JP2009051259A - 作業車両用独立型サスペンションの制御機構 - Google Patents

作業車両用独立型サスペンションの制御機構 Download PDF

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Abstract

【課題】走行中にブレーキ操作を行った場合のノーズダイブを抑制することができる作業車両用独立型サスペンションの制御機構を提供する。
【解決手段】左右独立したサスペンション23・23にそれぞれ設けられたサスペンションシリンダ27・27を連通接続する第一油路50と、サスペンション23・23に加わる衝撃を吸収するアキュムレータ51・51と、を連通接続する第二油路52を、ブレーキペダル12R・12Lの操作と連動して作動するサスペンションロック切換電磁弁53により遮断することで、サスペンションシリンダ27・27の伸縮が不可能となり、トラクタ1が減速する場合に発生するノーズダイブを抑制することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、農作業、建築、運搬作業等に用いる作業車両のサスペンション機構に関する。より詳細には、前記サスペンション機構に係る油圧回路の制御機構に関する。
従来、作業車両用独立型サスペンション機構に関する技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の技術の如くである。特許文献1に記載された技術は、ダブルウィッシュボーン式のサスペンションに関するものである。
欧州特許出願公開第807543号明細書
上述した特許文献1に開示された構成では、走行時や作業時等に作業車両が地面の凹凸から受ける衝撃を、サスペンション機構を構成するアクチュエータ及び油路を介してアキュムレータに伝達し吸収することができる。また、前記アクチュエータと前記アキュムレータとを連通する油路を電磁弁により遮断することで、前記アキュムレータの衝撃吸収作用によるサスペンション機能をロックすることができる。これにより、サスペンション機能が不要な作業時等には、車高を所望の位置に固定することができる。
このような構成においては、前記アクチュエータと前記アキュムレータとが連通されている場合、前記作業車両が走行中にブレーキ操作を行うことで、前記作業車両の姿勢が前下がりになる現象(ノーズダイブ)が発生する点で不利であった。つまり、前記作業車両が減速すると前記サスペンション機構により支持された前輪に加わる荷重が増加する。前輪に加わる荷重の増加により前記サスペンション機構を構成する前記アクチュエータが縮み、前記作業車両の前方が沈み込む姿勢となり、オペレータの乗り心地や操縦安定性が悪くなる。
そこで本発明は、走行中にブレーキ操作を行った場合のノーズダイブを抑制することができる作業車両用独立型サスペンションの制御機構を提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、作業車両に用いられる独立型サスペンション機構であって、左右独立したサスペンションにそれぞれ設けられた油圧シリンダを連通接続する第一油路と、前記サスペンションに加わる衝撃を吸収するアキュムレータと、前記第一油路と前記アキュムレータとを連通接続する第二油路と、前記第二油路の中途部に設けられ前記第二油路を遮断することが可能な第二油路遮断手段と、前記作業車両に具備されたブレーキペダルの操作を検知するブレーキ操作検知手段と、前記第二油路遮断手段及び前記ブレーキ操作検知手段が接続された制御手段と、を具備し、前記制御手段により前記ブレーキペダルの操作に連動して前記第二油路遮断手段を切り換えることが可能なものである。
請求項2においては、作業車両に用いられる独立型サスペンション機構であって、左右独立したサスペンションにそれぞれ設けられた油圧シリンダを連通接続する第一油路と、前記サスペンションに加わる衝撃を吸収するアキュムレータと、前記第一油路と前記アキュムレータとを連通接続する第二油路と、前記第二油路の中途部に設けられ前記第二油路を遮断することが可能な第二油路遮断手段と、前記作業車両の車速を検知する車速検知手段と、前記第二油路遮断手段及び前記車速検知手段が接続された制御手段と、を具備し、前記作業車両の車速が一定時間内に一定値以上減少した場合に前記第二油路遮断手段を切り換えることが可能なものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1の如く構成することで、作業車両に具備されたブレーキペダルの操作に連動して、サスペンションに設けられた油圧シリンダとアキュムレータとを連通接続する第二油路を遮断することができ、前記作業車両のノーズダイブを抑制することが可能となる。
請求項2の如く構成することで、作業車両の車速が一定時間内に一定値減少した場合に、サスペンションに設けられた油圧シリンダとアキュムレータとを連通接続する第二油路を遮断することができ、前記作業車両のノーズダイブを抑制することが可能となる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明に係る作業車両の実施の一形態であるトラクタの全体構成について図1を用いて説明する。
なお、本発明に係る作業車両は本実施例で説明する農業用車両であるトラクタに限らず、ローダやバックホー等の建設機械等の作業車両にも利用可能である。
また、以下の説明では図中の矢印F方向を、トラクタ1の前方として説明する。
図1に示すように、トラクタ1は、機体フレーム2の前後部にそれぞれ前輪3・3及び後輪4・4を備え、トラクタ1前部のボンネット5内には原動機であるエンジン6が機体フレーム2に固設されている。ボンネット5の後方にはキャビン7が設けられている。キャビン7内の前部にはステアリングハンドル8が配設され、ステアリングハンドル8の後方には運転座席9が配置されている。キャビン7の左右両側方には、後輪4・4の上方を覆うようにフェンダ10・10が固設されている。
ステアリングハンドル8の左方下方にはクラッチペダル11が配設されている。ステアリングハンドル8の右方下方にはブレーキペダル12R・12Lが配設されている。ブレーキペダル12Rはトラクタ1の機体右側の後輪4を制動することができる。ブレーキペダル12Lはブレーキペダル12Rの左方に配設され、トラクタ1の機体左側の後輪4を制動することができる。トラクタ1の旋回時には、旋回半径内側のブレーキペダルのみを踏み込むことで旋回半径内側の後輪4を制動し、小さな旋回半径で旋回することができる。また、通常走行時には安全のためブレーキペダル12R及び12Lは連結金具により連結される。この場合、ブレーキペダル12R・12Lを踏み込むと、ブレーキペダル12R・12Lは同時に作動し、左右の後輪4・4は同時に制動される。
エンジン6の後部にはクラッチ13が配置され、エンジン6の動力はクラッチ13を介して機体フレーム2後部に固設されたミッションケース14内のトランスミッション(図示せず)へと伝達される。
ミッションケース14の左右両側面からは、左右両方向へ凸設された後車軸15・15を介して後輪4・4が取り付けられている。エンジン6からの動力は前記トランスミッションにより変速されると共に機体前後方向へと分配される。機体後方へ分配された動力は、後車軸15・15を介して後輪4・4に伝達される。
また、機体フレーム2の前部にはサスペンション機構20が設けられている。サスペンション機構20により左右の前輪3・3が支持されている。前記トランスミッションにより機体前方へ分配されたエンジン6の動力は、サスペンション機構20を構成するセンターケース21内に設けられた差動装置22へ伝達される(図2参照)。差動装置22により、エンジン6の動力は機体左右方向へ分配され、前輪3・3へ伝達される。
次に、本実施例におけるトラクタのサスペンション機構20の構成について図2を用いて詳細に説明する。
なお、図2に示すように、本実施例におけるサスペンション機構20はダブルウィッシュボーン式のサスペンションであるが、本発明はこれに限るものではなく、例えばマクファーソンストラット式等の独立型サスペンションであっても良い。
図2に示すように、サスペンション機構20は、センターケース21、サスペンション23・23等から構成されている。
センターケース21は、機体フレーム2の前下部に固設されている。
サスペンション23・23は、それぞれ機体フレーム2及びセンターケース21の左右に設けられている。
サスペンション23は、アッパーアーム24と、ロアアーム25と、ジョイント26と、サスペンションシリンダ27と、から構成されている。
なお、機体左右のサスペンション23・23は互いに同様の構成であるので、以下では機体右側のサスペンション23の構成についてのみ説明する。
アッパーアーム24は、平面視略A字状の部材である。アッパーアーム24の一端は、機体フレーム2の右側面にアッパーアームブラケット28を介して回転可能に取り付けられている。アッパーアーム24の他端は、ジョイント26の上部に回転可能に取り付けられている。
ロアアーム25は、平面視略A字状の部材である。ロアアーム25の一端は、センターケース21の右下部に機体前後方向に設けられた穿孔に回転可能に取り付けられている。ロアアーム25の他端は、ジョイント26の下部に回転可能に取り付けられている。
サスペンションシリンダ27は、油圧により作動する昇降用の油圧シリンダである。サスペンションシリンダ27のチューブ側の端部は、機体フレーム2の右側面にシリンダブラケット29を介して回転可能に取り付けられている。サスペンションシリンダ27のロッド側の端部は、ロアアーム25の中途部に回転可能に取り付けられている。
また、センターケース21の内部には差動装置22が設けられている。エンジン6の動力はトランスミッション等を介して差動装置22に伝達される。エンジン6の動力は差動装置22により機体左右へ分配される。
機体左右へ分配された動力は、前輪駆動軸30及びユニバーサルジョイント31を介して最終減速装置32へ伝達される。最終減速装置32は、ジョイント26の右側面に回動可能に設けられている。前輪3は最終減速装置32に固設されており、最終減速装置32で減速された動力により、前輪3が駆動される。
次に、本発明に係る実施の一形態であるトラクタ用独立型サスペンション機構の油圧回路について図3を用いて説明する。
図3に示すように、本実施例における油圧回路は主に、サスペンションシリンダ27・27、第一油路50、アキュムレータ51・51、第二油路52、サスペンションロック切換電磁弁53、油圧ポンプ60、第三油路61等から構成されている。
第一油路50は、左右独立したサスペンション23・23にそれぞれ設けられたサスペンションシリンダ27・27を連通接続する油路である。
第二油路52は、第一油路50とアキュムレータ51・51とを連通接続する油路である。
第一油路50とアキュムレータ51・51とを連通接続することにより、前輪3・3が地面より受ける衝撃をサスペンションシリンダ27・27、第一油路50、第二油路52を介してアキュムレータ51・51に伝達し、吸収することができる。
なお、本実施例に係る油圧回路においては、アキュムレータ51を2つ設けるものとしたが、本発明はこれに限るものではない。つまり、油圧回路に用いるアキュムレータ51は1つ若しくは3つ以上でも良く、サスペンションとしての衝撃吸収等の機能を十分に果たすことができるだけの容量が確保されていれば良い。
サスペンションロック切換電磁弁53は電磁力により操作される電磁弁であり、第二油路52の中途部に設けられ第二油路52を遮断することが可能な第二油路遮断手段である。つまり、通常は第一油路50とアキュムレータ51・51とは第二油路52により連通接続されているが、サスペンションロック切換電磁弁53を切り換えることで、第一油路50とアキュムレータ51・51とを遮断することができる。
また本実施例においては、前記油路遮断手段として電磁力により操作される電磁弁を用いるものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、例えばモーター等により機械的に操作されるものであっても良い。この場合、前記モーターはコントローラ100と接続され、コントローラ100の指令により作動する。また、メンテナンス時や作業等に応じて手動で強制的に切り換える構成とすることもできる。
第三油路61は、第一油路50とミッションケース14とを連通接続する油路である。ミッションケース14は油圧回路に用いられる作動油を貯溜するオイルタンクである。
第三油路61には油圧ポンプ60が配設されている。油圧ポンプ60はエンジン6の動力により駆動され、ミッションケース14内の作動油を吸い上げる。油圧ポンプ60により吸い上げられた作動油は、第三油路61のミッションケース14側の端部に設けられたサクションフィルタ62により、作動油に混入している異物等を除去される。サクションフィルタ62を通過した作動油は、第一油路50へと圧送される。
第三油路61の中途部には、作動油の流通方向を切り換えることが可能な上昇電磁弁63と下降電磁弁64とが配設されている。下降電磁弁64は、第一油路50と上昇電磁弁63との間に設けられている。上昇電磁弁63及び下降電磁弁64が図3に示す状態である場合、作動油は第三油路61を流通することができない。
また、上昇電磁弁63と下降電磁弁64との間には、圧力補償型流量制御弁65が配設されている。圧力補償型流量制御弁65により、第一油路50からミッションケース14へ流出する作動油の流量を一定に保つことができる。
圧力補償型流量制御弁65は、絞り66、チェック弁67、スプール等から構成されている。
上昇電磁弁63が切り換えられ、作動油がミッションケース14から第一油路50へ圧送される場合、作動油は圧力補償型流量制御弁65のチェック弁67及び下降電磁弁64を通過し、第一油路50へと流入する。
上昇電磁弁63がノーマル位置で下降電磁弁64が切り換えられ、作動油が第一油路50から圧力補償型流量制御弁65を介してミッションケース14へと戻る場合、絞り66の前後の圧力差によって前記スプールが移動して圧力補償型流量制御弁65内の油路面積が変化する。つまり、圧力差が大きい場合には油路面積は縮小し、圧力差が小さい場合には油路面積は拡大する。この圧力補償型流量制御弁65の作動により、絞り66の前後の圧力差が変動しても作動油の流量を一定に保つことが可能となる。
アンロード用電磁弁68は、上昇電磁弁63及び下降電磁弁64により第三油路61が遮断されている場合のエネルギーロスを抑制するために、油圧ポンプ60と上昇電磁弁63の間において第三油路61から分岐されたアンロード用油路69に設けられている。
図3に示す状態においては、上昇電磁弁63によって第三油路61は遮断されている。この場合、油圧ポンプ60によって圧送された作動油はアンロード用電磁弁68を介してミッションケース14へ戻される。
図3に示す状態において、上昇電磁弁63及びアンロード用電磁弁68が切り換えられると、作動油は第三油路61を介してミッションケース14から第一油路50へと圧送される。これにより、トラクタ1の機体前方の車高を上昇させることができる。
図3に示す状態において、下降電磁弁64が切り換えられると、作動油は第三油路61を介して第一油路50からミッションケース14へと流出する。これにより、トラクタ1の機体前方の車高を下降させることができる。
また、油圧ポンプ60と上昇電磁弁63の間において第三油路61から分岐されたリリーフ用油路70にはリリーフ弁71が設けられている。リリーフ弁71を設けることにより、配管内の圧力を設定すると共に、回路内で異常な圧力が発生した場合の回路の破損等を防止している。
第一油路50は、第一油路50の中途部から分岐されたオーバーロード用油路72によりミッションケース14と連通接続されている。オーバーロード用油路72の中途部にはオーバーロード弁73が配設され、通常はオーバーロード用油路72を遮断している。オーバーロード弁73は、サスペンションシリンダ27に過大な負荷が加わり、予めオーバーロード弁73に設定された圧力を超える圧力が回路内に発生した場合に第一油路50とミッションケース14とを連通し、第一油路50内の作動油をミッションケース14へと戻すことで、回路の破損等を防止している。
第一油路50上であってサスペンションシリンダ27・27の近傍には、ストップ弁74・74が設けられている。サスペンションシリンダ27・27のメンテナンス時等には、ストップ弁74・74を閉じることで第一油路50を遮断することができる。
また、第一油路50の中途部には、圧力計75が設けられている。圧力計75は、調整や不具合発生の確認等に用いられる。
また、サスペンションシリンダ27・27には、それぞれポジションセンサ101・101が設けられている。ポジションセンサ101は、サスペンションシリンダ27のロッドの伸び量を検出する位置検出手段である。つまり、ポジションセンサ101は、サスペンションシリンダ27のロッドが、基準となる位置から伸びた量(若しくは縮んだ量)を常時検出することができる。
ポジションセンサ101により検出されたサスペンションシリンダ27のロッドの伸び量をモニター等の出力機器に表示することで、現在のサスペンションシリンダ27の伸び量を確認することができる。また、ポジションセンサ101を、油圧回路内に設けられた電磁弁を制御する制御手段に接続することで、予め前記制御手段に記憶されたプログラムとポジションセンサ101の伸び量とに基づいて自動的に電磁弁を制御することも可能となる。
次に、上述した油圧回路におけるサスペンションロック切換電磁弁(第二油路遮断手段)53の切り換え操作を制御する制御機構について説明する。
図3に示すように、サスペンションロック切換電磁弁53及びブレーキセンサ102R・102Lがコントローラ100に接続されている。
ブレーキセンサ102R・102Lは、それぞれトラクタ1に具備されたブレーキペダル12R・12Lの操作を検知するブレーキ操作検知手段である。
ブレーキセンサ102Rはブレーキペダル12Rの、ブレーキセンサ102Lはブレーキペダル12Lの、操作をそれぞれ検知する。ブレーキセンサ102R・102Lは、オペレータがブレーキペダル12R・12Lを踏み込んだ事を検知した場合、それぞれ検知信号SR・SLをコントローラ100に送信する。
ブレーキセンサ102R・102Lには、磁力によりブレーキペダル12R・12Lの操作を検知する磁力式センサや、ブレーキペダル12R・12Lが直接接触することでブレーキペダル12R・12Lが操作されたことを検知する接触式センサ等を用いることができる。つまり本発明において、オペレータによるブレーキペダル12R・12Lの操作を検知することができるものであれば、ブレーキセンサ102R・102Lとして用いるセンサの種類を限定するものではない。
また、ブレーキセンサ102R・102Lがブレーキペダル12R・12Lを踏み込まれたと検知するために必要なブレーキペダル12R・12Lの踏み込み量(ストローク)は、ブレーキセンサとして用いるセンサの種類や取り付け位置により所望のストロークに設定することができる。従って、実験等によりアンチダイブを抑制するのに最適なストロークを予め決定し、最適なストロークでブレーキセンサがブレーキペダルの操作を検知するよう構成することができる。
また、ブレーキセンサ102R・102Lは、角度センサで構成してブレーキペダル12R・12Lの回動基部に配置し、踏み込み量と踏み込み操作速さを検知するように構成してもよい。また、連結金具によりブレーキペダル12R・12Lを連結した場合にはブレーキセンサ102R・102Lのいずれか一方のみ検知するように構成してもよい。
コントローラ100は、ブレーキペダル12R・12Lの操作に連動してサスペンションロック切換電磁弁53を切り換える制御手段である。
コントローラ100は、検知信号SR及びSLを共に受信した場合、即ちオペレータがブレーキペダル12R及び12Lを共に踏み込んだ場合に、サスペンションロック切換電磁弁53を切り換える制御信号Cをサスペンションロック切換電磁弁53に送信する。
以下では図4及び図5を用いて、サスペンションロック切換電磁弁53の切り換え操作の制御態様について具体的に説明する。
図4(a)に示すように、オペレータがブレーキペダル12R・12Lを踏み込んでいない場合は、サスペンションロック切換電磁弁53は図4(a)に示すような状態であり、サスペンションシリンダ27・27とアキュムレータ51・51とは、第一油路50、第二油路52を介して連通接続されている。
この場合、トラクタ1が地面より受ける衝撃は、サスペンションシリンダ27・27、第一油路50、第二油路52を介してアキュムレータ51・51により吸収される。これにより、トラクタ1の乗り心地や操縦安定性を向上することが可能となる。
また、ブレーキセンサ102R・102Lはオペレータによるブレーキペダル12R・12Lの操作をそれぞれ常時検知し、オペレータがブレーキペダル12R・12Lを踏み込んだ場合はそれぞれ検知信号SR・SLをコントローラ100へ送信する。
図5に示すように、コントローラ100はブレーキセンサ102Rから検知信号SRを受信しているか常時判断している(S110)。
コントローラ100は、S110において検知信号SRを受信していると判断した場合、ブレーキセンサ102Lから検知信号SLを受信しているか判断する(S120)。
コントローラ100は、S120において検知信号SLを受信していると判断した場合、サスペンションロック切換電磁弁53に制御信号Cを送信する(S130)。制御信号Cによりサスペンションロック切換電磁弁53は切り換えられ、第二油路52を遮断する(図4(b)参照)。
本実施例において、コントローラ100は検知信号SRを受信している場合に検知信号SLを受信しているか判断するものとしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、コントローラ100は検知信号SLを受信している場合に検知信号SRを受信しているか判断するものであっても良い。つまり、コントローラ100は検知信号SR及びSLが同時に受信された場合に制御信号Cを送信するものであれば、その検知信号SR及びSLの判断の順序は問わない。
また、ブレーキペダル12R・12Lの操作速度が設定速度よりも速い場合(急ブレーキ操作時)に、サスペンションロック切換電磁弁53に制御信号Cを送信するように構成することもできる。つまり、急ブレーキの場合サスペンションロックを行い機体の変動を小さくし、ゆっくりブレーキペダルを踏んで徐々に停止する場合には機体の変動は大きくならないためにサスペンションロックを行わないようにするのである。
また、本実施例に加えて後述する車速検知手段による減速時にもサスペンションロック切換電磁弁53を切り換えるように構成することもできる。
図4(b)に示すようにサスペンションロック切換電磁弁53が切り換えられることで、サスペンションシリンダ27・27とアキュムレータ51・51との連通が遮断される。
この場合、オペレータによるブレーキペダル12R・12Lの操作によるトラクタ1の減速により前輪に加わる荷重が増加し、サスペンションシリンダ27・27に加わる荷重が増加してもアキュムレータ51・51へと作動油が流入することがなくなり、サスペンションシリンダ27・27が縮むことはない。つまり、トラクタ1の姿勢が前下がりになる現象(ノーズダイブ)を抑制することができ、オペレータの乗り心地や操縦安定性を向上することができる。
また、トラクタ1の車速(または加速度)を検出し、その検出値を基にサスペンションロック切換電磁弁53を制御し、ノーズダイブを抑制することも可能である。以下ではその制御態様について図6及び図7を用いて説明する。
図6(a)及び(b)に示すように、サスペンションロック切換電磁弁53及び回転数検知手段103R・103Lはコントローラ100に接続されている。
回転数検知手段103Rは機体右側の前輪3の回転数を、回転数検知手段103Lは機体左側の前輪3の回転数を、それぞれ常時検知する。回転数検知手段103R・103Lは、検知した前輪3・3の回転数をそれぞれ検知信号RR・RLとしてコントローラ100に送信する(図6(a)参照)。検知信号RR・RLに基づいて、コントローラ100によりトラクタ1の車速を算出することが可能である。つまり、回転数検知手段103R・103Lは、トラクタ1の車速を検知する車速検知手段である。
図7に示すように、コントローラ100は、検知信号RR・RLより前輪3・3の平均回転数RMを算出する(S210)。
コントローラ100は、平均回転数RMよりトラクタ1の車速Vを算出する(S220)。
前輪3・3の平均回転数RMより車速Vを算出するのは、差動装置22の機能により左右の前輪3・3の回転数が異なる場合があるためであるが、本発明はこれに限るものではない。つまり、ノーズダイブの抑制に対し前輪3・3の回転数差の影響が少ない場合は、左右どちらか一方の回転数から車速Vを算出することも可能である。
コントローラ100は、一定時間Tにおける車速Vの変化の割合(以下、単に「加速度」と言う)Aを常時算出する(S230)。
この場合、トラクタ1の機体前方向を正方向と定義して算出する。
コントローラ100は、加速度Aと、予め記憶された設定値AEと、の大小関係を比較する(S240)。
ここで、設定値AEは実験や数値計算等により予め決定される値である。設定値AEは負の加速度(減速方向の加速度)であり、ノーズダイブを抑制する必要のある加速度を定めた閾値である。つまり、設定値AE以下の加速度においては、トラクタ1にノーズダイブが発生するため、ノーズダイブ抑制のためにサスペンションロック切換電磁弁53を切り換える必要がある。
ブレーキペダルを踏んで減速したり、エンジンブレーキを作動させたり、無段変速装置を低速側に変速操作して減速したりしたときに、加速度Aが設定値AEよりも小さい場合は、サスペンションロック切換電磁弁53に制御信号Cを送信する(S250)。
制御信号Cによりサスペンションロック切換電磁弁53は切り換えられ、第二油路52を遮断する(図6(b)参照)。
図6(b)に示すようにサスペンションロック切換電磁弁53が切り換えられることで、サスペンションシリンダ27・27とアキュムレータ51・51との連通が遮断される。
この場合、トラクタ1の減速により前輪3・3に加わる荷重が増加し、サスペンションシリンダ27・27に加わる荷重が増加してもアキュムレータ51・51へと作動油が流入することがなくなり、サスペンションシリンダ27・27が縮むことはない。つまり、トラクタ1のノーズダイブを抑制することができ、オペレータの乗り心地や操縦安定性を向上することができる。
また、トラクタ1の加速度Aを用いてサスペンションロック切換電磁弁53を制御することにより、トラクタ1が後進する場合の機体前方の沈み込みを抑制することもできる。即ち、トラクタ1が後進する場合も前輪3・3に加わる荷重は増加するが、加速度Aが設定値AEを下回る場合は、コントローラ100がサスペンションロック切換電磁弁53を切り換えるため、機体前方の沈み込みを抑制することができる。
本実施例においては、前輪3・3の回転数から車速Vを算出するものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、後輪4・4の回転数や、前輪3・3及び後輪4・4の回転数を検出し、これらの検出値より車速Vを算出するものでも良い。
本実施例においては、回転数検知手段103R・103Lは車輪(本実施例においては「前輪3・3」)の回転数を検知するものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、前輪駆動軸30・30の回転数を検知するものでも良い。この場合コントローラ100は、前輪駆動軸30・30の回転数及び最終減速装置32・32の減速比より車速Vを算出する。
本実施例においては、車速検知手段として回転数検知手段103R・103Lを用いたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、対地センサ等の直接車速を検知することができるセンサを用いることもできる。また、エンジンの回転数を検知する回転数検知手段を用いることもできる。つまり、車速検知手段は回転センサや対地センサ等の、トラクタ1の車速を検知することができるものであれば良い。
上述の如く、本発明に係る作業車両用独立型サスペンションの制御機構における実施の一形態は、
トラクタ1に用いられる独立型サスペンションの制御機構であって、
左右独立したサスペンション23・23にそれぞれ設けられたサスペンションシリンダ27・27を連通接続する第一油路50と、
サスペンション23・23に加わる衝撃を吸収するアキュムレータ51・51と、
第一油路50とアキュムレータ51・51とを連通接続する第二油路52と、
第二油路52の中途部に設けられ第二油路52を遮断することが可能なサスペンションロック切換電磁弁53と、
トラクタ1に具備されたブレーキペダル12R・12Lの操作を検知するブレーキセンサ102R・102Lと、
サスペンションロック切換電磁弁53及びブレーキセンサ102R・102Lが接続されたコントローラ100と、
を具備し、
コントローラ100によりブレーキペダル12R・12Lの操作に連動してサスペンションロック切換電磁弁53を切り換えることが可能なものである。
このように構成することにより、トラクタ1に具備されたブレーキペダル12R・12Lの操作に連動して、サスペンション23・23に設けられたサスペンションシリンダ27・27とアキュムレータ51・51とを連通接続する第二油路52を遮断することができる。
従って、トラクタ1をブレーキペダル12R・12Lの操作により減速させる際に、サスペンションシリンダ27・27が縮むことによるノーズダイブを抑制することができ、オペレータの乗り心地や操縦安定性を向上することができる。
また、本発明に係る作業車両用独立型サスペンションの制御機構における他の実施の一形態は、
トラクタ1に用いられる独立型サスペンションの制御機構であって、
左右独立したサスペンション23・23にそれぞれ設けられたサスペンションシリンダ27・27を連通接続する第一油路50と、
サスペンション23・23に加わる衝撃を吸収するアキュムレータ51・51と、
第一油路50とアキュムレータ51・51とを連通接続する第二油路52と、
第二油路52の中途部に設けられ第二油路52を遮断することが可能なサスペンションロック切換電磁弁53と、
トラクタ1の車速を検知する回転数検知手段103R・103Lと、
サスペンションロック切換電磁弁53及び回転数検知手段103R・103Lが接続されたコントローラ100と、
を具備し、
トラクタ1の車速が一定時間内に一定値以上減少した場合にサスペンションロック切換電磁弁53を切り換えることが可能なものである。
このように構成することにより、トラクタ1の車速が一定時間内に一定値減少した場合に、サスペンション23・23に設けられたサスペンションシリンダ27・27とアキュムレータ51・51とを連通接続する第二油路52を遮断することができる。
従って、トラクタ1が減速する際に、サスペンションシリンダ27・27が縮むことによるノーズダイブを抑制することができ、オペレータの乗り心地や操縦安定性を向上することができる。
本発明の一実施例に係るトラクタの全体的な構成を示した全体側面図。 同じくトラクタのサスペンション機構を示す正面拡大図。 同じくトラクタのサスペンションの油圧機構図。 (a)ブレーキ操作に基づくサスペンションロックの制御態様を示す油圧機構図、(b)ブレーキ操作に基づくサスペンションロックの制御態様を示す油圧機構図。 ブレーキ操作に基づくサスペンションロック制御の概要を示すフローチャート。 (a)車速に基づくサスペンションロックの制御態様を示す油圧機構図、(b)車速に基づくサスペンションロックの制御態様を示す油圧機構図。 車速に基づくサスペンションロック制御の概要を示すフローチャート。
符号の説明
1 トラクタ
20 サスペンション機構
23 サスペンション
27 サスペンションシリンダ(油圧シリンダ)
50 第一油路
51 アキュムレータ
52 第二油路
53 サスペンションロック切換電磁弁(第二油路遮断手段)
100 コントローラ
102R ブレーキセンサ(ブレーキ操作検知手段)
102L ブレーキセンサ(ブレーキ操作検知手段)

Claims (2)

  1. 作業車両に用いられる独立型サスペンションの制御機構であって、
    左右独立したサスペンションにそれぞれ設けられた昇降用の油圧シリンダを連通接続する第一油路と、
    前記サスペンションに加わる衝撃を吸収するアキュムレータと、
    前記第一油路と前記アキュムレータとを連通接続する第二油路と、
    前記第二油路の中途部に設けられ前記第二油路を遮断することが可能な第二油路遮断手段と、
    前記作業車両に具備されたブレーキペダルの操作を検知するブレーキ操作検知手段と、
    前記第二油路遮断手段及び前記ブレーキ操作検知手段が接続された制御手段と、
    を具備し、
    前記制御手段により前記ブレーキペダルの操作に連動して前記第二油路遮断手段を切り換えることが可能な
    作業車両用独立型サスペンションの制御機構。
  2. 作業車両に用いられる独立型サスペンションの制御機構であって、
    左右独立したサスペンションにそれぞれ設けられた昇降用の油圧シリンダを連通接続する第一油路と、
    前記サスペンションに加わる衝撃を吸収するアキュムレータと、
    前記第一油路と前記アキュムレータとを連通接続する第二油路と、
    前記第二油路の中途部に設けられ前記第二油路を遮断することが可能な第二油路遮断手段と、
    前記作業車両の車速を検知する車速検知手段と、
    前記第二油路遮断手段及び前記車速検知手段が接続された制御手段と、
    を具備し、
    前記作業車両の車速が一定時間内に一定値以上減少した場合に前記第二油路遮断手段を切り換えることが可能な
    作業車両用独立型サスペンションの制御機構。
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