JP2009044717A - マルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法、送信機及び受信機 - Google Patents

マルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法、送信機及び受信機 Download PDF

Info

Publication number
JP2009044717A
JP2009044717A JP2008114179A JP2008114179A JP2009044717A JP 2009044717 A JP2009044717 A JP 2009044717A JP 2008114179 A JP2008114179 A JP 2008114179A JP 2008114179 A JP2008114179 A JP 2008114179A JP 2009044717 A JP2009044717 A JP 2009044717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
orthogonal
matrix
transmission signal
signal
orthogonal transformation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008114179A
Other languages
English (en)
Inventor
Xiaoqiu Wang
暁秋 王
Toshinori Suzuki
利則 鈴木
Xiaofeng Tao
陶小峰
Yi Wang
王軼
Ping Zhang
張平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Beijing University of Posts and Telecommunications
KDDI Corp
Original Assignee
Beijing University of Posts and Telecommunications
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Beijing University of Posts and Telecommunications, KDDI Corp filed Critical Beijing University of Posts and Telecommunications
Publication of JP2009044717A publication Critical patent/JP2009044717A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

【課題】OFDMシステム等のマルチキャリアシステムにおいて、PAPRの低減を図るとともに情報伝送率の劣化を防止することを図る。
【解決手段】N個のサブキャリアを有するマルチキャリアシステムにおいて、送信機が、包絡が一定かつ自己相関が0であるCAZACシーケンスを列に従って再配置することにより得られるN×Nの直交変換行列を有し、周波数領域の送信信号と前記直交変換行列を乗算した信号をマルチキャリア変調後に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法、送信機及び受信機に関する。
従来、マルチキャリア(多重搬送波)伝送方式として、例えば、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)方式が知られている。OFDM方式は、移動通信方式において高速伝送を可能とするものとして注目され、次世代の無線通信システムにも有望な方式である。OFDM方式は、マルチパス伝播環境における遅延時間の広がりによる波形歪に対して耐性が高く、周波数利用効率に優れているが、その一方で、独立に変調された搬送波が重畳されているために、ピーク電力対平均電力比(Peak to Average Power Ratio:PAPR)が高くなるという欠点がある。このため、非線形歪みによる信号劣化が生じ、アナログ/デジタル変換回路の複雑化を招くなどの問題が生じる。又、その問題は、電池の寿命を短くすることから、特に携帯端末にとって重要な問題となる。このことを防ぐために線形領域の広い増幅器を利用しようとすると、装置の大型化やコストの増大を招くため、PAPRをできる限り抑えることが好ましい。つまり、OFDM信号のPAPR削減は、経済的でかつ使い易い移動通信システムの実現に極めて重要である。
従来のOFDMシステムにおけるPAPR削減方法としては、
(1)ある電力閾値における送信信号のクリッピング、
(2)入力データを低PAPR符号語に変換する符号化、
(3)各サブキャリアの変調信号を位相回転させる複数の位相パターン候補からピークを最も抑圧する位相パターンの選択(selected mapping:SLM)、
(4)サブキャリアをクラスタに分割し、逆フーリエ変換(IFFT)を行った後に各クラスタに対して最適な位相を乗算する部分系列伝送(partial transmit sequences:PTS)、
などが検討されている。
C.Tellambura,"Upper bound on peak factor of N-multiple carriers",ELECTTONICS LETTERS,vol.33,no.19,1997年9月11日
上述した従来技術の内では、SLM及びPTSが優れたPAPR性能を有する。しかしながら、SLMでは、位相パターン侯補数の増加に伴い、IFFT処理の回数が増加する。又、SLM及びPTSにおいては、受信側に位相パターン情報を伝送するための付加情報(Side Information:SI)が必要であるために、情報伝送率が劣化する。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、OFDMシステム等のマルチキャリアシステムにおいて、PAPRの低減を図るとともに情報伝送率の劣化を防止することのできる、マルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法、送信機及び受信機を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係るマルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法は、N個のサブキャリアを有するマルチキャリアシステムにおいて、送信機が、包絡が一定かつ自己相関が0であるCAZACシーケンスを列に従って再配置することにより得られるN×Nの直交変換行列を有し、周波数領域の送信信号と前記直交変換行列を乗算した信号をマルチキャリア変調後に送信し、受信機が、周波数領域の受信信号を逆変換することにより、送信信号を回復することを特徴とする。
本発明に係るマルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法においては、単一アンテナが装備されるSISOシステムにおいて、Nの二乗の長さの前記CAZACシーケンスを構成し、該CAZACシーケンスを列に従って再配置することによりN×Nの直交変換行列を得ることを特徴とする。
本発明に係るマルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法においては、前記SISOシステムにおいて、前記送信機が、前記直交変換行列とオリジナル周波数送信信号により構成される列行列を乗算して最終送信信号を生成し、前記直交変換行列とオリジナル周波数送信信号により構成される列行列の乗算は、信号処理技術である直交高速アルゴリズムにより実現することを特徴とする。
本発明に係るマルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法においては、複数のアンテナが装備されるMIMOシステムにおいて、Nの二乗の長さの前記CAZACシーケンスを構成し、該CAZACシーケンスを列に従って再配置することによりN×Nの直交変換行列を得ることを特徴とする。
本発明に係るマルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法においては、前記MIMOシステムにおいて、前記送信機が、一つ又は複数の前記直交変換行列と各アンテナのオリジナル周波数送信信号により構成される列行列を乗算して最終送信信号を生成し、前記直交変換行列とオリジナル周波数送信信号により構成される列行列の乗算は、信号処理技術である直交高速アルゴリズムにより実現することを特徴とする。
本発明に係る送信機は、N個のサブキャリアを有するマルチキャリアシステムの送信機において、包絡が一定かつ自己相関が0であるCAZACシーケンスを列に従って再配置することにより得られるN×Nの直交変換行列を有し、周波数領域の送信信号と前記直交変換行列を乗算する直交行列変換部と、該乗算結果の信号をマルチキャリア変調後に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る送信機においては、単一アンテナが装備されるSISOシステムにおいて、前記N×Nの直交変換行列は、Nの二乗の長さの前記CAZACシーケンスを構成し、該CAZACシーケンスを列に従って再配置することにより得られたことを特徴とする。
本発明に係る送信機においては、前記SISOシステムにおいて、前記直交行列変換部は、前記直交変換行列とオリジナル周波数送信信号により構成される列行列を乗算して最終送信信号を生成し、前記直交変換行列とオリジナル周波数送信信号により構成される列行列の乗算は、信号処理技術である直交高速アルゴリズムにより実現することを特徴とする。
本発明に係る送信機においては、複数のアンテナが装備されるMIMOシステムにおいて、前記N×Nの直交変換行列は、Nの二乗の長さの前記CAZACシーケンスを構成し、該CAZACシーケンスを列に従って再配置することにより得られたことを特徴とする。
本発明に係る送信機においては、前記MIMOシステムにおいて、前記直交行列変換部は、一つ又は複数の前記直交変換行列と各アンテナのオリジナル周波数送信信号により構成される列行列を乗算して最終送信信号を生成し、前記直交変換行列とオリジナル周波数送信信号により構成される列行列の乗算は、信号処理技術である直交高速アルゴリズムにより実現することを特徴とする。
本発明に係る受信機は、N個のサブキャリアを有するマルチキャリアシステムの受信機において、周波数領域の受信信号を逆変換することにより、送信信号を回復する手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、OFDMシステム等のマルチキャリアシステムにおいて、PAPRの低減を図るとともに情報伝送率の劣化を防止することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。本実施形態では、マルチキャリアシステムとしてOFDMシステムを例に挙げて説明する。
本発明は、CAZAC(Constant Amplitude Zero Autocorrelation)シーケンスを用いてOFDMシンボルの相関特性を潰すことにより、PAPR(ピーク電力対平均電力比)の低減を図るものである。特に、SISO(Single Input Single Output)−OFDMシステムとMIMO(Multiple Input Multiple Output)−OFDMシステムに適している。
本実施形態に係るPAPR低減方法は、以下のステップからなる。
ステップS1:T個の送信アンテナを有するMIMO(T=1の場合、SISO)−OFDMシステムにおいて、T個の素数P(但し、i=1,2,・・・,T)を用意する。次いで、素数PからCAZACシーケンス「ZPi={Z Pi,Z Pi,・・・,ZM−1 Pi}を算出する。CAZACシーケンスZ Pi(但し、k=0,1,・・・,M−1)は、(1)式で表される。但し、MはNの二乗である(M=N×N)。NはOFDMシステムの有効サブキャリア数である。CAZACシーケンスZ Piは、包絡が一定かつ自己相関が0である。
Figure 2009044717
次いで、CAZACシーケンスZ Piから、直交変換行列APiを作成する。直交変換行列APiは、(2)式で表される。
Figure 2009044717
ステップS2:送信アンテナiの送信信号「X=[X(0),X(1),・・・,X(N−1)]」と直交変換行列APiを乗算し、周波数領域信号Yを生成する。ここで、X(k)(但し、k=0,1,・・・,N−1)はk番目のサブキャリアの信号を表す。は転置を表す。次いで、周波数領域信号Yを逆フーリエ変換(IFFT)した結果の信号を、送信アンテナiから送信する。
以下、本実施形態に係る実施例を説明する。
図1は本発明に係る実施例1のSISO−OFDMシステムの原理図である。図1のSISO−OFDMシステムでは、CAZACシーケンスに基づく直交行列変換を行う。実施例1では、1個の送信アンテナを有するSISO−OFDMシステムにおいて、あるCAZACシーケンスによりN×Nの直交変換行列Aを作成する。NはSISO−OFDMシステムの有効サブキャリア数である。
図1において、SISO−OFDMシステムは1個の送信アンテナ16を有する。符号化・変調部11は、オリジナル信号に対して符号化及び変調し、送信信号「X=[X(0),X(1),・・・,X(N−1)]」を出力する。この送信信号Xは、OFDM方式の周波数領域の信号である。直並列変換部12は、送信信号Xを直並列変換し、[X(0),X(1),・・・,X(N−1)]を出力する。直交行列変換部13は、送信信号「X=[X(0),X(1),・・・,X(N−1)]」と直交変換行列Aを乗算し、新たな周波数領域信号「Y=[Y(0),Y(1),・・・,Y(N−1)]」を算出する。周波数領域信号Yは、(3)式で表される。直交変換行列Aは、上記(2)式により算出されて用意される。なお、行列の乗算は、信号処理技術である直交高速アルゴリズムによって実現することができる。
Figure 2009044717
逆フーリエ変換部(IFFT)14は、周波数領域信号Yを逆フーリエ変換し、時間領域信号を算出する。その時間領域信号は、CP挿入部15でサイクリックプレフィクス(CP)が挿入された後に、送信アンテナ16から送信される。
非特許文献1によれば、OFDMシステムにおけるPAPRのピーク・ファクタ(Peak factor)γは、(4)式で表される。但し、NはIFFTポイント数、ρ(k)はIFFT入力シーケンスの自己相関である。ρ(k)は(5)式で定義される。*は共役を表す。
Figure 2009044717
Figure 2009044717
CAZACシーケンスの自己相関は0であるため、「γ(Y)<γ(X)」の関係が成り立つ。従って、上述した信号Xから信号Yへの変換によって、PAPRを低減することができる。
図2は本発明に係る実施例2のMIMO−OFDMシステムの原理図である。実施例2では、2個の送信アンテナを有するMIMO−OFDMシステムを例にして説明する。2個の送信アンテナを有するMIMO−OFDMシステムにおいて、あるCAZACシーケンスにより、N×Nの直交変換行列Aを2個(AP1とAP2)作成する(なお、AP1=AP2でもよい)。NはMIMO−OFDMシステムの有効サブキャリア数である。図2のMIMO−OFDMシステムでは、CAZACシーケンスに基づく直交行列変換を行う。
図2において、MIMO−OFDMシステムは2個の送信アンテナ27,32を有する。符号化・変調部11は、オリジナル信号に対して符号化及び変調し、送信信号「X=[X(0),X(1),・・・,X(N−1)]」を出力する。この送信信号Xは、OFDM方式の周波数領域の信号である。分配部22は、送信アンテナ27の送信系統と送信アンテナ32の送信系統のそれぞれに対して、送信信号Xを分配する。
送信アンテナ27の送信系統の送信信号Xは、直並列変換部23によって直並列変換され、[X(0),X(1),・・・,X(N−1)]として直交行列変換部24に入力される。直交行列変換部24は、送信信号「X=[X(0),X(1),・・・,X(N−1)]」と直交変換行列AP1を乗算し、新たな周波数領域信号「Y=[Y(0),Y(1),・・・,Y(N−1)]」を算出する。IFFT25は、周波数領域信号Yを逆フーリエ変換し、時間領域信号を算出する。その時間領域信号は、CP挿入部26でCPが挿入された後に、送信アンテナ27から送信される。
送信アンテナ32の送信系統の送信信号Xは、直並列変換部28によって直並列変換され、[X(0),X(1),・・・,X(N−1)]として直交行列変換部29に入力される。直交行列変換部29は、送信信号「X=[X(0),X(1),・・・,X(N−1)]」と直交変換行列AP2を乗算し、新たな周波数領域信号「Y=[Y(0),Y(1),・・・,Y(N−1)]」を算出する。IFFT30は、周波数領域信号Yを逆フーリエ変換し、時間領域信号を算出する。その時間領域信号は、CP挿入部31でCPが挿入された後に、送信アンテナ32から送信される。
周波数領域信号Y,Yは、(6)式で表される。直交変換行列AP1,AP2は、上記(2)式により算出されて用意される。なお、行列の乗算は、信号処理技術である直交高速アルゴリズムによって実現することができる。
Figure 2009044717
本実施例2においても、実施例1と同様に、CAZACシーケンスの自己相関は0であるため、「γ(Y)<γ(X),γ(Y)<γ(X)」の関係が成り立つ。従って、上述した信号X,Xから信号Y,Yへの変換によって、PAPRを低減することができる。
上述したように本実施形態によれば、CAZACシーケンスからなるN×Nの直交変換行列とOFDMシンボルとの乗算を行い、その乗算結果を各サブキャリアで伝送する。これにより、OFDMシステムにおけるPAPRを低減することができるという効果が得られる。
又、受信側では、受信信号と直交変換行列の逆行列とを乗算することにより、元の送信信号を復元することができる。これにより、SLM及びPTSのように付加情報(SI)を伝送する必要がないので、情報伝送率の劣化を防止することができるという効果が得られる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明に係る実施例1のSISO−OFDMシステムの原理図である。 本発明に係る実施例2のMIMO−OFDMシステムの原理図である。
符号の説明
11,21…符号化・変調部、12,23,28…直並列変換部、13,24,29…直交行列変換部、14,25,30…逆フーリエ変換部(IFFT)、15,26,31…CP挿入部、16,27,32…送信アンテナ、22…分配部

Claims (11)

  1. N個のサブキャリアを有するマルチキャリアシステムにおいて、
    送信機が、包絡が一定かつ自己相関が0であるCAZACシーケンスを列に従って再配置することにより得られるN×Nの直交変換行列を有し、周波数領域の送信信号と前記直交変換行列を乗算した信号をマルチキャリア変調後に送信し、
    受信機が、周波数領域の受信信号を逆変換することにより、送信信号を回復する、
    ことを特徴とするマルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法。
  2. 単一アンテナが装備されるSISOシステムにおいて、
    Nの二乗の長さの前記CAZACシーケンスを構成し、該CAZACシーケンスを列に従って再配置することによりN×Nの直交変換行列を得る、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法。
  3. 前記SISOシステムにおいて、
    前記送信機が、前記直交変換行列とオリジナル周波数送信信号により構成される列行列を乗算して最終送信信号を生成し、
    前記直交変換行列とオリジナル周波数送信信号により構成される列行列の乗算は、信号処理技術である直交高速アルゴリズムにより実現する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のマルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法。
  4. 複数のアンテナが装備されるMIMOシステムにおいて、
    Nの二乗の長さの前記CAZACシーケンスを構成し、該CAZACシーケンスを列に従って再配置することによりN×Nの直交変換行列を得る、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法。
  5. 前記MIMOシステムにおいて、
    前記送信機が、一つ又は複数の前記直交変換行列と各アンテナのオリジナル周波数送信信号により構成される列行列を乗算して最終送信信号を生成し、
    前記直交変換行列とオリジナル周波数送信信号により構成される列行列の乗算は、信号処理技術である直交高速アルゴリズムにより実現する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のマルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法。
  6. N個のサブキャリアを有するマルチキャリアシステムの送信機において、
    包絡が一定かつ自己相関が0であるCAZACシーケンスを列に従って再配置することにより得られるN×Nの直交変換行列を有し、
    周波数領域の送信信号と前記直交変換行列を乗算する直交行列変換部と、
    該乗算結果の信号をマルチキャリア変調後に送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする送信機。
  7. 単一アンテナが装備されるSISOシステムにおいて、
    前記N×Nの直交変換行列は、Nの二乗の長さの前記CAZACシーケンスを構成し、該CAZACシーケンスを列に従って再配置することにより得られたことを特徴とする請求項6に記載の送信機。
  8. 前記SISOシステムにおいて、
    前記直交行列変換部は、前記直交変換行列とオリジナル周波数送信信号により構成される列行列を乗算して最終送信信号を生成し、
    前記直交変換行列とオリジナル周波数送信信号により構成される列行列の乗算は、信号処理技術である直交高速アルゴリズムにより実現する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の送信機。
  9. 複数のアンテナが装備されるMIMOシステムにおいて、
    前記N×Nの直交変換行列は、Nの二乗の長さの前記CAZACシーケンスを構成し、該CAZACシーケンスを列に従って再配置することにより得られたことを特徴とする請求項6に記載の送信機。
  10. 前記MIMOシステムにおいて、
    前記直交行列変換部は、一つ又は複数の前記直交変換行列と各アンテナのオリジナル周波数送信信号により構成される列行列を乗算して最終送信信号を生成し、
    前記直交変換行列とオリジナル周波数送信信号により構成される列行列の乗算は、信号処理技術である直交高速アルゴリズムにより実現する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の送信機。
  11. N個のサブキャリアを有するマルチキャリアシステムの受信機において、
    周波数領域の受信信号を逆変換することにより、送信信号を回復する手段を備えたことを特徴とする受信機。
JP2008114179A 2007-08-10 2008-04-24 マルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法、送信機及び受信機 Pending JP2009044717A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN2007101201811A CN101174867B (zh) 2007-08-10 2007-08-10 一种降低多载波系统中高峰均功率比的方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009044717A true JP2009044717A (ja) 2009-02-26

Family

ID=39423166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008114179A Pending JP2009044717A (ja) 2007-08-10 2008-04-24 マルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法、送信機及び受信機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2009044717A (ja)
CN (1) CN101174867B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013098601A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Icom Inc 通信機および通信方法
JP2013110597A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Icom Inc 通信機および通信方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101635980B (zh) * 2009-08-28 2012-12-12 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 利用cazac序列降低参考信号papr的装置和方法
CN101854712A (zh) * 2010-06-18 2010-10-06 华为技术有限公司 天线间功率平衡方法及装置、基站
WO2016065593A1 (zh) 2014-10-31 2016-05-06 华为技术有限公司 一种信号处理的方法及基站

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001024617A (ja) * 1999-07-02 2001-01-26 Ntt Docomo Inc 信号処理方法、並びに変調器、復調器、及び通信装置
JP2002359606A (ja) * 2001-06-01 2002-12-13 Toyo Commun Equip Co Ltd Ofdm装置
WO2007015490A1 (ja) * 2005-08-03 2007-02-08 National University Corporation NARA Institute of Science and Technology 送信機および受信機
JP2010519867A (ja) * 2007-03-16 2010-06-03 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線通信システムにおいてランダムアクセスプリアンブル生成方法
JP2010528557A (ja) * 2007-07-16 2010-08-19 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド Sc−fdma通信システムにおけるチャネル品質指示子及び応答信号の送信のための装置及び方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1556598A (zh) * 2004-01-09 2004-12-22 清华大学 用循环矩阵降低多载波通信系统信号峰均功率比的方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001024617A (ja) * 1999-07-02 2001-01-26 Ntt Docomo Inc 信号処理方法、並びに変調器、復調器、及び通信装置
JP2002359606A (ja) * 2001-06-01 2002-12-13 Toyo Commun Equip Co Ltd Ofdm装置
WO2007015490A1 (ja) * 2005-08-03 2007-02-08 National University Corporation NARA Institute of Science and Technology 送信機および受信機
JP2010519867A (ja) * 2007-03-16 2010-06-03 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線通信システムにおいてランダムアクセスプリアンブル生成方法
JP2010528557A (ja) * 2007-07-16 2010-08-19 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド Sc−fdma通信システムにおけるチャネル品質指示子及び応答信号の送信のための装置及び方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6012037676; Yew Kuan Min,Varun Jeoti: 'A Novel Signal Independent Technique for PAPR Reduction in OFDM Systems' Signal Processing,Communications and Networking,2007.ICSCN'07 , 20070222, pp.308-311 *
JPN6012037678; Yi Wang,Xiaofeng Tao,Ping Zhang,Jin Xu,Xiaoqiu Wang,Toshinori Suzuki: 'MIMO-OFDM PAPR REDUCTION BY COMBINING SHIFTING AND INVERSION WITH MATRIX TRANSFORM' Personal,Indoor and Mobile Radio Communications,2007.PIMRC 2007.IEEE 18th International Symposium on *

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013098601A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Icom Inc 通信機および通信方法
JP2013110597A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Icom Inc 通信機および通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN101174867A (zh) 2008-05-07
CN101174867B (zh) 2012-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Sengar et al. Performance improvement in OFDM system by PAPR reduction
US8488705B2 (en) Apparatus and method for generating symbol for multiple antennas
JP4511602B2 (ja) アンテナ間の循環および反転による時空間ブロック符号化mimo−ofdmのピーク対平均電力比の低減方法
EP2317676A1 (en) Radio communication system, transmission device, reception device
JP2006518146A (ja) 多重アンテナofdm通信システムでのpapr低減方法及びそれを用いる多重アンテナofdm通信システム
CA2563944A1 (en) Apparatus and method for transmitting/receiving pilot signals in a communication system using an orthogonal frequency division multiplexing scheme
CN106992952B (zh) Ofdm系统中基于pts算法降低峰均比的方法
US8891556B2 (en) Signal for transmission in single-carrier communication system
Ouyang et al. Low complexity discrete Hartley transform precoded OFDM for peak power reduction
US20190173709A1 (en) Apparatus and method for reducing signal distortion
JP2009044717A (ja) マルチキャリアシステムにおけるピーク電力対平均電力比低減方法、送信機及び受信機
CN110071890B (zh) 一种低峰均比fbmc-oqam信号处理方法和系统
Tiwari et al. PAPR reduction in MIMO-OFDM using combined methodology of selected mapping (SLM) and partial transmit sequence (PTS)
JP2007195129A (ja) 信号波形ピークを低減するmimo−ofdm送受信機
WO2007043789A1 (en) Apparatus for creating, demodulating, transmitting and receiving othorgonal frequency division multiplexing symbol
Sudha et al. Low-complexity modified SLM method for PAPR reduction in OFDM systems
Sahraoui et al. Analyses and performance of techniques PAPR reduction for STBC MIMO-OFDM system in (4G) wireless communication
CN1791081A (zh) 一种无线通信系统中的基于cazac码的训练符号传输方法
JP4601504B2 (ja) 送信機及び送信方法
You et al. A simple construction of OFDM-CDMA signals with low peak-to-average power ratio
Vora et al. Index Modulation with PAPR and Beamforming for 5G MIMO-OFDM
Ankita et al. Review of various PTS (Partial Transmit Sequence) techniques of PAPR (Peak to Average Power Ratio) reduction in MIMO-OFDM
Hassan et al. Peak-to-average power ratio reduction using selective mapping with unequal power distribution
Li et al. A low complexity transmitter architecture and its application to PAPR reduction in SFBC MIMO-OFDM systems
KR100660992B1 (ko) 직교주파수분할다중 시스템에서 송수신 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120724

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121218