JP2009043558A - スリップリング - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立て性の向上と部品単価の低減を図ることができるスリップリングを提供する。
【解決手段】スリップリング100は、回転側基板ユニット130と、固定側基板ユニット131と、保持部材ユニット132とから構成される。そして、保持部材ユニット132は、内側に被接続部103aを有する複数のリング103を周方向にそれぞれ位相がずれた状態で保持する。また、回転側基板ユニット130は、リング103の被接続部103aに対応するように配置され、端部に被接続部103aと接続する接続部101aを設けたピン101を有する。また、固定側基板ユニット131は、リング103に弾性により圧接するブラシ104を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、カメラユニットを搭載しパン回転可能とする撮像装置において、回転側の基板と固定側の基板間で電力や信号を授受するためのスリップリングに関する。
エンドレス回転可能なパンチルトカメラには、簡単な構造で容易に本体装置(カメラユニット)と回転部との接続ができるようにするため、スリップリングが使用されることが多い。
スリップリングは様々な形式が実用化されているが、その中でも代表的な形式はいわゆる円筒型と呼ばれるものである。特許文献1には円筒型の一例が示されている。円筒型は、回転軸方向にリング及び絶縁円盤を交互に配置し、各リングを絶縁して独立した導電経路を形成し、各リングには対応するブラシがそれぞれ当接し、ブラシとリングが導通を保ったまま相対的に摺動回転できるように構成されている。
多くの場合、リングは略円筒形の形状をしており、回転側基板と接続するために、リード線の一端がリングの内側にてハンダ付けされ、またリード線の他端が回転側基板にハンダ付けされ、リング及び基板が接続される構成となっている。
一方、ブラシは、固定側の基板上に直接実装されていることが多い。このような構成により、固定側の基板と回転側基板が電気的に接続できるようになっている。
特開平6−310250号公報
しかしながら、従来の円筒型のスリップリングは以下の問題がある。
リングの内側にリード線をハンダ付け等で接続しなければならず、組み立て性が悪い。さらに、工数がかかるゆえに高価になってしまう。また、リングと接続したリード線の反対側の端部と回転側の基板との接続も、それぞれハンダ付けをする必要があり、組み立て作業に手間がかかる。
本発明の目的は、組み立て性の向上と部品単価の低減を図ることができるスリップリングを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のスリップリングは、回転側基板ユニットと、固定側基板ユニットと、保持部材ユニットとから構成されるスリップリングにおいて、前記保持部材ユニットは、内側に被接続部を有する複数のリングを周方向にそれぞれ位相がずれた状態で保持し、前記回転側基板ユニットは、前記リングの前記被接続部に対応するように配置され、端部に前記被接続部と接続する接続部を設けたピンを有し、前記固定側基板ユニットは、前記リングに弾性により圧接するブラシを有することを特徴とする。
本発明のスリップリングによれば、組み立て性の向上と部品単価の低減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るスリップリングの構成図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
スリップリング100は、おおまかに固定側及び回転側に分かれており、回転側には回転側基板102が配置され、固定側には外装115に固定された固定側基板105が配置されている。回転側基板102及び固定側基板105は、スリップリング100の内部を介し導通されている。回転側基板102はコネクタ106を備える。固定側基板105はコネクタ107を備える。
図2は、本発明の実施の形態に係るスリップリングにおいて、外装115を除去した状態の斜視図である。また、図3は、本発明の実施の形態に係るスリップリングの断面側面図である。
尚、任意のリング、離間部材等は、一定のピッチで積層されるものであって、同じ形状を有する場合、任意のもので説明を加え他の全てにその説明を適用するのが合理的であるので、リング103nのように語尾にnを付加し他を代表させて説明を行うものとする。
図2、図3において、金属材料であり表面に貴金属メッキを施したリング103nは、離間部材108nと交互に保持部材113にて保持され、積層されている。リング103nは、左右から弾性金属部材であるブラシ104nに当接され、両者は導通されている。
リング103nは回転側に配置され、またブラシ104nは固定側に配置されており、両者は互いの表面で導通しながら当接し、相対的に回転可動(可能)となっている。
リング103n及び離間部材108nは、キャップ110が被せられ、保持部材113に積層状態で固定保持されている。また、保持部材113は、回転側基板102及び軸116を一体に保持する。軸116は、スリーブ109によって回転可動に軸支されている。
スリーブ109の一部は固定側のベース111にカシメられ、スリーブ109は固定側に配置されている。さらに、固定側は、図1で示した外装115に固定された固定側基板105を有する。固定側基板105には、リング103nと導通接続を行うブラシ104nが実装されている。
さらに、図4を用いて、回転側基板102、リング103n、ブラシ104n、固定側基板105の接続状態について説明を行う。
図4は、図2、図3における回転側基板102、リング103n、ブラシ104n、固定側基板105の相互間の接続状態を示す斜視図である。
尚、説明をわかりやすくするために、任意のリング103n及びブラシ104n等を残し、全て除いて示した。
図4に示すように、回転側は、回転側基板102、ピン101n、リング103nを備える。回転側基板102は、ランド120nを有し、ランド120nはコネクタ106の所定のピンと電気的接続がなされている。またピン101nは回転側基板102の上面を抜け、ランド120nに対してハンダ接続されている。
ピン101nのハンダ付け部と反対側には接続部101aがあり、リング103nの被接続部103aを挟みながら導通を保っている。
一方、固定側は、ブラシ104n及び固定側基板105を備える。また、固定側基板105上には、ランド121n及びランド121nと所定の配線で接続したコネクタ107がある。
ランド121nには、複数の穴が空けられ、コの字形状をなしたブラシ104nの先端が複数の穴に貫通された状態で保持されている。ブラシ104nは、弾性金属材料からなり、表面はニッケルメッキが施され、ランド121nに対し複数の穴付近でハンダ付け固定されている。
また、ブラシ104nの先端は、弾性変形の反力の作用により両側からリング103nを圧接挟持している。そのため、回転側の回転に関わらず、所定範囲の圧接力を保った状態で、ブラシ104nとリング103nの導通を保つことができるようになっている。
以上説明した構成によって、回転側基板102及び固定側基板105はスリップリング100の内部を介し接続されている。
さらに、図5を用いてリング103n及びランド120nの位置関係を詳細に説明する。
図5は、図4におけるリング103n及びランド120nの位置関係を示す上面図である。
図5(a)は回転側基板102がある状態、図5(b)は回転側基板102を取り払い内部が見えるようにした状態の上面図である。
リング103nは、積層順位が一つ前のリング103(a)に対して、図中時計方向に回転した位置に配置されている。図5では、リングの総数は10個となっており、均等差36度で配置された例を示している。
尚、図5(b)において、リング103nは紙面鉛直方向に重なっているため、被接続部103a部分により、リング103n、リング103(a)を示している。
このようにすることで、リング103nの被接続部103aが、回転側基板102への投影面積内でずれて配置されるため、前述の各ピン101nの干渉が避けられる。
図6は、本発明の実施の形態に係るスリップリングにおける回転側基板ユニット130、固定側基板ユニット131及び保持部材ユニット132の斜視図である。
図6に示すように、保持部材113にリング103n及び離間部材108nを周方向の位相をずらした状態で何層か積層し、最後にキャップ110を被せ、リング103n及び離間部材108nが保持部材113より抜けないようにして保持する。これにより保持部材ユニット132が形成される。保持部材113の上面には、嵌合穴113aがピン101に対向して設けられ、ピン101の下方に伸びる脚部101bが嵌合するようになっている。
そして、回転側基板102にピン101nをハンダ固定した状態の回転側基板ユニット130を、保持部材ユニット132に軸方向から近づけ、脚部101bを嵌合穴113aに嵌合することで両者を結合させる。すると、内部で、図4で説明したように、接続部101aがリング103nの被接続部103aを挟み込み、両者が導通するようになっている。
さらに、回転側基板105とそれに実装されたブラシ104nで構成される固定側基板ユニット131に対し、側面方向から保持部材ユニット132を近づけ、所定の位置で回転可動に保持する。
尚、ピン101については、全て同形状で共通化が可能である。つまり、回転側基板102上の任意の所定の位置にピンごと異なる高さにてハンダ付けし、余分な部分をそれぞれのピンごとにカットすればよい。
また、ピン101は回転側基板102に対し、それぞれの差込深さが異なり正確な高さ出しを行う必要がある。そのために、ピン101の回転側基板102の差込側に幅方向に階段状の段部を設け、各段部の幅に対応した幅の矩形穴を回転側基板102に設けてもよい。それにより段部は高さ出しのストッパーとなり正確な高さ位置を出すことができる。
また、リング103の被接続部103aに挿入する時のピン101の反力を基板で受けることになり、半田部で直接受けるのを避けることができランド120nの剥離を回避できる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
リング103に被接続部103aを設け、その被接続部103aが従来のリード線の機能を果たすようになるため、リング103の内側へのリード線のハンダ付け等が不要となり、組み立て性が大幅に改善する。また、リング103、ピン101、ブラシ104のそれぞれが共通化を図ることができるため、部品単価の低減が可能となる。
本発明の実施の形態に係るスリップリングの構成図である。 本発明の実施の形態に係るスリップリングにおいて、外装を除去した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るスリップリングの断面側面図である。 図2、図3における回転側基板、リング、ブラシ、固定側基板の相互間の接続状態を示す斜視図である。 図4におけるリング及びランドの位置関係を示す上面図である。 本発明の実施の形態に係るスリップリングにおける回転側基板ユニット、固定側基板ユニット及び保持部材ユニットの斜視図である。
符号の説明
101 ピン
101a 接続部
101b 脚部
102 回転側基板
103リング
103a 被接続部
104 ブラシ
105 固定側基板
106 コネクタ
107 コネクタ
108 離間部材
109 スリーブ
110 キャップ
111 ベース
113 保持部材
113a 嵌合穴
115 外装
120 ランド
121 ランド
130 回転側基板ユニット
131 固定側基板ユニット
132 保持部材ユニット

Claims (2)

  1. 回転側基板ユニットと、固定側基板ユニットと、保持部材ユニットとから構成されるスリップリングにおいて、
    前記保持部材ユニットは、内側に被接続部を有する複数のリングを周方向にそれぞれ位相がずれた状態で保持し、
    前記回転側基板ユニットは、前記リングの前記被接続部に対応するように配置され、端部に前記被接続部と接続する接続部を設けたピンを有し、
    前記固定側基板ユニットは、前記リングに弾性により圧接するブラシを有することを特徴とするスリップリング。
  2. 前記ピンは、先端に前記接続部を設けた脚部を有し、前記保持部材ユニットは、前記脚部が嵌合する嵌合穴を有することを特徴とする請求項1記載のスリップリング。
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