間を、ハウジングに対して移動可能となっている。
従来、ハウジングは、ファイル又はノートに対し、その開いた底部が該ファイル又はノートに対向するように、取り付けられている。すなわち、ヒンジプレートは、ハウジングの上部プレートに覆われている。このような構造により、全体的に堅固な金属表面が、ハウジングの露出面として露呈されている。
この露出面には、ニッケル含有材料のめっきが施されていることが多いが、この材料に過敏な人々も存在する。加えて、金属の表面に、特に該表面がニッケルめっきされている場合に、印刷されたものが定着するように印刷を行うことは、困難及び/又は高コストである。ニッケルめっき工程は、更に、リングバインダー機構の製造において環境及び労働上の有害な問題を起こす恐れもある。
一態様における本発明は、ルーズリーフ頁を保持するためのリングバインダー機構を提供する。該機構は、概略的には、高分子材料で形成された細長いハウジングを備えている。該ハウジングは、中央部と、該中央部のそれぞれの側縁に沿って下方に延びる側壁部と、を有する。前記高分子のハウジングの前記側壁部の間には、リング支持材が、配置され、前記ハウジングに対して移動可能なように、前記ハウジングに支持されている。前記機構は、また、前記ルーズリーフ頁を保持するための複数のリングを備えている。各々の前記リングは、第1リング部材と第2リング部材とを含む。前記第1リング部材は、閉位置と開位置との間を前記リング支持材とともに前記ハウジングに対し移動可能なように、前記リング支持材に取り付けられている。前記閉位置において、前記第1リング部材及び第2リング部材は、前記リングによって保持された前記ルーズリーフ頁が該リングに沿って一方の前記リング部材から他方の前記リング部材へと移動させることができるよう、実質的に連続した閉じたループを形成する。前記開位置において、前記第1リング部材及び第2リング部材は、前記リングに前記ルーズリーフ頁を追加したり抜き取ったりできるよう、不連続で開いたループを形成する。前記リング支持材を移動させるため、制御機構が前記ハウジングに対して移動可能に備えられている。前記制御機構は、前記リング部材を前記開位置へと移動させる前記リング支持材の動きを、阻止することによって、前記第1リング部材を前記閉位置に、解除可能にロックするよう、構成されている。前記制御機構は、前記ハウジングに対して並進して移動可能な移動バーを、備えている。該移動バーは、前記リング支持材と係合して該リング支持材の移動を阻止するためのロック要素を、備えている。
その他の特徴は、以下の記述において、あるものは自明となり、あるものは指摘されるであろう。
全ての図面において、相当する参照符号は、相当する構成要素を示す。
図面を参照すると、図1〜図16は、リングバインダー機構の一つの実施形態を示し、その全体は符号100で示される。図1において、機構100は、全体が符号10で示されるノートに取り付けられた状態で、表されている。具体的には、機構100は、ノート10の裏表紙12に、ノート10の背表紙14にほぼ隣接し且つそれに並ぶように、リベット113により、取り付けられている。リベット113は、ハウジング102の対向する両端部に設けられた、取り付け用開口123を、通って延びている。ノート10の表表紙16は、背表紙14に蝶番状につながっており、機構100によってノート10内に保持されているルーズリーフ頁(図示せず)を選択的に覆うか開陳するために、可動となっている。ノートに他の方法で(例えば背表紙上に)取り付けられた、又はノート以外の表面(例えばファイル)に取り付けられた、リングバインダー機構も、本発明の範囲を逸脱するものではない。取り付けられていない状態のリングバインダー機構も、また、本発明の範囲内に含まれる。
図2〜図9を参照して述べると、本実施形態の機構100は、一対のヒンジプレート128(広義にはリング支持材)及び二つのリングを支持する、全体として符号102で示すハウジングを、備えており、二つのリングには、それぞれ符号104が共通して付されている。ハウジング102は、中央部148と側壁部150とを備えた細長い形状を有しており、側壁部150は、ハウジングの長さ分だけ互いに離間している長手方向の両端部140、142のほぼ間で、中央部のそれぞれの側縁に沿って、略垂直な平面をなして下方に延びている。図1に示す実施形態では、中央部は、側壁部150と交差する方向に下方に(例えば45度の角度をなして)傾斜した肩部149を、有する。中央部148及び側壁部150の、このような構成により、ハウジングは、図14〜図16に示すごとく、端部140、142の間で概略凹面状の断面形状を呈している。
ハウジング102の長手方向の一方の端部140には、機構100を操作するのに用いる制御機構(全体として符号118で示す)の一部をなす作動レバー130を取り付けるための取り付け部141が、下記のように設けられている。図示された実施形態においては、取り付け部141は、長手方向に延びる短いコの字型の部材であり、その対向する側壁に、金属ピン132を通すための、ハウジングの長手方向軸を横切る軸に沿って延びる開口141Aがそれぞれ形成され、金属ピン132に作動レバー130が枢動可能に取り付けられている。本発明の範囲内で、他の取り付け方法も可能であることは、当然である。ハウジング102の長手方向の反対側の端部142は、閉じられていて丸味のある、又はなだらかな形状となっており、そのため、例えばユーザーの手や衣服などの物体がハウジングの端部に誤って引っ掛かる可能性が、低くなっている。他の形状も、たとえ開いた形状であっても、本発明の範囲から逸脱しない。リベット113のための取り付け用開口123、又はハウジング102をノート10に固定する他の手段は、ハウジング102の両端部140、142の近傍に配置されている。図示された実施形態においては、例えば、取り付け用開口123は、ハウジング102の中央部148から下方に突出する管体122を貫通して形成されている。
ハウジング102の一方の側壁部150は、その下端に至るまで下方に延びて形成された複数の切欠部144Aを、有する。ハウジング102には、切欠部144Aとほぼ対向する位置(例えば、ハウジング102の他方の側壁部150と中央部148との交点にほぼ相当する位置)に複数の開口部144Bが形成されている。切欠部144Aとは異なり、本実施形態の開口部144Bは、それが形成された側壁部150の下端まで延びていない。切欠部144Aと開口部144Bとは、対をなすよう配置されている。リング104のそれぞれは、一対のリング部材124を含み、その一方のリング部材は、切欠部144Aの一つを通って延び、他方のリング部材は、対向する開口部144Bを貫通して延びている。切欠部144Aによって、収容されるべきリング部材124が回転することなくハウジング内に向かって上向きにスライドすることで切欠部144Aに収容可能となっており、それ故、リング機構の組み立てが容易である。切欠部144Aに比べ、側壁部150の下端まで延びていない開口部144Bを採用することは、ハウジング102の剛性を高めることに資する。本発明の範囲を逸脱することなく、リング104を収容するために切欠部と開口部との他の組み合わせをハウジングに設けることが可能であるのは、当然である(全てが各側壁部の下端まで延びている切欠部である構成や、全てが各側壁部の下端まで延びていない開口部である構成も含む)。
ハウジング102は、弾力性のある高分子材料で形成されている。図示された実施形態においては、管体122及び取り付け部141は、ハウジング102と一体に成型されている。ただし、これらは、別途形成してハウジングに取り付けてもよい。ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)は、疲労による劣化に対する耐性が特に高く、ここで説明するとおり、ハウジングの形成に用いた場合に多数の使用サイクルに耐え得ることが本発明者により発見されたことから、好適な高分子材料の一例である。一つの実施形態において、高分子材料は、少なくとも約5kJ/mの衝撃強度を有する。ハウジング102は、高分子材料で形成されるので、様々な色で製作が容易であり、色別に使い分けるノートに有用である。加えて、所望の場合には、印刷テキスト(浮き彫りであれ彫り込みであれ)を成型又は他の方法で構造体に形成することができる。更に、高分子材料は、ニッケルめっきを必要とせず(リングバインダーに金属のハウジングを用いる場合は通常施されるが)、したがって、ニッケルに過敏な人々にも受け入れられる。図示された実施形態の場合では、ハウジング102全体が一体物として成型される。しかしながら、ハウジングは、一体でない要素を含んでもよく、また、後にハウジングを形成するため組み合わされる多数の部品から製作するなどの他の方法で形成してもよく、これらは、本発明の範囲を逸脱しない。
図示された実施形態において、ハウジング102の高さは、約8.5〜18.5mmの範囲であればよく、ハウジングの開いた底部の幅は、約17〜45mmの範囲にあればよい。その場合、ハウジング102の平均肉厚(例えば側壁部150の厚さT1、肩部149の厚さT2、及び肩部の間の中央部148の厚さT3)は、それぞれ、約1.2〜約1.8mmの範囲であればよい(図16)。側壁部150、肩部149、及び肩部の間の中央部148の、それぞれの平均肉厚T1、T2、T3は、ほぼ同じである。本発明の一つの実施形態において、側壁部150の肉厚T1、肩部149の肉厚T2、及び肩部の間の中央部148の肉厚T3は、それらの全体にわたって、約1.2〜約1.8mmの範囲にある。別の実施形態では、側壁部150の肉厚T1、肩部149の肉厚T2、及び肩部の間の中央部148の肉厚T3は、約1.2〜約1.8mmの範囲にあり、それらの全体にわたって実質的に均一である。
変形していないハウジング102の側壁部150は、連結されたヒンジプレート128が中心ヒンジ154上を枢動して同一面内に位置した状態にあるときの、ヒンジプレート128の両側の外縁部156間の距離より、ごく僅かに短い距離だけ、互いに離間している。したがって、操作時にヒンジプレート128が枢動することによるハウジング102の変形は、著しく低減される。例えば一つの構成において、開いた底部の幅は、開く操作の際に、約0.8〜1.8mmの範囲でしか増加しない。図12に示すように、複数のヒンジプレート支持部160が、ハウジング102の側壁部150から内側に向かって突出している。ヒンジプレート支持部は、ハウジング102の側壁部150とともに一体に成型される。ヒンジプレート支持部160は、リングバインダー機構100の作動中にヒンジプレートをハウジング102内に保持するべく、連結されたヒンジプレート128の外縁部156と係合可能である。図14〜図16について述べると、図示された実施形態におけるヒンジプレート支持部160は、ハウジングの側壁部150から内側に向かって横向きに延びる支持面162を形成する楔形の形状をなしている。楔形のヒンジプレート支持部160は、支持面162から、ハウジング102の中央部148から遠ざかる方向に、テーパ状となっている。支持面162は、ハウジングの側壁部150に対して殆ど直角である。一つの実施形態においては、支持面162は、少なくとも僅かに下方に傾斜しつつ、側壁部150から内側に向かって延びている。本実施形態では、支持面162と側壁部150とは90度より大きい(例えば約100度)角度A1(図13A)をなしている。本発明の範囲内において、支持面162と側壁部150との角度が100度より大きくてもよいことは、当然である。
図3、図5、図9、及び図11に示すとおり、図示された実施形態によるヒンジプレート支持部160は、ハウジング102の側壁部150のそれぞれに複数形成されている。ヒンジプレート支持部160は、ハウジング102に沿って長手方向に分布している。例えば本実施形態において、ヒンジプレート支持部160は、ハウジングの長手方向の両端部140、142に隣接する位置に、及びリング104用の切欠部/開口部144A、144Bに隣接する位置に、好適に配置されている。図示された実施形態においては、側壁部150上にヒンジプレート支持部160が重なる箇所における、リング104のための開口部144A、144Bと合致する位置に、空隙164が形成されており、リングバインダー機構100の組み立て時にリング部材124がヒンジプレート支持部の間を通過できるようになっている。更に、付加的なヒンジプレート支持部160が、リング104間のほぼ中央に配置されている。ヒンジプレート支持部の構造及び数、隣り合うヒンジプレート支持部間の距離、及び、ヒンジプレート支持部の長手方向の長さは、本発明の範囲内で変更が可能である。
上記の通り、本実施形態のリング支持材は、一対のヒンジプレート128を含み、それらは、互いにほぼ線対称の形状をなしている。ヒンジプレート128のそれぞれは、全体に細長く扁平で矩形状であり、図3に示すとおり、ハウジング102より長さがやや短い。ヒンジプレート128は、それぞれの長手方向の内縁部に沿って並列した状態で互いに連結されており、ヒンジプレートをお互いに対して枢動可能にするための枢軸を有する中心ヒンジ154が、形成されている。この構造は、当該分野で従来既知の方法で好適に達成できる。互いに連結されたヒンジプレート128は、ハウジング102の両側壁部150の間に、ヒンジプレートの外縁部156がヒンジプレート支持部160より上部の側面と係合するように、配置され、ヒンジプレート支持部160は、連結されたヒンジプレート128をハウジング内に保持している。後述するように、ハウジング102内でヒンジプレート128が枢動する際には、中心ヒンジ154のハウジングに対する上下動、及びヒンジプレートの外縁部156の、ハウジングの側壁部150に対する回動が、伴って起こる。
ヒンジプレート128は、ハウジング102の作動レバー130とは反対側の端部142に隣接するリベット113の挿入を、妨げない程度に、短くなっている。ハウジング102の他方の端部140では、ヒンジプレートに開口129が形成されており、それを通って、作動レバー130に隣接する管体122及びリベット113が、延びている。管体122は、ハウジング102を支持するため、ノート10と係合可能となっている。所望であれば、機構100をノート10又は他の構造物と結合させるため、追加のリベットを使用できるよう(例えばハウジングの両端部140、142の中点付近に)、同様にして、更に開口を形成してもよい。
図示された実施形態におけるヒンジプレート128は、ハウジング102ほど長くはないが、その長さLHPは、ハウジングの長さLHの半分よりは長い(図9)。ヒンジプレート128は、約0.6〜1.6mmの厚さをもつ弾力性のある金属(例えば鋼材)を用いて、好適に製作できる。ヒンジプレート128は、ハウジング102より相当高い剛性を有する。ヒンジプレート128の高い剛性により、ヒンジプレートを介して力(例えば、リングを開閉するためにヒンジプレートに加えられた力)を効率よく伝達することが容易となる。
リング104は、ノート10内で、リングバインダー機構100に載置されたルーズリーフ頁(図示せず)を保持するものである。リングバインダー機構100の二つのリング104は、実質的に同じで、各々の形状は略円形である。リング104は、それぞれ、好適な材料(例えば鋼材)からなる既知の円筒形の棒材から形成された、略半円形の二つのリング部材124を、含む。リング部材124は、それらが合体して閉じたときに互いに食い違うことなく結合するように形成された自由端126を、有する。リングは、当該分野で既知の通りD字型でもよく、また、本発明の範囲内で他の形状としてもよい。異なる材料で形成されたリング部材、あるいは異なる断面形状、例えば楕円形の断面を持つリング部材を有するリングバインダー機構も、本発明の範囲から逸脱するものではない。同様に、ハウジングによって支持されるリングの数は、本発明の範囲内で変更が可能である。
各々のリング104における一方のリング部材124は、互いに連結されたヒンジプレート128の一方に取り付けられており、当該リングの他方のリング部材は、反対側のヒンジプレートに取り付けられている。リング部材124は、それぞれ、切欠部/開口部144A、144Bを通って延びており、自由端126がハウジング102の上部で互いに対向するように、配置されている。リング部材124は、ルーズリーフ頁をリングバインダー機構100に追加したり抜き取ったりできる開位置(図4、図5)と、対応するリング部材124の自由端126が結合してその時点でリング104上にあるルーズリーフ頁を全てリングバインダー機構内に保持する閉位置(図1〜図3)と、の間を、移動可能である。
図示された実施形態において、リング部材124は当該分野で既知のとおりヒンジプレート128に強固に結合されており、ヒンジプレートが枢動するとそれに伴ってリング部材も動く。図示されたリングバインダー機構100においては、各リング104のリング部材124が二つのヒンジプレート128の一つにそれぞれ取り付けられ、ヒンジプレート128の枢動に伴って動くようになっているが、各々のリングが一つの可動なリング部材と一つの固定されたリング部材とを有する機構(例えば、各々のリングの一方のリング部材だけがヒンジプレートに取り付けられ、他方のリング部材は例えばハウジング102に取り付けられた、機構)も、本発明の範囲を逸脱するものではない。
制御機構118は、ヒンジプレート128(リング支持材)を作動させるべく、ハウジング102に対して可動となっている。図示された実施形態では、制御機構118は、作動レバー130と、(例えば図13に示すような直接枢着方式で)作動レバーに連結された移動バー170とを、作動レバー130を介してハウジング102内を長手方向に移動バーが並進するよう、含んでいる。本実施形態の作動レバー130には、チャネル133が形成されており、そこに、開口141Aから挿入された金属ピン132がはめ込まれ、作動レバー130が、ユーザーによって図13の円弧状の矢印で示すようにハウジングに対して枢動させられるよう、取り付け可能となっている。移動バー170のハンドル186が、作動レバーに形成されたもう一つのチャネル136に、はめ込まれ、作動レバー130の枢動によって、図13の水平矢印で示すとおり、移動バー170をハウジング102の略長手方向に並進的に移動させる(例えば、移動バーを作動レバー側へ引き寄せる)ようになっている。
制御機構118は、リング部材124したがってリング104を、開位置に移行させるのに必要なヒンジプレート128の動作を阻止することによって、閉位置に、解除可能にロックするよう、構成されている。図6及び図13に示すように、本実施形態の移動バー170は、その大部分の長さにわたって延びる細長いバー171と、該バーの上に設けられ、リングを開く方向へのヒンジプレートの枢動を阻止するためにヒンジプレート128と係合する、複数のロック要素172と、を含む。本実施形態のロック要素172は、傾斜した肩部174を含み、これは、移動バー170がハウジング102に対して図13に示す位置にある場合にヒンジプレート128と係合してその枢動を阻止する、略水平な平坦部177に、向かって、細長いバー171から遠ざかるように延びている。ロック要素172は、また、平坦部177の、傾斜した肩部174とは反対側に、先端部184を有する。
作動レバー130の枢動によって移動バー170が移動すると、平坦部177は、連結されたヒンジプレート128に形成された開口176に、はまり込み、それにより、平坦部177は、もはや、ヒンジプレートの枢動を阻止しなくなる。作動レバー130の枢動によって、ヒンジプレート128も、また、リング104を開位置と閉位置との間を移行させるよう枢動する。図3、図5、図6に示すように、図示された実施形態のヒンジプレート128は、ヒンジプレートを連結している中心ヒンジ154に隣接する指部158を、有する。指部158は、ヒンジプレート128の端部から長手方向に突出しており、作動レバー130に形成された収容部134に収容され、その結果、作動レバーを枢動させるよう加えられた力は、ヒンジプレートの指部に加えられ、指部は、ハウジング内で上下動することとなる。本実施形態の指部158は、ヒンジプレート128の部品159の一部であり、これは、ヒンジプレート128の他の部分より(例えばスタンピング成型によって)隆起しており、それ故、指部158が収容部134と合致しやすくなっている。作動レバー130によってヒンジプレート128の指部158がハウジング102内で上下動すると、連結されたヒンジプレート128の外縁部156は、ハウジングの側壁部150に密接せずに収容され、その結果ヒンジプレートがハウジングに対して枢動するに至る。
リングを開く動作中、移動バー170の長手方向の移動は、ヒンジプレートが枢動を起こす前に平坦部177がヒンジプレートの開口176にはまり込むよう、ヒンジプレート128の枢動に先行せねばならないことは、理解されるであろう。同様に、移動バー170の閉位置(図13)に戻る長手方向の移動に先立って、ヒンジプレート128が閉位置に復帰せねばならない。ヒンジプレート128及び移動バー170の動作の、このような順序立ては、リング104の開閉動作中にロストモーションが生じるよう、一つ以上のヒンジプレート128、作動レバー130、及び移動バー170を構成することによって、好適に達成できる。例えば、一つ以上のヒンジプレート128、作動レバー130、及び移動バー170は、細長いバー171がハウジング内で長手方向に動いているときには変形し、それにより、平坦部177が開口176にはまり込むまでヒンジプレート128の枢動を遅らせるよう構成することができる。
本実施形態の作動レバー130は、例えば、ヒンジ作用部138(図13)を有するよう構成され、これにより、作動レバーが変形しやすくなり、そのため、リング104を開く動作中に、ヒンジプレート128の指部158を収容した収容部134が動くのに先立って、移動バー170のハンドル186を収容したチャネル136が動く。同様に、ヒンジ作用部138によってリング104を閉じる際に作動レバーが変形しやすくなり、その結果、移動バー170のハンドル186を収容したチャネル136が動くのに先立って、ヒンジプレートの指部158を収容した収容部134が動くことになる。
本実施形態の移動バー170は、また、その細長いバー171とハンドル186との間に配置されたヒンジ領域178を、含む。このヒンジ領域178によって、移動バー170が変形しやすくなり、それ故、リング104を閉じる動作中には細長いバー171が動くより先にハンドル186が動くこととなり、ロック要素172及びヒンジプレート128の、順序だった動作が、達成される。ヒンジ領域178は、また、細長いバー171と交差する軸の周りに屈曲するよう、構成されている。
ヒンジ領域は、本発明の範囲を逸脱せずに、様々な形態で製作できるが、図示された実施形態のヒンジ領域178の対向する端部における厚さは、図13に示すとおり、移動バー170の厚さより薄い。更に、ヒンジ領域178は、移動バー170の長手方向に沿って湾曲しており、ハウジング102の中央部148から遠ざかるように湾曲している。加えて、図6に示すように、ヒンジ領域178は、ヒンジ領域の対向する端部の間の部分をなす薄い側面アーム192の間に、細長い開口190を有しており、これにより、ヒンジ領域が屈曲しやすくなっている。
細長いバー171の横幅より広い横幅をそれぞれ有する複数のパッド175が、細長いバーの長手方向に離間して形成され、ハウジング102(例えばハウジングの中央部148の下側)にスライド当接可能に設けられている。図示された実施形態のロック要素172は、細長いバー171に沿って、パッド175と同一の位置に配置されている。パッド175は、細長いバー171より幅が広いため、パッドによって移動バー170の歪み抵抗が増す(例えば、ロック要素172がヒンジプレート128の動作を阻止する位置にあるときにリング104を開こうとする力が加えられた場合)。また、パッド175は、ロック要素172がヒンジプレート128の枢動を阻止するときに加えられた負荷を、ハウジングの中央部148のより広い領域にわたって分散させることができる。
作動レバー130及び/又は移動バー170は、高分子材料で形成されている。例えば、作動レバー130及び/又は移動バーは、ハウジング102と同じ(又は類似の)高分子材料で形成されている。一つの実施形態では、作動レバー130及び移動バー170は、ナイロン又はPOM(ポリオキシメチレン)のいずれかで形成されている。図示された実施形態のロック要素172は、移動バー170の他の部分とともに、一体に形成されている。ロック要素172には、(例えば移動バー170の製作のため様々の成型プロセスの使用が容易となるよう)空洞部182を任意に形成してもよい。但し、ロック要素は、別途に製作して、移動バーに取り付けてもよく、これも、本発明の範囲に含まれる。
機構100が作動していないとき、リング部材124及びヒンジプレート128は、通常、それぞれの閉位置にある(図13)。この位置では、ロック要素172がヒンジプレート128の動きを阻止しており、それにより、リング104を閉位置に保持している。この位置では、ロック要素172がヒンジプレート128の動きを阻止しているので、ハウジング102は、リング104を閉位置に保持するために実質的なバネ力を発生させる必要がない。
図13に関して述べると、ユーザーが作動レバー130を矢印の方向に枢動させたとき、移動バーのハンドル186を収容しているチャネル136の円弧状の動きにより、移動バー170は作動レバーに向かって引き寄せられる。ヒンジプレート128及び/又は作動レバー130は、ロック要素172の平坦部177が対応する開口176にはまり込めるよう変形し、それによって、ヒンジプレート(及びリング部材124)が、閉位置を脱して図13の矢印の方向に枢動することが可能となる。作動レバー130は、ヒンジ作用部138が変形することにより、ロック要素172の初期抵抗を受けて変形し、そのため、ヒンジプレート128の上方への枢動は、移動バー170がロック要素172を開口176内に移動させるまで遅延することになる。
同様に、リング104を閉じる場合、ユーザーは、作動レバー130を図13の矢印と反対の方向に枢動させてヒンジプレート128の指部158をハウジング内で下方に移動させ、それにより、ヒンジプレートは図13の矢印と反対方向に枢動する。作動レバー130のこの枢動は、移動バー170を(図13Aの向きにおいて)左側へ動かそうとする力を生む。しかし、ヒンジプレート128が実質的にはまだ枢動していないため、この動きは初めは阻止される。移動バー170は、ヒンジ領域178が弾力的に湾曲可能なので、その長さにおいて有効に収縮するが、より重要な点として、作動レバー130が枢動を継続することが可能である。したがって、移動バー170が実質的に静止している間に、ヒンジプレート128は、下方に枢動することができる。ヒンジプレート128が、ロック要素172の肩部174を越えるに充分な距離だけ下方に移動すると、移動バーのヒンジ領域178の弾力性によって、移動バー及びロック要素が、図13に示すヒンジプレートの後方のロック位置へと付勢される。先端部184が、開口176の辺縁部でヒンジプレート128と係合し、それにより、移動バー170の左方への移動が制限され、移動バーは、僅かに変形した形状で保持され、それにより、閉位置及びロック位置において、移動バーの動きは阻止される。
ロック要素172は、リング104を開こうとするヒンジプレート128の動きを阻止しているので、リング104を繰り返し開閉することによるハウジングの塑性変形の結果、ハウジングからヒンジプレート128に対して加えられるバネ力が低下しても、悪影響は少ない。また、側壁部150は、連結されたヒンジプレート128の両側の外縁部156間の距離にほぼ等しい距離だけ互いに離間しているので、ハウジング102からは殆どバネ力は加わっておらず、言い換えれば、ハウジング102はリング104が開閉する際にさほどの変形を蒙らず、それ故、高分子ハウジング102が塑性変形する可能性は低くなっている。更に、リングバインダー機構100の様々な特徴を組み合わせることによって、ヒンジプレートを開位置又は閉位置に付勢する他のバネ部材を供給することが不要となり、リング機構を製作するコストを低減することができる。
図17は、リングバインダー機構の第二の実施形態を表し、全体として符号200で示す。下記の点を除き、リングバインダー機構200は、上記のリングバインダー機構100と実質的に同じである。違いの一つは、各リング204の一方のリング部材224aは略半円形であるのに対し、同じペアの他方のリング部材224bは実質的に直線をなす傾斜部225を含み、且つハウジング202から側方へ、半円形のリング部材224aよりも遠くへ延びていることである。更に、半円形のリング部材224aとは異なり、実質的に直線をなす傾斜部225を有するリング部材224bは、ヒンジプレート228の外縁部256を迂回し、ヒンジプレートの下側からそれに向かって上方に延びている。当業者は、このようなリング204を、D字型リングとしての特徴を備えたものと、認識するであろう。
図19及び図22を参照すると、第二の実施形態による移動バー270は、上記の移動バー170と僅かに異なっている。具体的には、移動バー270は、ハンドル286に最も近いロック要素272に隣接して、減肉部分で形成されたヒンジ領域278を有する。移動バー270は、リング部材224a、224bを閉じたときにヒンジ領域278で屈曲することができ、それによって、ヒンジプレート228が枢動している間もロック要素272の動きを遅らせることができる。図22に関して述べると、例えば、第二の実施形態200の作動レバー230は、上記の作動レバー130(図13)と異なる形状を有するが、第一の実施形態100のヒンジ作用部138と同じ機能を遂行するべく変形するヒンジ作用部238を有する。作動レバー230は、押しボタン方式のようにレバーを押し下げることによってリング部材224a、224bを開くことができるような構造・機構を備えている。また、図22に示すように、ハウジング202の端部240に形成された取り付け部241は、ハウジングの中央部248より上方に向かって角度が付けられ、ハウジングの終端となっている。これによって、ハウジング202の端部240に更なる余地が生じるので、作動レバー230がリング204を開くため使用されたとき、移動バー270のハンドル286とヒンジ領域278との間の部分が、ハウジング内で上方に枢動することが容易となる。
図23〜図25は、全体として符号300で示される、本発明によるリングバインダー機構の第三の実施形態を表し、これは、下記の点を除いて、上記のリングバインダー機構200と実質的に同じである。違いの一つは、ハウジング302及びヒンジプレート328が、上記の実施形態200のそれらよりかなり短いことである。また、上記の実施形態100、200が3組のリングを有するのに対し、リングバインダー機構300は2組のみのリング304を有する。図25に最も良く示されるように、各リング304のリング部材324は、互いに対称形である。リング部材324は、いずれも、自身が固定されているヒンジプレート328の外縁部356を迂回し、ヒンジプレートの下側からそれに向かって上方に伸びている。リング部材324は、ハウジング302から側方に外向きに延び、比較的急な上方への屈曲部313が形成されている。リング部材324は、屈曲部313から上方に延びつつ緩やかに内側に湾曲し、比較的平坦な、リング304の頂部315を、形成している。
図26〜図28は、本発明によるリングバインダー機構の第四の実施形態を表し、全体として符号400で示す。この実施形態400は、下記の点を除いて、第二の実施形態200及び第三の実施形態300と実質的に同じである。違いの一つは、本実施形態では、ハウジング402及びヒンジプレート428が比較的長いことである。更に、機構400は、リングをそれぞれ2つ又は3つしか持たない上記の実施形態100、200、300とは異なり、4つのリング404を有する。リング404は、第一の実施形態100に関して述べたリング部材124と実質的に同様な形状の、リング部材424で、形成されている。したがって、リング404は、図28に示すとおり、略円形の外観を有する。
本明細書中でリングバインダー機構の構成要素を述べる場合、冠詞はその構成要素が一つ以上あることを示すべく意図されている。「備える」、「含む」、「有する」、及びそれらの変形である用語は、包括的であるべく意図されており、挙げられた構成要素以外の追加の要素があり得ることを意味する。また、「上方に」、「下方に」、及びそれらの変形である用語の使用、又は他の方向や向きを表す用語の使用は、便宜的なものであり、その部品の特定の向きを要求するものではない。
上記に対して本発明の範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であるので、上記の記述に含まれ且つ添付の図面に示された、あらゆる事項は、例示的であって限定的な意味を持たないと解釈されるべく、意図されている。
ノートに取り付けられた、本発明によるリングバインダー機構の一実施形態の、斜視図である。 図1に示すリングバインダー機構の拡大斜視図である。 図1及び図2に示すリングバインダー機構の、機構の底部を見るのに適した位置から見た拡大斜視図である。 図1〜図3に示すリングバインダー機構の、リングが開いた状態であること以外はそれぞれ図2、図3と同様の、拡大斜視図である。 図1〜図3に示すリングバインダー機構の、リングが開いた状態であること以外はそれぞれ図2、図3と同様の、拡大斜視図である。 図1〜図5に示すリングバインダー機構の分解斜視図である。 リングバインダー機構の移動バーの側面図である。 図1〜図6に示すリングバインダー機構の側面図である。 図1〜図7に示すリングバインダー機構の上面図である。 図1〜図8に示すリングバインダー機構の下面図である。 図1〜図9に示すリングバインダー機構のハウジングの斜視図である。
図10に示すハウジングの、底部を見るのに適した位置から見た、別の斜視図である。 図10及び図11に示すハウジングの下面図である。 図1〜図9に示すリングバインダー機構の、一部の、図8の13−13線を含む平面に沿った、拡大断面図である。 図13と同様の断面図であるが、リングバインダー機構が開位置から閉位置へと移行する状態を示す。 図1〜図9及び図13に示すリングバインダー機構の、図8の14−14線を含む平面に沿った、拡大断面図である。 リングが開いた状態であること以外は図14と同様の、断面図である。 図10〜図12に示すハウジングの断面図である。 本発明によるリングバインダー機構の第二の実施形態の斜視図である。 図17に示すリングバインダー機構の下面図である。 図17及び図18に示すリングバインダー機構の移動バーの斜視図である。
図17及び図18に示すリングバインダー機構の、図18の20−20線を含む平面に沿った、断面図であり、リングが閉位置にある状態を示す。 図17及び図18に示すリングバインダー機構の、図18の20−20線を含む平面に沿った、断面図であり、リングが開位置にある状態を示す。 図17、図18、図20、及び図21に示すリングバインダー機構の、一部の、図17の22−22線を含む平面に沿った、拡大断面図である。 本発明によるリングバインダー機構の第三の実施形態の斜視図である。 図23に示すリングバインダー機構の下面図である。 図23及び図24に示すリングバインダー機構の、図24の25−25線を含む平面に沿った、断面図である。 本発明によるリングバインダー機構の第四の実施形態の斜視図である。 図26に示すリングバインダー機構の下面図である。 図26及び図27に示すリングバインダー機構の、図27の28−28線を含む平面に沿った、断面図である。

Claims (15)

  1. ルーズリーフ頁を保持するためのリングバインダー機構であって、
    高分子材料で形成されており、中央部と、該中央部のそれぞれの側縁に沿って下方に延びる側壁部と、を有する、細長いハウジングと、
    前記高分子のハウジングの前記側壁部の間に配置され、前記ハウジングに対して移動可能なように前記ハウジングに支持された、リング支持材と、
    前記ルーズリーフ頁を保持するための複数のリングと、
    制御機構と、を備えており、
    各々の前記リングは、第1リング部材と第2リング部材とを含んでおり、
    前記第1リング部材は、閉位置と開位置との間を、前記リング支持材とともに前記ハウジングに対して移動可能なように、前記リング支持材に取り付けられており、
    前記閉位置において、前記第1リング部材及び第2リング部材は、前記リングによって保持された前記ルーズリーフ頁が該リングに沿って一方の前記リング部材から他方の前記リング部材へと移動させることができるよう、実質的に連続した閉じたループを形成しており、
    前記開位置において、前記第1リング部材及び第2リング部材は、前記リングに前記ルーズリーフ頁を追加したり抜き取ったりできるよう、不連続で開いたループを形成しており、
    前記制御機構は、前記リング支持材を移動させるため、前記ハウジングに対して移動可能であり、
    前記制御機構は、前記リング部材を前記開位置へと移動させる前記リング支持材の動きを、阻止することによって、前記第1リング部材を前記閉位置に、解除可能にロックするよう、構成されており、
    前記制御機構は、前記ハウジングに対して並進して移動可能な移動バーを備えており、
    該移動バーは、前記リング支持材と係合して該リング支持材の移動を阻止するためのロック要素を、備えている、
    ことを特徴するリングバインダー機構。
  2. 前記移動バーは、高分子材料で形成されている、
    請求項1に記載のリングバインダー機構。
  3. 前記移動バーは、複数のロック要素を備えており、
    該ロック要素は、移動バーと一体に、高分子材料からなる一部品として形成されている、
    請求項2に記載のリングバインダー機構。
  4. 前記移動バーは、その大部分の長さにわたって延びる細長いバーと、細長いバーの長手方向に離間しており、且つ、ハウジングにスライド当接可能に設けられた、複数のパッドと、を備えており、
    該パッドは、前記細長いバーの幅より広い幅をそれぞれ有している、
    請求項3に記載のリングバインダー機構。
  5. 前記ロック要素は、前記細長いバーに沿って、前記パッドと同一の位置に、配置されている、
    請求項4に記載のリングバインダー機構。
  6. 前記移動バーは、該移動バーの長手方向の延長線と交差する軸の周りに屈曲するよう構成された、ヒンジ領域を、含んでいる、
    請求項2に記載のリングバインダー機構。
  7. 前記ヒンジ領域は、その対向する端部における厚さが、前記移動バーの前記ヒンジ領域に隣接する部分の厚さより薄い、
    請求項6に記載のリングバインダー機構。
  8. 前記ヒンジ領域は、前記移動バーの長手方向に沿って湾曲しており、前記ハウジングから遠ざかるように湾曲している、
    請求項7に記載のリングバインダー機構。
  9. 前記ヒンジ領域は、その中に細長い開口を含んでいる、
    請求項8に記載のリングバインダー機構。
  10. 前記リング支持材は、概略並列関係に配置され且つお互いに対して枢動可能なようにヒンジ結合された、一対の金属のヒンジプレートを、備えており、
    該金属のヒンジプレートの長さは、前記ハウジングの長さの半分より大きい、
    請求項2に記載のリングバインダー機構。
  11. 前記ヒンジプレートには、前記第1リング部材が前記開位置にあるときに前記ロック要素を収容する開口が、形成されている、
    請求項10に記載のリングバインダー機構。
  12. 前記制御機構は、前記ハウジングの概略長手方向端部に枢動可能に取り付けられたレバーを、備えており、
    前記ヒンジプレートの少なくとも一つは、該ヒンジプレートの端部からその長手方向に突出しており且つ前記レバーから前記ヒンジプレートに力を伝達するために前記レバーに収容される、指部を、含んでいる、
    請求項10に記載のリングバインダー機構。
  13. 前記レバーは、金属のヒンジピンによってハウジングに取り付けられている、
    請求項12に記載のリングバインダー機構。
  14. 前記ハウジングには、該ハウジングを他の構造体と結合するための固定具を、収容するために、該ハウジングから突出する管体が、形成されている、
    請求項1に記載のリングバインダー機構。
  15. カバーと組み合わされており、前記カバー上に取り付けられており、該カバーは、前記リングバインダー機構によって保持されたルーズリーフ頁を選択的に覆い且つ開陳するために動くことが可能なように、ヒンジ構造となっている、
    請求項1に記載のリングバインダー機構。
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