JP2009052386A - 金属製床束 - Google Patents
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Abstract
【課題】 低床建物において床パネルを直接支持し、床パネルの高さ・水平レベルを効率よく安定した状態に保持できる、金属製床束を提供する。
【解決手段】 床の高さ調節に、調節ボルトを床上より回転することにより、床の高さ・水平レベルの調節を行い、調節ボルト頭部に設けられたセットボルトを絞めることにより、床パネル・フランジ部と調節ボルトを強固に固定することが可能である。
【選択図】図1
【解決手段】 床の高さ調節に、調節ボルトを床上より回転することにより、床の高さ・水平レベルの調節を行い、調節ボルト頭部に設けられたセットボルトを絞めることにより、床パネル・フランジ部と調節ボルトを強固に固定することが可能である。
【選択図】図1
Description
本発明は、低床建物の基礎、コンクリート床面等にパネル等を設置して、床組をする金属製床束に関する。
従来の床高さ調節にターンバックル構造使用の金属製床束では、低床建物においての床下スペースがせまいために、床パネル構造等に使用の場合、調節ボルトの設定値の変更が不可能である、それぞれの束にかかる荷重や螺合・嵌合の、ばらつきにより、床面の異音や床鳴り等が発生する。
しかしパネル等を直接支持し、床レベルを調節できる床束は、従来すでに提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この床束は、下フランジと上フランジからなり、各フランジは筒状のネジ成型部が設けられ互いに螺合し、上フランジは中央工具孔のある上筒ネジに回転自在に嵌合しいる。
下フランジはコンクリート床に固着され、上筒ネジを回転することで床パネルの高さ調節が出来る構成になっている。
特開2005−54523号 公報
ところが従来の低床用床束において、床高さをネジでもって上下調節を行なった時に、ネジの螺合部分が回転力に対し自由な状態のままにおかれている場合、振動や偏荷重が床組にかかったときに遊びが発生する、床組に遊動部分が生じると異音、床鳴りの原因となり調節は容易ではない。
上記の目的を達成するために、本発明の金属製床束は、あらかじめ床パネルの所定の位置に設けられた調節孔より、調節ボルトを回転することにより床の高さ水平レベルを調節する。
次に床パネルを金属性床束のフランジにネジ等で固定、再度 寸法レベルをチェツクを行い、次に調整ボルト頭部のセットボルトを締めることにより、床フランジ部分と調節ボルトは強固に固定される。
上述したように、本発明の金属製床束は床下スペースの少ない低床建物、マンション等において施工性の良い又部品構成が少なく、製造コストの問題からも効果の大き名、金属製床束を提供できる。
以下本発明の実施の形態を図1〜図3に基ずいて説明する。
図1においては、1は基台部、3は調節ボルト、2は床パネル取付用のフランジ部で金属製床束をなしている。なほ8は基礎コンクリート、10は床パネルである。
基台部1は建物基礎に接するフランジ部分と調節ボルト3の雄ネジに螺合する雌ネジを有する中空部分を、一体に絞り成型されている、基礎に接するフランジ部より中空部への立ち上がり部分には、リブを成型することにより基台部の強度を増し、垂直性を均一な安定したものにしている。
又フランジ面には基礎コンクリート8にたいして、釘、アンカーボルト、に対する孔を設けてある。
床パネル取付用のフランジ2は、成型された調節ボルト3の頭部が隠れ入るくぼみが成型され、中央に調整ボルト3を挿入する孔が設けられてある。
調整ボルト3は上部を扁平なキノコ状に成型され、成型の中心には調節ボルト3の回転用工具結合孔4と、その周辺に複数個のセットボルト5を取り付けるネジ孔が設けられている、成型の首下部分はボルト3の径よりすこし大きくフランジ2の厚み寸法の段付け加工がされている。
調整ボルト3の下端には細幅の溝が円環状に設けられている。
フランジ2に上記調節ボルト3を挿入し、フランジ受金物6を調節ボルト3の下部より螺進させフランジ2を重ね合わせた状態において、回転自在に嵌合させる。
基台部1に上記フランジ2と調節ボルト3との構成品を組み合わせ、基台部1の中空部下部よりリング金物7を調整ボルト3の下部溝に挿入し調整ボルト3の抜け防止装置とする。
以上のように、本実施形態によれば作業性に効果が得られるものである。
1 基台部
2 フランジ
3 調節ボルト
4 工具結合孔
5 セットボルト
6 フランジ受け金物
7 リング金物
8 基礎コンクリート
10 床パネル
12 床パネル調節孔
2 フランジ
3 調節ボルト
4 工具結合孔
5 セットボルト
6 フランジ受け金物
7 リング金物
8 基礎コンクリート
10 床パネル
12 床パネル調節孔
Claims (3)
- 低床建物用の金属製床束であり。基礎に設置されるフランジより立設された雌ネジ部を有する基台部、と床パネルを支持するフランジ部、上記基台部とフランジ部の間においてフランジ高さ調節の調節ボルト、にて構成されている。
調節ボルトは扁平なキノコ状に成型された頭部中央部に、ボルト回転用の工具結合孔と、その周辺に複数のセットボルト取付箇所が設けられてある。
フランジは中央孔を介して調節ボルト下面とフランジ受金物とではさまれ回転自在な嵌合をなしている。
床の高さ、水平の調節は、床パネルの定位置に設けられた調節孔より調節ボルトの回転によるフランジの昇降により調節が行なえる。 調節後、セットボルトを締めることによりフランジと調節ボルトは固定される。
床の調節と調節条件の保持が容易確実に出来ることを特徴とする金属製床束。 - 前記 金属製床束における基台部は床束の垂直度を均一に保つために、基礎に接するフランジ部分と調節ボルトの雄ネジに螺合する雌ネジを有する中空部分を、一体に絞り成型されている。かつ フランジ部より中空部分への立ち上がり部分にリブを成型することにより、基台の強度を増し床束の垂直性を、均一な安定したものにする。請求項1に記載の金属製床束に用いられる束の構造。、
- 前記において、床パネル取付のフランジは、中央部分を成型された調節ボルトの頭部が隠れはいるくぼみを成型し、中央に調節ボルト首下の段つき部分が入る孔が設けられている。
調節ボルトは、頭部を扁平なキノコ状に成型され同時に首下部分はボルト径より少し大きくフランジ厚さの段つき加工がほどこされ、中央にボルト回転用の工具結合孔と孔周辺部には複数のセットボルト取り付けのネジ孔が設けられてある。
又ボルト下端に細幅の溝を円環状に設けてある。
フランジに上記調節ボルトを挿入し、フランジ受金物をボルト下部より螺進させ、フランジ部を重ね合わせた状態においてフランジを回転自在に嵌合させてある。
基台部に上記フランジと調節ボルトの構成品を組み合わせ、基台中空部下部よりリング状金物を上述ボルト下端の溝に挿入する、これにより調節ボルト上限にて有効なネジ長さを保つた状態でボルトの抜け止めが作用する。
請求項1に記載の金属製床束に用いられる束の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007250155A JP2009052386A (ja) | 2007-08-28 | 2007-08-28 | 金属製床束 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007250155A JP2009052386A (ja) | 2007-08-28 | 2007-08-28 | 金属製床束 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009052386A true JP2009052386A (ja) | 2009-03-12 |
Family
ID=40503685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007250155A Pending JP2009052386A (ja) | 2007-08-28 | 2007-08-28 | 金属製床束 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009052386A (ja) |
-
2007
- 2007-08-28 JP JP2007250155A patent/JP2009052386A/ja active Pending
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