JP2009042374A - データ処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】分散スピーカのセッティング作業に係る作業者の負荷を軽減することができる技術を提供する。
【解決手段】データ処理装置1の制御部11は、音響を発生させるためのスピーカを分散配置させる分散スピーカ面のプロパティを設定するための設定画面を表示部13に表示する。操作者は、表示される設定画面を参照して、分散スピーカ面の面寸法、基準位置、角度、配置パターンの種別を示すパターン種別、配置間隔、スピーカ種別等を入力する。制御部11は、入力されたパターン種別に対応する配置パターンを配置パターンデータ記憶領域121から読み出し、入力された面寸法と基準位置とに合わせて読み出した配置パターンを展開し、展開した配置パターン上に設置されるスピーカの数と位置とを、入力された配置間隔に応じて特定し、特定結果を表示部13に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、音響を発生させるための技術に関する。
劇場等の施設においては、音響を発生させるためのシーリングスピーカやウォールスピーカが天井や側壁に複数分散配置され、それぞれのスピーカによって効果音の再生や残響付加等が実現されている。このように天井や側壁に分散配置されるスピーカ(以下「分散スピーカ」という)について、特許文献1では、スピーカクラスタにより形成される音場をシミュレーションする装置が提案されている。
特開2002−366162号公報
ところで、シーリングスピーカやウォールスピーカのように、天井や側壁等の面上に複数のスピーカを分散配置する場合においては、各スピーカのセッティング(スピーカの位置、向き、配置等の設定、アンプとの接続等)を、他のスピーカとの関連を考慮しつつ作業者がスピーカ毎に個別に手作業で設計する必要があった。この場合、セッティング後の物理特性や試聴結果がNGであれば、作業者は、試行錯誤しながら各スピーカを個別に手動で繰り返し補正しなければならず、その作業は煩雑であった。特許文献1に記載の技術においても、各スピーカのセッティングについては作業者が個々のスピーカについて個別に手動でセッティングする必要があり、その作業は煩雑であった。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、分散スピーカのセッティング作業に係る作業者の作業負荷を軽減することのできる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の好適な態様であるデータ処理装置は、複数スピーカの配置規則を規定するスピーカ配置パターンを複数記憶する記憶手段と、前記複数スピーカが配置される面の寸法を示す面寸法データおよび当該面の基準位置を示す基準位置データを含む面設定データを取得する面設定データ取得手段と、前記記憶手段内のスピーカ配置パターンを選択する選択手段と、前記複数スピーカの配置間隔を示すピッチデータを取得するピッチデータ取得手段と、前記選択手段により選択されたスピーカ配置パターンが示す配置規則に基づき、前記面設定データ取得手段により取得された面寸法データの示す寸法と前記基準位置データの示す基準位置と前記ピッチデータ取得手段により取得されたピッチデータの示す配置間隔とから、前記面内に設置されるスピーカの数と位置とを特定する位置特定手段と、前記位置特定手段により特定されたスピーカの位置を示す位置データとスピーカの数を示す数データとを含む音響シミュレーション面データを出力する出力手段とを具備することを特徴とする。
上述の態様において、前記面設定データ取得手段により取得された面寸法データ、基準位置データ、前記選択手段により選択されたスピーカ配置パターン、及び、前記ピッチデータ取得手段により取得されたピッチデータを記憶する面設定データ記憶手段と、前記面設定データ記憶手段に記憶された面寸法データ、基準位置データ、スピーカ配置パターン及びピッチデータの少なくともいずれか一つの値を変更し、新たに前記面設定データ記憶手段に記憶する編集手段と、前記面設定データ記憶手段に記憶された面寸法データ、基準位置データ、スピーカ配置パターン及びピッチデータを複製し、新たに前記面設定データ記憶手段に記憶する複製手段とを備え、前記位置特定手段は、前記面設定データ記憶手段に記憶されたスピーカ配置パターンが示す配置規則に基づき、前記面設定データ記憶手段に新たに記憶された前記データを含む面寸法データの示す寸法と前記基準位置データの示す基準位置とピッチデータの示す配置間隔とから、前記面内に設置されるスピーカの数と位置とを特定してもよい。
また、上述の態様において、前記生成手段により生成された音響シミュレーション面データを記憶する音響シミュレーション面データ記憶手段と、前記音響シミュレーション面データ記憶手段に記憶された音響シミュレーション面データを読み出して複製し、新たに前記音響シミュレーション面データ記憶手段に記憶する音響シミュレーション面データ複製手段と前記音響シミュレーション面データ記憶手段に記憶された音響シミュレーション面データを読み出して変更し、新たに音響シミュレーション面データ記憶手段に記憶する音響シミュレーション面データ編集手段とを具備してもよい。
また、上述の態様において、前記面に配置するスピーカの配置密集度を示す密集度データを取得する密集度データ取得手段と、前記密集度データ取得手段により取得された密集度データの示す密集度と前記選択手段により選択されたスピーカ配置パターンとから、前記スピーカの配置間隔を算出する配置間隔算出手段とを具備し、前記ピッチデータ取得手段は、前記配置間隔算出手段により算出された配置間隔を示すピッチデータを取得してもよい。
この態様において、聴取位置における音圧レベルを示す音圧レベルデータを取得する音圧レベルデータ取得手段と、前記音圧レベルデータ取得手段により取得された音圧レベルデータの示す音圧レベルからスピーカの配置密集度を算出する密集度算出手段を備え、前記密集度データ取得手段は、前記密集度算出手段により算出された密集度を示す密集度データを取得してもよい。
また、上述の態様において、前記面設定データ取得手段は、更に前記面の角度を示す面角度データと、前記音響の指向性の方向を示す音響方向データとを含む面設定データを取得し、前記面設定データ取得手段により取得された面角度データと音響方向データとを用いて、前記面に対する前記スピーカの角度を算出するスピーカ角度算出手段を備え、前記出力手段は、前記位置データと前記数データとに加えて、前記スピーカ角度算出手段により算出された角度を示すスピーカ角度データを含む音響シミュレーション面データを出力してもよい。
また、上述の態様において、前記スピーカの種別を示すスピーカ種別データと各スピーカに接続可能なアンプの種別を示すアンプ種別データとの対応関係を記憶する対応関係記憶手段と、前記スピーカ種別データと前記アンプ種別データとを取得する種別データ取得手段と、前記位置特定手段により特定された各スピーカの位置、前記スピーカ種別データ取得手段により取得されたスピーカ種別データ及び前記アンプ種別データを用いて、前記各スピーカに対して接続を推奨するアンプを前記対応関係記憶手段を参照して特定する推奨アンプ特定手段とを具備し、前記出力手段は、前記推奨アンプ特定手段による特定結果を示す推奨アンプデータを含む音響シミュレーション面データを出力してもよい。
また、上述の態様において、前記面設定データの入力を促す入力画面を表示手段に表示させる入力画面表示制御手段を備え、前記取得手段は、操作者によって操作される操作手段から出力される信号に応じて前記面設定データを取得し、前記出力手段は、前記音響シミュレーション面データの示す内容を前記表示手段に表示させてもよい。
本発明によれば、分散スピーカのセッティング作業に係る作業者の作業負荷を軽減することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。
<A:構成>
図1は、この発明の一実施形態であるデータ処理装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。データ処理装置1は、劇場や会議場等の施設において配置されるシーリングスピーカやウォールスピーカ等の複数の分散スピーカのセッティング(位置、角度、配置等の設定、アンプ接続等)をシミュレートするための装置である。このデータ処理装置1は、役割毎にグルーピングされたスピーカ群を単位として各スピーカのセッティング処理を行う。具体的には、例えば、一つの部屋の天井にアナウンス用のシーリングスピーカ群とBGM用のシーリングスピーカ群とを配置する場合には、データ処理装置1は、配置するシーリングスピーカをアナウンス用とBGM用との役割毎にグルーピングし、役割毎にスピーカの各種設定値を算出する。以下の説明では、説明の便宜上、グルーピングされたスピーカが分散して配置される面(天井、天井の一部、側壁等)を「分散スピーカ面」と称して説明する。上述の例のように一つの部屋の天井にアナウンス用のシーリングスピーカ群とBGM用のシーリングスピーカ群とを配置する場合には、データ処理装置1は、シーリングスピーカ群を配置する「分散スピーカ面S1」とBGM用のシーリングスピーカ群を配置する「分散スピーカ面S2」とを、それぞれ別々の面として捉え、分散スピーカ面S1,S2のそれぞれに配置されるスピーカの設定値を、分散スピーカ面毎に算出する。
図において、制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備え、ROM又は記憶部12に記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、バスを介してデータ処理装置1の各部を制御する。記憶部12は、制御部11によって実行されるコンピュータプログラムやその実行時に使用されるデータを記憶するための記憶手段であり、例えばハードディスク装置である。表示部13は、液晶パネルを備え、制御部11による制御の下に各種の画像を表示する表示装置である。操作部14は、例えばキーボードやマウス等を備え、データ処理装置1の操作者による操作に応じた信号を制御部11に出力する。なお、この実施形態では、表示部13と操作部14がデータ処理装置1に含まれている場合について説明するが、表示部13や操作部14がデータ処理装置1に外付けされる形式であってもよい。
記憶部12は、図示のように、配置パターンデータ記憶領域121と、スピーカ・アンプ対応テーブル記憶領域122と、面設定データ記憶領域123と、音響シミュレーション面データ記憶領域124とを有している。配置パターンデータ記憶領域121には、音響を発生させるためのスピーカを分散スピーカ面に複数配置する際の複数のスピーカの配置規則(配置パターン)を規定する配置パターンデータが複数記憶されている。配置パターンデータには、配置パターンを識別するパターン種別データ(例えば、「Rectangular」、「Checkerboard」、等)が付与されている。「Rectangular」のパターン種別データが付与された配置パターンデータは、スピーカを格子状に配置する配置パターンを示すデータである。
スピーカ・アンプ対応テーブル記憶領域122には、スピーカ種別(機種等)を示すスピーカ種別データと接続が推奨されるアンプの種別を示すアンプ種別データとの対応関係を示すテーブルが記憶されている。図2はこのテーブルの内容の一例を示す図である。図示のように、このテーブルは、「スピーカ種別」に対応して「接続可能アンプ種別」と「接続可能スピーカ接続パターンと上限数」との各項目が互いに関連付けて記憶されている。これらの項目のうち、「接続可能アンプ種別」の項目には、各スピーカ種別に対して接続可能なアンプ種別(機種名等)を示すデータが記憶される。「接続可能スピーカパターンと上限数」の項目には、その接続可能なアンプ種別に応じて接続可能なスピーカのパターンと上限数を示すデータが記憶される。接続可能なスピーカのパターンとは、例えば、ハイインピーダンス(70V)、ハイインピーダンス(100V)、ローインピーダンス(直列接続)、ローインピーダンス(並列接続)等のように、伝送系のロスや、スピーカとアンプとのインピーダンスの整合性等を考慮して接続パターンが決定される。データ処理装置1の制御部11は、後述する推奨アンプ決定処理を行う際にこのテーブルを参照して推奨アンプを決定する。なお、スピーカ・アンプ対応テーブルの内容は図2に示すものに限定されるものではなく、スピーカ種別データと各スピーカ種別に接続可能なアンプ種別を示すアンプ種別データとの対応関係を示すものであればよい。
面設定データ記憶領域123には、作業者が操作部14を操作することによって入力される、分散スピーカ面のプロパティを設定するための面設定データが記憶される。面設定データは、分散スピーカ面の名称を示す「名称データ」、分散スピーカ面の寸法(サイズ)を示す「面寸法データ」、分散スピーカ面の基準位置を示す「基準位置データ」、分散スピーカ面の角度を示す「面角度データ」、分散スピーカ面に配置するスピーカの配置パターンの種別を示す「パターン種別データ」、分散スピーカ面に配置されるスピーカの種類を示す「スピーカ種別データ」等を含む。
音響シミュレーション面データ記憶領域124には、データ処理装置1の制御部11によって特定される、各スピーカのプロパティを示す音響シミュレーション面データが記憶される。音響シミュレーション面データは、分散スピーカ面に配置される各スピーカの位置を示す「スピーカ位置データ」、分散スピーカ面に配置される各スピーカの角度を示す「スピーカ角度データ」、分散スピーカ面に配置されるスピーカの総数を示す「スピーカ総数データ」、分散スピーカ面に配置されるスピーカの種別を示す「スピーカ種別データ」、分散スピーカ面に配置される各スピーカに接続を推奨するアンプを示す「推奨アンプデータ」等を含む。
<B:動作>
次に、この実施形態の動作について、図3に示すフローチャートを参照しつつ説明する。まず、データ処理装置1の操作者は、操作部14を用いて、分散スピーカ面のプロパティを設定するための操作を行う。操作部14は、操作された内容に応じた信号を制御部11へ供給する。制御部11は、操作部14から供給される信号に応じて、分散スピーカ面のプロパティを設定するための画面データを表示部13に供給し、表示部13は、供給される画面データに応じて分散スピーカ面のプロパティを設定するための画面を表示する(ステップS1)。
図4は、スピーカが分散配置される分散スピーカ面のプロパティを設定するため画面の一例を示す図である。データ処理装置1の制御部11は、図4に示すような、面設定データの入力を促す設定画面101を表示部13に示して、スピーカが配置される分散スピーカ面のプロパティを操作者が設定できるようにする。図4に示す設定画面101は、「Name」と「Speakers」と「Plane Geometry」との各表示領域を有している。「Name」の表示領域には、分散スピーカ面の名称を操作者が設定することのできるテキストボックス102が表示される。操作者は、操作部14を用いて分散スピーカ面の名称を入力する。
次に、設定画面101の「Speakers」の表示領域には、その分散スピーカ面に設置するスピーカの機種を選択するためのプルダウンメニュー103が表示される。制御部11は、記憶部12に予め記憶された複数種類のスピーカの機種名のリストをこのプルダウンメニュー103において表示させる。操作者は、このプルダウンメニュー103においてプルダウン表示されるリストから操作部14を用いて所望するスピーカ機種を選択する。
次に、「Plane Geometry」の表示領域には、その分散スピーカ面の面種別(天井、側壁等)を選択するためのプルダウンメニュー104と、分散スピーカ面の基準位置を入力するためのテキストボックス105と、分散スピーカ面の寸法を入力するためのテキストボックス106と、その分散スピーカ面の音の反射率を設定するためのプルダウンメニュー1061と、分散スピーカ面の角度を設定するためのテキストボックス107とが表示される。また、設定画面101の右下には、OKボタン108とキャンセルボタン109とが表示される。制御部11は、記憶部12に予め記憶された面種別(天井、側壁等)のリストをプルダウンメニュー104において表示させる。操作者は操作部14を用いてこのプルダウンメニュー104において表示されるリストから所望する面種別を選択する。また、操作者は、分散スピーカ面の基準位置を(x,y,z)の座標でテキストボックス105に入力する。また、操作者は、分散スピーカ面の寸法を(L,W)(横幅,縦幅)の値で入力する。なお、基準位置、寸法の単位はm(メートル)である。
操作者が操作部14を用いて図4に示す画面において各種設定を行い、画面右下に表示されたOKボタン108をクリックする操作を行うと、操作内容に応じた信号が操作部14から制御部11へ供給される。制御部11は、図4に示す画面上で操作が行われることにより、名称データ、スピーカ種別データ、パターン種別データ、基準位置データ、面角度データ、面寸法データ等を含む面設定データを取得する(ステップS2)。制御部11は、取得した面設定データを記憶部12の面設定データ記憶領域123に一時的に格納する(ステップS3)。
図4に示す画面においてOKボタン108が選択される(ステップS4;YES)と、次いで、データ処理装置1は、配置パターンの詳細を設定するための詳細設定画面を表示する(ステップS5)。この詳細設定画面について、図5乃至図6を参照しつつ以下に説明する。この実施形態では、操作者は、スピーカの配置パターンの詳細を、「Grid」と「Coverage」との2種類の詳細設定画面のいずれかを用いて設定できるようになっている。「Grid」の設定画面では、スピーカを分散スピーカ面に配置する際の配置間隔の数値を直接設定するようになっている。一方、「Coverage」の詳細設定画面では、スピーカから放音される音響の受音面における音圧レベル(受音レベルの程度)の分布条件からスピーカ配置間隔(密集度)を設定するようになっている(詳細は後述)。操作者がいずれかの詳細設定画面を選択して配置パターンの詳細を選択するための操作を行うと、操作部14は、操作内容に応じて、図5又は図6に例示するような、配置パターンの詳細を設定するための画面を表示部13に表示させる。
図5は、「Grid」が選択された場合の配置パターンの設定画面の一例を示す図である。データ処理装置1は、図5に示すような、スピーカの配置パターンを操作者が設定するための設定画面201を表示部13表示させる。図5に示す設定画面201は、「Layout Judgement」と「Speaker Arrangement」との各表示領域を有している。「Layout Judgement」の表示領域には、その分散スピーカ面に配置するスピーカ群の配置パターン種別を選択するためのプルダウンメニュー202と、その分散スピーカ面に配置するスピーカの配置間隔(以下「ピッチ」という)を設定するためのテキストボックス203A,203Bとが表示される。制御部11は、配置パターンデータ記憶領域121に記憶された配置パターンデータのパターン種別の一覧をプルダウンメニュー104において表示させる。操作者は操作部14を用いてこのプルダウンメニュー104において表示されるリストから所望するパターン種別を選択する。また、操作者は、操作部14を用いてスピーカの配置間隔を設定する(単位:m)。
次に、「Speaker Arrangement」の表示領域には、配置するスピーカとこのスピーカが配置される建築面との距離(以下「オフセット値」という)を設定するためのテキストボックス204と、配置するスピーカの分散スピーカ面に対する相対的な角度(発生させたい音響の指向性の向き)(Pan, Tilt, Rot)を設定するためのテキストボックス205とが表示される。操作者は、操作部14を用いてオフセット値や角度を設定する。また、図5の画面右上には、配置パターンの設定態様(「Grid」又は「Coverage」)を設定するためのプルダウンメニュー211が表示される。
次に、図6は、「Coverage」が選択された場合の配置パターンの詳細設定画面の一例を示す図である。操作者が図5に示す画面に表示されるプルダウンメニュー211を用いて「Coverage」を選択する操作を行うと、データ処理装置1は、図6に示すような、スピーカの配置パターンの詳細を操作者が設定するための設定画面201を表示部13に表示させる。図6に示す設定画面301は、「LayoutJudgement」と「Speaker Arrangement」との各表示領域を有している。「Layout Judgement」の表示領域には、分散スピーカ面に配置するスピーカの配置パターンを選択するためのプルダウンメニュー302と、スピーカの配置密集度を算出する際の音圧レベルの算出対象となる周波数帯域をオクターブ帯域の広さで設定するためのプルダウンメニュー303と、算出対象周波数帯域の中心周波数を設定するためのプルダウンメニュー304と、スピーカの配置密集度を選択するためのラジオボタン305とが表示される。
ここで、図6の配置密集度(Density)のパターン図の例は、受音面(観客席聴取面)での各スピーカの音圧コンタ(同図中の円、通常−6dBのレベルを図示)及びこの音圧コンタの中心を結ぶ線(同図中の四角、本図では4つのスピーカに対応)を示す。また、“Maximum Overlap”とは、ある一つのスピーカの音圧コンタの中心を、隣接するスピーカの音圧コンタが通る場合のスピーカ配置である。“Minimum Overlap”とは、対象となる全スピーカの中心(重心)に対応する点を、各音圧コンタが通る場合のスピーカ配置である。“Edge-to-Edge”とは、各スピーカの音圧コンタが、互いに重なることなく接する場合のスピーカ配置であり、“1.4×Edge-to-Edge”とは、“Edge-to-Edge”の場合の音圧コンタの中心間隔の1.4倍の間隔で各スピーカの音圧コンタが接する場合のスピーカ配置であり、“2.0×Edge-to-Edge”とは、“Edge-to-Edge”の場合の音圧コンタの中心間隔の2.0倍の間隔で各スピーカの音圧コンタが接する場合のスピーカ配置である。
次に、「Speaker Arrangement」の項目には、配置するスピーカとこのスピーカが配置される建築面(天井等)との距離(オフセット値)を設定するためのテキストボックス306と、配置するスピーカの角度(Pan, Tilt, Rot)を設定するためのテキストボックス307とが表示される。
図5又は図6に示す画面において、操作者が操作部14を用いてOKボタン108を選択する操作を行うと、操作部14は、操作された内容に応じた信号を制御部11へ出力し、制御部11は操作部から供給される信号に基づいて、各種の設定データを取得する(ステップS6)。図5に例示する画面を用いて設定がなされた場合には、制御部11は、スピーカの配置間隔を示す「ピッチデータ」と、スピーカと面との距離を示す「オフセット値」と、スピーカの角度(すなわち音響の指向性の向き)を示す「音響方向データ」とを取得する。一方、図6に例示する画面を用いて設定がなされた場合には、制御部11は、「ピッチデータ」に代えて、スピーカの配置密集度を示す「密集度データ」を取得する。取得されたこれらのデータは、面設定データ記憶領域123に一時的に格納される。なお、以下の説明では、説明の便宜上、図5又は図6の画面によって入力される、配置パターンの詳細を設定するためのデータを「レイアウト詳細データ」と称して説明する。また、以下の説明では、説明の便宜上、「パターン種別データ」と「レイアウト詳細データ」とをあわせて「レイアウトデータ」と称して説明する。
上述のような分散スピーカ面の設定が操作者によってなされると、データ処理装置1は、取得したデータを用いて、分散スピーカ面に配置する各スピーカの設定内容(位置、総数、推奨アンプ等)を特定する(ステップS7)。ここで、制御部11が行うスピーカ設定内容特定処理について、図7を参照しつつ説明する。図7は、データ処理装置1の機能的構成を示すブロック図である。図において、データ取得部111、スピーカ位置算出部112、スピーカ角度算出部113、スピーカ総数算出部114、スピーカ種類特定部115、推奨アンプ決定部116及び表示画面生成部117はデータ処理装置1の制御部11がROM又は記憶部12に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行することにより実現される。なお、図中の矢印はデータの流れを概略的に示すものである。なお、この実施形態ではスピーカ位置算出部112やスピーカ角度算出部113等はソフトウェアとして実現されるが、これに限らず、ハードウェアによって実現される構成としてもよい。
データ取得部111は、操作部14から出力される信号を取得することにより、操作者の操作によって入力された各種のデータを取得する。具体的には、データ取得部111は、上述のように、分散スピーカ面の寸法を示す面寸法データ、分散スピーカ面の基準位置を示す基準位置データ、分散スピーカ面の角度を示す面角度データ、パターン種別データやピッチデータを含むレイアウトデータ、スピーカの種別を示すスピーカ種別データ等を取得する。取得されたデータは面設定データ記憶領域123に一時的に蓄積される。
スピーカ位置算出部112は、図5に示す画面によってスピーカの配置間隔を示すピッチデータが入力された場合と、図6に示す画面によってスピーカの密集度を示す密集度データが入力された場合とで異なる処理を行う。まず、図5に示す画面によってピッチデータ入力された場合の処理について説明する。スピーカ位置算出部112は、データ取得部111によって取得されたパターン種別データに対応する配置パターンデータを配置パターンデータ記憶領域121から読み出し、データ取得部111によって取得された面寸法データの示す面寸法と基準位置データの示す基準位置とに合わせて読み出した配置パターンを展開し、展開した配置パターン上に設置されるスピーカの位置を、データ取得部111によって取得されたピッチデータの示す配置間隔に応じて特定し、特定結果を示す位置データを音響シミュレーション面データ記憶領域124に記憶する。具体的には、例えば、パターン種別として「Rectangular」、面の寸法(L, W)= (l, w)、面の基準座標(x, y z)=(x0, y0, z0)、配置間隔(pl, pw)、オフセット値(offset)、面角度データ(pan, tilt, rot) = (0, 0, 0)が入力された場合には、スピーカ位置算出部112は、図8に示すように、基準座標(x, y z)=(x0, y0, z0)を中心として分散スピーカ面Aを間隔(pl, pw)毎に格子状に複数の矩形図形に分割した場合の、各矩形図形に分割するグリッドの交差点P,P,…上にスピーカを配置するように、各スピーカの位置座標を特定する。具体的には、例えば、スピーカ位置算出部112は、次の(1)式を用いてスピーカの位置座標(x±i, y±j, zk)を算出する。
(x±i, y±j, zk) = (x0±(2i-l)pl/2 , y0±(2j-l)pw/2, z0 - offset)…(1)
(ここで、i=1,2,・・imax, j=1,2,…,jmax, imaxは(l/pl)/2 <imax ≦ (l/pl)/2+1 を満たす整数; jmaxは(w/pw )/2 <jmax ≦ (w/pw)/2+1 を満たす整数、x座標値とy座標値はそれぞれ複合同順、z座標値のzは一定と仮定)
なお、スピーカの配置位置の算出方法は式(1)に示す算出方法に限定されるものではなく、算出方法のアルゴリズムは設計等に応じて変更可能である。
また、スピーカ位置算出部112は、分散スピーカ面の角度が指定されている場合には、分散スピーカ面の角度も考慮して各スピーカの位置を算出する。
一方、スピーカ位置算出部112は、図6に示す画面によってスピーカの密集度を示す密集度データが入力された場合には、まず、データ取得部111によって取得された密集度データの示す密集度とパターン種別データに対応する配置パターンとから、スピーカの配置間隔を算出する。次いで、スピーカ位置算出部112は、算出した配置間隔を用いて、各スピーカの位置を特定し、特定結果を示すスピーカ位置データを音響シミュレーション面データ記憶領域124に記憶する。この位置特定処理は上述した処理と同様である。
次に、スピーカ角度算出部113は、面角度データと音響方向データとを用いて、分散スピーカ面を基準とした場合の分散スピーカ面に対するスピーカの角度を算出し、算出した角度を示す角度データを音響シミュレーション面データ記憶領域124に記憶する。算出方法の一例としては、例えば、面角度データとして(pan, tilt, rot) = (pan_c, tilt_c, rot_c)が入力され、音響方向データとして(pan, tilt, rot) = (pan_b, tilt_b, rot_b)が入力された場合には、スピーカ角度算出部113は、次の(2)式を用いて、分散スピーカ面に配置される個々のスピーカの角度(pan_s, tilt_s, rot_s)を算出する。
(pan_s, tilt_s, rot_s) = (pan_b, tilt_b, rot_b) - (pan_c, tilt_c, rot_c)…(2)
このようにこの実施形態では、分散スピーカ面の寸法とスピーカ群のレイアウト(例えば5m等間隔格子状レイアウト)を指定すれば、面内の各スピーカの面に対する相対位置が自動決定される。さらに、面の基準位置や角度を指定することにより各スピーカの絶対位置がデータ処理装置1により自動決定される。
次に、スピーカ総数算出部114は、データ取得部111によって取得されたパターン種別データに対応する配置パターンデータを配置パターンデータ記憶領域121から読み出し、データ取得部111によって取得された面寸法データの示す面寸法と基準位置データの示す基準位置とに合わせて読み出した配置パターンを展開し、展開した配置パターン上に設置されるスピーカの総数を、ピッチデータの示す配置間隔に応じて特定する。スピーカ総数算出部114は特定した総数を示す総数データを音響シミュレーション面データ記憶領域124に記憶する。算出方法の具体的な一例としては、例えば、パターン種別として「Rectangular」、面の寸法(L, W)= (l, w)、配置間隔(pl, pw)が入力された場合には、スピーカ総数算出部114は、次の(3)式を用いてスピーカの総数numを算出する。
num = ((w /pw) + 1) *(l /pl) + 1)…(3)
スピーカ種類特定部115は、面設定データ記憶領域123に記憶されたスピーカ種別データを各スピーカのスピーカ種別データとして、音響シミュレーション面データ記憶領域124に記憶する。
推奨アンプ決定部116は、各スピーカの位置データ、スピーカ総数及び種類を参照して、各スピーカに推奨する推奨アンプを、スピーカ・アンプ対応テーブル記憶領域122に記憶されたテーブルを参照して特定する。スピーカ種別特定部115は、特定結果を示す推奨アンプデータを音響シミュレーション面データ記憶領域124に記憶する。
表示画面生成部117は、スピーカ位置算出部112、スピーカ角度算出部113、スピーカ総数算出部114、スピーカ種類特定部115及び推奨アンプ決定部116によって生成された各データに基づいて、表示画面を示すデータを生成し、生成した画面データを表示部13に出力する(ステップS8)。表示部13は、出力されるデータに基づいて画面を表示する。これにより、表示部13には、各スピーカの位置、角度、配置されるスピーカの総数、スピーカの種別、各スピーカに接続が推奨されるアンプ等が表示される。また、劇場等の施設の部屋形状や音圧分布等の音場シミュレーション結果を併せて表示することができる。
このようにこの実施形態によれば、スピーカシステムシミュレータにおいて、スピーカのセッティングを個々に行うのではなく、複数の分散スピーカを役割別にグルーピングした「分散スピーカ面」単位でセッティングを行い、また、分散スピーカ面のセッティングに合わせて、面内の各スピーカのセッティングをデータ処理装置1が計算する。すなわち、操作者が分散スピーカ面のプロパティをデータ処理装置1に入力するだけで、各スピーカのセッティングを自動決定することができる。また、この実施形態では、スピーカ群を編集する際に、個々のスピーカのセッティングを意識せずに、分散スピーカ面をセッティングすることで、システム全体のスピーカのセッティングができる。すなわち、この実施形態では、天井等の面に対するスピーカの配置パターンや配置間隔を操作者が入力するだけで、スピーカの配置位置や総数が自動的に算出される。
また、例えば、ひとつの部屋の天井にアナウンス用のシーリングスピーカ群とBGM用のシーリングスピーカ群とを配置する場合であっても、それぞれのスピーカ群毎にセッティングを行うことができるから、スピーカ一つひとつを個別にセッティングする必要がなく、作業者の作業負荷を軽減することができる。
ところで、従来では、スピーカ群を水平でない天井に等間隔格子状に設置する際、作業者は、天井の傾きを考慮して、各スピーカの位置や角度を一つずつ計算しなければならず、その作業は煩雑であった。これに対しこの実施形態では、作業者が分散スピーカ面の角度をデータ処理装置1に入力するという簡単な操作を行うだけで、水平でない天井に複数のスピーカを配置する場合であっても、作業者がこれら複数のスピーカの位置や角度を個別に算出する必要がない。
また、従来では、スピーカ群とアンプとの接続を決定する際には、作業者は、接続するアンプのスペックと、同じアンプに接続する他のスピーカのスペックとを考慮して、妥当なシステムとなるように、各スピーカをどのアンプに接続するべきか一つずつ計算していかなければならず、その作業は煩雑であって。これに対しこの実施形態では、分散スピーカ面は、役割別にスピーカ群をグルーピングしたものであるので、その中における推奨接続アンプを提示することができる。
<C:変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
(1)上述の実施形態では、データ処理装置1が、分散スピーカ面の面設定データから、分散スピーカ面に配置する各スピーカの位置、角度、スピーカ総数等を特定した。これに加えて、例えば、操作者が操作部14を操作して所定の聴取位置において所望する音圧レベルを入力するようにし、制御部11が、前記入力された聴取位置音圧レベルを満足する各スピーカの音圧レベル(又は各スピーカに入力すべき信号レベル)を算出し、算出結果をスピーカ設定データとして表示するようにしてもよい。この場合は、スピーカの機種により能率が異なるため発生する音圧レベルは異なるから、制御部11が、入力された聴取位置音圧レベルとスピーカの能率(種別)とに応じて各スピーカの音圧レベル(又は各スピーカに入力すべき信号レベル)や密集度を算出するようにしてもよい。具体的には、例えば、選択された機種の能率が小さいほど配置密集度が高くなるように、入力された聴取位置音圧レベルとスピーカの能率(機種)とを用いて密集度を算出するようにしてもよい。また、データ処理装置1が、算出した密集度からスピーカの位置や総数を算出するようにしてもよい。
(2)上述の実施形態では、スピーカを天井に配置する場合の分散スピーカ面のプロパティ設定について説明したが、分散スピーカ面は、天井に限らず、側壁等であってもよく、また、例えば、天井と側壁との組み合わせ、といったように、複数の面をひとまとめにしたものであってもよい。また、分散スピーカ面は、平面であってもよく、また、曲面であってもよい。また、上述の実施形態では、スピーカを面上に配置する場合のセッティングについて説明したが、スピーカを配置するものは面に限らず、例えば3次元空間上であってもよく、また、線上であってもよい。
(3)上述の実施形態において、制御部11が、操作部14から供給される操作信号に応じて、分散スピーカ面に係る面設定データに含まれる各データ(面寸法データ、基準位置データ、スピーカ配置パターンデータ、ピッチデータ等)の少なくともいずか一つの値を変更し、新たに面設定データ記憶領域123に記憶するようにしてもよく、また、面設定データを複製し、新たに面設定データ記憶領域123に記憶するようにしてもよい。この場合は、制御部11は、面設定データ記憶領域124に記憶されたスピーカ配置パターンデータの示す配置規則に基づき、面設定データ記憶領域124に新たに記憶されたデータを含む面寸法データの示す寸法と基準一データの示す基準位置をピッチデータの示す配置間隔とから、分散スピーカ面内に設置されるスピーカの数と位置とを特定し、特定した内容を示す音響シミュレーション面データを生成し、音響シミュレーション面データ記憶領域124に記憶する。
また、上述の実施形態において、制御部11が、操作部14からの操作信号に基づいて、音響シミュレーション面データ記憶領域124に記憶された音響シミュレーション面データを読み出して複製し、新たに音響シミュレーション面データ記憶領域124に記憶するようにしてもよい。また、制御部11が、操作部14からの操作信号に基づいて、音響シミュレーション面データ記憶領域124に記憶された音響シミュレーション面データを読み出して変更し、新たに音響シミュレーション面データ記憶領域124に記憶するようにしてもよい。この場合は、例えば、計算結果である各スピーカの座標について、特定のひとつのスピーカが火災報知器とぶつかるために少しずらしたい、といった場合に、データ処理装置1の利用者が、操作部14を操作することによって音響シミュレーション面データに含まれるスピーカの位置を変更することができる。上述の実施形態では、分散スピーカ面の単位でセッティングデータ(面設定データや音響シミュレーション面データ)を管理することによりセッティングデータの複製が容易である。
(4)上述の実施形態において、データ処理装置1が、スピーカの特性を示す音響シミュレーション面データを用いて、分散スピーカ面に配置されるスピーカによって発生する音響をシミュレーションするようにしてもよい。また、この場合に、操作者が分散スピーカ面の反射率(又は材質等)を操作部14を用いて指定するようにし、データ処理装置1の制御部11が、指定された反射率を用いてスピーカからの音響の面反射をシミュレーションするようにしてもよい。
(5)上述した実施形態において、分散スピーカ面のスピーカ郡のレイアウトとして、カバーエリア(音圧分布)を考慮したレイアウトを指定したが、以下の点を考慮してスピーカ群のレイアウトを決定してもよい。例えば、各スピーカの設置面の建築的な仕様(下地の入り方などの内部の仕上げ、仕上げパネルの意匠や目地の入り方などの外部の仕上げ等)により、スピーカ群のレイアウトを決定してもよい。或いは、スピーカ群のレイアウト(各スピーカの間隔)を直接数値入力してもよい。
(6)上述した実施形態では、各スピーカの位置、各スピーカの角度、スピーカの総数、スピーカの種類、スピーカに接続する推奨アンプ、を表示部13に表示することによって操作者に報知するようにした。これらすべての情報を操作者に報知する必要はなく、これらの情報のうちの少なくともいずれか一つの情報を操作者に報知するようにしてもよい。
(7)上述した実施形態では、セッティング結果を表示部13に表示することによって操作者に報知したが、報知の態様はこれに限らず、例えば、音声メッセージを出力することによって報知してもよく、また、セッティング結果を示す情報を電子メール形式で操作者のメール端末に送信するという形態であってもよい。また、セッティング結果を示す情報を記憶端末に出力して記憶させるようにしてもよく、この場合、操作者はコンピュータを用いてこの記憶媒体から情報を読み出させることで、それらを参照することができる。また、評価結果を所定の用紙に印刷出力してもよい。要は操作者に対して何らかの手段でメッセージ乃至情報を伝えられるように、評価結果を示す情報を出力するものであればよい。
(8)上述の実施形態では、データ処理装置1が本実施形態に係る全ての処理を実行するようになっていた。これに対し、通信ネットワークで接続された2以上の装置が上記実施形態に係る機能を分担するようにし、それら複数の装置を備えるシステムが同実施形態のデータ処理装置1を実現するようにしてもよい。例えば、表示装置及び操作部等を備えるコンピュータ装置と、レイアウト算出処理を行うサーバ装置とが、通信ネットワークで接続されたシステムとして構成されていてもよい。
(9)上述の実施形態におけるデータ処理装置1の制御部11によって実行されるプログラムは、磁気テープ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光記録媒体、光磁気記録媒体、RAM、ROMなどの記録媒体に記録した状態で提供し得る。また、インターネットのようなネットワーク経由でデータ処理装置1にダウンロードさせることも可能である。
データ処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 スピーカ・アンプ対応テーブルの内容の一例を示す図である。 データ処理装置が行う処理の流れを示すフローチャートである。 表示部に表示される画面の一例を示す図である。 表示部に表示される画面の一例を示す図である。 表示部に表示される画面の一例を示す図である。 データ処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 スピーカの配置態様の一例を示す図である。
符号の説明
1…データ処理装置、11…制御部、12…記憶部、13…表示部、14…操作部、101…設定画面、102…テキストボックス、103…プルダウンメニュー、104…プルダウンメニュー、105…テキストボックス、106…テキストボックス、107…テキストボックス、108…OKボタン、109…キャンセルボタン、111…データ取得部、112…スピーカ位置算出部、113…スピーカ角度算出部、114…スピーカ総数算出部、115…スピーカ種類特定部、116…推奨アンプ決定部、117…表示画面生成部、121…配置パターンデータ記憶領域、122…スピーカ・アンプ対応テーブル記憶領域、123…面設定データ記憶領域、124…音響シミュレーション面データ記憶領域、201…設定画面、202…プルダウンメニュー、204…テキストボックス、205…テキストボックス、211…プルダウンメニュー、301…設定画面、302…プルダウンメニュー、303…プルダウンメニュー、304…プルダウンメニュー、305…ラジオボタン、306…テキストボックス、307…テキストボックス。

Claims (16)

  1. 複数スピーカの配置規則を規定するスピーカ配置パターンを複数記憶する記憶手段と、
    前記複数スピーカが配置される面の寸法を示す面寸法データおよび当該面の基準位置を示す基準位置データを含む面設定データを取得する面設定データ取得手段と、
    前記記憶手段内のスピーカ配置パターンを選択する選択手段と、
    前記複数スピーカの配置間隔を示すピッチデータを取得するピッチデータ取得手段と、
    前記選択手段により選択されたスピーカ配置パターンが示す配置規則に基づき、前記面設定データ取得手段により取得された面寸法データの示す寸法と前記基準位置データの示す基準位置と前記ピッチデータ取得手段により取得されたピッチデータの示す配置間隔とから、前記面内に設置されるスピーカの数と位置とを特定する位置特定手段と、
    前記位置特定手段により特定されたスピーカの位置を示す位置データとスピーカの数を示す数データとを含む音響シミュレーション面データを生成する生成手段と
    を具備することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 請求項1に記載のデータ処理装置において、
    前記面設定データ取得手段により取得された面寸法データ、基準位置データ、前記選択手段により選択されたスピーカ配置パターン、及び、前記ピッチデータ取得手段により取得されたピッチデータを記憶する面設定データ記憶手段と、
    前記面設定データ記憶手段に記憶された面寸法データ、基準位置データ、スピーカ配置パターン及びピッチデータの少なくともいずれか一つの値を変更し、新たに前記面設定データ記憶手段に記憶する編集手段と、
    前記面設定データ記憶手段に記憶された面寸法データ、基準位置データ、スピーカ配置パターン及びピッチデータを複製し、新たに前記面設定データ記憶手段に記憶する複製手段と
    を備え、
    前記位置特定手段は、前記面設定データ記憶手段に記憶されたスピーカ配置パターンが示す配置規則に基づき、前記面設定データ記憶手段に新たに記憶された前記データを含む面寸法データの示す寸法と前記基準位置データの示す基準位置とピッチデータの示す配置間隔とから、前記面内に設置されるスピーカの数と位置とを特定する
    を具備することを特徴とするデータ処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載のデータ処理装置において、
    前記生成手段により生成された音響シミュレーション面データを記憶する音響シミュレーション面データ記憶手段と、
    前記音響シミュレーション面データ記憶手段に記憶された音響シミュレーション面データを読み出して複製し、新たに前記音響シミュレーション面データ記憶手段に記憶する音響シミュレーション面データ複製手段と
    前記音響シミュレーション面データ記憶手段に記憶された音響シミュレーション面データを読み出して変更し、新たに音響シミュレーション面データ記憶手段に記憶する音響シミュレーション面データ編集手段と
    を具備することを特徴とするデータ処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずかに記載のデータ処理装置において、
    前記面に配置するスピーカの配置密集度を示す密集度データを取得する密集度データ取得手段と、
    前記密集度データ取得手段により取得された密集度データの示す密集度と前記選択手段により選択されたスピーカ配置パターンとから、前記スピーカの配置間隔を算出する配置間隔算出手段と
    を具備し、
    前記ピッチデータ取得手段は、前記配置間隔算出手段により算出された配置間隔を示すピッチデータを取得する
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  5. 請求項4に記載のデータ処理装置において、
    聴取位置における音圧レベルを示す音圧レベルデータを取得する音圧レベルデータ取得手段と、
    前記音圧レベルデータ取得手段により取得された音圧レベルデータの示す音圧レベルからスピーカの配置密集度を算出する密集度算出手段と
    を備え、
    前記密集度データ取得手段は、前記密集度算出手段により算出された密集度を示す密集度データを取得する
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のデータ処理装置において、
    前記面設定データ取得手段は、更に前記面の角度を示す面角度データと、前記音響の指向性の方向を示す音響方向データとを含む面設定データを取得し、
    前記面設定データ取得手段により取得された面角度データと音響方向データとを用いて、前記面に対する前記スピーカの角度を算出するスピーカ角度算出手段
    を備え、
    前記出力手段は、前記位置データと前記数データとに加えて、前記スピーカ角度算出手段により算出された角度を示すスピーカ角度データを含む音響シミュレーション面データを出力する
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のデータ処理装置において、
    前記スピーカの種別を示すスピーカ種別データと各スピーカに接続可能なアンプの種別を示すアンプ種別データとの対応関係を記憶する対応関係記憶手段と、
    前記スピーカ種別データを取得するスピーカ種別データ取得手段と、
    前記位置特定手段により特定された各スピーカの位置及び前記スピーカ種別データ取得手段により取得されたスピーカ種別データを用いて、前記各スピーカに対して接続を推奨するアンプを前記対応関係記憶手段を参照して特定する推奨アンプ特定手段と
    を具備し、
    前記出力手段は、前記推奨アンプ特定手段による特定結果を示す推奨アンプデータを含む音響シミュレーション面データを出力する
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のデータ処理装置において、
    前記面設定データの入力を促す入力画面を表示手段に表示させる入力画面表示制御手段
    を備え、
    前記取得手段は、操作者によって操作される操作手段から出力される信号に応じて前記面設定データを取得し、
    前記出力手段は、前記音響シミュレーション面データの示す内容を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  9. 複数スピーカの配置規則を規定するスピーカ配置パターンを複数記憶する記憶手段を備えるコンピュータを、
    前記複数スピーカが配置される面の寸法を示す面寸法データおよび当該面の基準位置を示す基準位置データを含む面設定データを取得する面設定データ取得手段と、
    前記記憶手段内のスピーカ配置パターンを選択する選択手段と、
    前記複数スピーカの配置間隔を示すピッチデータを取得するピッチデータ取得手段と、
    前記選択手段により選択されたスピーカ配置パターンが示す配置規則に基づき、前記面設定データ取得手段により取得された面寸法データの示す寸法と前記基準位置データの示す基準位置と前記ピッチデータ取得手段により取得されたピッチデータの示す配置間隔とから、前記面内に設置されるスピーカの数と位置とを特定する位置特定手段と、
    前記位置特定手段により特定されたスピーカの位置を示す位置データとスピーカの数を示す数データとを含む音響シミュレーション面データを出力する出力手段
    として機能させるためのプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記面設定データ取得手段により取得された面寸法データ、基準位置データ、前記選択手段により選択されたスピーカ配置パターン、及び、前記ピッチデータ取得手段により取得されたピッチデータを面設定データ記憶手段に記憶する面設定データ記憶制御手段と、
    前記面設定データ記憶手段に記憶された面寸法データ、基準位置データ、スピーカ配置パターン及びピッチデータの少なくともいずれか一つの値を変更し、新たに前記面設定データ記憶手段に記憶する編集手段と、
    前記面設定データ記憶手段に記憶された面寸法データ、基準位置データ、スピーカ配置パターン及びピッチデータを複製し、新たに前記面設定データ記憶手段に記憶する複製手段
    として機能させ、
    前記位置特定手段は、前記面設定データ記憶手段に記憶されたスピーカ配置パターンが示す配置規則に基づき、前記面設定データ記憶手段に新たに記憶された前記データを含む面寸法データの示す寸法と前記基準位置データの示す基準位置とピッチデータの示す配置間隔とから、前記面内に設置されるスピーカの数と位置とを特定する
    ことを特徴とするプログラム。
  11. 請求項9又は10に記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記生成手段により生成された音響シミュレーション面データを音響シミュレーション面データ記憶手段に記憶する音響シミュレーション面データ記憶制御手段と、
    前記音響シミュレーション面データ記憶手段に記憶された音響シミュレーション面データを読み出して複製し、新たに前記音響シミュレーション面データ記憶手段に記憶する音響シミュレーション面データ複製手段と
    前記音響シミュレーション面データ記憶手段に記憶された音響シミュレーション面データを読み出して変更し、新たに音響シミュレーション面データ記憶手段に記憶する音響シミュレーション面データ編集手段
    として更に機能させるためのプログラム。
  12. 請求項9乃至11のいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記面に配置するスピーカの配置密集度を示す密集度データを取得する密集度データ取得手段と、
    前記密集度データ取得手段により取得された密集度データの示す密集度と前記選択手段により選択されたスピーカ配置パターンとから、前記スピーカの配置間隔を算出する配置間隔算出手段
    として機能させ、
    前記ピッチデータ取得手段は、前記配置間隔算出手段により算出された配置間隔を示すピッチデータを取得する
    ことを特徴とするプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    聴取位置における音圧レベルを示す音圧レベルデータを取得する音圧レベルデータ取得手段と、
    前記音圧レベルデータ取得手段により取得された音圧レベルデータの示す音圧レベルからスピーカの配置密集度を算出する密集度算出手段
    として機能させ、
    前記密集度データ取得手段は、前記密集度算出手段により算出された密集度を示す密集度データを取得する
    ことを特徴とするプログラム。
  14. 請求項8乃至13のいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記面設定データ取得手段は、更に前記面の角度を示す面角度データと、前記音響の指向性の方向を示す音響方向データとを含む面設定データを取得し、
    前記コンピュータを、
    前記面設定データ取得手段により取得された面角度データと音響方向データとを用いて、前記面に対する前記スピーカの角度を算出するスピーカ角度算出手段
    として更に機能させ、
    前記出力手段は、前記位置データと前記数データとに加えて、前記スピーカ角度算出手段により算出された角度を示すスピーカ角度データを含む音響シミュレーション面データを出力する
    ことを特徴とするプログラム。
  15. 請求項8乃至14のいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記スピーカの種別を示すスピーカ種別データと各スピーカに接続可能なアンプの種別を示すアンプ種別データとの対応関係を記憶する対応関係記憶手段と、
    前記スピーカ種別データを取得するスピーカ種別データ取得手段と、
    前記位置特定手段により特定された各スピーカの位置及び前記スピーカ種別データ取得手段により取得されたスピーカ種別データを用いて、前記各スピーカに対して接続を推奨するアンプを前記対応関係記憶手段を参照して特定する推奨アンプ特定手段と
    として機能させ、
    前記出力手段は、前記推奨アンプ特定手段による特定結果を示す推奨アンプデータを含む音響シミュレーション面データを出力する
    ことを特徴とするプログラム。
  16. 請求項8乃至15のいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記面設定データの入力を促す入力画面を表示手段に表示させる入力画面表示制御手段
    として更に機能させ、
    前記取得手段は、操作者によって操作される操作手段から出力される信号に応じて前記面設定データを取得し、
    前記出力手段は、前記音響シミュレーション面データの示す内容を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とするプログラム。
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