JP2009042973A - 通信制御システム - Google Patents
通信制御システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009042973A JP2009042973A JP2007206442A JP2007206442A JP2009042973A JP 2009042973 A JP2009042973 A JP 2009042973A JP 2007206442 A JP2007206442 A JP 2007206442A JP 2007206442 A JP2007206442 A JP 2007206442A JP 2009042973 A JP2009042973 A JP 2009042973A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- bus
- use permission
- permission signal
- bus use
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Bus Control (AREA)
Abstract
【課題】複雑なバス調停機能なしで簡易に通信の制御を行うことができる通信制御システムを実現する。
【解決手段】複数の通信機能付きデバイスが1つの通信バスを共有して通信を行う通信制御システムに関する。通信機能付きデバイスに対し、通信バスの使用を許可するバス使用許可信号を出力するバス使用許可信号発生手段と、バス使用許可信号を受け、所定の遅延時間遅延させて出力する信号遅延手段とを設け、信号遅延手段を通信機能付きデバイス間にそれぞれ接続し、バス使用許可信号を順次通信機能付きデバイスに与えるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】複数の通信機能付きデバイスが1つの通信バスを共有して通信を行う通信制御システムに関する。通信機能付きデバイスに対し、通信バスの使用を許可するバス使用許可信号を出力するバス使用許可信号発生手段と、バス使用許可信号を受け、所定の遅延時間遅延させて出力する信号遅延手段とを設け、信号遅延手段を通信機能付きデバイス間にそれぞれ接続し、バス使用許可信号を順次通信機能付きデバイスに与えるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の通信機能付きデバイスが1つの通信バスを共有して通信を行う通信制御システムに関するものである。
図4は従来の通信制御の動作を説明する図である。
通信バス1を共有してデバイス10,20,30が互いに通信を行う。デバイス10,20,30は通信機能付きデバイスであり、例えば、プラント制御システムにおけるCPUモジュール、I/Oモジュール、外部バスコントローラ、メモリ等のように通信機能をもったものが該当する。
通信バス1を共有してデバイス10,20,30が互いに通信を行う。デバイス10,20,30は通信機能付きデバイスであり、例えば、プラント制御システムにおけるCPUモジュール、I/Oモジュール、外部バスコントローラ、メモリ等のように通信機能をもったものが該当する。
デバイス10,20,30はそれぞれアクセスコントローラ11,21,31を備えていて、通信バス1を介して通信を行う際のアクセスコントロールを行う。
デバイス10は、アクセスコントローラ11の他に、バスアービター12を備えており、デバイス10,20,30の通信が衝突しないように通信バス1のバス調停を行う。
デバイス10は、アクセスコントローラ11の他に、バスアービター12を備えており、デバイス10,20,30の通信が衝突しないように通信バス1のバス調停を行う。
デバイス20は、通信を開始しようとする際、アクセスコントローラ21からバス権要求信号S2aを送信(出力)する。バスアービター12は、デバイス20からのバス権要求信号S2aを受信し、デバイス10,30へバス使用許可信号S1b,S3bによるバス使用許可を出していなければ、バス使用許可信号S2bによりデバイス20にバス使用許可を与える。
デバイス20は、アクセスコントローラ21でバス使用許可信号S2bを受信することによりバス使用許可が与えられたことを認識し、通信バス1を使用して通信を行う。
デバイス20は、通信終了後にアクセスコントローラ21からバス権要求信号S2aのビットを落とす等によりバス権要求を取り下げ、バスアービター12に対しバスの使用を終了したことを伝える。
デバイス20は、通信終了後にアクセスコントローラ21からバス権要求信号S2aのビットを落とす等によりバス権要求を取り下げ、バスアービター12に対しバスの使用を終了したことを伝える。
デバイス20が通信バス1を使用中にデバイス30が通信を開始しようとした場合、アクセスコントローラ31からバス権要求信号S3aが出力される。バスアービター12は、デバイス30からのバス権要求信号S3aを受信するが、既にデバイス20に対してバス使用許可を与えているため、デバイス30にはバス使用許可信号S3bを出力せず、バス使用許可を与えない。
バスアービター12はデバイス20が通信バス1の使用を終了してバス権要求を取り下げると、デバイス30に対してバス使用許可信号S3bを出力する。
バスアービター12はデバイス20が通信バス1の使用を終了してバス権要求を取り下げると、デバイス30に対してバス使用許可信号S3bを出力する。
通信機能付きデバイス毎にバスアービターとの間でバス権要求信号線とバス使用許可信号線が必要であった。このため、通信機能付きデバイスの数が増加した場合、バス権要求信号とバス使用許可信号の本数が増加し、バス調停を行うバスアービターの回路の規模が大きく複雑となり、設計に多くの負担がかかっていた。
また、通信機能付きデバイスの数が増加した場合、各通信機能付きデバイスの通信が衝突する割合が増えてしまう。このような通信の衝突を防止するため、各通信機能付きデバイスの通信バスの使用を調停する調停時間が長くなってしまうという問題点もあった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、複雑なバス調停機能なしで簡易に通信の制御を行うことができる通信制御システムを実現することを目的とする。
このような課題を達成するために、本発明は次のとおりの構成になっている。
(1)複数の通信機能付きデバイスが1つの通信バスを共有して通信を行う通信制御システムにおいて、
前記通信機能付きデバイスに対し、前記通信バスの使用を許可するバス使用許可信号を出力するバス使用許可信号発生手段と、
前記バス使用許可信号を受け、所定の遅延時間遅延させて出力する信号遅延手段と、を有し、
該信号遅延手段は前記通信機能付きデバイス間にそれぞれ接続され、前記バス使用許可信号を順次前記通信機能付きデバイスに与えていくことを特徴とする通信制御システム。
(1)複数の通信機能付きデバイスが1つの通信バスを共有して通信を行う通信制御システムにおいて、
前記通信機能付きデバイスに対し、前記通信バスの使用を許可するバス使用許可信号を出力するバス使用許可信号発生手段と、
前記バス使用許可信号を受け、所定の遅延時間遅延させて出力する信号遅延手段と、を有し、
該信号遅延手段は前記通信機能付きデバイス間にそれぞれ接続され、前記バス使用許可信号を順次前記通信機能付きデバイスに与えていくことを特徴とする通信制御システム。
(2)前記バス使用許可信号発生手段は、周期的なパルスを前記バス使用許可信号として出力し、前記通信機能付きデバイスは、前記バス使用許可信号がアクティブである間に前記通信バスを介して通信を行うことを特徴とする(1)記載の通信制御システム。
(3)前記バス使用許可信号発生手段は、前記通信機能付きデバイスの数に応じて前記バス使用許可信号の周期及びアクティブ時間の少なくとも一方を調整することを特徴とする(1)又は(2)記載の通信制御システム。
(4)前記信号遅延手段は、前記通信機能付きデバイスの数に応じて前記遅延時間を調整することを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の通信制御システム。
本発明によれば次のような効果がある。
通信機能付きデバイスの数が変更になっても、信号遅延手段の遅延時間、バス使用許可信号のアクティブ時間及びバス使用許可信号の周期の3つのパラメータを変更することで簡易に通信制御を行うことができる。
また、通信機能付きデバイスの数が変更になっても、バス使用許可信号線の本数、バス使用許可信号発生手段の回路を変更する必要がなく、容易に対応することができる。
通信機能付きデバイスの数が変更になっても、信号遅延手段の遅延時間、バス使用許可信号のアクティブ時間及びバス使用許可信号の周期の3つのパラメータを変更することで簡易に通信制御を行うことができる。
また、通信機能付きデバイスの数が変更になっても、バス使用許可信号線の本数、バス使用許可信号発生手段の回路を変更する必要がなく、容易に対応することができる。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す構成図である。前出の図と同一のものは同一符号を付ける。
デバイス10,20,30はそれぞれアクセスコントローラ11,21,31を備えていて、通信バス1を介して通信を行う際のアクセスコントロールを行う。
図1は本発明の一実施例を示す構成図である。前出の図と同一のものは同一符号を付ける。
デバイス10,20,30はそれぞれアクセスコントローラ11,21,31を備えていて、通信バス1を介して通信を行う際のアクセスコントロールを行う。
バス使用許可信号発生手段40は、バス使用許可信号S4を出力し、デバイス10,20,30はバス使用許可信号S4によって通信バス1の使用を許可されたときに通信を行う。バス使用許可信号発生手段40は、周期的なパルスを出力し、バス使用許可信号線で接続された通信機能付きデバイスの一端(図1ではデバイス10)と接続される。バス使用許可信号発生手段40は、出力するパルスの周期とデューティーを任意に設定することができる。
バス使用許可信号線には、デバイス10とデバイス20の間には信号遅延手段50a、デバイス20とデバイス30の間には信号遅延手段50bが接続されている。
バス使用許可信号発生手段40から出力されたバス使用許可信号S4は、デバイス20では信号遅延手段50aを経由して受信され、デバイス30では信号遅延手段50a及び50bを経由して受信される。よって、デバイス20では信号遅延手段50aによる遅延時間経過後にバス使用許可信号S4を受信し、デバイス30では信号遅延手段50a及び50bにより加算された遅延時間経過後にバス使用許可信号S4を受信する。
バス使用許可信号発生手段40から出力されたバス使用許可信号S4は、デバイス20では信号遅延手段50aを経由して受信され、デバイス30では信号遅延手段50a及び50bを経由して受信される。よって、デバイス20では信号遅延手段50aによる遅延時間経過後にバス使用許可信号S4を受信し、デバイス30では信号遅延手段50a及び50bにより加算された遅延時間経過後にバス使用許可信号S4を受信する。
図2は本発明の動作を説明するタイミングチャートである。図1の構成図における動作を説明する。
バス使用許可信号発生手段40は周期的なパルスをバス使用許可信号線上に出力し、デバイス10はアクセスコントローラ11によりバス使用許可信号S4を受信する(波形A)。デバイス10はバス使用許可信号S4がアクティブである間に通信バス1を使用して他のデバイスと通信を行い、バス使用許可信号S4がインアクティブとなると通信を中止する(波形D)。
バス使用許可信号発生手段40は周期的なパルスをバス使用許可信号線上に出力し、デバイス10はアクセスコントローラ11によりバス使用許可信号S4を受信する(波形A)。デバイス10はバス使用許可信号S4がアクティブである間に通信バス1を使用して他のデバイスと通信を行い、バス使用許可信号S4がインアクティブとなると通信を中止する(波形D)。
デバイス20は信号遅延手段50aにより遅延したバス使用許可信号S4をアクセスコントローラ21で受信する(波形B)。デバイス20はバス使用許可信号S4がアクティブである間に通信バス1を使用して他のデバイスと通信を行い、バス使用許可信号S4がインアクティブとなると通信を中止する(波形D)。
デバイス30は信号遅延手段50aにより遅延し、さらに信号遅延手段50bで遅延したバス使用許可信号S4をアクセスコントローラ31で受信する(波形C)。デバイス30はバス使用許可信号S4がアクティブである間に通信バス1を使用して他のデバイスと通信を行い、バス使用許可信号S4がインアクティブとなると通信を中止する(波形D)。
バス使用許可信号発生手段40は、バス使用許可信号S4のパルスのアクティブ時間を信号遅延手段50a,50bによる遅延時間よりも短く設定する。また、バス使用許可信号S4のパルスの周期は通信バス1を共有しているデバイス10,20,30の数により決定される。
また、信号遅延手段50a,50bによる遅延時間は、各デバイス10,20,30の使用状況に応じて個別に設定することができる。
また、信号遅延手段50a,50bによる遅延時間は、各デバイス10,20,30の使用状況に応じて個別に設定することができる。
このように、1つのバス使用許可信号S4を信号遅延手段50a,50bで遅延させて各デバイス10,20,30に順次与えていくことにより、1本のバス使用許可信号線で簡単な手順により通信制御を行うことができる。
また、バス使用許可信号S4のパルスのアクティブ時間及び周期、信号遅延手段50a,50bの遅延時間は、デバイス10,20,30の数、データ量、通信速度等に応じて変更することができ、これらのパラメータの変更により容易に通信制御を行うことができる。このようにすることで、バス使用許可信号線の本数、バス使用許可信号発生手段40の回路を変更する必要もなく、デバイス10,20,30の使用環境に応じた通信制御を行うことができる。
図3は本発明の他の実施例を示す構成図である。
図1では、バス使用許可信号発生手段40はデバイス10,20,30とは独立して構成しているが、図3ではバス使用許可信号発生手段40aはデバイス10の中に取り込んだ構成となっている。これにより、バス使用許可信号発生手段40aの設置スペースを別途設ける必要がなく省スペース化を図ることができる。
図1では、バス使用許可信号発生手段40はデバイス10,20,30とは独立して構成しているが、図3ではバス使用許可信号発生手段40aはデバイス10の中に取り込んだ構成となっている。これにより、バス使用許可信号発生手段40aの設置スペースを別途設ける必要がなく省スペース化を図ることができる。
また、ここでは信号遅延手段50a,50bはデバイス10,20,30とは独立して構成しているが、信号遅延手段50aをデバイス20の中に取り込み、信号遅延手段50bをデバイス30の中に取り込んだ構成としてもよい。
1 通信バス
10,20,30 通信機能付きデバイス
40,40a バス使用許可信号発生手段
50a,50b 信号遅延手段
10,20,30 通信機能付きデバイス
40,40a バス使用許可信号発生手段
50a,50b 信号遅延手段
Claims (4)
- 複数の通信機能付きデバイスが1つの通信バスを共有して通信を行う通信制御システムにおいて、
前記通信機能付きデバイスに対し、前記通信バスの使用を許可するバス使用許可信号を出力するバス使用許可信号発生手段と、
前記バス使用許可信号を受け、所定の遅延時間遅延させて出力する信号遅延手段と、を有し、
該信号遅延手段は前記通信機能付きデバイス間にそれぞれ接続され、前記バス使用許可信号を順次前記通信機能付きデバイスに与えていくことを特徴とする通信制御システム。 - 前記バス使用許可信号発生手段は、周期的なパルスを前記バス使用許可信号として出力し、前記通信機能付きデバイスは、前記バス使用許可信号がアクティブである間に前記通信バスを介して通信を行うことを特徴とする請求項1記載の通信制御システム。
- 前記バス使用許可信号発生手段は、前記通信機能付きデバイスの数に応じて前記バス使用許可信号の周期及びアクティブ時間の少なくとも一方を調整することを特徴とする請求項1又は2記載の通信制御システム。
- 前記信号遅延手段は、前記通信機能付きデバイスの数に応じて前記遅延時間を調整することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の通信制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007206442A JP2009042973A (ja) | 2007-08-08 | 2007-08-08 | 通信制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007206442A JP2009042973A (ja) | 2007-08-08 | 2007-08-08 | 通信制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009042973A true JP2009042973A (ja) | 2009-02-26 |
Family
ID=40443664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007206442A Pending JP2009042973A (ja) | 2007-08-08 | 2007-08-08 | 通信制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009042973A (ja) |
-
2007
- 2007-08-08 JP JP2007206442A patent/JP2009042973A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6612885B2 (ja) | シリアルバスのための受信クロック較正 | |
US9298210B2 (en) | Clock gating circuit and bus system | |
TWI671638B (zh) | 匯流排系統 | |
JP2017510006A (ja) | インバンド割込みを用いたカメラ制御インターフェース拡張 | |
EP3746904B1 (en) | Inter-processor communication | |
HK1114213A1 (en) | System-on-chip integrated circuit, electronic system and method of transferring data therein | |
JP2012064021A (ja) | 通信システム、マスター装置、及びスレーブ装置、並びに通信方法 | |
WO2010093538A4 (en) | Shared access memory scheme | |
KR20080028826A (ko) | 메모리 컨트롤러, 이것을 포함하는 시스템 및 방법 | |
TW200643724A (en) | System for improving bandwidth among a plurality of memory controllers and method thereof | |
US8261121B2 (en) | Command latency reduction and command bandwidth maintenance in a memory circuit | |
KR20120070188A (ko) | 모듈 간의 타이밍 정보를 이용하는 멀티코어 시스템의 시뮬레이터, 및 그 시뮬레이션 방법 | |
JP4596448B2 (ja) | バスシステムの加入者におけるプログラム中断を発生させる方法,その装置及びバスシステム | |
US20140078850A1 (en) | Semiconductor device and memory control method | |
JP2009042973A (ja) | 通信制御システム | |
JP2014063279A5 (ja) | ||
US7205815B2 (en) | Method and integrated circuit apparatus for reducing simultaneously switching output | |
JP2009301339A (ja) | バス制御装置 | |
JP2010211864A5 (ja) | ||
JP2010033255A (ja) | 信号同期化方法及び信号同期化回路 | |
KR100644597B1 (ko) | 버스 시스템 및 그 커맨드 전달방법 | |
EP1920346A2 (en) | Microcontroller waveform generation | |
KR20060064146A (ko) | 저전력 마이크로 컨트롤러 | |
US5453983A (en) | Port controller | |
JP2015184935A (ja) | I2cバスの調停システムおよび調停方法 |