JP2009052545A - シール組立体 - Google Patents

シール組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP2009052545A
JP2009052545A JP2008194230A JP2008194230A JP2009052545A JP 2009052545 A JP2009052545 A JP 2009052545A JP 2008194230 A JP2008194230 A JP 2008194230A JP 2008194230 A JP2008194230 A JP 2008194230A JP 2009052545 A JP2009052545 A JP 2009052545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
seal assembly
movable
bending
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008194230A
Other languages
English (en)
Inventor
Kripa Varanasi
クリパ・ヴァラナシ
Joseph Albers
ジョセフ・アルバーズ
William Herron
ウィリアム・ヘロン
Peter Crudgington
ピーター・クラッジングトン
Mahesh Khandeparker
マヘッシュ・カンデパルカール
Sai Raju Ippili
サイ・ラジュ・イッピリ
Prathap Anga
プラサップ・アンガ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US11/830,236 external-priority patent/US20090033037A1/en
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2009052545A publication Critical patent/JP2009052545A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/164Sealings between relatively-moving surfaces the sealing action depending on movements; pressure difference, temperature or presence of leaking fluid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/005Sealing means between non relatively rotating elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/02Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type
    • F01D11/04Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type using sealing fluid, e.g. steam
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/24Casings; Casing parts, e.g. diaphragms, casing fastenings
    • F01D25/246Fastening of diaphragms or stator-rings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/44Free-space packings
    • F16J15/445Free-space packings with means for adjusting the clearance
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/44Free-space packings
    • F16J15/447Labyrinth packings
    • F16J15/4476Labyrinth packings with radial path

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

【課題】 相対的に部品数が少なく、タービンエンジン内での流体の漏出を効果的に防止し、経時的に劣化しないシール組立体を開発提供すること。
【解決手段】シーリング位置と非シーリング位置との間で移動可能な第一の可動ステータ部材(110)と、前記第一のステータ部材(110)が相対的に移動可能な第二の固定ステータ部材(102)と、前記第二のステータ部材(102)に結合された少なくとも一つの屈曲部材(150)と、前記少なくとも一つの屈曲部材(150)と前記可動ステータ(110)との間に結合され、前記可動ステータ(110)を非シーリング位置に向けて付勢する少なくとも一つの付勢部材(151)と、を備えるシール組立体(100)である。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般に、ガスタービンエンジンに関し、更に具体的には、ガスタービンエンジンで使用される組立体をシールすることに関する。
ガスタービンエンジンでは、動作中、エンジン流体流路を介して、空気等の大量の圧縮流体を移動させる。シール組立体は、高圧域から定圧域への流体の流動を制限することで、流体の望ましくない漏出を防ぐ。シール組立体は、エンジンの静止及び回転部材間に位置決めし得る。シールは、隣接するエンジン構成部品間の隙間における過渡変化を補う。
シール組立体の運転環境及び/又は動作環境のため、少なくとも一部の公知のシール組立体は、経時的に劣化する。シールが必要な密封を提供しない場合、流体は、シールを越えて漏出し、エンジンの動作に悪影響を与える。ガスタービンエンジンのシール組立体を介した流体の漏出は、燃料消費量を大幅に増加させ、エンジン効率に悪影響を及ぼし得る。更に、流体の漏出は、他のエンジン構成要素に損傷を引き起こし、全体的なエンジン維持費を増加させ得る。
高圧及び低圧領域間に定められた隙間の密閉を促進するために、米国特許第5,284,347号において説明されるシール組立体等、少なくとも一部の公知のシール組立体は、例えば、吸気を使用して漏出を制御する。吸気は、回転部材が静止部材に接触するのを防ぎ、回転及び静止部材間に定められた隙間における過渡変化への適応を促進し、シール組立体の全寿命に渡って、シールを殆ど又は全く劣化させない。しかしながら、こうしたシール組立体を構成する個別要素の数のため、こうしたシール組立体は、エンジン内での設置が複雑となる場合があると共に、こうした組立体の重量は、エンジン性能に直接的な悪影響を有するエンジン重量を増加させる。更に、シール組立体の構成要素数のため、こうしたシール組立体の動作効率は、回転及び静止部材間の許容範囲次第となり得る。
相対的に部品数が少なく、タービンエンジン内での流体の漏出を効果的に防止し、経時的に劣化しないシール組立体を開発する必要性が存在する。
シーリング位置と非シーリング位置との間で移動可能な第一の可動ステータ部材と、前記第一のステータ部材が相対的に移動可能な第二の固定ステータ部材と、前記第二のステータ部材に結合された少なくとも一つの屈曲部材と、前記少なくとも一つの屈曲部と前記可動ステータとの間に結合され、前記可動ステータを非シーリング位置に対して付勢する少なくとも一つの付勢部材と、を備えるシール組立体である。
本明細書には本発明の詳細な指摘と明確な請求を行う特許請求の範囲が添付されているが、本明細書に記載の実施形態は、同様の参照符号が同様の要素を特定する添付図面と併せて、以下の説明により良く理解されよう。
本明細書では、ガスタービンエンジン用のタービンインタフェースに対するコンプレッサに関連して本発明を説明及び図示しているが、本発明は、一般に高圧な任意の領域と任意の低圧領域との間でのあらゆる流体の漏出の制御を容易にするために使用し得ると理解されたい。
ここで、本発明のシール組立体は、簡略化されたシールを、従来技術のシールと比較して少ない部品数で提供し、これにより、シール組立体を簡略化すると共に、シール組立体の重量を低減する。例えば、関連するシール組立体において使用されるバネ組立体は、一個以上の屈曲部材に置換されている。本明細書で説明するように、屈曲部材は、非接触シールスライドとステータとの間に取り付ける。更に、従来技術のシーリングデバイスの二次的シール組立体は、単一のピストンリングシールに置換されている。単一のリングシールは、固定又は滑動ステータ内に保持し得る。一個以上の区局部材を設計に組み込んでよく、その数は設計の要件に応じて決まる。
図1は、ファン組立体12と、高圧コンプレッサ14及びコンバスタ16を含むコアエンジン13とを含むガスタービンエンジン10の一例の概略図である。エンジン10は、更に、高圧タービン18と、低圧タービン20と、ブースタ22とを含む。ファン組立体12は、ロータディスク26から外側へ放射状に延びるファンブレード24の列を含む。エンジン10は、吸気側27と、排気側29とを有する。一実施形態において、ガスタービンエンジンは、オハイオ州シンシナティのGeneral Electric Companyより入手可能なGE90−115Bである。ファン組立体12及びタービン20は、第一のロータシャフト31により結合され、コンプレッサ14及びタービン18は、第二のロータシャフト33により結合される。
動作中、空気は、エンジン10を貫く中心軸線34と実質的に平行な方向で、ファン組立体12を軸線に沿って通過し、圧縮空気が高圧コンプレッサ14に供給される。高圧縮された空気は、コンバスタ16へ送給される。コンバスタ16からの気流(図1に図示無し)は、タービン18及び20を駆動し、タービン20は、シャフト31を経由してファン組立体12を駆動する。
図2は、ガスタービンエンジン10内で使用し得る、シール組立体100の一例の断面図である。実施形態例において、ガスタービンエンジン10は、フレーム103に結合された静止ステータ部材102と、回転部材104とを含む。一実施形態において、回転部材104は、回転軸線34を中心に回転するようにエンジン10内で回転可能に結合されたロータである。フレーム103は、回転軸線34(図2に図示無し)を中心に位置決めされた静止円周部材である。フレーム部材103は、フレームから外側へ延びる取り付けフランジ108を含む。一実施形態において、フレーム103は、ガスタービンエンジン10のケーシングを含み得る。空気がエンジン10を貫流する際に、フレーム103は、流路の空気を収容するのを助けるように構成される。
シール組立体100の静止ステータ部材102は、ガスタービンエンジン10の回転軸線34を中心として円周方向に延びる静止部材である。ステータは、基部112と、フランジ部材109とを含む。基部は、基部シーリング面90と、停止面113とを含む。フランジ及び基部は、垂直となる。図2に示したように、静止ステータ部材102は、留め具107によりフレーム103に固定される。留め具は、従来のボルト部材又は他の適切な締結手段を備え得る。ステータフランジ109及びフレームフランジ108は、留め具部材107により結合される。以下で更に詳細に説明する屈曲部材150は、留め具107の頭部190と、固定ステータ102のフランジ109の表面114との間に挟まれる。
シール組立体100は、更に、シーリング面124と、シーリング面124の一部から外側へ延びる複数のシーリング歯127、128とを含む可動ステータ部材110を含む。ステータ110は、軸線に沿って、図2の方向矢印が全般的に表す方向に移動可能である。実施形態例において、シーリング面124は、回転部材104の回転部材表面125に実質的に平行である。図2に示した第一の位置において、シーリング面124は、回転部材104から距離123だけ離れて位置する。シール組立体の可動ステータ110は、タービンエンジンが使用されておらず、流体がエンジンの流路を貫流しない状態である時、第一の位置に配置される。
可動ステータ部材110は、更に、内部に定められた開口部135を含む。開口部は、可動ステータがフランジ108に正しく結合される時、軸線方向200に延びる。図2に示したように、開口部は、可動ステータ面124と接触面118とを介して延びる。可動ステータが第一の縮小位置にある時、表面118及び113は接触する。この可動ステータ110及びフランジ108間の接触は、ステータ110の第一の位置への移動を制御する。
実施形態例において、開口部135は、回転部材表面125に対して実質的に垂直に配向される。以下で更に詳細に説明するように、開口部135は、可動部材110、具体的には、複数の歯127、128と、回転部材104との間の接触を防止するのを助ける。可動ステータは、任意の数の開口部135を有し得るが、実施形態例を開示するために、一つ以上の開口部135が可動ステータ110に含まれてよい。可動ステータ部材110は、更に、少なくとも一つの放射状に延びる開口部134を含む。実施形態例を開示するために、複数の開口部134が図示されている。しかしながら、任意の適切な数の放射状開口部をステータ110に設けてよい。開口部134は、可動ステータ部材110の表面119及び121を介して延びる。実施形態例において、各開口部135は、開口部134に隣接して位置する。
可動ステータ部材110は、更に、ヨーク130を含む。ヨークは、放射状に延び、シール部材132を受け入れる開口部131を定める。シール部材は、任意の適切なシーリング材料で作成し得る。図2及び3に示したように、開口部131に配置された時、シール部材の一部は、ヨークの自由端部129を越えて延びる。可動及び固定ステータが図示したように結合された時、自由端部129を越えて延びるシールの端部は、固定ステータ102の接触面90と密封接触した状態となる。シール部材は、例えば、ピストンリングシールにしてよい。別の実施形態において、シールは、ステータ102により支持し、可動部材に沿ってシーリング面と係合し得ることに留意されたい。
図3は、本明細書においてシーリング位置とも呼ばれる第二の位置にある可動ステータ部材110を示す。空気をガスタービン流路に供給した時、空気の圧力は、可動ステータを方向200で移動させる。ステータ部材を移動させる際に、シール132は、シーリング面90との接触を維持する。可動ステータが部材104に向かって移動するにつれ、距離123の大きさは、可動ステータ部材が図2に示した第一の位置にある時の最大値から低減される。図3に示したように、可動ステータの移動が終了し、第二の位置にある時、シーリング面124と回転部材表面125とは、互いに近接する。
シール組立体100は、更に、少なくとも一つの屈曲部材150を備える。屈曲部材は、実質的に平坦である。組み立てると、屈曲部材の一方の端部は、フランジ部材109に近接して位置する。この端部は、図2及び3において157として特定される。端部157及び152は、付勢部材151により接合させる。部材151は、図2に示した縮小長から、図3のシーリング位置に図示したような拡張長まで延長可能である。
屈曲部材150は、平面の外へ屈曲し、静止ステータ部材102と相対的な可動ステータ部材110の軸線方向での並進を可能にする弱いバネを含む。屈曲部材150の可動ステータ部材110との接続は、これらの図において、簡潔にするために、フレーム103へボルト留めするものとして図示しているが、可動ステータ部材110と一体化している。或いは、別個の部品にすることもできるが、こうした構成は、重量、複雑性、及び部品数を増加させ得る。
図9及び10は屈曲部材(一連の番号150)を等角図(図3及び4の図に相当)で示す。屈曲部材は、ボルト接続107により静止ステータ108に固定される。屈曲部材は、更に、フランジ152において可動ステータ部材110と一体化させた付勢部151を含む。屈曲部材150は、可動ステータ部材110と一体化させてよいため、その部材110と共に鋳造し得る。
屈曲部材150は、可動ステータ部材110を移動させる付勢機構の役割を果たす。部材150は、可動ステータ部材を図2の第一の位置へ付勢する。屈曲部材150は、エンジンを通る気流が最低レベルまで低減された時、或いはエンジンを停止した時に、可動部材を第一の非シーリング位置へ戻す。屈曲部材150は、更に、可動部材110の並進を制御し、エンジン動作中にロータ104とステータ103との間での相対的な軸線方向の運動をもたらす。屈曲部材150は、例えば、タービンエンジン10を切ってオフ位置にしてある時等に、シーリング面124が非加圧状態で開位置に保持されるように、停止部(表面113)に対して予荷重を与え得る。この状態は、駆動圧力が低い時又は存在しない時に、可動ステータ部材110のロータ104との滑り接触を防止するものであり、こうした接触は、意図的でない場合、シール組立体100に損傷を与え、性能を低下させる。
図6では、屈曲部材150の一例を挙げている。屈曲部材150は、スチール、チタン、鉄、及びニッケルを含む、この技術で公知の一種類以上の金属から形成し得る。図示したように、屈曲部材150は、エンジン軸線34を中心に可動ステータ部材110を配置する中央開口部183と、屈曲部材150の厚さに渡って延び、その間に材料のビームを定める開口部であるシーム160とを含む。シーム160は、屈曲部材150が図の面外へ所望の形で屈曲又は変位するのを可能にする。こうした屈曲部材150の動きは、例えば、シール組立体100を指示又は必要に応じて開く又は閉じるように、可動ステータ部材110を必要な方向へ付勢する。
図6に示したように、屈曲部材は、三本のシームセグメント160を含むが、しかしながら、任意の数のシームを設けてよい。ビームの数は、図4に示したように、シール面124において所望の撓みが生じるように変更し得る。この実施形態において、それぞれのシームは、非弓形セグメント192により接合された二つの弓形セグメント190、191を含む。非弓形部は、放射状に配向される。図6に示したように、一本のシームについて、その一本のシームに対して時計回り及び反時計回り方向にある各隣接シームの弓形セグメントの一つは、その一本のシームの弓形セグメントと平行に配置され、放射セグメント192の長さにほぼ等しい放射方向の距離により分離される。屈曲部材150は、可動ステータ部材110を収容する中央開口部183を有する、図6に示したような環状部材として構成し得る。更に、屈曲部材は、任意の適切なシーム配置を有し得る。シームの別の設計を図7及び12に示す。適切なシーム配置は、共に接続された隣接ビーム群を含み得る。この接続は、図19及び20に示した接続セグメント162のように、近端部に位置してよい。隣接ビームの接続は、材料及び構造の詳細と動作環境とに応じて様々な利点をもたらす。生じ得る利点の一つは、ビームの振動数を高めることであり、例えば、通常の及び/又は予測可能なエンジン動作条件において発生が見込まれる範囲の外へ、振動数を移行させること等である。
シーム160は、屈曲部材150の屈曲と、それによる要求通りの付勢とを可能にするのに適切となるように、事前に決定されたパターンで切り込まれた、各屈曲部材150内の開口部である。シーム160を屈曲部材150へ切り込む適切な方法は、当業者の周知のプロセスである放電加工によるものである。但し、ここで、屈曲部材150にシーム160を切り込む方法は、本発明の一部を成すものではないことに留意されたい。別の実施形態において、屈曲部材150は、シーム160が鋳造プロセスの副産物となるように鋳造され、即ち、開口部がプロセスの一部となるように鋳造される。加えて、応力緩和穴161を、例えば、図13乃至18に示したように、シーム160の切り取り部の終わりに追加してもよい。
図7は、図6の屈曲部材150の別の構成の一部を切り出したものである。特に、シーム160の一部を拡大して示している。ここで、シーム160の各黒線は、屈曲部材150内の開口部を表す。図6は、屈曲部材150(バネ)の可能な構成を示す。材料のシートを取り出し、指示されたスロットを切り込むことにより、小さな力でシートの中心(図2の特徴部152)を、シートの周辺(図2の特徴部150)から面外へ移動させることができる。図7は、こうした切り込みの別の構成を示す。可能な構成は無数に考えられ、その中のものを、図6、7、及び12に例示している。
図4及び5は、本発明の別の実施形態のシール組立体100を示している。図4は、第一の非シーリング位置にある可動ステータを示しており、図5は第二のシーリング位置にある可動ステータを示している。シール100は、細長い留め具107の両端部に位置する屈曲部材150を含む。屈曲部材は、留め具107上で活動可能に配置されたスペーサ155により分離される。この別の構成において、屈曲部材150は、平行な配向性で位置決めされ、スペーサ155により分離された状態で保持される。スペーサ155は、有用であるが、二個の屈曲部材150間に必須のデバイスではない。
屈曲部材150は、常にシールを開くように作用する(可動ステータ部材110を図4に示した位置へ移動させる)。エンジン動作中の気圧は、屈曲部材150のバネ力を克服し、可動ステータ部材110を閉位置へ移動させる(図5)。
図4及び5に示したように、二つの可撓部材151は、シール組立体100の説明と併せて説明したように、端部150及び152の間に結合させる。両部材151は、可動ステータを方向200でシーリング位置へ移動させた時に拡張する。更に、シール132は、固定ステータ基部102の表面90と密閉接触状態となる。
動作中、冷却気及び/又は流体は、ガスタービンエンジン10を貫流する。エンジン10が動作中である時には、高圧の空気がエンジン後端部29に向かって流動する。高圧コンプレッサ14から放出された高圧縮空気の一部は、シール組立体100に向かって方向付けされ、冷却流体として使用される。シール組立体100は、ガスタービンエンジン10内における高圧領域137から低圧領域140への流体の流動の実質的な制御を容易にする。高圧領域137及び定圧領域140間の圧力差は、シール組立体100を介した流動を引き起こす。可動ステータ部材110に作用する圧力は、圧力による力が屈曲部材151のバネ力を克服するようになり、可動ステータ部材110は、第一の位置(図2及び4に図示)から第二のシーリング位置(図3及び5)へ並進する。
更に、動作中、高圧の空気の一部は、開口部135を介して流動する。実施形態例において、開口部135は、複数の供給口である。開口部135は、表面124と回転部材表面125との間に高圧膜又は空気ベアリングを形成する。空気ベアリングは、可動ステータ部材110が回転部材104に接触するのを防止する。
開口部135を通過した後、空気は、低圧領域140へ退出する。更に、空気の一部は、シール歯126、127、及び128を通過して漏出し得る。シール歯126、127、及び128を通過して漏出した空気と、開口部135を退出して外側へ放射状に流動した空気の部分は、放射開口部134を介して低圧領域140へ流れる。
以上、本発明を様々な具体的実施形態の観点から説明してきたが、特許請求の範囲の趣旨及び範囲内で変更を加えて本発明を実施可能であることは当業者には理解されよう。
ガスタービンエンジンの一例の概略図である。 図1に示したガスタービンエンジンで使用し得る、可動シーリング部材が第一の位置にあるシール組立体の一例の断面図である。 可動シーリング部材が第二の位置にある、図2のシール組立体の一例の断面図である。 図1に示したガスタービンエンジンで使用し得る、可動シーリング部材が第一の開位置にあるシール組立体の一例の断面図である。 可動シーリング部材が第二のシーリング位置にある、図4のシール組立体の一例の断面図である。 シール組立体において有用となる屈曲部材の正面図である。 シール組立体において有用となる、別の実施形態の屈曲部材を示す図である。 第一の位置にある図2のシールの一例の側面図である。 第一の位置にある図2のシールの一例の等角図である。 図3に示した断面図と同様である第二の位置にある図2のシールの一例の側面図である。 第二のステータ部材の等角図である(図2の102)。 可能な別の屈曲部材の図である。 シール組立体において有用な、図6のものと同様の屈曲部材の別の実施形態の部分正面図である。 図13の屈曲部材の部分拡大図である。 図13の屈曲部材の部分拡大図である。 シール組立体において有用な、図6のものと同様の屈曲部材の別の実施形態の部分正面図である。 図16の屈曲部材の部分拡大図である。 図16の屈曲部材の部分拡大図である。 シール組立体において有用な、図6のものと同様の屈曲部材の別の実施形態の部分正面図である。 図19の屈曲部材の部分拡大図である。
符号の説明
10 ガスタービンエンジン
12 ファン組立体
13 コアエンジン
14 高圧コンプレッサ
16 コンバスタ
18 高圧タービン
20 低圧タービン
22 ブースタ
24 ファンブレード
26 ロータディスク
27 吸気側
29 排気側
31 第一のロータシャフト
33 第二のロータシャフト
34 中心軸線
90 シーリング面
100 シール組立体
102 静止ステータ部材
103 フレーム
104 回転部材
107 留め具
108 取り付けフランジ
109 フランジ部材
110 可動ステータ部材
112 基部
113 停止面
114 表面
118 接触面
119 表面
121 表面
123 距離
124 シーリング面
125 回転部材表面
126 シーリング歯
127 シーリング歯
128 シーリング歯
129 自由端部
130 ヨーク
131 開口部
132 シール部材
134 放射状に延びる開口部
135 開口部
137 高圧領域
140 低圧領域
150 屈曲部材
151 付勢部材
152 端部
155 スペーサ
157 端部
160 シーム
161 応力緩和穴
162 接続セグメント
183 中央開口部
190 頭部
191 弓形セグメント
192 非弓形セグメント
200 矢印

Claims (9)

  1. シーリング位置と非シーリング位置との間で移動可能な第一の可動ステータ部材(110)と、前記第一のステータ部材(110)が相対的に移動可能な第二の固定ステータ部材(102)と、前記第二のステータ部材(102)に結合された少なくとも一つの屈曲部材(150)と、前記少なくとも一つの屈曲部材(150)と前記可動ステータ(110)との間に結合され、前記可動ステータ(110)を非シーリング位置に向けて付勢する少なくとも一つの付勢部材(151)と、を備えるシール組立体(100)。
  2. 少なくとも二つの屈曲部材(150)と、二つの付勢部材(151)とを有し、各付勢部材(151)は、一つの屈曲部材(150)に結合される、請求項1記載のシール組立体(100)。
  3. 前記第二のステータ(102)は、基部(112)と、前記基部(112)に沿った表面(114)とを含み、前記第一のステータ(110)は、当該基部(112)の接触面(118)と密閉状態で係合するシーリング部材(124)を含む、請求項1又は2に記載のシール組立体(100)。
  4. 前記第一のステータ(110)は、ヨーク(130)を含み、当該部材(110)は、当該ヨーク(130)内に位置する、請求項3記載のシール組立体(100)。
  5. 前記屈曲部材(150)は、留め具部材(107)上で支持される、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシール組立体(100)。
  6. 当該屈曲部材(150)は、当該屈曲部材(150)が面外へ屈曲するのを可能にする少なくとも一つのシーム(160)を含む、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシール組立体(100)。
  7. 当該シーム(160)は、当該屈曲部材(150)を貫く開口部を含む、請求項6記載のシール組立体(100)。
  8. 当該屈曲部材(150)は、複数のシーム(160)を含み、当該シーム(160)は、その間に少なくとも一本のビームを定め、当該ビームは、その近端部(152、157)において別のビームに接続される、請求項7記載のシール組立体(100)。
  9. 当該屈曲部材(150)は、シーム(160)の端部に少なくとも一個の応力緩和穴(161)を含む、請求項8記載のシール組立体(100)。
JP2008194230A 2007-07-30 2008-07-29 シール組立体 Pending JP2009052545A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/830,236 US20090033037A1 (en) 2007-07-30 2007-07-30 Seal assembly
US12/171,418 US20110229311A1 (en) 2007-07-30 2008-07-11 Seal assembly

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009052545A true JP2009052545A (ja) 2009-03-12

Family

ID=39930622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008194230A Pending JP2009052545A (ja) 2007-07-30 2008-07-29 シール組立体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20110229311A1 (ja)
EP (1) EP2020542A1 (ja)
JP (1) JP2009052545A (ja)
CA (1) CA2638390A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9291067B2 (en) * 2013-11-11 2016-03-22 General Electric Company Rotary machine aspirating seal assembly and method of assembling the same
US10359117B2 (en) * 2017-03-06 2019-07-23 General Electric Company Aspirating face seal with non-coiled retraction springs
US10329938B2 (en) * 2017-05-31 2019-06-25 General Electric Company Aspirating face seal starter tooth abradable pocket
US10458267B2 (en) 2017-09-20 2019-10-29 General Electric Company Seal assembly for counter rotating turbine assembly
US10711629B2 (en) 2017-09-20 2020-07-14 Generl Electric Company Method of clearance control for an interdigitated turbine engine
FR3085180B1 (fr) * 2018-08-24 2020-11-27 Safran Aircraft Engines Ensemble aubage pour stator de turbine de turbomachine comprenant des nervures d'etancheite inclinees
US11428160B2 (en) 2020-12-31 2022-08-30 General Electric Company Gas turbine engine with interdigitated turbine and gear assembly

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51103112U (ja) * 1975-02-17 1976-08-18
JPS51124575U (ja) * 1975-04-04 1976-10-08
JPS56129654U (ja) * 1980-03-03 1981-10-02
US5284347A (en) * 1991-03-25 1994-02-08 General Electric Company Gas bearing sealing means
JPH09112708A (ja) * 1995-05-04 1997-05-02 Eg & G Sealol Inc 回転シール組立体
US6145840A (en) * 1995-06-02 2000-11-14 Stein Seal Company Radial flow seals for rotating shafts which deliberately induce turbulent flow along the seal gap
JP2003301950A (ja) * 2002-03-26 2003-10-24 General Electric Co <Ge> 軸方向に延びるシール歯をもつ吸込型面シール
JP2003314704A (ja) * 2002-03-26 2003-11-06 General Electric Co <Ge> 軸方向に付勢する単一片環状ばねをもつ吸込型面シール
JP2004044578A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 General Electric Co <Ge> 回転部材用のシール
JP2005521839A (ja) * 2002-03-28 2005-07-21 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 機械、特に発電機
JP2008038898A (ja) * 2006-06-10 2008-02-21 General Electric Co <Ge> 吸気型ラビリンスシール

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1323188A (en) * 1919-11-25 Frank hxjmphbis
US3107766A (en) * 1961-05-03 1963-10-22 Gen Motors Corp Friction engaging devices having a lever spring
US4687346A (en) * 1986-09-02 1987-08-18 United Technologies Corporation Low profile bearing support structure
US5205547A (en) * 1991-01-30 1993-04-27 Mattingly William R Wave spring having uniformly positioned projections and predetermined spring
CA2076120A1 (en) * 1991-09-11 1993-03-12 Adam Nelson Pope System and method for improved engine cooling
DE69723928T2 (de) * 1996-09-09 2004-02-12 Calsonic Kansei Corp. Kreisplattenfeder
FR2867244B1 (fr) * 2004-03-05 2008-03-07 Attax Organe elastique realise d'une seule piece
DE102004041074A1 (de) * 2004-08-25 2006-03-02 Robert Bosch Gmbh Elektrische Maschine mit einem axialen Federelement

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51103112U (ja) * 1975-02-17 1976-08-18
JPS51124575U (ja) * 1975-04-04 1976-10-08
JPS56129654U (ja) * 1980-03-03 1981-10-02
US5284347A (en) * 1991-03-25 1994-02-08 General Electric Company Gas bearing sealing means
JPH09112708A (ja) * 1995-05-04 1997-05-02 Eg & G Sealol Inc 回転シール組立体
US6145840A (en) * 1995-06-02 2000-11-14 Stein Seal Company Radial flow seals for rotating shafts which deliberately induce turbulent flow along the seal gap
JP2003301950A (ja) * 2002-03-26 2003-10-24 General Electric Co <Ge> 軸方向に延びるシール歯をもつ吸込型面シール
JP2003314704A (ja) * 2002-03-26 2003-11-06 General Electric Co <Ge> 軸方向に付勢する単一片環状ばねをもつ吸込型面シール
JP2005521839A (ja) * 2002-03-28 2005-07-21 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 機械、特に発電機
JP2004044578A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 General Electric Co <Ge> 回転部材用のシール
JP2008038898A (ja) * 2006-06-10 2008-02-21 General Electric Co <Ge> 吸気型ラビリンスシール

Also Published As

Publication number Publication date
US20110229311A1 (en) 2011-09-22
EP2020542A1 (en) 2009-02-04
CA2638390A1 (en) 2009-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5110646B2 (ja) 冷却回路を備えたタービン間のケーシングおよびそれを備えるターボファン
US20070253809A1 (en) Methods and apparatus for assembling gas turbine engines
JP2009052545A (ja) シール組立体
CN101845996B (zh) 用于在燃气轮机中减少二次空气流的装置和系统
EP2546469B1 (en) Blade outer air seal assembly
US6572115B1 (en) Actuating seal for a rotary machine and method of retrofitting
US20090033037A1 (en) Seal assembly
US8800133B2 (en) Gas turbine systems involving rotor bayonet coverplates and tools for installing such coverplates
US9121300B2 (en) Turbocharger
US8109717B2 (en) Gas turbine engine systems involving hydrostatic face seals with integrated back-up seals
RU2583487C2 (ru) Компонент турбины с листовыми уплотнениями и способ уплотнения от утечки между лопаткой и несущим элементом
US9145788B2 (en) Retrofittable interstage angled seal
JP5129633B2 (ja) 冷却通路用カバーおよび該カバーの製造方法ならびにガスタービン
JP2003314704A (ja) 軸方向に付勢する単一片環状ばねをもつ吸込型面シール
US8388310B1 (en) Turbine disc sealing assembly
JP2003301950A (ja) 軸方向に延びるシール歯をもつ吸込型面シール
KR20080018125A (ko) 엔젤 날개 마모성 시일 및 밀봉 방법
JP2016044630A (ja) ガスタービンの排気部材及び排気室メンテナンス方法
EP2955330A2 (en) Cooling systems for gas turbine engine components
JP2004197741A (ja) タスタービンエンジンの可変ベーンアセンブリを密封する方法及び装置
KR20160147014A (ko) 가변 구조 터빈 조립체
JP2013181577A (ja) シール装置、及びこれを備えている回転機械
JPWO2017149747A1 (ja) ターボチャージャー
JP2010090714A (ja) ターボチャージャ
EP3287605B1 (en) Rim seal for gas turbine engine

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110209

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120525

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130514