JP2009049845A - 遠隔操作システム - Google Patents

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Abstract

【課題】被制御機器の各種動作状態でリモコン装置の有効キーを簡単に見つけ易くする遠隔操作システムを提供する。
【解決手段】リモコン装置は、キーが押下されたとき当該キーに対応する操作信号を例えばDVDプレイヤに送信する操作信号送信手段と、当該キーに対応する操作信号に応答してDVDプレイヤから送信された有効なキー群の情報を受信する有効キー群情報受信手段と、前記受信した有効なキー群の情報に基づいてタッチパネルに有効なキーのみを表示させる有効キー表示手段とを備えている。この構成によれば、DVDプレイヤの各種動作状態で、タッチパネルに有効なキーのみが表示されるので、リモコン装置の有効なキーが明確となり、操作に不慣れなユーザであっても、所望するキーを早く見つ付け出すことができ、DVDプレイヤをよりスムーズに操作できるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルに複数のキーを有するリモートコントローラ装置と、このリモートコントローラ装置により遠隔操作される被制御機器とから構成される遠隔操作システムに関し、特に、リモートコントローラ装置の有効キーの表示に関する。
光ディスクであるDVDに記録された情報を再生するDVDプレイヤ、あるいはDVDに対して情報の記録/再生を行うDVDレコーダ、あるいはテレビジョン受像機などのようなリモートコントローラ装置の操作対象である被制御機器は、それぞれの付属のリモートコントローラ装置により遠隔操作することができるように構成されている。そして、機能が多い被制御機器ほど、リモートコントローラ装置の操作キーが多くなるが、これらのリモートコントローラ装置を共通化して、1個のリモートコントローラ装置で複数の被制御機器を操作できるようにしているものもある。
特開2005−136518号公報 特開2000−152353号公報
しかしながら、何れにしてもリモートコントローラ装置のキーの個数が多くなると、操作に不慣れなユーザは、所望のキーを見つけるのに時間がかかり、被制御機器をスムーズに操作できないと言う課題があった。
そこで、特許文献1に記載の遠隔操作システムでは、タッチパネルを備えたリモートコントローラを設け、そのタッチパネルの表示内容を変更でき、表示内容とタッチパネルに対する操作とに対応した信号を前記リモートコントローラから送出することで、被制御機器(制御対象機器)が遠隔操作されるように構成されている。例えば、被制御機器がDVDプレイヤであった場合、リモートコントローラは、DVDプレイヤからディスク装填無しを示す信号を受信すると、タッチパネル上に「再生」「録画」のボタンの表示は行わず、また、再生専用のディスクが装填されているとの信号を受信すると、「録画」のボタンの表示は行わないと言うことが開示されている。
しかしながら、この従来の遠隔操作システムでは、被制御機器(制御対象機器)の動作状態に応じて有効なキーのみをリモートコントローラのタッチパネルに表示させるようにしたものではないので、被制御機器(制御対象機器)の動作状態において、操作に不慣れなユーザは、所望のキーを見つけるのに時間がかかり、被制御機器をスムーズに操作できないと言う課題があった。
なお、特許文献2の従来技術では、リモートコマンダーは、種々のモードに設定でき、各モードに応じてキー配列を変えるようにし、これにより、キー配列の簡素化が図れ、キーの操作間違いを少なくできるようにしているが、キーの配列が変わると、ユーザはキーの位置が覚え難いと言う課題が生じると共に、被制御機器の動作状態に応じて有効なキーのみをリモートコントローラ装置のタッチパネルに表示させるようにしたものではないので、被制御機器の動作状態において、操作に不慣れなユーザは、所望のキーを見つけるのに時間がかかり、被制御機器をスムーズに操作できないと言う課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、被制御機器の各種動作状態でリモートコントローラ装置の有効キーを簡単に見つけ易くする遠隔操作システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、タッチパネルに複数のキーを有するリモートコントローラ装置と、このリモートコントローラ装置により遠隔操作される被制御機器とから構成される遠隔操作システムであって、前記リモートコントローラ装置は、キーが押下されたとき当該キーに対応する操作信号を前記被制御機器に送信する操作信号送信手段と、当該キーに対応する操作信号に応答して前記被制御機器から送信された有効なキー群の情報を受信する有効キー群情報受信手段と、前記受信した有効なキー群の情報に基づいて前記タッチパネルに有効なキーのみを表示させる有効キー表示手段とを備えたことを特徴とする遠隔操作システムを提供する。
この構成において、リモートコントローラ装置のキーが押下されたとき当該キーに対応する操作信号が被制御機器に送信され、当該キーに対応する操作信号に応答して被制御機器から送信された有効なキー群の情報が受信されると、受信した有効なキー群の情報に基づいてタッチパネルに有効なキーのみが表示される。
この構成によれば、被制御機器の各種動作状態で、タッチパネルに有効なキーのみが表示されるので、リモートコントローラの有効なキーが明確となり、操作に不慣れなユーザであっても、所望するキーを早く見つ付け出すことができ、被制御機器をよりスムーズに操作できるようになる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記被制御機器は、各動作状態に対応する有効なキー群の情報を格納したテーブルを備えると共に、前記リモートコントローラ装置からの操作信号に応答して行われる動作の状態を判定する動作状態判定手段と、その動作状態に対応する有効なキー群の情報をテーブルから読み出して、有効なキー群の情報を前記リモートコントローラ装置に送信する有効キー群情報送信手段とを備えたことを特徴とする。
したがって、前記被制御機器は、リモートコントローラ装置からの操作信号に応答して、本機器の動作の状態を判定し、動作状態に対応する有効なキー群の情報をテーブルから読み出して、有効なキー群の情報をリモートコントローラ装置に送信するので、リモートコントローラ装置では、有効なキー群の情報を得ることができ、有効なキーのみをタッチパネルに表示させることができる。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、前記リモートコントローラ装置は、操作信号を送信したとき、前記被制御機器からの応答が無いことを示すタイムアウトを判別するためのタイマを起動させるタイマ起動手段と、前記操作信号を送信してから所定時間の経過により前記タイムアウトが発生したとき、前記タッチパネルに全キーを表示させる全キー表示手段とを備えたことを特徴とする。
したがって、前記リモートコントローラ装置は、操作信号を送信したとき、被制御機器からの応答が無いことを示すタイムアウトを判別するためのタイマを起動させ、前記操作信号を送信してから所定時間の経過により前記タイムアウトが発生したとき、前記タッチパネルに全キーを表示させるので、操作信号を送信しても、被制御機器からの応答が無くタイムアウトになれば、タッチパネルに全キーを表示でき、これにより、ユーザは、再度、キー操作をやり直す必要があることが分かる。
請求項4の発明では、請求項1の発明において、前記リモートコントローラ装置は、タッチパネルにキーが表示された後、所定時間経過したときに、前記タッチパネルの表示をオフさせるタッチパネル表示オフ手段を備えたことを特徴とする。
したがって、前記リモートコントローラ装置は、タッチパネルにキーが表示された後、所定時間経過したときに、前記タッチパネルの表示をオフさせるので、消費電力を削減することができる。
以上のように本発明によれば、被制御機器の各種動作状態で、タッチパネルに有効なキーのみが表示されるので、リモートコントローラ装置の有効なキーが明確となり、操作に不慣れなユーザであっても、所望するキーを早く見つ付け出すことができ、被制御機器をよりスムーズに操作できるようになる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る遠隔操作システムの構成を示すブロック図である。ここでは、リモートコントローラ装置(以下リモコン装置と言う)により制御される被制御機器としてDVDプレイヤについて説明するが、これに限らず、DVDレコーダ、BDレコーダ、ハードディスクレコーダ、テレビジョン受像機、オーディオ機器などに対するリモコン装置についても同様な手段を備えれば、同様な効果が得られる。
図1において、この遠隔操作システムは、タッチパネルに複数のキーを有するリモコン装置1と、このリモコン装置1により遠隔操作されるDVDプレイヤ2とから構成される。
リモコン装置1は、タッチパネル11、送信部14、受信部15、タイマ16、および制御部17を備えている。タッチパネル11は、例えば液晶パネルから成り、制御部17からの表示制御信号に基づいてキー(操作ボタンの絵柄)を表示する表示部12と、この表示部12上に配置された透明シートから成り、この透明シート上での接触位置情報を制御部17に出力する接触位置判定部13とを備えている。
送信部14は、タッチパネル11の表示部12に表示されたキーが押下されたとき(ユーザの指が接触したとき)、当該キーの接触位置を判定する接触位置判定部13に判定された当該キーの接触位置に対応する操作信号(赤外線による操作信号または微弱電波による操作信号)をDVDプレイヤ2に送信する操作信号送信手段である。受信部15は、当該キーに対応する操作信号に応答してDVDプレイヤ2から送信された有効なキー群の情報を受信する有効キー群情報受信手段である。
制御部17は、リモコン装置1の各構成要素を制御するものであり、特に、本実施形態では、送信部14が操作信号を送信したとき、DVDプレイヤ2からの応答が無いことを示すタイムアウトを判別するためのタイマ16を起動させるタイマ起動手段と、前記操作信号を送信してから所定時間の経過により前記タイムアウトが発生したとき、タッチパネル11の表示部12に全キーを表示させる全キー表示手段と、タッチパネル11の表示部12にキーが表示された後、所定時間経過したときに、タッチパネル11の表示部12の表示をオフさせるタッチパネル表示オフ手段と、前記受信した有効なキー群の情報に基づいてタッチパネル11の表示部12に有効なキーのみを表示させる有効キー表示手段とを備えている。
DVDプレイヤ2は、制御部21、受信部22、送信部23、再生部24、テーブル25、およびDVD26を備えている。再生部24は、制御部21からの制御信号に従って、DVD26からの情報を再生し、例えば、テレビジョン受像機に送信し、テレビジョン受像機に再生映像および再生音声を出力させる。
制御部21は、プレイヤの各構成要素を制御するものであり、本実施形態では、リモコン1からの操作信号に応答して行われる動作の状態を判定する動作状態判定手段と、その動作状態に対応する有効なキー群の情報をテーブル25(図示しないメモリに格納されたもの)から読み出して、有効なキー群の情報をリモコン1に送信する有効キー群情報送信手段とを備えている。
受信部22は、リモコン装置1からの操作信号(赤外線による操作信号または微弱電波による操作信号)を受信するものである。送信部23は、各動作状態に対応する有効なキー群の情報を格納したテーブル25と、リモコン装置1からの操作信号に応答して行われる動作の状態を判定し、この動作状態に対応する有効なキー群の情報をテーブル25から読み出して、有効なキー群の情報をリモコン装置1に送信する有効キー群情報送信手段である。
再生部24は、制御部21からの制御信号に従って再生動作を行い、DVD26に記録された情報を再生して映像音声信号として例えばテレビジョン受像機に出力するものである。
図2は本実施形態においてリモコン装置のPowerキー(電源キー)を押下した後の状態(状態Aと呼ぶ)でのリモコン装置におけるタッチパネルの表示部の一例を示す図である。
図2において、タッチパネルの表示部12には、Powerキー101、Ejectキー102、数字キー103、早戻しキー104、再生キー105、早送りキー106、スキップダウンキー107、停止キー108.およびスキップアップキー109が表示されている。この図2によると、Powerキー101が押下された後は、全てのキーが選択できるように、全キーが表示部12に表示される。
図3は本実施形態においてリモコン装置の再生キーを押下した後の状態(状態Bと呼ぶ)でのリモコン装置におけるタッチパネルの表示部の一例を示す図である。
図3において、タッチパネルの表示部12には、Powerキー101、Ejectキー102、早戻しキー104、早送りキー106、スキップダウンキー107、停止キー108.およびスキップアップキー109が表示されている。図3によると、図2に示す再生キー105が押下された後は、図2に示す数字キー103と再生キー105の表示が消去されている。これにより、DVDプレイヤ2が再生中は、ユーザが操作できるキーは、Powerキー101、Ejectキー102、早戻しキー104、早送りキー106、スキップダウンキー107、停止キー108.およびスキップアップキー109であること分かり、ユーザは所望のキーを見つけ易くなる。
図4は本実施形態においてDVDプレイヤの動作状態とリモコン装置の有効なキー群との関係を示すテーブルの内容の一例を示す図である。
図4において、テーブル25には、DVDプレイヤ2の動作状態が電源オフであれば、リモコン装置1の有効なキー群がPowerキー101とEjectキー102であることを示している。この電源オフ状態での有効なキー群のキー情報は、リモコン装置のタッチパネルの初期画面として利用される。
DVDプレイヤ2の動作状態が電源オンであれば、リモコン装置1の有効なキー群が、Powerキー101、Ejectキー102、数字キー103、早戻しキー104、再生キー105、早送りキー106、スキップダウンキー107、停止キー108.およびスキップアップキー109であることを示している。DVDプレイヤ2の動作状態が再生中であれば、リモコン装置1の有効なキー群が、Powerキー101、Ejectキー102、早戻しキー104、早送りキー106、スキップダウンキー107、停止キー108.およびスキップアップキー109であることを示している。なお、テーブル25における有効なキー群のキーの情報には、キーの種類を識別するため、各キー毎にキー識別番号が付されている。したがって、キー識別番号が分かれば、有効なキーがどのようなキーであるかが分かる。
図5は本実施形態においてリモコン装置のキーが押下されたときのリモコン装置の動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1〜図4を参照してリモコン装置のキーが押下されたときのリモコン装置の動作について説明する。
先ず、DVDプレイヤ2が電源オフ状態になっている場合は、リモコン装置1の有効キーは、Powerキー101とEjectキー102であるので、テーブル25の内容に従って、タッチパネル11の表示部12には、初期画面としてPowerキー101とEjectキー102が表示されている。なお、DVDプレイヤ2の電源オフ状態とは、主電源がオフであり、待機電源がオンされている状態を示し、DVDプレイヤ2の制御部21は、主電源がオフされているときは待機電源で動作しているので、リモコン装置1からの操作信号を受信して電源オン動作することが可能となっている。
ここで、ユーザはDVDプレイヤ2の電源(主電源)を入れるため、リモコン装置1におけるタッチパネル11の表示部12に表示されたPowerキー101を押下すると、制御部17は、タッチパネル11の接触位置判定部13により判定されたキー接触位置信号によりPowerキー101が押下されたことを検知し(ステップS1)、これにより、送信部14は、Powerキー101に対応する操作信号である電源オン操作信号をDVDプレイヤ2に送信する(ステップS2)。
前記電源オン操作信号が送信されたとき、制御部17のタイマ起動手段は、DVDレコーダ2からの応答が無いことを示すタイムアウト判別用のタイマ16を起動させる(ステップS3)。そして、タイマ16が計時動作を開始し、前記電源オン操作信号を送信してから所定時間の経過により、タイマ16からのタイムアウト信号が発生すると、制御部17の全キー表示手段は、タイムアウトが発生したことを検知し(ステップS4)、タッチパネル11の表示部12に全キーを表示させる(ステップS11)。全キー表示手段は、例えば、図2に示すように全キーをタッチパネル11の表示部12に表示させる。
一方、タイムアウトが発生しない間に、制御部17の有効キー群情報受信手段が、DVDレコーダ2から有効なキー群の情報を受信すると、制御部17の有効キー表示手段は、前記受信した有効なキー群の情報に基づいてタッチパネル11の表示部12に有効なキーのみを表示させる(ステップS6)。この場合、タッチパネル11の表示部12に表示される有効なキーは、DVDプレイヤ2が電源オンされていて操作待ちのことを示す動作状態であるので、有効なキーは全キーになり、例えば、図2に示すように全キーが表示されることになる。なお、DVDレコーダ2が行う有効なキー群の情報の送信については、後述する図6のフローチャートを参照して説明する。
制御部17のタッチパネル表示オフ手段は、タッチパネル11の表示部12にキーが表示された後、図示しないタイマにより計時されている時間が所定時間を経過したことを検知すると(ステップS7)、タッチパネル11の表示部12の表示をオフさせる(ステップS10)。その所定時間が経過するまでに、制御部17は、タッチパネル11が振れられたことを接触位置判定部13からの何らかの信号により検知すると(ステップS8)、タッチパネル11の表示部12の表示を維持する(ステップS9)。そして、ステップS7に戻り同様な動作が行われる。
次に、ユーザは、DVDプレイヤ2を再生動作させるため、リモコン装置1におけるタッチパネル11の表示部12に表示された再生キー105を押下すると、制御部17は、タッチパネル11の接触位置判定部13により判定されたキー接触位置信号により再生キー105が押下されたことを検知し(ステップS1)、これにより、送信部14は、再生キー105に対応する操作信号である再生操作信号をDVDプレイヤ2に送信する(ステップS2)。
前記再生操作信号が送信されたとき、制御部17のタイマ起動手段は、所定時間待ってもDVDレコーダ2からの応答が無いことを示すタイムアウト判別用のタイマ16を起動させる(ステップS3)。そして、タイマ16が計時動作を開始し、前記再生操作信号を送信してから所定時間の経過により、タイマ16からのタイムアウト信号が発生すると、制御部17の全キー表示手段は、タイムアウトが発生したことを検知し(ステップS4)、タッチパネル11の表示部12に全キーを表示させる(ステップS11)。全キー表示手段は、例えば、図2に示すように全キーをタッチパネル11の表示部12に表示させる。
このように、リモコン装置1は、操作信号を送信したとき、DVDプレイヤ2からの応答が無いことを示すタイムアウトを判別するためのタイマ25を起動させ、前記操作信号を送信してから所定時間の経過により前記タイムアウトが発生したとき、タッチパネル11の表示部12に全キーを表示させるので、操作信号を送信しても、DVDプレイヤ2からの応答が無くタイムアウトになれば、タッチパネル11の表示部12に全キーを表示でき、これにより、ユーザは、再度、キー操作をやり直す必要があることが分かる。
一方、タイムアウトが発生しない間に、制御部17の有効キー群情報受信手段が、DVDレコーダ2から有効なキー群の情報を受信すると、制御部17の有効キー表示手段は、前記受信した有効なキー群の情報に基づいてタッチパネル11の表示部12に有効なキーのみを表示させる(ステップS6)。この場合、タッチパネル11の表示部12に表示される有効なキーは、DVDプレイヤ2が再生動作中を示す動作状態であるので、表示される有効なキーは、例えば、図3に示すようになる。
その後は、前述したよに、制御部17のタッチパネル表示オフ手段は、タッチパネル11の表示部12にキーが表示された後、図示しないタイマにより計時されている時間が所定時間を経過したことを検知すると(ステップS7)、タッチパネル11の表示部12の表示をオフさせる(ステップS10)。これにより、消費電力を削減できる。その所定時間が経過するまでに、制御部17は、タッチパネル11が振れられたことを接触位置判定部13からの何らかの信号により検知すると(ステップS8)、タッチパネル11の表示部12の表示を維持する(ステップS9)。そして、ステップS7に戻り同様な動作が行われる。
図6は本実施形態においてDVDプレイヤがリモコン装置からの操作信号を受信してから有効なキー群の情報を送信するまでの動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1〜図5を参照してDVDプレイヤがリモコン装置からの操作信号を受信してから有効なキー群の情報を送信するまでの動作について説明する。
DVDプレイヤ2は、リモコン装置1からの操作信号を受信部22で受信すると、DVDプレイヤ2の制御部21は、操作信号を受信したことを検知し(ステップN1)、これにより、制御部21の動作状態判定手段は、DVDプレイヤ2の動作状態を判定する(ステップN2)。例えば、前述したように、DVDプレイヤ2が再生動作中であれば、再生中を示す動作状態であると判定される。
そして、制御部21の有効キー群情報送信手段は、再生中を示す動作状態に対応する有効なキー群(P0werキー、Ejectキー、早戻しキー、早送りキー、スキップダウンキー、停止キー、スキップアップキー)の情報をテーブル25から読み出して(ステップN3)、有効なキー群の情報を送信部23から送信する(ステップN4)。
リモコン装置1は、DVDプレイヤ2からの有効なキー群の情報を受信部15で受信し、前述した図5のステップS5以下の処理を行う。
以上説明したように本実施形態によれば、DVDプレイヤ2の各種動作状態で、タッチパネル11の表示部12に有効なキーのみが表示されるので、リモコン装置1の有効なキーが明確となり、操作に不慣れなユーザであっても、所望するキーを早く見つ付け出すことができ、DVDプレイヤ2をよりスムーズに操作できるようになる。
本発明は、DVDプレイヤ、DVDレコーダ、BDレコーダ、ハードディスクレコーダ、テレビジョン受像機、オーディオ機器などの被制御機器に対するリモコン装置に利用可能であり、被制御機器の各種動作状態で、有効なキーのみをリモコン装置のタッチパネルに表示させることができる。
本発明の一実施形態に係る遠隔操作システムの構成を示すブロック図である。 前記実施形態においてリモコン装置のPowerキー(電源キー)を押下した後の状態(状態Aと呼ぶ)でのリモコン装置におけるタッチパネルの表示部の一例を示す図である。 前記実施形態においてリモコン装置の再生キーを押下した後の状態(状態Bと呼ぶ)でのリモコン装置におけるタッチパネルの表示部の一例を示す図である。 前記実施形態においてDVDプレイヤの動作状態とリモコン装置の有効なキー群との関係を示すテーブルの内容の一例を示す図である。 前記実施形態においてリモコン装置のキーが押下されたときのリモコン装置の動作を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態においてリモコン装置のキーが押下されたときのリモコン装置の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 リモコン装置
2 DVDプレイヤ(被制御機器)
14 送信部(操作信号送信手段)
15 受信部(有効キー群情報受信手段)
16 タイマ
17 制御部(有効キー表示手段、タイマ起動手段、全キー表示手段、タッチパネル表示オフ手段)
21 制御部(有効キー群情報送信手段)
25 テーブル

Claims (4)

  1. タッチパネルに複数のキーを有するリモートコントローラ装置と、このリモートコントローラ装置により遠隔操作される被制御機器とから構成される遠隔操作システムであって、
    前記リモートコントローラ装置は、キーが押下されたとき当該キーに対応する操作信号を前記被制御機器に送信する操作信号送信手段と、当該キーに対応する操作信号に応答して前記被制御機器から送信された有効なキー群の情報を受信する有効キー群情報受信手段と、前記受信した有効なキー群の情報に基づいて前記タッチパネルに有効なキーのみを表示させる有効キー表示手段とを備えたことを特徴とする遠隔操作システム。
  2. 前記被制御機器は、各動作状態に対応する有効なキー群の情報を格納したテーブルを備えると共に、前記リモートコントローラ装置からの操作信号に応答して行われる動作の状態を判定する動作状態判定手段と、その動作状態に対応する有効なキー群の情報をテーブルから読み出して、有効なキー群の情報を前記リモートコントローラ装置に送信する有効キー群情報送信手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作システム。
  3. 前記リモートコントローラ装置は、操作信号を送信したとき、前記被制御機器からの応答が無いことを示すタイムアウトを判別するためのタイマを起動させるタイマ起動手段と、前記操作信号を送信してから所定時間の経過により前記タイムアウトが発生したとき、前記タッチパネルに全キーを表示させる全キー表示手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作システム。
  4. 前記リモートコントローラ装置は、前記タッチパネルにキーが表示された後、所定時間経過したときに、前記タッチパネルの表示をオフさせるタッチパネル表示オフ手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作システム。
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