JP2009043148A - 候補単語表示装置及び候補単語表示プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な順序で候補語をリスト表示させる。
【解決手段】電子辞書1は辞書DB84と、発音類似の文字列同士を対応付けて記憶する文字置換テーブル85と、検索文字列を入力する入力部30と、辞書DB84における各単語のうち、検索文字列に対応する単語を候補語として検出するCPU20と、候補語をリスト表示する表示部40とを備える。CPU20は、各候補語内の文字を発音類似の文字に置換して得られる文字列と、当該文字列,各候補語の中で連続する同一の複数文字を1文字に置換して得られる文字列とを評価用文字列として生成し、検索文字列に対する各候補語,各評価用文字列の一致度を算出するとともに、候補語と当該候補語に対応する各評価用文字列との最も高い一致度を当該候補語のスコアとする。表示部40はスコアの高い順に候補語をリスト表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、候補単語表示装置及び候補単語表示プログラムに関する。
従来、電子辞書などの電子機器には、入力文字列に対応する複数の候補語をリスト表示する候補単語表示装置が適用されている。
このような候補単語表示装置として、近年、入力文字列を類似発音の文字列に置換して生成される候補語については、単語リスト中の表示順序を上位にするものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−95977号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の候補単語表示装置では、発音に基づいて文字を誤入力した場合には、当該文字を正しい文字に置換して生成される候補語が上位に表示されるものの、その他の原因で文字列を誤入力した場合、例えば、単語「accurate」を入力しようとして、子音の連続部分「cc」を一文字「c」で入力した場合や、更に「r」を「l」と入力したような場合などには、正しい候補語「accurate」が上位には表示されず、所望の単語を探すのに手間がかかってしまう。
本発明の課題は、従来と比較して適切な順序で候補語をリスト表示させることのできる候補単語表示装置及び候補単語表示プログラムを提供することである。
請求項1記載の発明は、候補単語表示装置において、
複数の単語を記憶する単語記憶手段と、
ユーザ操作に基づいて検索文字列を入力する入力手段と、
前記単語記憶手段における各単語のうち、前記検索文字列に対応する単語を候補語として検出する候補語検出手段と、
を有する候補単語表示装置において、
発音の類似する文字同士を対応付けて記憶する発音類似文字記憶手段と、
前記発音類似文字記憶手段内における発音の類似する文字について各候補語中の文字を発音が類似する文字に置換した文字列と、当該文字列及び各候補語のそれぞれの中で連続する同一の複数文字を1文字に置換して得られる文字列とを、評価用文字列として生成する評価用文字列生成手段と、
前記検索文字列に対する各候補語及び各評価用文字列の一致度を算出する一致度算出手段と、
前記候補語と、当該候補語に対応する各評価用文字列との各一致度のうち、最も高い前記一致度を当該候補語の評価用スコアとする評価用スコア設定手段と、
前記評価用スコアの高い順に前記候補語をリスト表示する候補単語表示手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の候補単語表示装置において、
前記一致度算出手段は、
前記検索文字列と、前記候補語または前記評価用文字列との各文字を比較して、先頭からの一致文字数と、末尾からの一致文字数とを算出し、これらの一致文字数に基づいて前記一致度を算出する一致文字数・一致度算出手段を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の候補単語表示装置において、
請求項1または2記載の候補単語表示装置において、
前記一致度算出手段は、
前記検索文字列と、前記候補語または前記評価用文字列との文字数の相違数に基づいて、前記一致度を算出する文字相違数・一致度算出手段を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、候補単語表示プログラムにおいて、
コンピュータに、
複数の単語を記憶する単語記憶機能と、
ユーザ操作に基づいて検索文字列を入力する入力機能と、
前記単語記憶機能によって記憶された各単語のうち、前記検索文字列に対応する単語を候補語として検出する候補語検出機能と、
を実現させる候補単語表示プログラムにおいて、
前記コンピュータに
発音の類似する文字同士を対応付けて記憶する発音類似文字記憶機能と、
前記発音類似文字記憶機能によって記憶された発音の類似する文字について各候補語中の文字を発音が類似する文字に置換した文字列と、当該文字列及び各候補語のそれぞれの中で連続する同一の複数文字を1文字に置換して得られる文字列とを、評価用文字列として生成する評価用文字列生成機能と、
前記検索文字列に対する各候補語及び各評価用文字列の一致度を算出する一致度算出機能と、
前記候補語と、当該候補語に対応する各評価用文字列との各一致度のうち、最も高い前記一致度を当該候補語の評価用スコアとする評価用スコア設定機能と、
前記評価用スコアの高い順に前記候補語をリスト表示する候補単語表示機能と、
を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、検索文字列に対応する単語が候補語として検出された後、予め対応付けて記憶された発音の類似する文字について各候補語中の文字を発音が類似する文字に置換した文字列と、当該文字列及び各候補語のそれぞれの中で連続する同一の複数文字を1文字に置換して得られる文字列とが評価用文字列として生成され、各候補語と、当該候補語に対応する各評価用文字列との検索文字列に対する一致度が算出され、候補語と、当該候補語に対応する各評価用文字列との各一致度のうち、最も高い一致度が検索文字列に対する当該候補語の評価用スコアとされて、評価用スコアの高い順に候補語がリスト表示されるので、候補語と検索文字列との一致度に加え、発音が類似する文字に置換され連続する同一の複数文字を1文字に置換した評価用文字列との一致度に基づいて評価用スコアが設定され、当該評価用スコアの高い順に候補語がリスト表示される。従って、発音の類似する文字が誤入力され、さらに同一文字の連続数についての誤入力がされた場合であっても、適切な順序で候補語をリスト表示させることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る候補単語表示装置を電子辞書に適用した場合の実施形態について詳細に説明する。
まず、本実施形態における電子辞書の構成を説明する。
[外観構成]
図1は、電子辞書1の平面図である。
この図に示すように、電子辞書1は、メインディスプレイ10、サブディスプレイ11及びキー群2を備えている。
メインディスプレイ10及びサブディスプレイ11は、ユーザによるキー群2の操作に応じた文字や符号等、各種データを表示する部分であり、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等によって構成されている。なお、本実施の形態におけるサブディスプレイ11は、いわゆるタッチパネル11a(図2参照)と一体的に形成されており、表面を押下することにより、押下位置に応じた入力操作が可能となっている。
キー群2は、ユーザが電子辞書1を操作するための各種キーを有している。具体的には、キー群2は、訳/決定キー2bと、文字キー2cと、辞書選択キー2dと、カーソルキー2eと、シフトキー2fと、戻るキー2g等とを有している。
訳/決定キー2bは、検索の実行や、見出語の決定等に使用されるキーである。文字キー2cは、ユーザによる文字の入力等に使用されるキーであり、本実施の形態においては“A”〜“Z”キーを備えている。辞書選択キー2dは、後述の辞書データベース84,…(図2参照)の選択に使用されるキーである。
カーソルキー2eは、画面内の反転表示位置、つまりカーソル位置の移動等に使用されるキーであり、本実施の形態においては上下左右の方向を指定可能となっている。シフトキー2fは、日本語の単語を検索対象に設定するとき等に使用されるキーである。戻るキー2gは、前回表示した画面に戻るとき等に使用されるキーである。
[内部構成]
続いて、電子辞書1の内部構造について説明する。図2は、電子辞書1の内部構成を示すブロック図である。
この図に示すように、電子辞書1は、表示部40、入力部30、CPU(Central Processing Unit)20、フラッシュROM(Read Only Memory)80、RAM(Random Access Memory)90を備え、各部はバスBで相互にデータ通信可能に接続されて構成されている。
表示部40は、上述のメインディスプレイ10及びサブディスプレイ11を備えており、CPU20から入力される表示信号に基づいて各種情報をメインディスプレイ10やサブディスプレイ11に表示するようになっている。
入力部30は、上述のキー群2やタッチパネル11aを備えており、押下されたキーやタッチパネル11aの位置に対応する信号をCPU20に出力するようになっている。
CPU20は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、電子辞書1を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU20は、入力部30から入力される操作信号等に応じてフラッシュROM80に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU20は、処理結果をRAM90に保存するとともに、当該処理結果を表示部40に適宜出力させる。
フラッシュROM80は、電子辞書1の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するメモリである。本実施の形態においては、フラッシュROM80は、辞書検索プログラム81と、本発明に係る候補単語表示プログラム82と、辞書データベース群83と、文字置換テーブル85等とを記憶している。
辞書検索プログラム81は、従来より公知の辞書検索処理、即ち、ユーザ操作で指定された見出語に対応する説明情報を検索して表示する処理をCPU20に実行させるためのプログラムである。
候補単語表示プログラム82は、後述の候補単語表示処理(図5〜図8参照)をCPU20に実行させるためのプログラムである。
辞書データベース群83は、複数の辞書データベース84,…を有しており、本実施の形態においては、英和辞典の辞書データベース84a等を有している。これら辞書データベース84には、例えば図3に1例を示すように、複数の見出語に対して、この見出語の意味内容からなる説明情報などが対応付けされて格納されている。
文字置換テーブル85には、図4に示すように、後述の候補単語表示処理(図5〜図8参照)において置換対象とされる文字(文字列)と、その置換後の文字とが対応付けされて格納されている。但し、図中の備考欄に示すように、所定の置換対象の文字(文字列)については、当該文字(文字列)が単語等の末尾文字である場合には、候補単語表示処理において置換が行われないようになっている。なお、本実施の形態においては、これら置換前後の文字列は、互いに発音が類似する関係となっている。
RAM90は、CPU20が実行する各種プログラムや、これらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するメモリ領域を備えている。このRAM90は、本実施の形態においては、検索文字列記憶領域92、候補語記憶領域93、評価用文字列記憶領域94、一致度記憶領域95及びスコア記憶領域96等を備えている。
ここで、検索文字列記憶領域92には、ユーザにより入力された検索文字列が格納されるようになっている。
また、候補語記憶領域93には、後述の候補単語表示処理(図5〜図8参照)において検索文字列に基づいて辞書データベース84から検出される複数の見出語が、表示候補の単語(以下、候補語とする)として記憶されるようになっている。
また、評価用文字列記憶領域94には、後述の評価用文字列の生成処理(図6〜図7参照)において、検索文字列に対する各候補語の一致度を評価するための評価用文字列が、当該候補語に対応付けられて記憶されるようになっている。
また、一致度記憶領域95には、後述の一致度算出処理(図8参照)において検索文字列に対する各候補語・評価用文字列の一致度が当該各候補語・評価用文字列に対応付けられて記憶されるようになっている。
また、スコア記憶領域96には、後述の候補単語表示処理(図5〜図8参照)において各候補語の表示順序を決定するための評価用のスコアが当該各候補語に対応付けられて記憶されるようになっている。
[動作]
続いて、電子辞書1の動作について説明する。
図5〜図8は、CPU20が候補単語表示プログラム82を読み出して実行する候補単語表示処理の流れを示すフローチャートである。なお、本実施の形態における候補単語表示処理は、従来より公知の辞書検索処理などにおいて、何れかの辞書データベース84を選択辞書データベース840として選択した後、検索文字列を入力して見出語候補を表示させる場合などに実行されるようになっている。
まず、図5に示すように、ユーザ操作によりキー群2やタッチパネル11aを介して検索文字列が入力されると(ステップS1)、CPU20は、当該検索文字列を検索文字列記憶領域92に記憶させた後、この検索文字列に対応する見出語の各単語を選択辞書データベース840から候補語として検出し、候補語記憶領域93に記憶させる(ステップS2)。より詳細には、ステップS2においてCPU20は、検索文字列に対して1文字置換や文字追加、文字順序変換など、従来より公知のスペルチェックの手法を行った後、当該スペルチェック前後の検索文字列に前方一致するようアルファベット順や五十音順に選択辞書データベース840から複数の候補語を検出するようになっている。なお、このような候補語の検出方法としては、例えば上記特許文献1に記載の方法を使用することができる。
次に、CPU20は、各候補語についての評価用文字列の生成処理を行う(ステップS3)。
具体的には、図6に示すように、まずCPU20は、何れかの候補語を評価用文字列の生成対象(以下、評価用文字列−生成候補語とする)として設定した後(ステップT1)、当該評価用文字列−生成候補語の先頭文字を置換候補文字として設定する(ステップT2)。
次に、CPU20は、文字置換テーブル85内の情報に基づいて、置換候補文字が置換対象文字であるか否かを判定し(ステップT3)、置換対象文字ではないと判定した場合(ステップT3;No)には、当該置換候補文字が評価用文字列−生成候補語の末尾文字であるか否かを判定する(ステップT4)。
このステップT4において置換候補文字が末尾文字ではないと判定した場合(ステップT4;No)には、CPU20は、評価用文字列−生成候補語における1つ後の文字を置換候補文字として設定し(ステップT5)、上述のステップT3に移行する。また、ステップT4において置換候補文字が末尾文字であると判定した場合(ステップT4;Yes)には、CPU20は、後述のステップT7に移行する。
一方、上述のステップT3において置換候補文字が置換対象文字であると判定した場合(ステップT3;Yes)には、CPU20は、文字置換テーブル85内の情報に基づいて評価用文字列−生成候補語における置換候補文字を置換することで評価用文字列を生成し、評価用文字列−生成候補語に対応付けて評価用文字列記憶領域94に記憶させる(ステップT6)。これにより、評価用文字列記憶領域94には、文字置換テーブル85内で対応付けられている発音類似文字について、評価用文字列−生成候補語中の文字を発音類似文字に置換した評価用文字列が記憶される。
次に、CPU20は、置換候補文字が評価用文字列−生成候補語の末尾文字であるか否かを判定し(ステップT7)、末尾文字ではないと判定した場合(ステップT7;No)には、評価用文字列−生成候補語における1つ後の文字を置換候補文字として設定する(ステップT8)。
次に、CPU20は、文字置換テーブル85内の情報に基づいて、置換候補文字が置換対象文字であるか否かを判定し(ステップT9)、置換対象文字ではないと判定した場合(ステップT9;No)には、上述のステップT7に移行する。
また、ステップT9において置換候補文字が置換対象文字であると判定した場合(ステップT9;Yes)には、CPU20は、図7に示すように、評価用文字列−生成候補語の末尾文字を置換候補文字として設定した後(ステップT21)、文字置換テーブル85内の情報に基づいて、当該置換候補文字が置換対象文字であるか否かを判定する(ステップT22)。
このステップT22において置換候補文字が置換対象文字であると判定した場合(ステップT22;Yes)には、CPU20は、文字置換テーブル85内の情報に基づいて評価用文字列−生成候補語における置換候補文字を置換することで評価用文字列を生成し、評価用文字列−生成候補語に対応付けて評価用文字列記憶領域94に記憶させた後(ステップT23)、図6に示すように、後述のステップT10に移行する。これにより、評価用文字列記憶領域94には、文字置換テーブル85内で対応付けられている発音類似文字について、評価用文字列−生成候補語中の文字を発音類似文字に置換した評価用文字列が記憶される。
また、図7に示すように、ステップT22において置換候補文字が置換対象文字ではないと判定した場合(ステップT22;No)には、CPU20は、置換候補文字が評価用文字列−生成候補語における先頭文字であるか否かを判定し(ステップT24)、先頭文字であると判定した場合(ステップT24;Yes)には、図6に示すように、後述のステップT10に移行する。
また、図7に示すように、ステップT24において置換候補文字が先頭文字ではないと判定した場合(ステップT24;No)には、CPU20は、評価用文字列−生成候補語における1つ前の文字を置換候補文字として設定し(ステップT25)、上述のステップT22に移行する。
また、図6に示すように、ステップT7において置換候補文字が評価用文字列−生成候補語の末尾文字であると判定した場合(ステップT7;Yes)には、CPU20は、評価用文字列−生成候補語及び評価用文字列内に同じ種類の文字の連続部分があるか否かを判定し(ステップT10)、連続部分がないと判定した場合(ステップT10;No)には、後述のステップT12に移行する。
また、ステップT10において連続部分があると判定した場合(ステップT10;Yes)には、CPU20は、評価用文字列−生成候補語または評価用文字列における当該連続部分の2文字を1文字に置換することで評価用文字列を生成し、評価用文字列−生成候補語に対応付けて評価用文字列記憶領域94に記憶させる(ステップT11)。より詳細には、このステップT11において評価用文字列における同一文字の連続部分を1文字に置換する場合には、CPU20は、置換前の評価用文字列の生成元となった評価用文字列−生成候補語に対応付けて、置換後の評価用文字列を記憶させる。
そして、CPU20は、全ての候補語を評価用文字列−生成候補語として設定したか否かを判定し(ステップT12)、設定していないと判定した場合(ステップT12;No)には、上述のステップT1に移行し、設定したと判定した場合(ステップT12;Yes)には、評価用文字列の生成処理を終了する。
次に、CPU20は、図5に示すように、検索文字列対する各候補語・評価用文字列の一致度の算出処理を行う(ステップS4)。
具体的には、図8に示すように、CPU20は、何れかの候補語・評価用文字列を一致度の算出対象として設定し(ステップT51)、当該一致度算出対象の候補語・評価用文字列と、検索文字列との文字数の相違数を検出し、この相違数を(−1)倍して評価値「a」として算出する(ステップT52)。
次に、CPU20は、一致度算出対象の候補語・評価用文字列と、検索文字列との先頭文字からの一致文字数を検出し、この文字数を5倍して評価値「b」として算出する(ステップT53)。
次に、CPU20は、一致度算出対象の候補語・評価用文字列と、検索文字列との末尾文字からの一致文字数を検出し、この文字数を5倍して評価値「c」として算出する(ステップT54)。
次に、CPU20は、評価値a〜cの合計値を候補語・評価用文字列の一致度として算出し、該当する候補語・評価用文字列に対応付けて一致度記憶領域95に記憶させる(ステップT55)。
そして、CPU20は、全ての候補語・評価用文字列を一致度の算出対象として設定したか否かを判定し(ステップT56)、設定していないと判定した場合(ステップT56;No)には、上述のステップT51に移行し、設定したと判定した場合(ステップT56;Yes)には、一致度の算出処理を終了する。
次に、CPU20は、図5に示すように、一致度記憶領域95内の情報に基づいて候補語の一致度と、この候補語に対応する評価用文字列、つまり当該候補語から派生して生成された評価用文字列の各一致度とのうち、最も値の大きい一致度の数値を当該候補語の評価用スコアとし、該当する候補語に対応付けてスコア記憶領域96に記憶させる(ステップS5)。
そして、CPU20は、評価用スコアの大きい順に候補語をメインディスプレイ10に一覧表示させ(ステップS6)、候補単語表示処理を終了する。なお、このステップS6において、同スコアの候補語が複数ある場合には、CPU20は、ステップS2での検出順に従って、これら同スコアの候補語を順に表示するようになっている。
(動作例)
続いて、図9〜図29を参照しつつ、上記の候補単語表示処理を具体的に説明する。なお、図9〜図29では、候補語を太字で示すことにより、評価用文字列と区別している。
<動作例1>
まず、図9に示すように、ユーザが英和辞書の辞書データベース84aを選択辞書データベース840として選択した後、単語「accurate」を表示させようとして、検索文字列「aculate」を入力すると(ステップS1、図中左上の欄参照))、当該検索文字列「aculate」に対応する見出語「acetate」,「acolyte」,「actuate」,「adulate」,「accurate」,「ambulate」,「emulate」,「ovulate」,「osculate」,「ululate」等が候補語として選択辞書データベース840から検出された後(ステップS2、図中の左側欄参照)、評価用文字列の生成処理が行われる(ステップS3)。
この評価用文字列の生成処理においては、例えば候補語「acetate」が評価用文字列の生成対象として設定されると(ステップT1)、まず先頭の文字「a」が置換候補文字として設定される(ステップT2)。
次に、この置換候補文字「a」が置換対象文字ではなく、末尾文字でもないと判定され(ステップT3;No,ステップT4;No)、候補語「acetate」における1つ後の文字「c」が置換候補文字として設定される(ステップT5)。
次に、この置換候補文字「c」が置換対象文字であると判定された後(ステップT3;Yes)、候補語「acetate」における置換候補文字「c」が文字「s」に置換され、評価用文字列「asetate」が生成される(ステップT6)。
次に、置換候補文字「c」が末尾文字でないと判定され(ステップT7;No)、候補語「acetate」における1つ後の文字「e」が置換候補文字として設定される(ステップT8)。
次に、置換候補文字「e」が置換対象文字ではなく、末尾文字でもないと判定された後(ステップT9;No、ステップT7;No)、同様にして、候補語「acetate」における後の各文字「t」,「a」,「t」が置換候補文字として設定され(ステップT8)、当該置換候補文字「t」,「a」,「t」が置換対象文字ではなく、末尾文字でもないと判定される(ステップT9;No、ステップT7;No)。
そして、候補語「acetate」における1つ後の文字「e」が置換候補文字として設定され(ステップT8)、当該置換候補文字「e」が置換対象文字ではなく、末尾文字であると判定された後(ステップT9;No、ステップT7;Yes)、候補語内に同じ種類の文字の連続部分がないと判定され、候補語「acetate」についての評価用文字列の生成が終了する(ステップT10;No)。
また、例えば候補語「accurate」が評価用文字列の生成対象として設定されると(ステップT1)、まず先頭の文字「a」が置換候補文字として設定された後(ステップT2)、この置換候補文字「a」が置換対象文字ではなく、末尾文字でもないと判定され(ステップT3;No,ステップT4;No)、候補語「accurate」における1つ後の文字「c」(2文字目)が置換候補文字として設定される(ステップT5)。
次に、この置換候補文字「c」が置換対象文字であると判定された後(ステップT3;Yes)、候補語「accurate」における置換候補文字「c」(2文字目)が文字「s」に置換されて、評価用文字列「ascurate」が生成される(ステップT6)。
次に、置換候補文字「c」(2文字目)が末尾文字でないと判定され(ステップT7;No)、候補語「accurate」における1つ後の文字「c」(3文字目)が置換候補文字として設定される(ステップT8)。
次に、置換候補文字「c」(3文字目)が置換対象文字であると判定された後(ステップT9;Yes)、候補語「accurate」における末尾文字「e」が置換候補文字として設定され(ステップT21)、当該置換候補文字「e」が置換対象文字ではなく、先頭文字でないと判定された後(ステップT22;No、ステップT24;No)、候補語「accurate」における1つ前の文字「t」が置換候補文字として設定される(ステップT8)。
次に、置換候補文字「t」が置換対象文字ではなく、先頭文字でもないと判定された後(ステップT22;No、ステップT24;No)、同様にして、候補語「accurate」における1つ前の文字「a」(6文字目)が置換候補文字として設定され(ステップT25)、当該置換候補文字「a」が置換対象文字ではなく、先頭文字でもないと判定される(ステップT22;No、ステップT24;No)。
次に、候補語「accurate」における1つ前の文字「r」が置換候補文字として設定され(ステップT25)、この置換候補文字「r」が置換対象文字であると判定された後(ステップT23;Yes)、候補語「accurate」における置換候補文字「r」が文字「l」に置換されて、評価用文字列「acculate」が生成される(ステップT23)。
次に、候補語「accurate」,評価用文字列「acculate」内に同じ種類の文字の連続部分「cc」があると判定された後(ステップT10;Yes)、これら候補語「accurate」,評価用文字列「acculate」における当該連続部分の2文字「cc」が一文字「c」に置換されて、評価用文字列「acurate」,「acculate」が生成され、候補語「accurate」についての評価用文字列の生成が終了する(ステップT11)。
そして、同様にして、他の候補語「asolyte」等が評価用文字列の生成対象として設定され(ステップT1)、その評価用文字列が生成された後、評価用文字列の生成処理が終了し、検索文字列に対する一致度の算出処理が行われる(ステップS4)。
この一致度算出処理においては、図9〜図12に示すように、例えば候補語「acetate」が算出対象として設定されると(ステップT51)、当該候補語「acetate」と、検索文字列「aculate」との文字数の相違数「0」が検出され(図中の「文字相違数」の欄参照)、この相違数「0」が(−1)倍されて評価値「a」(=0)として算出される(ステップT52、図中の「評価値a」の欄参照)。
次に、候補語「acetate」と検索文字列「aculate」との先頭文字からの一致文字数、つまり先頭文字「a」から2番目の文字「c」までの文字数「2」が検出され(図中の「先頭文字からの文字一致数」の欄参照)、この文字数「2」が5倍されて評価値「b」(=10)として算出される(ステップT53、図中の「評価値b」の欄参照)。
次に、候補語「acetate」と検索文字列「aculate」との末尾文字からの一致文字数、つまり末尾文字「e」から3番目の文字「a」までの文字数「3」が検出され(図中の「末尾文字からの一致数」の欄参照)、この文字数が5倍されて評価値「c」(=15)として算出される(ステップT54、図中の「評価値c」の欄参照)。
次に、評価値a〜cの合計値「25」(=0+10+15)が検索文字列「aculate」に対する候補語「acetate」の一致度として算出される(ステップT55、図中の「一致度a+b+c」の欄参照)。
同様に、例えば評価用文字列「asetate」が算出対象として設定されると(ステップT51)、当該評価用文字列「asetate」と、検索文字列「aculate」との文字数の相違数「0」が検出され、この相違数「0」が(−1)倍されて評価値「a」(=0)として算出される(ステップT52)。
次に、評価用文字列「asetate」と検索文字列「aculate」との先頭文字からの一致文字数、つまり先頭文字「a」のみの文字数「1」が検出され、この文字数「1」が5倍されて評価値「b」(=5)として算出される(ステップT53)。
次に、評価用文字列「asetate」と検索文字列「aculate」との末尾文字からの一致文字数、つまり末尾文字「e」から3番目の文字「a」までの文字数「3」が検出され、この文字数が5倍されて評価値「c」(=15)として算出される(ステップT54)。
次に、評価値a〜cの合計値「20」(=0+5+15)が検索文字列「aculate」に対する評価用文字列「asetate」の一致度として算出される(ステップT55)。
また、例えば候補語「accurate」が算出対象として設定されると(ステップT51)、当該候補語「accurate」と、検索文字列「aculate」との文字数の相違数「1」が検出され、この相違数「1」が(−1)倍されて評価値「a」(=−1)として算出される(ステップT52)。
次に、候補語「accurate」と検索文字列「aculate」との先頭文字からの一致文字数、つまり先頭文字「a」から2番目の文字「c」までの文字数「2」が検出され、この文字数「2」が5倍されて評価値「b」(=10)として算出される(ステップT53)。
次に、候補語「accurate」と検索文字列「aculate」との末尾文字からの一致文字数、つまり末尾文字「e」から3番目の文字「a」までの文字数「3」が検出され、この文字数が5倍されて評価値「c」(=15)として算出される(ステップT54)。
次に、評価値a〜cの合計値「24」(=−1+10+15)が検索文字列「aculate」に対する候補語「accurate」の一致度として算出される(ステップT55)。
また、例えば評価用文字列「acurate」が算出対象として設定されると(ステップT51)、当該評価用文字列「acurate」と、検索文字列「aculate」との文字数の相違数「0」が検出され、この相違数「0」が(−1)倍されて評価値「a」(=0)として算出される(ステップT52)。
次に、評価用文字列「acurate」と検索文字列「aculate」との先頭文字からの一致文字数、つまり先頭文字「a」から3番目の文字「u」までの文字数「3」が検出され、この文字数「3」が5倍されて評価値「b」(=15)として算出される(ステップT53)。
次に、評価用文字列「acurate」と検索文字列「aculate」との末尾文字からの一致文字数、つまり末尾文字「e」から3番目の文字「a」までの文字数「3」が検出され、この文字数が5倍されて評価値「c」(=15)として算出される(ステップT54)。
次に、評価値a〜cの合計値「30」(=0+15+15)が検索文字列「aculate」に対する評価用文字列「acurate」の一致度として算出される(ステップT55)。
また、例えば評価用文字列「ascurate」が算出対象として設定されると(ステップT51)、当該評価用文字列「ascurate」と、検索文字列「aculate」との文字数の相違数「1」が検出され、この相違数「1」が(−1)倍されて評価値「a」(=−1)として算出される(ステップT52)。
次に、評価用文字列「ascurate」と検索文字列「aculate」との先頭文字からの一致文字数、つまり先頭文字「a」のみの文字数「1」が検出され、この文字数「1」が5倍されて評価値「b」(=5)として算出される(ステップT53)。
次に、評価用文字列「ascurate」と検索文字列「aculate」との末尾文字からの一致文字数、つまり末尾文字「e」から3番目の文字「a」までの文字数「3」が検出され、この文字数が5倍されて評価値「c」(=15)として算出される(ステップT54)。
次に、評価値a〜cの合計値「19」(=−1+5+15)が検索文字列「aculate」に対する評価用文字列「ascurate」の一致度として算出される(ステップT55)。
また、例えば評価用文字列「acculate」が算出対象として設定されると(ステップT51)、当該評価用文字列「acculate」と、検索文字列「aculate」との文字数の相違数「1」が検出され、この相違数「1」が(−1)倍されて評価値「a」(=−1)として算出される(ステップT52)。
次に、評価用文字列「acculate」と検索文字列「aculate」との先頭文字からの一致文字数、つまり先頭文字「a」から2番目の文字「c」までの文字数「2」が検出され、この文字数「2」が5倍されて評価値「b」(=10)として算出される(ステップT53)。
次に、評価用文字列「acculate」と検索文字列「aculate」との末尾文字からの一致文字数、つまり末尾文字「e」から6番目の文字「c」までの文字数「6」が検出され、この文字数が5倍されて評価値「c」(=30)として算出される(ステップT54)。
次に、評価値a〜cの合計値「39」(=−1+10+30)が検索文字列「aculate」に対する評価用文字列「acculate」の一致度として算出される(ステップT55)。
また、例えば評価用文字列「aculate」が算出対象として設定されると(ステップT51)、当該評価用文字列「aculate」と、検索文字列「aculate」との文字数の相違数「0」が検出され、この相違数「0」が(−1)倍されて評価値「a」(=0)として算出される(ステップT52)。
次に、評価用文字列「aculate」と検索文字列「aculate」との先頭文字からの一致文字数、つまり先頭文字「a」から7番目の文字「e」までの文字数「7」が検出され、この文字数「7」が5倍されて評価値「b」(=35)として算出される(ステップT53)。
次に、評価用文字列「aculate」と検索文字列「aculate」との末尾文字からの一致文字数、つまり末尾文字「e」から7番目の文字「a」までの文字数「7」が検出され、この文字数が5倍されて評価値「c」(=35)として算出される(ステップT54)。
次に、評価値a〜cの合計値「70」(=0+35+35)が検索文字列「aculate」に対する評価用文字列「aculate」の一致度として算出される(ステップT55)。
そして、同様にして、他の候補語・評価用文字列が算出対象として設定されて(ステップT51)、その一致度が算出されると、一致度の算出処理が終了する。
次に、候補語の一致度と、この候補語に対応する評価用文字列の各一致度とのうち、最も値の大きい一致度の値が当該候補語の評価用スコアに設定される(ステップS5)(図中の「総合スコア」の欄参照)。
これにより、例えば候補語「acetate」の評価用スコアは、当該候補語「acetate」の一致度「25」と、その評価用文字列「asetate」の一致度「20」とのうち、最も値の大きい一致度の値「25」となる。
同様に、候補語「accurate」の評価用スコアは、当該候補語「accurate」の一致度「24」と、その評価用文字列「acurate」の一致度が「30」と、評価用文字列「ascurate」の一致度が「19」と、評価用文字列「acculate」の一致度が「39」と、評価用文字列「aculate」の一致度が「70」とのうち、最も値の大きい一致度の値「70」となる。
そして、評価用スコアに基づいて候補語「accurate」,「adulate」,「ambulate」,…がこの順でメインディスプレイ10に一覧表示される(ステップS6、図中の「表示順序」の欄参照)。
<動作例2>
上記動作例1と同様に、ユーザが英和辞書の辞書データベース84aを選択辞書データベース840として選択した後、単語「accurate」を表示させようとして、検索文字列「acurate」を入力すると(ステップS1)、図12〜図14に示すように、候補語「accurate」,「adulate」,「acetate」,…がこの順でメインディスプレイ10に一覧表示される(ステップS6)。
<動作例3>
上記動作例1と同様に、ユーザが英和辞書の辞書データベース84aを選択辞書データベース840として選択した後、単語「discernible」を表示させようとして、検索文字列「dissernible」を入力すると(ステップS1)、図15〜図17に示すように、候補語「discernible」,「dissyllable」,「disservice」,…がこの順でメインディスプレイ10に一覧表示される(ステップS6)。
<動作例4>
上記動作例1と同様に、ユーザが英和辞書の辞書データベース84aを選択辞書データベース840として選択した後、単語「foreign」を表示させようとして、検索文字列「forrin」を入力すると(ステップS1)、図18〜図20に示すように、候補語「fibrin」,「florin」,「foreign」,…がこの順でメインディスプレイ10に一覧表示される(ステップS6)。
<動作例5>
上記動作例1と同様に、ユーザが英和辞書の辞書データベース84aを選択辞書データベース840として選択した後、単語「parallel」を表示させようとして、検索文字列「pararel」を入力すると(ステップS1)、図21〜図23に示すように、候補語「parallel」,「parader」,「parasol」,…がこの順でメインディスプレイ10に一覧表示される(ステップS6)。
<動作例6>
上記動作例1と同様に、ユーザが英和辞書の辞書データベース84aを選択辞書データベース840として選択した後、単語「jewelry」を表示させようとして、検索文字列「jewely」を入力すると(ステップS1)、図24〜図26に示すように、候補語「jewelry」,「jewel」,「jewry」,…がこの順でメインディスプレイ10に一覧表示される(ステップS6)。
<動作例7>
上記動作例1と同様に、ユーザが英和辞書の辞書データベース84aを選択辞書データベース840として選択した後、単語「conductor」を表示させようとして、検索文字列「conducter」を入力すると(ステップS1)、図27〜図29に示すように、候補語「conductor」,「connecter」,「conduction」,…がこの順でメインディスプレイ10に一覧表示される(ステップS6)。
以上の電子辞書1によれば、図5〜図29等に示したように、選択辞書データベース840における見出語の各単語のうち、検索文字列に対応する単語が候補語として検出された後、予め対応付けて文字置換テーブル85に記憶された発音の類似する文字について各候補語中の文字を発音が類似する文字に置換した文字列と、当該文字列及び各候補語のそれぞれの中で連続する同一の複数文字を1文字に置換して得られる文字列とが評価用文字列として生成され、各候補語と、当該候補語に対応する各評価用文字列との検索文字列に対する一致度が算出され、候補語と、当該候補語に対応する各評価用文字列との各一致度のうち、最も高い一致度が検索文字列に対する当該候補語の評価用の評価用スコアとされて、評価用スコアの高い順に候補語がリスト表示されるので、候補語と検索文字列との一致度に加え、候補語と評価用文字列との一致度に基づいて評価用スコアが設定され、当該評価用スコアの高い順に候補語がリスト表示される。従って、発音の類似する文字が誤入力され、さらに同一文字の連続数についての誤入力がされた場合であっても、従来と比較して適切な順序で候補語をリスト表示させることができる。
また、図8のステップT53〜T55や、図11〜図29に示したように、検索文字列と、候補語または評価用文字列との各文字を比較して、先頭からの一致文字数と末尾からの一致文字数とを算出し、これらの一致文字数に基づいて前記一致度を算出するので、より確実に、適切な順序で候補語をリスト表示させるさせることができる。
また、図8のステップT52,T55や、図11〜図29に示したように、検索文字列と、候補語または評価用文字列との文字数の相違数に基づいて前記一致度を算出するので、より確実に、適切な順序で候補語をリスト表示させるさせることができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本発明に係る候補単語表示装置を電子辞書1として説明したが、本発明が適用可能なものは、このような製品に限定されず、携帯電話、パソコンなどの電子機器全般に適用可能である。また、本発明に係る候補単語表示プログラム82は、電子辞書1に対して着脱可能なメモリカード、CD等に記憶されることとしてもよい。
本発明に係る候補単語表示装置を適用した電子辞書を示す平面図である。 本発明に係る候補単語表示装置を適用した電子辞書の概略構成を示すブロック図である。 辞書データベースの構造を示す図である。 文字置換テーブルの構造を示す図である。 候補単語表示処理の動作を示すフローチャートである。 評価用文字列の生成処理の動作を示すフローチャートである。 評価用文字列の生成処理の動作を示すフローチャートである。 スコア算出処理の動作を示すフローチャートである。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。 候補単語表示処理の動作例を説明するための図である。
符号の説明
1 電子辞書(候補単語表示装置)
20 CPU(候補語検出手段、評価用文字列生成手段、一致度算出手段、
評価用スコア設定手段、一致文字数・一致度算出手段、
文字相違数・一致度算出手段)
30 入力部(入力手段)
40 表示部(候補単語表示手段)
82 候補単語表示プログラム
84,84a,840 辞書データベース(単語記憶手段)
85 文字置換テーブル(発音類似文字記憶手段)

Claims (4)

  1. 複数の単語を記憶する単語記憶手段と、
    ユーザ操作に基づいて検索文字列を入力する入力手段と、
    前記単語記憶手段における各単語のうち、前記検索文字列に対応する単語を候補語として検出する候補語検出手段と、
    を有する候補単語表示装置において、
    発音の類似する文字同士を対応付けて記憶する発音類似文字記憶手段と、
    前記発音類似文字記憶手段内における発音の類似する文字について各候補語中の文字を発音が類似する文字に置換した文字列と、当該文字列及び各候補語のそれぞれの中で連続する同一の複数文字を1文字に置換して得られる文字列とを、評価用文字列として生成する評価用文字列生成手段と、
    前記検索文字列に対する各候補語及び各評価用文字列の一致度を算出する一致度算出手段と、
    前記候補語と、当該候補語に対応する各評価用文字列との各一致度のうち、最も高い前記一致度を当該候補語の評価用スコアとする評価用スコア設定手段と、
    前記評価用スコアの高い順に前記候補語をリスト表示する候補単語表示手段と、
    を備えることを特徴とする候補単語表示装置。
  2. 請求項1記載の候補単語表示装置において、
    前記一致度算出手段は、
    前記検索文字列と、前記候補語または前記評価用文字列との各文字を比較して、先頭からの一致文字数と、末尾からの一致文字数とを算出し、これらの一致文字数に基づいて前記一致度を算出する一致文字数・一致度算出手段を有することを特徴とする候補単語表示装置。
  3. 請求項1または2記載の候補単語表示装置において、
    前記一致度算出手段は、
    前記検索文字列と、前記候補語または前記評価用文字列との文字数の相違数に基づいて、前記一致度を算出する文字相違数・一致度算出手段を有することを特徴とする候補単語表示装置。
  4. コンピュータに、
    複数の単語を記憶する単語記憶機能と、
    ユーザ操作に基づいて検索文字列を入力する入力機能と、
    前記単語記憶機能によって記憶された各単語のうち、前記検索文字列に対応する単語を候補語として検出する候補語検出機能と、
    を実現させる候補単語表示プログラムにおいて、
    前記コンピュータに
    発音の類似する文字同士を対応付けて記憶する発音類似文字記憶機能と、
    前記発音類似文字記憶機能によって記憶された発音の類似する文字について各候補語中の文字を発音が類似する文字に置換した文字列と、当該文字列及び各候補語のそれぞれの中で連続する同一の複数文字を1文字に置換して得られる文字列とを、評価用文字列として生成する評価用文字列生成機能と、
    前記検索文字列に対する各候補語及び各評価用文字列の一致度を算出する一致度算出機能と、
    前記候補語と、当該候補語に対応する各評価用文字列との各一致度のうち、最も高い前記一致度を当該候補語の評価用スコアとする評価用スコア設定機能と、
    前記評価用スコアの高い順に前記候補語をリスト表示する候補単語表示機能と、
    を実現させることを特徴とする候補単語表示プログラム。
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