JP2009056256A - 内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の内部空間に対して水密に仕切られた第2の内部空間側のピンホール検査を、第1の内部空間側のピンホール検査と同時に一回で簡潔に行うことができる内視鏡を提供すること。
【解決手段】外壁において外部に対し水密にシールされた内視鏡の内部空間が、内部隔壁13により第1の内部空間11と第2の内部空間12とに水密に仕切られて、外部に対して開閉可能な栓体14が第1の内部空間11の外壁部に設けられた内視鏡において、第1の内部空間11側から第2の内部空間12側へは両内部空間11,12内の圧力差が一定以上になると流体が通過して、第2の内部空間12側から第1の内部空間11側への流体の通過は阻止する内部空間逆止弁15を、内部隔壁13部に設けた。
【選択図】 図1

Description

この発明は内視鏡に関する。
内視鏡は一般に、使用後に洗浄液等に浸漬して洗浄消毒することができるように、外壁において外部に対し水密にシールされている。
しかし、それだけの構成では、オートクレーブ(高温高圧蒸気滅菌)処理が行われた時に、比較的軟弱な外装部材や内蔵されている配管類等を通して侵入してくる蒸気により、内蔵電気部材が劣化したり漏電現象が発生する等の不具合を引き起こすおそれがある。
そこで、従来の内視鏡においては、内視鏡の内部空間を、軟弱な外装部材で被覆されていたり配管類が内蔵されていたりする第1の内部空間と、電気部材が配置された第2の内部空間とに水密に仕切っている(例えば、特許文献1、2)。
特開2000−107120 特開2005−237819
内視鏡の外壁にピンホール等があると、滅菌消毒時に内視鏡の内部空間に洗浄液や蒸気が大量に侵入して重大な故障が発生する原因になる。そこで、内部空間に加圧空気を注入して内視鏡内の圧力変化を計測することによりピンホール検査が行われる。そこで、従来の内視鏡においては、加圧空気を注入する際に開放することができる栓体が第1の内部空間の外壁部に設けられている。
しかし、第2の内部空間は、第1の内部空間に対して完全に水密に仕切られているため、ピンホール検査を行うことができない。かといって、第2の内部空間側のピンホール検査を行うために第2の内部空間側にも栓体を設けると、複数の内部空間のピンホール検査を個別に行う必要があるので極めて煩雑なことになってしまう。
本発明は、第1の内部空間に対して水密に仕切られた第2の内部空間側のピンホール検査を、第1の内部空間側のピンホール検査と同時に一回で簡潔に行うことができる内視鏡を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡は、外壁において外部に対し水密にシールされた内視鏡の内部空間が、内部隔壁により第1の内部空間と第2の内部空間とに水密に仕切られて、外部に対して開閉可能な栓体が第1の内部空間の外壁部に設けられた内視鏡において、第1の内部空間側から第2の内部空間側へは両内部空間内の圧力差が一定以上になると流体が通過して、第2の内部空間側から第1の内部空間側への流体の通過は阻止する内部空間逆止弁を、内部隔壁部に設けたものである。
なお、内視鏡の外壁として、柔軟性が相違する複数種類の外装部材が用いられていて、そのうちの最も柔軟性のある外装部材は第1の内部空間のみを被覆して第2の内部空間を被覆しないように配置されているとよく、最も柔軟性のある外装部材が、内視鏡の挿入部の先端近傍に形成された湾曲部を被覆するゴムチューブであってもよい。
また、第1の内部空間の外壁部に、第1の内部空間側から外部へは圧力差が一定以上になると流体が通過して、外部から第1の内部空間側への流体の通過は阻止する外部連通逆止弁が設けられていてもよい。
本発明によれば、第1の内部空間側から第2の内部空間側へは両内部空間内の圧力差が一定以上になると流体が通過して、第2の内部空間側から第1の内部空間側への流体の通過は阻止する内部空間逆止弁を、内部隔壁部に設けたことにより、第1の内部空間に対して水密に仕切られた第2の内部空間側のピンホール検査が、第1の内部空間側のピンホール検査を行う際に同時に行われるので、両内部空間のピンホール検査を一回で簡潔に行うことができる。
外壁において外部に対し水密にシールされた内視鏡の内部空間が、内部隔壁により第1の内部空間と第2の内部空間とに水密に仕切られて、外部に対して開閉可能な栓体が第1の内部空間の外壁部に設けられた内視鏡において、第1の内部空間側から第2の内部空間側へは両内部空間内の圧力差が一定以上になると流体が通過して、第2の内部空間側から第1の内部空間側への流体の通過は阻止する内部空間逆止弁を、内部隔壁部に設ける。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、内視鏡10を略示しており、外壁において外部に対し水密にシールされた内視鏡10の内部空間が、第1の内部空間11と第2の内部空間12とに内部隔壁13で水密に仕切られている。
第1の内部空間11の外壁部には、外部に対して開閉可能な栓体14が設けられている。栓体14は通常は完全に密閉されていて、必要に応じて外側から手動で開いて、第1の内部空間11と外部との間を連通させることができる。
栓体14は、図示されていないリークテスターの加圧チューブを接続することができる接続口金を兼ねており、開いた状態の栓体14に加圧チューブを接続して、内視鏡10内に加圧空気を送り込むことができる。
内部隔壁13部分には、第1の内部空間11内の圧力が第2の内部空間12内の圧力より一定以上高くなると第1の内部空間11から第2の内部空間12へは流体が通過して、第2の内部空間12から第1の内部空間11への流体の通過は常に阻止する内部空間逆止弁15が設けられている。
そのような内部空間逆止弁15は、弁体が第2の内部空間12側から第1の内部空間11側に向かってスプリングで付勢されて弁座に当接する構成の公知の定差圧弁等で構成することができる。
また、第1の内部空間11の外壁部には、第1の内部空間11側から外部へは圧力差が一定以上になると流体が通過して、外部から第1の内部空間11側への流体の通過は常に阻止する外部連通逆止弁16が設けられている。なお、外部連通逆止弁16と栓体14とを一体に構成してもよく、そのような弁構造は、例えば特開2002−177193等により公知なので、詳細な説明は省略する。
このように構成された内視鏡においては、栓体14を開いて、図示されていない加圧チューブをそこに接続し、第1の内部空間11内に加圧空気を一定以上送り込むと、加圧空気が内部空間逆止弁15を押し開いて第2の内部空間12にも送り込まれる。
したがって、加圧空気の注入を止めた後の圧力変化を計測することにより、第1の内部空間11側のピンホール検査と第2の内部空間12側のピンホール検査を同時に一回の検査で簡潔に行うことができる。
また、内視鏡10がオートクレーブ装置内に入れられた時、環境が真空に近い状態になると、外部連通逆止弁16が開いて第1の内部空間11内が低圧になるが、内部空間逆止弁15は開かないので第2の内部空間12内の圧力は変わらない。周囲の環境が高圧蒸気で満たされて高圧になると、外部連通逆止弁16は閉じた状態を保つ。
図2は、第1の内部空間11と第2の内部空間12を水密に仕切る内部隔壁13が、内視鏡内においてどの位置に配置されるかを具体的に例示したものである。1は、可撓管により外装された挿入部であり、可撓性のある合成樹脂材チューブで被覆されている。
挿入部1の先端近傍の領域には遠隔操作により屈曲する湾曲部2が形成され、観察窓等が配置された先端部本体3が湾曲部2に先端に連結されている。湾曲部2は、小さな曲率半径で円滑に屈曲させることができるように弾力的に富んだ柔軟なゴムチューブ4で被覆されている。
湾曲部2を外装するゴムチューブ4は、挿入部1の他の外装部材より格段に柔軟性が大きくて、各種の多様な外装部材が用いられている内視鏡の外壁のうちで最も柔軟な特性を有している。
挿入部1の基端には、湾曲部2の遠隔操作等を行うための操作部5が連結され、操作部5の上端部付近には電子回路が形成された基板6等が内蔵されている。操作部5は硬質のプラスチック材又は金属材からなる外装部材で被覆されている。
操作部5から延出する連結可撓管7の先端には、図示されていないビデオプロセッサに接続されるコネクタ部8が取り付けられている。9は電気接点部である。連結可撓管7の構成は挿入部1の可撓管と同様であり、コネクタ部8は操作部5と同様に硬質のプラスチック材又は金属材からなる外装部材で被覆されている。
17は、先端部本体3と操作部5とに両端が開口する処置具挿通チャンネル用の配管チューブであり、挿入部1内に挿通配置されている。18は、先端部本体3とコネクタ部8とに両端が開口する送気送水用の配管チューブであり、挿入部1内から操作部5内と連結可撓管7内を通ってコネクタ部8に達している。19は、基板6と電気接点部9とを電気的に接続する信号線であり、操作部5内から連結可撓管7内を通ってコネクタ部8内に達している。
このように構成された内視鏡10において、内部隔壁13は、操作部5内から連結可撓管7内を通ってコネクタ部8内にわたる範囲に配置されて、その領域で内視鏡10内の空間を第1の内部空間11と第2の内部空間12とに水密に仕切っている。
そして、ゴムチューブ4や配管チューブ17,18等は第1の内部空間11側のみに配置され、基板6や信号線19等は第2の内部空間12側のみに配置されている。言い換えると、ゴムチューブ4や配管チューブ17,18等が配置された第1の内部空間11が、基板6や信号線19等が配置された第2の内部空間12と、内部隔壁13で水密に仕切られていて、内部空間逆止弁15が内部隔壁13に設けられている。
したがって、第1の内部空間11内に若干の高圧蒸気の侵入があっても、基板6や信号線19がその影響を受けることがない。なお、栓体14、内部空間逆止弁15及び外部連通逆止弁16はいずれも操作部5に配置されているが、個別に又は全部がコネクタ部8に配置されていてもよい。
このような構成により、栓体14から第1の内部空間11内に加圧空気を一定以上送り込むと、加圧空気が内部空間逆止弁15を押し開いて、内視鏡10内全体に加圧空気が送り込まれ、第1の内部空間11側のピンホール検査と第2の内部空間12側のピンホール検査を同時に一回の検査で行うことができる。
また、内視鏡10がオートクレーブ装置内に入れられた時、環境が真空に近い状態になると、外部連通逆止弁16が開いて第1の内部空間11内も低圧になるので、ゴムチューブ4が膨らんでパンクする現象が未然に防止される。
そして、内視鏡10の周囲の環境が高圧蒸気で満たされた時は、外部連通逆止弁16は閉じた状態を保つ。ただし、配管チューブ17,18及びゴムチューブ4等が高圧蒸気の環境領域に配置されているので、第1の内部空間11内への蒸気の侵入を完全に阻止することはできない。しかし、基板6や信号線19は、内部隔壁13により第1の内部空間11と水密に仕切られた第2の内部空間12内に配置されているので、第1の内部空間11内に侵入した蒸気の影響を受けない。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、第2の内部空間12が、先端部本体3に内蔵されている撮像装置等を第1の内部空間11から隔離するための空間等であっても差し支えない。
本発明の実施例の内視鏡の構成を略示するブロック図である。 本発明の実施例の内視鏡における各部材の配置を具体的に例示する略示図である。
符号の説明
2 湾曲部
4 ゴムチューブ(外装部材)
5 操作部
6 基板
8 コネクタ部
10 内視鏡
11 第1の内部空間
12 第2の内部空間
13 内部隔壁
14 栓体
15 内部空間逆止弁
16 外部連通逆止弁
17,18 配管チューブ
19 信号線

Claims (4)

  1. 外壁において外部に対し水密にシールされた内視鏡の内部空間が、内部隔壁により第1の内部空間と第2の内部空間とに水密に仕切られて、外部に対して開閉可能な栓体が上記第1の内部空間の外壁部に設けられた内視鏡において、
    上記第1の内部空間側から上記第2の内部空間側へは上記両内部空間内の圧力差が一定以上になると流体が通過して、上記第2の内部空間側から上記第1の内部空間側への流体の通過は阻止する内部空間逆止弁を、上記内部隔壁部に設けたことを特徴とする内視鏡。
  2. 上記内視鏡の外壁として、柔軟性が相違する複数種類の外装部材が用いられていて、そのうちの最も柔軟性のある外装部材は上記第1の内部空間のみを被覆して上記第2の内部空間を被覆しないように配置されている請求項1記載の内視鏡。
  3. 上記の最も柔軟性のある外装部材が、上記内視鏡の挿入部の先端近傍に形成された湾曲部を被覆するゴムチューブである請求項2記載の内視鏡。
  4. 上記第1の内部空間の外壁部に、上記第1の内部空間側から外部へは圧力差が一定以上になると流体が通過して、外部から上記第1の内部空間側への流体の通過は阻止する外部連通逆止弁が設けられている請求項1、2又は3記載の内視鏡。
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