JP2009054887A - 振動素子及び電子機器 - Google Patents

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哲二郎 近藤
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Abstract

【課題】従来の振動素子では、広い帯域に亘って高い周波数特性を得ることができなかったため、広い帯域の周波数を再現するためには、高周波数域の再現能力に優れた振動素子と、低周波数域の再現能力に優れた振動素子をそれぞれ用意しなければならなかった。
【解決手段】棒状に形成された超磁歪素子11の軸方向の両端にバイアス用磁石12a,12bをそれぞれ取り付けて素子磁石結合体を形成し、螺旋状に巻回されたコイル13を、超磁歪素子11のみに対向する場合を除いて、素子磁石結合体に装着した。
【選択図】図2

Description

本発明は、磁歪素子とバイアス用磁石とコイルからなる振動素子に関し、特に、低周波数域から高周波数域までの広い帯域に亘って高い周波数特性を得ることができる振動素子及び、この振動素子を設けた電子機器に関するものである。
従来の、振動物全体を振動させ、音声を出力させるシステムとして代表的なものに、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。この特許文献1には、音響装置に関するものが記載されている。この特許文献1に係る音響装置は、「厚さに対して横方向に広がり、少なくとも、該横方向の広がりのうちの意図的、結果的に定まる音響的に活性な領域にわたって撓み波を維持することができる部材を含む音響装置であって、前記部材は、少なくとも前記領域にわたり、その固有撓み波振動の共鳴モードの分布が前記部材の特定のパラメーターの値に依存するものであり、所望の周波数範囲にわたっての前記装置の作動のために要求される達成可能な前記部材の音響的作用と一致する固有共鳴モードの前記分布になる所定の値に前記値が選定されている」ことを特徴としている。
この特許文献1に係る音響装置は、パネル形状のラウンドスピーカーを備えており、そのラウンドスピーカーは、分布モード型音放射パネルと、この音放射パネルの外周縁に装着された弾性サスペンションと、この弾性サスペンションを支持する矩形フレームを有している。そして、音放射パネルにはトランスデューサーが所定の位置に配置されており、このトランスデューサーで音放射パネルに撓み波を発生させ又は励起して当該音放射パネルを共鳴させ、音響出力を発生させるように構成している。
特表2002−533957号公報
このような音響装置に使用されているトランスデューサー(振動を発生させるための素子)、即ち、振動素子としては、従来からコイル−磁石型振動子や磁歪素子等が用いられている。しかしながら、コイル磁石を用いると、低域が再現され易くなるが、広域の再現能力が低いという不十分な点がある。また、磁歪素子を用いると、高域が再現され易くなるが、低域の再現能力が低いという不十分な点がある。
このように、従来の振動素子では、低周波数域から高周波数域まで広い帯域に亘って高い周波数特性を得ることができなかった。そのため、低周波数域から高周波数域まで広い帯域の周波数を再現するためには、高周波数域の再現能力に優れた磁歪素子を用いた振動素子と、低周波数域の再現能力に優れたコイル−磁石型振動子をそれぞれ用意しなければならない、という問題があった。また、磁歪素子を用いて低周波数域の周波数特性を向上させるためには、振動素子自体を大きくしなければならず、装置全体の大型化を招く、という問題があった。
解決しようとする問題点は、従来の振動素子では、低周波数域から高周波数域まで広い帯域に亘って高い周波数特性を得ることができなかったため、低周波数域から高周波数域まで広い帯域の周波数を再現するためには、高周波数域の再現能力に優れた振動素子と、低周波数域の再現能力に優れた振動素子をそれぞれ用意しなければならず、不経済であるばかりでなく、構造が複雑になり、装置全体が大型化される、という点である。
本発明の振動素子は、棒状に形成された磁歪素子の軸方向の両端に磁石をそれぞれ取り付けて素子磁石結合体を形成し、螺旋状に巻回されたコイルを、磁歪素子のみに対向する場合を除いて、素子磁石結合体に装着したことを最も主要な特徴とする。
また、本発明の電子機器は、筐体と、この筐体又は当該筐体に固定される筐体側部材に取り付けられる振動板と、筐体に一端が固定され且つ他端が前記振動板に取り付けられて当該振動板を振動させる振動素子と、を備えている。振動素子は、棒状に形成された磁歪素子の軸方向の両端に磁石をそれぞれ取り付けて素子磁石結合体を形成し、螺旋状に巻回されたコイルを、磁歪素子のみに対向する場合を除いて、素子磁石結合体に装着したことを特徴とする。
本発明の振動素子及び電子機器によれば、1つの振動素子で低周波数域から高周波数域まで広い帯域に亘って高い周波数特性を得ることができ、低域と高域の音声を出力させることができる。
また、磁歪素子の振動数を調節する振動数調節部材を設けることにより、磁歪素子の振動数を変化させて低周波数域から高周波数域まで広い帯域に亘って高い周波数特性を得ることができる振動素子及び、この振動素子を備えた電子機器を提供することができる。
螺旋状に巻回されたコイルを、磁歪素子のみに対向する場合を除いて、素子磁石結合体に装着することにより、磁歪素子の振動数を調節して、低周波数域の音声を出力することができると共に、振動数調節部材を用いたり、コイルの配置を工夫すること等により、低周波数域から高周波数域まで広い帯域に亘って高い周波数特性を得ることができる振動素子及び電子機器を簡単な構成によって実現した。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。図1〜図11は、本発明の実施の形態の例を説明するものである。即ち、図1は本発明の電子機器の第1の実施の例を示す斜視図、図2A,2Bは本発明の振動素子の第1の実施の例を示す斜視図及び断面図、図3A,3Bは本発明の振動素子の第2の実施の例を示す分解斜視図及び断面図、図4は第1の実施の例に係る振動素子の周波数特性を示すグラフ、図5は第2の実施の例に係る振動素子の周波数特性を示すグラフ、図6乃至図11は本発明の振動素子の他の例を示す図である。
まず、本発明の電子機器の第1の実施の例として示す音声出力装置について図1を参照して説明する。図1に示す装置は、音声出力装置の一具体例として示すフラットパネルディスプレイテレビ1である。このフラットパネルディスプレイテレビ1は、画像表示装置として液晶ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイを備え、スピーカ装置としてフラットパネルスピーカを備えており、いわゆる薄型テレビジョン受像機として構成されている。
このフラットパネルディスプレイテレビ1は、フラットパネルディスプレイ2と、このフラットパネルディスプレイ2に固定される筐体側部材の一具体例を示す振動素子保持枠3と、振動板の一具体例を示す透明パネル板4と、振動板を振動させる振動素子5と、振動板の減衰を主な目的とする緩衝テープ等を備えて構成されている。フラットパネルディスプレイ2の前面に振動素子保持枠3が固定され、その振動素子保持枠3の前面に透明パネル板4が取り付けられている。この透明パネル板4と振動素子保持枠3との間に、振動や衝撃等を緩衝する緩衝テープが介在されている。そして、振動素子保持枠3に振動素子5が保持され、振動素子5の一端が透明パネル板4にそれぞれ固定されている。
フラットパネルディスプレイ2は、直方体をなす中空の筐体の一具体例を示すディスプレイ筐体6と、このディスプレイ筐体6内に収納される液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等のディスプレイ装置等を有している。ディスプレイ筐体6の前面には、ディスプレイ装置の表示面を露出させるための四角形をなす筐体側開口部が設けられている。この筐体側開口部の周縁に、四角形の枠体からなる縁取り部(ベゼル)が設けられている。この縁取り部は、ディスプレイ装置の表示面の視認性を良くするために、画枠の広さとなる幅がなるべく狭くなるようにする(狭ベゼル化)と良い。なお、縁取り部の四辺の幅は、各辺で長さを同一にしてもよく、また、各辺で長さを変えるようにしてもよい。
ディスプレイ筐体6の材料としては、例えば、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)、PC(ポリカーボネート)等のエンジニアリングプラスチックが好適である。しかしながら、その他のエンジニアリングプラスチックを適用できることは勿論のこと、アルミニウム合金等の金属や木材その他の材料を用いることもできる。
振動素子保持枠3は、視認性を確保するために中抜きしてディスプレイ筐体6の縁取り部と略同様の大きさを有する四角形の枠部材として形成されている。振動素子保持枠3には、振動素子5を収納するための収納穴が任意の位置に任意の数だけ設けられている。収納穴は、振動素子保持枠3の前面に開口するように設けられている。この実施例では、振動素子保持枠3の4つの角部に収納穴がそれぞれ設けられている。更に、振動素子保持枠3の4つの角部には、透明パネル板4をねじ止めするためのねじ穴がそれぞれ2個ずつ設けられている。
振動素子保持枠3は、その背面をディスプレイ筐体6の縁取り部に接触させてねじ止めしても良いが、緩衝材付きの粘着性テープを用いて固定することが好ましい。この粘着性テープは、図示しないが、主にビビリ振動対策として用いられるもので、振動素子保持枠3の背面に接着剤によって固定される。振動素子保持枠3の材料としては、ディスプレイ筐体6と同様に、例えば、ABS、PC等のエンジニアリングプラスチックが好適であるが、その他のエンジニアリングプラスチックを適用できることは勿論のこと、アルミニウム合金等の金属や木材その他の材料を用いることもできる。なお、振動素子保持枠3の材料としてアルミニウム合金を用いることにより放熱機能を果たさせることができる。この際、振動素子保持枠3に肉抜きを設けて軽量化を図ることにより、運搬時における可搬性を良くすることができる。
振動素子保持枠3の前面には、スポンジによって形成された図示しない緩衝テープが接着剤によって貼り付けられている。緩衝テープは、4つの収納穴と8つのねじ穴を避ける長さに設定されている。この緩衝テープを介して振動素子保持枠3の前面に透明パネル板4が配置されている。
透明パネル板4は、振動素子保持枠3と略同様の大きさを有する四角形の板体として形成されている。この透明パネル板4の材質としては、例えば、アクリル樹脂が好適であるが、その他のエンジニアリングプラスチックを適用することもできる。この透明パネル板4には、視認性を良くするためのフィルタを付けることも可能である。更に、透明パネル板4には、振動素子保持枠3に重ね合わせた状態において、ねじ穴と対向する位置に同数の挿通孔が設けられている。各挿通孔には皿ねじ9のねじ軸部が挿通され、その先端をねじ穴に螺合させて締め付けることにより、透明パネル板4が振動素子保持枠3に締付固定される。この振動素子保持枠3に、本発明の振動素子5が取り付けられている。
図2A,2Bは、本発明の振動素子5の第1の実施の例を示すもので、振動素子5は、自変形素子である超磁歪素子(磁歪素子)11とバイアス用磁石12とコイル13によって構成されている。この振動素子5は、始めは縮んだ状態にある超磁歪素子11に予めバイアス磁界を与えることで磁歪素子11がある長さに伸び、その長さを中心として伸縮動作が可能となる。この超磁歪素子11の伸縮量(長さ)は、超磁歪素子11の長さ、太さを始めとする変数によって異なる。
ここで、磁歪素子について簡単に説明する。強磁性体に外部からコイルや磁石によって磁界を印加すると、その磁界に応じて強磁性体の寸法が変化する。この強磁性体が伸び縮みする現象を磁歪と呼び、その寸法変化量が大きくて発生応力の大きな変位素子を超磁歪素子という。超磁歪素子の基本物性を示すと、例えば、次のようなものである。超磁歪素子に1000Oe(Oe:エルステッド)の入力磁界を与えると、素子の変位量は1100ppmに達し、このときの発生応力は22×10N/m程度である。
超磁歪素子11は、中実で丸棒状をなす円柱体からなり、その軸方向の両側に2個のバイアス用磁石12a,12bが配置されている。2個のバイアス用磁石12a,12bは、超磁歪素子11と同様の直径を有する円柱体として形成されている。そして、各バイアス用磁石12a,12bの軸方向の長さは、超磁歪素子11よりも短く設定されている。しかしながら、これらの長さの関係は、この実施例のものに限定されるものでないことは勿論である。また、2個のバイアス用磁石12a,12bは、接着剤や粘着テープ等の固着手段によって超磁歪素子11の両端面にそれぞれ固定されている。これにより、超磁歪素子11と2個のバイアス用磁石12a,12bとを軸方向に直列接続させた素子磁石結合体が構成されている。
この素子磁石結合体の軸方向の一端が筐体側部材(又は筐体)に固定され、その軸方向の他端が振動板に固定される。図2Bに示す実施例では、素子磁石結合体の第1のバイアス用磁石12a側の一端が透明パネル板4に固定され、第2のバイアス用磁石12b側の他端が振動素子保持枠3に固定されている。
この素子磁石結合体の第2のバイアス用磁石12bの部分に、螺旋状に巻回されたコイル13が装着されている。コイル13の直径は、第2のバイアス用磁石12bの外径よりも少し大きく形成されている。コイル13の巻線方向の長さは、第2のバイアス用磁石12bの軸方向の長さと略等しくなるように設定されている。そして、このコイル13と第2のバイアス用磁石12bが、超磁歪素子11に印加される磁界を変化させることにより、この超磁歪素子11の振動数を調節することができる。
また、コイル13に電流を流すとフレミングの左手の法則により、第2のバイアス用磁石12bには、その軸方向に向かう力が働き、その力が超磁歪素子11に作用する。そして、コイル13に流れる電流を変化させると、第2のバイアス用磁石12bに働く力の大きさが変化する。その結果、第2のバイアス用磁石12bに働く力の大きさが変化することによって超磁歪素子11に作用する力の大きさが変化し、超磁歪素子11の振動数を調節することができる。これらにより、低周波数域から高周波数域まで広い帯域において高い周波数特性を得ることができる。
次に、上述したような構成を有する振動素子5の振動素子保持枠3への取付方法について説明する。振動素子5は、上述したように超磁歪素子11と2つのバイアス用磁石12a,12bとの結合体と、その結合体に装着されるコイル13との組合せからなり、これらが図示しないキャップによって振動素子保持枠3に取り付けられている。
キャップは、中央部に貫通穴が設けられたリング状の蓋体として形成されている。貫通穴には、振動素子5の上バイアス用磁石12a(或いは超磁歪素子11)が摺動可能に挿通される。キャップの内部には、貫通穴と同心をなすように軸方向穴が設けられている。軸方向穴を軸方向の中途部で止めることにより、貫通穴が半径方向の内側に形成される内フランジ部が設けられている。更に、キャップの、軸方向穴と反対側の端面には、直径方向に延在された係合溝が設けられている。そして、キャップの外周面には、振動素子保持枠3の収納穴に設けられたねじ穴に螺合可能なねじ部が設けられている。
振動素子5の組立作業は、まず、コイル13が装着されている超磁歪素子11の結合体を振動素子保持枠3の収納穴に挿入し、その収納穴の中央部にセットする。このとき、コイル13の両端に接続されている一対のリード線を収納穴に連通されている開放溝から外部に引き出す。次に、超磁歪素子11の一側に固定された上バイアス用磁石12aに貫通穴を挿入しながら、キャップを収納穴に嵌め合わせる。そして、キャップの外周面に設けたねじ部を収納穴のねじ部に螺合させ、キャップを所定位置まで捩じ込む。
次に、透明パネル板4を振動素子保持枠3に取り付ける。この実施例では、固定手段として皿ねじ9を用いている。即ち、透明パネル板4の4つの角部において、それぞれ2個の皿ねじ9を使用し、その皿ねじ9のねじ部を、透明パネル板4の挿通孔を貫通させて振動素子保持枠3のねじ穴に螺合する。そして、各皿ねじ9を所定位置まで締め込むことにより、透明パネル板4を上バイアス用磁石12aに押圧する。この場合、透明パネル板4の一面に位置決め穴41を設けておくことにより、透明パネル板4に対して超磁歪素子11側が滑って移動しないようにズレを防止することができる。
上述したような構造を備えたフラットパネルディスプレイテレビ1より発生される音について、図4、図13及び図15を参照して説明する。図4、図13及び図15は、横軸に周波数Hzを取り、縦軸にゲインdBを取って、振動素子5の周波数特性を表したものである。ここで、図4は、本発明の振動素子5の特性を示すものである。また、図13には、図12A及び図12Bに示した従来の磁歪素子(超磁歪素子)を用いた振動素子50の周波数特性を表し、図15には、図14に示したコイル−磁石型振動子60の周波数特性を表している。
図14に示すコイル−磁石型振動子60は、コイル140と磁石150によって構成されている。磁石150は、中実の円柱体からなり、その外周面に所定の隙間をあけてコイル140が配置されている。この磁石150の軸方向の一端が筐体4及び振動板3の一方に固定され、コイル21の伸長方向の一端が筐体4及び振動板3の他方に固定される。このコイル−磁石型振動子60では、コイル140に流れる電流が変化することにより磁界が変化し、コイル140と磁石150にフレミングの左手の法則により働く力の大きさが変化してコイル140と磁石150との相対位置が変化する。このコイル140と磁石150との相対位置の変化が振動となる。
図13に示すように、磁歪素子を用いた振動素子50は、10Hz以上の高周波数域の再生は優れているが、10〜10Hzの中周波数域及び低周波数域の再現能力は低くなっている。また、図15に示すように、コイル−磁石型振動子60は、10〜10Hzの低周波数域から中周波数帯域の再生に優れているが、10Hz以上の高周波数域の再現能力は低くなっている。
これに対し、図4に示すように、本発明の振動素子5は、3×10Hz〜10Hzの広い帯域に亘って周波数特性が高くなっていることが確認された。その結果、低周波数域から高周波数域に亘る広い帯域において高い周波数特性を得ることができ、高音から低音にかけて満遍なく良い音を出力することが可能である。
なお、この実施の例では、コイル13を第2のバイアス用磁石12bに装着した例を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、コイル13を、棒状をなす素子磁石結合体の軸方向に移動可能に構成してもよい。そして、コイル13が、バイアス用磁石12側から超磁歪素子11側へ、又は超磁歪素子11側からバイアス用磁石12側へ移動することにより、コイル13とバイアス用磁石に12よって形成される磁界が変化すると共にバイアス用磁石12に働く力が変化する。その結果、振動素子が再現可能な周波数帯域の幅を狭めたり広げたりすることができる。これにより、ユーザーが所望する周波数帯域を有する振動素子を提供することができる。
次に、図3を参照して本発明の振動素子の第2の実施の例について説明する。この第2の実施の例に係る振動素子5Aが、第1の実施の例に係る振動素子5と異なる点は、超磁歪素子を2つ使用し、2つの超磁歪素子の間に弾性部材の一具体例として示すゴムを介在させると共に、この2つの超磁歪素子とゴムに、螺旋状に巻回したコイルを装着させている点である。
即ち、この第2の実施の例に係る振動素子5Aは、中実の丸棒状をなす円柱体の2つの超磁歪素子11a,11bを有している。2つの超磁歪素子11a,11bは、軸方向に同一姿勢で直列に配置されている。第1の超磁歪素子11aの軸方向の一端に第1のバイアス用磁石12aが配置され、第2の超磁歪素子11bの軸方向の他端に第2のバイアス用磁石12bが配置されている。そして、第1及び第2の超磁歪素子11a,11bの間に円盤状のゴム14が介在されている。ゴム14は、2つの超磁歪素子11a,11bの直径と同様の直径を有している。ゴム14は、第1の超磁歪素子11aの軸方向の他端と第2の超磁歪素子11bの軸方向の一端に、接着剤や粘着テープ等の固着手段によって固定されている。そして、この2つの超磁歪素子11a,11bとゴム14の部分にコイル13が装着されている。コイル13の巻線方向の長さは、2つの超磁歪素子11a,11bとゴム14の軸方向の長さと略等しくなるように設定されている。
その他の構成は、前記第1の実施の例に係る振動素子と同様であるため、それらの説明は省略する。このような、構成を有する振動素子5Aによっても、前述した第1の実施の例にかかる振動素子5と同様の効果を得ることができる。
なお、この第2の実施の例によれば、2つの超磁歪素子11a,11bの間に振動数調節部材10であるゴム14の弾性により超磁歪素子11の振動が減衰或いは吸収される。これにより、超磁歪素子11の振動数を低減させることができ、低周波数域の周波数特性を向上させることができる。そして、このゴム14の硬度が高い程、超磁歪素子11の振動がそのまま振動板4に伝達し易く、高周波数域の周波数特性を高めることができる。これに対し、ゴム14の硬度の小さくすると、超磁歪素子11の振動数をより低減させることができ、低周波数域の周波数特性を向上させることができる。このように、ゴム14の硬度を適宜に設定することにより、ユーザーが所望する周波数帯域を有する振動素子を提供することができる。
ここで、ゴム14としては、例えば、天然ゴム、クロロプレンゴム、ニトリルブタジエンゴム、シリコンゴム、フッ素ゴム、フッ素ゴム等その他各種のゴムが適用できる。また、本実施の形態では、弾性部材としてゴムを用いた例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、コイルバネやダンパその他の弾性部材を用いてもよい。
図5は、上述した構成を有する振動素子5Aの周波数特性を表したグラフである。図5に示すように、この実施の例に係る振動素子5Aによれば、周波数が4×10Hz及び2×10Hzで周波数特性が高くなっているのが確認できる。これにより、第1の実施の例に係る振動素子5よりも、低周波数域及び中周波数域の再現能力に優れた振動素子を提供することができる。
なお、この実施の例においては、コイル13を超磁歪素子11a,11bとゴム14の部分に配置した例を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、前記第1の実施の例と同様に、コイル13を第2のバイアス用磁石12bの部分に配置してもよい。また、この実施の例では、超磁歪素子11を2つ使用した例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、超磁歪素子11を3つ以上設け、複数の超磁歪素子の間にそれぞれゴムを介在させてもよい。
図6A及び図6Bは、本発明の振動素子の第3の実施の例を示すものである。この第3の実施の例として示す振動素子5Bが、第2の実施の例に係る振動素子5Aと異なるところは、ゴム14を、第1のバイアス用磁石12aと振動板の間に介在させた点である。その他の構成は、前記第2の実施の例に係る振動素子5Aと同様であるため、それらの説明は省略する。このような、構成を有する振動素子5Bによっても、前述した第1の実施の例にかかる振動素子5と同様の効果を得ることができる。
図7A及び図7Bは、本発明の振動素子の第4の実施の例を示すものである。この第4の実施の例として示す振動素子5Cは、前述した第3の実施の例に係る振動素子5Bとは逆に、ゴム14を、第2のバイアス用磁石12bと振動素子保持枠3の間に介在させたものである。その他の構成は、前記第2の実施の例に係る振動素子5Aと同様であるため、それらの説明は省略する。このような、構成を有する振動素子5Cによっても、前述した第1の実施の例にかかる振動素子5と同様の効果を得ることができる。
図8A及び図8Bは、本発明の振動素子の第5の実施の例を示すものである。この第5の実施の例として示す振動素子5Dが、第1の実施の例に係る振動素子5と異なる点は、コイル13Dの巻線方向の長さが素子結合体の軸方向の長さと略等しく、このコイル13Dを素子磁石結合体の軸方向の略全体に亘って連続させて装着させた点である。その他の構成は、前記第1の実施の例に係る振動素子5と同様であるため、それらの説明は省略する。このような、構成を有する振動素子5Dによっても、前述した第1の実施の例にかかる振動素子5と同様の効果を得ることができる。
図9A及び図9Bは、本発明の振動素子の第6の実施の例を示すものである。この第6の実施の例として示す振動素子5Eが、第1の実施の例に係る振動素子5と異なる点は、超磁歪素子11及び一対のバイアス用磁石12a,12bそれぞれに、3つのコイル13a,13b,13cを装着させた点である。即ち、超磁歪素子11の部分に第1のコイル13aが配置され、第1のバイアス用磁石12aの部分に第2のコイル13bが配置され、さらに第2のバイアス用磁石12bの部分に第3のコイル13cが配置されている。その他の構成は、前記第1の実施の例に係る振動素子5と同様であるため、それらの説明は省略する。このような、構成を有する振動素子5Eによっても、前述した第1の実施の例にかかる振動素子5と同様の効果を得ることができる。
なお、この第6の実施の例に係る振動素子5Eによれば、一対のバイアス用磁石12a,12bと第2及び第3のコイル13b,13cが、コイル−磁石型振動子のような作用をし、超磁歪素子11と第1のコイル13aが、従来の磁歪素子を用いた振動素子のような作用をする。これにより、一つの振動素子で、異なる駆動方式の振動素子の特性をそれぞれ得ることができ、低周波数域から高周波数域まで広い帯域に亘って周波数特性を向上させることができる。
図10A及び図10Bは、本発明の振動素子の第7の実施の例を示すものである。この第7の実施の例として示す振動素子5Fは、前述した第6の実施の例に係る振動素子5Eにおいて、超磁歪素子11の部分に配置された第1のコイル13aを除いたものである。即ち、第1のバイアス用磁石12aと第2のバイアス用磁石12bのみにコイル13b,13cを装着させたもののである。その他の構成は、前記第1の実施の例に係る振動素子5と同様であるため、それらの説明は省略する。このような、構成を有する振動素子5Fによっても、前述した第1の実施の例にかかる振動素子5と同様の効果を得ることができる。
図11A及び図11Bは、本発明の振動素子の第8の実施の例を示すものである。この第8の実施の例として示す振動素子5Gが、第1の実施の例に係る振動素子5と異なる点は、超磁歪素子を2つ使用し、2つの超磁歪素子を縦方向に同一姿勢で配置すると共にこの2つの超磁歪素子の間にバイアス用磁石とは別の第3の磁石を介在させると共に、この2つの超磁歪素子と第3の磁石に、螺旋状に巻回したコイルを装着させた点である。
即ち、この第2の実施の例に係る振動素子5Gは、中実の丸棒状をなす円柱体の2つの超磁歪素子11a,11bを有している。この第1の超磁歪素子11aの軸方向の一端に第1のバイアス用磁石12aが配置され、第2の超磁歪素子11bの軸方向の他端に第2のバイアス用磁石12bが配置されている。そして、第1及び第2の超磁歪素子11a,11bの軸方向の間に円柱状の第3の磁石12cが介在されている。第3の磁石12cは、2つの超磁歪素子11a,11b及び2つのバイアス用磁石12a,12bの直径と同様の直径を有している。第3の磁石12cは、第1の超磁歪素子11aの軸方向の他端と第2の超磁歪素子11bの軸方向の一端に、接着剤や粘着テープ等の固着手段によって固定されている。
そして、2つの超磁歪素子11a,11bと第3の磁石12cにコイル13が配置されている。このコイル13の巻線方向の長さは、2つの超磁歪素子11a,11bと第3の磁石12cの軸方向の長さと略等しくなるように設定されている。
その他の構成は、前記第1の実施の例に係る振動素子5と同様であるため、それらの説明は省略する。このような、構成を有する振動素子5Gによっても、前述した第1の実施の例にかかる振動素子5と同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本発明の振動素子によれば、コイル13を第2のバイアス用磁石12bの部分に装着することによって、コイル13と第2のバイアス用磁石12bが超磁歪素子11の振動数を調節する振動数調節手段として作用する。そして、コイル13と第2のバイアス用磁石12bにより、超磁歪素子11に印加される磁界を変化させて超磁歪素子11の振動数を調節することができる。また、コイル13に流れる電流を変化させて第2のバイアス用磁石12bに働く力の大きさを変化させることによっても超磁歪素子11の振動数を調節することができる。これにより、異なる駆動方式の振動素子を複数用いることなく、1つの振動素子で、高周波数域だけでなく低周波数域までの広い帯域にかけて高い周波数特性を得ることができる。
また、前記第2の実施の例に係る振動素子では、第1の超磁歪素子11aと第2の超磁歪素子11bの間に振動数調節部材10であるゴム14を設けている。その結果、このゴム14の弾性に超磁歪素子11の振動が減衰或いは吸収されることにより、超磁歪素子11の振動数を低減させることができ、広い帯域にかけて高い周波数特性を得ることができる。
なお、前記実施例においては、筐体側部材として設けた振動素子保持枠3に振動素子5とを取り付けた例について説明したが、振動素子保持枠3を廃止して筐体であるディスプレイ筐体6に直接、振動素子5を取り付ける構造としても良いことは勿論である。
本発明は、前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記実施例においては、音声出力装置としてフラットパネルディスプレイテレビに適用した例について説明したが、例えば、プラズマディスプレイテレビや有機ELディスプレイテレビその他のテレビジョン受像機は勿論のこと、その他にも、パーソナルコンピュータ、電子辞書、携帯電話端末装置、PHSその他の画像表示装置とスピーカ装置が一体的に構成された電子機器に適用できることは勿論である。更に、画像表示装置はないがフラットパネルスピーカを有するスピーカ装置、例えば、ラジオ、オーディオ装置その他のフラットパネルスピーカ装置に適用できることも勿論である。
また、前記実施例においては、本発明の振動素子を設けた電子機器として音声出力装置を適用した例を説明したが、振動分離器、バイブレーション装置その他の振動素子を設けた電子機器に適用できることも勿論である。
本発明の電子機器の第1の実施の例を示す音声出力装置の斜視図である。 本発明の振動素子の第1の実施の例を示すもので、図2Aは斜視図、図2Bは軸方向に断面した説明図である。 本発明の振動素子の第2の実施の例を示すもので、図3Aは分解斜視図、図3Bは軸方向に断面した説明図である。 本発明の振動素子の第1の実施の例に係る周波数特性を示すグラフである。 本発明の振動素子の第2の実施の例に係る周波数特性を示すグラフである。 本発明の振動素子の第3の実施の例を示すもので、図6Aは分解斜視図、図6Bは軸方向に断面した説明図である。 本発明の振動素子の第4の実施の例を示すもので、図7Aは分解斜視図、図7Bは軸方向に断面した説明図である。 本発明の振動素子の第5の実施の例を示すもので、図8Aは斜視図、図8Bは軸方向に断面した説明図である。 本発明の振動素子の第6の実施の例を示すもので、図9Aは斜視図、図9Bは軸方向に断面した説明図である。 本発明の振動素子の第7の実施の例を示すもので、図10Aは斜視図、図10Bは軸方向に断面した説明図である。 本発明の振動素子の第8の実施の例を示すもので、図11Aは斜視図、図11Bは軸方向に断面した説明図である。 従来の磁歪素子を用いた振動素子を示すもので、図12Aは斜視図、図12Bは軸方向に断面した図である。 従来の磁歪素子を用いた振動素子の周波数特性を示すグラフである。 従来のコイル−磁石型振動子を示すもので、図14Aは正面側から見た説明図、図14Bは平面側で断面した説明図である。 従来のコイル−磁石型振動子の周波数特性を示すグラフである。
符号の説明
1…フラットパネルディスプレイテレビ(電子機器)、 2…フラットパネルディスプレイ、 3…振動素子保持枠、 4…透明パネル板(振動板)、 5,5A,5B,5C,5D,5E,5F,5G…振動動素子、 6・・・ディスプレイ筐体、 10・・・振動数調節部材、 11,11a,11b…超磁歪素子(磁歪素子)、 12a,12b…バイアス用磁石(磁石)、 12c・・・第3の磁石 13,13a,13b,13c,13D…コイル、 14…ゴム(弾性部材)

Claims (11)

  1. 棒状に形成された磁歪素子の軸方向の両端に磁石をそれぞれ取り付けて素子磁石結合体を形成し、
    螺旋状に巻回されたコイルを、前記磁歪素子のみに対向する場合を除いて、前記素子磁石結合体に装着した
    ことを特徴とする振動素子。
  2. 前記コイルを前記素子磁石結合体の軸方向の略全体に亘って連続させて装着した
    ことを特徴とする請求項1に記載の振動素子。
  3. 前記磁歪素子及び前記2つの磁石に、3つの前記コイルをそれぞれ個別に装着した
    ことを特徴とする請求項1に記載の振動素子。
  4. 前記磁歪素子を軸方向へ複数に分割すると共に、分割された磁歪素子間に第3の磁石を介在させ、
    前記複数の磁歪素子と前記第3の磁石の全体に亘って対向するように前記コイルを装着した
    ことを特徴とする請求項1に記載の振動素子。
  5. 前記コイルは、前記素子磁石結合体の軸方向に移動可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の振動素子。
  6. 棒状に形成された磁歪素子の軸方向の両端に磁石をそれぞれ取り付けて素子磁石結合体を形成し、
    前記磁歪素子の振動数を調節可能な振動数調節部材を前記素子磁石結合体に設け、
    螺旋状に巻回されたコイルを前記素子磁石結合体に装着した
    ことを特徴とする振動素子。
  7. 前記振動数調節部材は、前記磁歪素子の振動数を変化させる弾性部材である
    ことを特徴とする請求項6に記載の振動素子。
  8. 前記磁歪素子を軸方向へ複数に分割し、分割された磁歪素子間に前記振動数調節部材を介在させた
    ことを特徴とする請求項6に記載の振動素子。
  9. 前記振動数調節部材は、前記2つの磁石のうち少なくとも1の磁石の外端面に取り付けた
    ことを特徴とする請求項6に記載の振動素子。
  10. 筐体と、
    前記筐体に取り付けられる振動板と、
    前記筐体に一端が固定され且つ他端が前記振動板に取り付けられて当該振動板を振動させる振動素子と、を備えた電子機器において、
    前記振動素子は、棒状に形成された磁歪素子の軸方向の両端に磁石をそれぞれ取り付けて素子磁石結合体を形成し、
    螺旋状に巻回されたコイルを、前記磁歪素子のみに対向する場合を除いて、前記素子磁石結合体に装着した
    ことを特徴とする電子機器。
  11. 筐体と、
    前記筐体に取り付けられる振動板と、
    前記筐体に一端が固定され且つ他端が前記振動板に取り付けられて当該振動板を振動させる振動素子と、を備えた電子機器において、
    前記振動素子は、棒状に形成された磁歪素子の軸方向の両端に磁石をそれぞれ取り付けて素子磁石結合体を形成し、
    前記磁歪素子の振動数を調節可能な振動数調節部材を前記素子磁石結合体に設け、
    螺旋状に巻回されたコイルを前記素子磁石結合体に装着した
    ことを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015029377A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 住友理工株式会社 磁歪素子利用の振動発電装置

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