JP2009042770A - 照明装置及び投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡易な構造の偏光変換素子を用いることによって、高い効率及び純度で特定の偏光を発生させることができる照明装置を提供すること。
【解決手段】R光照明装置21に設けたロッドインテグレータ21c等の存在によって、光源21aからの照明光が分割・重畳されて均一な輝度分布及び入射角分布を有する照明光として液晶ライトバルブ31に入射する。また、このR光照明装置21では、凹面反射鏡21b等の存在によって、偏光変換素子21dからの戻り反射光を再利用するので、偏光変換素子21dによる偏光変換効率を高めることができ、光源21aからの照明光を効率よく利用することができる。よって、後段の液晶ライトバルブやその周辺に配置される偏光板等における発熱を低減することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶表示素子その他の空間光変調装置を照明するための照明装置、並びに、これら空間光変調装置及び照明装置を用いて画像を投射する投射装置に関する。
例えば下記特許文献1に開示された照明装置では、高圧水銀ランプ等のランプ光源からの光を一対のアレイレンズを通過させた後、偏光ビームスプリッタアレイによってP偏光を透過・射出させるとともにS偏光を反射・射出させる。この際、偏光ビームスプリッタアレイを透過・射出されたP偏光は、その射出面に設けた波長板によってS偏光に変換されるが、偏光ビームスプリッタアレイで反射・射出されたS偏光は、波長板を通過させいので偏光状態が維持される。これにより、偏光ビームスプリッタアレイを通過した光はS偏光のみとなる。このようにして得たS偏光は、コンデンサレンズ等を経て液晶表示素子に入射し、この液晶表示素子を効率的に照明する。
また、下記特許文献2に開示された照明装置では、ランプ光源からの光をコリメートし、一対のプリズム等によってP偏光を透過・射出させるとともにS偏光をランプ光源の背後に配置された球面反射鏡等に戻す。この際、プリズムで反射されたS偏光は、球面反射鏡との間に設けた波長板によって球面反射鏡との間を往復する間にP偏光に変換される。これにより、ランプ光源からの光をほぼP偏光のみに変換して一対のプリズム等を通過させることができる。このようにして得たP偏光は、コンデンサレンズ等を経て液晶表示素子に入射し、この液晶表示素子を効率的に照明する。
特開平11−352444号公報 特開平5−66368号公報
しかし、前者の照明装置では、一対のアレイレンズによって偏光ビームスプリッタアレイに入射するランプからの光の結合効率を高めているため、比較的高精度に加工されたアレイレンズを偏光ビームスプリッタアレイに対して精密に配置する必要があり、光源の構造の複雑化、コスト増加をまねいていた。
また、後者の照明装置では、光源からの光を十分に均一化することができず、プリズムやその後段の光学系によって光源が大型化し易くなる。
そこで、本発明は、比較的簡易な構造の偏光変換素子を用いることによって、高い効率及び純度で特定の偏光を発生させることができる照明装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、簡単な構造の偏光変換素子を用いることによって特定の偏光を発生させることができ、このような偏光を発生させる際に照明光の均一化を簡易に達成することができる照明装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、このような照明装置を組み込むことにより、簡易に効率的で均一な照明が可能であり高品質の画像を投射することができる投射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る照明装置は、照明光を発生する光源と、光源からの光を混合する光混合手段と、光混合手段を経た光のうち一部を反射するとともに、残りを透過させて特定方向の偏光光に変換する偏光変換素子と、偏光変換素子からの反射光を再度偏光変換素子に戻す光帰還手段とを備える。ここで、「光混合手段」は、例えば点状又は面状光源からの光を波面分割し、このように波面分割された光を重畳させることによって光の混合を行うものとすることができる。
上記照明装置では、光混合手段によって光源からの光を混合するので、この装置から射出させる照明光の輝度や射出角の分布の均一性を高めることができる。さらに、光帰還手段によって偏光変換素子からの反射光を再度偏光変換素子に戻すので、偏光変換素子による偏光光への変換効率を高めることができ、光源からの照明光を効率よく利用することができ、後段の偏光素子等における発熱を低減することができる。この結果、均一な偏光光を効率良く発生することができる。
また、上記照明装置の具体的態様では、光混合手段が、ロッドインテグレータである。この場合、簡単な光学素子によって均一な波面分割と混合が低損失で可能になる。
また、上記照明装置の別の具体的態様では、光混合手段が、光帰還手段を兼ねる光閉じ込め型のロッドインテグレータである。この場合、簡易な光学素子によって、偏光変換素子による偏光光への変換を効率的に行いつつ、低損失で均一な波面分割と混合とが可能になる。
また、上記照明装置の別の具体的態様では、光混合手段が、フライアイインテグレータである。この場合、極めて均一な波面分割と混合が低損失で可能になる。
また、上記照明装置の別の具体的態様では、光帰還手段が、光源から射出した照明光を集光する凹面反射鏡である。この場合、照明光を集光しつつ偏光変換素子からの反射光を再度偏光変換素子に戻すので、照明光の利用効率を高めつつ照明光の射出角等の分布を一定範囲内にそろえることができる。
また、上記照明装置の別の具体的態様では、偏光変換素子が、アレイ状に配列された複数の第1偏光分離部と、この複数の第1偏光分離部にそれぞれ隣接して配置されるとともに、複数の第1偏光分離部で反射された特定方向の偏光光を光源の反対側に射出する複数の第2偏光分離部と、複数の第2偏光分離部の光源側の側面に形成された反射部材と、複数の第1偏光分離部及び複数の第2偏光分離部のいずれか一方において光源の反対側の側面に形成された波長板とを有する。ここで「第1偏光分離部」は、SP偏光を分離する偏光分離膜を内蔵する偏光ビームスプリッタ等で構成することができる。この場合、偏光分離部のアレイによって純度の高いP偏光又はS偏光を得ることができる。
また、上記照明装置の別の具体的態様では、偏光変換素子が、ワイヤグリッド偏光素子である。この場合、簡単な光学素子によってP偏光又はS偏光を得ることができる。
また、上記照明装置の別の具体的態様では、偏光変換素子が、偏光変換素子は、短手方向に所定間隔でアレイ状に配列された複数の第1偏光分離部と、各第1偏光分離部に隣接して交互に配置されるとともに、各第1偏光分離部で反射された特定方向の偏光光を光源側にそれぞれ反射射出する複数の第2偏光分離部と有する。この場合、偏光分離部のアレイによって純度の高いP偏光又はS偏光を得ることができる。
また、上記照明装置の別の具体的態様では、偏光変換素子と光帰還手段との間に、偏光変換素子からの反射光の偏光状態を変更する波長板をさらに備える。この場合、偏光変換素子で反射された偏光光を、光帰還手段によって偏光変換素子に再度戻す際に、偏光変換素子を透過可能な偏光光に変換することができるので、特定方向の偏光光の効率的な取り出しが可能になる。
また、本発明に係る第1の投射装置は、上記した照明装置と、照明装置からの照明光によって照明される空間光変調装置と、空間光変調装置からの像光を投射する投射光学系とを備える。ここで、「空間光変調装置」とは、例えば液晶ライトバルブに代表される光デバイスであり、デジタルミラーデバイス等を含む概念である。
上記第1の投射装置では、上述の照明装置を用いて空間光変調装置を照明するので、均一な偏光光を効率良く発生することができ、高品質の画像を安価な装置によって投射することができる。
また、本発明に係る第2の投射装置は、上記した照明装置とこの照明装置からの照明光によって照明される空間光変調装置とをそれぞれ有する各色ごとの複数の画像形成ユニットと、複数の画像形成ユニットからの像光を合成して射出する光合成部材と、光合成部材を経て合成された像光を投射する投射光学系とを備える。
上記第2の投射装置では、上述の照明装置を用いて空間光変調装置を照明するので、均一な偏光光を各色ごとに効率良く発生することができ、高品質のカラー画像を安価な装置によって投射することができる。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態に係る投射装置の構造を概念的に説明するブロック図である。この投射装置、すなわちプロジェクタ10は、照明装置20と、光変調装置30と、投射レンズ40と、制御装置50とを備える。ここで、照明装置20は、R光照明装置21と、G光照明装置23と、B光照明装置25と、光源駆動装置27とを有する。また、光変調装置30は、空間光変調装置である3つの液晶ライトバルブ31,33,35と、光合成部材であるクロスダイクロイックプリズム37と、各液晶ライトバルブ31,33,35に駆動信号を出力する素子駆動装置38とを有する。なお、R光照明装置21と液晶ライトバルブ31は、これらを一組として画像形成ユニットと呼ぶ。同様に、G光照明装置23及び液晶ライトバルブ33のユニット、並びに、B光照明装置25及び液晶ライトバルブ35のユニットも、それぞれ画像形成ユニットと呼ぶ。
図2は、照明装置20のうちR光照明装置21の構造を説明する図である。このR光照明装置21は、3原色のうちR光を発生する光源21aと、光源21aから側方に射出される照明光を集光する凹面反射鏡21bと、凹面反射鏡21bの開口に入射端が接続されたロッドインテグレータ21cと、ロッドインテグレータ21cの射出端に接続された偏光変換素子21dとを備える。このうち、凹面反射鏡21bは、偏光変換素子21dからの反射光を再度偏光変換素子21dに戻す光帰還手段として機能し、ロッドインテグレータ21cは、光源21aからの照明光を分割して混合する光混合手段として機能する。
ここで、光源21aは、固体光源とも呼ばれるLEDパッケージであり、発光部すなわちダイオードチップPCを内蔵する。ダイオードチップPCから正面方向に発散しつつ射出された光束LFは、光源21aのレンズ部分LPによって一定の広がりを有する光束に変換されてロッドインテグレータ21cにその入射端IPから入射する。なお、ダイオードチップPCから側面方向に発散しつつ射出された光束LSも、凹面反射鏡21bによって一定の広がりを有する光束に変換されて、ロッドインテグレータ21cにその入射端IPから入射する。
ロッドインテグレータ21cは、四角柱状の筒内面を反射面に形成した構造を有し、入射端IPから入射した照明光を角度に応じた内面反射によって波面分割するとともに、このように波面分割された照明光を射出端EPに内側から重畳的に合成して入射させる。これにより、均一な分布の照明光を射出端EPから一定の角度範囲内において均一な角度分布で射出させることができる。この際、凹面反射鏡21bの開口APの寸法と、ロッドインテグレータ21cの入射端IPの寸法とを一致させ、入射端IPの四隅に補助的な光帰還手段として機能する反射面を形成してあるので、ダイオードチップPCから射出した照明光を漏れなくロッドインテグレータ21cに結合することができ、偏光変換素子21dから戻って来た戻り反射光LRがロッドインテグレータ21cと凹面反射鏡21bとのつなぎ目で外部に漏れ出すことを防止できる。
偏光変換素子21dは、第1偏光分離部である第1偏光ビームスプリッタSP1と、第2偏光分離部である第2偏光ビームスプリッタSP2とをアレイ状に交互に隣接して配列した構造を有し、全体として、ロッドインテグレータ21cの筒断面と同一の矩形形状を有している。第2偏光ビームスプリッタSP2において、光源21a側の側面には、ロッドインテグレータ21c側から入射した照明光を反射する反射部材であるミラーMMが形成されており、この第2偏光ビームスプリッタSP2において、光源21aの反対側の側面には、隣接する第1偏光ビームスプリッタSP1から入射したS偏光をP偏光に変換するための波長板である(λ/2)板WPが取り付けられている。
ロッドインテグレータ21cの射出端EPから射出した照明光のうち第1偏光ビームスプリッタSP1に入射したものは、第1偏光ビームスプリッタSP1の偏光分離面でP偏光のみが選択され、偏光変換素子21dの射出側に透過して出力光となる。また、この偏光分離面で反射されたS偏光は、第2偏光ビームスプリッタSP2に入射し、これに設けた偏光分離面で再度反射されて(λ/2)板WPに入射する。この(λ/2)板WPに入射したS偏光は、(λ/2)板WPを通過することによってP偏光に変換され、偏光変換素子21dから出力光として射出される。以上により、偏光変換素子21dからは、高輝度の出力光としてP偏光のみが射出される。
一方、ロッドインテグレータ21cの射出端EPから射出した照明光のうち第2偏光ビームスプリッタSP2の位置に入射してミラーMMで反射されたものは、ロッドインテグレータ21cに戻されてロッドインテグレータ21c中を逆行し、その入射端IPから凹面反射鏡21bに戻される。凹面反射鏡21bは、ミラーMMすなわち偏光変換素子21dからの、このような戻り反射光を1回以上反射することによってロッドインテグレータ21cの入射端IPに再度戻し、偏光変換素子21dに再入射させる。つまり、凹面反射鏡21bとロッドインテグレータ21cとは、光閉じ込め容器として機能し、光源21aから射出された照明光を偏光変換素子21dに漏れなく入射させるとともに、偏光変換素子21dでP偏光に変換されなかった反射光を低損失で偏光変換素子21dに再入射させる。これを繰返すことによって、光源21aから射出された照明光は、ほぼ完全にP偏光に変換され、偏光変換素子21dの射出側から均一で高輝度の出力光として射出される。この際、偏光変換素子21dからの戻り反射光は、光源21aのダイオードチップPCにも入射するが、ダイオードチップPCでは吸収されず、むしろダイオードチップPCの発光効率を高めることになる。なお、(λ/2)板WPは、第2偏光ビームスプリッタSP2側でなく、第1偏光ビームスプリッタSP1の射出側に設けることもできる。この場合、S偏光を取り出すことができる。また、第2偏光ビームスプリッタSP2は、偏光分離面に代えてミラーを内蔵するものとすることもできる。
偏光変換素子21dからの出力光は、偏光変換素子21dに対して一定距離だけ離間して対面配置された液晶ライトバルブ31(図1参照)に入射する。液晶ライトバルブ31は、偏光変換素子21dから射出した出力光によって照明される。この際、R光照明装置21に設けたロッドインテグレータ21c等の存在によって、光源21aからの照明光が分割・重畳されて均一な輝度分布及び入射角分布を有する照明光として液晶ライトバルブ31に入射する。なお、凹面反射鏡21bの焦点距離、光源21aの配置、ロッドインテグレータ21cの長さ等を適宜調節することにより、出力光の均一性や液晶ライトバルブ31への入射角範囲を適宜調節することができる。
また、このR光照明装置21では、凹面反射鏡21b等の存在によって、偏光変換素子21dからの戻り反射光を再利用するので、偏光変換素子21dによる偏光変換効率を高めることができ、光源21aからの照明光を効率よく利用することができる。よって、後段の液晶ライトバルブ31やその周辺に配置される偏光板等における発熱を低減することができる。
以上では、図1の照明装置20のうち、R光照明装置21の構造のみについて説明したが、G光照明装置23やB光照明装置25も、発光波長に合わせて透過波長等の設計仕様が多少変更されるだけで、R光照明装置21と基本的に同一の構造を有する。
つまり、G光照明装置23からのG光によってG光用の液晶ライトバルブ33が極めて均一に照明されるが、この際の照明光は、固体光源であるLEDパッケージからのG光をほぼ完全にP偏光に効率良く変換したものとなっている。また、B光照明装置25からのB光によってB光用の液晶ライトバルブ35が極めて均一に照明されるが、この際の照明光は、固体光源であるLEDパッケージからのB光をほぼ完全にP偏光に効率良く変換したものとなっている。
各液晶ライトバルブ31,33,35にそれぞれ入射した各照明装置21,23,25からの光は、これら液晶ライトバルブ31,33,35によってそれぞれ2次元的に変調される。各液晶ライトバルブ31,33,35を通過した各色の光は、光合成部材であるクロスダイクロイックプリズム37で合成されて、その一側面から射出する。クロスダイクロイックプリズム37から射出した合成光の像は、投射光学系である投射レンズ40に入射してプロジェクタ10外部に設けたスクリーン(不図示)に適当な拡大率で投影される。つまり、プロジェクタ10によって、各液晶ライトバルブ31,33,35に適宜形成された各色R,G,Bの画像を合成したカラー画像がスクリーン上に投射される。なお、図示を省略しているが、各液晶ライトバルブ31,33,35の近辺の適所には、これらの液晶ライトバルブ31,33,35を偏光光で照明し読み出すため、偏光板が配置されている。
制御装置50は、マイクロコンピュータ等からなり、光源駆動装置27や素子駆動装置38に制御信号を出力することによって、各色の光照明装置21,23,25や液晶ライトバルブ31,33,35の動作を間接的に制御している。これにより、例えば外部から制御装置50を介してプロジェクタ10に入力された画像信号に応じて、カラーの動画又は静止画がスクリーン上に高輝度で投影・表示される。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態のプロジェクタについて説明する。第2実施形態のプロジェクタは、第1実施形態のプロジェクタの照明装置21,23,25を変形したものであり、同一の部分には同一の符号を付して重複説明を省略する。
図3は、第2実施形態のプロジェクタに組み込まれるR光照明装置の構造を説明する図である。このR光照明装置121は、R光を発生・集光する光源部121aと、光源部121aから射出される照明光を閉じ込める端面封止型のロッドインテグレータ121cと、このロッドインテグレータ121cの射出端に接続された偏光変換素子21dとを備える。このうち、ロッドインテグレータ121cは、光源部121aからの照明光を分割して混合する光混合手段として機能するとともに、偏光変換素子21dからの反射光を再度偏光変換素子21dに戻す光帰還手段として機能する。
光源部121aは、R光を発生する光源21aと、光源21aから側方に射出される照明光を集光する凹面反射鏡121bと、この光源21aから正面方向に射出される照明光を集光する凸レンズ121gとを備える。光源121aに内蔵されたダイオードチップPCから正面方向に発散しつつ射出された光束LFは、光源121aのレンズ部分LPと凸レンズ121gとによって収束されてロッドインテグレータ121cに設けたピンホールPHを介してロッドインテグレータ121cの内部に入射する。なお、ダイオードチップPCから側面方向に発散しつつ射出された光束LSも、凹面反射鏡121bによって収束されてロッドインテグレータ121cに設けたピンホールPHに入射する。
ロッドインテグレータ121cは、四角柱状の筒内面及び一端面を反射面に形成した構造を有し、ピンホールPHから入射した照明光を波面分割するとともに、波面分割された照明光を射出端EPすなわち偏光変換素子21dに重畳的に合成して入射させる。偏光変換素子21dに入射した照明光のうち偏光変換素子21dを通過したものは、P偏光に変換された出力光となる。一方、偏光変換素子21dに入射した照明光のうち偏光変換素子21dで反射されたものは、ロッドインテグレータ21cに戻されてロッドインテグレータ21c中を逆行し、その一端面SPに入射する。一端面SPは、偏光変換素子21dからの戻り反射光を再度前方向に反射して偏光変換素子21dに再入射させる。つまり、ロッドインテグレータ21cは、光閉じ込め容器として機能し、光源21aから射出された照明光を漏れなく偏光変換素子21dに入射させるとともに、偏光変換素子21dでP偏光に変換されなかった反射光を低損失で偏光変換素子21dに再入射させる。これを繰返すことによって、光源21aから射出された照明光は、ほぼ完全にP偏光に変換され、偏光変換素子21dの射出側から均一で高輝度の出力光として射出される。
以上では、照明装置のうちR光照明装置121の構造のみについて説明したが、G光照明装置やB光照明装置も、発光波長に合わせて透過波長等の設計仕様が多少変更されるだけで、R光照明装置121と基本的に同一の構造を有する。このような各色の照明装置により、図1に示す各液晶ライトバルブ31,33,35と同様の液晶ライトバルブを高輝度で均一に照明することができる。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態のプロジェクタについて説明する。第3実施形態のプロジェクタも、第1実施形態のプロジェクタの照明装置21,23,25を変形したものである。
図4は、第3実施形態のプロジェクタに組み込まれるR光照明装置の構造を説明する図である。このR光照明装置221は、R光を発生する光源21aと、光源21aから側方に射出される照明光を集光する凹面反射鏡21bと、凹面反射鏡21bの開口APを塞ぐように配置された反射型偏光板221dと、反射型偏光板221dの入射面に接合された波長板である(λ/4)板221hとを備える。このうち、凹面反射鏡21bは、反射型偏光板221dからの反射光を再度反射型偏光板221dに戻す光帰還手段として機能するとともに、光源21aからの照明光や反射型偏光板221dからの戻り反射光を分割して混合する光混合手段としても機能する。
ここで、反射型偏光板221dは、ワイヤグリッド偏光素子であり、透明基板TP上に波長オーダ程度の等間隔で形成された等しい幅の導体パターンからなるストライプ導線SMを有する。ストライプ導線SMの幅や間隔は、R光の波長以下に設定されているので、この反射型偏光板221dに入射した光のうち、ストライプ導線SMが延びる特定方向に垂直の偏光光(以下では便宜上P偏光と呼ぶものとする)のみが選択的にこの反射型偏光板221dを通過する。
動作について説明すると、光源121aに内蔵されたダイオードチップPCから正面方向や側面方向に発散しつつ射出された光束L1は、適当な発散角に絞られて(λ/4)板221hを通過し、反射型偏光板221dに入射してこの反射型偏光板221dをほぼ一様に照明する。反射型偏光板221dに入射した光束L1のうち反射型偏光板221dを通過したものは、ほぼP偏光のみの出力光となっている。一方、反射型偏光板221dに入射した照明光のうち反射型偏光板221dで反射されたものは、ほぼS偏光のみからなるが、このような反射光は、(λ/4)板221hを経て円偏光に変換される。この(λ/4)板221hを通過した円偏光状態の反射光は、凹面反射鏡21bに戻される。凹面反射鏡21bは、反射型偏光板221dからの、このような戻り反射光L2を1回以上反射することによって反射型偏光板221dに再入射させる。この際、凹面反射鏡21bで反射される円偏光は、回転方向が逆転するが円偏光のまま維持され、反射型偏光板221dに再入射する際に通過する(λ/4)板221hによって、円偏光からP偏光に変換される。これにより、反射型偏光板221dに再入射した戻り反射光L2は、効率的に反射型偏光板221dを通過する。この場合、凹面反射鏡21bは、光閉じ込め容器として機能し、光源21aから射出された照明光を漏れなく反射型偏光板221dに入射させるとともに、反射型偏光板221dでP偏光に変換されなかった戻り反射光L2を低損失で波面分割しつつ重畳させて反射型偏光板221dに再入射させる。これにより、光源21aから射出された照明光は、ほぼ完全にP偏光に変換され、反射型偏光板221dの射出側から均一で高輝度の出力光として射出される。
以上では、照明装置のうちR光照明装置221の構造のみについて説明したが、G光照明装置やB光照明装置も、R光照明装置221と基本的に同一の構造を有する。このような各色の照明装置により、図1に示す各液晶ライトバルブ31,33,35と同様の構造を有するRGBの各色の液晶ライトバルブを高輝度で均一に照明することができる。
〔第4実施形態〕
以下、第4実施形態のプロジェクタについて説明する。第4実施形態のプロジェクタも、第1実施形態のプロジェクタの照明装置を変形したものである。
図5(a)及び(b)は、第4実施形態のプロジェクタに組み込まれるR光照明装置の構造を図示する平面図及び側面図である。このR光照明装置321は、R光を発生するアレイ光源部321aと、アレイ光源部321aから射出された照明光が通過するフライアイレンズ321cと、このフライアイレンズ321cを経た照明光が入射する偏光変換装置321dと、偏光変換装置321dを通過したP偏光を照明光としてR光用の液晶ライトバルブ31に均一に入射させるレンズ321iとを備える。このうち、フライアイレンズ321cやレンズ321iは、アレイ光源部321aからの照明光を混合する光混合手段として機能する。
アレイ光源部321aは、マトリックス状に配置されてそれぞれR光を発生する複数のLEDパッケージPAa〜PAcと、各LEDパッケージPAa〜PAcの周囲に配置され側面方向に射出される照明光を一定の広がり角でフライアイレンズ321cに入射させる複数の凹面反射鏡321jとを備える。なお、アレイ光源部321aに設けた各凹面反射鏡321jは、偏光変換装置321dからの反射光を再度偏光変換装置321dに戻す光帰還手段として機能する。このようなアレイ光源部321aからの照明光は、フライアイレンズ321cを経て偏光変換装置321dをほぼ一様に照明する。
偏光変換装置321dは、屏風状に周期的に折り曲げられた構造を有する偏光分離膜PSFを内蔵しており、その入射面側に(λ/4)板321kが貼り付けられている。偏光分離膜PSFは、(λ/4)板321kに向かって山側となっている90゜の頂点と、(λ/4)板321kに向かって谷側となっている90゜の頂点とをそれぞれ多数備えており、両頂点の間の平面部分でP偏光を透過させS偏光を反射する。
動作について説明すると、LEDパッケージPAa〜PAcから正面方向や側面方向に発散しつつ射出された光束L1は、フライアイレンズ321cを経て均一化されて偏光変換装置321dに入射する。偏光変換装置321dに入射した光束L1のうち、偏光分離膜PSFに含まれる第1偏光分離部である特定の偏光分離面PSF1を透過したP偏光成分は出力光となる。また、偏光分離面PSF1で反射されたS偏光成分は、第1偏光分離部に対面する第2偏光分離部である偏光分離面PSF2に再度入射して反射され、逆進して(λ/4)板321kに入射する。この(λ/4)板321kに入射したS偏光成分は、(λ/4)板321kを逆行することによってS偏光から円偏光に変換され、戻り反射光L2としてフライアイレンズ321cを経て凹面反射鏡321jに入射する。凹面反射鏡321jは、偏光変換装置321dからの、このような戻り反射光L2を1回以上反射することによって偏光変換装置321dに再入射させる。この際、凹面反射鏡321jで反射される円偏光は、回転方向が逆転するが円偏光のまま維持され、偏光分離膜PSFに再入射する前に通過する(λ/4)板321kによって、円偏光からP偏光に変換される。これにより、偏光分離膜PSFに再入射した戻り反射光L2は、効率的に偏光分離膜PSFを通過するので、各LEDパッケージPAa〜PAcから射出された照明光は、ほぼ完全にP偏光に変換され、偏光変換装置321dの射出側から均一で高輝度の出力光として射出される。この偏光変換装置321dからの出力光は、レンズ321iによって適当なビームサイズにされてR光用の液晶ライトバルブ31に投影される。
なお、特定のLEDパッケージPAa〜PAcから射出されて偏光分離膜PSFに入射に入射した光束L1は、同じLEDパッケージPAa〜PAcの凹面反射鏡321jに戻るとは限らない。例えば図5(b)に示すように、LEDパッケージPAb‘から射出された光束L1を、偏光変換装置321dを介して偏光変換装置321dの稜線方向に隣接するLEDパッケージPAbの凹面反射鏡321jに反射光L2として戻し、再度偏光変換装置321dに再入射させることもできる。これにより、偏光分離膜PSFで反射されたS偏光を効率よく回収することができ、偏光変換装置321dから特定の偏光光を効率的に取り出すことができる。
偏光変換装置321dは、例えば以下の方法によって作製される。まず、偏光分離膜PSFの形状に対応する三角形状の溝アレイを有するガラス部材を準備する。次に、このガラス部材に設けた溝アレイの表面に偏光分離膜を成膜する。次に、この偏光分離膜に対向するようにガラス部材に対して(λ/4)板321kを当接させて、接着剤である透明樹脂をガラス部材と(λ/4)板321kとの隙間に注入する。これにより、溝アレイ中に透明樹脂が充填される。この状態で、溝アレイ中に充填された透明樹脂を紫外線等により硬化させることによって、偏光変換装置321dが完成するとともに、この偏光変換装置321dに(λ/4)板321kを貼り付けた一体素子とすることができる。
なお、以上の説明において、フライアイレンズ321cを構成するレンズ要素数を用途に応じて適宜変更できることは言うまでもない。また、偏光変換装置321dを構成する偏光分離膜PSFの折曲げ数すなわち偏光分離面の数も用途に応じて適宜変更できる。
以上では、照明装置のうちR光照明装置321の構造のみについて説明したが、G光照明装置やB光照明装置も、R光照明装置321と基本的に同一の構造を有する。このような各色の照明装置により、液晶ライトバルブ31のほか、図1に示す各液晶ライトバルブ33,35と同様の構造を有するRGBの各色の液晶ライトバルブを高輝度で均一に照明することができる。
〔第5実施形態〕
以下、第5実施形態のプロジェクタについて説明する。第5実施形態のプロジェクタも、第1実施形態のプロジェクタの照明装置を変形したものである。
図6は、第5実施形態のプロジェクタに組み込まれるR光照明装置の構造を説明する図である。このR光照明装置421は、R光を発生する光源21aと、光源21aから側方に射出される照明光を集光する凹面反射鏡21bと、凹面反射鏡21bの開口に入射端が接続されたロッドインテグレータ21cと、ロッドインテグレータ21cの射出端に接続された偏光変換装置321dとを備える。
偏光変換装置321dは、第4実施形態と同一のものであり、屏風状に周期的に折り曲げられた構造を有する偏光分離膜PSFを内蔵しており、その入射面側に(λ/4)板321kが貼り付けられている。
動作について説明すると、光源21aから正面方向や側面方向に発散しつつ射出された光束L1は、適当な発散角に絞られてロッドインテグレータ21cに入射し、ロッドインテグレータ21cを経て均一化されて偏光変換装置321dに入射する。偏光変換装置321dに入射した光束Lのうち、偏光分離膜PSFに含まれる第1偏光分離部である特定の偏光分離面PSF1を透過したP偏光成分は出力光となる。また、偏光分離面PSF1で反射されたS偏光成分は、第1偏光分離部に対面する第2偏光分離部である偏光分離面PSF2に再度入射して反射され、逆進して(λ/4)板321kに入射する。この(λ/4)板321kに入射したS偏光成分は、(λ/4)板321kを逆行することによってS偏光から円偏光に変換され、戻り反射光L2としてロッドインテグレータ21cを経て凹面反射鏡21bに入射する。凹面反射鏡21bは、偏光変換装置321dからの、このような戻り反射光L2を1回以上反射することによって偏光変換装置321dに再入射させる。この際、凹面反射鏡21bで反射される円偏光は、回転方向が逆転するが円偏光のまま維持され、偏光分離膜PSFに再入射する前に通過する(λ/4)板321kによって、円偏光からP偏光に変換される。これにより、偏光分離膜PSFに再入射した戻り反射光L2は、効率的に偏光分離膜PSFを通過するので、光源21aから射出された照明光は、ほぼ完全にP偏光に変換され、偏光変換装置321dの射出側から均一で高輝度の出力光として射出される。
以上では、照明装置のうちR光照明装置421の構造のみについて説明したが、G光照明装置やB光照明装置も、R光照明装置421と基本的に同一の構造を有する。このような各色の照明装置により、図1に示す各液晶ライトバルブ31,33,35と同様の構造を有するRGBの各色の液晶ライトバルブを高輝度で均一に照明することができる。
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、第1実施形態や第2実施形態では、偏光ビームスプリッタのアレイからなる偏光変換素子21dを用いているが、これに代えて図4に示す反射型偏光板221dと(λ/4)板221hとを組み合わせたものを用いることができる。
また、第3実施形態では、凹面反射鏡21bと反射型偏光板221dとを、(λ/4)板221hを介して直結しているが、凹面反射鏡21b及び反射型偏光板221dの間に第1実施形態で用いたロッドインテグレータ21cを組み込むこともできる。この場合、照明光の均一性を高めることができる。
また、上記第1〜第3実施形態では、偏光変換素子21dや反射型偏光板221dからの出力光を液晶ライトバルブ31に直接入射させているが、これらの間に適当なリレーレンズを挿入することができる。
また、上記実施形態のプロジェクタ10では、光変調装置30を透過型の液晶ライトバルブ31,33,35で構成しているが、反射型の液晶素子でこれを構成することもできる。また、液晶ライトバルブは、光書き込み型の液晶ライトバルブとすることができる。
また、上記実施形態では、LEDを用いて光源を構成しているが、LEDに代えてEL発光素子、LD等の他の固体発光源を使用することもできる。
第1実施形態に係るプロジェクタの構造を示す図である。 図1の装置のうち光照明装置の構造を説明する図である。 第2実施形態における照明装置を説明する図である。 第3実施形態における照明装置を説明する図である。 (a)、(c)は、第4実施形態を説明する図である。 第5実施形態を説明する図である。
符号の説明
20 照明装置、21 R光照明装置、21a 光源、21b 凹面反射鏡、21c ロッドインテグレータ、21d 偏光変換素子、23 G光照明装置、25 B光照明装置、30 光変調装置、31,33,35 液晶ライトバルブ、37 クロスダイクロイックプリズム、40 投射レンズ、50 制御装置、AP 開口、EP 射出端、IP 入射端。

Claims (11)

  1. 照明光を発生する光源と、
    前記光源からの光を混合する光混合手段と、
    前記光混合手段を経た光のうち一部を反射するとともに、残りを透過させて特定方向の偏光光に変換する偏光変換素子と、
    前記偏光変換素子からの反射光を再度前記偏光変換素子に戻す光帰還手段とを備える照明装置。
  2. 前記光混合手段は、ロッドインテグレータであることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光混合手段は、前記光帰還手段を兼ねる光閉じ込め型のロッドインテグレータであることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記光混合手段は、フライアイインテグレータであることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  5. 前記光帰還手段は、前記光源から射出した照明光を集光する凹面反射鏡である請求項1、請求項2及び請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 前記偏光変換素子は、アレイ状に配列された複数の第1偏光分離部と、当該複数の第1偏光分離部にそれぞれ隣接して配置されるとともに、前記複数の第1偏光分離部で反射された特定方向の偏光光を前記光源の反対側に射出する複数の第2偏光分離部と、前記複数の第2偏光分離部の前記光源側の側面に形成された反射部材と、前記複数の第1偏光分離部及び前記複数の第2偏光分離部のいずれか一方において前記光源の反対側の側面に形成された波長板とを有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項記載の照明装置。
  7. 前記偏光変換素子は、ワイヤグリッド偏光素子であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の照明装置。
  8. 前記偏光変換素子は、短手方向に所定間隔でアレイ状に配列された複数の第1偏光分離部と、各第1偏光分離部に隣接して交互に配置されるとともに、各第1偏光分離部で反射された特定方向の偏光光を前記光源側にそれぞれ反射射出する複数の第2偏光分離部と有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の照明装置。
  9. 前記偏光変換素子と前記光帰還手段との間に、前記偏光変換素子からの反射光の偏光状態を変更する波長板をさらに備えることを特徴とする請求項7及び請求項8のいずれか一項に記載の照明装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の照明装置と、
    前記照明装置からの照明光によって照明される空間光変調装置と、
    前記空間光変調装置からの像光を投射する投射光学系とを備える投射装置。
  11. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の照明装置と、当該照明装置からの照明光によって照明される空間光変調装置とをそれぞれ有する各色ごとの複数の画像形成ユニットと、
    前記複数の画像形成ユニットからの像光を合成して射出する光合成部材と、
    前記光合成部材を経て合成された像光を投射する投射光学系とを備える投射装置。
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