JP2009039234A - 貯留玉受皿 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技客の好みに応じて当り玉をホッパに貯留可能とするとともに、必要時には直ちに計数も行えるようにした貯留玉受皿を提供する。
【解決手段】パチンコ台の下部に下皿から排出される玉を受けるホッパ2を配置し、玉の通過を検知するセンサを備えた計数通路ユニット3の一端をホッパに接続し、他端を台間ユニット85に接続する。ホッパは、ケース5の内側に棚部16を挟んでガイド部10と貯留部20とが区画され、貯留部には、貯留空間の底面を形成する可動プレート30が設けられる。可動プレートはその裏側の上下昇降装置に取り付けられ、つまみ78の操作により上下移動可能である。降下位置では可動プレート上に玉が貯留され、可動プレートの上面の高さが棚部上面の高さ以上となる上昇位置では、可動プレート上の玉が棚部を経てガイド部へ移動し、ガイド部から計数通路ユニットへ送られる。
【選択図】図2

Description

本発明は、パチンコ台の下皿に排出された当り玉を一時貯留する貯留玉受皿に関する。
従来、パチンコ店では計数機を店内要所に配置し、遊技客が獲得した当り玉を箱で計数機へ運んで計数させるようにしていたが、近時、個別のパチンコ台ごとに玉計数機を設置する提案がなされている。これは、パチンコ台の下皿に貯留された当り玉を一旦ホッパに受けて、センサ部へ転送するものである。
例えば、特許第3577850号公報に提案されたものは、下皿の下方にホッパを設け、台間ユニットとホッパ間をセンサを設置した計数通路ユニットで接続している。下皿に設けられたシャッタを開くことにより下皿からホッパへ排出された当り玉は、計数通路ユニットへ案内されて内部のセンサで計数されたあと、台間ユニットを経てパチンコ台の内部機構へ戻される。
これにより、遊技客は当り玉をパチンコ台から離れた計数機まで運ばなくても、遊技場所のパチンコ台前に居たままで計数を受けることができる。計数結果は例えば預かり玉として表示されたり、台間ユニットに差し込まれた顧客カードに記録される。
また、ホッパは浅い皿形状をしているので、計数通路で玉詰まりや故障が生じたときには、限定された量ではあるが当り玉を一時的に貯留することができる。
特許第3577850号公報
ところで、遊技客のなかには獲得した当り玉を誇示したいという欲求をもつ者も多いが、当り玉を箱に移して計数機まで運ぶシステムの場合には、当り玉で埋まった箱を足元に積み上げて誇示することができた。
しかし、上記従来のホッパでは玉計数機に玉詰まりや故障が生じたときに浅いホッパに一時的に貯留されることはあるが、通常は下皿から排出された当り玉は直ちに計数通路ユニットへ導かれて計数され、ホッパに貯留されることはない。
このため、遊技客まわりにある当り玉はパチンコ台の比較的浅い上皿および下皿に貯留されるわずかな量しかなく、獲得した当り玉を誇示したいという欲求をもつ遊技客にとっては十分な満足を得る機会が与えられないという問題が生じる。
したがって本発明は、上記の問題にかんがみ、遊技客の好みに応じて相当量の当り玉(以下、単に玉とも言う)を貯留可能とするとともに、必要時には直ちに計数通路ユニット等へ排出できるようにした貯留玉受皿を提供することを目的とする。
このため、本発明にかかる貯留玉受皿は、ホッパが、通路ユニットに連通するガイド部と、下皿から排出される玉を受ける貯留部とを有し、貯留部は、当該貯留部を玉を貯留する貯留位置と玉をガイド部へ移動する非貯留位置の間で移動可能の移動手段を備えているものとした。
貯留部は、貯留空間の底面をなす可動プレートを有し、移動手段としては、可動プレートを貯留位置として降下位置と非貯留位置として上昇位置の間を上下させる上下昇降装置とするのが好ましい。
また、移動手段にはパチンコ台の前面から操作可能な操作手段を付設するのがよい。
さらに、移動手段は、上記非貯留位置において当該非貯留位置を保持する位置保持手段を有することが望ましい。
本発明によれば、貯留部が玉を貯留する貯留位置と玉をガイド部へ移動する非貯留位置の間で移動可能であるから、貯留部を貯留位置とすることにより下皿に加えてホッパの貯留部にも相当量の玉を貯留して、当り玉を誇示したいという欲求を満足させることができるとともに、必要に応じて当り玉を計数したいときなどには、貯留部を非貯留位置とすることにより速やかに貯留部内の玉をガイド部から通路ユニットへ送り込むことができる。
また、貯留部が可動プレートを有し、移動手段として可動プレートを上下させる上下昇降装置を用いた場合には、可動プレートの上下により容易に貯留部の容量を大きく変化させることができ、可動プレートを降下位置にしたときにとくに多量の玉を貯留することができる。
さらに、移動手段にパチンコ台の前面から操作可能な操作手段を付設すれば、遊技中のパチンコ台に向かったままで貯留部を貯留位置あるいは非貯留位置に移動させることができる。
さらにまた、非貯留位置を保持する位置保持手段を有する場合には、玉を通路ユニットへ送り込む間でも、遊技客が非貯留位置の保持操作を続ける必要から解放される。
次に、本発明の実施の形態について説明する。
図1は実施の形態にかかる貯留玉受皿が取り付けられたパチンコ台を示す図、図2はそのパチンコ台貯留玉受皿部分を拡大して示す外観斜視図である。
パチンコ台80は前面下部に上皿81とその下に下皿82を備えている。
貯留玉受皿1は、パチンコ台の前面において下皿82の下方に配置され、下皿82から排出される玉を受けるホッパ2を備えて、内部に不図示のセンサを備える計数通路ユニット3を介して台間ユニット85に接続されている。ホッパ2と計数通路ユニット3とでパチンコ台玉計数機が構成されている。
ホッパ2は、ケース5の全周を囲む側壁6の内側に、パチンコ台80前面に沿って左右方向に延びるガイド部10と、その手前側に同様に左右に延びる貯留部20とが区画され、ガイド部10と貯留部20との間には上面が水平の棚部16が設けられている。
ホッパ2の左右方向一端(図では左端)において、ガイド部10と棚部16は貯留部20よりも短くオフセットしており、このオフセット部分における貯留部20とパチンコ台80との間のスペースに、計数通路ユニット3が配置されている。
ホッパ2のガイド部10は、その全長にわたって図中右端から左端に向けて低くなるように傾斜した複数本のレール12を備え、ガイド部10の左端の側壁には計数通路ユニット3の内部通路と連通する開口14が設けられている。レール12の上端の高さは右端において棚部16の上面と同レベルかわずかに低く設定されている。
本実施の形態ではレール12は3本で、各レール12の間隔は玉の径よりも小さく設定され、玉はいずれか2本のレール上を左端へ向かって転動するようになっており、2組の転動路が形成されていることになる。
なお、2組の転動路に対応して、計数通路ユニット3内も2組の図示しない玉通路が設けられ、各玉通路に玉の通過を検知するセンサが設置されている。
ホッパの貯留部20は、当該貯留部の平面形状に整合した可動プレート30を備える。
可動プレート30は後掲の図3、図6に示すように、上面が棚部16側へ向かって低くなるように傾斜している。そして、後述する上下昇降装置によりこの可動プレート30を、図2に示すように棚部16の上面よりも低い状態とした降下位置と、図3に示すように可動プレート30上面の棚部16側の縁が棚部16の上面と同じ高さあるいはわずかに高くした上昇位置との間で上下昇降可能としている。なお、図3には簡単のため台間ユニットを省略している。
以下、貯留部20における上下昇降装置について詳細に説明する。
まず、上下昇降装置50が装備される対象部位について説明する。
図4は貯留部20の長手方向の断面を示す縦断面図である。
ホッパ2のケース5は樹脂製で、上下2分割された上ケース体40と下ケース体45を結合して形成されている。上ケース体40は下ケース体45とともに側壁6を形成しているが、上ケース体40はその上縁から折り返して下ケース体45内部まで延び、側壁の内壁6aを形成している。
ケース5の内壁6aの上縁から所定範囲には、玉との衝突音を防止するためのラバープレート7が全周にわたって取り付けられている。また、可動プレート30の上面にも同様にラバープレート7が取り付けられている。
可動プレート30は樹脂製で、その周縁にフランジ32を有している。フランジ32は、棚部16と対向する側の辺を除いて、一旦上方に反ったあと、側壁の内壁6aに沿って下方へ延び、棚部16と対向する側の辺では上方に反ることなく下方へ延びている。
フランジ32の周方向複数位置には、外方へ突出するガイドピン33が一体に形成されている。そして、側壁の内壁6aには、ガイドピン33がスライド可能なガイド溝42が上下方向に設けられている。
下ケース体45は底壁46を有し、底壁46上に左右に離間させて、それぞれ底壁の幅方向略中央にブロック部48を膨出させている。ブロック部48はその幅方向端面が垂直かつ貯留部20の長手方向に平行であり、当該端面にピン49を備えている。
可動プレート30の裏面にも、左右方向においてブロック部48と対応する位置に、ピン穴36(後掲の図9参照)を備える支持ブロック部35が一体成型されている。
なお、後掲の図5に示すように、レール12を含むガイド部10は下ケース体45に一体成型されている。
図4を参照して、上下昇降装置50は以下のように構成されている。
一端にピン51を、他端にピン穴52(後掲の図7、図9参照)を備える同一形状のリンクアームA、Bがそれぞれピン穴52をブロック部48のピン49に支持されて同方向に傾斜して設けられるとともに、それぞれ他方のピン51を可動プレート30の裏面に一体に形成されたスライドガイド38に係合させてある。
リンクアームAの両端のピン51とピン穴52間の中央には、貫通穴54が設けられ、リンクアームCから延びる連結ピン57が貫通穴54に挿し込まれて、リンクアームA、Cが互いに回動可能に連結されている。
リンクアームBの両端のピン51とピン穴52間の中央にも、貫通穴54が設けられ、リンクアームDから延びる連結ピン57が貫通穴54に挿し込まれて、リンクアームB、Dが互いに回動可能に連結されている。
リンクアームC、DはリンクアームA、Bと同一長さで、それぞれ両端に連結ピン57と反対方向に延びるピン55、56を備えている。ピン55、56間の距離はリンクアームA、Bにおけるピン51とピン穴52間の距離と同一である。
連結ピン57は、両端のピン55、56間の中央に設けられている。連結ピン57は丸軸の先端に直径線上外方へ延びる突起58を備える。
リンクアームA、Bの貫通穴54は連結ピン57の丸軸と突起58の断面に整合する形状を有し、突起58の断面に整合する部分をリンクアームA、Bのそれぞれ長手方向にそわせている。
これにより、連結ピン57先端を貫通穴54に整合させて貫通させた後、リンクアームAをリンクアームCに対して回動させ、リンクアームA、Cをクロス状に交叉させると、連結ピン57の突起58が貫通穴54との整合位置からずれて、リンクアームAに対して抜け止めされる。リンクアームB、Dにおいても同様に連結ピン57はリンクアームBに対して抜け止めされる。
リンクアームC、Dのそれぞれ高位置端になる一方のピン55が可動プレート30の支持ブロック部35のピン穴36に支持される。
リンクアームC、Dのそれぞれ低位置端になる他方のピン56は貯留部20の長手方向に延びるリンクアームEの両端に回動可能に連結し支持されている。
リンクアームEは底壁46上をスライドするが、リンクアームEが支持するリンクアームC、Dのピン56の位置は、リンクアームA、Bを支持するブロック部48のピン49と同一高さになるように設定されている。
底壁46上の右端側にはスライドガイド60が一体成型して設けられ、リンクアームEを貫通して突出したリンクアームDのピン56の先端を貯留部20の長手方向に案内する。また、スライドガイド60は、可動プレート30の下端位置(降下位置)を規定するため、右端にピン56の先端と当接可能なストッパ61を有している。
底壁46上の左端側にも、リンクアームEを貫通して突出したリンクアームCのピン56の先端を貯留部の長手方向に案内するスライドガイド60が設けられている。
図5は可動プレート30を取り外してホッパ2内の上下昇降装置50を正面斜め上から見た斜視図、図6は可動プレート30を取り付けた上下昇降装置をケース5から抜き出して示す斜視図、図7は可動プレートを取り外した上下昇降装置をケースから抜き出して示す斜視図、図8は可動プレートを取り付けた上下昇降装置の側面図である。
上述した各リンクアームA〜Eは樹脂製で、とくに図5、図7に示すように、それぞれ幅方向において対をなす2部材からなっており、一対の各部材は幅方向に対称である。
すなわち、リンクアームA、Bは、それぞれ2部材A1およびA2、B1およびB2が連結部65で連結されて一体成型されている。連結部65は前述の連結ピン57と干渉しないように、貫通穴54からピン穴52寄りに設定されている。
リンクアームC(C1、C2)、D(D1、D2)はそれぞれリンクアームA(A1、A2)、B(B1、B2)の幅方向外側に重ねられている。
なお、各リンクアームが備えるピンや連結ピンは、いずれも当該リンクアームと一体成型されているものである。
図9はリンクアームAの低位置端とブロック部48の連結部分、およびリンクアームCの高位置端と支持ブロック部35の連結部分を示す一部破断側面図である。
リンクアームA1のピン穴52は当該ピン穴の径より小さい幅のスリット53により開いており、このスリット部分からブロック部48のピン49に押し込んで嵌めこむものとなっている。リンクアームA2側も同様である。
また、可動プレート30の支持ブロック部35のピン穴36も、ピン穴の径より小さい幅のスリット37により開いており、リンクアームC1のピン55をこのスリット部分から押し込んでピン穴36に嵌めこむ。リンクアームC2側も同様である。
リンクアームB(B1、B2)とブロック部48、リンクアームD(D1、D2)と支持ブロック部35の各連結部分も同様である。
また、同図に示すように、リンクアームE(E1、E2)の、リンクアームCのピン56と連結する穴も同様にスリットにより開いている。
図5、図7に示すように、リンクアームEは、リンクアームC(C1、C2)、D(D1、D2)の幅方向外側に重ねられる2部材E1およびE2を連結板部67でつないで、一体成型されている。
連結板部67には開口68が設けられ、この開口領域内にラッチ機構70が配置されている。
ラッチ機構70のキーパー72が左方に向いてブラケット74(図4参照)を介して連結板部67に取り付けられている。このキーパー72に対向させて、下ケース体45の底壁46にブラケット73(図4参照)を介してラッチ本体71が取り付けられている。
ラッチ機構70はキーパー72をラッチ本体71に押し込むことによりロックし、ロック時と同方向にラッチ本体側へ再度押し込むことによりロック解除されるプッシュロック・プッシュオープンタイプである。
なお、ラッチ本体71とキーパー72からなるラッチ機構70が、発明における位置保持手段を構成している。
開口68はリンクアームEがスライドするストローク内においてラッチ本体71と干渉しないように設定されている。
また、幅方向に延びる金属製のジョイントレバー76がリンクアームEに結合され、ジョイントレバー76の一端は下ケース体45に設けた不図示の窓を貫通して、その先端につまみ78が取り付けられる。
以上のように構成された貯留玉受皿1では、自由状態では、可動プレート30の自重および可動プレート上に貯留される玉の重量により、図10に示すように、可動プレートが下端の降下位置にある。
このとき、それぞれ連結ピン57で連結されたリンクアームA、Cのリンク組およびリンクアームB、Dのリンク組は扁平状態に近く折りたたまれる。そして、リンクアームC、Dのピン56が底壁のスライドガイド60のストッパ61に当接して、降下位置を規定している。
また、リンクアームEおよびこれにジョイントレバー76を介して結合されたつまみ78は、先の図2に示されるように、そのストロークの右端位置にある。
この降下位置において、貯留部20では棚部16の上面を若干越える高さまで可動プレート30上に玉を貯留することができる。
つぎに、棚部16の上面を越える高さまで玉が貯留されていない状態でも、つまみ78を左方へ手でスライドさせると、リンクアームEを介してリンクアームC、Dの下側のピン56がブロック部48によるリンクアームA、Bの支持位置(ピン穴52)に近づけられることにより、リンクアームA、Cのリンク組およびリンクアームB、Dのリンク組がそれぞれ立ち上がって、可動プレート30を持ち上げる。
これにより、棚部16を越えた高さに積みあがった可動プレート30上の玉は棚部16を経てガイド部10のレール12上へ転がり落ち、計数通路ユニット3へ排出される。つまみ78を左方へスライドさせる量あるいはスライド位置を保持する時間によって、計数通路ユニット3へ排出される玉量を任意に調整することができる。
さらに、図3のように、つまみ78を左方のストローク端までスライドさせると、リンクアームEに取り付けられたキーパー72がラッチ本体71にキャッチされて、可動プレート30が上昇位置にロックされる。この上昇位置では、可動プレート30の上面が棚部16の上面と面一または棚部上面より高くなっているので、下皿から貯留部20、すなわち可動プレート30上に排出される玉はすべて可動プレート30上に止まることなく、傾斜した上面を転がって棚部16からガイド部10へ移送され、計数通路ユニット3で計数される。
なお、ラッチ機構70はプッシュロック・プッシュオープンタイプであるから、つまみ78を左方のストローク端で再度左方へ押すことによりロック解除され、可動プレート30は降下位置へ戻る。
可動プレート30の上昇、下降の際、可動プレートのガイドピン33が側壁6の内壁に形成されたガイド溝42にそってスライドするので、可動プレート30は異常な姿勢をとることなく、滑らかに上下する。
本実施の形態では、上下昇降装置50が発明における移動手段を構成し、その上昇位置が非貯留位置に、降下位置が貯留位置に該当する。
また、計数通路ユニット3が通路ユニットに該当する。
ジョイントレバー76を介してリンクアームEに結合されたつまみ78が操作手段に該当する。そして、前述のようにラッチ機構70が非貯留位置を保持する位置保持手段を構成する。
実施の形態は以上のように構成され、ホッパ2が計数通路ユニット3に連通するガイド部10と、下皿から排出される玉を受ける貯留部20とを有し、貯留部は、当該貯留部を玉を貯留する降下位置と玉をガイド部へ移動する非貯留の上昇位置との間で上下移動可能な上下昇降装置50とを備えているものとした。
これにより、貯留部20を降下位置にしたときには下皿に加えてホッパ2の貯留部にも相当量の玉を貯留して、当り玉を誇示したいという欲求を満足させることができる。
一方、必要に応じて当り玉を計数したいときには、貯留部20を上昇位置とすることにより速やかに貯留部内の玉をガイド部10へ移動させて計数通路ユニット3へ送ることができる。
なお、計数通路ユニット3側に玉詰まりや故障が生じたときにも、貯留部20を降下位置にすることにより貯留容量を大きくできるから、従来のホッパの容量が少なくて直ぐ満杯になり、下皿から排出不可となって当り玉の下皿への排出も止まってしまうというような状況も回避される。
上下昇降装置50はとくに貯留部20の底面をなす可動プレート30を上下移動させるので、容易に貯留部20の容量を大きく変化させることができ、可動プレート30を降下位置にしたときにとくに多量の玉を貯留することができる。
また、上下昇降装置50には、そのリンクアームEに結合されてケース5を貫通するジョイントレバー76の先端につまみ78を設けて、パチンコ台の前面から操作可能となっているので、貯留部20の上下移動操作が容易である。
また、上下昇降装置50にはラッチ機構70を付設して、可動プレート30の上昇位置を保持することができるので、当り玉を計数したいときに何時までも手でつまみに力を加えておく必要がなく、遊技客を操作労力から解放できる。
ホッパ2は、ラッチ機構70を取り付けるためのブラケットを除き、各ケース体40、45や上下昇降装置50のリンクアームA〜Eなどすべての部品を樹脂製としたから、構造簡素、組立容易で、設計の自由度が高く、低コストで製作することができる。
さらには、上記ブラケットも省略して、ラッチ機構70の部品をリンクアームやケースの底壁に直接固定することも選択可能である。
上下昇降装置50の各リンクアームはそれぞれ幅方向に対称な2部材で構成したから、可動プレート30を倒すことなく安定的に上下移動させることができ、ケース側壁6のガイド溝42による可動プレートのガイドピン33案内と相俟って、可動プレート30の作動がとくに滑らかである。
また、可動プレート30の上面は棚部16側へ下るように傾斜しているので、可動プレート30を上昇位置としたときには、他に特段の操作をしなくても、可動プレート上の玉のすべてをガイド部へ移すことができる。
なお、実施の形態ではホッパ2内の貯留部20の底面をなす可動プレート30のみを上下させて貯留部20を非貯留位置あるいは貯留位置に移動させるものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば棚部16を廃して貯留部20とガイド部10を一体に上下させ、上昇位置においてガイド部10の開口14が計数通路ユニット3の内部通路に連通するように構成するなど、その他適宜に変形可能である。
実施の形態にかかる貯留玉受皿が取り付けられたパチンコ台を示す図である。 実施の形態にかかる貯留玉受皿部分を拡大して示す外観斜視図である。 可動プレートを上昇位置とした状態を示す図2に対応する外観斜視図である。 貯留部の構成を示す縦断面図である。 可動プレートを取り外してホッパ内の上下昇降装置を示す斜視図である。 可動プレートを取り付けた上下昇降装置をケースから抜き出して示す斜視図である。 可動プレートを取り外した上下昇降装置をケースから抜き出して示す斜視図である。 可動プレートを取り付けケースから抜き出した上下昇降装置の側面図である。 リンクアームの連結部分を示す一部破断側面図である。 可動プレートを降下位置とした状態を示す図4に対応する縦断面図である。
符号の説明

1 貯留玉受皿
2 ホッパ
3 計数通路ユニット
5 ケース
6 側壁
6a 内壁
7 ラバープレート
10 ガイド部
12 レール
14 開口
16 棚部
20 貯留部
30 可動プレート
32 フランジ
33 ガイドピン
35 支持ブロック部
36、52 ピン穴
37、53 スリット
38、60 スライドガイド
61 ストッパ
40 上ケース体
42 ガイド溝
45 下ケース体
46 底壁
48 ブロック部
49、51、55、56 ピン
50 上下昇降装置
54 貫通穴
57 連結ピン
58 突起
65 連結部
67 連結板部
68 開口
70 ラッチ機構
71 ラッチ本体
72 キーパー
73、74 ブラケット
76 ジョイントレバー
78 つまみ
82 下皿
85 台間ユニット
A、A1、A2、B、B1、B2 リンクアーム
C、C1、C2、D、D1、D2、E、E1、E2 リンクアーム

Claims (4)

  1. パチンコ台の下皿の下方にホッパを設け、下皿から排出される玉をホッパで受けて通路ユニットへ移送するようにした貯留玉受皿において、
    前記ホッパは、前記通路ユニットに連通するガイド部と、下皿から排出される玉を受ける貯留部とを有し、
    貯留部は、当該貯留部を玉を貯留する貯留位置と玉をガイド部へ移動する非貯留位置の間で移動可能の移動手段を備えていることを特徴とする貯留玉受皿。
  2. 前記貯留部は、貯留空間の底面をなす可動プレートを有し、
    前記移動手段は、前記可動プレートを前記貯留位置として降下位置と前記非貯留位置として上昇位置の間を上下させる上下昇降装置であることを特徴とする請求項1に記載の貯留玉受皿。
  3. 前記移動手段にパチンコ台の前面から操作可能な操作手段を付設してあることを特徴とする請求項1または2に記載の貯留玉受皿。
  4. 前記移動手段は、前記非貯留位置において当該非貯留位置を保持する位置保持手段を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載の貯留玉受皿。
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