JP2009045215A - 回転清掃具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 清掃部材の清掃面の片減りを招かずに、清掃すべき面に凹部があってもその凹部の清掃もできる回転清掃具を得る。
【解決手段】 モータ6によって回転される円板状の回転ホルダー2にブラシ或いはパッドからなる清掃部材3が周方向に沿って設けられている回転清掃具1であって、前記清掃部材3の清掃面3aに凹部からなる非清掃部8を回転方向に間欠的に設け、前記各非清掃部8に隣接する各清掃部9の境界に前記各清掃部9のエッジ部分9Eをそれぞれ存在させた。
【選択図】 図1
【解決手段】 モータ6によって回転される円板状の回転ホルダー2にブラシ或いはパッドからなる清掃部材3が周方向に沿って設けられている回転清掃具1であって、前記清掃部材3の清掃面3aに凹部からなる非清掃部8を回転方向に間欠的に設け、前記各非清掃部8に隣接する各清掃部9の境界に前記各清掃部9のエッジ部分9Eをそれぞれ存在させた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、モータによって回転されて床面や壁面等を清掃する回転清掃具に関するものである。
モータによって回転される円板状の回転ホルダーにブラシ或いはパッドからなる清掃部材が周方向に沿って設けられている回転清掃具は、主に床洗浄機やポリッシャーに多く使用されている。
図5,図6に示すように、従来この種の回転清掃具1は、モータによって回転される円板状の回転ホルダー2に、ブラシ或いはパッドからなる清掃部材3が径方向に所定の幅で周方向に沿って設けられた構造となっており、床面や壁面等の清掃すべき面に接する清掃部材3の清掃面3aは、周方向全面に平面状に形成されていた。例えば、清掃部材3がブラシからなる場合には、回転ホルダー2に周方向に一様に植毛されて平面状をなしていた(例えば、特許文献1、2参照。)。
このような回転清掃具1を、例えば図7に示すように床洗浄機4に使用したとき、回転清掃具1は床洗浄機4の下部に、床面5に清掃部材3が対向するように取り付けられ、モータ6によって回転されて床面5を摺動して洗浄する。
床洗浄機4の下部に取り付けられる回転清掃具1は、一般には、その清掃部材3の清掃面3aが床面5と平行に取り付けられている。そのため、床面5に傷等による凹部7が存在した場合、清掃部材3の清掃面3aが平面状をなしているので、図8に示すように、洗浄時に清掃部材3の清掃面3aが凹部7に入り込まず、凹部7の洗浄が清掃ができないといった問題があった。
このような問題を解消するために、図9に示すように、回転清掃具1を床面5に対して傾斜させて洗浄を行うことが知られている。このようにすることにより、清掃部材3の外周のエッジ部分3Eが、床面5の凹部7に入り込み、凹部7の洗浄を行うことができる。
特開2004−236716号公報 図3、図4
特開2004−237231号公報 図1
しかしながら、図9に示すように、回転清掃具1を床面5に対して傾斜させて洗浄を行っていると、清掃部材3の清掃面3aが片減りしてしまい、回転清掃具1の寿命が短くなってしまうといった問題がある。また、清掃部材3の清掃面3aの全面が床面5に当接せず、その一部だけが床面5に当接して洗浄するので、清掃部材3の清掃面3aを有効に活用することができず、洗浄幅が狭く、洗浄効率が悪いといった問題がある。
本発明の目的は、清掃部材の清掃面の片減りを招かずに、清掃すべき面に凹部があってもその凹部の清掃もできる回転清掃具を提供することにある。
上記の目的を達成する本発明の構成を説明すると、下記のとおりである。
請求項1に記載の発明は、モータによって回転される円板状の回転ホルダーにブラシ或いはパッドからなる清掃部材が周方向に沿って設けられている回転清掃具であって、前記清掃部材の清掃面には凹部からなる非清掃部が回転方向に間欠的に設けられ、前記各非清掃部に隣接する各清掃部の境界には前記各清掃部のエッジ部分がそれぞれ存在することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記非清掃部と前記清掃部は周方向に交互に並んで放射方向に設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の、前記非清掃部と前記清掃部はいずれか一方がそれぞれ群として周方向に分布されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の、前記清掃部は前記回転ホルダーの径方向の少なくとも一部で周方向に連続していて、少なくとも外周側が周方向にジグザクになっており、前記ジグザクにより前記非清掃部と前記清掃部とが周方向に交互に並んでいることを特徴とする。
請求項1に記載の回転清掃具によれば、清掃部材の清掃面には凹部からなる非清掃部が回転方向に間欠的に設けられ、各非清掃部に隣接する各清掃部の境界には各清掃部のエッジ部分がそれぞれ存在するので、清掃面にはエッジ部分が多く存在することになり、清掃すべき面に凹部があっても、回転時に各非清掃部に隣接する各清掃部の境界のエッジ部分がその凹部に入り込むので、凹部の清掃も確実に行うことができる。また、このような構造によれば、回転清掃具を清掃すべき面に対して傾斜させる必要がないので、清掃部材の清掃面を有効に活用することができ、洗浄効率を損なうことはない。
請求項2に記載の回転清掃具によれば、非清掃部と清掃部は周方向に交互に並んで放射方向に設けられているので、各清掃部の境界のエッジ部分の長さを長くすることができ、清掃すべき面に凹部があってもその凹部の清掃を効率よく行うことができる。
請求項3に記載の回転清掃具では、非清掃部と清掃部はいずれか一方がそれぞれ群として周方向に分布されているので、清掃面には多方向へ向いたエッジ部分が多く存在することになり、清掃すべき面にある多様な凹部に対応することができる。
請求項4に記載の回転清掃具では、前記清掃部は前記回転ホルダーの径方向の少なくとも一部で周方向に連続していて、少なくとも外周側が周方向にジグザクになっており、前記ジグザクにより前記非清掃部と前記清掃部とが周方向に交互に並んでいるので、前記ジグザクに並んだ前記清掃部のエッジ部分が清掃すべき面にある凹部に入り込み、凹部の清掃を確実に行うことができる。
以下、本発明に係る回転清掃具を実施するための最良の形態を、図面に示す実施例により詳細に説明する。なお、前述した図5及び図6と対応する部分には、同一符号を付けて示している。各図に示す回転清掃具では、清掃部材がブラシの例で示している。
図1は本発明に係る回転清掃具1の第1実施例を示した底面図である。本例の回転清掃具1は、モータによって回転される円板状の回転ホルダー2に設けられた清掃部材3が、その清掃面3aに凹部からなる非清掃部8が回転方向に間欠的に設けられ、各非清掃部8に隣接する各清掃部9の境界には各清掃部9のエッジ部分9Eがそれぞれ存在している。本例の場合、非清掃部6と清掃部7は周方向に交互に並んで放射方向に直線状に設けられている。エッジ部分7Eは各清掃部7の外周に形成されている。各清掃部7は、それぞれ群としてブラシが植毛されて形成されている。
このように構成された回転清掃具1は、清掃部材3の清掃面3aの面を、床面或いは壁面等の清掃すべき面に平行させて設置して清掃を行う。この場合、清掃部材3の清掃面3aには、凹部からなる非清掃部8が回転方向に間欠的に設けられ、各非清掃部8に隣接する各清掃部9の境界には各清掃部9のエッジ部分9Eがそれぞれ存在するので、清掃面3aにはエッジ部分9Eが多く存在することになり、清掃すべき面に傷等による凹部があっても、回転時に各非清掃部8に隣接する各清掃部9の境界のエッジ部分9Eがその凹部に入り込むので、凹部の清掃も確実に行うことができる。また、このような構造によれば、回転清掃具1を清掃すべき面に対して傾斜させる必要がないので、清掃部材3の清掃面3aを有効に活用することができ、洗浄効率を損なうことはない。
図2は図1に示す本発明に係る回転清掃具1の第1実施例の変形例を示したものである。本例の回転清掃具1は、非清掃部8と清掃部9はそれぞれ周方向に円弧状曲面で湾曲されている。このような構造にすると、各清掃部9の境界のエッジ部分9Eの長さを長くすることができる。
図3は本発明に係る回転清掃具1の第2実施例を示した底面図である。本例の回転清掃具1では、非清掃部8と清掃部9はいずれか一方(本例では、清掃部9)がそれぞれ円形の群として周方向に分布されている。
このように構成された回転清掃具1は、非清掃部8と清掃部9はいずれか一方(本例では、清掃部9)がそれぞれ群として周方向に分布されているので、清掃面3aには多方向へ向いたエッジ部分9Eが多く存在することになり、清掃すべき面にある多様な凹部に対応することができる。
なお、本例では清掃部9がそれぞれ円形の群として周方向に分布されている例について示したが、図3で符号8を清掃部とし、符号9を非清掃部としてもよい。
図4は本発明に係る回転清掃具1の第3実施例を示した底面図である。本例の回転清掃具1では、清掃部9は回転ホルダー2の径方向の少なくとも一部(本例では、径方向の中心側)で周方向に連続していて、少なくとも外周側が周方向にジグザクになっている。この、ジグザクにより三角形状の非清掃部8と三角形状の清掃部9とが周方向に交互に並んでいる。
このように構成された回転清掃具1は、前記ジグザクに並んだ清掃部9のエッジ部分9Eが清掃すべき面にある凹部に入り込み、凹部の清掃を確実に行うことができる。
なお、図示しないが非清掃部8と清掃部9からなるジグザクの形状は、内周側のみに設けてもよく、或いは外周側と内周側との双方に設けてもよい。
上記各例では、清掃部材3がブラシの例でについて示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、清掃部材3は不織布によるパッドでもよい。
1 回転清掃具
2 回転ホルダー
3 清掃部材
3a 清掃面
4 床洗浄機
5 床面
6 モータ
7 凹部
8 非清掃部
9 清掃部
9E エッジ部分
2 回転ホルダー
3 清掃部材
3a 清掃面
4 床洗浄機
5 床面
6 モータ
7 凹部
8 非清掃部
9 清掃部
9E エッジ部分
Claims (4)
- モータによって回転される円板状の回転ホルダーにブラシ或いはパッドからなる清掃部材が周方向に沿って設けられている回転清掃具であって、前記清掃部材の清掃面には凹部からなる非清掃部が回転方向に間欠的に設けられ、前記各非清掃部に隣接する各清掃部の境界には前記各清掃部のエッジ部分がそれぞれ存在することを特徴とする回転清掃具。
- 前記非清掃部と前記清掃部は周方向に交互に並んで放射方向に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転清掃具。
- 前記非清掃部と前記清掃部はいずれか一方がそれぞれ群として周方向に分布されていることを特徴とする請求項1に記載の回転清掃具。
- 前記清掃部は前記回転ホルダーの径方向の少なくとも一部で周方向に連続していて、少なくとも外周側が周方向にジグザクになっており、前記ジグザクにより前記非清掃部と前記清掃部とが周方向に交互に並んでいることを特徴とする請求項1に記載の回転清掃具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007213815A JP2009045215A (ja) | 2007-08-20 | 2007-08-20 | 回転清掃具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007213815A JP2009045215A (ja) | 2007-08-20 | 2007-08-20 | 回転清掃具 |
Publications (1)
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JP2009045215A true JP2009045215A (ja) | 2009-03-05 |
Family
ID=40498016
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JP2007213815A Pending JP2009045215A (ja) | 2007-08-20 | 2007-08-20 | 回転清掃具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012020007A (ja) * | 2010-07-15 | 2012-02-02 | Amano Corp | 床面洗浄パッド |
Citations (3)
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JPS63107651U (ja) * | 1986-12-30 | 1988-07-11 | ||
JP2002051836A (ja) * | 1999-11-10 | 2002-02-19 | Suezo Iwata | タンク付電動床磨機用ブラシ台 |
JP2004237227A (ja) * | 2003-02-07 | 2004-08-26 | Sankyo Rikagaku Co Ltd | 面擦り具及びその構成部品 |
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- 2007-08-20 JP JP2007213815A patent/JP2009045215A/ja active Pending
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