JP2009047078A - 内燃機関 - Google Patents
内燃機関 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009047078A JP2009047078A JP2007214289A JP2007214289A JP2009047078A JP 2009047078 A JP2009047078 A JP 2009047078A JP 2007214289 A JP2007214289 A JP 2007214289A JP 2007214289 A JP2007214289 A JP 2007214289A JP 2009047078 A JP2009047078 A JP 2009047078A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- pipe
- exhaust gas
- egr
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Abstract
【課題】 排気温度低下に起因する排気浄化触媒の活性低下の抑制等を図った内燃機関を提供する。
【解決手段】 EGR分流管14は、排気管13とターボチャージャ21との間に介装/締結される分流部31と、分流部31の側面に接合/一体化されたパイプ部32とから構成されている。分流部31は、鋼板および鋼管を素材とする溶接構造品であり、その熱容量が比較的小さく設定されている。また、パイプ部32は、鋼管を素材とする溶接構造品である。
【選択図】 図2
【解決手段】 EGR分流管14は、排気管13とターボチャージャ21との間に介装/締結される分流部31と、分流部31の側面に接合/一体化されたパイプ部32とから構成されている。分流部31は、鋼板および鋼管を素材とする溶接構造品であり、その熱容量が比較的小さく設定されている。また、パイプ部32は、鋼管を素材とする溶接構造品である。
【選択図】 図2
Description
本発明は、自動車用等に搭載される内燃機関に係り、詳しくは、排気温度低下に起因する排気浄化触媒の活性低下の抑制等を図る技術に関する。
近年のディーゼルエンジンでは、排気浄化手段としてディーゼル酸化触媒(Diesel Oxidation Catalyst:以下、DOCと記す)やリーンNOX触媒(lean NOx catalyst:以下、LNCと記す)を備え、更に、排気ガス中の粒子状物質(Particulate Matter:以下、PMと記す)の捕捉手段としてディーゼルパキィキュレートフィルタ(Diesel Particulate Filter:以下、DPFと記す)を備えたものが一般的となっている。また、ディーゼルエンジンでは、排気ガスのエネルギを利用して出力の増大等を図るべく、ターボチャージャを搭載したものも多い。
一方、ディーゼルエンジンでは、不活性ガスである排気ガスををEGR(Exhaust gas recirculation:排気ガス再循環)ガスとして吸気通路に導入するEGR装置が広く採用されている。EGR装置におけるEGRガスの取り出しにあたっては、排気マニホールドの集合部に溶接されたEGR配管を介して行うもの(特許文献2参照)や、排気マニホールドの集合部に締結されたEGR配管を介して行うものが多い。なお、V型ディーゼルエンジンでは、排気マニホールドをシリンダバンクの外側に配置することが一般的であるが、エンジンのコンパクト化や周辺部品への熱害防止等を図るためにVバンク内に排気マニホールドやターボチャージャを配置することも多い。
特許3740935号公報
特開2004−316539号公報
排気マニホールドの集合部にEGR配管を溶接あるいは締結する上述の構造には、以下に述べるような種々の問題があった。例えば、EGR配管の溶接座(あるいは、締結部)を確保するために排気系(排気マニホールド等)の熱容量が増大するため、排気ガスの熱が排気マニホールドの昇温に消費されてしまう。その結果、エンジンの始動直後には、DOCやLNCが活性温度に達するまでに時間が掛かり、有害排出ガス成分の排出量が増大する。なお、ディーゼルエンジンでは、ガソリンエンジンに較べてその排気温度が低いことから、始動直後以外の運転状況(低負荷運転時等)においても同様の問題が発生する。また、排気マニホールドにEGR配管を溶接するものでは、溶接部の信頼性を確保するために、生産管理を厳しく行う必要があった。一方、排気マニホールドにEGR配管を締結するものでは、構成部品点数や組立工数が増大する他、締結作業に要するスペースを確保しなければならない等の問題があった。そして、EGR配管が溶接/一体化された場合、排気マニホールドが複雑かつ大型となるため、設計自由度や組付作業性が低下することが避けられなかった。
本発明は、このような背景に鑑みなされたもので、排気温度低下に起因する排気浄化触媒の活性低下の抑制等を図った内燃機関を提供することを目的とする。
第1の発明は、クランクケースの上部に所定の角度間隔をもって一対のシリンダバンクが形成されるとともに、当該一対のシリンダバンク間に排気手段が設置された内燃機関であって、前記排気手段から流入する排気ガスによって駆動されるターボチャージャと、前記ターボチャージャの下流側に連結され、前記排気ガス中の有害排気成分の浄化に供される排気浄化手段と、前記排気手段を通過する排気ガスの一部を吸気手段に還流させる排気ガス還流手段と、前記排気手段と前記過給手段との間に介装され、前記排気ガス還流手段に排気ガスを分流させる排気ガス分流部材とを備えたことを特徴とする。
第1の発明によれば、EGR配管の溶接座や締結部を形成することによる排気系の熱容量の増大が抑制され、エンジンの始動直後等においても排気浄化手段が比較的短時間で活性温度に達し、有害排出ガス成分の排出量が低減される。また、排気マニホールド等の構造が複雑化することや大型化することが抑制されるため、設計自由度や組付作業性の向上等が実現される。
以下、図面を参照して、本発明を適用したエンジンシステムの一実施形態を詳細に説明する。図1は実施形態に係るエンジンシステムの模式的構成図であり、図2は実施形態に係るエンジンの要部斜視図である。
図1に示すエンジンシステムは、狭角のV型6気筒ディーゼルエンジン(以下、エンジンと記す)1を中核に、エアクリーナ2やスロットルバルブ3、吸気管4,5、吸気マニホールド6,7からなる吸気系10と、排気マニホールド11,12や排気管13、EGR分流管(排気ガス分流部材)14、DOC(ディーゼル酸化触媒)15,DPF16,LNC(リーンNOX触媒)17、マフラー18からなる排気系20とを備えている。吸気系10と排気系20との間には、排気ガスのエネルギーによって吸入空気を加圧するターボチャージャ21が設置されている。ターボチャージャ21は、吸気系10においては吸気管4とスロットルバルブ3との間に介装され、排気系20においてはEGR分流管14とDOC15との間に介装されている。
EGR分流管14は、排気系20から吸気系10にEGRガスを分流させるものであり、その下流には、EGRクーラ22とEGRバルブ23とを介して、吸気管5に連通するEGR配管24が接続されている。図2に示すように、EGR分流管14は、排気管13とターボチャージャ21との間に介装/締結される分流部31と、分流部31の側面に接合/一体化されたパイプ部32とから構成されている。分流部31は、鋼板および鋼管を素材とする溶接構造品であり、その熱容量が比較的小さく設定されている。また、パイプ部32は、鋼管を素材とする溶接構造品である。
<実施形態の作用>
エンジン1が始動されると、燃焼室から排気マニホールド11,12に排出された排気ガスは、排気管13、EGR分流管14、ターボチャージャ21を経由して、DOC15,DPF16,LNC17によって順次浄化処理された後、マフラー18から大気中に放出される。また、所定の運転条件の下では、図示しないエンジンECUの指令によってEGRバルブ23が開き、EGR分流管14から分流されたEGRガスが、EGRクーラ22によって冷却された後に、EGR配管24、吸気管5および吸気マニホールド6,7を経由してエンジン1の燃焼室に供給される。
エンジン1が始動されると、燃焼室から排気マニホールド11,12に排出された排気ガスは、排気管13、EGR分流管14、ターボチャージャ21を経由して、DOC15,DPF16,LNC17によって順次浄化処理された後、マフラー18から大気中に放出される。また、所定の運転条件の下では、図示しないエンジンECUの指令によってEGRバルブ23が開き、EGR分流管14から分流されたEGRガスが、EGRクーラ22によって冷却された後に、EGR配管24、吸気管5および吸気マニホールド6,7を経由してエンジン1の燃焼室に供給される。
本実施形態の場合、前述したようにEGR分流管14の熱容量が小さいため、ターボチャージャ21を経由してDOC15やLNC17に流入する排気ガスの温度低下がごく少なく抑えられる。その結果、図3のグラフに示すように、エンジン1の始動直後における有害排出ガス成分の量は、従来装置(図3中に破線で示す)に較べて遙かに少なくなる。また、EGR分流管14は、排気管13とターボチャージャ21との間に介装/締結されるものであるため、従来装置のように排気マニホールド11,12の複雑化や大型化が防止されるとともに、その設計自由度や組付作業性の向上が実現できる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、上記実施形態はV型6気筒エンジンに本発明を適用したものであるが、気筒数や両シリンダバンクの角度間隔は任意に設定可能である。また、エンジンシステムの具体的構成やEGR分流管の具体的構造や形状等についても、本発明の主旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。
1 エンジン
11 排気マニホールド
12 排気マニホールド
13 排気管
14 EGR分流管(排気ガス分流部材)
15 DOC(ディーゼル酸化触媒:排気浄化手段)
16 DPF(ディーゼルパキィキュレートフィルタ)
17 LNC(リーンNOX触媒)
21 ターボチャージャ
31 分流部
32 パイプ部
11 排気マニホールド
12 排気マニホールド
13 排気管
14 EGR分流管(排気ガス分流部材)
15 DOC(ディーゼル酸化触媒:排気浄化手段)
16 DPF(ディーゼルパキィキュレートフィルタ)
17 LNC(リーンNOX触媒)
21 ターボチャージャ
31 分流部
32 パイプ部
Claims (1)
- クランクケースの上部に所定の角度間隔をもって一対のシリンダバンクが形成されるとともに、当該一対のシリンダバンク間に排気手段が設置された内燃機関であって、
前記排気手段から流入する排気ガスによって駆動されるターボチャージャと、
前記ターボチャージャの下流側に連結され、前記排気ガス中の有害排気成分の浄化に供される排気浄化手段と、
前記排気手段を通過する排気ガスの一部を吸気手段に還流させる排気ガス還流手段と、
前記排気手段と前記過給手段との間に介装され、前記排気ガス還流手段に排気ガスを分流させる排気ガス分流部材と
を備えたことを特徴とする内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007214289A JP2009047078A (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | 内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007214289A JP2009047078A (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | 内燃機関 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009047078A true JP2009047078A (ja) | 2009-03-05 |
Family
ID=40499521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007214289A Pending JP2009047078A (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | 内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009047078A (ja) |
-
2007
- 2007-08-21 JP JP2007214289A patent/JP2009047078A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7921639B2 (en) | Internal combustion engine having a low-pressure exhaust-gas recirculation | |
JP4442459B2 (ja) | 電動機付き過給機を有する内燃機関 | |
JP2011021496A (ja) | 排気ガス浄化装置 | |
JP4363395B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP5763294B2 (ja) | 排気浄化装置 | |
US20060266019A1 (en) | Low-pressure EGR system and method | |
US7343736B2 (en) | Flexible exhaust emission aftertreatment system for compression cycle diesel engines | |
JP2007332960A (ja) | 二次空気吹込み装置を備えた内燃機関 | |
JP2009091982A (ja) | 排気浄化装置 | |
JP2010150961A (ja) | 排ガス還流装置 | |
JP2012149558A (ja) | 内燃機関の排気再循環装置 | |
US20170067383A1 (en) | Device, method, and system for emissions control | |
JP5742452B2 (ja) | 内燃機関の排気再循環装置 | |
KR102049135B1 (ko) | 엔진장치 | |
JP4715568B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP4506546B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化システム | |
CN112424459B (zh) | 车载发动机的排气结构 | |
JP2009047078A (ja) | 内燃機関 | |
JP5823842B2 (ja) | ターボチャージャ付多気筒内燃機関の排気還流装置 | |
JP4769314B2 (ja) | 横置きvバンク型内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2010138783A (ja) | 内燃機関の後処理装置及び排気ガス浄化装置及びそれを用いた排気ガス浄化方法 | |
JP2010169013A (ja) | 内燃機関のegr装置 | |
JP2010156272A (ja) | 内燃機関のegr装置及びegrフィルタ | |
JP2007255371A (ja) | 排気ガス用還元剤の噴射制御方法 | |
JP3206678B2 (ja) | 内燃機関の排気ガス浄化装置 |