JP4769314B2 - 横置きvバンク型内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

横置きvバンク型内燃機関の排気浄化装置 Download PDF

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Description

本発明は、車両の左右方向に気筒列が配列されるように車体に対して横置きしたVバンク型内燃機関の排気浄化装置に関する。
近年、ディーゼル車から排出される粒状物質による大気汚染対策として、ディーゼル車の排ガスに関する規制が強化されており、これに合わせてディーゼル車の排気浄化装置の改良が図られている。
例えば、特許文献1には、ガス中の一酸化窒素NOを二酸化窒素NOに酸化させるための触媒を有するハニカム型モノリス体と、このハニカム型モノリス体の下流側に配置され、二酸化窒素NOを含有するガスを受ける微粒子フィルタ装置と、を備えるディーゼル排ガス処理装置が開示されている。これによれば、微粒子フィルタ装置に捕集された微粒子を二酸化窒素NOに接触させて微粒子を燃焼させることができる。
また、特許文献2には、横置きしたV型エンジンの前方に排気浄化用の触媒装置を配置するとともに、触媒装置の下流に接続された排気管をV型エンジンの下方に設置したV型エンジンの排気装置が開示されている。
特開平1−318715号公報 特許第3385758号公報
ところで、排気浄化性能の更なる向上を図るには、排気浄化装置を大型化することが考えられる。しかしながら、単に排気浄化装置を大型化すると、内燃機関全体が大型化して車両への搭載が困難になる。
また、排気浄化装置は、早期に活性温度まで昇温させるために、エンジン近傍の比較的高温となる場所に設置する必要があるが、内燃機関の周囲には様々な装置や部品がレイアウトされているため、排気浄化装置を大型化すると、他の装置や部品のレイアウト上の制約が多くなるという問題がある。
また、排気浄化装置を大型化すると、メンテナンス時に取り外しが困難になる。
本発明は、これらの点に鑑みて成されたものであり、内燃機関全体の大型化を抑制しながら排気浄化効率の向上を図ることが可能な横置きVバンク型内燃機関の排気浄化装置を提供することを課題とする。
本発明は、車両前後方向に互いに離間して配置されるとともに車両左右方向に気筒列がそれぞれ配列された一対のバンクを有し、後側バンクが前側バンクに対して車両左右方向にオフセットされた横置きVバンク型内燃機関の排気浄化装置であって、前記各バンクから延びる排気マニホールドを、前記内燃機関の車両左右方向の一方側であって前側バンクと後側バンクの略中間で合流させる合流部と、前記合流部から上方に向かって延出する第1排気管と、前記第1排気管の下流側に接続され、前記後側バンクの車両左右方向の一方側に沿って配設された第1排気浄化部と、前記第1排気浄化部の下流側から前記後側バンクの下方に向かって延設された第2排気管と、前記第2排気管の下流側に接続され、前記後側バンクの下方に前記気筒列の方向に沿って配設された第2排気浄化部と、前記第2排気浄化部の下流側に接続され、前記第2排気浄化部から下向きに屈曲し、車両床下に向かって延設された第3排気管と、を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、第2排気浄化部が、デッドスペースである後側バンクの下方の空間に気筒列の方向に沿って配置されているので、第2排気浄化部を大型化しても内燃機関全体の大型化を抑制することができる。
また、内燃機関の側方であって前側バンクと後側バンクの略中間で排気マニホールドを合流させているので、各排気マニホールドの長さを等しくできるとともに、合流部までの距離を最短にすることができる。
また、第2排気浄化部は、断面楕円形状を呈する排気微粒子捕集用のフィルタであり、後側バンクの下方であってクランクケースの後方に配置されているのが好ましい。
かかる構成によれば、断面楕円形状を呈する排気微粒子捕集用のフィルタが後側バンクの下方であってクランクケースの後方に配置されるので、フィルタの容量を確保しつつ内燃機関全体のコンパクト化を図ることができる。
また、前記第1排気管及び前記第1排気浄化装置の少なくとも一部は、前記後側バンクが前記前側バンクに対して車両左右方向にオフセットして生じた空間に位置するように配置されているのが好ましい。
かかる構成によれば、バンクのオフセットにより生じた空間に第1排気管及び第1排気浄化部の少なくとも一部が位置するので、内燃機関全体のコンパクト化を図ることができるとともに、第1排気管及び第1排気浄化部を内燃機関本体に一層近接して配置して、排気効率を向上させることができる。
本発明によれば、内燃機関全体の大型化を抑制しながら排気浄化効率の向上を図ることができる。
排気浄化装置の平面図である。 排気浄化装置の左側面図である。 排気浄化装置の斜視図である。 第2排気浄化部のメンテナンスを説明するための図面である。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の番号を付し、重複する説明は省略する。また、説明において方向を示す場合は、車両の前後左右上下を基準とする。
排気浄化装置2の説明に先立って、エンジン1の構成について説明する。
図1、図2に示すように、内燃機関本体を構成する自動車用のエンジン1は、いわゆるV型エンジンであり、クランクシャフト(図示省略)の軸方向が車両Cの左右方向を向くように、エンジンルーム内に横置きされている。エンジン1は、図2に示すように、下から順に、オイルを貯留するオイルパン11と、シリンダ及びクランクケースを構成するシリンダブロック12と、燃焼室及び給排気ポートを構成するシリンダヘッド13A,13Bと、動弁機構を覆うシリンダヘッドカバー14A,14Bと、を積み重ねて構成されている。
エンジン1の上部には、前側のシリンダヘッド13Aとシリンダヘッドカバー14Aとによって、前側バンクV1が形成されており、後側のシリンダヘッド13Bとシリンダヘッドカバー14Bとによって、後側バンクV2が形成されている。前側バンクV1及び後側バンクV2の内部には、それぞれ3つの気筒cからなる気筒列が、車両左右方向に配列されている。
図1に示すように、前側バンクV1と後側バンクV2は、車両前後方向に互いに離間して配置されている。また、後側バンクV2は、前側バンクV1に対して車両右方向にオフセットして形成されている。これにより、後側バンクV2の左側には、オフセット空間S1が形成されている。
図2、図3に示すように、前側バンクV1は、シリンダブロック12から前方かつ上方に向かって斜めに延出している。同様に、後側バンクV2は、シリンダブロック12から後方かつ上方に向かって斜めに延出している。つまり、後側バンクV2は、シリンダブロック12の後面よりも後方に張り出している。この後側バンクV2の下方(真下)であってシリンダブロック12の後方(真後ろ)の空間S2は、デッドスペースになり易い。
次に、横置きVバンク型内燃機関の排気浄化装置2(以下、単に「排気浄化装置2」という。)について説明する。
図1、図2に示すように、排気浄化装置2は、上流側から順に、1対の排気マニホールド3と、合流部4と、ターボチャージャ5と、第1排気浄化部6と、第2排気管7と、第2排気浄化部8と、第3排気管9と、第3排気浄化部10と、を主に備えている。
一対の排気マニホールド3は、エンジン1からの排気を通流させるための管状部材であり、前側バンクV1に連結された前側排気マニホールド31と、後側バンクV2に連結された後側排気マニホールド32と、を備えている。
図1、図2に示すように、前側排気マニホールド31の上流部31aは、前側バンクV1の前側の傾斜面V1aに連結されている。同様に、後側排気マニホールド32の上流部32aは、後側バンクV2の後側の傾斜面V2aに連結されている。
前側排気マニホールド31の上流部31aには、前側バンクV1の3つの気筒cに対応して、3つの流入口31bが形成されている。同様に、後側排気マニホールド32の上流部32aには、後側バンクV1の3つの気筒cに対応して、3つの流入口32bが形成されている
前側排気マニホールド31の下流部31cと、後側排気マニホールド32の下流部32cとは、エンジン1の左側方に向かって湾曲しており、後記する合流部4にそれぞれ連結されている。
図2に示すように、合流部4は、前側排気マニホールド31からの排気と、後側排気マニホールド32からの排気と、を合流させて、後記するターボチャージャ5に排出する三又状の管状部材である。合流部4は、エンジン1の左側であって前側バンクV1と後側バンクV2の略中間に配置されている。これにより、前側排気マニホールド31と後側排気マニホールド32の長さ寸法が略等しくなる。
合流部4は、合流部本体41と、合流部本体41から前方に延出し、前側排気マニホールド31に連結する前側連結部42と、合流部本体41から後方に延出し、後側排気マニホールド32に連結する後側連結部43と、合流部本体41から上方に延出し、ターボチャージャ5のタービンハウジング51に連結する上側連結部44と、から構成されている。
図1、図2に示すように、ターボチャージャ5は、排気によってタービンを駆動してコンプレッサを回転させて吸気を加圧する装置である。ターボチャージャ5は、主に、タービンを内蔵するタービンハウジング51と、コンプレッサを内蔵するコンプレッサハウジング52と、を有している。ターボチャージャ5は、エンジン1の左方であって、1対のバンクV1,V2の間の谷部に固定されている。
タービンハウジング51の下方には、合流部4の上側連結部44が連結されている。また、タービンハウジング51の後側面には、排気を排出するための排気管53が設けられている。図1及び図2に示すように、排気管53の一部は、後側バンクV2の左側に形成されたオフセット空間S1に位置している。
なお、「上側連結部44」と「タービンハウジング51」と「排気管53」とが、特許請求の範囲における「第1排気管」を構成している。
第1排気浄化部6は、いわゆる三元触媒TWC(Three-Way Catalyst)であり、排気中に含まれる炭化水素、一酸化炭素、窒素酸化物などの有害物質を酸化・還元して浄化する装置である。第1排気浄化部6は、例えば白金などの触媒を担持したハニカム状部材を円筒状のハウジングに収容して構成されている。第1排気浄化部6は、ターボチャージャ5の排気管53の下流側に連結されている。図2に示すように、第1排気浄化部6は、後側バンクV2の左側に沿って配置されており、上流側よりも下流側が下方となるように傾斜している。
ここで、第1排気浄化部6は、後側バンクV2の左側に形成されたオフセット空間S1内に第1排気浄化部6の少なくとも一部が位置するように配置するのが好ましい。このようにすれば、第1排気浄化部6をエンジン1に近づけて浄化効率を向上させることができるとともに、排気浄化装置2を含めたエンジン1全体をコンパクト化することができる。
なお、本実施形態では、排気管53の一部と第1排気浄化部6の一部が、オフセット空間S1に配置されている。
第2排気管7は、第1排気浄化部6と後記する第2排気浄化部8とを連結する管状部材である。第2排気管7は、図3に示すように、第1排気浄化部6の下流側から下方に延出した後に、後側バンクV2の下方であってシリンダブロック12(より詳しくはクランクケース)の後方の空間S2(図2参照)に向かって車両右方向に屈曲している。第2排気管7の下流端は、後記する第2排気浄化部8の左側面に連結されている。
なお、図3においては、説明の都合上、排気マニホールド3、合流部4、及び、ターボチャージャ5を省略して描いている。
第2排気浄化部8は、いわゆるディーゼルパティキュレートフィルタDPF(Diesel Particulate Filter)であり、排気中の粒状物質(PM)を捕集する装置である。第2排気浄化部8は、断面視で楕円形状(あるいは小判型)を呈するハウジングの内部に、排気中の粒状物質(PM)を捕集するフィルタ(図示省略)を収容して構成されている。
図1、図2に示すように、第2排気浄化部8は、楕円の短径方向を上下方向に向けた状態で、後側バンクV2の下方であってシリンダブロック12(より詳しくはクランクケース)の後方の空間S2に、気筒列の方向(車両左右方向)に沿って設置されている。本実施形態では、第2排気浄化部8の前側の半分程度が、後側バンクV2の下方(真下)に位置している。
図2、図3に示すように、第2排気浄化部8の下方には、タイヤWを駆動するためのハーフシャフトHと、タイヤWを操舵するためのステアリングギアボックスのラック部Rが配置されている。ハーフシャフトHは、シリンダブロック12と第3排気管9との間に、車両左右方向に沿って延設されている。また、ラック部Rは、第3排気管9の車両後方側に、車両左右方向に沿って延設されている。
なお、本実施形態では、第2排気浄化部8の短径方向の寸法D1は、シリンダブロック12からラック部Rまでの距離L1よりも小さく形成されているとともに、第2排気浄化部8の長径方向の寸法D2は、シリンダブロック12からラック部Rまでの距離L1よりも大きく形成されている。
第3排気管9は、第2排気浄化部8と後記する第3排気浄化部10とを連結する管状部材である。第3排気管9は、図3に示すように、第2排気浄化部8の下流側から延出して下向きに屈曲する上流側部材91と、上流側部材91の下流側から車両後方に向かって屈曲して車両Cの床下に向かって延設された下流側部材92と、を備えている。下流側部材92の中間部には、可撓性を有するフレキシブル管92aが設けられており、エンジン1の振動を吸収可能に構成されている。
第3排気浄化部10は、いわゆるリーンNOx触媒LNC(Lean NOx Catalyst)であり、リーン運転時に生成されるNOxを捕捉し、捕捉されたNOxを、リッチ運転時に排気ガス中のHC、COにより還元して窒素ガスNを放出する装置である。第3排気浄化部10は、車両Cの床下に配置されている。
つぎに、図4を参照して、第2排気浄化部8のメンテナンスについて説明する。
図4(a)に示すように、第2排気浄化部8は、後側バンクV2の下方の空間S2に配置されており、第2排気浄化部8の下方には、ハーフシャフトHと、ラック部Rが配置されている。
第2排気浄化部8のメンテナンスを行うためには、図4(b)に示すように、まず、車両Cをジャッキで持ち上げて、ハーフシャフトHを車両Cから取り外す。それから、第2排気管7と第2排気浄化部8との連結を解除するとともに、第3排気管9の上流側部材91と第2排気浄化部8との連結を解除する。これにより、第2排気浄化部8は、上下方向に回転自在な状態となる。
そして、図4(c)に示すように、第2排気浄化部8を楕円の長径方向が上下方向を向くように傾けて、エンジン1とラック部Rとの間の隙間から第2排気浄化部8を取り出す。これにより、エンジン1を車両Cから取り外すことなく、排気浄化装置2から第2排気浄化部8を取り外すことができる。
なお、車両Cから取り外してメンテナンスを終えた第2排気浄化部8は、前記と逆の手順を行うことで、車両Cに容易に取り付けることができる。
以上のように構成された排気浄化装置2によれば、第2排気浄化部8が、デッドスペースである後側バンクV2の下方の空間S2を利用して配置されているので、第2排気浄化部8を大型化しても排気浄化装置2を含めたエンジン1全体の大型化を抑制することができる。
また、エンジン1の左側であって前側バンクV1と後側バンクV2の略中間で前側排気マニホールド31と後側排気マニホールド32とを合流させているので、各排気マニホールド31,32の長さを等しくできるとともに、合流部4までの距離を最短にすることができる。
また、第2排気浄化部8を楕円形状にし(オーバル化し)、短径方向を上下に向けて配置したので、第2排気浄化部8を大型化しながら、後側バンクV2と、シリンダブロック12と、ハーフシャフトHと、ラック部Rとに囲まれた空間S2に、第2排気浄化部8を配置することができる。つまり、エンジン1の周囲に配置された他の部材のレイアウトに与える影響を抑えてエンジン1のコンパクト化を図りながら、第2排気浄化部8の容量を確保することができる。
また、前側バンクV1に対して、後側バンクV2を車両右方向にオフセットして形成されたオフセット空間S1に、第1排気管の一部を構成するターボチャージャ5の排気管53と、第1排気浄化部6の一部と、を位置させているので、エンジン1に排気経路と第1排気浄化部6とを近接して配置することができる。そのため、排気を高温に保つことができ、浄化効率を向上させることができる。また、排気浄化装置2を含めたエンジン1全体をコンパクト化することができる。
また、第2排気浄化部8の短径方向の寸法D1が、シリンダブロック12からラック部Rまでの距離L1よりも小さく形成されているので、ハーフシャフトHを取り外すだけで、排気浄化装置2から第2排気浄化部8を取り外すことができる。また、第2排気浄化部8の長径方向の寸法D2が、シリンダブロック12からラック部Rまでの距離L1よりも大きく形成されているので、第2排気浄化部8の容量を確保することができる。そのため、第2排気浄化部8の性能向上とメンテナンスの容易化の両立を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、前側バンクV1の前側の傾斜面V1aに前側排気マニホールド31を取り付けるとともに、後側バンクV2の後側の傾斜面V2aに後側排気マニホールド32を取り付けたが、前側バンクV1の後側の傾斜面に前側排気マニホールド31を取り付けるとともに、後側バンクV2の前側の傾斜面に後側排気マニホールド32を取り付けて、前側バンクV1と後側バンクV2の間の谷部に各排気マニホールド3を配置するようにしてもよい。
このようにすれば、合流部4までの排気経路をさらに短くすることができるので、さらに高温の排気を第1排気浄化部6の三元触媒TWCに供給することができ、排気浄化効率を更に向上させることができる。
また、本実施形態では、第2排気浄化部の断面形状を楕円形(あるいは小判型)としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば長方形状に形成してもよい。
また、本実施形態では、第1排気管を構成する排気管53の一部と、第1排気浄化部6の一部とを、オフセット空間S1に配置したが、第1排気管と第1排気浄化部6の全体をオフセット空間S1に配置してもよい。また、第1排気浄化部及び第1排気浄化部6のうち、いずれか一方の一部のみをオフセット空間S1に配置してもよい。かかる構成でも、内燃機関をコンパクトにすることができる。
1 エンジン
V1 前側バンク
V2 後側バンク
2 排気浄化装置
3 排気マニホールド
31 前側排気マニホールド
32 後側排気マニホールド
4 合流部
5 ターボチャージャ
51 タービンハウジング
52 コンプレッサ這う靭部
53 排気管
6 第1排気浄化部
7 第2排気管
8 第2排気浄化部
9 第3排気管
10 第3排気浄化部

Claims (3)

  1. 車両前後方向に互いに離間して配置されるとともに車両左右方向に気筒列がそれぞれ配列された一対のバンクを有し、後側バンクが前側バンクに対して車両左右方向にオフセットされた横置きVバンク型内燃機関の排気浄化装置であって、
    前記各バンクから延びる排気マニホールドを、前記内燃機関の車両左右方向の一方側であって前側バンクと後側バンクの略中間で合流させる合流部と、
    前記合流部から上方に向かって延出する第1排気管と、
    前記第1排気管の下流側に接続され、前記後側バンクの車両左右方向の一方側に沿って配設された第1排気浄化部と、
    前記第1排気浄化部の下流側から前記後側バンクの下方に向かって延設された第2排気管と、
    前記第2排気管の下流側に接続され、前記後側バンクの下方に前記気筒列の方向に沿って配設された第2排気浄化部と、
    前記第2排気浄化部の下流側に接続され、前記第2排気浄化部から下向きに屈曲し、車両床下に向かって延設された第3排気管と、
    を備えることを特徴とする横置きVバンク型内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記第2排気浄化部は、断面楕円形状を呈する排気微粒子捕集用のフィルタであり、前記後側バンクの下方であってクランクケースの後方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の横置きVバンク型内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記第1排気管及び前記第1排気浄化装置の少なくとも一部は、前記後側バンクが前記前側バンクに対して車両左右方向にオフセットして生じた空間に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の横置きVバンク型内燃機関の排気浄化装置。
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