JP2009042569A - 投射型表示装置 - Google Patents

投射型表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009042569A
JP2009042569A JP2007208464A JP2007208464A JP2009042569A JP 2009042569 A JP2009042569 A JP 2009042569A JP 2007208464 A JP2007208464 A JP 2007208464A JP 2007208464 A JP2007208464 A JP 2007208464A JP 2009042569 A JP2009042569 A JP 2009042569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
discharge lamp
electrodeless discharge
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007208464A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Muramatsu
昭宏 村松
Naomi Yamada
直実 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007208464A priority Critical patent/JP2009042569A/ja
Publication of JP2009042569A publication Critical patent/JP2009042569A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】無電極放電ランプを光源とし、投射画像の輝度の可変範囲が広く、この輝度を変化させても高いコントラスト比を維持することが可能な投射型表示装置を提供する。
【解決手段】投射型表示装置1は、高周波によって放電発光する無電極放電ランプ2と、無電極放電ランプ2の出力に応じて出力が調整されるLED(補助光源)3と、リフレクタ4・5と、無電極放電ランプ2とLED3とからの光を合成するための反射プリズム(光学部材)6と、光インテグレータ(光学部材)8と、3板式の光変調部11と、制御部(補助光源出力制御部)12と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は無電極放電ランプを用いた投射型表示装置に関する。
投射型表示装置は、この投射型表示装置の光源から出射された光に、映像信号に応じた光変調を与え、変調された光を拡大投影するものである。このような投射型表示装置は、高輝度表示が可能であることが一般的に望まれている。そこで、メタルハライドランプやキセノンランプなどの高輝度光源であるHID(High Intensity Discharge)ランプが光源として採用されてきた。
しかしながら、HIDランプは、光量の出力可変範囲が約1割程度と少ないという特性を有している。このため、投射環境の明るさの違いなどによってランプの輝度を変化させたい場合などには好適ではなかった。
そこで、輝度レベルが比較的高い無電極放電ランプを光源として用いることが検討されている(特許文献1参照)。無電極放電ランプは、他のHIDランプなどの光源と比較すると、超長寿命かつ発光出力の可変範囲が20〜100%と広い。このため、照射環境の明るさの違いなどによる輝度調整の要求に高く対応することが可能である。
特開2002−343103号公報(平成14年11月29日公開)
しかしながら、無電極放電ランプは、発光出力の変化に伴って分光光量分布が変化するという特性を有している。つまり、投射画像の輝度を変化させるために出力を変化させると同時に色度が変化するという問題がある。
本発明の課題は、無電極放電ランプを光源とし、投射画像の輝度の可変範囲が広く、この輝度を変化させても高いコントラスト比を維持することが可能な投射型表示装置を提供することにある。
第1の発明に係る投射型表示装置は、無電極放電ランプと、補助光源と、光学部材と、を備えている。無電極放電ランプは、高周波によって放電発光する。補助光源は、光の出力を変更することが可能な光源である。光学部材は、光を所定の方向に導光する。
ここでは、光源として無電極放電ランプを採用した投射型表示装置において、この無電極放電ランプの出力変化に応じて、光の出力を変更することが可能な補助光源と、この無電極放電ランプと補助光源とのそれぞれから出射した光を所定の方向に導光する光学部材と、を備えている。
ここで、無電極放電ランプは、電極が無いランプであって、シールドされた電球が誘電体材料の中に埋め込まれている。そして、増幅器によって生成された高周波信号が、上記誘電体材料を導波路として伝播し、電球の周囲に導かれる。この結果、電球の中のプラズマ放電材料(水銀や金属ハライド)が急速に過熱されて蒸発し、電球の中心部でプラズマが発生する。このプラズマの発光によって、全波長帯域にわたり強い光が放出される。このような無電極放電ランプは、他の光源と比べて出力の可変範囲が広いため、投射画像の輝度調整の要求に高く対応することが可能である。
補助光源は、例えば、LED(Light Emitting Diode)など、供給される電力の変化に応じて光の出力が変化する光源である。また、補助光源の分光光量分布におけるピーク波長は、無電極放電ランプの分光光量分布における光量が比較的少ない波長帯域であることが望ましい。光学部材は、例えば、反射プリズムなどの、複数の異なる方向からの光を所定の方向に導光するものや、レンズなどの光を所定の焦点に集光するものである。なお、分光光量分布は、光源が出射した光を分光し、波長ごとの光量を分布図化したものであり、ピーク波長は、この分布図において光量が最も多い波長を意味する。
このような構成によると、無電極放電ランプは、出力変化に応じて分光光量分布が変化し、光量が減少する波長帯域が存在するが、この減少した波長帯域の光量を補助光源によって補うことが可能になる。また、無電極放電ランプの出力変化に伴う分光光量分布の変化は既知であるため、補助光源が有する波長帯域の選択を適切に行うことができ、また、選択された補助光源の動作時において出力を高精度に変化させて、精度よくコントラストの調整を行うことができる。
したがって、投射環境の明るさの違いなどによって、高輝度な画像や低輝度な画像を投射することが望まれるそれぞれの場合においても、適切な輝度を有し、かつ、高いコントラスト比を有する画像を表示することが可能になる。
第2の発明に係る投射型表示装置は、第1の発明に係る投射型表示装置であって、補助光源は複数の光源を含む。
ここでは、補助光源が複数備えられている。なお、例えば、分光光量分布およびこの分布におけるピーク波長が異なる複数の光源を用いてもよい。また、それぞれの補助光源のピーク波長が、無電極放電ランプの分光光量分布におけるRGB3原色の波長のうち、光量が少ない波長帯域であることが好ましい。
これにより、無電極放電ランプの出力変化に伴って、光量が顕著に変化する波長帯域が複数存在する場合でも、それぞれの波長帯域を複数の補助光源によって別々に補助することが可能になる。また、無電極放電ランプの出力変化に伴う分光光量分布の変化に柔軟かつ多様に対応することが可能になり、常時、ダイナミックレンジが高い光を供給することが可能になる。
したがって、様々な投射環境においても、高いコントラスト比を有する画像を表示することが可能になる。
第3の発明に係る投射型表示装置は、第1の発明に係る投射型表示装置であって、補助光源は、単一の光源である。
ここでは、補助光源が一つのみ備えられている。なお、この補助光源のピーク波長は、無電極放電ランプの所定の出力における、高いコントラストを実現するために必要な波長帯域において、光量が最も少ない波長帯域であることが好ましい。または、RGB3原色の波長帯域のなかで、無電極放電ランプがその出力変化に伴って、光量が最も少なくなる波長帯域であることが好ましい。
これにより、一つの補助光源によっても、無電極放電ランプの分光光量分布における光量が少ない波長帯域の光を補うことが可能になる。したがって、部品点数を抑え、コストアップを最小限にすることが可能になり、かつ、高いコントラスト比を有する画像を効果的に表示することが可能になる。
第4の発明に係る投射型表示装置は、第1から第3の発明のいずれか一つに係る投射型表示装置であって、補助光源が単色光源を含む。
ここでは、補助光源が単一の場合はこの補助光源が単色光源であり、補助光源が複数の場合はこれらの補助光源のうち少なくとも一つは単色光源を含んでいる。なお、例えば、RBG3原色のうちいずれかの原色光を出射する光源であることが好ましい。
これにより、高いコントラストを実現するために必要な光を効率的に補うことが可能になる。したがって、補助光源の出力を軽減することが可能になり、省エネルギー化が可能になる。また、例えば、補助光源が3つ以上あり、そのうちRGB3原色のそれぞれの光源が少なくとも一つずつ含まれる構成であれば、このRGB3原色の合成によって、白色光を作ることも可能になる。
第5の発明に係る投射型表示装置は、第1から第4の発明のいずれか一つに係る投射型表示装置であって、補助光源のうち少なくとも一つは、分光光量分布におけるピーク波長が、RGB3原色のそれぞれの波長のうちいずれか一つの波長である。
ここでは、少なくとも一つの補助光源が出射する光のピーク波長が、RGB3原色の波長のうちいずれかの波長である。例えば、補助光源が複数ある場合においては、ピーク波長が、赤色(R原色)の波長である光源と、青色(B原色)の波長である光源とを含む構成とすればよい。あるいは、補助光源が単数である場合においては、ピーク波長が赤色の波長である光源を有する構成としてもよい。また、それぞれの補助光源がRGB3原色のいずれかの単色光源であってもよい。
これにより、コントラスト比の高いカラー画像に必要な波長のみを効率的に補うことが可能になり、不要な波長の光の出射を予め省くことが可能になる。したがって、光源に必要な出力を軽減しつつ、高いコントラスト比を有する画像を表示することが可能になる。
第6の発明に係る投射型表示装置は、第1から第5の発明のいずれか一つに係る投射型表示装置であって、補助光源がLEDまたはレーザを含む。
ここでは、補助光源としての光源は、LEDまたはレーザを含んでいる。これにより、分光光量分布において波長分散の少ない光を出射することが可能になるため、所望のピーク波長を有する補助光源を容易に選択することが可能になる。したがって、無電極放電ランプの分光光量分布における光量が少ない波長帯域を、的確かつ効率的に補うことが可能になる。また、LEDは、低消費電力であることから省エネルギー化が実現可能になる。
第7の発明に係る投射型表示装置は、第1から第3の発明のいずれか一つに係る投射型表示装置であって、補助光源が白色光源を含む。
ここでは、補助光源が白色光源を含んでいる。
これにより、白色光は広い分光光量分布特性を示すため、種々の波長帯域の光を同時に補うことが可能になる。したがって、無電極放電ランプの分光光量分布特性によらず、輝度補正と色度補正との両方を行うことが可能になり、様々な投射環境に対応した画像を表示することが可能になる。
第8の発明に係る投射型表示装置は、第1から第7の発明のいずれか一つに係る投射型表示装置であって、光学部材が反射プリズムを含む。
ここでは、無電極放電ランプから出射した光と補助光源から出射した光とを所定の方向に導光する光学部材として、反射プリズムを含んでいる。なお、光学部材は、反射プリズムの下流側に集光レンズを含むように構成されていてもよい。
これにより、異なる方向から入射した光を略同一の方向へ導光することが可能になり、それぞれの光源から出射した光が合成される。したがって、無電極放電ランプと補助光源との配設位置に自由度を持たせることが可能になり、他の構成部品の配置規制が緩和され、光源からの熱分散も容易になる。
第9の発明に係る投射型表示装置は、第1から第8の発明のいずれか一つに係る投射型表示装置であって、無電極放電ランプの出力に応じて、補助光源の出力を制御する補助光源出力制御手段を備える。
ここでは、投射環境の変化によって無電極放電ランプの出力を変化させた場合に、その出力変化に伴う無電極放電ランプの分光光量分布の変化に対応するように、補助光源の出力を制御する手段としての出力制御部をさらに備えている。具体的な制御としては、無電極放電ランプの分光光量分布の変化において光量が減少する波長帯域がある。そして、この波長帯域の光量が所定の光量を常に満たすように、補助光源の出力を調整する。つまり、ある波長帯域の光量が減少すると、この波長帯域にピーク波長を有する補助光源の出力を上げる。
これにより、所望の波長帯域の光が常に所定の光量を満たすことが可能になる。したがって、高いコントラストを有する画像を再現性よく表示することが可能になる。
本発明に係る投射型表示装置によれば、投射環境の明るさの違いなどによって、高輝度な画像や低輝度な画像を投射することが望まれるそれぞれの場合においても、適切な輝度を有し、かつ、高いコントラスト比を有する画像を表示することが可能になる。
本発明の一実施形態に係るプロジェクタ(投射型表示装置)1について、図1から図4および、図5(a)〜図5(d)を用いて説明すれば以下の通りである。なお、以下の説明で用いる「上流」・「下流」とは、光の進行方向に関するものであり、光源側を上流とし、投射画像側を下流として説明する。
[プロジェクタ1の構成]
本発明の一実施形態に係るプロジェクタ1は、主な部材として、図1に示すように、無電極放電ランプ2と、LED(補助光源)3と、リフレクタ4・5と、反射プリズム(光学部材)6と、光インテグレータ(光学部材)8と、3板式の光変調部11と、制御部12(図2参照)と、を備えている。以下に、この主な部材の構成について説明する。
(無電極放電ランプ2)
無電極放電ランプ2は、600MHz〜1GHzの高周波電力を印加することにより発光する光源であって、電極が無く、シールドされた電球が誘電体材料の中に埋め込まれている。そして、増幅器によって生成された高周波信号が、上記誘電体材料を導波路として伝播し、電球の周囲に導かれる。この結果、電球の中のプラズマ放電材料(水銀や金属ハライド)が急速に過熱されて蒸発し、電球の中心部でプラズマが発生する。このプラズマの発光によって、全波長帯域にわたり強い光が放出される。このような無電極放電ランプ2は、他の光源と比べて出力の可変範囲が広いため、投射画像の輝度調整の要求に高く対応することが可能になる。
また、無電極放電ランプ2は、この無電極放電ランプ2の出力の変化に応じて出射する光の分光光量分布が変化する。この無電極放電ランプ2の出力変化による分光光量分布の変化は、封入された金属原子の圧力などにより予め決定されるものであり、本実施形態に用いる無電極放電ランプ2は、出力の減少に応じて青色の波長を有する光の光量が最も顕著に減少するものとする。
(LED3)
LED3は、本実施形態においては、RGB3原色のうちの青原色(B原色)の光を出射する単色光源を用いる。このLED3は、出力の変化すなわち出射する光の光量調整が可能であって、後述する制御部12(図2参照)によって出力(光量)調整が行われる。そして、このLED3は、プロジェクタ1の補助光源として用いられ、無電極放電ランプ2における光量の少ない波長の光を補う。なお、LED3は、低消費電力光源であるため、省エネルギー化が可能になる。
(リフレクタ4・5)
リフレクタ4は、無電極放電ランプ2から出射された光を反射し、この反射によって所定方向に集光する。本実施形態においては、図1に示すように、反射プリズム6の一反射面6a上に焦点が結ばれるように、リフレクタ4を配設する。
リフレクタ5は、LED3から出射された光を反射し、この反射によって所定方向へ集光する。本実施形態においては、図1に示すように、反射プリズム6の一反射面6b上に焦点が結ばれるように、リフレクタ5を配設する。
(反射プリズム6)
反射プリズム6は、表面に二つの反射面6aと反射面6bとを有し、これらの反射面6a・6bを備える部材として、プリズムを用いる。反射面6a・6bは、アルミニウム膜や可視光を反射する誘電体多層膜を用いて構成されている。ここで、プリズムを用いることによって、反射面の光軸近傍の有効領域と面精度とを確保することが可能になる。なお、反射面6aの法線と無電極放電ランプ2の光軸とのなす角度、および、反射面6bの法線とLED3の光軸とのなす角度は、それぞれ45°±1°の範囲内に設定することが好ましい。このようにすると、無電極放電ランプ2とLED3とから出射された光の反射面6a・6bでの反射後の光の光軸40・41が、それぞれ、光軸142に対して実質上平行になる。
また、無電極放電ランプ2とLED3とが出射した光を、集光レンズ7の上流側の面上で合成することが可能になる。
(光インテグレータ8)
光インテグレータ8は、無電極放電ランプ2から照射される光の照度を照射面方向において均一化するための光学系の部品であって、集光レンズ7と、第1レンズアレイ21と、第2レンズアレイ22と、コンデンサレンズ10と、を有している。
集光レンズ7は、球面収差を無収差にする非球面形状のレンズであって、反射プリズム6によって反射された光を略平行光に変換するように表面形状が形成されている。
第1レンズアレイ21は、図1に示すように、集光レンズ7の下流側に配設されている。そして、図3(a)〜図3(c)に示すように、複数の矩形状の微小レンズ(レンズ群)21aが、アレイ状に配列している。
第2レンズアレイ22は、図1に示すように、第1レンズアレイ21の下流側であって、第1レンズアレイ21の各微小レンズ21aの焦点位置近傍に配置されている。そして、図4(a)〜図4(c)に示すように、微小レンズ21aに対応して複数の微小レンズ22aが、アレイ状に配列している。
また、図1に示すように、このような構成の第1レンズアレイ21と第2レンズアレイ22とは、アレイ状の面が光軸42に対し略垂直になるように配設されている。
コンデンサレンズ10は、図1に示すように、第2レンズアレイ22の下流側に配設されている。このコンデンサレンズ10は、第2レンズアレイ22の各微小レンズ22aを透過したそれぞれの光を下流に配設された光学部材上に重畳照明するためのレンズである。
なお、便宜上、上記の構成、すなわち、光源(無電極放電ランプ2およびLED3)からコンデンサレンズ10までの光学系を照明光学部39と称する。
(光変調部11)
光変調部11は、上記の照明光学系から送られてきた光を色分離・合成および、画像形成を行うためのものであって、ダイクロイックミラー60・61と、反射ミラー63・64・65と、液晶ライトバルブ71・72・73と、リレーレンズ66・67と、フィールドレンズ68・69・70と、ダイクロイックプリズム76と、投射レンズ77と、を備えている。
ダイクロイックミラー60・61は、所定の波長の光のみを反射し、その他の波長の光を透過する色分離手段であり、反射される光の波長は、表面に形成された誘電体多層膜の構成と光の入射角度とに依存する。ダイクロイックミラー60は青色の波長の光を反射し、ダイクロイックミラー61は緑色の波長の光を反射する。また、ダイクロイックミラー60・61は、入射光の光軸に対し45度の角度で設置されている。
リレーレンズ66・67は、反射ミラー64に入射する前に光を集光するためのレンズであり、ダイクロイックミラー61と反射ミラー64との間、および、反射ミラー64と反射ミラー65との間に設けられている。
反射ミラー63・64・65は、光の進行方向を正確に変更するためのものであり、全反射ミラーを用いる。
フィールドレンズ68・69・70は、投射画像の視野径を決めるレンズである。また、画像の端部分の輝度の向上と明瞭な視野の確保とが使用目的である。また、液晶ライトバルブ71・72・73上に照明される光を投射レンズ77の瞳面に集光するためのものである。
液晶ライトバルブ71・72・73は、透過型のアクティブマトリックス方式のものであって、映像信号に応じた画素への印加電圧の制御により光を変調し、それぞれ赤、緑、青の画像を形成する。
ダイクロイックプリズム76は、色合成のためのプリズムであって、各方向から入射した赤、緑、青の光を合成して、投射レンズ77方向へ導光する。
投射レンズ77は、ダイクロイックプリズム76によって合成された光を拡大し、スクリーンなどの被投射物に投射するためのレンズである。
(制御部12)
制御部12は、図2に示すように、LED3に電気的に接続された、LED3の出力制御手段であって、無電極放電ランプ2の出力に応じてLED3の出力を変化させる。ここで、上述したように、無電極放電ランプ2の分光光量分布は、この無電極放電ランプ2の出力の違いによって変化する。つまり、コントラスト比の向上に必要であるRGB3原色の発光光量も変化する。ここで、無電極放電ランプ2における出力ごとのRGB3原色の発光光量は予め既知である。したがって、LED3の出力も予め無電極放電ランプ2の出力に応じて変化させるように設定することが可能である。つまり、使用する無電極放電ランプの出力特性を予め制御部12が記憶していて、この記憶情報に基づいて、LED3の出力(ON/OFFを含む)を制御する。
例えば、無電極放電ランプ2の出力をWとした場合、青原色の発光光量が所望の値に満たない出力範囲をX以下、すなわちW≦Xであるとする。この場合、WがX以下の場合にのみ、LED3を発光させて青原色の合成発光光量(無電極放電ランプ2による青原色の発光光量とLED3による青原色の発光光量との合成光量)を所定の発光光量以上になるように設定する。ここで、青原色の発光光量は、要求される輝度によっても変化することがあるため、所望の発光光量をWの値ごとに予め変化させるように設定してもよい。
ここで、高いコントラスト比を実現するために必要な波長帯域である、RGB3原色の波長帯域(R:695nm〜705nm、G:540nm〜550nm、B:430nm〜440nm)の光量についてのみを模式的に棒グラフ状にして表した分光光量分布図(図5(a)〜図5(d))を用いて、無電極放電ランプ2とLED3との光量について説明する。
先ず、図5(a)に示すように、無電極放電ランプ2の出力がW=P>Xであるときは、それぞれの光量が、高いコントラスト比を実現するために必要な光量の所定値Nを上回っている。この状態ではLED3の出力はw=0すなわちOFF状態である。次に、図5(b)に示すように、無電極放電ランプ2の出力がW=Q≦Xであるときは、B原色の波長帯域の光量のみが、所定値Nを下回る。そこで、B原色の波長帯域の光量を補うために、LED3の出力をw=qにする(図5(c)参照)。この結果、図5(d)に示すように、無電極放電ランプ2とLED3とのそれぞれの光量の合成光量において、B原色の波長帯域の光量が、所定値Nを上回る。
このようにして、高いコントラスト比の画像を表示するために必要な光量を維持することが可能になる。
<プロジェクタ1における光路および作用>
プロジェクタ1の以上の構成においての光路について以下で説明する。
まず、無電極放電ランプ2から出射した光は、リフレクタ4によって反射され、反射プリズム6の反射面6a上に集光される。そして、反射面6aによって反射された光は、集光レンズ7に向かう。一方、LED3から出射した光は、リフレクタ5によって反射され、反射プリズム6の反射面6b上に集光される。そして、反射面6bによって反射された光は、集光レンズ7に向かう。
このように同じ集光レンズ7に向かうように反射されたそれぞれの光は、ほぼ同じ軸を有する光となり、実質上合成された状態となって集光レンズ7に入射する。集光レンズ7では、入射光を略平行光にして下流側へ透過させる。この透過した光は集光レンズ7の直下流側に配設された第1レンズアレイ21に入射する。第1レンズアレイ21に入射した光は、多数の微小光束に分割される。分割された多数の微小光束は、第2レンズアレイ22に収束する。この結果、第2レンズアレイ上には多数の微小光源像が映し出されている。この多数の微小光束は、第2レンズアレイを透過する際にそれぞれ屈折し、コンデンサレンズ10に入射する。コンデンサレンズ10に入射した多数の微小光束は、所定の一つの焦点に向かって屈折させられて透過する。
ここまでの光路によって、無電極放電ランプ2から出射した光とLED3から出射した光とが、合成および輝度ムラの軽減がなされた状態になる。以下でコンデンサレンズ10から下流の光路について説明する。
コンデンサレンズ10を透過した光は、まず青反射のダイクロイックミラー60において赤および緑色光が透過し、青色光は反射される。この青色光は、反射ミラー63で反射され、フィールドレンズ70を透過して液晶ライトバルブ73に達する。
一方、青反射のダイクロイックミラー60において透過された赤色光および緑色光のうちの緑色光は、緑反射のダイクロイックミラー61において反射され、液晶ライトバルブ71に達する。
赤色光は、緑反射のダイクロイックミラー64を透過した後、リレーレンズ66、反射ミラー64、リレーレンズ67、反射ミラー65を、順に透過および反射され、液晶ライトバルブ72に導かれる。
液晶ライトバルブ71、72、73において各色に対応した映像信号にあわせて変調された光は、ダイクロイックプリズム76に入射する。ダイクロイックプリズム76は、赤反射の誘電体多層膜と青反射の誘電体多層膜とを十字状に交差させた状態で有していて、赤・青・緑の変調光束を合成する。ここで合成された光は、投射レンズ77を透過して、図示しないスクリーン上に映像を形成する。
以上のように構成された本実施形態のプロジェクタ1は、図1に示すように、無電極放電ランプ2と、青原色の単色光を発光するLED3と、これらの光源から出射した光を略同一方向すなわち集光レンズ7に向けて反射する反射面6a・6bを有する反射プリズム6と、LED3の出力を無電極放電ランプ2の出力に応じて制御する制御部12と、を備えている。
これにより、無電極放電ランプ2の分光光量分布が、無電極放電ランプ2の出力変化に依存して変化し、青色の波長を有する光の光量が減少しても、LED3によって補うことが可能になる。また、無電極放電ランプ2を主光源として用いることで、出力の可変範囲がおよそ20〜100パーセントと広く、明るい投射環境では輝度を上げ、暗い投射環境では輝度を下げて、画像を投射することが可能になる。またさらに、無電極放電ランプ2は電極が無いため寿命が長く、ランプの取り替え頻度を抑えることが可能になる。一方、補助光源としてLED3を用いることで、低消費電力光源であるため、省エネルギー化が可能になる。また、LED3は単色光を出射することができるため、不要な波長帯域の光を出射することが無い。そのため、投射画像の輝度への影響が少なく、無電極放電ランプ2の出力調整のみによって、投射画像の輝度調整を容易かつ適切に行うことが可能になる。また、反射プリズム6を用いることによって、光の合成と光源の配置位置の自由度の増加とが可能になり、放熱効率も向上する。また、制御部12を備えることによって、無電極放電ランプ2の波長帯域ごとの光量変化に合わせて、LED3の出力変化を制御することができる。したがって、無電極放電ランプ2の出力(輝度)によらず、常に高いコントラスト比を有する画像を再現性よく表示することが可能になる。
[本プロジェクタ1の特徴]
(1)
本実施形態のプロジェクタ1は、図1に示すように、無電極放電ランプ2とLED3と、これらの光源から出射した光を略同一方向すなわち集光レンズ7に向けて反射する反射面6a・6bを有する反射プリズム6と、を備えている。
これにより、無電極放電ランプ2の分光光量分布(図5(a)参照)が、無電極放電ランプ2の出力変化に依存して変化し、特定の波長帯域の光量が減少しても(図5(b)参照)、特定の波長帯域は既知であるため、この減少する波長帯域に応じた光をLED3から発光することができる(図5(c)参照)。そして、この無電極放電ランプ2とLED3とから出射した光を反射プリズムによって合成することで(図5(d)参照)、光量分布バランスのよい光を光変調部11に入射させることが可能になる。この結果、無電極放電ランプ2の広い輝度範囲を生かしつつ、この広い輝度範囲において常に高いコントラスト比を有する画像を表示することが可能になる。
(2)
本実施形態のプロジェクタ1は、図1および図5に示すように、補助光源としてのLED3が、無電極放電ランプ2が発光する光において光量が最も少なくなる波長帯域に対応する光を発光する単一のLED3である。
これにより、一つの補助光源によっても、無電極放電ランプの分光光量分布における光量が最も少ない波長帯域の光を補うことが可能になる(図5(a)〜図5(d)参照)。この結果、部品点数を抑え、コストアップを最小限に抑えつつ、高いコントラスト比を有する画像を表示することが可能になる。
(3)
本実施形態のプロジェクタ1は、補助光源としてのLED3が、RGB3原色のうちの一つである青原色の単色光源である。
これは、本実施形態における無電極放電ランプ2の出力変化によって補正が必要とされる光の波長帯域が、青色の波長帯域であることが既知であるためである。
これにより、高いコントラスト比を実現するために必要な光を効率的に補うことが可能になる。したがって、不要な波長帯域の光を出射することが無い。この結果、投射画像の輝度への影響が少なく、無電極放電ランプ2の出力調整のみによって、投射画像の輝度調整を容易かつ適切に行うことが可能になる。
(4)
本実施形態のプロジェクタ1は、図2に示すように、無電極放電ランプ2の出力(輝度)に応じて、LED3の出力(輝度)を調整する制御部12をさらに備えている。
これにより、本実施形態においては、光変調部11に入射する光が、青色の光の光量を常に所定の光量に達しているように調整することが可能になる。この結果、常に高いコントラスト比を有する画像を再現性よく表示することが可能になる。
(5)
本実施形態のプロジェクタ1は、図1に示すように、LED3を補助光源として用いている。
これにより、波長分散の少ない光を出射することが可能になる。そのため、所望の波長帯域の光を有する補助光源を容易に選択することができる。また、LED3は低消費電力光源であるため、省エネルギー化が可能になる。
(6)
本実施形態のプロジェクタ1は、図1に示すように、光の合成を行う光学部材として、反射プリズム6を用いている。
これにより、無電極放電ランプ2とLED3との配設位置に自由度を持たせることが可能になり、他の構成部品の配置規制が緩和され、光源からの熱分散も容易になる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、補助光源としてLED3を用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、補助光源としてレーザ等の他の光源を用いてもよい。
(B)
上記実施形態では、図1に示すように、補助光源として単一のLED3を用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図6に示すように、二つの補助光源を用いてもよいし、または、図7に示すように、三つ以上の補助光源を用いてもよい。
図6に示す構成は、LED3に加え、緑原色を発光するLED102と、緑色の光のみを反射するダイクロイックミラー103と、をさらに備えている。つまり、図1において、反射プリズム6の反射面6bに、LED2からの光とLED102からの光とが、同じ光軸をもって入射する構成となる。
図7に示す構成は、LED3に加え、LED112と、LED113と、を備えている。また、この3つのLED3・112・113から出射された光を合成するためのダイクロイックプリズム106と、この合成された光を集光するレンズ107と、を備えている。そして、集光された光は、上記実施形態と同様に、プリズム6によって、無電極放電ランプ2から出射された光と合成される。
これにより、無電極放電ランプ2において不足する波長帯域の光が複数ある場合であっても、この不足するそれぞれの波長帯域の光を別々に補うことが可能になる。
(C)
上記実施形態では、青原色の波長を有する光を発光するLED3を補助光源として用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、赤原色の波長や緑原色の波長を有するLEDを補助光源として用いてもよい。この場合は、無電極放電ランプ2が発光する光において出力変化によって不足する波長帯域が赤色や緑色の波長帯域であるときに好適である。
(D)
上記実施形態では、青色の原色光を発光するLED3を補助光源として用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、青と緑との中間色の光を発光する光源であってもよい。この場合は無電極放電ランプ2が発光する光にとって不足する光が青色と緑色の両方の光であるときに特に好適である。これは、中間色の光であっても、プリズムなどの色分離光学部材により、所望の波長を有する光に分離することが可能であるためである。
これにより、複数の色の光が不足する場合であっても、単一の光源によって、不足するそれぞれの光を補うことが可能になる。したがって、部品点数の増加を軽減し、コストアップを抑えることが可能になる。
(E)
上記実施形態では、青原色の単色光を発光するLED3を補助光源として用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、白色光を発光するLEDを補助光源として用いてもよい。
これにより、コントラスト比を向上させるために必要な光、つまり、RBG3原色の光を全て補うことが可能になる。また、コントラスト比だけではなく、投射画像全体の輝度を上げることも可能になる。
(F)
上記実施形態では、補助光源として単一のLED3を用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、三つの補助光源を備え、そのうちの二つの補助光源を単色光とし、残りの一つの補助光源を白色光とするものであってもよい。
(G)
上記実施形態では、光の合成手段として、反射プリズム6を用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、リフレクタ4・5の焦点の方向を、集光レンズ7に直接向けた構成であってもよい。
(H)
上記実施形態では、制御部12が、LED3に電気的に接続されていて、記憶情報に基づいてLED3の出力を制御する構成として説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図8に示すように、制御部12は、ランプ制御部12aと、情報処理部12bと、受光素子12cとを備えているものであってもよい。
詳細には、受光素子12cは、投射レンズ77の直下流側に設けられていて、ダイクロイックプリズム76を通過した光を検知する。すなわち、投射画像の輝度やコントラスト比を検知する。そして、受光素子12cによって検知された光の情報は、情報処理部12bに伝送され、この情報処理部12bによって輝度やコントラスト比は、個別の電気信号に変換される。この電気信号はランプ制御部12aに伝送され、ランプ制御部12aでは、受信した信号に基づいて、所定のコントラスト比を満たすように、LED3の出力を制御する。また、このランプ制御部12aは、無電極放電ランプ2の出力制御を兼ねている。
これにより、制御系と光学系とがフィードバック回路となり、随時、自動的に光源の出力を調整することが可能になる。また、無電極放電ランプ2の種類や個体差にかかわらず、最適な出力調整を行うことが可能になる。したがって、常に自動的に高いコントラスト比を有する画像を表示することが可能になる。
(I)
上記実施形態では、光源からの光の反射および集光手段としてリフレクタ4・5を用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図9に示すように、無電極放電ランプ2から出射された光を集光するためのレンズ121・122および補助光源としてのLED3から出射された光を集光するためのレンズ123・124を用いた構成であってもよい。
これによっても、無電極放電ランプ2およびLED3から出射された光を、プリズム6に集光することが可能であり、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の投射型表示装置は、輝度範囲が広く、この広い輝度範囲において常に高いコントラスト比を有する画像を表示することが可能である。したがって、使用環境の明暗や使用環境が時間的に変化する状態(例えば、移動する車内など)、あるいは、被投射物の色合いなどを問わずに利用することが可能である。
本発明の一実施形態に係るプロジェクタの構成を示す模式図である。 図1のプロジェクタの制御を行う制御ブロック図である。 (a)〜(c)は、それぞれ図1の第1レンズアレイの平面図、側面図、下面図である。 (a)〜(c)は、それぞれ図1の第2レンズアレイの平面図、側面図、下面図である。 (a)は、図1の無電極放電ランプの出力W=Pにおける分光光量分布図である。(b)は、図1の無電極放電ランプの出力W=Qにおける分光光量分布図である。(c)は、図1のLEDの出力w=qにおける分光光量分布図である。(d)は、(b)と(c)との合成分光光量分布図である。 本発明の他の実施形態に係るプロジェクタの主要部の構成を示す模式図である。 本発明の他の実施形態に係るプロジェクタの主要部の構成を示す模式図である。 本発明の他の実施形態に係るプロジェクタの制御を行う制御ブロック図である。 本発明の他の実施形態に係るプロジェクタの主要部の構成を示す模式図である。
符号の説明
1 プロジェクタ
2 無電極放電ランプ
3 LED(補助光源)
4 リフレクタ
5 リフレクタ
6 反射プリズム(光学部材)
6a 反射面
6b 反射面
6c 反射面
6d 反射面
7 集光レンズ(光学部材)
8 光インテグレータ(光学部材)
10 コンデンサレンズ(光学部材)
11 光変調部
12 制御部
12a ランプ制御部
12b 情報処理部
12c 受光素子
21 第1レンズアレイ
21a 微小レンズ
22 第2レンズアレイ
22a 微小レンズ
39 照明光学部
40 光軸
41 光軸
42 光軸
60 ダイクロイックミラー
61 ダイクロイックミラー
63 反射ミラー
64 反射ミラー
65 反射ミラー
66 リレーレンズ
67 リレーレンズ
68 フィールドレンズ
69 フィールドレンズ
70 フィールドレンズ
71 液晶ライトバルブ
72 液晶ライトバルブ
73 液晶ライトバルブ
76 ダイクロイックプリズム
77 投射レンズ
102 LED(補助光源)
103 ダイクロイックミラー
106 ダイクロイックミラー
107 レンズ
112 LED(補助光源)
113 LED(補助光源)
121 レンズ
122 レンズ
123 レンズ
124 レンズ

Claims (9)

  1. 高周波によって放電発光する無電極放電ランプと、
    前記無電極放電ランプの光の出力に応じて、光の出力が調整される補助光源と、
    前記無電極放電ランプと前記補助光源とから出射された光を所定の方向に導光する光学部材と、
    を備えた投射型表示装置。
  2. 前記補助光源は、複数の光源を含む、
    請求項1に記載の投射型表示装置。
  3. 前記補助光源は、単一の光源である、
    請求項1に記載の投射型表示装置。
  4. 前記補助光源は、単色光源を含む、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の投射型投影装置。
  5. 前記補助光源のうち少なくとも一つは、分光光量分布におけるピーク波長が、RGB3原色のそれぞれの波長のうちいずれか一つの波長である、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の投射型表示装置。
  6. 前記補助光源は、LEDまたはレーザを含む、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の投射型表示装置。
  7. 前記補助光源は、白色光源を含む、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の投射型投影装置。
  8. 前記光学部材は、反射プリズムを含む、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の投射型表示装置。
  9. 前記無電極放電ランプの出力に応じて前記補助光源の出力を制御する補助光源出力制御部をさらに備えている、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の投射型表示装置。

JP2007208464A 2007-08-09 2007-08-09 投射型表示装置 Pending JP2009042569A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007208464A JP2009042569A (ja) 2007-08-09 2007-08-09 投射型表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007208464A JP2009042569A (ja) 2007-08-09 2007-08-09 投射型表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009042569A true JP2009042569A (ja) 2009-02-26

Family

ID=40443350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007208464A Pending JP2009042569A (ja) 2007-08-09 2007-08-09 投射型表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009042569A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012003923A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Sony Corp 照明装置及び画像表示装置
JP2015207016A (ja) * 2015-06-19 2015-11-19 ソニー株式会社 光源装置及び画像投影装置
JP2017134417A (ja) * 2017-04-05 2017-08-03 ソニー株式会社 光源装置及び画像投影装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012003923A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Sony Corp 照明装置及び画像表示装置
US9052582B2 (en) 2010-06-16 2015-06-09 Sony Corporation Illumination device and image display apparatus
US9369682B2 (en) 2010-06-16 2016-06-14 Sony Corporation Illumination device and image display apparatus
US9618738B2 (en) 2010-06-16 2017-04-11 Sony Corporation Illumination device and image display apparatus
US9733558B2 (en) 2010-06-16 2017-08-15 Sony Corporation Illumination device and image display apparatus
US9995927B2 (en) 2010-06-16 2018-06-12 Sony Corporation Illumination device and image display apparatus
US10429636B2 (en) 2010-06-16 2019-10-01 Sony Corporation Illumination device and image display apparatus
JP2015207016A (ja) * 2015-06-19 2015-11-19 ソニー株式会社 光源装置及び画像投影装置
JP2017134417A (ja) * 2017-04-05 2017-08-03 ソニー株式会社 光源装置及び画像投影装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3971717B2 (ja) 広帯域スペクトル光源を補うための狭帯域スペクトル光源を含むプロジェクタ
US8870384B2 (en) Projection display device having light source device with color synthesis unit
JP2004325643A (ja) プロジェクタ及び光学装置
US20160301904A1 (en) Illumination device and projection display device using same
JP2008003270A (ja) 照明装置及びそれを用いた投写型画像表示装置
US20080192210A1 (en) Light source device and projector
JP5034779B2 (ja) 照明装置及びプロジェクタ
JP5002228B2 (ja) 画像表示装置
JP2018031864A (ja) 照明装置及びプロジェクター
JP2010160343A (ja) プロジェクタ
JP2006330282A (ja) 画像投影装置及び画像投影方法
US8506128B2 (en) Light source device, illumination system, and projector
JP2009042569A (ja) 投射型表示装置
US8085471B2 (en) Light integrating device for an illumination system and illumination system using the same
JP2006337941A (ja) 画像投影装置及び画像投影方法
US8523363B2 (en) Projector
JP5625932B2 (ja) 投射型表示装置
JP2004029267A (ja) 照明光の形成方式、当該方式を用いた光源装置及び投写型表示装置
JP2011095291A (ja) プロジェクター
JP2008032907A (ja) 画像表示装置、投射型画像表示装置、及びリアプロジェクションテレビ
JP2006301208A (ja) 画像投影装置及び画像投影方法
JP4581407B2 (ja) 光源ユニットおよびそれを用いた投射型映像表示装置
JP2016099585A (ja) 光学装置および画像投射装置
JP2005300899A (ja) プロジェクタ
JP2005148123A (ja) 画像表示装置