JP2009053707A - 投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】色再現性を向上させる。
【解決手段】カラーホイール35は、RGB色の原色フィルタが均等に配置され、各原色フィルタ間に中間色フィルタが配置されるように構成される。時分割駆動回路39は、カラーホイール35から出射される光の色と対応して同じ色となるような信号を空間光変調器31に供給して、空間光変調器31を駆動制御する。時分割駆動回路39は、制御部14によって指定された表示制御に従って空間光変調器31を駆動制御する。原色フィルタの間に中間色フィルタが配置されるので、投影部13は、原色と中間色との混色期間において、この混色を出射するので、色再現性が良好となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、投影装置に関するものである。
投影装置として、カラーホイールと空間光変調器を備えたプロジェクタがある(例えば、特許文献1参照)。
従来のプロジェクタのカラーホイールは、図9に示すように、R(赤)、G(緑)、B(青)、W(白)色のフィルタが周方向に配置されたものである。
プロジェクタは、このカラーホイールを回転させ、カラーホイールは、図10(a)に示すように、光源が発する光をRGBの原色に分解し、分解した原色の光を時分割して出射する。
カラーホイールの出射光による照明光束は、一定の面積を有するため、出射光の原色は、図10(b)に示すように、各フィルタの境界において、混ざり合う。
従来のプロジェクタは、このような照明光束に対して図10(c)に示すような表示制御を行う。即ち、従来のプロジェクタは、RGB信号を各出射光のRGB成分に対応させて空間光変調器に供給する。また、プロジェクタは、出射光の原色が混ざり合う混色期間では、W色、即ち、輝度信号を空間光変調器に供給して、輝度を高めている。尚、色純度を高める場合、従来のプロジェクタは、混色期間において、黒色を表示するための黒表示信号を空間変調器に供給する。
特開2004−245886号公報(第16頁、図1)
また、従来のプロジェクタでは、色合いを低下させないために、Wの区間を制御するようにしていた。しかし、このような制御を行うと、その分RGBとして制御する区間が少なくなり、色合いを表現する区間が減少し、色再現性が低下してしまうといった問題が生じる。
また、従来のプロジェクタでは、Wのセグメントを有する場合、白い部分が強調されすぎて、投影される画像の色がくすんで見えてしまうという現象があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、色再現性を向上させることが可能な投影装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る投影装置は、
画像を投影面に投影する投影装置において、
光を発する光源と、
投射された光の色を複数の原色に分解する複数の原色フィルタが配置され、前記原色フィルタと前記原色フィルタとの間に両原色の中間色の中間色フィルタが配置され、前記各原色フィルタ及び前記各中間色フィルタに前記光源からの光が投射されて、前記各原色及び前記各中間色の光を、順次、出射するフィルタ部と、
前記フィルタ部から出射された出射光を前記投影面に投光して前記画像を投影するように駆動制御される空間光変調部と、
前記投影面に投影する画像を生成するための複数の原色信号が供給され、供給された各原色信号と前記フィルタ部の出射光の各原色とが対応するように前記原色信号を前記空間光変調部に供給して、前記空間光変調部を駆動制御する表示駆動部と、を備えたことを特徴とする。
前記表示駆動部は、前記原色と前記中間色との混色の光が前記フィルタ部から出射される混色期間において、前記供給された複数の原色信号に基づいて輝度信号を生成し、生成した輝度信号を前記空間光変調部に供給して前記空間光変調部を駆動制御するようにしてもよい。
前記表示駆動部は、前記原色と前記中間色との混色の光が前記フィルタ部から出射される混色期間において、前記原色と前記中間色のうち、前記混色の混色比が高い方の色の信号を前記空間光変調部に供給して前記空間光変調部を駆動制御するようにしてもよい。
前記表示駆動部は、前記原色と前記中間色との混色の光が前記フィルタ部から出射される混色期間において、前記中間色の光の信号を前記空間光変調部に供給して前記空間光変調部を駆動制御するようにしてもよい。
前記表示駆動部は、前記原色と前記中間色との混色の光が前記フィルタ部から出射される混色期間において、前記原色に対応する原色信号を前記空間光変調部に供給して前記空間光変調部を駆動制御するようにしてもよい。
本発明によれば、色再現性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態に係る投影装置を図面を参照して説明する。尚、本実施形態では、投影装置をプロジェクタとして説明する。
本実施形態に係るプロジェクタ1の構成を図1に示す。
本実施形態に係るプロジェクタ1は、スクリーン2に画像を投影するものであり、データ処理部11と、スピーカ12と、投影部13と、制御部14と、からなる。
データ処理部11は、供給された画像データ、音声データを処理して、スクリーン2に投影する画像のデータを生成し、音声信号を生成するためのものである。データ処理部11は、入出力インタフェース21と、画像処理部22と、画像記憶部23と、音声処理部24と、ビデオRAM25と、表示エンコーダ26と、を備える。
入出力インタフェース21は、画像データ、音声データを入出力するものである。
画像処理部22は、供給された画像データを所定のフォーマットのデータに変換するものである。また、画像処理部22は、制御部14からスクリーン2の傾斜角度のデータが供給され、供給されたデータに基づいて台形補正等の画像処理を行う。
画像記憶部23は、例えば、フラッシュメモリ等によって構成され、画像処理部22が画像処理した画像データ等を記憶するものである。
音声処理部24は、PCM音源等の音源回路を備え、供給された音声データをアナログ化して、音声信号をスピーカ12に出力するものである。
ビデオRAM25は、画像データを記憶するためのものである。
表示エンコーダ26は、受信した画像データをビデオRAM25に一時記憶して、画像データをRGB信号に変換するものである。表示エンコーダ26は、生成したRGB信号を投影部13に供給する。
スピーカ12は、データ処理部11の音声処理部24から供給された音声信号に基づいて音声を出力するものである。
投影部13は、データ処理部11からの画像データに基づいて画像を投影するものであり、図2に示すように、空間光変調器31と、光源ランプ32と、リフレクタ33と、ミラートンネル34と、カラーホイール35と、カラーホイールモータ36と、カラーホイール制御部37と、光センサ38と、時分割駆動回路39と、光源レンズ40と、投影レンズ41と、からなる。
空間光変調器31は、複数のマイクロミラー(図示せず)によって構成されたものである。各マイクロミラーは、10〜20μm程度の例えばアルミニウム片からなるものであり、受光した光を反射する。空間光変調器31は、このマイクロミラー素子を行列方向に配列して形成され、時分割駆動回路39によって駆動制御されて、各マイクロミラーを傾斜させることにより、カラーホイール35から出射された出射光をスクリーン2に投光する。
光源ランプ32は、白色光を発するものである。
リフレクタ33は、光源ランプ32が発する光をミラートンネル34方向に反射するものである。
ミラートンネル34は、光源ランプ32が発した白色光を内面で反射することにより、その光分布を均一にしつつ、白色光をカラーホイール35へと導くためのものである。
カラーホイール35は、投光された光の色の原色として、RGB色に分解する複数の原色フィルタと、原色フィルタと原色フィルタとの間に両原色の中間色の中間色フィルタと、が配置されたものである。
カラーホイール35は、図3に示すように、円盤状のものであり、6つのフィルタ35R,35Y,35G,35C,35B,35Mが周方向に配置される。フィルタ35R,35G,35Bは、それぞれ、投光された光を、図4(a)〜(c)に示すような赤(R;Red)色、緑(G;Green)色、青(B;Blue)色の3原色に分解する原色(成分)フィルタである。フィルタ35R,35G,35Bは、いずれもカラーホイール35の中心に対し、60°の角度を有し、均等に配置される。
フィルタ35Yは、フィルタ35G,35Rとの間に配置され、両フィルタが分解するG色とR色との補色Y(イエロー)を中間色とする中間色(補色)フィルタである。フィルタ35Cは、フィルタ35G,35Bの間に配置され、両フィルタが分解するB色とG色との補色C(シアン)を中間色とする中間色フィルタである。フィルタ35Mは、フィルタ35B,35Rの間に配置され、両フィルタが分解するB色とR色との補色(マゼンタ)を中間色とする中間色フィルタである。
カラーホイール35のフィルタ35R,35Mの間には、孔35aが設けられる。この孔35aは、各フィルタ35R,35Y,35G,35C,35B,35Mの位置検出用のものである。
このカラーホイール35は、回転して各フィルタに光源ランプ32からの光が投射される。図5は、光源ランプ32の投射された光の光スポットSPを示す。カラーホイール35の中心に対するこの光スポットSPの大きさを角度αで表す。
そして、カラーホイール35は、分解したRGB色の光を、順次、空間光変調器31へと出射する。カラーホイールモータ36は、カラーホイール35を回転するためのものである。
カラーホイール制御部37は、カラーホイールモータ36を介してカラーホイール35の回転速度を制御するものである。カラーホイール制御部37は、時分割駆動回路39から、RGBYMCの各信号とのタイミングを示すタイミング信号が供給され、供給されたタイミング信号に従ってカラーホイールモータ36を回転駆動する。
光センサ38は、フォトカプラによって構成されたものであり、各フィルタ35R,35Y,35G,35C,35B,35Mの位置を検出するためのものである。光センサ38は、カラーホイール35に設けられた孔35aを通る光を検知して、光検知信号を時分割駆動回路39に供給する。
時分割駆動回路39は、表示エンコーダ26から供給されたRGB信号を時分割して空間光変調器31に供給し、空間光変調器31を駆動制御するものである。
時分割駆動回路39は、表示エンコーダ26から供給されたRGB信号に対して演算を行って、輝度信号とYMC信号とを生成し、これらの信号を時分割する。
また、時分割駆動回路39は、光センサ38から光検知信号が供給されて、カラーホイール35における光スポットSPの存在位置を取得する。時分割駆動回路39は、光スポットSPがカラーホイール35の原色フィルタ35R,35G,35Bのいずれかの領域に存在する期間では、カラーホイール35が出射する光のRGB色と対応するように、時分割したRGB信号を空間光変調器31に供給する。
また、時分割駆動回路39は、光スポットSPがカラーホイール35の中間色フィルタ35Y,35M,35Cのいずれかの領域に存在する期間では、カラーホイール35が出射する光のYMC色と対応するように、時分割したYMC信号を空間光変調器31に供給する。
光スポットSPがカラーホイール35の原色フィルタと中間色フィルタとの領域に存在する期間は、原色と中間色とが混じり合う混色期間であり、この混色期間では、時分割駆動回路39は、図6に示すように、4つの表示制御1〜4のうちのいずれかの表示制御を行う。
尚、図6において、時刻t1になるまでは、光源ランプ32がミラートンネル34を介してカラーホイール35のフィルタ35Rの領域に光を投射する期間であり、カラーホイール35が空間光変調器31に出射する照明光束の色がR色となる期間とする。
また、時刻t3〜t4,t6〜t7,t9〜t10,t12〜t13,t15〜t16は、それぞれ、照明光束がY,G,C,B,M色となる期間である。時刻t1〜t3,t4〜t6,t7〜t9,t10〜t12,t13〜t15は、それぞれ、照明光束として、R色とY色、Y色とG色、G色とC色、C色とB色、B色とM色が混色になる混色期間である。時刻t2、t5,t8,t11,t14は、光源ランプ32が2つのフィルタの領域に光を等しく投射して、2つの色の混色比が等しくなる時刻である。
表示制御1は、投影画像の輝度を高めるための制御であり、時分割駆動回路39は、混色期間において、生成したW色の輝度信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
表示制御2〜4は、色合いを強調するための制御である。このうち、表示制御2は、原色と中間色とを等しく強調するための制御である。時分割駆動回路39は、表示制御2において、原色と中間色のうち、混色比が高い方の色の信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
表示制御3は、中間色を強調するための制御であり、時分割駆動回路39は、混色期間において、中間色の信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
表示制御4は、原色を強調するための制御であり、時分割駆動回路39は、混色期間において、原色の信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。時分割駆動回路39は、例えば30フレーム/秒のフレームレートで空間光変調器31を駆動制御する。
光源レンズ40は、カラーホイール35から出射された光を空間光変調器31に集光するためのものである。
投影レンズ41は、空間光変調器31が投光した光による画像をスクリーン2上に結像させるためのものである。
制御部14は、プロジェクタ1全体を制御するものであり、CPUと、ROMと、RAMと、を備える(図示せず)。CPUは、プロジェクタ1の各部を制御するためのものであり、ROMは、CPUが制御に用いるプログラム等を記憶するメモリであり、RAMは、CPUの動作に必要なデータ等を記憶するためのメモリである。
制御部14は、表示制御1〜4のいずれかを行うように、投影部13の時分割駆動回路39を制御する。
次に本実施形態に係るプロジェクタ1の動作を説明する。
画像データ、音声データは、入出力インタフェース21に供給される。音声処理部24は、供給された音声データをアナログ化して、音声信号をスピーカ12に出力する。スピーカ12は、供給された音声信号に基づいて音声を出力する。
画像処理部22は、供給された画像データを所定のフォーマットのデータに変換し、画像記憶部23に、変換した画像データを記憶する。
ビデオRAM25は、画像データを記憶するためのものである。
表示エンコーダ26は、画像データを画像記憶部23から読み出して、ビデオRAM25に一時記憶し、一時記憶した画像データをRGB信号に変換する。表示エンコーダ26は、生成したRGB信号を投影部13に供給する。
投影部13の時分割駆動回路39は、供給されたRGB信号に対して演算を行って輝度信号を生成し、RGB信号と輝度信号とを時分割する。
また、時分割駆動回路39は、光センサ38から光検知信号が供給されて、カラーホイール35の位置を判別する。
制御部14は、表示制御1〜4のうちのいずれかを行うように時分割駆動回路39を制御する。
投影画像の輝度を高める場合、制御部14は、表示制御1を行うように時分割駆動回路39を制御する。
時分割駆動回路39は、表示制御1を実行し、時刻t1になるまでは、R色の信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
時刻t1になると、時分割駆動回路39は、図7(c)に示すように、生成したW色の輝度信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
混色期間である時刻t1〜t3において、カラーホイール35が出射する出射光の照明光束として、R色の照明光束は、図7(b)に示すように、徐々に弱まり、Y色の照明光束は徐々に強まる。投影部13の投影光の色は、図7(c)に示すように、照明光束と同じように変化し、R色が徐々に弱まり、Y色が徐々に強まる。
Y色は、R色とG色との合成色であるので、この混色期間において、R色とY色とが混色したとしても、投影光の色は、R色からY色に滑らかに変化し、しかも、投影画像の輝度は高まる。
時刻t3になると、時分割駆動回路39は、カラーホイール35の出射色の光のY色に対応するように、生成したY色の信号を空間光変調器31に供給する。
図8(c)に示すように、時刻t4になると、時分割駆動回路39は、生成したW色の輝度信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
図8(b)に示すように、Y色とG色との混色期間である時刻t4〜t6において、Y色の照明光束は、徐々に弱まり、G色の照明光束は徐々に強まる。
この混色期間において、時分割駆動回路39は、図8(c)に示すように、生成したW色の輝度信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。投影光の色は、図8(d)に示すように、Y色とG色との混色になる。
前述のように、Y色は、R色とG色との合成色であるので、この混色期間において、Y色とG色とが混色したとしても、投影光の色は、Y色からG色に滑らかに変化し、しかも、投影画像の輝度は高まる。
時刻t6になると、時分割駆動回路39は、図8(c)に示すように、G色の信号を空間光変調器31に供給する。
図6(b)に示すように、照明光束がG色となる時刻t6〜t7の期間において、時分割駆動回路39は、G色の信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
G色とC色との混色期間である時刻t7〜t9において、時分割駆動回路39は、生成したW色の輝度信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
照明光束がC色となる時刻t9〜t10において、時分割駆動回路39は、生成したC色の信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
C色とB色との混色期間である時刻t10〜t12において、時分割駆動回路39は、生成したW色の輝度信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
照明光束がB色となる時刻t12〜t13において、時分割駆動回路39は、B色の信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
B色とM色との混色期間である時刻t13〜t15において、時分割駆動回路39は、生成したW色の輝度信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
次に、色合いを強調する場合、制御部14は、図6(d)〜(f)に示すように、表示制御2〜4のいずれかを行うように時分割駆動回路39を制御する。
原色と中間色を等しく強調する場合、制御部14は、表示制御2を実行するように時分割駆動回路39を制御する。この場合、時分割駆動回路39は、混色期間が始まる時刻t1から、混色の混色比が高いR色のR信号を空間光変調器31に供給する。
カラーホイール35の回転に伴い、R色は弱まり、Y色は強まる。時刻t2になって、R色とY色との混色比が等しくなると、時分割駆動回路39は、生成したY色の信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
混色期間である時刻t1〜t3において、時分割駆動回路39は、空間光変調器31に輝度信号を供給しないので、色合いが強調される。また、Y色は、R色とG色との合成色なので、この混色期間において、投影画像の色は、R色からY色を経てG色へと滑らかに変化する。
時刻t3以降、時分割駆動回路39は、G、C、B、M色についても、同様に、信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
次に、図6(e)に示すように、中間色を強調する場合、制御部14は、表示制御3を実行するように時分割駆動回路39を制御する。この場合、時分割駆動回路39は、混色期間が始まる時刻t1から、生成したY色の信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
時刻t3以降、時分割駆動回路39は、G、C、B、M色についても、同様に、信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
次に、図6(f)に示すように、原色を強調する場合、制御部14は、表示制御4を実行するように時分割駆動回路39を制御する。この場合、時分割駆動回路39は、混色期間t1〜t3においても、R色の信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
混色期間が終わる時刻t3になると、時分割駆動回路39は、生成したY色の信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。時刻t3以降、時分割駆動回路39は、G、C、B、M色についても、同様に、信号を空間光変調器31に供給して空間光変調器31を駆動制御する。
分光特性により、白、赤、緑、青の輝度値を、それぞれ、w,r,g,b(w=r+g+b)として、360°(全面)白であった時の輝度値を1とすると、従来のプロジェクタ(4セグメント)では、w/4=1/4、r/4+g/4+b/4=(r+g+b)/4=1/4となるので、360°での合計輝度値は、w/4+r/4+g/4+b/4=1/4+1/4=1/2となる。
これに対して、本実施形態に係るプロジェクタ1では、Y、M、C色の輝度値を、それぞれ、y,m,cとすると、(r+g+b)/6=1/6、(y+m+c)/6=2×(r+g+b)/6=2/6=1/3となるので、360°での合計輝度値は、r/6+g/6+b/6+y/6+m/6+c/6=1/6+1/3=1/2となり、本実施形態に係るプロジェクタ1における輝度値は、従来のプロジェクタにおける輝度値と同じになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、カラーホイール35においてRGB色のフィルタ35R,35G,35Bの原色フィルタを均等に配置し、各原色フィルタ間に、代表的な中間色である補色フィルタ35C,35M,35Yを配置するようにした。
従って、混色区間であっても隣り合う色が互いに同一色成分を持つので、混色領域を投影した場合、従来例と比べて色合いが向上していると同時に、前述の通り、従来例の4セグメントカラーホイールと同等の輝度を保っている。又、混色領域の色合いを合計すると丁度Wとなり、色合いのバランスもとれている。以上より、色再現性が向上している。
また、高輝度表示から高色純度表示まで、容易にリニア制御することができ、色再現性を良好にすることができる。
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施の形態に限られるものではない。
例えば、上記実施の形態では、表示制御1を実行する場合、時分割駆動回路39は、混色期間でW色の輝度信号を空間光変調器31に供給するようにした。しかし、時分割駆動回路39は、混色期間で黒色の信号を空間光変調器31に供給するようにしてもよい。
上記実施形態では、投影装置をプロジェクタとして説明した。しかし、投影装置は、これに限られるものではなく、例えば、動画用の映写装置、写真現像装置であってもよい。
本発明の実施形態に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。 図1に示す投影部の構成を示す図である。 図2に示すカラーホイールの各フィルタの配置を示す図である。 図3に示す各原色フィルタの分光特性を示す図である。 図2に示すカラーホイールに出射される光スポットを示す図である。 図2に示す時分割駆動回路が実行する表示制御1〜4を示す図である。 図2に示す時分割駆動回路が実行する表示制御1の詳細(その1)を示す図である。 図2に示す時分割駆動回路が実行する表示制御1の詳細(その2)を示す図である。 従来のカラーホイールのフィルタの配置を示す図である。 従来のプロジェクタが実行する表示制御を示す図である。
符号の説明
1・・・プロジェクタ、2・・・スクリーン、14・・・制御部、31・・・空間光変調器、35・・・カラーホイール、37・・・カラーホイール制御部、38・・・光センサ、39・・・時分割駆動回路

Claims (5)

  1. 画像を投影面に投影する投影装置において、
    光を発する光源と、
    投射された光の色を複数の原色に分解する複数の原色フィルタが配置され、前記原色フィルタと前記原色フィルタとの間に両原色の中間色の中間色フィルタが配置され、前記各原色フィルタ及び前記各中間色フィルタに前記光源からの光が投射されて、前記各原色及び前記各中間色の光を、順次、出射するフィルタ部と、
    前記フィルタ部から出射された出射光を前記投影面に投光して前記画像を投影するように駆動制御される空間光変調部と、
    前記投影面に投影する画像を生成するための複数の原色信号が供給され、供給された各原色信号と前記フィルタ部の出射光の各原色とが対応するように前記原色信号を前記空間光変調部に供給して、前記空間光変調部を駆動制御する表示駆動部と、を備えた、
    ことを特徴とする投影装置。
  2. 前記表示駆動部は、前記原色と前記中間色との混色の光が前記フィルタ部から出射される混色期間において、前記供給された複数の原色信号に基づいて輝度信号を生成し、生成した輝度信号を前記空間光変調部に供給して前記空間光変調部を駆動制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記表示駆動部は、前記原色と前記中間色との混色の光が前記フィルタ部から出射される混色期間において、前記原色と前記中間色のうち、前記混色の混色比が高い方の色の信号を前記空間光変調部に供給して前記空間光変調部を駆動制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  4. 前記表示駆動部は、前記原色と前記中間色との混色の光が前記フィルタ部から出射される混色期間において、前記中間色の光の信号を前記空間光変調部に供給して前記空間光変調部を駆動制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  5. 前記表示駆動部は、前記原色と前記中間色との混色の光が前記フィルタ部から出射される混色期間において、前記原色に対応する原色信号を前記空間光変調部に供給して前記空間光変調部を駆動制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
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