JP2009046243A - 糸巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】綾角の増減に伴ってパッケージの巻幅が変化するのを防ぐ。
【解決手段】設定巻幅記憶部32に、オペレータが設定したパッケージの巻幅を記憶させる。減少量取得部36は、巻き取り途中のパッケージの綾角を算出し、減少量記憶部34に記憶されている綾角と巻幅の減少量との関係に基づいて、巻き取り途中のパッケージにおける巻幅の減少量を取得する。そして、トラバース制御部38が、減少量取得部36によって取得された巻幅の減少量に基づいて、実際のパッケージの巻幅が設定巻幅記憶部32に記憶されている巻幅と等しくなるように、トラバース幅を変更する。
【選択図】図2

Description

本発明は、糸をトラバースさせつつ巻取管に巻き取る糸巻取装置に関する。
特許文献1には、駆動ベルト体に取り付けられており、巻取管の軸方向に沿って往復運動するトラバースガイドによって糸をトラバースさせつつボビンに巻き取り、パッケージを形成する糸巻取装置が開示されている。
特開2003−63739号公報
上述のような糸巻取装置において糸を巻き取る際に、ワインド数、すなわち糸が巻幅一つ分を進む間のパッケージの回転数、が一定である場合、いわゆるプレシジョン巻の場合には、糸層が巻き付けられてパッケージの径が増大するのに伴って綾角が小さくなる。ここで、綾角が大きい場合には、糸がボビンの軸方向中央へ寄ろうとする傾向が大きくあらわれるために、トラバースガイドのトラバース幅が一定であっても、綾角が小さい場合に比べて、実際上のパッケージに巻き付けられる幅が狭くなる。
したがって、巻き始めから巻き終りまでワインド数を変化させることなく糸を巻き取ることによって形成されたパッケージは、ボビン側から周面側に向かうに連れて巻幅が徐々に大きくなる。また、パッケージの径が増大するのに伴って、綾角が所定の角度からある程度まで小さくなった際に、綾角を所定の角度に戻すようにワインド数を切り換えることによって、綾角を所定の範囲内に維持しつつ巻き取りを行った場合、いわゆるステッププレシジョン巻の場合には、ワインド数が切り換えられた箇所においてパッケージの巻幅が大きく変化する。よって、ワインド数を切り換えつつ形成されたパッケージの端面には、凹凸が生じる。
上述のような、綾角の増減に伴うパッケージの巻幅の変化により、パッケージの外観が損なわれるだけでなく、いわゆる綾落ち等が発生する。とりわけ、糸がモノフィラメントである場合には、綾落ちが発生しやすくなる。その結果、パッケージの品質が低下する。
そこで、本発明の目的は、綾角の増減に伴ってパッケージの巻幅が変化するのを防ぐことができる糸巻取装置を提供することである。
本発明の糸巻取装置は、トラバース駆動機構により往復運動するトラバースガイドによって糸をトラバースさせつつ前記巻取管に巻き取り、パッケージを形成する糸巻取装置である。そして、前記トラバース駆動機構を制御するトラバース制御手段を備えており、前記トラバース制御手段が、綾角の増減に合わせて前記トラバースガイドのトラバース幅を増減させる。
この構成によると、綾角の増減に伴うパッケージの巻幅の変化を防ぐことができる。したがって、ワインド数を常に一定として巻き取りを行った場合であっても、トラバース制御手段によって、パッケージの径が増大するのに伴い糸の綾角が小さくなるに連れて、トラバース幅が小さくなるように制御されるので、巻取管側から周面側に向かうに連れてパッケージの巻幅が大きくなってしまうのを防ぐことができる。また、巻き取り途中でワインド数が切り換えられて綾角が大きくなった場合には、トラバース制御手段によって、トラバース幅が大きくなるように制御される。よって、パッケージの端面におけるワインド数が切り換えられた箇所において段差が生じるのを防ぐことができる。
本発明の糸巻取装置では、前記パッケージに圧接されており、前記パッケージと共に回転するコンタクトローラと、綾角、前記コンタクトローラへの糸の接触位置と前記トラバースガイドの移動経路との間の距離、及び前記トラバースガイドが折り返す際の速度変化の態様から前記パッケージの巻幅の減少量を取得する減少量取得手段とをさらに備えていてもよい。そして、前記トラバース制御手段が、前記減少量取得手段によって取得された前記減少量に基づいて、前記トラバースガイドのトラバース幅を変更してもよい。この構成によると、綾角の増減に伴うパッケージの巻幅の変化を確実に防ぐことができる。
本発明の糸巻取装置は、前記パッケージの巻幅の設定値を記憶する設定巻幅記憶手段をさらに備えていてもよい。そして、前記トラバース制御手段が、前記減少量取得手段によって取得された前記減少量に基づいて、前記パッケージの巻幅の実効値が前記設定巻幅記憶手段に記憶されている前記設定値と等しくなるように、前記トラバースガイドのトラバース幅を変更してもよい。この構成によると、所望の巻幅のパッケージを容易に作製することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる糸巻取装置の概略正面図である。本実施の形態の糸巻取装置1は、仮撚加工機や自動ワインダなどに用いられるものであり、図示しない給糸ボビンから供給される糸4を、後で詳述するトラバース装置10でトラバースさせながら巻取ボビン5に巻き取って糸層を形成し、所定長で所定形状のパッケージ6を形成するものである。なお、糸巻取装置1の動作は、制御装置30によって制御される。
図1に示すように、巻取ボビン5は、その軸方向両端を把持するクレードル7により、回転自在に支持されている。また、巻取ボビン5に形成されるパッケージ6の周面には、巻取モータ9により回転駆動されるコンタクトローラ8が圧接されている。したがって、巻取モータ9によってコンタクトローラ8を回転させると、パッケージ6が従動回転し、糸4が巻き取られるようになっている。これにより、コンタクトローラ8により巻取ボビン5を間接的に駆動する、いわゆるドラム駆動方式が実現されている。
トラバース装置10は、トラバースモータ11と、トラバースモータ11により正逆回転切換可能に回転駆動される駆動プーリ13と、2つの従動プーリ15と、駆動プーリ13及び2つの従動プーリ15に巻回される無端状の駆動ベルト17と、駆動ベルト17に取り付けられており、糸4をガイドするトラバースガイド19とを備えている。2つの従動プーリ15の間の離隔距離は、巻取ボビン5の軸方向に沿う長さ以上である。また、駆動ベルト17における該2つの従動プーリ15の間に位置する箇所は、巻取ボビン5の軸方向に平行となっていると共に、巻取ボビン5の全領域と対向している。そして、トラバースガイド19は、駆動プーリ13の正逆回転に伴って、2つの従動プーリ15の間で往復運動する。すなわち、トラバースガイド19は、巻取ボビン5の軸方向における一端側から他端側、または他端側から一端側へ往復運動可能となっている。これにより、パッケージ6に巻き取られる糸4がトラバースされる。
制御装置30は、CPU、ROM、RAMなどのハードウェアが収納されており、糸巻取装置1の動作を制御する為のプログラムを含む各種のソフトウェアが記憶されている。そして、これらのハードウェア及びソフトウェアが組み合わされることによって、後述の各部32〜38が構築されている。
制御装置30には、コンタクトローラ8を回転駆動する巻取モータ9、及びトラバースガイド19の駆動源であるトラバースモータ11が接続されている。そして、制御装置30の概略構成を示すブロック図である図2に示すように、制御装置30は、設定巻幅記憶部32、減少量記憶部34、減少量取得部36、及びトラバース制御部38を備えている。
設定巻幅記憶部32は、糸巻取装置1で形成されるパッケージ6の巻取ボビン5の軸方向に沿う長さ、すなわちパッケージ6の巻幅を記憶する。設定巻幅記憶部32に記憶されるパッケージ6の巻幅は、糸巻取装置1が備えられた仮撚加工機や自動ワインダを操作するオペレータが任意に設定することができる。
減少量記憶部34には、図3に示すような、綾角θとパッケージ6の巻幅の減少量dxとの関係が記憶されている。ここで、綾角θとは、図1に示すように、パッケージ6の周面において、パッケージ6に巻き取られた糸4がパッケージ6の円周方向となす角度である。また、巻幅の減少量dxとは、トラバースガイド19の移動幅であるトラバース幅と実際に巻取ボビン5に巻き取られるパッケージ6の巻幅との差である。すなわち、パッケージ6の巻幅は、トラバース幅よりも若干小さい。図3に示すように、綾角θが大きくなる程、糸4が巻取ボビン5の軸方向中心に寄ろうとする傾向が大きくなり、巻幅の減少量dxは大きくなる。
なお、本実施の形態においては、綾角θに対する巻幅の減少量dxは、パッケージ6とトラバースガイド19との間の糸4のフリーレングスLf、及びトラバースガイド19がその移動経路の端部において折り返す際の速度変化の態様から求められる。フリーレングスLfは、図1に示すように、コンタクトローラ8へ糸4が接触する位置と、トラバースガイド19の移動経路との間の距離、言い換えると、糸4がトラバースガイド19を離れてコンタクトローラ8に接触するまでの距離である。すなわち、フリーレングスLfが長い程、糸4が巻取ボビン5の軸方向中心に寄ろうとする傾向が大きくなり、巻幅の減少量dxは大きくなる。また、トラバースガイド19が折り返す際の速度変化の態様とは、刻々に移動するトラバースガイド19の位置が数値的に与えられたものであり、速度変化が急激である場合には、緩やかである場合に比べて、巻幅の減少量dxは大きくなる。
減少量取得部36は、巻き取り途中のパッケージ6の綾角θを算出し、減少量記憶部34に記憶されている綾角θと巻幅の減少量dxとの関係から、算出した綾角θに対応する巻幅の減少量dxを取得する。ここで、綾角θは、トラバースガイド19の速度をv、糸4の巻き取り速度をuとすると、以下の式(1)であらわすことができる。
u・tanθ≒v (1)
ここで、巻き取り速度uは、コンタクトローラ8の周速と等しくなるので、コンタクトローラ8の回転速度、及び径から算出することができる。なお、綾角θは、例えば20°以下の場合において、近似的にトラバースガイド19の速度vと比例するものと見なすことができる。
トラバース制御部38は、トラバースモータ11の駆動を制御することによって、トラバースガイド19のトラバース幅を変更する。より詳細には、減少量取得部36によって取得された巻き取り途中のパッケージ6における巻幅の減少量dxに基づいて、実際のパッケージ6の巻幅が設定巻幅記憶部32に記憶されている巻幅と等しくなるように、制御する。すなわち、トラバース幅が、設定巻幅記憶部32に記憶されている巻幅に対して巻幅の減少量dxを付加した長さとなるように制御する。なお、図3に示すように、巻幅の減少量dxは、綾角θが大きくなるに連れて大きくなるので、トラバース制御部38は、綾角θが増加した際にはトラバース幅も増加させ、綾角θが減少した際にはトラバース幅も減少させるように制御する。
ここで、糸巻取装置1において、巻き始めから巻き終りまでワインド数を変化させることなく糸4を巻き取る、いわゆるワインド数一定巻きによってパッケージ6を形成する際に、制御装置30で行われる処理手順について説明する。まず、減少量取得部36が、トラバースガイド19の速度v、及び糸4の巻き取り速度uの初期値から、巻き取り開始時の綾角θを算出し、算出された綾角θに対応する巻幅の減少量dxを取得する。さらに、トラバース制御部38が、実際のパッケージ6の巻幅が設定巻幅記憶部32に記憶されている巻幅と等しくなるように、トラバースガイド19のトラバース幅を制御する。そして、パッケージ6の径が増大するのに伴って、巻き取り開始時に比べて綾角θが小さくなると、図3に示すように、減少量取得部36で取得される巻幅の減少量dxは小さくなる。すなわち、設定巻幅記憶部32に記憶されている巻幅に付加される巻幅の減少量dxが小さくなるので、トラバース制御部38は、徐々にトラバース幅が小さくなるように制御する。
また、糸巻取装置1において、ワインド数を切り換えることによって、綾角θを所定の範囲内に維持しつつ糸4を巻き取る、いわゆるワインド数切換巻きによってパッケージ6を形成する際に、制御装置30で行われる処理手順について説明する。まず、ワインド数の切り換えが行われるまでは、上述のワインド数一定巻きの際と同様に、トラバース制御部38が、トラバース幅が徐々に小さくなるように制御する。そして、巻き取り開始時に比べてある程度小さくなった綾角θを所定の角度に戻すようにワインド数が切り換えられたときには、ワインド数が切り換えられる前に比べて綾角θが増加するので、図3に示すように、減少量取得部36で取得される巻幅の減少量dxは大きくなる。したがって、設定巻幅記憶部32に記憶されている巻幅に付加される巻幅の減少量dxが大きくなるので、トラバース制御部38は、トラバース幅が大きくなるように制御する。
以上のように、本実施の形態の糸巻取装置1では、トラバースガイド19の駆動源であるトラバースモータ11を制御するトラバース制御部38が、綾角θの増減に合わせてトラバースガイド19のトラバース幅を増減させる。したがって、綾角θの増減に伴うパッケージ6の巻幅の変化を防ぐことができる。すなわち、トラバース制御部38は、パッケージ6の径が増大するのに伴い糸4の綾角θが小さくなるのに連れて、トラバース幅が小さくなるように制御する。よって、ワインド数一定巻きを行った場合であっても、巻取ボビン5側から周面側に向かうに連れてパッケージ6の巻幅が大きくなってしまうのを防ぐことができる。また、トラバース制御部38は、ワインド数切換巻きを行った場合において、ワインド数が切り換えられて綾角θが大きくなった際に、トラバース幅が大きくなるように制御する。その結果、パッケージ6における端面のワインド数が切り換えられた箇所において段差が生じるのを防ぐことができる。
また、本実施の形態の糸巻取装置1では、減少量取得部36は、パッケージ6とトラバースガイド19との間の糸4のフリーレングスLf、及びトラバースガイド19がその移動経路の端部において折り返す際の速度変化の態様から求められ、減少量記憶部34に記憶されている綾角θに対する巻幅の減少量dxと、上述の式(1)によって算出される綾角θとから、パッケージ6の巻幅の減少量dxを取得する。そして、トラバース制御部38が、減少量取得部36が取得した巻幅の減少量dxに基づいて、トラバースガイド19のトラバース幅を変更する。したがって、綾角θの増減に伴うパッケージ6の巻幅の変化を確実に防ぐことができる。
また、本実施の形態の糸巻取装置1では、設定巻幅記憶部32が、オペレータが設定したパッケージ6の巻幅を記憶する。そして、トラバース制御部38が、減少量取得部36によって取得された巻幅の減少量dxに基づいて、実際のパッケージ6の巻幅が設定巻幅記憶部32に記憶されている巻幅と等しくなるように、トラバース幅を変更する。したがって、所望の巻幅のパッケージ6を容易に作製することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて、様々な設計変更を行うことが可能なものである。例えば、上述の実施の形態では、巻取モータ9により回転駆動されるコンタクトローラ8をパッケージ6の周面に圧接させることによって、巻取ボビン5を間接的に回転駆動させる場合について説明したが、これに限らず、モータによって巻取ボビン5を直接的に回転駆動させるようにしてもよい。なお、巻取ボビン5を直接的に駆動する場合には、コンタクトローラ8はなくてもよい。
さらに、上述の実施の形態では、減少量記憶部34に、コンタクトローラ8とトラバースガイド19との間の糸4のフリーレングスLf、及びトラバースガイド19がその移動経路の端部において折り返す際の速度変化の態様から求められた、綾角θと巻幅の減少量dxとの関係が記憶されている場合について説明したが、これには限定されない。綾角θと巻幅の減少量dxとの関係は、経験に基づいて求められたものであってもよい。
加えて、上述の実施の形態では、オペレータが設定したパッケージ6の巻幅を記憶する設定巻幅記憶部32を備えている場合について説明したが、設定巻幅記憶部32はなくてもよい。
また、上述の実施の形態では、トラバース装置10は、トラバースガイド19が、正逆回転可能なトラバースモータ11によって回転駆動される駆動プーリ13及び2つの従動プーリ15に巻回された無端状の駆動ベルト17に取り付けられており、往復運動するように構成されている場合について説明したが、トラバースガイド19を往復運動させるための機構はこれには限定されない。例えば、トラバースガイドが、トラバースモータによって往復旋回運動する細長状のアーム部材の先端に取り付けられており、往復運動するように構成されていてもよい。なお、前記実施形態では、フリーレングスLfがトラバース方向に一定であったが、これに限らず、フリーレングスLfがトラバース方向に変化するものであってもよい。
本発明の形態にかかる糸巻取装置の概略正面図である。 図1に示す制御装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す減少量記憶部に記憶されている綾角と巻幅の減少量との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 糸巻取装置
4 糸
5 巻取ボビン(巻取管)
6 パッケージ
8 コンタクトローラ
10 トラバース装置
11 トラバースモータ(トラバース駆動機構)
13 駆動プーリ(トラバース駆動機構)
15 従動プーリ(トラバース駆動機構)
17 駆動ベルト(トラバース駆動機構)
19 トラバースガイド
32 設定巻幅記憶部(設定巻幅記憶手段)
36 減少量取得部(減少量取得手段)
38 トラバース制御部(トラバース制御手段)

Claims (3)

  1. トラバース駆動機構により往復運動するトラバースガイドによって糸をトラバースさせつつ前記巻取管に巻き取り、パッケージを形成する糸巻取装置であって、
    前記トラバース駆動機構を制御するトラバース制御手段を備えており、
    前記トラバース制御手段が、綾角の増減に合わせて前記トラバースガイドのトラバース幅を増減させることを特徴とする糸巻取装置。
  2. 前記パッケージに圧接されており、前記パッケージと共に回転するコンタクトローラと、
    綾角、前記コンタクトローラへの糸の接触位置と前記トラバースガイドの移動経路との間の距離、及び前記トラバースガイドが折り返す際の速度変化の態様から前記パッケージの巻幅の減少量を取得する減少量取得手段とをさらに備えており、
    前記トラバース制御手段が、前記減少量取得手段によって取得された前記減少量に基づいて、前記トラバースガイドのトラバース幅を変更することを特徴とする請求項1に記載の糸巻取装置。
  3. 前記パッケージの巻幅の設定値を記憶する設定巻幅記憶手段をさらに備えており、
    前記トラバース制御手段が、前記減少量取得手段によって取得された前記減少量に基づいて、前記パッケージの巻幅の実効値が前記設定巻幅記憶手段に記憶されている前記設定値と等しくなるように、前記トラバースガイドのトラバース幅を変更することを特徴とする請求項2に記載の糸巻取装置。
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