JP2009043148A - 候補単語表示装置及び候補単語表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子辞書1は辞書DB84と、発音類似の文字列同士を対応付けて記憶する文字置換テーブル85と、検索文字列を入力する入力部30と、辞書DB84における各単語のうち、検索文字列に対応する単語を候補語として検出するCPU20と、候補語をリスト表示する表示部40とを備える。CPU20は、各候補語内の文字を発音類似の文字に置換して得られる文字列と、当該文字列,各候補語の中で連続する同一の複数文字を1文字に置換して得られる文字列とを評価用文字列として生成し、検索文字列に対する各候補語,各評価用文字列の一致度を算出するとともに、候補語と当該候補語に対応する各評価用文字列との最も高い一致度を当該候補語のスコアとする。表示部40はスコアの高い順に候補語をリスト表示する。
【選択図】図1
Description
このような候補単語表示装置として、近年、入力文字列を類似発音の文字列に置換して生成される候補語については、単語リスト中の表示順序を上位にするものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
複数の単語を記憶する単語記憶手段と、
ユーザ操作に基づいて検索文字列を入力する入力手段と、
前記単語記憶手段における各単語のうち、前記検索文字列に対応する単語を候補語として検出する候補語検出手段と、
を有する候補単語表示装置において、
発音の類似する文字同士を対応付けて記憶する発音類似文字記憶手段と、
前記発音類似文字記憶手段内における発音の類似する文字について各候補語中の文字を発音が類似する文字に置換した文字列と、当該文字列及び各候補語のそれぞれの中で連続する同一の複数文字を1文字に置換して得られる文字列とを、評価用文字列として生成する評価用文字列生成手段と、
前記検索文字列に対する各候補語及び各評価用文字列の一致度を算出する一致度算出手段と、
前記候補語と、当該候補語に対応する各評価用文字列との各一致度のうち、最も高い前記一致度を当該候補語の評価用スコアとする評価用スコア設定手段と、
前記評価用スコアの高い順に前記候補語をリスト表示する候補単語表示手段と、
を備えることを特徴とする。
前記一致度算出手段は、
前記検索文字列と、前記候補語または前記評価用文字列との各文字を比較して、先頭からの一致文字数と、末尾からの一致文字数とを算出し、これらの一致文字数に基づいて前記一致度を算出する一致文字数・一致度算出手段を有することを特徴とする。
請求項1または2記載の候補単語表示装置において、
前記一致度算出手段は、
前記検索文字列と、前記候補語または前記評価用文字列との文字数の相違数に基づいて、前記一致度を算出する文字相違数・一致度算出手段を有することを特徴とする。
コンピュータに、
複数の単語を記憶する単語記憶機能と、
ユーザ操作に基づいて検索文字列を入力する入力機能と、
前記単語記憶機能によって記憶された各単語のうち、前記検索文字列に対応する単語を候補語として検出する候補語検出機能と、
を実現させる候補単語表示プログラムにおいて、
前記コンピュータに
発音の類似する文字同士を対応付けて記憶する発音類似文字記憶機能と、
前記発音類似文字記憶機能によって記憶された発音の類似する文字について各候補語中の文字を発音が類似する文字に置換した文字列と、当該文字列及び各候補語のそれぞれの中で連続する同一の複数文字を1文字に置換して得られる文字列とを、評価用文字列として生成する評価用文字列生成機能と、
前記検索文字列に対する各候補語及び各評価用文字列の一致度を算出する一致度算出機能と、
前記候補語と、当該候補語に対応する各評価用文字列との各一致度のうち、最も高い前記一致度を当該候補語の評価用スコアとする評価用スコア設定機能と、
前記評価用スコアの高い順に前記候補語をリスト表示する候補単語表示機能と、
を実現させることを特徴とする。
[外観構成]
図1は、電子辞書1の平面図である。
この図に示すように、電子辞書1は、メインディスプレイ10、サブディスプレイ11及びキー群2を備えている。
続いて、電子辞書1の内部構造について説明する。図2は、電子辞書1の内部構成を示すブロック図である。
また、候補語記憶領域93には、後述の候補単語表示処理(図5〜図8参照)において検索文字列に基づいて辞書データベース84から検出される複数の見出語が、表示候補の単語(以下、候補語とする)として記憶されるようになっている。
続いて、電子辞書1の動作について説明する。
図5〜図8は、CPU20が候補単語表示プログラム82を読み出して実行する候補単語表示処理の流れを示すフローチャートである。なお、本実施の形態における候補単語表示処理は、従来より公知の辞書検索処理などにおいて、何れかの辞書データベース84を選択辞書データベース840として選択した後、検索文字列を入力して見出語候補を表示させる場合などに実行されるようになっている。
具体的には、図6に示すように、まずCPU20は、何れかの候補語を評価用文字列の生成対象(以下、評価用文字列−生成候補語とする)として設定した後(ステップT1)、当該評価用文字列−生成候補語の先頭文字を置換候補文字として設定する(ステップT2)。
続いて、図9〜図29を参照しつつ、上記の候補単語表示処理を具体的に説明する。なお、図9〜図29では、候補語を太字で示すことにより、評価用文字列と区別している。
まず、図9に示すように、ユーザが英和辞書の辞書データベース84aを選択辞書データベース840として選択した後、単語「accurate」を表示させようとして、検索文字列「aculate」を入力すると(ステップS1、図中左上の欄参照))、当該検索文字列「aculate」に対応する見出語「acetate」,「acolyte」,「actuate」,「adulate」,「accurate」,「ambulate」,「emulate」,「ovulate」,「osculate」,「ululate」等が候補語として選択辞書データベース840から検出された後(ステップS2、図中の左側欄参照)、評価用文字列の生成処理が行われる(ステップS3)。
上記動作例1と同様に、ユーザが英和辞書の辞書データベース84aを選択辞書データベース840として選択した後、単語「accurate」を表示させようとして、検索文字列「acurate」を入力すると(ステップS1)、図12〜図14に示すように、候補語「accurate」,「adulate」,「acetate」,…がこの順でメインディスプレイ10に一覧表示される(ステップS6)。
上記動作例1と同様に、ユーザが英和辞書の辞書データベース84aを選択辞書データベース840として選択した後、単語「discernible」を表示させようとして、検索文字列「dissernible」を入力すると(ステップS1)、図15〜図17に示すように、候補語「discernible」,「dissyllable」,「disservice」,…がこの順でメインディスプレイ10に一覧表示される(ステップS6)。
上記動作例1と同様に、ユーザが英和辞書の辞書データベース84aを選択辞書データベース840として選択した後、単語「foreign」を表示させようとして、検索文字列「forrin」を入力すると(ステップS1)、図18〜図20に示すように、候補語「fibrin」,「florin」,「foreign」,…がこの順でメインディスプレイ10に一覧表示される(ステップS6)。
上記動作例1と同様に、ユーザが英和辞書の辞書データベース84aを選択辞書データベース840として選択した後、単語「parallel」を表示させようとして、検索文字列「pararel」を入力すると(ステップS1)、図21〜図23に示すように、候補語「parallel」,「parader」,「parasol」,…がこの順でメインディスプレイ10に一覧表示される(ステップS6)。
上記動作例1と同様に、ユーザが英和辞書の辞書データベース84aを選択辞書データベース840として選択した後、単語「jewelry」を表示させようとして、検索文字列「jewely」を入力すると(ステップS1)、図24〜図26に示すように、候補語「jewelry」,「jewel」,「jewry」,…がこの順でメインディスプレイ10に一覧表示される(ステップS6)。
上記動作例1と同様に、ユーザが英和辞書の辞書データベース84aを選択辞書データベース840として選択した後、単語「conductor」を表示させようとして、検索文字列「conducter」を入力すると(ステップS1)、図27〜図29に示すように、候補語「conductor」,「connecter」,「conduction」,…がこの順でメインディスプレイ10に一覧表示される(ステップS6)。
20 CPU(候補語検出手段、評価用文字列生成手段、一致度算出手段、
評価用スコア設定手段、一致文字数・一致度算出手段、
文字相違数・一致度算出手段)
30 入力部(入力手段)
40 表示部(候補単語表示手段)
82 候補単語表示プログラム
84,84a,840 辞書データベース(単語記憶手段)
85 文字置換テーブル(発音類似文字記憶手段)
Claims (4)
- 複数の単語を記憶する単語記憶手段と、
ユーザ操作に基づいて検索文字列を入力する入力手段と、
前記単語記憶手段における各単語のうち、前記検索文字列に対応する単語を候補語として検出する候補語検出手段と、
を有する候補単語表示装置において、
発音の類似する文字同士を対応付けて記憶する発音類似文字記憶手段と、
前記発音類似文字記憶手段内における発音の類似する文字について各候補語中の文字を発音が類似する文字に置換した文字列と、当該文字列及び各候補語のそれぞれの中で連続する同一の複数文字を1文字に置換して得られる文字列とを、評価用文字列として生成する評価用文字列生成手段と、
前記検索文字列に対する各候補語及び各評価用文字列の一致度を算出する一致度算出手段と、
前記候補語と、当該候補語に対応する各評価用文字列との各一致度のうち、最も高い前記一致度を当該候補語の評価用スコアとする評価用スコア設定手段と、
前記評価用スコアの高い順に前記候補語をリスト表示する候補単語表示手段と、
を備えることを特徴とする候補単語表示装置。 - 請求項1記載の候補単語表示装置において、
前記一致度算出手段は、
前記検索文字列と、前記候補語または前記評価用文字列との各文字を比較して、先頭からの一致文字数と、末尾からの一致文字数とを算出し、これらの一致文字数に基づいて前記一致度を算出する一致文字数・一致度算出手段を有することを特徴とする候補単語表示装置。 - 請求項1または2記載の候補単語表示装置において、
前記一致度算出手段は、
前記検索文字列と、前記候補語または前記評価用文字列との文字数の相違数に基づいて、前記一致度を算出する文字相違数・一致度算出手段を有することを特徴とする候補単語表示装置。 - コンピュータに、
複数の単語を記憶する単語記憶機能と、
ユーザ操作に基づいて検索文字列を入力する入力機能と、
前記単語記憶機能によって記憶された各単語のうち、前記検索文字列に対応する単語を候補語として検出する候補語検出機能と、
を実現させる候補単語表示プログラムにおいて、
前記コンピュータに
発音の類似する文字同士を対応付けて記憶する発音類似文字記憶機能と、
前記発音類似文字記憶機能によって記憶された発音の類似する文字について各候補語中の文字を発音が類似する文字に置換した文字列と、当該文字列及び各候補語のそれぞれの中で連続する同一の複数文字を1文字に置換して得られる文字列とを、評価用文字列として生成する評価用文字列生成機能と、
前記検索文字列に対する各候補語及び各評価用文字列の一致度を算出する一致度算出機能と、
前記候補語と、当該候補語に対応する各評価用文字列との各一致度のうち、最も高い前記一致度を当該候補語の評価用スコアとする評価用スコア設定機能と、
前記評価用スコアの高い順に前記候補語をリスト表示する候補単語表示機能と、
を実現させることを特徴とする候補単語表示プログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007209561A JP5061786B2 (ja) | 2007-08-10 | 2007-08-10 | 候補単語表示装置及び候補単語表示プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007209561A JP5061786B2 (ja) | 2007-08-10 | 2007-08-10 | 候補単語表示装置及び候補単語表示プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009043148A true JP2009043148A (ja) | 2009-02-26 |
JP5061786B2 JP5061786B2 (ja) | 2012-10-31 |
Family
ID=40443811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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2007
- 2007-08-10 JP JP2007209561A patent/JP5061786B2/ja active Active
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JP5061786B2 (ja) | 2012-10-31 |
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