JP2009056468A - 管台内面水冷方法及び栓 - Google Patents

管台内面水冷方法及び栓 Download PDF

Info

Publication number
JP2009056468A
JP2009056468A JP2007223360A JP2007223360A JP2009056468A JP 2009056468 A JP2009056468 A JP 2009056468A JP 2007223360 A JP2007223360 A JP 2007223360A JP 2007223360 A JP2007223360 A JP 2007223360A JP 2009056468 A JP2009056468 A JP 2009056468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
water
cooling method
discs
stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007223360A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5203653B2 (ja
Inventor
Minoru Hamada
実 濱田
Kazuhiko Kamo
鴨  和彦
Takayuki Irie
隆之 入江
Yukie Shimazu
幸英 嶋津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2007223360A priority Critical patent/JP5203653B2/ja
Publication of JP2009056468A publication Critical patent/JP2009056468A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5203653B2 publication Critical patent/JP5203653B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

Landscapes

  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)

Abstract

【課題】局部的に管台及び配管内面に水を満たすことが可能な管台内面水冷方法及び栓を提供する。
【解決手段】容器10の上部に位置する管台12の内面と、該管台12と接続する配管14の内面とを冷却する管台内面水冷方法において、前記管台12の内面に栓16をし、該栓16に前記管台12及び配管14内部に水17を供給する水供給ホース18と、前記管台12及び配管14内部から水17を排水する水回収ホース19を接続し、前記水17の温度を調節して前記管台12及び配管14内面を局部的に冷却した。
【選択図】図1

Description

本発明は、管台内面水冷方法及び栓に関する。
配管や管台周溶接部の内面に引張残留応力がある場合、材質と内部の水環境によっては応力腐食割れ(SCC)が発生することがある。この対策として、管台外面にレーザを照射し、外面と内面との温度差により生じる組成ひずみにより、内面の引っ張り残留応力を圧縮側に改善するレーザ照射残留応力改善工法が知られている。
このレーザ照射残留応力改善工法では、レーザの出力が高い条件下で施工すると、外面と内面の温度差が確保できるため、応力改善の効果が得られる。一方、内面を水で冷却することで、内面の温度を水の沸点以上に上昇させないことで、レーザ出力を下げるという条件を選定することも可能である。
図7は、管台が上部に位置する容器の構造を示した図である。図7に示すように、管台71は通常配管72で系統とつながっており、管台71内面を水冷しようとすれば、配管72内面に水74を満たす必要がある。このため、配管72に栓をして管台周溶接部73のみに水を満たす方法が考えられる。なお、配管72内に水74を満たし水冷する方法については触れられていないが、配管72内に風線状隔壁体を用いて栓をする方法の一例が下記特許文献1に開示されている。
特開平10−24367号公報
しかしながら、図7に示すような、容器70の上部に取り付けられた管台71では、管台71及び配管72内面の局部にのみに水74を満たすことが困難な場合がある。
以上のことから、本発明は、局部的に管台及び配管内面に水を満たすことが可能な管台内面水冷方法及び栓を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係る管台内面水冷方法は、
容器の上部に位置する管台の内面と、該管台と接続する配管の内面とを冷却する管台内面水冷方法において、
前記管台の内面に栓をし、
該栓に前記管台及び配管内部に水を供給する水供給ホースと、前記管台及び配管内部から水を排水する水回収ホースを接続し、
前記水の温度を調節して前記管台及び配管内面を局部的に冷却する
ことを特徴とする。
したがって、前記容器の上部に取り付けられているために、前記水を前記管台及び前記配管内に満たすことが困難な場合でも、前記管台及び前記配管内面を前記水で冷却しながらレーザ照射残留応力改善工法を施工することができる。
上記の課題を解決するための第2の発明に係る管台内面水冷方法は、第1の発明に係る管台内面水冷方法において、前記栓は、2枚の円板の間に伸縮性を有するシール材を挟み込み、前記2枚の円板の間隔を調整するボルトを設置し、該ボルトを締めることにより前記2枚の円板の距離を縮めることで前記シール材が前記管台内面に張り出すことを特徴とする。
したがって、前記ボルトを締めるだけで、前記管台の内面から容易に前記栓を設置することができ、前記ボルトを緩めるだけで、前記管台の内面から容易に前記栓を取り外すことができる。
上記の課題を解決するための第3の発明に係る管台内面水冷方法は、第1の発明に係る管台内面水冷方法において、前記栓は、2枚の円板の間に空気を供給することで膨らむバルーン材を挟み込み、前記2枚の円板の間隔を固定するスペーサと、前記バルーン材に空気を供給する空気供給ホースを設置し、該空気供給ホースから空気を供給することで前記バルーン材が前記管台内面に張り出すことを特徴とする。
したがって、前記バルブを操作するだけで、容易に前記栓を管台の内面に設置又は前記管台の内面にから取り外すことができる。
上記の課題を解決するための第4の発明に係る管台内面水冷方法は、第1の発明から第3の発明のいずれかひとつに係る管台内面水冷方法において、前記水回収ホースの前記栓側の先端に水位を一定に保つための管を設置し、前記水位は、前記管台及び前記配管外面の加熱範囲以上、且つ、前記管台及び前記配管内面が100℃まで到達するのが最小範囲となるようにすることを特徴とする。
したがって、前記水回収ホースから水が出ていることを確認することで、前記管を突き出した水位まで水が満たされていることがわかる。また、レーザ照射で暖められた前記水が前記管台内面上方に対流して移動してくるため、前記水回収ホースから暖かい水を優先的に排水することができる。
上記の課題を解決するための第5の発明に係る管台内面水冷方法は、第1の発明に係る管台内面水冷方法において、前記管台の上側に開口がある場合、前記開口から空気を供給することで膨らむバルーンを挿入し、該バルーンにより前記管台内面に栓をすることを特徴とする。
したがって、前記容器内での作業無しで、前記容器上部の前記管台付け根部内面に前記バルーンを設置することができる。
上記の課題を解決するための第6の発明に係る管台内面水冷方法は、第2の発明に係る管台内面水冷方法において、前記栓を前記管台内面に取付けるための栓取付け竿と、前記ボルトを回転させるためのフレキシブルシャフトを用意し、前記栓取付け竿により前記栓を前記管台内面に配置し、前記フレキシブルシャフトにより前記ボルトを締めることを特徴とする。
したがって、前記容器の中に人が入りにくい条件下(高温、高放射線、高所等)でも、前記容器外から前記栓を容易に取り付けることができる。
上記の課題を解決するための第7の発明に係る栓は、2枚の円板と、該2枚の円板間に挟み込まれる伸縮性を有するシール材と、前記2枚の円板の間隔を調整するボルトとを備えることを特徴とする。
上記の課題を解決するための第8の発明に係る栓は、2枚の円板と、該2枚の円板間に挟み込まれる空気を供給することで膨らむバルーン材と、前記2枚の円板の間隔を固定するスペーサと、前記バルーン材に空気を供給する空気供給ホースとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、容器及び配管の内面全部に水を満たすことなく、管台及び配管内面を水により局部的に冷却することが可能となる。
本発明に係る管台内面水冷方法の種々の実施形態について、図1〜図6を用いて説明する。なお、図1は本発明の第1の実施形態に係る管台内面水冷方法を示した図、図2は本発明の第2の実施形態に係る管台内面水冷方法における栓の構造を示した図、図3は本発明の第3の実施形態に係る管台内面水冷方法における栓の構造を示した図、図4は本発明の第4の実施形態に係る管台内面水冷方法を示した図、図5は本発明の第5の実施形態に係る管台内面水冷方法を示した図、図6は本発明の第6の実施形態に係る管台内面水冷方法を示した図である。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明に係る管台内面水冷方法の第1の実施形態について説明する。本実施形態に係る管台内面水冷方法は、容器にマンホール等の人が出入りできる開口部がある場合、管台取付部の内面に栓を設置し、この栓には水の供給ホースと排水ホースを取り付けておき、レーザ照射時の熱で管台内面の水が過度に上昇しないように、内部の水の供給と入れ替えができるようにすることを特徴とする。
次に、本実施形態に係る管台内面水冷方法について説明する。図1に示すように、容器10の上部には開口11があり、この開口11は上方に向けて円筒状の突出部が形成されている。この突出部を管台12という。また、容器10には、人が出入りできるマンホール13が形成されている。容器10の上方には円筒状の配管14が配置されており、配管14の下端部は管台12の上端部と接合しており、この接合部を周溶接して結合されている。この周溶接した部分を周溶接部15という。
本実施形態では、容器10上部の開口11に栓16をし、この栓16に管台12及び配管14内に水17を供給する水供給ホース18と、管台12及び配管17内の水17を排出する水回収ホース19を取り付ける。そして、周溶接部15にレーザを照射する際に、水供給ホース18から管台12及び配管14内に水17を供給して管台12及び配管14内面を局部的に冷却する。さらに、水回収ホース19から暖まった水を排出し、水供給ホース18から冷たい水を供給することで、水17の温度が上昇しすぎないように調整する。
以上のように、本実施形態によれば、容器10の上部に取り付けられているために、管台12及び配管14内に局部的に水17を満たすことが困難な場合でも、管台12及び配管14内面を局部的に水17で冷却しながらレーザ照射残留応力改善工法を施工することができる。
〔第2の実施形態〕
以下、本発明に係る管台内面水冷方法の第2の実施形態について説明する。本実施形態に係る管台内面水冷方法は、第1の実施形態における栓の容易な設置方法として、2枚の円板の間に伸縮性を有するシール材(ポリウレタン等)を挟み込み、ボルトで締めて円板間の距離を縮めることで、シール材が管台内面に張り出し、水を溜めるための栓となることを特徴とする。
次に、本実施形態に係る管台内面水冷方法について説明する。なお、栓以外の容器及び配管等の構造は第1の実施形態と同様であるためここでの説明は省略する。図2に示すように、本実施形態に係る栓16は、管台12の内径よりも径の小さい2枚の円板20,21を用意し、この2枚の円板20,21の間に伸縮性を有するシール材22を挟み込んでいる。上下の円板20,21には中央に孔が空けられており、この孔にボルト23が下方から挿入されている。
上側の円板20にはボルト23に対応する位置にナット24が溶接されており、このナット24にボルト23が螺合している。そして、このボルト23を締めることでシール材22が管台12内面に張り出して径が大きくなり、ボルト23を緩めることでシール材22が元に戻り径も元に戻る。なお、図2においては、水供給ホース18及び水回収ホース19の図示は省略しているが、実際には第1の実施形態と同様に水供給ホース18及び水回収ホース19は設置される。
以上のように、本実施形態によれば、ボルト23を締めるだけで、管台12の内面から、容易に栓16を設置することができ、ボルト23を緩めるだけで、管台12の内面から、容易に栓を取り外すことができる。
〔第3の実施形態〕
以下、本発明に係る管台内面水冷方法の第3の実施形態について説明する。本実施形態に係る管台内面水冷方法は、第1の実施形態における栓の容易な設置方法として、スペーサで距離を固定化された2枚の円板でバルーン材を挟み込み、バルーン材に空気を供給することで、バルーン材が管台内面に張り出し、水を溜めるための栓となることを特徴とする。
次に、本実施形態に係る管台内面水冷方法について説明する。なお、栓以外の容器及び配管等の構造は第1の実施形態と同様であるためここでの説明は省略する。図3に示すように、本実施形態に係る栓16は、管台12の内径よりも径の小さい2枚の円板30,31を用意し、この2枚の円板30,31の間隔を固定するスペーサ32を溶接する。
2枚の円板30,31の間には空気を供給することで膨らむバルーン材33を挟み込む。バルーン材33には、空気を供給するための空気供給ホース34を接続する。空気供給ホース34には、バルーン材33に空気を供給する空気供給状態と、バルーン材33から空気を排出する空気排出状態とを切り換えることができるバルブ35が取り付けられている。
そして、このバルブ35を空気供給状態とすることでバルーン材33内に空気が供給されてバルーン材33が管台12内面に張り出して径が大きくなり、空気排出状態とすることでバルーン材12が元に戻り径も元に戻る。なお、図3においては、水供給ホース18及び水回収ホース19の図示は省略しているが、実際には第1の実施形態と同様に水供給ホース18及び水回収ホース19は設置される。
以上のように、本実施形態によれば、バルブ35を操作するだけで、容易に栓16を管台12の内面に設置又は管台12の内面から取り外すことができる。
〔第4の実施形態〕
以下、本発明に係る管台内面水冷方法の第4の実施形態について説明する。本実施形態に係る管台内面水冷方法は、第1の実施形態における管台内面水冷方法において、さらに、水回収ホースから管を管台内面に突き出し、この管の突き出し長さは、管台及び配管内面の水冷が必要な水位までとし、この水位は、レーザ照射により加熱される管台及び配管外面の加熱範囲以上で、かつ、管台及び配管内面が100℃まで到達するのが最小範囲となるようにすることを特徴とする。
次に、本実施形態に係る管台内面水冷方法について説明する。なお、水回収ホースに設置される管以外の容器及び配管等の構造は第1の実施形態と同様であるためここでの説明は省略する。
本実施形態においては、管台12及び配管14内面に水が満たされていることが、溶接部内面の温度上昇を抑制するのに必要である。しかし、管台12及び配管14外面からは管台12及び配管14内の所望の水位に水が満たされていることは確認できない。このため、図4に示すように、本実施形態では、水回収ホース19の先端に管40を取り付ける。この管40により、管台12及び配管14内部の水17の水位は常に一定の状態に保たれる。そして、Aで示すように水位は、Bで示すレーザ照射により加熱される管台12及び配管14外面の加熱範囲以上で、かつ、管台12及び配管14内面が100℃まで到達するのが最小範囲となるようにする。
以上のように、本実施形態に係る管台内面水冷方法によれば、水回収ホース19から水が出ていることを確認することで、管40を突き出した水位まで水17が満たされていることがわかる。また、レーザ照射で暖められた水が管台12及び配管14内部上方に対流して移動してくるため、水回収ホース19から暖かい水を優先的に排水することができる。
〔第5の実施形態〕
以下、本発明に係る管台内面水冷方法の第5の実施形態について説明する。本実施形態に係る管台内面水冷方法は、管台の上側に弁等の開口が存在し、この開口を利用できる場合は、開口からバルーンを管台付け根部内面に挿入し、空気を供給することで栓とすることを特徴とする。
次に、本実施形態に係る管台内面水冷方法について説明する。図5に示すように、容器10の上部には開口11があり、この開口11は上方に向けて円筒状の突出部が形成されている。この突出部を管台12という。容器10の上方には円筒状の配管14が配置されており、配管14の下端部は管台12の上端部と接合しており、この接合部を周溶接して結合されている。この周溶接した部分を周溶接部15という。また、配管14の上部には、開口である弁50が形成されている。
本実施形態では、弁50からバルーン51を配管14及び管台12内に挿入する。バルーン51には、空気を供給するための空気供給ホース52を接続する。空気供給ホース52には、バルーン51に空気を供給する空気供給状態と、バルーン51から空気を排出する空気排出状態とを切り換えることができるバルブ53が取り付けられている。
そして、このバルブ53を空気供給状態とすることでバルーン51内に空気が供給されてバルーン51が管台12内面に張り出して径が大きくなり、空気排出状態とすることでバルーン51が元に戻り径も元に戻る。容器10上部の開口11内でバルーン51に空気を供給して膨らませ、容器10上部の開口11付近に栓をする。
なお、バルーン51が所定の位置に設置されるように、予めバルーン51の設置位置までの距離と、バルーン51設置時の空気供給ホース52の配管14内の長さを計測しておく必要がある。また、光ファイバ等を用いてバルーン51が所定の位置に正しく設置されているか確認することで所定の位置に確実にバルーン51を設置することも可能である。
以上のように、本実施形態によれば、容器10内での作業無しで、容器10上部の開口11内にバルーン51を設置することができる。
〔第6の実施形態〕
以下、本発明に係る管台内面水冷方法の第6の実施形態について説明する。本実施形態に係る管台内面水冷方法は、第2の実施形態における管台内面水冷方法において、さらに、容器内に入ることなくマンホールの外から栓を設置し、栓本体は竿にて管台の設置位置に取り付け、ボルトはフレキシブルシャフトを使用してマンホールの外から回転させることを特徴とする。
次に、本実施形態に係る管台内面水冷方法について説明する。なお、容器及び配管並びに栓等の構造は第2の実施形態と同様であるためここでの説明は省略する。図6(a)に示すように、角度調整機構61を有する栓取付け竿60の先端に栓を取り付ける。栓取付け竿60は角度調整機構61の屈曲具合を調節しておくことで、容易に栓16を設置することができる。
また、図6(b)に示すように、ボルト23には、フレキシブルシャフト62のボルト把持部63を取り付ける。フレキシブルシャフト62のボルト把持部63と反対側の端部には、ハンドル64が取付けられており、ハンドル64を回すことによりボルト23を回転させることができる。
そして、栓取付け竿60により容器10上部の開口11内に栓16を位置させた後に、フレキシブルシャフト64のハンドル64をボルト23を締める方向に回すことにより、ボルト23を締めて栓16を固定する。
以上のように、本実施形態によれば、容器10の中に人が入りにくい条件下(高温、高放射線、高所等)でも、容器10外から栓16を容易に取り付けることができる。
本発明は、例えば、原子力プラントの加圧器管台のレーザ照射残留応力改善工法における管台内面水冷方法及び栓に適用することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る管台内面水冷方法を示した図 本発明の第2の実施形態に係る管台内面水冷方法における栓の構造を示した図 本発明の第3の実施形態に係る管台内面水冷方法における栓の構造を示した図 本発明の第4の実施形態に係る管台内面水冷方法を示した図 本発明の第5の実施形態に係る管台内面水冷方法を示した図 本発明の第6の実施形態に係る管台内面水冷方法を示した図 管台が上部に位置する容器の構造を示した図
符号の説明
10 容器
11 開口
12 管台
13 マンホール
14 配管
15 周溶接部
16 栓
17 水
18 水供給ホース
19 水回収ホース
20,21,30,31 円板
22 シール材
23 ボルト
24 ナット
32 スペーサ
33 バルーン材
34,52 空気供給ホース
35,53 バルブ
40 管
50 弁
51 バルーン
60 栓取付け竿
61 角度調整機構
62 フレキシブルシャフト
63 ボルト把持部
64 ハンドル

Claims (8)

  1. 容器の上部に位置する管台の内面と、該管台と接続する配管の内面とを冷却する管台内面水冷方法において、
    前記管台の内面に栓をし、
    該栓に前記管台及び配管内部に水を供給する水供給ホースと、前記管台及び配管内部から水を排水する水回収ホースを接続し、
    前記水の温度を調節して前記管台及び配管内面を局部的に冷却する
    ことを特徴とする管台内面水冷方法。
  2. 請求項1に記載の管台内面水冷方法において、
    前記栓は、
    2枚の円板の間に伸縮性を有するシール材を挟み込み、前記2枚の円板の間隔を調整するボルトを設置し、
    該ボルトを締めることにより前記2枚の円板の距離を縮めることで前記シール材が前記管台内面に張り出す
    ことを特徴とする管台内面水冷方法。
  3. 請求項1に記載の管台内面水冷方法において、
    前記栓は、
    2枚の円板の間に空気を供給することで膨らむバルーン材を挟み込み、前記2枚の円板の間隔を固定するスペーサと、前記バルーン材に空気を供給する空気供給ホースを設置し、
    該空気供給ホースから空気を供給することで前記バルーン材が前記管台内面に張り出す
    ことを特徴とする管台内面水冷方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の管台内面水冷方法において、
    前記水回収ホースの前記栓側の先端に水位を一定に保つための管を設置し、
    前記水位は、前記管台及び前記配管外面の加熱範囲以上、且つ、前記管台及び前記配管内面が100℃まで到達するのが最小範囲となるようにする
    ことを特徴とする管台内面水冷方法。
  5. 請求項1に記載の管台内面水冷方法において、
    前記管台の上側に開口がある場合、前記開口から空気を供給することで膨らむバルーンを挿入し、該バルーンにより前記管台内面に栓をする
    ことを特徴とする管台内面水冷方法。
  6. 請求項2に記載の管台内面水冷方法において、
    前記栓を前記管台内面に取付けるための栓取付け竿と、前記ボルトを回転させるためのフレキシブルシャフトを用意し、
    前記栓取付け竿により前記栓を前記管台内面に配置し、前記フレキシブルシャフトにより前記ボルトを締める
    ことを特徴とする管台内面水冷方法。
  7. 2枚の円板と、
    該2枚の円板間に挟み込まれる伸縮性を有するシール材と、
    前記2枚の円板の間隔を調整するボルトと
    を備える
    ことを特徴とする栓。
  8. 2枚の円板と、
    該2枚の円板間に挟み込まれる空気を供給することで膨らむバルーン材と、
    前記2枚の円板の間隔を固定するスペーサと、
    前記バルーン材に空気を供給する空気供給ホースと
    を備える
    ことを特徴とする栓。
JP2007223360A 2007-08-30 2007-08-30 管台内面水冷方法 Active JP5203653B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007223360A JP5203653B2 (ja) 2007-08-30 2007-08-30 管台内面水冷方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007223360A JP5203653B2 (ja) 2007-08-30 2007-08-30 管台内面水冷方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012005856A Division JP5357986B2 (ja) 2012-01-16 2012-01-16 管台内面水冷方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009056468A true JP2009056468A (ja) 2009-03-19
JP5203653B2 JP5203653B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=40552701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007223360A Active JP5203653B2 (ja) 2007-08-30 2007-08-30 管台内面水冷方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5203653B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54107463A (en) * 1978-02-10 1979-08-23 Sekisui Chem Co Ltd Production of internal coated flanged steel pipe
JPS589786A (ja) * 1981-07-08 1983-01-20 Hitachi Ltd 配管系の溶接部の熱処理方法
JPS62158572A (ja) * 1986-01-08 1987-07-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ステンレス鋼管表面付着物の溶接時の変形防止方法
JPH0470285U (ja) * 1990-10-24 1992-06-22
JPH1086012A (ja) * 1996-09-13 1998-04-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 可搬式鞍型管台開先加工装置
JPH1194172A (ja) * 1997-09-25 1999-04-09 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 小口径管管台
WO2007116532A1 (ja) * 2006-04-11 2007-10-18 Ihi Corporation 溶接継手部の保全装置及び保全方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54107463A (en) * 1978-02-10 1979-08-23 Sekisui Chem Co Ltd Production of internal coated flanged steel pipe
JPS589786A (ja) * 1981-07-08 1983-01-20 Hitachi Ltd 配管系の溶接部の熱処理方法
JPS62158572A (ja) * 1986-01-08 1987-07-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ステンレス鋼管表面付着物の溶接時の変形防止方法
JPH0470285U (ja) * 1990-10-24 1992-06-22
JPH1086012A (ja) * 1996-09-13 1998-04-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 可搬式鞍型管台開先加工装置
JPH1194172A (ja) * 1997-09-25 1999-04-09 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 小口径管管台
WO2007116532A1 (ja) * 2006-04-11 2007-10-18 Ihi Corporation 溶接継手部の保全装置及び保全方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5203653B2 (ja) 2013-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2798489A1 (en) Steam generator heating tube repair means and repair method
BRPI0503134B1 (pt) Método de formação de uma chapa de tubo laminada
KR20140097448A (ko) 절충식 유입/배출 파이프 수리 방법
JP5203653B2 (ja) 管台内面水冷方法
JP2009122100A (ja) 炉心スプレーライン肘部溶接継手を補修するための装置および方法
JP2008175314A (ja) 締め付け具および継手
JP5021041B2 (ja) 管継手の構造一体性を確保するための機械的アセンブリ
JP6264991B2 (ja) ステーブクーラの管路の補修器具および補修方法
EP2147439B1 (fr) Pressuriseur de centrale nucléaire à eau sous pression
JP5357986B2 (ja) 管台内面水冷方法
JP6679548B2 (ja) 脱硫装置
JP6682339B2 (ja) 低温貯槽用伸縮管の装着方法及び低温貯槽用伸縮管
JP2008195975A (ja) 配管残留応力改善方法および高周波加熱装置
CN210372494U (zh) 一种水暖管道用补偿器
KR102281417B1 (ko) 스프레이 파이프의 설치 방법
US4488515A (en) Hydraulic column choke and reamer
WO2011029180A1 (en) Rigid air valve
KR200447611Y1 (ko) 배관 보호용 어댑터
KR102664616B1 (ko) 내진 및 누수 방지를 위한 지중 배수관 연결 유니트를 갖는 단지 내 맨홀
JP3686010B2 (ja) 消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置
JP3962497B2 (ja) 炉心スプレイ系配管の交換方法
JP5785982B2 (ja) 機械的な接続器および方法
KR101980890B1 (ko) 동파방지장치
JP2013522616A (ja) 原子炉流体ダクト用、特に蒸気発生器底部排水管用の遮断装置
EP0718073B1 (en) System and method for sleeving a heat transfer tube belonging to a nuclear heat exchanger

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100409

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120515

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120704

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130214

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5203653

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3