JP2009042868A - 情報処理装置及びセキュリティチップ - Google Patents

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Abstract

【課題】DSRC無線を介してサービス事業者からのサービスの提供を受ける車載装置等において、サービス事業者を区別する。
【解決手段】セットアップ処理要求取得部801が、サービス事業者の識別子がセットアップタイプとして含まれるセットアップ処理要求を取得し、セットアップ処理部802が、セットアップタイプに一致するセットアップ済タイプがFLASH/EEPROMに記録されているかを判断し、記録があれば、セットアップタイプの値に応じて、FLASH/EEPROMに記録されているセットアップ情報の更新を行うかを判断する。セットアップタイプ識別子検索部803が、アプリケーションの実行段階にて、ICカードから、セットアップ済タイプに一致するセットアップタイプを検索し、アプリケーションプログラム実行部804が、FLASH/EEPROMに記録されているセットアップ情報を用いて、アプリケーションを実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アプリケーションプログラムの実行に用いられる情報をセットアップ情報として記録する装置に関し、例えば、サービス事業者、道路事業者が提供するサービスを実現するためのアプリケーションプログラムの実行に用いられる情報をセットアップ情報として記録する車載装置、セキュリティチップに関する。
従来の「車載装置」は、DSRC(Dedicated Short Range Communication)無線を介してデータを受信すると、その受信データに含まれるID情報により、予め設定されたコマンドテーブルをサーチすることにより、その受信データを使用するアプリケーションプログラム(以下、単に、アプリケーションともいう)を特定していた(例えば、特許文献1)。
これにより、車載装置で実行可能なアプリケーションを特定・実行し、サービスを提供していた。
また、従来の「ETC車載システム、ETC車載器、ETC車載器用ICカード」では、DSRC無線を介して受信したデータに含まれるAID(DSRC Application Entity ID)でETC(Electronic Toll Collection System)と非ETCを判断し、ETCの場合はETC車載器に内蔵されているSAM(Secure Application Module)を介して処理を行い、非ETCの場合はSAMの代わりにDSRC/カード通信変換処理部を介して、サービスを提供していた(例えば、特許文献2)。
これにより、ETCと非ETCが混在するカードのデータを、ETCと非ETCに応じてアクセス制御を行っていた。
特開2001−216543号公報 第7頁、第8図 特開2004−341938号公報 第8頁、第1図
従来の「車載装置」(特許文献1)では、ID情報によりアプリケーションを特定していたので、ID情報は同じであるが、事業者が異なるためCPUに、個別のサービスを提供することができなかった。
つまり、ID情報のみではサービス事業者を特定することができないので、同じアプリケーションを用いるサービスを複数のサービス事業者が提供している場合に、車載装置側でサービス事業者を選択することができなかった。
また、従来の「車載装置」では、同様に、道路事業者毎のサービスを切り分ける方法を提供していなかった。
従来の「ETC車載システム、ETC車載器、ETC車載器用ICカード」(特許文献2)では、AIDでETCと非ETCを切り分けていたので、道路事業者毎に個別のサービスを提供することができなかった。
つまり、AIDのみでは道路事業者を特定することができないので、車載装置側で道路事業者ごとのサービスを選択することができなかった。
また、従来の「ETC車載システム、ETC車載器、ETC車載器用ICカード」では、道路事業者毎のサービスを切り分ける方法を提供していなかった。
本発明は、このような課題を解決することを主な目的としており、車載装置のセットアップ時にサービス事業者・道路事業者別の識別子を記録することで、サービス事業者・道路事業者別の車載装置・セキュリティチップ等を提供するとともに、カード誤挿入に対しても適切な処理を行う車載装置・セキュリティチップを提供することを主な目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、
アプリケーションプログラムの実行に用いられる情報をセットアップ情報として記録する情報処理装置であって、
セットアップ情報を、複数種のセットアップタイプ識別子のうちの特定のセットアップタイプ識別子とともに記録する情報記録部と、
いずれかのセットアップタイプ識別子が含まれるセットアップ処理要求を取得するセットアップ処理要求取得部と、
前記セットアップ処理要求に含まれるセットアップタイプ識別子に一致するセットアップタイプ識別子が前記情報記録部に記録されているか否かを判断し、前記セットアップ処理要求に含まれるセットアップタイプ識別子に一致するセットアップタイプ識別子が前記情報記録部に記録されている場合に、当該セットアップタイプ識別子の値に応じて、前記情報記録部に記録されているセットアップ情報の更新を行うか否かを判断するセットアップ処理部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、セットアップタイプ識別子によりセットアップ情報の管理を行うため、サービス事業者・道路事業者単位でサービスを区別することができ、サービス事業者・道路事業者ごとにサービスを選択することが可能となる。
実施の形態1.
実施の形態1について図1を参照し説明する。
図1は、本実施の形態に係る車載装置(情報処理装置)またはセキュリティチップのハードウェア構成例を示すものである。
100は、データ処理、フロー制御を行う汎用CPU(Central Processing Unit)である。
101は、プログラムが格納される不揮発ROM(Read Only Memory)である。
102は、CPU100の一時的な作業領域を提供する揮発RAM(Random Access Memory)である。
103は、書換え可能な半不揮発性の記録媒体であるFLASH/EEPROMである。FLASH/EEPROM103は、セットアップ情報を、複数種のセットアップタイプ(セットアップタイプ識別子)のうちの特定のセットアップタイプとともに記録する。FLASH/EEPROM103は、情報記録部の例である。
なお、セットアップ情報とは、アプリケーションプログラムの実行に用いられる情報であり、車載装置の場合、例えば、車両番号、車両種別等の情報である。また、アプリケーションにより、車両保険証の番号、利用者の氏名、住所等の場合もある。
104は、外部とのインターフェースを司るI/F(Interface)である。具体的には、カードI/F、DSRC無線I/Fなどである。
105は、CPU100、ROM101、RAM102、FLASH/EEPROM103、I/F104を結ぶデータバスである。
また、図1では、CPU100、ROM101、RAM102、FLASH/EEPROM103、I/F104が別々の素子のイメージで書かれているが、1チップマイコンのように1つのパッケージにこれらの構成要素が組み込まれていても構わない。
図8は、本実施の形態に係る車載装置(情報処理装置)またはセキュリティチップの機能ブロックを示す。図8に示す機能ブロックは、プログラムとしてROM101、FLASH/EEPROM103又はその他の記憶装置に記憶されており、RAM102にロードされて、CPU100により実行される。
セットアップ処理要求取得部801は、セットアップ段階で、いずれかのセットアップタイプが含まれるセットアップ処理要求を取得する。
具体的には、セットアップ処理要求取得部801は、セットアップタイプとして、セットアップ情報が用いられるアプリケーションプログラムが対象としているサービスのサービス事業者又は道路事業者の識別子が含まれるセットアップ処理要求を取得する。
セットアップ処理部802は、セットアップ処理要求に含まれるセットアップタイプ(サービス事業者又は道路事業者の識別子)に一致するセットアップ済タイプ(サービス事業者又は道路事業者の識別子)が情報記録部であるFLASH/EEPROM103に記録されているか否かを判断し、セットアップ処理要求に含まれるセットアップタイプ(サービス事業者又は道路事業者の識別子)に一致するセットアップ済タイプ(サービス事業者又は道路事業者の識別子)が情報記録部であるFLASH/EEPROM103に記録されている場合に、当該セットアップタイプの値に応じて、FLASH/EEPROM103に記録されているセットアップ情報の更新を行うか否かを判断する。
なお、セットアップタイプとは、セットアップ情報がFLASH/EEPROM103に格納されているか否かに関わらず広くサービス事業者又は道路事業者の識別子を意味し、セットアップ済タイプとはセットアップ情報がFLASH/EEPROM103に格納されているサービス事業者又は道路事業者の識別子を意味する。
また、セットアップタイプ識別子検索部803は、アプリケーションプログラムの実行段階において、いずれかのセットアップタイプ(サービス事業者又は道路事業者の識別子)が格納されているICカードから、FLASH/EEPROM103に記録されているセットアップ済タイプ(サービス事業者又は道路事業者の識別子)に一致するセットアップタイプを検索して抽出する。
アプリケーションプログラム実行部804は、セットアップタイプ識別子検索部803によりFLASH/EEPROM103に記録されているセットアップ済タイプ(サービス事業者又は道路事業者の識別子)に一致するセットアップタイプ(サービス事業者又は道路事業者の識別子)が抽出された場合に、FLASH/EEPROM103において当該セットアップ済タイプに対応づけられて記録されているセットアップ情報を用いて、アプリケーションプログラムを実行する。
セットアップタイプ識別子検索部803及びアプリケーションプログラム実行部804の詳細は、実施の形態2で説明する。
次に、本実施の形態に係る車載装置またはセキュリティチップのセットアップ時の動作について、図2のフローを参照して説明する。
フローは、ROM101等に記録されるプログラムに記載されている。
プログラム実行はCPU100が、RAM102、FLASH/EEPROM103、I/F104を用いて行う。
前述したように、CPU100が実行するプログラムの内容は、図8の各機能モジュールに示される通りである。
車載装置またはセキュリティチップは、セットアップカードの挿入やセットアップコマンドの受信によりセットアップを開始する(S201)。
具体的には、図8に示すセットアップ処理要求取得部801が、挿入されたセットアップカードや利用者からのセットアップコマンドの入力等により、セットアップ処理要求を取得する。セットアップ処理要求には、少なくともセットアップタイプが含まれている。
ついで、セットアップ処理部802が、セットアップ処理要求に含まれるセットアップタイプをセットアップ処理要求取得部801から取得し、当該セットアップタイプを参照する(S202)。この例では、セットアップタイプは、“E”タイプと“M”タイプの2種類があることとし、セットアップは2種類のうち、いずれか一方だけがセットアップされるとする。
また、セットアップタイプ(Eタイプ、Mタイプ等)は、サービス事業者、道路事業者により異なるタイプとする。
つまり、セットアップタイプは、サービス事業者、道路事業者の識別子であり、セットアップタイプはセットアップタイプ識別子の例である。
車載装置またはセキュリティチップには、セットアップ済タイプを記憶する領域がFLASH/EEPROM103に設けられており、セットアップ処理部802が、ここに記憶されているセットアップ済タイプを判断する(S203)。
初期値、すなわち、一度もセットアップされていなければS204に分岐し、初期値以外であればS205に分岐する。
S204では、セットアップ処理部802は、セットアップ処理を行う。セットアップ処理とは、前述したように、アプリケーションプログラムの実行に必要な情報、例えば車両番号や車両種別を、セットアップカードまたはセットアップコマンドに従って、FLASH/EEPROM103に記憶することである。S204では、“E”タイプと“M”タイプのどちらでもセットアップすることが可能である。
初期値以外であるとS205に分岐する。
ここでは、セットアップ処理部802は、FLASH/EEPROM103に記憶されているセットアップ済タイプとS202で参照されたセットアップタイプを比較する。
両者のタイプが不一致、または、“M”タイプで一致した場合、S206に分岐し、両者のタイプが“E”タイプで一致した場合は、S207に分岐する。
S206では、セットアップ処理部802は、セットアップに関する処理は行わず、不図示の音声出力装置又は表示装置等を用いて「セットアップ済みです」や「このタイプのセットアップはできません」の発声、または、表示を行う。
他方、“E”タイプで一致した場合は、S207に分岐する。
S207では、セットアップ処理部802は、セットアップ処理を行う。
セットアップ処理とは、車両番号や車両種別等のセットアップ情報を、セットアップカードまたはセットアップコマンドに従って、FLASH/EEPROM103に記憶することである。
S207ではフロー上、“E”タイプのセットアップのみ可能である。
つまり、Mタイプのセットアップ情報はFLASH/EEPROM103に追記・更新することはできないが、Eタイプのセットアップ情報はFLASH/EEPROM103に追記・更新することができる。
S208では、セットアップ処理部802が、セットアップ済タイプをFLASH/EEPROM103に書き込む。
S204で“E”タイプがセットアップされれば、セットアップ処理部802は“E”タイプを書き込む。S204で“M”タイプがセットアップされれば、セットアップ処理部802は“M”タイプを書き込む。
S207ではフロー上“E”タイプしかセットアップされないので、S207を経た場合は、S208ではセットアップ処理部802は“E”タイプを書き込む。
そして、セットアップ処理部802は、すべての処理を終了し、メモリのクリアなどを行い、セットアップを終了する(S209)。
本発明の実施の形態1では、書換え可能な半不揮発記録媒体であるFLASH/EEPROM103にセットアップ済タイプを書き込むことにしたので、セットアップタイプの(言いかえれば、サービス事業者・道路事業者毎に)異なる車載装置またはセキュリティチップを提供することができる。
また、本発明の実施の形態1では、書き込まれたセットアップ済みタイプにより、再セットアップの可否を判断するフローとしたため、セットアップタイプに応じて異なる再セットアップ(“M”タイプでは1回だけセットアップ可能、“E”タイプでは再セットアップ可能)を可能とした車載装置またはセキュリティチップを提供することができる。
また、本発明の実施の形態1では、“E”タイプと“M”タイプとしたが、このタイプでサービス事業者と道路事業者とを識別できるようにしてもよい。
また、本発明の実施の形態1では、“E”タイプと“M”タイプの2種類としたが、さらに数を増やしてもよい。
また、再セットアップ可能、不可能の2種類のフローとしてあるが、書換え回数フラグを設けて、n回(nは2以上)だけ再セットアップ可能というフローにしてもよい。
また、本発明の実施の形態1では、S202でセットアップのタイプを参照して、セットアップ処理の実行の可否をセットアップ済タイプと比較して決めているが、予めセットアップ予定のタイプを決めておき、そのタイプとS202で参照したセットアップのタイプと比較することで、予定のセットアップタイプだけセットアップするようにしてもよい。
以上、本実施の形態では、書き換え可能な不揮発記録媒体をもつ車載装置またはセキュリティチップであって、セットアップ時に、セットアップ済みタイプを書き換え可能な不揮発記録媒体に書込み、再セットアップ時には、セットアップ済みタイプの値に応じて、再セットアップ可能、不可能の制御を行う車載装置またはセキュリティチップについて説明した。
また、本実施の形態では、書き換え可能な不揮発記録媒体をもつ車載装置またはセキュリティチップであって、セットアップ時に、サービス提供事業者を識別できるセットアップ済みタイプを書き換え可能な不揮発記録媒体に書き込む車載装置またはセキュリティチップについて説明した。
実施の形態2.
実施の形態2について図3を参照し説明する。
図3は、実施の形態2におけるICカードの論理ファイルの構成図である。
論理ファイルの根幹はMF(Master File)と呼ばれ、ICカードに唯一存在する。
MFの下には、DF(Dedicated File)と呼ばれる専用ファイルがある。
DFの下には、EF(Elementary File)と呼ばれる基礎ファイルが存在し、DFを選択することで、その下のEFにアクセスすることが可能となる。
本実施の形態2では、DFはひとつであるとする。DFには値を設定することが可能であり、本実施の形態2では、セットアップタイプである“E”または“M”の値をもつとする。
すなわち、図4に示すようにDFの値が“E”のICカード(図4(a))と、DFの値が“M”のICカード(図4(b))の2種類が存在する。
DFより下層のEFはまったく同じであっても、異なっていても構わない。
次に、図4に示したICカードを用いたときの、車載装置またはセキュリティチップのサービス提供フローについて説明する。
図5にそのフローを示す。
まず、S501でサービスを開始する。これは、電源の投入やスイッチのオンで行われる。
次に、S502でカード挿入を待つ。
カードが挿入されたことが確認できれば、S503に移る。
S503では、図8に示すセットアップタイプ識別子検索部803が、ICカードに含まれるセットアップタイプを取得する。
セットアップ識別子検索部803は、セットアップ済タイプに一致するセットアップタイプをICカードから検索して抽出する。
具体的には、“E”タイプでセットアップされた車載装置またはセキュリティチップでは、セットアップタイプ識別子検索部803は、SELECT FILE(“E”)というコマンドを発行して、ICカードにおける“E”の値をもつDFを選択取得しようとする。
また、“M”タイプでセットアップされた車載装置またはセキュリティチップでは、セットアップタイプ識別子検索部803は、SELECT FILE(“M”)というコマンドを発行して、ICカードの“M”の値をもつDFを選択取得しようとする。
“E”タイプでセットアップされた車載装置またはセキュリティチップのセットアップタイプ識別子検索部803が、SELECT FILE(“M”)というコマンドを発行することはない。
“M”タイプでセットアップされた車載装置またはセキュリティチップのセットアップタイプ識別子検索部803が、SELECT FILE(“E”)というコマンドを発行することもない。
次に、S504で、セットアップタイプ識別子検索部803はSELECT FILEの結果を比較する。
SELECT FILE(“E”)というコマンドに対して、ICカードに“E”の値をもつDFが存在すれば、値が一致したのでS506に分岐する。
SELECT FILE(“E”)というコマンドに対して、ICカードに“M”の値をもつDFが存在すれば、値が不一致なのでS505に分岐する。
S505では、車載装置またはセキュリティチップのセットアップ済タイプと、ICカードのDFの値が合わないので、セットアップタイプ識別子検索部803は、何もサービスを行わず、必要に応じて音声出力装置又は表示装置等を用いて「カードが違います」などの表示や発声を行う。
S506では、車載装置またはセキュリティチップのセットアップ済タイプと、ICカードのDFの値が合っているので、アプリケーションプログラム実行部804がDF以下のファイルであるEF、及びFLASH/EEPROM103において当該セットアップ済タイプに対応づけられて記録されているセットアップ情報を使ってアプリケーションプログラムを実行しサービスを提供する。
S507では、電源のオフやICカードの取外し、スイッチによるオフなどの何らかのイベントを検知し、サービスの終了を判定する。終了と判断されれば、サービス終了(S508)となる。
本発明の実施の形態2では、ICカードのDFの値を、複数の値のうちの1つに設定したカードとし、サービス提供時にセットアップタイプとの整合を確認するようにしたので、セットアップタイプに対応したサービスを提供できるようになる。さらに、カードの誤挿入に対しても、サービス未提供とすることができるようになる。
また、実施の形態2では、DFより下層のEFを変更せず、ICカードのDFの値を、複数の値のうちの1つに設定したカードとしたので、DFの値を変えるだけの作業で、複数のサービス事業者、道路事業者のサービスを切り分けることが可能である。
実施の形態2では、車載装置またはセキュリティチップのセットアップ済みタイプを参照して判断するようにしているが、制御プログラム上でセットアップ済タイプを予め決めておくようにしてもよい。
これによっても、決められたタイプのサービスを提供できるようになる。
また、決められたタイプと異なるカードの誤挿入に対しても、サービス未提供とすることができるようになる。
以上のように、本実施の形態では、ICカードの論理ファイル構成において、MF直下のDFの値をサービス提供事業者に対応した値とするICカードについて説明した。
また、本実施の形態では、ICカードの論理ファイル構成において、MF直下のDFの値を変更し、DFより下層のファイル構成は同じくしたICカードについて説明した。
また、本実施の形態では、ICカードのファイル構成におけるMF直下のDFの値と、車載装置またはセキュリティチップのセットアップ済みタイプを比較し、値が一致すれば、その値に対応したサービスを提供し、値が不一致の場合は、サービス提供しない車載装置またはセキュリティチップについて説明した。
また、本実施の形態では、ICカードのファイル構成におけるMF直下のDFの値と、車載装置またはセキュリティチップに格納されているプログラムに書き込まれている対応可能なタイプと値が一致する場合は、その値に対応したサービスを提供し、値が不一致の場合は、サービスを提供しない車載装置またはセキュリティチップについて説明した。
実施の形態3.
実施の形態3について図6のフローを参照して説明する。
実施の形態3は、セットアップ可能なタイプどちらに対しても動作する車載装置またはセキュリティチップである。
図6にそのフローを示す。
まず、S601でサービスを開始する。
これは、電源の投入やスイッチのオンで行われる。
次に、S602でカード挿入を待つ。カードが挿入されたことが確認できれば、S603に移る。
S603では、セットアップタイプ識別子検索部803が、ICカードのセットアップタイプを取得する。
セットアップタイプ識別子検索部803は、SELECT FILE(“E”)および SELECT FILE(“M”)というコマンドを発行して、ICカードのDFを選択取得しようとする。
次に、セットアップタイプ識別子検索部803は、S604でSELECT FILEの結果を比較する。
SELECT FILE(“E”)というコマンドに対して、ICカードに“E”の値をもつDFが存在すれば、値“E”が一致したのでS606に分岐する。
SELECT FILE(“M”)というコマンドに対して、ICカードに“M”の値をもつDFが存在すれば、値“M”が一致したのでS608に分岐する。
これらの2つの値に一致しない場合は、S605に分岐する。
S605では、値“E”とも値“M”ともICカードのDFの値が合わないので、何もサービスを行わず、必要に応じて「カードが違います」などの表示や発声を行う。
S606では、ICカードのDFの値が値“E”と合っているので、アプリケーションプログラム実行部804は、DF以下のファイルであるEF、及びFLASH/EEPROM103においてセットアップ済タイプ“E”に対応づけられて記録されているセットアップ情報を使ってアプリケーションプログラムを実行し、値“E”向けのサービスを実行する。
S607では、電源のオフやICカードの取外し、スイッチによるオフなどの何らかのイベントを検知し、サービスの終了を判定する。終了と判断されれば、サービス終了(S610)となる。
S608では、ICカードのDFの値が値“M”と合っているので、DF以下のファイルであるE及びFFLASH/EEPROM103においてセットアップ済タイプ“M”に対応づけられて記録されているセットアップ情報を使ってアプリケーションプログラムを実行し、値“M”向けのサービスを実行する。
S609では、電源のオフやICカードの取外し、スイッチによるオフなどの何らかのイベントを検知し、サービスの終了を判定する。終了と判断されれば、サービス終了(S610)となる。
本発明の実施の形態3では、ICカードのDFの値に応じて提供するサービスを可変としたので、ICカードのDFの値に応じて提供するサービスを切り換えるデュアルな車載装置またはセキュリティチップを提供できる。
また、対応していないカードの誤挿入に対しても、サービス未提供とすることができるようになる。
実施の形態4.
実施の形態4について図7を参照し説明する。
図3において説明したように、ICカードはMF、DF、EFという三層の論理ファイル形式で構成される。
論理ファイルの根幹はMF(Master File)と呼ばれ、ICカードに唯一存在する。
MFの下には、DF(Dedicated File)と呼ばれる専用ファイルがある。
DFの下には、EF(Elementary File)と呼ばれる基礎ファイルが存在し、DFを選択することで、その下のEFにアクセスすることが可能となる。
MFはICカードに唯一存在するものであるが、値を設定することが可能であり、本実施の形態4ではE”または“M”の値をもつものとする。
すなわち、図7に示すようにMFの値が“E”のICカード(図7(c))と、MFの値が“M”のICカード(図7(d))の2種類が存在する。
MFより下層はまったく同じであっても、異なっていても構わない。
次に、図7に示したICカードを用いたときの、車載装置またはセキュリティチップのサービス提供フローについて説明する。
実施の形態2で示した図5のS503では、ICカードのセットアップタイプとしてDFの値を取得したが、本実施の形態ではセットアップタイプとしてMFの値を取得することを除いて、同様のフローとなる。
また、実施の形態2では、セットアップタイプはICカードのDFに格納され、本実施の形態4では、セットアップタイプはICカードのMFに格納されているが、ICカードのDF、MFの両方の値をセットアップタイプにするようにしてもよい。
本発明の実施の形態4では、ICカードのMFの値を、複数の値のうちの1つに設定したカードとし、サービス提供時にセットアップ済タイプとの整合を確認するようにしたので、セットアップ済タイプに対応したサービスを提供できるようになる。さらに、カードの誤挿入に対しても、サービス未提供とすることができるようになる。
また、実施の形態4では、MFより下層を変更せず、ICカードのMFの値を、複数の値のうちの1つに設定したカードとしてもよい。
これにより、MFの値を変えるだけの作業で、複数のサービス提供事業者又は道路事業者のサービスを切り分けることが可能である。
また、実施の形態4では、DFより下層を変更せず、ICカードのMFおよびDFの値を、複数の値のうちの1つに設定したカードとしたので、MFおよびDFの値を変えるだけの作業で、複数のサービス提供事業者又は道路事業者のサービスを切り分けることが可能である。
実施の形態4では、車載装置またはセキュリティチップのセットアップ済みタイプを参照して判断するようにしているが、制御プログラム上でセットアップ済タイプを予め決めておくようにしてもよい。
これによっても、決められたタイプのサービスを提供できるようになる。
また、決められたタイプと異なるカードの誤挿入に対しても、サービス未提供とすることができるようになる。
以上、本実施の形態では、ICカードの論理ファイル構成において、MFの値をサービス提供事業者に対応した値とするICカードについて説明した。
また、本実施の形態では、ICカードの論理ファイル構成において、MFの値を変更し、MFより下層のファイル構成は同じくしたICカードについて説明した。
また、本実施の形態では、ICカードの論理ファイル構成において、MFおよびDFの値をサービス提供事業者に対応した値とするICカードについて説明した。
また、本実施の形態では、ICカードの論理ファイル構成において、MFおよびDFの値を変更し、DFより下層のファイル構成は同じくしたICカードについて説明した。
また、本実施の形態では、ICカードのファイル構成におけるMFの値と、車載装置またはセキュリティチップのセットアップ済みタイプを比較し、値が一致すれば、その値に対応したサービスを提供し、値が不一致の場合は、サービス提供しない車載装置またはセキュリティチップについて説明した。
また、本実施の形態では、ICカードのファイル構成におけるMFおよびDFの値と、車載装置またはセキュリティチップのセットアップ済みタイプを比較し、値が一致すれば、その値に対応したサービスを提供し、値が不一致の場合は、サービス提供しない車載装置またはセキュリティチップについて説明した。
なお、実施の形態1〜4に係る車載装置のハードウェア構成例は、図1に示した通りであるが、図1の構成に加えて、CPU100は、データバス105を介して、通信ボード、表示装置、音声入力装置、音声出力装置、キーボード、マウス、磁気ディスク装置等と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御するようにしてもよい。
図1に示すROM101、RAM102、FLASH/EEPROM103、磁気ディスク装置等は、記憶装置の一例である。
通信ボード、音声入力装置、キーボード、マウス等は、入力装置の一例である。
また、通信ボード、表示装置、音声出力装置等は、出力装置の一例である。
通信ボードは、例えば、LAN(ローカルエリアネットワーク)、インターネット、WAN(ワイドエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。
FLASH/EEPROM103又は磁気ディスク装置には、オペレーティングシステム(OS)、ウィンドウシステム、プログラム群、ファイル群が記憶されている。
プログラム群のプログラムは、CPU、オペレーティングシステム、ウィンドウシステムにより実行される。
ファイル群には、実施の形態1〜4の説明において、「〜の判断」、「〜の参照」、「〜の比較」、「〜の評価」、「〜の更新」、「〜の設定」、「〜の登録」等として説明している処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。
「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU100によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。
抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリ、レジスタ、キャッシュメモリ、バッファメモリ等に一時的に記憶される。
また、実施の形態1〜4で説明しているフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM102、FLASH/EEPROM103、磁気ディスク装置の記録媒体に記録される。また、データや信号は、データバス105や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、実施の形態1〜3の説明において「〜部」として説明しているものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明しているものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
プログラムはCPU100により読み出され、CPU100により実行される。すなわち、プログラムは、実施の形態1〜4の「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、実施の形態1〜4の「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
このように、実施の形態1〜4に示す車載装置は、処理装置たるCPU、記憶装置たるメモリ、磁気ディスク等、入力装置たるキーボード、マウス、通信ボード等、出力装置たる表示装置、通信ボード等を備えるコンピュータであり、上記したように「〜部」として示された機能をこれら処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置を用いて実現するものである。
実施の形態1〜4に係る車載装置またはセキュリティチップのハードウェア構成例を示す図。 実施の形態1に係る車載装置またはセキュリティチップの動作例を示すフローチャート図。 実施の形態2に係るICカードの論理ファイルの構成例を示す図。 実施の形態2に係るICカードの論理ファイルの構成例を示す図。 実施の形態2に係る車載装置またはセキュリティチップの動作例を示すフローチャート図。 実施の形態2に係る車載装置またはセキュリティチップの動作例を示すフローチャート図。 実施の形態4に係るICカードの論理ファイルの構成例を示す図。 実施の形態1〜4に係る車載装置またはセキュリティチップの機能ブロックを示す図。
符号の説明
1 車載装置またはセキュリティチップ、100 CPU、101 ROM、102 RAM、103 FLASH/EEPROM、104 I/F、105 データバス、801 セットアップ処理要求取得部、802 セットアップ処理部、803 セットアップタイプ識別子検索部、804 アプリケーションプログラム実行部。

Claims (14)

  1. アプリケーションプログラムの実行に用いられる情報をセットアップ情報として記録する情報処理装置であって、
    セットアップ情報を、複数種のセットアップタイプ識別子のうちの特定のセットアップタイプ識別子とともに記録する情報記録部と、
    いずれかのセットアップタイプ識別子が含まれるセットアップ処理要求を取得するセットアップ処理要求取得部と、
    前記セットアップ処理要求に含まれるセットアップタイプ識別子に一致するセットアップタイプ識別子が前記情報記録部に記録されているか否かを判断し、前記セットアップ処理要求に含まれるセットアップタイプ識別子に一致するセットアップタイプ識別子が前記情報記録部に記録されている場合に、当該セットアップタイプ識別子の値に応じて、前記情報記録部に記録されているセットアップ情報の更新を行うか否かを判断するセットアップ処理部とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、
    サービス事業者が提供するサービスを実現するためのアプリケーションプログラムを実行する情報処理装置であり、
    前記情報記録部は、
    セットアップタイプ識別子として、セットアップ情報が用いられるアプリケーションプログラムが対象としているサービスのサービス事業者の識別子を記録し、
    前記セットアップ処理要求取得部は、
    セットアップタイプ識別子としてサービス事業者の識別子が含まれるセットアップ処理要求を取得し、
    前記セットアップ処理部は、
    前記セットアップ処理要求に含まれるサービス事業者の識別子に一致するサービス事業者の識別子が前記情報記録部に記録されているか否かを判断し、前記セットアップ処理要求に含まれるサービス事業者の識別子に一致するサービス事業者の識別子が前記情報記録部に記録されている場合に、当該サービス事業者の識別子に応じて、前記情報記録部に記録されているセットアップ情報の更新を行うか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、更に、
    いずれかのセットアップタイプ識別子が格納されているICカードから、前記情報記録部に記録されているセットアップタイプ識別子に一致するセットアップタイプ識別子を検索して抽出するセットアップタイプ識別子検索部と、
    前記セットアップタイプ識別子検索部により前記情報記録部に記録されているセットアップタイプ識別子に一致するセットアップタイプ識別子が抽出された場合に、前記情報記録部において当該セットアップタイプ識別子に対応づけられて記録されているセットアップ情報を用いて、アプリケーションプログラムを実行するアプリケーションプログラム実行部とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、
    サービス事業者が提供するサービスを実現するためのアプリケーションプログラムを実行する情報処理装置であり、
    前記情報記録部は、
    セットアップタイプ識別子として、セットアップ情報が用いられるアプリケーションプログラムが対象としているサービスのサービス事業者の識別子を記録し、
    前記セットアップタイプ識別子検索部は、
    いずれかのサービス事業者の識別子が格納されているICカードから、前記情報記録部に記録されているサービス事業者の識別子に一致するサービス事業者の識別子を検索して抽出することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記セットアップタイプ識別子検索部は、
    ICカードの論理ファイル構成におけるMF(Master File)層でセットアップタイプ識別子を検索することを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記セットアップタイプ識別子検索部は、
    ICカードの論理ファイル構成におけるDF(Dedicated File)層でセットアップタイプ識別子を検索することを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  7. 前記セットアップタイプ識別子検索部は、
    ICカードの論理ファイル構成におけるMF層及びDF層でセットアップタイプ識別子を検索することを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  8. アプリケーションプログラムの実行に用いられる情報をセットアップ情報として記録するセキュリティチップであって、
    セットアップ情報を、複数種のセットアップタイプ識別子のうちの特定のセットアップタイプ識別子とともに記録する情報記録部と、
    いずれかのセットアップタイプ識別子が含まれるセットアップ処理要求を取得するセットアップ処理要求取得部と、
    前記セットアップ処理要求に含まれるセットアップタイプ識別子に一致するセットアップタイプ識別子が前記情報記録部に記録されているか否かを判断し、前記セットアップ処理要求に含まれるセットアップタイプ識別子に一致するセットアップタイプ識別子が前記情報記録部に記録されている場合に、当該セットアップタイプ識別子の値に応じて、前記情報記録部に記録されているセットアップ情報の更新を行うか否かを判断するセットアップ処理部とを有することを特徴とするセキュリティチップ。
  9. 前記セキュリティチップは、
    サービス事業者が提供するサービスを実現するためのアプリケーションプログラムを実行するセキュリティチップであり、
    前記情報記録部は、
    セットアップタイプ識別子として、セットアップ情報が用いられるアプリケーションプログラムが対象としているサービスのサービス事業者の識別子を記録し、
    前記セットアップ処理要求取得部は、
    セットアップタイプ識別子としてサービス事業者の識別子が含まれるセットアップ処理要求を取得し、
    前記セットアップ処理部は、
    前記セットアップ処理要求に含まれるサービス事業者の識別子に一致するサービス事業者の識別子が前記情報記録部に記録されているか否かを判断し、前記セットアップ処理要求に含まれるサービス事業者の識別子に一致するサービス事業者の識別子が前記情報記録部に記録されている場合に、当該サービス事業者の識別子に応じて、前記情報記録部に記録されているセットアップ情報の更新を行うか否かを判断することを特徴とする請求項8に記載のセキュリティチップ。
  10. 前記セキュリティチップは、更に、
    いずれかのセットアップタイプ識別子が格納されているICカードから、前記情報記録部に記録されているセットアップタイプ識別子に一致するセットアップタイプ識別子を検索して抽出するセットアップタイプ識別子検索部と、
    前記セットアップタイプ識別子検索部により前記情報記録部に記録されているセットアップタイプ識別子に一致するセットアップタイプ識別子が抽出された場合に、前記情報記録部において当該セットアップタイプ識別子に対応づけられて記録されているセットアップ情報を用いて、アプリケーションプログラムを実行するアプリケーションプログラム実行部とを有することを特徴とする請求項8又は9に記載のセキュリティチップ。
  11. 前記セキュリティチップは、
    サービス事業者が提供するサービスを実現するためのアプリケーションプログラムを実行するセキュリティチップであり、
    前記情報記録部は、
    セットアップタイプ識別子として、セットアップ情報が用いられるアプリケーションプログラムが対象としているサービスのサービス事業者の識別子を記録し、
    前記セットアップタイプ識別子検索部は、
    いずれかのサービス事業者の識別子が格納されているICカードから、前記情報記録部に記録されているサービス事業者の識別子に一致するサービス事業者の識別子を検索して抽出することを特徴とする請求項10に記載のセキュリティチップ。
  12. 前記セットアップタイプ識別子検索部は、
    ICカードの論理ファイル構成におけるMF(Master File)層でセットアップタイプ識別子を検索することを特徴とする請求項10又は11に記載のセキュリティチップ。
  13. 前記セットアップタイプ識別子検索部は、
    ICカードの論理ファイル構成におけるDF(Dedicated File)層でセットアップタイプ識別子を検索することを特徴とする請求項10又は11に記載のセキュリティチップ。
  14. 前記セットアップタイプ識別子検索部は、
    ICカードの論理ファイル構成におけるMF層及びDF層でセットアップタイプ識別子を検索することを特徴とする請求項10又は11に記載のセキュリティチップ。
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