JP2009049329A - 光蓄積リング - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型で、かつ、外部からエネルギーを加えることなく光を増幅したりレーザー発振を行うことのできる装置は今日まで存在しなかった
【解決手段】 本発明は、光ファイバなどの光導波路が非常に低い光減衰率を持つことを利用して、原則円周長1メートルの光導波路に太陽光やレーザ光を入射し、周回させることで、環状光導波路内の光子数を増やし、その光を多岐用途に活用することで、エネルギーフリーな光の増幅、ならびに、前記光の増幅に伴うエネルギーの増幅を可能にした。

【選択図】 図7

Description

本発明は、環状光導波路に光を無限に導入し、導入した光を一瞬に放出し、エネルギーに還元する、光蓄積リングに関するものである。
光エネルギーを効率よく電気や熱に還元することは、化石燃料の枯渇などの環境問題を解決するための技術の一翼を担っている。
光エネルギーを効率よく電気や熱に還元する技術の一つとして、太陽電池が挙げられる。太陽電池は、光起電力効果を利用して、太陽光を電力に変換するものであり、既に、一般家庭や宇宙ステーションなどで実用されている。火力発電のように化石燃料を燃焼させてエネルギーを得る発電とは異なり、太陽電池は、太陽光のみをエネルギー源とすることで、燃料の枯渇の心配がなく、また、発電時に伴う二酸化炭素などの温室効果を伴うガスや有害なガスの発生もなく、環境問題が高らかに叫ばれている今日の産業活動においては希望の星ともいえる発電方法である。
また、レーザ光の誕生から今日までに、種々のレーザが開発され、その性能は日々改善の方向へ向かっている。たとえば、特許文献1においては、通信などに応用される光ファイバがレーザ光発振に用いられている。レーザ技術はレーザ光発振技術の側面、そして、アプリケーションの側面双方において多用に進歩し、未だその進歩はとどまることを知らない。今日では、レーザ光は通信など生活インフラに用いられるまでになっている。高速通信を可能にするレーザ技術は、ITリテラシーが人々の生活に欠かせなくなった今日において、絶対必須の技術であるといえる。
特許第3331726号
しかし、太陽電池により高電力を得るには、面積の大きい太陽電池パネルを用いなければならず、使用環境によっては十分な電力を確保できない場合がある。また、太陽電池による発電は天候に左右されるもので、確実に電力を供給することはできない。太陽電池も、有効なエネルギー獲得手段としては今まだ発展途上の段階にある。
また、たいていのレーザは、レーザ光発振のために多大な電力を必要とする。レーザ光が通信や医療など社会インフラに多様される今日において、レーザ発振に多大なエネルギーが必要とされることは、エネルギー資源の枯渇や、化石燃料の燃焼に伴う温室ガスの発生などの環境問題が深刻である現代において、改善すべき問題である。
本件発明は、光ファイバなどの光導波路が非常に低い光減衰率を持つことを利用して、太陽光やレーザ光などの光を環状光導波路内に連続的に入射・周回させることで、環状光導波路内の光子数を増やし、その光を多岐用途に活用することで、エネルギーフリーな光の増幅手段、ならびに、前記光の増幅に伴うエネルギーの増幅手段を提供する。
本発明では、環状光導波路内において光子数を増やすことで、汎用型レーザから発振されるレーザ光と同程度のエネルギーを持つ光を得ることができる。
また本発明は、光ファイバなどの光導波路と、光導波路の接続機器のみからなり、環状光導波路内での光子数増大の際に外からのエネルギーを必要としない。
また本発明では、原則円周長1メートルの光導波路を環状にして用いる。そのため、大掛かりな装置を置くスペースなど必要としない。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。
実施形態1は、主に請求項1、および、3などについて説明する。
実施形態2は、主に請求項2、および、3などについて説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1の概要>
本実施形態は図1に示すように、環状光導波路に関する発明である。図1の概念図は、その一例を示したものである。
太陽光(0102)やレーザ光などの光を、レンズ(0103)と、光導入路(0104)、光スイッチ(0105)と、合波器(0106)を経て環状光導波路(0101)内へ導入する。光スイッチ(0105)がONの状態である限り、環状光導波路(0101)内には無限に光が入射する。環状光導波路(0101)に、内部の光減衰率が1周あたり50%未満のものを用いることで、環状光導波路(0101)に入射光が無限に入射している限り、環状光導波路(0101)内を周回している周回光の全エネルギーは、入射してくる入射光のエネルギーより小さくなることはない。このことを利用し、入射光を環状光導波路(0101)内に無限に導入し環状光導波路(0101)内の周回光の光子数を増やしていくのが、本光蓄積リングの技術的特徴である。
以下には、本件発明について、具体的に詳しく述べていく。
(機能ブロックの説明:概要)図2に示すのは、本件発明である光蓄積リングの機能ブロックを示すものである。この機能ブロックにあるように、本件発明の光蓄積リングは、光入射口(0201)と、環状光導波路(0202)と、からなる。
光入射口(0201)は、入射光を環状光導波路(0202)へと導入する機能を持つ。環状光導波路(0202)は光入射口から入射した光を周回させる。また、環状光導波路(0202)は、周回光が一周するに際して光の減損する割合が50%未満であるものを利用する。
さらに、この図2を見ながら、各部について簡単に説明していく。
(機能ブロックの説明:光入射口について)光入射口(0201)は、図2の機能ブロックに示すように、レンズ(0203)により集束した入射光を、光スイッチ(0204)と、合波路(0205)と、を介して、環状光導波路(0202)へと導入する。ここでは、レンズ(0203)は一般的な凸レンズを用いる。
光ファイバスイッチ(0204)は、図3に示すようなファイバ駆動型光ファイバスイッチが妥当であるが、光スイッチ(0204)における入射光の減衰が環状光導波路(0202)での光子数増加に支障をきたさなければ、ファイバ駆動型光ファイバスイッチ以外の機構を持つものでもよい。ちなみに、図3に例示するファイバ駆動型光ファイバスイッチは、入力側の光ファイバ(0301)を固定している固定部(0302)と、出力側の光ファイバ(0303)を固定している固定部(0305)と、出力側の光ファイバ(0303)を駆動し入力側の光ファイバ(0301)の光軸と出力側の光ファイバ(0303)の光軸を一致させる経路切替用可動ブロック(0306)と、経路切替用可動ブロック(0306)を駆動させる電磁アクチュエータ(0307)と、からなる。ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(図3)をONにする電気信号が電磁アクチュエータ(0307)に伝えられることで電磁アクチュエータ(0307)から電磁力が発生し、経路切替用可動ブロック(0306)を移動する。経路切替用可動ブロック(0306)の移動に伴い、入力側の光ファイバ(0301)の光軸と出力側の光ファイバ(0303)の光軸が一致し、入力側の光ファイバ(0301)から入射された入射光が出力側の光ファイバ(0303)に入射する。また、ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(図3)をOFFにする電気信号が電磁アクチュエータ(0307)に伝えられることで電磁アクチュエータ(0307)から電磁力が発生し、上記場合とは逆方向に経路切替用可動ブロック(0306)が移動する。経路切替用可動ブロック(0306)の移動に伴い、入力側の光ファイバ(0301)の光軸と単純放出側の光ファイバ(0304)の光軸が一致し、入力側の光ファイバ(0301)から入射された入射光が単純放出側の光ファイバ(0304)へと入射する。この状態では、入力側の光ファイバ(0301)から入射された入射光は出力側の光ファイバ(0303)へと入射されず、入射光は環状光導波路(0308)へ導入されない。ちなみに、本実施形態における光スイッチ(0204)は、環状光導波路(0202)内に入射する入射光の量を調整する必要がある場合などに用いるもので、本実施形態の用途によっては設置する必要のない場合も招来する。なお、図3におけるファイバ駆動型光ファイバスイッチでは、逆に、出力側の光ファイバ(0303)から入射光を受付け、入力側の光ファイバ(0301)へと導入することもできる。
合波器(0205)は、環状光導波路(0202)の途中に設けられ、レンズ(0203)からの入射光を環状光導波路(0202)へと導入する。ここでは、レンズ(0203)からの入射光を環状光導波路(0202)へと導く装置として合波器(0205)を示しているが、WDMカプラなど、複数の光ファイバから入射した光をひとつにまとめる機能があれば、環状光導波路(0202)での光子数増加に支障をきたすような入射光の減衰が生じない限りで、転用可能である。
(機能ブロックの説明:環状光導波路について)次に、環状光導波路(0202)について説明する。環状光導波路とは、前述のように、レンズ(0203)から入射された光を無限に導入し、環状光導波路(0202)内の光子数を増加させるものである。そのために、環状光導波路(0202)は、光が一周するに際して光の減損する割合が50%未満であるものを利用する必要がある。例として、通信や光学機構などに汎用的に用いられる光ファイバーがあげられる。ただし、光ファイバの多くは近赤外領域の光を通過させる場合において、高い光反射率を示す。それに比べ、可視光を通過させるための光ファイバは、通常、近赤外領域の光を通過させるための光ファイバに比べ、光反射率は低い。環状光導波路(0202)に光ファイバを用いる場合は、環状光導波路(0202)内で周回する光をどのような用途に用いるかによって、光ファイバ内を通過させる光の波長と、その波長の光を通過させられる光ファイバを適宜選択する必要がある。環状光導波路(0202)内で周回する光を、図5に示すような光ファイバスイッチを用いて取り出し、光を吸収して熱を放射する気体に照射し、前記光を吸収して熱を放射する気体から発生する熱を取り出し、エネルギーとして活用する場合を想定する。一般に、分子は分子間の振動により熱を発生する。そして、多くの物質は赤外領域に分子振動吸収帯を持つので、この場合は、環状光導波路(0202)に入射してきた光のうち、赤外領域の光を多く取り出す必要があり、そのためには赤外領域の光を強く反射させる光ファイバが適当と考える。
環状光導波路(0202)内に入射した入射光は、環状光導波路(0202)内で減衰し消滅するまで、環状光導波路(0202)内を周回し続ける。光スイッチ(0204)がONの状態である限り、環状光導波路(0202)内には無限に光が入射する。
また、環状光導波路(0202)には、内部の光減衰率が1mあたり50%未満のものを用いる。ゆえに、環状光導波路(0202)に入射光が無限に入射している限り、環状光導波路(0202)内を周回している周回光の全エネルギーは、入射してくる入射光のエネルギーより小さくなることはない。これは以下のように考える。環状光導波路(0202)を周回する周回光が1kmあたり約15dB減衰する場合のことを想定する。これを周回光の減衰率に換算すると、環状光導波路(0202)1メーターあたり周回光の約0.138%の光子が消滅することになる。ここで、環状光導波路(0202)の円周長が1メーターであるとし、入射時の入射光の光子数が100だとすると、入射した光が環状光導波路(0202)を一周する際、最初に入射してきた入射光の光子の数は99.86に減少する。ここで、合波器(0205)から入射してきた光子数100の入射光が合流する。この時点で環状光導波路(0202)内の周回光の光子数は199.86である。次に、合流してきた周回光と、既に一周している周回光が一緒に、環状光導波路(0202)内を周回する。そして、合流してきた周回光と、既に一周している周回光が一周周回を終えると、環状光導波路(0202)内では周回光の減衰が起きるので、周回光の光子数は199.59になる。このように、周回し続ける周回光に、さらに合波器(0205)から一定量の入射光が導入されることで、環状光導波路(0202)内の周回光の光子数はどんどん増えていくことになる。図4に、環状光導波路(0202)内の周回光の光子数と環状光導波路(0202)での周回光の光減衰率との関係式(0404)を示す。ここで、d(0401)は環状光導波路(0202)の光減衰率、B(0402)は合波器(0205)から新たに環状光導波路(0202)に導入される入射光の光子数、an(0403)はn週目の周回光の光子数である。また、このように環状光導波路(0202)内の周回光の光子数が増加する様子を図5に示す。図5に示すように、環状光導波路(0202)の光減衰率が1kmあたり15dBである場合、一旦環状光導波路(0202)に光を入射してから約27マイクロ秒後には、環状光導波路内を周回する光子数は入射光子数の約723.3倍になり、それ以上光子数が増えることはない。ただし、図4に示す計算、および、図5に示す数値は飽くまで一旦環状光導波路(0202)に入射光が入射してから環状光導波路(0202)を一周するまで新たに入射光は入射しない、という近似のもとで計算を行った上での結果である。実際は、入射光は途切れることなく常に環状光導波路(0202)に入射し続ける。従って、入射光の光子数に対して環状光導波路(0202)を周回する周回光の実際上の光子数は図5に示す値より大きくなる。
また、環状光導波路(0202)に、光ファイバなど、特定の波長の光を強く反射し他の波長の光をあまり強く反射しない性質を持つ光導波路を用い、環状光導波路(0202)を2つ以上つなげることで、環状光導波路(0202)に波長選択性を持たせることも可能である。これは図6のような装置により可能である。λnm付近の波長の光のみ光減衰率が低い光ファイバを環状光導波路に用い、環状光導波路を2つ設置し(0601)、双方を接続し、うち片方にのみ光入射口を設置する。入射光を1つ目の環状光導波路(0602)に導入し、1マイクロ秒後に入射用光スイッチ(0604)を閉じ、環状光導波路(0602)内を周回する周回光をわずかに減衰させる。ここで、λnm付近の波長の光以外の光は強く減衰し、λnm付近の波長の光以外の光はあまり減衰しない。この偏波長性のある光を2つめの環状光導波路(0603)に導入し、2つめの環状光導波路(0603)内で光子数を増加させる。以上の操作により、λnm付近の波長の光のみ光子数を増やすことができる。
ところで、図2には示さなかったが、環状光導波路(0202)を周回する光を取り出し、利用するためには、環状光導波路(0202)途中に、図3に示すような光ファイバスイッチを設置するなど、環状光導波路(0202)途中に、光の分岐点が必要となる。また、その光の分岐点は、環状光導波路(0202)での光子数増加に支障をきたすようなものであってはならない。
以上が、本件発明の光蓄積リングの機能ブロックに従った各構成要件の説明となる。
<実施形態1の具体的使用例>
図7に示すのは、本実施形態の光蓄積リングの具体的使用例の一つであるファイバレーザ発振システムを表す概略図である。この図を用いて、本実施形態の光蓄積リングにおける具体的構成例・処理例を説明する。
(具体的実施例:光入射口について)図7において、光入射口は、太陽(0701)からの入射光を取り込むレンズドファイバ(0702)と、レンズドファイバ(0702)から入射してきた入射光を入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0703)へと導く光取込用光ファイバ(0704)と、入射用合波器(0705)への入射光の入射を制御する入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0703)と、入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0703)に入射してきた入射光を入射用合波器(0705)へと導く光導入用光ファイバ(0706)と、光導入用光ファイバ(0706)から入射してきた入射光を環状光ファイバ(0707)へと導入する入射用合波器(0705)と、からなる。なお、レンズドファイバ(0702)、光取込用光ファイバ(0704)、光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0703)、光導入用光ファイバ(0706)、入射用合波器(0705)については、980nmの赤外光に対応したものを用いる。また、光取込用光ファイバ(0704)、光導入用光ファイバ(0706)については、まっすぐに設置する。これは、光ファイバの曲げによる光損失を防ぐためである。
レンズドファイバ(0702)は、太陽(0701)からの入射光を光取込用光ファイバ(0704)へと導く。この光取込用光ファイバ(0704)に入射してきた入射光は、入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0703)を通過する。この際、入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0703)がONの状態であるとき、光取込用光ファイバ(0704)から入射してきた入射光は、入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0703)を通過し、光導入用光ファイバ(0706)へと進む。入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0703)がOFFの状態であるとき、光取込用光ファイバ(0704)から入射してきた入射光は、入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0703)を通過し、光放出用光ファイバ(0708)へと進み、光導入用光ファイバ(0706)へは進まない。つまり、入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0703)がOFFの状態では、環状光ファイバ(0707)には入射光は取り込まれない。光導入用光ファイバ(0706)に入射した入射光は入射用合波器(0705)へ導入され、環状光ファイバ(0707)へ送り出される。
(具体的実施例:環状光導波路について)次に、図7において、環状光導波路は、環状光ファイバ(0707)と、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0709)と、アウトプット用光ファイバ(0710)と、レーザ発振用合波器(0711)と、レーザ発振用光ファイバ(0712)と、レーザ発振用光ファイバ(0712)の経路中に位置しErイオンがドープされているレーザ発振部位(0713)と、レーザ光増幅用のミラー(0714)と、レーザ発振用光ファイバ(0712)から発振したレーザ光を外部へ取り出すための偏光ビームスプリッタ(0715)と、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0709)のON/OFFを制御するパルスジェネレータ(0716)と、からなる。なお、環状光ファイバ(0707)、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0709)、アウトプット用光ファイバ(0710)、レーザ発振用合波器(0711)、レーザ発振用光ファイバ(0712)については、980nmの赤外光に対応したものを用いる。レーザ発振部位(0713)を励起するために980nmの赤外光が必要となるからである。また、環状光ファイバ(0707)には、長さ1m、伝送損失が1kmあたり15dBのものを用いる。また、環状光ファイバ(0707)は、その曲率が全域にわたって均一になるように設置する。
入射用合波器(0705)から入射してきた入射光は、環状光ファイバ(0707)内を周回する。図5に示すように、入射光を環状光ファイバ(0707)内に導入し始めてから27マイクロ秒後には、環状光ファイバ(0707)内の周回光の光子数は、入射用合波器(0705)を経て入射してくる入射光子数の約723.3倍になる。これをもとに、環状光ファイバ(0707)内を周回する周回光から得られる光のエネルギーを計算する。まず、地球上に降り注ぐ1日あたりの太陽のエネルギーは1mあたり15MJである。レンズドファイバ(0702)の直径が3cmであるとして、1秒間あたりレンズドファイバ(0702)に入射する入射光のエネルギーは約217mWである。これが、環状光ファイバ(0707)内で周回することにより、周回光から得られるエネルギーは一秒間あたり156Wになる。
パルスジェネレータ(0716)は、レーザ発振部位(0713)からレーザ光が0.1秒ごとに発振するように設定する。これは、入射光を環状光ファイバ(0707)内に導入し始めてから27マイクロ秒以降は、どれだけ入射光を環状光ファイバ(0707)内に導入しても環状光ファイバ(0707)内の周回光の光子数が増えないからであることと、ナノ秒単位の細かい時間制御を要求されない簡易なパルスジェネレータを用いることでコスト削減を図るためである。
上記パルスジェネレータ(0716)の設定に基づきアウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0709)はON/OFFを繰り返す。アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0709)がONの状態であるとき、環状光ファイバ(0707)から入射してきた周回光は、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0709)を通過し、アウトプット用光ファイバ(0710)へと進む。アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0709)がOFFの状態であるとき、環状光ファイバ(0707)から入射してきた周回光は、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0709)を通過し、環状光ファイバ(0707)へと進み、アウトプット用光ファイバ(0710)へは進まない。つまり、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0709)がOFFの状態では、周回光は環状光ファイバ(0707)内を回り続けることになる。
アウトプット用光ファイバ(0710)に入射した周回光は、レーザ発振用合波器(0711)を経てレーザ発振用光ファイバ(0712)へと導入され、レーザ発振部位(0713)を励起する。ここでは、周回光はレーザ発振部位(0713)のErイオンの11/2を励起する。11/2を励起されたErイオンは無放射緩和過程により13/2に緩和し、1550nmのレーザ光を発振する。発振したレーザ光はミラー(0714)の間を往復し、レーザ発振部位(0713)を通過することでその強度は増幅し、偏光ビームスプリッタ(0715)から放出される。
<実施形態1:処理の流れ>
図8は、本実施形態に係る光蓄積リングにおける処理の流れを示すフロー図を例示する。
まず、ユーザがパルスジェネレータ(0716)電源をONにし、パルスジェネレータ(0716)を設定する動作を受けて、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0709)のON/OFF動作をどのようなタイミングで行うか調整する(S0801)。
ユーザが入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0703)をONにする動作を受け、入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0703)がONの状態になる(S0802)。
レンズドファイバ(0702)が太陽からの入射光を受け付け、光取込用光ファイバ(0704)、入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0703)、光導入用光ファイバ(0706)、入射用合波器(0705)へと導く(S0803)。
環状ファイバ(0707)へ入射光を導入し、入射光を環状ファイバ(0707)で周回させる(S0804)。
アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0709)がONになった瞬間に、周回光をアウトプット用光ファイバ(0710)に導入し、レーザ発振用合波器(0711)、レーザ発振用光ファイバ(0712)へと導く(S0805)。
周回光が入射したことで、レーザ発振部位(0713)のErイオンが励起する(S0806)。
レーザ発振部位(0713)から波長1550nmの光を誘導放射する(S0807)。
誘導放射した1550nmの光を、2つのミラー(0714)で反射させ、レーザ発振部位(0713)を何度も通過させることで、波長1550nmのレーザ光を発振する(S0808)。
発振した波長1550nmのレーザ光を、偏光ビームスプリッタ(0715)により、外部へ出力する(S0809)。
レーザの発振を終了する場合、ユーザが入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0703)をOFFにする動作を受け、入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0703)をOFFにする(S0810)。
ユーザがパルスジェネレータ(0716)電源をOFFにする動作を受けて、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(0709)のON/OFF動作を終了する(S0811)。
<実施形態1:効果>
本実施形態に係る光蓄積リングによれば、従来のレーザ発振に比べ格段に低いエネルギーでレーザー発振が可能となる。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
本実施形態は図9に示すように、環状光導波路に関する発明である。図8の概念図は、その一例を示したものである。
光導入部分を構成するレンズ(0901)、光導入路(0902)、光スイッチ(0903)、合波器(0904)と、環状光導波路部分を構成する環状光導波路(0905)に関しては、<実施形態1の概要>と同じである。ただし、本実施形態における環状光導波路(0905)には、アウトプット用光スイッチ(0906)と、アウトプット用光導波路(0907)とからなる光出射口が備えられている。本実施形態においては、前記光出射口から、環状光導波路(0905)を周回する周回光を取り出し、多岐用途に活用する。
以下には、本件発明について、具体的に詳しく述べていく。
(機能ブロックの説明:概要)図10に示すのは、本件発明である光蓄積リングの機能ブロックを示すものである。この機能ブロックにあるように、本件発明の光蓄積リングは、光入射口(1001)と、環状光導波路(1002)と、光出射口(1003)と、からなる。
光入射口(1001)は、入射光を環状光導波路(1002)へと導入する機能を持つ。環状光導波路(1002)は光入射口(1001)から入射した周回光を周回させる。また、環状光導波路(1002)は、周回光が一周するに際して光の減損する割合が50%未満であるものを利用する。そして、光出射口(1003)は環状光導波路(1002)から周回光を取り出すために用いる。
さらに、この図10を見ながら、各部について簡単に説明していく。
(機能ブロックの説明:光入射口について)光入射口(1001)については、<<実施形態1>>の(機能ブロックの説明:光入射口について)と同じである。
(機能ブロックの説明:環状光導波路について)環状光導波路(1002)については、<<実施形態1>>の(機能ブロックの説明:環状光導波路について)とほぼ同様である。
ただし、本実施形態における光蓄積リングには、環状光導波路(1002)途中に、図9に示すアウトプット用光スイッチ(0906)のような、光の分岐点(1004)を設置する。環状光導波路(1002)を周回する周回光を取り出し、利用するためである。また、その光の分岐点(1004)は、環状光導波路(1002)での周回光子数増加に支障をきたすようなものであってはならない。
(機能ブロックの説明:光出射口について)次に、光出射口(1003)について説明する。光出射口(1003)は、環状光導波路(1002)を周回する周回光を取り出し、光蓄積リングの外へ出力する。
本実施形態の(機能ブロックの説明:環状光導波路について)において説明したとおり、環状光導波路(1002)を周回する周回光を取り出すのには、図9に示すアウトプット用光スイッチ(0906)のような、光通過時に大きな光損失を伴わない分岐点(1004)を環状光導波路(1002)上に設置する。
また、環状光導波路(1002)から取り出された周回光は、アウトプット用光導波路(1005)を通り、光蓄積リングの外に出力される。
以上が、本件発明の光蓄積リングの機能ブロックに従った各構成要件の説明となる。
<実施形態2の具体的使用例>
図11に示すのは、本実施形態の光蓄積リングの具体的使用例のひとつであるファイバ増幅型治療用レーザの概略図である。この図を用いて、本実施形態の光蓄積リングにおける具体的構成例・処理例を説明する。
(具体的実施例:光入射口について)本実施形態の具体的実施例にかかる光入射口は、<<実施形態1>>の(具体的実施例:光入射口について)とほぼ同様である。ただし、光源に太陽(0601)光ではなく入射レーザ(1101)光を用いる。また、入射レーザ(1101)については、レーザ光を連続発振するものを用いる。
(具体的実施例:環状光導波路について)次に、図11において、環状光導波路は、入射用合波器(1102)と、環状光ファイバ(1103)と、からなる。なお、入射用合波器(1102)と、環状光ファイバ(1103)については、入射レーザ(1101)が発振するレーザ光の波長に対応したものを用いる。また、環状光ファイバ(1103)には、入射レーザ光の波長に対応する光ファイバのうち、伝送損失が1kmあたり15dBであるものを用い、長さは1mとする。また、環状光ファイバ(1103)は、その曲率が全域にわたって均一になるように設置する。
入射用合波器(1102)から入射した入射レーザ光は、環状光ファイバ(1103)内を周回する。図5によれば、入射レーザ光を環状光ファイバ(1103)内に導入し始めてから27マイクロ秒後には、環状光ファイバ(1103)内の周回レーザ光の光子数は、入射用合波器(1102)を経て入射してくる入射レーザ光子数の約723.3倍になる。
(具体的実施例:光出射口について)次に、図11において、光出射口は、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1104)と、アウトプット用光ファイバ(1105)と、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1104)のON/OFFを制御するパルスジェネレータ(1107)と、からなる。なお、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1104)と、アウトプット用光ファイバ(1105)については、入射レーザ(1101)の発振するレーザ光の波長に対応したものを用いる。
パルスジェネレータ(1107)は、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1104)から周回光が0.1秒ごとに出力されるように設定する。これは、図5に示すように、入射レーザ光を環状光ファイバ(1103)内に導入し始めてから27マイクロ秒以降は、どれだけ入射レーザ光を環状光ファイバ(1103)内に導入しても環状光ファイバ(1103)内の周回レーザ光の光子数が増えないからであることと、ナノ秒単位の細かい時間制御を要求されない簡易なパルスジェネレータを用いることでコスト削減を図るためである。
上記パルスジェネレータ(1107)の設定に基づきアウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1104)はON/OFFを繰り返す。アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1104)がONの状態であるとき、環状光ファイバ(1103)から入射してきた周回レーザ光は、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1104)を通過し、アウトプット用光ファイバ(1105)へと進む。アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1104)がOFFの状態であるとき、環状光ファイバ(1103)から入射してきた周回レーザ光は、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1104)を通過し、環状光ファイバ(1103)へと進み、アウトプット用光ファイバ(1105)へは進まない。つまり、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1104)がOFFの状態では、周回レーザ光は環状光ファイバ(1103)内を回り続けることになる。
アウトプット用光ファイバ(1105)に入射してきた周回レーザ光は、アウトプット用光ファイバ(1105)から出射され、被治療者(1106)に照射される。
<実施形態2:処理の流れ>
図12は、本実施形態に係る光蓄積リングにおける処理の流れを示すフロー図を例示する。
まず、ユーザがパルスジェネレータ(1107)電源をONにする動作と、ユーザがパルスジェネレータ(1107)を設定する動作を受けて、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1104)のON/OFF動作をどのようなタイミングで行うか調整する(S1201)。
ユーザが入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1108)をONにする動作を受け、入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1108)がONの状態になる(S1202)。
ユーザが入射レーザ(1101)をONにする動作を受け、入射レーザ(1101)が入射レーザ光を発振し、レンズドファイバ(1109)が入射レーザ(1101)からの入射レーザ光を受け付け、光取込用光ファイバ(1110)、入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1108)、光導入用光ファイバ(1111)、入射用合波器(1102)へと入射レーザ光を導く(S1203)。
環状ファイバ(1103)へ入射レーザ光を導入し、入射レーザ光を環状ファイバ(1103)で周回させる(S1204)。
アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1104)がONになった瞬間に、周回レーザ光をアウトプット用光ファイバ(1105)へと導く(S1205)。
アウトプット用光ファイバ(1105)末端から周回レーザ光を被治療者(1106)へ向けて照射する(S1206)。
被治療者(1106)への周回レーザ光の照射を終了する場合、ユーザが入射レーザ(1101)をOFFにする動作を受け、入射レーザ(1101)をOFFにする(S1207)。
ユーザが入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1108)をOFFにする動作を受け、入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1108)をOFFにする(S1208)。
ユーザがパルスジェネレータ(1107)電源をOFFにする動作を受けて、アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ(1104)のON/OFF動作を終了する(S1209)。
<実施形態2:効果>
本実施形態に係る光蓄積リングによれば、余計なエネルギーを別途供給せずに、出力が弱いため医療目的に用いるのに十分な出力を持たないレーザが発振するレーザ光を、医療目的に用いるのに十分な出力を持つ光に変えることが可能となる。
実施形態1を説明するための概念図 実施形態1を説明するための機能ブロック図 実施形態1において用いられるファイバ駆動型光ファイバスイッチを説明するための図 実施形態1にかかる環状光導波路内での周回光子数の増加を説明するための図 実施形態1にかかる環状光導波路内での、入射光入射時を基点とする経過時間に対する周回光子数を説明するための図 実施形態1にかかる光蓄積リングに波長選択機能を追加したものを説明するための図 実施形態1の具体的実施例を説明するための図 実施形態1の処理の流れを説明する図 実施形態2を説明するための概念図 実施形態2を説明するための機能ブロック図 実施形態2の具体的実施例を説明するための図 実施形態2の処理の流れを説明する図
符号の説明
0701 太陽
0702 レンズドファイバ
0703 入射光制御用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ
0704 光取込用光ファイバ
0705 入射用合波器
0706 光導入用光ファイバ
0707 環状光ファイバ
0708 光放出用光ファイバ
0709 アウトプット用光ファイバ駆動型光ファイバスイッチ
0710 アウトプット用光ファイバ
0711 レーザ発振用合波器
0712 レーザ発振用光ファイバ
0713 レーザ発振部位
0714 ミラー
0715 偏向ビームスプリッタ
0716 パルスジェネレータ

Claims (3)

  1. 光を入射する光入射口と、
    光入射口から入射した光を円運動させ、光が1周するに際して減損する割合が50%未満である環状光導波路と、
    を有する光蓄積リング。
  2. 光蓄積リングから光を取出し可能な光出射口をさらに有する請求項1に記載の光蓄積リング。
  3. 環状光導波路は光ファイバーからなる請求項1又は2に記載の光蓄積リング。
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