JP2003301950A - 軸方向に延びるシール歯をもつ吸込型面シール - Google Patents

軸方向に延びるシール歯をもつ吸込型面シール

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JP2003301950A
JP2003301950A JP2003083973A JP2003083973A JP2003301950A JP 2003301950 A JP2003301950 A JP 2003301950A JP 2003083973 A JP2003083973 A JP 2003083973A JP 2003083973 A JP2003083973 A JP 2003083973A JP 2003301950 A JP2003301950 A JP 2003301950A
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    • F16J15/44Free-space packings
    • F16J15/441Free-space packings with floating ring
    • F16J15/442Free-space packings with floating ring segmented
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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    • F01D11/02Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、シール歯を有する吸込型面シール
をもつロータ及びステータ組立体に関する。 【解決手段】 回転可能な及び回転不能なガスベアリン
グ面の表面(62, 68)が、回転可能な及び回転不能なエン
ジン部材(28, 58)と作動的に組み合わされる。半径方向
内側及び外側の歯形リング(42, 44)は、漏れ経路(45)を
横切ってガスベアリング面の表面(62, 68)のうちの第1
の表面から離れるように第2の表面の方向に軸方向に延
びる。付勢手段(82)が、内側及び外側の歯形リング(42,
44)をガスベアリング面の第2の表面から軸方向に離れ
るように付勢する。回転可能なエンジン部材(28)は、ロ
ータディスク(28)上に装着されたサイドプレート(34)と
することができ、回転不能なエンジン部材(61)は、静止
面シールの支持構造体(52)上に軸方向移動可能に支持さ
れた並進運動可能なピストン(88)上に装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にロータ及
びステータ組立体のための吸込型面シールに関し、より
具体的には、シール歯を有する吸込型面シールをもつロ
ータ及びステータ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】吸込型面シールは、2つの構成部品の間
の間隙を通る高圧領域から低圧領域への漏れを最小にす
るために用いられる。そうしたシールは、それに限定さ
れるものではないが、発電のため並びに航空機及び船の
推進力のために用いられるガスタービンエンジンのよう
なターボ機械を含む、回転機械における使用のためのも
のとして開示されてきた。吸込型面シールは、ガスター
ビンエンジンにおけるロータとステータとの間の圧縮空
気又は燃焼ガスのような流体の漏れを最小にするように
設計されている。
【0003】従来の吸込型面シールは、典型的には、第
1シール要素と第2シール要素とが向かい合って面する
ように構成されたロータを有し、該第1シール要素は、
ロータに取り付けられるか又は該ロータの一体部分とな
っている。同様に、そうしたシールは典型的には、第2
シール要素として構成されたステータを有し、該第2シ
ール要素は、ステータに取り付けられるか又は該ステー
タの一体部分となっている。第1及び第2シール要素は
一般的に環状で、ロータの縦方向軸とほぼ垂直で、全体
として向かい合っており、軸方向に間隔をもって、かつ
互いに近くに配置される。典型的には、第1の部分及び
第2シール要素は、共に、半径方向に延びる空気ベアリ
ング、及び該空気ベアリングの半径方向内側に位置させ
られた半径方向に延びる空気ダムを構成する。第1要素
の空気ベアリングの表面及び第1要素の空気ダムの表面
は、一般的に同じ平面内にある。第2要素の空気ベアリ
ングの表面は、第1通路のための出口である穴を有し、
この第1通路は該穴とシールの高圧側からの空気を連結
するものである。ステータは、シールの高圧側からシー
ルの低圧側へ空気ダムを通過した空気を運ぶ第2通路を
有する。公知のシール設計はさらに、空気ダムの半径方
向内側でステータから該空気ダムを軸方向に横切って延
びる吸込歯を含み、該吸込歯は、ロータから間隔をもっ
てかつ該ロータの近くに配置された先端部を有する。吸
込型面シール技術は、「空気ベアリング」「空気ダム」
及び「空気流」のような語句を用い、「空気」という語
はシールの作動流体を説明するために用いられるという
点に注目することは重要である。吸込型面シールの作動
流体は、それに限定されるものではないが、圧縮空気、
燃焼ガス、及び/又は蒸気を含むことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】吸込型面シールは、該
シールの第1部分と第2部分が接触しないようになって
いる点で非接触シールであるが、短時間の間は擦過とし
て知られるものを受けることになるという点に注目する
ことは重要である。吸込型面シールは、シールの擦過が
生じているとき、ロータの表面上に著しい熱及び/又は
スクラッチを生じる。したがって、回転している構成部
品への熱入力を最小にし、平滑な表面の平面性を維持す
ることが望ましい。ロータの構成部品への過度な熱入力
は材料の劣化を引き起こし、これは次に早期の構成部品
のひび割れを発生させることになる。粗い表面仕上げ
は、過度なシール漏れをもたらし、やはり早期の構成部
品のひび割れを発生させることになる応力集中部を生じ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】ガスタービンエンジンの
吸込型面シールは、回転可能なエンジン部材及び静止エ
ンジン部材と、その間の漏れ経路とを含む。環状でほぼ
平坦な形状の回転可能な及び回転不能なガスベアリング
面の表面が中心線の周りにあり、回転可能な及び回転不
能なエンジン部材とそれぞれ作動的に組み合わされる。
半径方向内側及び外側の歯形リングが、漏れ経路を横切
って回転可能な及び回転不能なガスベアリング面の表面
のうちの第1の表面から離れるようにガスベアリング面
の表面のうちの第2の表面の方向に軸方向に延びる。環
状のプレナムが内側の歯形リングと外側の歯形リングと
の間で、回転可能な及び回転不能なガスベアリング面の
表面のうちの第1の表面に沿って、配置される。内側及
び外側の歯形リングは、回転可能な及び回転不能なガス
ベアリング面の表面のうちの第2の表面の近くに先のと
がった端部を有する。引っ張り付勢手段が、内側及び外
側の歯形リングを回転可能な及び回転不能なガスベアリ
ング面の表面のうちの第2の表面から軸方向に離れるよ
うに付勢するために組み込まれる。
【0006】本発明の第1の実施形態において、回転可
能なエンジン部材はロータディスクであるか、又は該回
転可能なエンジン部材はロータディスク上に装着された
サイドプレートであり、回転不能なエンジン部材は、周
方向に連続的で、静止面シールの支持構造体上に軸方向
移動可能に支持された並進運動可能な円筒型ピストン上
に装着される。シールには、内側及び外側の歯形リング
の半径方向内側の漏れ経路を横切って配設された補助シ
ールを組み込むことができる。補助シールは、エンジン
の中心線の周りにある環状の補助シール表面を有する環
状のシールランドから半径方向に間隔をもってかつ該シ
ールランドの近くに配置された環状の絞り歯を含む。
【0007】付勢手段は、円筒型ピストンと静止面シー
ルの支持構造体との間に作動可能に配設される。付勢手
段は、面シールの支持構造体及び並進運動可能な円筒型
ピストンにそれぞれ取り付けられた、半径方向に延びる
静止フランジと半径方向に延びる軸方向に移動可能なフ
ランジとによって部分的に形成される周方向に間隔をも
って配置されたばねチャンバ内に周方向に間隔を置いて
配設された複数のコイルばねを含むことができる。それ
に代えて、付勢手段は、面シールの支持構造体及び並進
運動可能な円筒型ピストンにそれぞれ取り付けられた、
半径方向に延びる静止フランジと半径方向に延びる軸方
向に移動可能なフランジとによって部分的に形成される
連続的な環状のばねチャンバ内に配設された波形ばねを
含むことができる。
【0008】本発明のより具体的な実施形態において、
面シールは、回転可能なエンジン部材と静止エンジン部
材との間の接合部における比較的高圧の領域と比較的低
圧の領域との間のタービンエンジンのシール組立体に組
み込まれる。本発明のさらに具体的な実施形態におい
て、静止エンジン部材はタービンノズルから垂下し、高
圧圧縮機の吐出空気の一部を高圧領域を横切る方向に向
けるように作動可能なインデューサを支持する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1には、エンジンの中心軸16
の周りにある燃焼器10及び高圧タービン14を含むガ
スタービンエンジンの一部が示されている。高圧タービ
ン14は静止タービンノズル18と回転可能なタービン
段22とを含み、回転可能なタービン段22は、該ター
ビン段22のロータディスク28のリム26上に装着さ
れた冷却可能なタービンブレード24を有する。エンジ
ンの燃焼器において燃焼されない高圧圧縮機の吐出空気
20の一部は、ブレード24を冷却するために、相対的
に静止したインデューサ29から回転可能なロータディ
スク28における空気冷却通路32に向けられる。冷却
通路32は、サイドプレート34によって軸方向にかつ
周方向に境界付けられ、該サイドプレート34はさら
に、ブレード24をロータディスク28のリム16のス
ロット36に保持することを助ける。圧縮機の吐出空気
20は、インデューサ29によって、高圧領域48を横
切り、サイドプレート34の孔33を通って空気冷却通
路32に向けられる。吸込型面シール40は、ロータデ
ィスク28として例示されている回転可能なエンジン部
材と静止構造体58として例示されている静止エンジン
部材との間の接合部49における比較的高圧の領域48
から比較的低圧の領域46への高圧圧縮機の吐出空気2
0の漏れを制限するために用いられる。静止構造体58
はタービンノズル18から垂下し、インデューサ29を
支持する。面シール40は、回転可能なエンジン部材と
回転不能なエンジン部材との間、及び、該シールの回転
可能な部材と回転不能な部材との間の漏れ経路45を含
む。回転不能とは、エンジン作動中に、ロータディスク
27によって又はエンジンロータの他の部品によって回
転させられないこととして定義される。
【0010】図1、及びより具体的に図2には、回転不
能な環状の半径方向内側及び外側の軸方向に延びる歯形
リング42及び44をそれぞれ有する本発明の面シール
40の第1の実施形態が示される。面シール40は、回
転可能なタービン段22と静止構造体58との間の接合
部49における比較的高圧の領域48から比較的低圧の
領域46への漏れ経路45を通る高圧圧縮機の吐出空気
20の漏れを制限するように設計される。面シールリン
グ60は、周方向に連続的で、静止面シールの支持構造
体52上に軸方向に移動可能に支持された軸方向に並進
運動可能な回転不能な円筒型ピストン88上に装着され
る。面シールリング60は、本発明の軸方向に移動可能
な回転不能なエンジン部材61を例示するものである。
面シールの支持構造体52は、静止構造体58に対して
固定される。半径方向内側及び外側の軸方向に延びる歯
形リング42及び44は、面シールリング60上に装着
され、軸方向に面するほぼ平坦な形状の回転不能なガス
ベアリング面の表面68から、軸方向に面するほぼ平坦
な形状の回転可能なガスベアリング面の表面62の方向
に軸方向外向きに延びる。面シールリング60は、ロー
タディスク28に装着されたサイドプレート34上にあ
る回転可能なガスベアリング面の表面62に対して軸方
向運動が可能なように支持される。半径方向内側及び外
側の歯形リング42及び44は、サイドプレート34及
び該サイドプレートが取り付けられているロータディス
ク28としてここに例示されている回転可能な構成部品
に与えられる熱入力を低くする。半径方向内側及び外側
の歯形リング42及び44は、回転可能なガスベアリン
グ面の表面62としてここに例示されているロータ表面
の平滑な仕上がりを維持することを助ける。
【0011】環状のプレナム69が、内側及び外側の歯
形リング42及び44と、該内側の歯形リング42と該
外側の歯形リング44との間で半径方向に延びる回転不
能なガスベアリング面の表面68とによって境界付けら
れている。内側及び外側の歯形リング42及び44は、
サイドプレート34上の回転可能なガスベアリング面の
表面62の方向に軸方向に延び、該回転可能なガスベア
リング面の表面62の近くに先のとがった端部66を有
する。面シールリング60を貫通する複数の周方向に間
隔を置いて配置された通気通路96は、プレナム69と
高圧領域48との間で圧力伝達を行う。圧領域48と低
圧領域46との間に大きな圧力差があるとき、通気通路
96は、エンジンの作動中に、高圧領域48の中からの
高圧空気によって、プレナム69を加圧する。軸方向の
間隙Gが、回転不能なガスベアリング面の表面68と回
転可能なガスベアリング面の表面62との間に形成され
る。
【0012】環状の補助シール73はさらに、エンジン
が作動しているとき、漏れ経路45を通る空気流を制限
し、十分な圧力を生成して面シールリング60を回転可
能なガスベアリング面の表面62の方向に付勢するため
に用いられる。補助シール73は、漏れ経路45を横切
って環状の補助シール表面78を有する環状のシールラ
ンド80の方向に、軸方向に延びる環状の絞り歯74を
含む。半径方向の間隙Hが、環状の絞り歯74と補助シ
ール表面78との間に形成される。絞り歯74は、環状
のシールランド80から半径方向に間隔をもってかつ該
シールランド80の近くに配置される。環状の絞り歯7
4及び環状のシールランド80は、エンジンの中心軸1
6の周りにある。図1に示される本発明の例示的な実施
形態において、絞り歯74は、回転可能なサイドプレー
ト34に取り付けられ、補助シール表面78を有するシ
ールランド80は、面シールリング60に取り付けられ
る。
【0013】エンジンが作動していないとき、及び/又
は高圧及び低圧領域48及び46における圧力がほぼ等
しいとき、内側及び外側の歯形リング42及び44をサ
イドプレート34上の回転可能なガスベアリング面の表
面62から軸方向に離れるように付勢するために、引っ
張り付勢手段82が用いられる。図1に示される付勢手
段82は、複数の周方向に間隔を置いて配置されたコイ
ルばね84であり、これらのばねは、面シールの支持構
造体52及び並進運動可能な円筒型ピストン88にそれ
ぞれ取り付けられた、半径方向に延びる静止フランジ8
6と半径方向に延びる軸方向に移動可能なフランジ87
とによって部分的に形成される周方向に間隔を置いて配
置されたばねチャンバ85内に配設される。周方向に間
隔を置いて配置された案内及び支持ピン130は、面シ
ールリング60から、案内及び支持組立体を形成する面
シールの支持構造体52上に装着された案内及び支持ピ
ンフランジ138を貫通するピン受け穴134に配設さ
れたブッシング132を通って、後方に延びる。案内及
び支持組立体は、面シールリング60を半径方向に支持
し、軸方向に案内することを助ける。
【0014】図3に示される別の付勢手段82は波形ば
ね89であり、これは、波形ばね又はコックルばねとし
ても知られており、上述され、図1に示された静止フラ
ンジ86及び軸方向に移動可能なフランジ87によって
部分的に形成される連続的な環状のばねチャンバ94
(図6に示す)内に配設される。波形ばね89は、図3
に示されるような単一の折り返し波形ばねとすることも
できるし、或いは、図5及び図6に二重の折り返し波形
ばね91として示される多重の折り返し波形ばねとする
こともできる。
【0015】当業者において周知である別の付勢手段8
2は、通常は面シールの支持構造体52上に装着された
周方向に間隔を置いて配置されたピン上に配設された複
数の周方向に間隔を置いて配置されたコイルばねであ
る。ばね84は、内側及び外側の歯形リング42及び4
4を、回転可能なガスベアリング面の表面62から離れ
る方向に付勢するように用いられるため、引っ張りばね
とも呼ばれる。
【0016】面シールリング60は、該面シールリング
60上に作用する力の結果として、対応する矢印により
示すように、回転不能なガスベアリング面の表面68で
みて軸方向の後退位置RPとシーリング位置SPとの間
を並進運動するように設計される。面シールリング60
は、図4では後退位置で示されている。力は、表面上に
作用する比較的低圧及び高圧領域46及び48における
圧力と付勢又は付勢手段82のばね力との結果である。
エンジンの作動中に面シールリング60がシーリング位
置SPにあるとき、内側及び外側の歯形リング42及び
44の先のとがった端部66と回転可能なガスベアリン
グ面の表面62との間に作動上の間隙Cがある。本発明
の1つの例示的な実施形態において、面シールリング6
0がシーリング位置SPにあるとき、軸方向の間隙Gは
約25から50ミル(0.025から0.050イン
チ)、半径方向の間隙Hは約75から150ミル(0.
075から0.150インチ)、及び作動上の間隙Cは
約1から8ミル(0.001から0.008インチ)で
ある。そうした例示的な実施形態において、内側の歯形
リング42と外側の歯形リング44との間の中間位置か
らエンジンの中心線16までの半径は、約10インチと
することができる。
【0017】本発明の面シールは、シールの擦過が生じ
たとき、ロータ表面の著しい量の過熱及びスクラッチを
避けることができる。したがって、回転する構成部品へ
の熱入力を減少させ、回転するシール表面の平滑な表面
の仕上がりを維持する。このことは、材料の劣化及び構
成部品の早期のひび割れ発生の可能性を減少させる。ロ
ータの軸方向シール歯とも呼ばれる内側及び外側の歯形
リング42及び44に対して被覆を施して、ここではサ
イドプレート34及び該サイドプレートが装着されたロ
ータディスク28として例示されているロータ部品への
熱入力をさらに最小にすることができる。静止部品に対
して別の被覆を施して、熱の発生を最小にし、静止部品
の母材をスクラッチから保護することができる。
【0018】出力が低いか又は全くない状態の間は、面
シールリング60並びに内側及び外側の歯形リング42
及び44は、付勢手段82によって、回転可能なガスベ
アリング面の表面62から離れるように付勢される。よ
り高い出力での作動中には、絞り歯74が比較的高圧の
領域48から比較的低圧の領域46に流れ出る吐出空気
20を制限し、したがって、高圧領域48と低圧領域4
6との間に圧力差を生じさせる。高圧領域48と低圧領
域46との間の圧力差が面シールリング60上に作用
し、該面シールリング60と、内側及び外側の歯形リン
グ42及び44と、歯とを、回転可能なガスベアリング
面の表面62の方向に付勢する。
【0019】高圧吐出空気20の一部は、面シールリン
グ60と回転可能なベアリング面の表面62との間の環
状のプレナム69を含むガスベアリング空間100に、
該面シールリングにおける通気通路96を通して供給さ
れて、所定のガスベアリング面の間隙を確立する。ガス
ベアリング空間100内において発生した圧力による力
は、面シールリング60と内側及び外側の歯形リング4
2及び44とが回転可能なガスベアリング面の表面62
の方向へさらに動くのに抵抗する。面シールリング60
と内側及び外側の歯形リング42及び44との回転可能
なガスベアリング面の表面62の方向への加速及び他の
運動は、ガスベアリング空間100内における圧力によ
る力を増大させ、したがって、面シールリングを回転可
能なガスベアリング面の表面から離れるように付勢し
て、所定の間隙を維持する。
【0020】エンジンが始動すると、圧縮機の吐出空気
圧が上昇し、絞り歯74が比較的高圧の領域48から比
較的低圧の領域46に流れる吐出空気20を制限するた
め、高圧領域48における圧力は上昇し始める。低圧領
域46と高圧領域48との間の圧力差は、面シールリン
グ60上に作用する閉じ方向の圧力による力を生じさせ
る。この圧力による力は、付勢手段82によるばね力に
抗する方向に作用して、面シールリング60と内側及び
外側の歯形リング42及び44とを、回転可能なガスベ
アリング面の表面62の方向に付勢する。
【0021】面シールリング60がシーリング位置SP
に到達するにつれて、軸方向の間隙Gは半径方向の間隙
Hより大幅に小さくなり、絞り歯74を横切る圧力降下
は実質的になくなり、低圧領域46と高圧領域48との
間の圧力降下によって引き起こされる空気流は、面シー
ルリング60並びに内側及び外側の歯形リング42及び
44と、回転可能なガスベアリング面の表面62との間
の間隙を実質的に横切って引き起こされるようになる。
したがって、ガスベアリング力が回転不能なガスベアリ
ング面の表面68及び回転可能なガスベアリング面の表
面62において発生し、この力は、ばね力と作用しなが
ら閉じ方向の力とのバランスをとり、内側及び外側の歯
形リング42及び44の先のとがった端部66と回転可
能なガスベアリング面の表面62のと間の作動上の間隙
Cを所定の大きさに維持する。
【0022】面シールリング60がロータ上で回転する
表面の運動に応じて軸方向に並進運動することを可能に
するために、周方向に延びる分割ピストンリングの第2
シール120のような第2シール手段が設けられる。ピ
ストンリングの第2シール120は、第2コイルばね7
6のようなばね手段によって、面シールリング60の半
径方向内向きに面する環状の内面118に対して、半径
方向外向きに付勢される。ピストンリングの第2シール
120上の周方向に延びる第2シールのダム122は、
内面118に対して半径方向にシール係合するように付
勢される。ピストンリングの第2シール120は、複数
の周方向に間隔を置いて配置された第3コイルばね12
4のような第3ばね手段によって、面シールの支持構造
体52上に設けられた軸方向に面するほぼ平坦な形状の
シール表面126と係合するように、軸方向に付勢され
る。
【0023】図4には、回転可能なタービン段22に取
り付けられたサイドプレート34上に装着された、軸方
向に延びる環状の半径方向内側及び外側の回転可能な歯
形リング142及び144を有する、本発明の面シール
40の第2の例示的な実施形態が示されている。回転可
能な歯形リング142及び144は、ほぼ平坦な形状の
回転不能なガスベアリング面の表面168と係合可能で
ある。面シールリング60は、回転不能なガスベアリン
グ面の表面168を含み、静止面シールの支持構造体5
2上に軸方向に移動可能に支持された並進運動可能な円
筒型ピストン88上に装着される。内側及び外側の回転
可能な歯形リング142及び144は、回転可能なガス
ベアリング面の表面162から回転不能なガスベアリン
グ面の表面168の方向に軸方向に延び、該回転不能な
ガスベアリング面の表面168の近くに歯を有する。回
転不能なガスベアリング面の表面168を含む面シール
リング60は、ロータディスク28に取り付けられたサ
イドプレート34上の内側及び外側の回転可能な歯形リ
ング142及び144に対して軸方向運動が可能なよう
に支持される。環状の絞り歯74が回転可能なサイドプ
レート34に取り付けられ、補助シールの表面78及び
シールランド80が面シールリング60に取り付けられ
る。これに代えて、環状の絞り歯74を面シールリング
60に取り付け、補助シールの表面78及びシールラン
ド80を回転可能なサイドプレート34に取り付けても
よい。
【0024】本発明の好ましく例示的な実施形態と考え
られるものをここで説明してきたが、本発明の他の変更
が、ここでの教示から当業者には明らかであり、したが
って、本発明の技術思想及び技術的範囲内に入るそうし
たすべての変更が添付の特許請求の範囲で保護されるこ
とが望まれる。なお、特許請求の範囲に記載された符号
は、理解容易のためであってなんら発明の技術的範囲を
実施例に限縮するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 例示的なガスタービンエンジンの高圧タービ
ンの一部と、軸方向に延びる歯をもつ吸込型ガスベアリ
ング面シールの第1の例示的な実施形態とを示す断面
図。
【図2】 図1に示すガスベアリング面シールの拡大断
面図。
【図3】 別の付勢手段である波形ばねを示す斜視図。
【図4】 例示的なガスタービンエンジンの高圧タービ
ンの一部と、回転可能な軸方向に延びる歯をもつガスベ
アリング面シールの第2の実施形態とを示す断面図。
【図5】 別付勢手段である二重の折り返し波形ばねを
示す斜視図。
【図6】 図5に示す二重の折り返し波形ばねを有する
例示的なガスタービンエンジンの高圧タービンの一部を
示す断面図。
【符号の説明】
16 中心線 22 回転可能なタービン段 28 ロータディスク 29 インデューサ 34 サイドプレート 40 吸込型面シール 42 内側歯形リング 44 外側歯形リング 45 漏れ経 46 低圧領域 48 高圧領域 52 静止面シールの支持構造体 58 回転不能なエンジン部材 62 回転可能なガスベアリング面の表面 68 回転不能なガスベアリング面の表面 73 補助シール 82 付勢手段 84 コイルばね 88 円筒型ピストン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストファー・シー・グリン アメリカ合衆国、オハイオ州、ハミルト ン、ニュー・ロンドン・ロード、1230番 (72)発明者 ロバート・ジェイ・アルバース アメリカ合衆国、ケンタッキー州、パー ク・ヒルズ、エスティー・ジョセフ・レー ン、622番 Fターム(参考) 3G002 HA02 HA10 HA11 3J042 AA03 BA03 BA08 CA11 CA15 DA01

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンエンジンの吸込型面シール
    (40)であって、 回転可能なエンジン部材(28)及び回転不能なエンジ
    ン部材(58)と、その間の漏れ経路(45)と、 中心線(16)の周りにあり、前記回転不能なエンジン
    部材(58)と作動的に組み合わされた環状でほぼ平坦
    な形状の回転不能なガスベアリング面の表面(68)
    と、 前記中心線(16)の周りにあり、前記回転可能なエン
    ジン部材(28)と作動的に組み合わされた環状でほぼ
    平坦な形状の回転可能なガスベアリング面の表面(6
    2)と、 前記漏れ経路(45)を横切って前記ガスベアリング面
    の表面のうちの1つから離れるように前記ガスベアリン
    グ面の表面のうちの第2の表面の方向に軸方向に延びる
    半径方向内側及び外側の歯形リング(42、44)と、 前記内側の歯形リング(42)と前記外側の歯形リング
    (44)との間に配置された環状のプレナム(69)
    と、前記内側の歯形リングと前記外側の歯形リングとの
    間の前記ガスベアリング面の表面(68)の一部と、を
    備え、 前記内側及び外側の歯形リング(42、44)は、前記
    ガスベアリング面の表面のうちの前記第2の表面の近く
    に先のとがった端部(66)を有し、 前記内側及び外側の歯形リング(42、44)を前記ガ
    スベアリング面の表面のうちの前記第2の表面から軸方
    向に離れるように付勢する付勢手段(82)が設けられ
    ている、ことを特徴とする吸込型面シール(40)。
  2. 【請求項2】 前記回転可能なエンジン部材がロータデ
    ィスク(28)上に装着されたサイドプレート(34)
    であり、前記回転不能なエンジン部材(61)が、周方
    向に連続的で、静止面シールの支持構造体(52)上に
    軸方向に移動可能に支持された並進運動可能な円筒型ピ
    ストン(88)上に装着されていることを特徴とする、
    請求項1に記載のシール(40)。
  3. 【請求項3】 前記回転可能なエンジン部材(28)と
    前記回転不能なエンジン部材(61)との間に配設され
    たシールランド(80)から半径方向に間隔をもってか
    つ該シールランド(80)の近くに配置された絞り歯
    (74)を有する補助シールをさらに備えることを特徴
    とする、請求項1に記載のシール(40)。
  4. 【請求項4】 前記内側及び外側の歯形リング(42、
    44)の半径方向内側の前記漏れ経路(45)を横切っ
    て配設された補助シールをさらに備え、該補助シール
    が、前記エンジンの中心線(16)の周りにある環状の
    補助シール表面(78)を有する環状のシールランド
    (80)から半径方向に間隔をもってかつ該環状のシー
    ルランド(80)の近くに配置された環状の絞り歯(7
    4)を備えることを特徴とする、請求項3に記載のシー
    ル(40)。
  5. 【請求項5】 前記回転可能なエンジン部材がロータデ
    ィスク(28)上に装着されたサイドプレート(34)
    であり、前記回転不能なエンジン部材(61)が、周方
    向に連続的で、静止面シールの支持構造体(52)上に
    軸方向に移動可能に支持された並進運動可能な円筒型ピ
    ストン(88)上に装着されていることを特徴とする、
    請求項2に記載のシール(40)。
  6. 【請求項6】 前記内側及び外側の歯形リング(42、
    44)の半径方向内側の前記漏れ経路(45)を横切っ
    て配設された補助シールをさらに備え、該補助シール
    が、前記エンジンの中心線(16)の周りにある環状の
    補助シール表面(78)を有する環状のシールランド
    (80)から半径方向に間隔をもってかつ該環状のシー
    ルランド(80)の近くに配置された環状の絞り歯(7
    4)を備えることを特徴とする、請求項5に記載のシー
    ル(40)。
  7. 【請求項7】 前記付勢手段(82)が、前記円筒型ピ
    ストン(88)と前記静止面シールの支持構造体(5
    2)との間に作動可能に配設されていることを特徴とす
    る、請求項4に記載のシール(40)。
  8. 【請求項8】 前記付勢手段(82)が、前記面シール
    の支持構造体(52)及び前記並進運動可能な円筒型ピ
    ストン(88)にそれぞれ取り付けられた、半径方向に
    延びる静止フランジ(86)と半径方向に延びる軸方向
    に移動可能なフランジ(87)とによって部分的に形成
    される周方向に間隔をもって配置されたばねチャンバ
    (85)内に周方向に間隔を置いて配設された複数のコ
    イルばね(84)を含むことを特徴とする、請求項7に
    記載のシール(40)。
  9. 【請求項9】 前記付勢手段(82)が、前記面シール
    の支持構造体(52)及び前記並進運動可能な円筒型ピ
    ストン(88)にそれぞれ取り付けられた、半径方向に
    延びる静止フランジ(86)と半径方向に延びる軸方向
    に移動可能なフランジ(87)とによって部分的に形成
    される連続的な環状のばねチャンバに配設された、波形
    ばね(89)を含むことを特徴とする、請求項7に記載
    のシール(40)。
  10. 【請求項10】 前記回転可能なエンジン部材(28)
    と回転不能なエンジン部材(61)との間に配設された
    シールランド(80)から半径方向に間隔をもってかつ
    該シールランド(80)の近くに配置された絞り歯(7
    4)を有する補助シールをさらに備えることを特徴とす
    る、請求項7に記載のシール(40)。
  11. 【請求項11】 前記内側及び外側の歯形リング(4
    2、44)の半径方向内側の前記漏れ経路(45)を横
    切って配設された補助シールをさらに備え、該補助シー
    ルが、前記エンジンの中心線(16)の周りにある環状
    の補助シール表面(78)を有する環状のシールランド
    (80)から半径方向に間隔をもってかつ該環状のシー
    ルランド(80)の近くに配置された環状の絞り歯(7
    4)を備えることを特徴とする、請求項7に記載のシー
    ル(40)。
  12. 【請求項12】 前記回転可能なエンジン部材がロータ
    ディスク(28)上に装着されたサイドプレート(3
    4)であり、前記回転不能なエンジン部材(61)が、
    周方向に連続的で、静止面シールの支持構造体(52)
    上に軸方向に移動可能に支持された並進運動可能な円筒
    型ピストン(88)上に装着されていることを特徴とす
    る、請求項11に記載のシール(40)。
  13. 【請求項13】 ガスタービンエンジンのシール組立体
    であって、 回転可能なエンジン部材(28)と静止エンジン部材
    (58)との間の接合部(49)における比較的高圧の
    領域(48)と比較的低圧の領域(46)との間に配設
    された吸込型面シール(40)と、 中心線(16)の周りにあり、前記回転不能なエンジン
    部材(58)と作動的に組み合わされた環状でほぼ平坦
    な形状の回転不能なガスベアリング面の表面(68)
    と、 前記中心線(16)の周りにあり、前記回転可能なエン
    ジン部材(28)と作動的に組み合わされた環状でほぼ
    平坦な形状の回転可能なガスベアリング面の表面(6
    2)と、 前記ガスベアリング面の表面(62、68)の間で部分
    的に軸方向に延びる漏れ経路(45)と、 前記漏れ経路(45)の一部を横切って前記ガスベアリ
    ング面の表面(62、68)のうちの第1の表面から離
    れるように前記ガスベアリング面の表面(62、68)
    のうちの第2の表面の方向に軸方向に延びる半径方向内
    側及び外側の歯形リング(42、44)と、 前記内側及び外側の歯形リング(42、44)と前記ガ
    スベアリング面の表面(62、68)のうちの前記第1
    の表面との間に配置された環状のプレナム(69)と、
    を備え、 前記内側及び外側の歯形リング(42、44)は、前記
    ガスベアリング面の表面(62、68)のうちの前記第
    2の表面の近くに先のとがった端部(66)を有し、 前記内側及び外側の歯形リング(42、44)を前記ガ
    スベアリング面の表面(62、68)のうちの前記第2
    の表面から軸方向に離れるように付勢する付勢手段(8
    2)が設けられている、ことを特徴とする組立体。
  14. 【請求項14】 前記内側及び外側の歯形リング(4
    2、44)の半径方向内側の前記漏れ経路(45)を横
    切って配設された補助シールをさらに備え、該補助シー
    ルが、前記エンジンの中心線(16)の周りにある環状
    の補助シール表面(78)を有する環状のシールランド
    (80)から半径方向に間隔をもってかつ該環状のシー
    ルランド(80)の近くに配置された環状の絞り歯(7
    4)を備えることを特徴とする、請求項13に記載の組
    立体。
  15. 【請求項15】 ガスタービンエンジンのシール組立体
    であって、 回転可能なエンジン部材(28)と静止エンジン部材
    (58)との間の接合部(49)における比較的高圧の
    領域(48)と比較的低圧の領域(46)との間に配設
    された吸込型面シール(40)と、 中心線(16)の周りにあり、前記回転不能なエンジン
    部材(58)と作動的に組み合わされた環状でほぼ平坦
    な形状の回転不能なガスベアリング面の表面(68)
    と、 前記中心線(16)の周りにあり、前記回転可能なエン
    ジン部材(28)と作動的に組み合わされた環状でほぼ
    平坦な形状の回転可能なガスベアリング面の表面(6
    2)と、 前記ガスベアリング面の表面(62、68)の間で部分
    的に軸方向に延びる漏れ経路(45)と、 前記漏れ経路(45)の一部を横切って前記ガスベアリ
    ング面の表面(62、68)のうちの第1の表面から離
    れるように前記ガスベアリング面の表面(62、68)
    のうちの第2の表面の方向に軸方向に延びる半径方向内
    側及び外側の歯形リング(42、44)と、 前記内側及び外側の歯形リング(42、44)と前記ガ
    スベアリング面の表面(62、68)のうちの前記第1
    の表面との間に配置された環状のプレナム(69)と、
    を備え、 前記内側及び外側の歯形リング(42、44)は、前記
    ガスベアリング面の表面(62、68)のうちの前記第
    2の表面の近くに先のとがった端部(66)を有し、 前記内側及び外側の歯形リング(42、44)を前記ガ
    スベアリング面の表面(62、68)のうちの前記第2
    の表面から軸方向に離れるように付勢する付勢手段(8
    2)が設けられ、 前記静止エンジン部材(58)はタービンノズル(1
    8)から垂下し、高圧圧縮機の吐出空気(20)の一部
    を高圧領域(48)を横切る方向に向けるように作動可
    能なインデューサ(29)を支持している、ことを特徴
    とする組立体。
  16. 【請求項16】 前記回転可能なエンジン部材がロータ
    ディスク(28)上に装着されたサイドプレート(3
    4)であり、前記回転不能なエンジン部材(61)が、
    周方向に連続的で、静止面シールの支持構造体(52)
    上に軸方向移動可能に支持された並進運動可能な円筒型
    ピストン(88)上に装着された面シールリング(6
    0)であることを特徴とする、請求項13又は請求項1
    5に記載の組立体。
  17. 【請求項17】 前記内側及び外側の歯形リング(4
    2、44)の半径方向内側の前記漏れ経路(45)を横
    切って配設された補助シールをさらに備え、該補助シー
    ルが、前記エンジンの中心線(16)の周りにある環状
    の補助シール表面(78)を有する環状のシールランド
    (80)から半径方向に間隔をもってかつ該環状のシー
    ルランド(80)の近くに配置された環状の絞り歯(7
    4)を備えることを特徴とする、請求項16に記載の組
    立体。
  18. 【請求項18】 前記環状の絞り歯(74)が前記サイ
    ドプレート(34)に取り付けられ、前記環状のシール
    ランド(80)が前記面シールリング(60)に取り付
    けられていることを特徴とする、請求項17に記載の組
    立体。
  19. 【請求項19】 前記付勢手段(82)が、前記円筒型
    ピストン(88)と前記静止面シールの支持構造体(5
    2)との間に作動可能に配設されていることを特徴とす
    る、請求項18に記載の組立体。
  20. 【請求項20】 前記付勢手段(82)が、前記面シー
    ルの支持構造体(52)及び前記並進運動可能な円筒型
    ピストン(88)にそれぞれ取り付けられた、半径方向
    に延びる静止フランジ(86)と半径方向に延びる軸方
    向に移動可能なフランジ(87)とによって部分的に形
    成される周方向に間隔をもって配置されたばねチャンバ
    (85)内に周方向に間隔を置いて配設された複数のコ
    イルばね(84)を含むことを特徴とする、請求項19
    に記載の組立体。
  21. 【請求項21】 前記付勢手段(82)が、前記面シー
    ルの支持構造体(52)及び前記並進運動可能な円筒型
    ピストン(88)にそれぞれ取り付けられた、半径方向
    に延びる静止フランジ(86)と半径方向に延びる軸方
    向に移動可能なフランジ(87)とによって部分的に形
    成される連続的な環状のばねチャンバに配設された、波
    形ばね(89)を含むことを特徴とする、請求項19に
    記載の組立体。
  22. 【請求項22】 前記面シールリング(60)が前記回
    転不能なガスベアリング面の表面(68)から離れるよ
    うに軸方向に延びる前記内側及び外側の歯形リング(4
    2、44)を有することを特徴とする、請求項19に記
    載の組立体。
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