JP2009043734A - 密閉角形蓄電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】角形電槽の長手方向両端の端面壁に極端子を突設した密閉角形蓄電池において、極端子部に対する負荷に対して信頼性の高い密閉角形蓄電池を提供する。
【解決手段】角形電槽2の長手方向両端部に端子穴10が形成され、この端子穴10に極端子12が装着されている。端面壁8の端子穴10の周囲に端子穴10の軸芯を中心とする半径方向の1又は複数の係合溝37が形成され、極端子12の端面壁8に対する接合面に係合溝37に嵌入係合する係合片38が突設されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、角形電槽内に極板群と電解液を収容して密閉し、その角形電槽の長手方向両端部に極端子を突設した密閉角形蓄電池に関するものである。
近年、電気自動車用電源等としてエネルギー密度の点で優れたニッケル水素電池などのアルカリ蓄電池が利用されるようになっており、さらにコンパクトでありながら大出力が得られるように、角形電槽内にその長側面と平行な正極板と負極板をセパレータを介して積層した極板群を収容して密閉した密閉角形蓄電池が、例えば特開平7−161377号公報等で提案されている。
この種の密閉角形蓄電池41では、図7に示すように、電槽42の上面開口を密閉する蓋体43上に、極板群の多数の正極板と負極板にそれぞれリードを介して接続された正極と負極の極端子44、45が突設されている。46は電槽42内が一定以上の圧力になると内部のガスを放出する安全弁である。
使用に当たっては、このような密閉角形蓄電池(単位電池)41をその長側面を重ねるようにして1又は複数の列状に並列配置し、隣接する単位電池41の正極と負極の極端子44、45を順次接続することによって直列接続し、所定の出力電圧を得ている。しかし、このように多数の単位電池41をその上面上で接続すると、接続構成が複雑となってコスト高になるという問題がある。
そこで、図8に示すように、扁平な直方体状の電槽52内にその長手方向に沿って複数の単電池を内蔵させて内部で直列接続した密閉角形蓄電池51を構成し、その長手方向の両端壁53に極端子54を突設したものが考えられている。
このような構成の密閉角形蓄電池51によれば、同じ出力電圧を得るのに密閉角形蓄電池51の外部での極端子54の接続数を大幅に少なくできてコスト低下を図ることができるとともにコンパクトに構成できる。
特開平7−161377号公報
ところが、図8に示したような密閉角形蓄電池51の構成では、これを車載した電気自動車が衝突した場合などに、密閉角形蓄電池51に側方から障害物が当たって極端子54に直接衝撃が負荷されるような事態が発生する恐れがあり、その場合に極端子54が大きく移動して短絡を発生する原因になるという問題があった。
また、このような密閉角形蓄電池51の電槽52は、図9(a)、(b)に示すように、その底面の中心位置の1点ゲート55又は長手方向の中心線に対してその両側に対称に設けた2点ゲート56でインジェクション成型して製造されるが、その場合、図10に示すように、電槽52の両端壁53に極端子54を装着するために設けられる端子穴57の部分で樹脂が左右両側に分かれて流れた後、端子穴57の上部の中心線上で接触することになり、そのため端子穴57の上部に中心線に沿ってウェルドライン58が発生することになる。
このウェルドライン58では樹脂の一体性が小さく、強度的に弱い部分となっているにもかかわらず、端子穴57上部の中心線位置は最も断面積が小さい部分で応力が集中する部分であり、ウェルドライン58に高応力部が重なり、電槽52の内圧が高くなったり、極端子54に外力や振動が負荷された場合にクラックが発生し易く、極端子54の取付強度を十分に確保することができないという問題があった。
また、複数の密閉角形蓄電池51をその長側面を重ねるように並列配置し、その両端に配置した端板間で拘束した使用状態では、各密閉角形蓄電池51の長側面は拘束されているが、両端壁53は拘束されていないため、電池内圧が上昇すると膨張変形し、極端子54の接続部に悪影響を与える恐れがあるという問題があった。
また、この種の密閉角形蓄電池51にあっては、その極端子54に密閉角形蓄電池51間を接続するバスバー又は外部配線を接続する際にナットにてこれらを挟持するようにしているが、そのため接続時に極端子54に大きな回転トルクが作用し、適当な極端子54の回り止め手段が必要となるが、従来の回り止め手段としては極端子54から回り止め部をできるだけ長く延出し、その先端部を電槽52の一部に係合させたものが一般的であるが、回転トルクを回り止め部の先端と電槽との点的な係合によって受けるために過大な応力が作用して回り止め部の先端が容易に破損し、また作用荷重を小さくしようとすると回り止め部が大型化するという問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、側方から障害物が当たっても極端子に衝撃が負荷され難く、また極端子に外力が作用したり、電池内圧が高くなった場合でも適切な接続状態を確保でき、また極端子の回り止めをコンパクトな構成で確保することができ、極端子部に対する負荷に対して信頼性の高い密閉角形蓄電池を提供することを目的としている。
本発明の密閉角形蓄電池は、角形電槽の長手方向両端の端面壁に端子穴を形成し、この端子穴に極端子を装着した密閉角形蓄電池において、角形電槽の端面壁から突出する突出部を設けたものであり、この密閉角形蓄電池を設置した状態で側方から障害物が当たった場合でも、その障害物は極端子に当たる前に突出部に当たって衝撃エネルギーが吸収されるので、極端子に直接大きな衝撃が負荷されず、極端子の移動によって短絡が発生するのを防止できる。そのため、突出部は極端子より長く突出させるのが好ましい。また、上記突出部をこの密閉角形蓄電池を設置する設置台上に載置すると、設置台の下面に形成される冷却風導入空間が角形電槽の端部まで形成され、角形電槽内の各単電池を効果的に冷却することができる。
また、突出部の上面を外側端に向けて斜め下方に傾斜する傾斜面にて構成し、特に傾斜面の水平面に対する傾斜角を5°〜60°、好適には45±10°とすると、突出部を利用してその上面を押さえ付けることにより、極端子に負荷を及ぼすことなく電池を固定設置することができるとともに、その上面が傾斜していることによって電池を上下方向だけでなく、同時に角形電槽の長手方向にも規制することができる。
また、本発明の密閉角形蓄電池は、角形電槽の長手方向両端の端面壁に端子穴を形成し、この端子穴に極端子を装着した密閉角形蓄電池において、電槽の端面壁の端子穴の近傍部分の肉厚を、端子穴の両側部で互いに異ならせたものであり、電槽のインジェクション成型時に端子穴の部分で樹脂が左右両側に分かれて流れる際に肉厚の厚い方が薄い方よりも樹脂流れが良くなり、そのため端子穴の上部で両側の樹脂の流れが接触して形成されるウェルドラインは、最も断面積が小さく、応力が集中する端子穴の中心線位置より外れた位置で斜め上方に形成されることになり、したがってウェルドラインと高応力部が重ならず、電槽の内圧が高くなったり、極端子に外力や振動が負荷された場合にもクラックは発生し難く、極端子の取付強度を十分に確保できる。
また、本発明の密閉角形蓄電池は、角形電槽の長手方向両端の端面壁に端子穴を形成し、この端子穴に極端子を装着した密閉角形蓄電池において、端面壁の外面に1又は複数の短辺方向や長辺方向のリブを突設したものであり、電池内圧が上昇して端面壁に大きな荷重が作用しても、端面壁の膨張変形をこれらリブにて効果的に抑制でき、極端子の接続部に悪影響を与えず、適正な接続状態が確保される。
また、本発明の密閉角形蓄電池は、角形電槽の長手方向両端部に端子穴を形成し、この端子穴に極端子を装着した密閉角形蓄電池において、端面壁の端子穴の周囲に端子穴の軸芯を中心とする半径方向の1又は複数の係合溝を形成し、極端子の端面壁に対する接合面に係合溝に嵌入係合する係合片を突設したものであり、極端子に作用する回転トルクを半径方向の係合溝と係合片の係合によって大面積で受けることができ、さらに係合溝及び係合片の数を増やすことでその面積を容易に大きくすることができ、コンパクトな構成で荷重を受ける係合面の応力を小さくできて、破壊限界を向上することができる。
また、端面壁の係合溝は端子穴の軸芯を中心とする円形凹部の周囲に形成し、極端子の係合片は円形凹部に嵌合する円形又は円環状突部の外周に形成すると、円形凹部と円形又は円環状突部との嵌合により回転トルクによる荷重が係合溝と係合片の係合面に対して常に垂直に作用するため、荷重に対して高い支持強度が得られ、さらに破壊限界を向上することができる。
また、端面壁の係合溝と、係合溝に嵌入係合する係合片とに、嵌合テーパを設けると、嵌入係合する際の挿入性が向上し、極端子の固着不良を防止することができる。
また、円環状突部の内側に形成された環状溝の内周壁に逆テーパを設けると、極端子の環状溝にOリングを装着し、固着工程に至るまでのOリングの脱落、浮き出しを防止することができる。
また、本発明の密閉角形蓄電池は、扁平な直方体状の角形電槽内にその長手方向に沿って複数の電槽を形成し、各電槽内に極板群を配置して単電池を構成し、各電槽間の隔壁の両側に配設した集電板を相互に接続して各単電池を角形電槽内部で直列接続し、角形電槽の両端部の上壁に端子穴を形成し、この端子穴に角形電槽の上面上に突出するように極端子を装着し、角形電槽の両端壁内面に沿って配設された集電板の上部を上方に延出して極端子に接続したものであり、この密閉角形蓄電池を設置した状態で側方から障害物が当たった場合でも、極端子に直接大きな衝撃が負荷されることはなく、極端子の移動によって短絡が発生するのを防止でき、また極端子に対して接続モジュールを接続する場合にも上方から作業することができて作業性も向上する。
本発明の密閉角形蓄電池によれば、以上の説明から明らかなように、角形電槽の端面壁から突出する突出部を設けたので、この密閉角形蓄電池を設置した状態で側方から障害物が当たった場合でも、その障害物は極端子に当たる前に突出部に当たって衝撃エネルギーが吸収され、極端子に直接大きな衝撃が負荷されず、極端子の移動によって短絡が発生するのを防止できる。さらに、突出部を密閉角形蓄電池を設置する設置台上に載置すると、設置台の下面に形成される冷却風導入空間が角形電槽の端部まで形成され、角形電槽内の各単電池を効果的に冷却することができる。
また、突出部の上面を外側端に向けて斜め下方に傾斜する傾斜面にて構成し、特に傾斜面の水平面に対する傾斜角を5°〜60°、好適には45±10°とすると、突出部を利用してその上面を押さえ付けることにより、極端子に負荷を及ぼすことなく、電池を固定設置することができるとともに、その上面が傾斜していることによって電池を上下方向だけでなく、同時に角形電槽の長手方向にも規制することができる。
また、本発明の密閉角形蓄電池によれば、電槽の端面壁の端子穴の近傍部分の肉厚を、端子穴の両側部で互いに異ならせたので、端子孔の上部に形成されるウェルドラインが、最も断面積が小さく、応力が集中する端子孔の中心線位置より外れた位置で斜め上方に形成され、したがってウェルドラインと高応力部が重ならず、電槽の内圧が高くなったり、極端子に外力や振動が負荷された場合にもクラックは発生し難く、極端子の取付強度を確保できる。
また、本発明の密閉角形蓄電池によれば、端面壁の外面に1又は複数の短辺方向や長辺方向のリブを突設したので、電池内圧が上昇しても端面壁の膨張変形をこれらリブにて効果的に抑制でき、極端子の接続部に悪影響を与えず、適正な接続状態が確保される。
また、本発明の密閉角形蓄電池によれば、端面壁の端子穴の周囲に端子穴の軸芯を中心とする半径方向の1又は複数の係合溝を形成し、極端子の端面壁に対する接合面に係合溝に嵌入係合する係合片を突設したので、極端子に作用する回転トルクを半径方向の係合溝と係合片の係合によって大面積で受けることができ、コンパクトな構成で荷重を受ける係合面の応力を小さくできて、破壊限界を向上することができる。
また、端面壁の係合溝は端子穴の軸芯を中心とする円形凹部の周囲に形成し、極端子の係合片は円形凹部に嵌合する円形又は円環状突部の外周に形成すると、円形凹部と円形又は円環状突部との嵌合により回転トルクによる荷重が係合溝と係合片の係合面に対して常に垂直に作用するため、荷重に対して高い支持強度が得られ、さらに破壊限界を向上することができる。
また、端面壁の係合溝と、係合溝に嵌入係合する係合片とに、嵌合テーパを設けると、嵌入係合する際の挿入性が向上し、極端子の固着不良を防止することができる。
また、円環状突部の内側に形成された環状溝の内周壁に逆テーパを設けると、極端子の環状溝にOリングを装着し、固着工程に至るまでのOリングの脱落、浮き出しを防止して、信頼性の高い極端子固着が可能となる。
また、本発明の密閉角形蓄電池によれば、扁平な直方体状の角形電槽内にその長手方向に複数の単電池を構成して内部で直列接続した密閉角形蓄電池において、角形電槽の両端部の上壁に端子穴を形成し、この端子穴に角形電槽の上面上に突出するように極端子を装着し、角形電槽の両端壁内面に沿って配設された集電板の上部を上方に延出して極端子に接続したので、この密閉角形蓄電池を設置した状態で側方から障害物が当たった場合でも、極端子に直接大きな衝撃が負荷されることはなく、極端子の移動によって短絡が発生するのを防止でき、また極端子に対して接続モジュールを接続する場合にも上方から作業することができて作業性も向上する。
以下、本発明の密閉角形蓄電池の一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
本実施形態の密閉角形蓄電池1は、電気自動車用の駆動電源として好適に用いることができるニッケル・水素二次電池から成り、図1に示すように、幅の狭い短側面と幅の広い長側面とを有する上面開口の直方体状の複数(図示例では6つ)の電槽3をその短側面を共用して相互に一体的に連結して成る扁平な角形の一体電槽2にて構成され、かつ各電槽3の上面開口は一体の蓋体4にて一体的に閉鎖されている。
各電槽3内には、電槽3の長側面と平行な多数の正極板と負極板をセパレータを介して短側面方向に積層してなる極板群5とその両側端面に接合された集電板6が電解液とともに収納され、単電池7が構成されている。
極板群5は、多数枚の正極板と多数枚の負極板とを交互に配置するとともに、各正極板に横方向に開口部を有する袋状のセパレータを被せて構成されている。これら正極板群と負極板群は互いに反対側の側縁部が外側に突出されてその突出側縁部がリード部として構成され、その側端縁にそれぞれ集電板6が溶着されている。
一体電槽2の両端の端面壁8の上端部には端子穴10が形成され、各電槽3、3間の隔壁9の上端部には接続穴11が形成されている。後で詳細に説明するように、両端の端面壁8の端子穴10には正極又は負極の極端子12が装着され、隔壁9の接続穴11を通して両側の単電池7、7が直列接続されている。
一体電槽2の両端の端面壁8の上端部においては、図2に示すように、端子穴10の近傍部分の一側部に上下方向に適当な範囲にわたって厚肉部28が形成され、端子穴10の両側部で肉厚を互いに異ならせている。
また、端面壁8の上端部と下端部の後述の突出部26を除く中間部の外面には、図3に示すように、その面剛性を高めるために複数の横リブ8aと1又は複数の縦リブ8bが格子状に突設されている。
端面壁8の下端部には外向きに突出する突出部26が突設されている。この突出部26の端面壁8からの突出長さl2 は、極端子12の端面壁8からの突出長さl1 よりも1〜10mm程度大きく設定するのが好ましい。また、この突出部26の上面は外側端に向けて斜め下方に傾斜する傾斜面27にて構成されており、その水平面に対する傾斜角θは、5°〜60°、好適には45±10°程度に設定されている。
蓋体4の上面には、互いに隣り合う電槽3、3の隣接端部において通孔13が形成されるとともに、蓋体4上にこれら通孔13、13間を連通する連通路14aを形成した連通蓋14が溶着されている。14bは、連通蓋14の内面中央部に突設された補強突起で、連通路14aを閉じない大きさでかつその先端が蓋体4の上面に当接して溶着され、連通蓋14の耐圧強度を確保している。
一体電槽2と蓋体4と連通蓋14は、PP/PPEアロイなどの合成樹脂材料にて構成されており、電解液に対して撥液性を有している。
また、蓋体4には各電槽3の内部圧力が一定以上になったときに圧力を解放するための単一の安全弁15が配設され、また単電池7の温度を検出する温度検出センサを装着するセンサ装着穴16が適当な単電池7の極板群5の上端に接するように凹入形成されている。
各電槽3の長側面が一平面を成す一体電槽2の長側面17には、各電槽3の両側端に対応する位置に上下方向に延びるリブ18が突設されており、かつリブ18、18間には適当ピッチ間隔でマトリックス状に多数の比較的小さな円形の突部19が突設されている。これらリブ18と突部19は同じ高さである。さらに、電槽3の上端部と蓋体4の側面には、リブ18の延長位置及び突部19の配置位置に対応してそれらの側面間にわたるように、リブ18及び突部19と同じ高さの連結リブ20a及び20bが形成されている。これらリブ18、突部19及び連結リブ20a、20bは、一体電槽2を並列配置したときにそれらの間に各電槽3を効率的にかつ均一に冷却するための冷媒通路を形成する。
また、一体電槽2の長側面17の長手方向に対する中心線に対して対称に各電槽3の略中央に位置させて、一体電槽2をその長側面17で互いに重ねた時に相互に嵌合する位置決め用の突部21と凹部22が設けられている。
集電板6の上端部には外向きに接続突部23が突出形成され、この接続突部23を端面壁8及び隔壁9の上端部に貫通形成された端子穴10又は接続穴11に嵌入させることによって極板群5が電槽3に対して位置決めされている。また、隣接する電槽3、3間の隔壁9の接続穴11に嵌入された接続突部23、23の先端同士を溶接接合することによって隣接する単電池7の電気的な接続が電池内部で行われ、また端面壁8においては、極端子12に端子穴11に嵌入する接続突部24が突設され、集電板6と極端子12の接続突部23、24の先端同士が溶接接合されている。また、集電板6の接続突部23又は極端子11の接続突部24の周囲には環状溝が形成されて端面壁8や隔壁9との間のシールを行うOリング25が配設されている。
上記極端子12の装着部の詳細を、図4、図5を参照して説明すると、図4に示すように、端面壁8の端子穴10の周囲の所定の半径の範囲が厚肉に形成されるとともにその中心部に端子穴10の軸芯と同一軸芯の円形凹部39が形成されてその周囲に放射状に1又は複数の係合溝37が形成されている。また、極端子12は、図5に示すように、円板状の座部12aの端面壁8に対する接合面の中心部に端子穴10に嵌入する接続突部24が突設されるとともに、その周囲に円形凹部39に嵌合する円環状突部40が突設され、その周囲に係合溝37に係合する係合片38が放射状に突設されている。円環状突部40と接続突部24の基部との間の環状溝40aにはシール用のOリングが配設される。
また、端面壁8の係合溝37と、この係合溝37に嵌入係合する係合片38とに、図4(c)及び図5(c)に示すような嵌合用テーパαを設けると、嵌入係合する際の挿入性が向上し、極端子12の固着不良を防止することができる。嵌合用テーパαの大きさは5〜20°が好ましい。
また、極端子12の環状溝40aの内周壁に、図5(d)に示すように逆テーパβを設けると、極端子12の接続突部24の外周にOリングを装着し、端面壁8に固着する工程に至るまでにOリングが脱落したり、浮き出したりするのを防止することができる。逆テーパβの大きさは0〜10°が好ましい。
以上の密閉角形蓄電池1は、その長側面17を重ね合わせた状態で複数並列配置されるとともにその配列方向の両端に端板が配置され、これら端板が拘束バンドにて連結されてパック化され、この電池パックが、図1(b)に一部を示すように、設置台31上に設置される。電池パックは、設置台31に設置された状態で密閉角形蓄電池1の下端部に突設された突出部26上面の傾斜面27を押圧片32にて押圧することによって固定されるとともに、その上部がカバー33にて覆われる。これら押圧片32とカバー33は締結ボルト34にて設置台31に共締めして締結固定される。なお、設置台31には電池パックの下面にその全面にわたって冷却風を分配する冷却風導入空間35が形成され、カバー33と電池パックの上部外面との間に冷却風排出空間36が形成されており、並列配置された各密閉角形蓄電池1、1間に冷却風を通して各単電池7を効果的に冷却するように構成されている。
以上の構成の角形密閉式電池1においては、一体電槽2の端面壁8から突出する突出部26を設けているので、この密閉角形蓄電池1を設置した状態で側方から障害物が当たった場合でも、その障害物は極端子12に当たる前に突出部26に当たり、この突出部26にて衝撃エネルギーが吸収されるので、極端子12に直接大きな衝撃が負荷されず、極端子12の移動によって短絡が発生するのを防止できる。
さらに、一体電槽2の端面壁8から突出する突出部26を設けているので、図1に示すように、設置台31上に突出部26が載置されてシールされるため、冷却風導入空間35が一体電槽2の端部まで形成され、各単電池7を効果的に冷却することができる。
また、突出部26は端面壁8の下端部に突設し、その上面を水平面に対して5°〜60°、好適には45±10°程度外側端に向けて斜め下方に傾斜する傾斜面27にて構成し、この傾斜面27を押圧片32にて押圧して固定しているので、極端子12に負荷を及ぼすことなく固定設置することができるとともに、角形密閉式電池1を上下方向だけでなく、同時に一体電槽2の長手方向にも規制することができる。
また、一体電槽2の端面壁8の端子穴10の近傍部分の一側部に厚肉部28を形成して端子穴10の両側部で肉厚を互いに異ならせているので、一体電槽2のインジェクション成型時に端子穴10の部分で樹脂が左右両側に分かれて流れる際に樹脂流れが両側で異なり、その結果、図2に示すように、端子穴10の上部で両側の樹脂の流れが接触して形成されるウェルドライン29が端子穴10の中心線位置よりも外れた位置で斜め上方に形成され、ウェルドライン29が最も断面積が小さく応力が集中する端子穴10の中心線位置から外れて位置することになる。したがって、ウェルドライン29と高応力部が重ならず、一体電槽2内の各電槽3の内圧が高くなったり、極端子12に外力や振動が負荷された場合にもクラックは発生し難く、極端子12の取付強度を確保できる。
また、端面壁8に横リブ8aと縦リブ8bを突設して面剛性を高めているので、電池内圧が上昇して端面壁8に大きな荷重が作用しても、端面壁8の膨張変形を効果的に抑制でき、極端子12の接続部に悪影響を与えず、適正な接続状態を確保できる。
また、極端子12の装着部において、放射状の係合溝37に係合片38を係合させているので、極端子12に対するバスバーや外部接続線を接続する際に作用する回転トルクを大面積で受けることができ、さらに係合溝37及び係合片38の数を増やすことでその面積を容易にさらに大きくすることができ、コンパクトな構成で荷重を受ける係合面の応力を小さくでき、接続時に極端子12に作用する回転トルクに対する破壊限界を向上することができる。また、円形凹部39と円環状突部40との嵌合により回転トルクによる荷重が係合溝37と係合片38の係合面に対して常に垂直に作用するため、荷重に対して高い支持強度が得られ、さらに破壊限界を向上することができる。
また、本実施形態においては、集電板6のプレス成形によって突出成形された接続突部23にて隣接する単電池7を直列接続しているので、一体電槽2内で内部接続できるとともに、接続部品を別途に必要としないので、少ない部品点数で低コストにて簡単に接続することができ、また接続突部26が集電板6と一体でありかつ1箇所の溶接で接続されているので、電気抵抗の極めて少ない接続が可能となる。
また、互いに隣り合う電槽3、3の隣接端部において、蓋体4に通孔10を形成するとともに、蓋体4上にこれら通孔13、13間を連通する連通路14aを形成した連通蓋14が溶着されており、これによって各電槽3の間の内部圧力を均一化して一部の電槽3の内部圧力の上昇によってその単電池7の寿命が低下し、それに伴って密閉角形蓄電池1の寿命が短くなるのを防止できるとともに、蓋体4に単一の安全弁15を設けるだけで良くして、コスト低下を図ることができる。
次に、本発明の他の実施形態について、図6を参照して説明する。なお、上記実施形態と同一の構成要素については同一参照符号を付して説明を省略し、相違点のみを説明する。
上記実施形態では、極端子12を一体電槽2の端面壁8から外側に突設したが、本実施形態では蓋体4の上壁の両端部に端子穴30を形成し、この端子穴30を貫通させて内側から極端子12を装着している。極端子12はその座部12aと固定ナット30aにて蓋体4の上壁を挟持することによって装着固定され、固定ナット30aと蓋体4上壁上面との間に介装したシール材30bと極端子12の座部12aと蓋体4の上壁下面との間に介装されたOリング25にて二重にシールされている。また、両端の単電池7の端面壁8の内面に沿って配設された集電板6には上方に延びる延出部6aが形成され、その先端部が極端子12の座部12aに接続されている。
本実施形態によれば、密閉角形蓄電池1を設置した状態で側方から障害物が当たった場合でも、極端子12は蓋体4上に配設されているので、直接大きな衝撃が負荷されることはなく、極端子12の移動によって短絡が発生するのを防止でき、また極端子12にバスバーや外部接続線を接続する際には上方から作業することができるので、作業性も向上する。
本発明は、ハイブリッド車を含む電気自動車用の駆動電源としての組電池等に利用することができる。
本発明の密閉角形蓄電池の一実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 同実施形態の電槽の要部の詳細斜視図である。 同実施形態の密閉角形蓄電池の端部の斜視図である。 同実施形態における電槽の極端子装着部を示し、(a)は側面図、(b)は縦断正面図、(c)は(a)のA−A矢視拡大断面図である。 同実施形態における極端子を示し、(a)は部分断面正面図、(b)は(a)の右側面図、(c)は(b)B−B矢視拡大断面図、(d)は(b)のC−C矢視拡大断面図である。 本発明の密閉角形蓄電池の他の実施形態を示し、(a)は要部の平面図、(b)は同縦断正面図である。 従来例の密閉角形蓄電池の斜視図である。 従来例の改良型の密閉角形蓄電池の部分斜視図である。 密閉角形蓄電池の電槽のインジェクション成型時のゲート配置位置の説明図である。 従来例の改良型の密閉角形蓄電池における電槽の要部の詳細斜視図である。
符号の説明
1 密閉角形蓄電池
2 一体電槽
6 集電板
6a 延出部
8 端面壁
8a 横リブ
8b 縦リブ
10 端子穴
12 極端子
26 突出部
27 傾斜面
28 厚肉部
30 端子穴
37 係合溝
38 係合片
39 円形凹部
40 円環状突部
40a 環状溝

Claims (4)

  1. 角形電槽の長手方向両端部に端子穴を形成し、この端子穴に極端子を装着した密閉角形蓄電池において、端面壁の端子穴の周囲に端子穴の軸芯を中心とする半径方向の1又は複数の係合溝を形成し、極端子の端面壁に対する接合面に係合溝に嵌入係合する係合片を突設したことを特徴とする密閉角形電池。
  2. 端面壁の係合溝は端子穴の軸芯を中心とする円形凹部の周囲に形成し、極端子の係合片は円形凹部に嵌合する円形又は円環状突部の外周に形成したことを特徴とする請求項1記載の密閉角形蓄電池。
  3. 端面壁の係合溝と、係合溝に嵌入係合する係合片とに、嵌合テーパを設けたことを特徴とする請求項1記載の密閉角形蓄電池。
  4. 円環状突部の内側に形成された環状溝の内周壁に逆テーパを設けたことを特徴とする請求項2記載の密閉角形蓄電池。
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