JP2009037790A - 複合操作型電子部品 - Google Patents

複合操作型電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2009037790A
JP2009037790A JP2007199777A JP2007199777A JP2009037790A JP 2009037790 A JP2009037790 A JP 2009037790A JP 2007199777 A JP2007199777 A JP 2007199777A JP 2007199777 A JP2007199777 A JP 2007199777A JP 2009037790 A JP2009037790 A JP 2009037790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
winding stem
detection
case
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007199777A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuaki Kawase
達章 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2007199777A priority Critical patent/JP2009037790A/ja
Publication of JP2009037790A publication Critical patent/JP2009037790A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

【課題】部品内の構造を複雑化させることなく、操作軸に対する押圧操作、引張操作及び回転操作を検出すること。
【解決手段】操作者からの操作を受け付ける巻真2と、巻真2の軸線方向への押圧操作又は引張操作を検出する第1検出部と、巻真2に対する回転操作を検出する第2検出部とを備え、巻真2に、第1検出部の検出状態を切り替える第1検出状態切替部(保持部202)と、第2検出部の検出状態を切り替える第2検出状態切替部(当接部203)とを設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複合操作型電子部品に関し、特に、操作軸に対する押圧操作、引張操作及び回転操作を受け付ける複合操作型電子部品に関する。
従来、単一の操作軸を備え、操作軸に対する軸線方向への押圧操作と、操作軸に対する回転操作とを検出する複合操作型電子部品が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−303532号公報
しかしながら、上述したような従来の複合操作型電子部品においては、操作軸に対する引張操作を検出することができない。仮に、このような複合操作型電子部品において操作軸に対する引張操作を検出する場合には、部品内部の構造が複雑になるという問題がある。
本発明はかかる問題点に鑑みて為されたものであり、部品内の構造を複雑化させることなく、操作軸に対する押圧操作、引張操作及び回転操作を検出することができる複合操作型電子部品を提供することを目的とする。
本発明の複合操作型電子部品は、操作者からの操作を受け付ける操作軸と、前記操作軸の軸線方向への押圧操作又は引張操作を検出する第1検出部と、前記操作軸に対する回転操作を検出する第2検出部とを備え、前記操作軸に、前記第1検出部の検出状態を切り替える第1検出状態切替部と、前記第2検出部の検出状態を切り替える第2検出状態切替部とを設けたことを特徴とする。
上記複合操作型電子部品によれば、操作軸に、第1検出部の検出状態を切り替える第1検出状態切替部と、第2検出部の検出状態を切り替える第2検出状態切替部とを設けたことから、単一の操作軸を操作するだけで第1、第2検出部における検出状態を切り替えることができるので、部品内の構造を複雑化させることなく、操作軸に対する押圧操作、引張操作及び回転操作を検出することが可能となる。
上記複合操作型電子部品において、例えば、前記第1検出状態切替部は、前記第1検出部に連結された連結部材の一部を保持する保持部で構成される。この場合には、操作軸に設けられる保持部により第1検出部に連結された連結部材の一部が保持されるので、操作軸に対する押圧操作及び引張操作に応じて確実に第1検出部の検出状態を切り替えることが可能となる。
また、上記複合操作型電子部品において、例えば、前記第2検出状態切替部は、前記操作軸の回転に応じて前記第2検出部と当接する当接部で構成される。この場合には、操作軸に設けられる当接部が第2検出部と当接することから、操作軸に対する回転操作に応じて確実に第2検出部の検出状態を切り替えることが可能となる。
さらに、上記複合操作型電子部品において、前記第2検出状態切替部は、前記操作軸の押圧操作方向の先端部に設けられ、前記第1検出状態切替部は、前記第2検出状態切替部よりも前記操作軸の押圧操作方向の後方側に設けられることが好ましい。この場合には、操作軸の異なる部分で第1、第2検出部における検出状態が切り替えられるので、誤動作を生じさせることなく確実に第1、第2検出部における検出状態を切り替えることが可能となる。
本発明によれば、操作軸に、操作軸の軸線方向への押圧操作及び引張操作を検出する第1検出部の検出状態を切り替える第1検出状態切替部と、操作軸に対する回転操作を検出する第2検出部の検出状態を切り替える第2検出状態切替部とを設けたことから、単一の操作軸を操作するだけで第1、第2検出部における検出状態を切り替えることができるので、部品内の構造を複雑化させることなく、操作軸に対する押圧操作、引張操作及び回転操作を検出することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態に係る複合操作型電子部品(以下、単に「電子部品」という)は、挿抜可能な操作軸を備えるものであり、例えば、運針状態と指針修正状態とを切り換える操作軸としての巻真を挿抜可能な時計に好適なものである。以下においては、適宜、本実施の形態に係る電子部品が時計に適用される場合について説明する。しかし、本実施の形態に係る電子部品が適用される対象としては、時計に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電子部品100の分解斜視図である。図2は、本実施の形態に係る電子部品100が有するケースの上面図である。図3は、本実施の形態に係る電子部品100が有する保持部材の構成を説明するための模式図である。図4は、本実施の形態に係る電子部品100の外観を示す斜視図である。図5は、図4に示す状態の電子部品100からカバー部材を省略した斜視図である。以下においては、適宜、図1に示す左下方側を「電子部品100の前方側」又は「前方側」と呼び、同図に示す右上方側を「電子部品100の後方側」又は「後方側」と呼ぶものとする。図2においては、同図に示す下方側が電子部品100の前方側に対応し、同図に示す上方側が電子部品100の後方側に対応する。
図1に示すように、本実施の形態に係る電子部品100は、筐体を構成するケース1と、操作軸を構成する巻真2と、カバー部材3とを有している。本実施の形態に係る電子部品100においては、巻真2を回転可能に保持すると共に、後述する他の構成部品を収納した状態のケース1に対してカバー部材3が固定される。以下、本実施の形態に係る電子部品100の構成部品について説明する。
ケース1は、例えば、合成樹脂材料などの絶縁材料を成型して形成され、図1に示す上方側に開口した形状を有している。ケース1の対向する一対の側面には、切り欠き部101a、101bが形成されている。切り欠き部101a、101bは、概して上方側に開口した半円形状を有し、巻真2を回転可能に収容する大きさに設けられている。切り欠き部101a、101bと同一の側面であって、電子部品100の前方側の端部近傍には、溝部102a、102bが形成されている。溝部102a、102bには、後述する板ばね8の端部が固定される。切り欠き部101a、101bが形成されていない側面の外壁には、後述するカバー部材3の開口部305a、305b(なお、図1においては、係合片305bは不図示)と係合する係合片103a、103bが形成されている(なお、図1においては、係合片103bは不図示)。
ケース1の内部には、特に図2に示すように、ケース1の底面から上端部近傍まで延在する壁部104及び壁部105が形成されている。壁部104は、切り欠き部101a、101bよりも僅かに後方側の位置に形成され、壁部105は、切り欠き部101a、101bよりも僅かに前方側の位置に形成されている。壁部104及び壁部105は、ケース1の左右方向の全域に亘って形成されており、ケース1の内部を3つの空間に仕切っている。以下においては、説明の便宜上、壁部104とケース1の後方側の内壁とで形成される空間を第1空間1aと呼び、壁部104と壁部105とで形成される空間を第2空間1bと呼び、壁部105とケース1の前方側の内壁とで形成される空間を第3空間1cと呼ぶものとする。
壁部104の中央部には、後述するピン10が挿入される円形状の穴部104aが形成されている。また、壁部104の前方側の壁面には、後述する保持部材6の切り欠き部603bと係合する係合片104bが形成されている。壁部105の後方側には、ケース1の左右方向に延在する溝部105aが形成されている。溝部105aの中央には、ケース1の底面を貫通する開口部105bが形成されている。また、壁部105の後方側の壁面には、後述する保持部材6の切り欠き部603aと係合する係合片105cが形成されている。さらに、壁部105の前方側の壁面には、後方側に凹んだ凹部105dが形成されている。凹部105dの近傍には、前方側に僅かに突出する一対の突出部105e、105fが形成されている。
ケース1の底面には、複数の端子106が設けられている。これらの端子106は、例えば、ケース1の製造時にインサート成形される。第1空間1aの底面には、複数の端子106a〜106cが設けられている。これらの端子106a〜106cは、固定接点を構成し、後述する摺動子5の一部が接触する。端子106a〜106cの一部は、図2に示すケース1の左上方側の側面の下面から外部に導出され、外部の制御装置に信号出力可能に構成されている。
第2空間1bの底面には、図2に示すケース1の左方側部分に開口部107aが形成されている。また、係合片104b及び係合片105cに対応する部分には、開口部107b及び107cが形成されている。開口部107aに対応する位置には、端子106d及び106eが設けられている。これらの端子106d及び106eは、固定接点を構成し、後述する保持部材6の一部が接触する。端子106d及び106eは、それぞれ開口部107aの中央近傍で前方側及び後方側に延在する腕部を有し、この腕部の先端は上方側に折り曲げられている。端子106d及び106eの一部は、図2に示すケース1の左下方側の側面の下面から外部に導出され、外部の制御装置に信号出力可能に構成されている。なお、第2空間1bの底面であって、開口部107b及び107cの周囲には、上述した端子106bの一部が設けられている。
第1空間1aには、スライド部材4が左右方向に往復移動可能に収容される。スライド部材4は、例えば、合成樹脂材料などの絶縁材料を成型して形成され、図1に示す下方側に開口した開口部401を有している。スライド部材4の上面であって、後方側の中央付近には、概して円柱形状を有する突出片402が形成されている。この突出片402は、後述する連結アーム11の切り欠き部1102と係合する位置に形成されている。
スライド部材4の開口部401には、摺動子5が固定される。摺動子5には、その上面に複数の孔部501が形成されている。これらの孔部501に対してスライド部材4の下面に形成された突起部(不図示)を嵌め込むことでスライド部材4に摺動子5が固定される。摺動子5は、導電性を有する金属板を所定形状に打ち抜いた後、折り曲げ加工することで形成される。摺動子5は、図1に示す右方側の端部で下方側に折り曲げられた3つの腕部502a〜502cを有している。これらの腕部502a〜502cは、可動接点を構成し、スライド部材4が第1空間1aに収容された状態において、端子106a〜106cに接触する。
第2空間1bには、巻真2の先端部を弾性的に保持する保持部材6が固定される。保持部材6は、例えば、導電性を有する金属板を所定形状に打ち抜いた後、折り曲げ加工を施すことで形成され、第2空間1bの底面に載置される基部601と、この基部601から左方側に延在する一対の腕部602a、602bとを有している。腕部602a、602bの右上方側の端部近傍には、切り欠き部603a、603bが形成されている。第2空間1bに収容された状態において、切り欠き部603a、603bにそれぞれ係合片104b、105cが係合する。これにより、保持部材6が第2空間1b内で固定される。
腕部602a、602bの先端部近傍には、前方側及び後方側に突出する突起部602c、602dが設けられている(図1において、突起部602dは不図示)。これらの腕部602a、602bは、可動接点を構成し、突起部602c、602dが端子106d、106eに接触する。腕部602a、602bの先端には、合成樹脂材料などの絶縁材料を成型して形成される保持片604a、604bが取り付けられている。これらの保持片604a、604bは、巻真2が回転した場合に時間的にずれて突起部602c、602dを端子106d、106eに接触させる形状を有している。
ここで、保持部材6が有する保持片604a、604bと、巻真2との関係について図3を用いて説明する。図3は、保持片604a、604bの近傍を電子部品100の左方側から示す拡大図である。図3(a)においては、後述する巻真2の平面部203bが保持片604a、604bと対向配置された状態(図1に示す巻真2に対して90度回転操作が入力された状態)について示している。図3(a)に示すように、保持片604a、604bは、互いに対向する保持面605aと、保持面605aの上端部に形成されたテーパ面605bとを有している。
巻真2が図3に示す矢印方向に回転した場合、図3(b)に示すように、まず、巻真2の同図に示す下端部が保持片604aの下方側端部に当接する。これにより、腕部602aが図3に示す右方側に押圧され、不図示の突起部602cが端子106eに接触する。この場合において、巻真2の上端部は、保持片602bのテーパ面605bに対応する位置に配置され、保持片602bと当接していない。このため、腕部602bが端子106d側に押圧されることはない。
図3(b)に示す状態から、更に巻真2が回転すると、図3(c)に示すように、巻真2の同図に示す上端部が保持片604bのテーパ面605bに当接する。これにより、腕部602bが図3に示す左方側に押圧され、不図示の突起部602dが端子106dに接触する。このように、本実施の形態に係る電子部品100においては、巻真2の回転に応じて保持部材6に設けられた突起部602c、602dが時間的にずれた状態で端子106e、106dに当接するように構成されている。
溝部105aには、巻真2と後述する連結アーム11との係合を解除する当接部材7が収容される。当接部材7は、例えば、合成樹脂材料などの絶縁材料を成型して形成され、前方側から見た場合に、概してT字形状を有している。当接部材7は、開口部105bに対応する位置に脚部701を有している。溝部105aに収容された状態において、当接部材7の上面は、壁部105の上面と略同一の高さの位置に配置され、脚部701は、開口部105bを介してケース1の下面から僅かに突出した状態とされる。詳細について後述するように、ケース1の下方側から脚部701が上方側に押圧されると、当接部材7の上面が壁部105の上面から突出した状態とされる。
第3空間1cには、板ばね8が収容される。板ばね8は、弾性を有する金属板を所定形状に打ち抜くことで形成され、ケース1の左右方向の全域に亘る長さを有している。板ばね8は、その端部で溝部102a、102bに係合する一方、その中央付近の後方側部分で壁部105の突出部105e、105fと当接するように第3空間1cに収容されている。このように収容される板ばね8と凹部105dとの間に、金属で形成された円柱形状を有する係合軸9が収容される。係合軸9は、その上方側の端部を壁部105よりも僅かに上方側に突出させた状態で収容される。
壁部104に形成された穴部104aには、金属で形成された円柱形状を有するピン10が挿入される。ピン10は、その上方側の端部を壁部104よりも僅かに上方側に突出させた状態で固定される。この壁部104よりも突出した部分に、連結部材としての連結アーム11が一定範囲で回動可能に取り付けられる。ピン10の上面には、突起部1001が設けられている。突起部1001は、後述するカバー部材3の孔部304に係合する。
連結アーム11は、弾性を有する金属板を所定形状に打ち抜くことで形成され、ケース1の前後方向の長さよりも僅かに短い長さを有している。連結アーム11の中央付近には、円形状の孔部1101が形成されている。この孔部1101にピン10を収容することで、連結アーム11が一定範囲で回動可能にピン10に取り付けられる。連結アーム11の後方側の端部には、切り欠き部1102が形成されている。切り欠き部1102には、連結アーム11がピン10に取り付けられた状態において、スライド部材4の突出片402が収容される。また、孔部1101よりも僅かに前方側には、概して平面視にて円形状を有する第1係合部1103が形成されている。第1係合部1103は、後述する操作軸2の保持部202に保持される。さらに、第1係合部1103よりも前方側には、第2係合部1104が形成される。第2係合部1104は、概して前方側に向かって側方側に幅広になる形状を有し、その前方側の端部には、2つの凹部1104a、1104bが形成されている。これらの凹部1104a、1104bには、連結アーム11の位置に応じて係合軸9が係合する。
カバー部材3は、例えば、金属板を所定形状に打ち抜いた後、折り曲げ加工を施すことで形成される。なお、カバー部材3を、合成樹脂材料などの絶縁材料を成型して形成することも可能である。カバー部材3は、上面部301と、この上面部301の側面から下方側に折り曲げられる側面部302a〜302dとを有している。上面部301には、ケース1内に配置された連結アーム11の上面を付勢する付勢片303a、303bが形成されている。付勢片303a、303bは、上面部301の所定位置にスリットを形成し、このスリットの内部に形成される片を下方側に僅かに折り曲げることで形成される。また、付勢片303aと、付勢片303bとの間には、円形状を有する孔部304が形成されている。孔部304は、壁部104に固定されたピン10の突起部1001を収容する。
カバー部材3における対向する一対の側面部302a、302bには、矩形の開口部305a、305bが形成されている(図1において、開口部305bは不図示)。開口部305a、305bは、ケース1の係合片103a、103bを収容する。また、対向する一対の側面部302c、302dには、円形状の開口部306a、306bが形成されている(図1において、開口部306aは不図示)。開口部306a、306bは、ケース1の切り欠き部101a、101bに対応する位置に形成され、巻真2を受け入れ可能に構成されている。
巻真2は、一定長さを有する金属製の棒状部材で構成される。図1においては、巻真2の右方側の先端に、使用者からの操作を受ける操作部としてのリューズ201が取り付けられた場合について示している。巻真2には、その中央よりも左方側の位置に、第1検出状態切替部としての保持部202が形成されている。保持部202は、巻真2の他の軸部分よりも小径にすることで形成されている。保持部202は、詳細について後述するように、巻真2がケース1に挿入された場合に連結アーム11の第1係合部1103を保持可能に構成されている。この保持部202よりも左方側の位置に、第2検出状態切替部としての当接部203が設けられている。当接部203は、詳細について後述するように、巻真2がケース1に挿入される場合に連結アーム11を保持部202に案内する。当接部203は、その先端部に形成された第1テーパ面203aと、この第1テーパ面203aよりも右方側に配置された平面部203bと、この平面部203bよりも右方側に配置された第2テーパ面203cとを有している。なお、平面部203bにおける前後方向の端部は、保持部材6の保持片604a、604bと当接し、腕部602a、602bを前方側、後方側に押圧する。
このような構成を有する電子部品100を組み立てると、図4に示すように、摺動子5を固定したスライド部材4、保持部材6、当接部材7、板ばね8、係合軸9、ピン10、並びに、連結アーム11を組み込んだケース1の上方側からカバー部材3が被せられた状態となる。この場合において、カバー部材3は、開口部305a、305dでケース1の係合片103a、103bを収容することでケース1に固定されている。カバー部材3の孔部304には、ピン10の突起部1001が収容されている。また、カバー部材3の開口部306a、306bは、ケース1の切り欠き部101a、101bに対応する位置に配置されている。さらに、カバー部材3の付勢片303a、303bは、ケース1内の連結アーム11の上面を付勢している。このようにカバー部材3の付勢片303a、303bで連結アーム11を付勢することにより、連結アーム11を付勢する付勢部材を別途設けることなく、部品の構成を簡素化する一方、部品点数を削減でき、部品製造に要するコストを低減している。
また、組み立てられた電子部品100においては、右方側の側面から巻真2のリューズ201側の先端が突出した状態となっている。この場合において、巻真2は、ケース1に対して図4に示す矢印方向A、B方向に回転可能に保持されている。このように組み立てられた電子部品100は、例えば、リューズ201を外部に露出した状態で腕時計等に搭載される。
ケース1の内部においては、図5に示すように、第1空間1aに摺動子5を固定したスライド部材4が収納されている。そして、第2空間1bには、保持部材6が固定され、第3空間1cには、板ばね8が取り付けられている。また、壁部104の穴部104aには、ピン10が挿入され、壁部105の凹部105dには、係合軸9が収容されている。さらに、壁部104の上面には、孔部1101でピン10を収容するように連結アーム11が取り付けられている。この場合において、連結アーム11の切り欠き部1102には、スライド部材4の突出片402が収容され、第2係合部1104の凹部1104a又は1104bには、係合軸9が収容された状態となっている(図5においては、凹部1104b)。
また、巻真2は、切り欠き部101bを介してケース1の内部に挿入されている。巻真2の当接部203は、保持部材6の腕部602a、602bで保持されている。当接部203の左方側の先端部は、切り欠き部101aに対応する位置に配置されている。また、巻真2の保持部202は、連結アーム11の第1係合部1103を保持した状態となっている。
このように組み立てられた電子部品100においては、使用者から巻真2を介して行われる押圧/引張操作であるプッシュ/プル操作及び回転操作を検出する。プッシュ/プル操作は、摺動子5が固定されたスライド部材4と、ケース1の第1空間1aに設けられた端子106a〜106cとから構成される第1検出部で検出される。回転操作は、当接部203を保持する保持部材6の腕部602a、602bと、ケース1の第2空間1bに設けられた端子106d、106eとから構成される第2検出部で検出される。以下、本実施の形態に係る電子部品100において、プッシュ/プル操作及び回転操作を検出する際の動作について図5を参照しながら説明する。
上述のように、連結アーム11は、壁部104に挿入されたピン10に回動可能に取り付けられている。そして、連結アーム11の第1係合部1103は、巻真2の保持部202に保持されている。一方、スライド部材4の突出片402は、連結アーム11の切り欠き部1102に収容されている。使用者からプッシュ/プル操作が行われると、巻真2の移動に応じて連結アーム11がピン10を支点として回動する。この連結アーム11の回動に応じて、スライド部材4は、ケース1内を左右方向に移動する。この場合において、スライド部材4に固定された摺動子5は、端子106a〜106c上を摺動する。
第1検出部においては、このような摺動子5の腕部502a〜502cと、端子106a〜106cとの接触状態の変化に応じて使用者から行われたプッシュ/プル操作を検出する。なお、本実施の形態に係る電子部品100においては、初期状態で係合軸9が連結アーム11の第2係合部1104の凹部1104bと係合した状態となっている(図5に示す状態)。初期状態からプッシュ操作が行われた場合、係合軸9が第2係合部1104の凹部1104bから解放され、凹部1104bの右方側の端部に配置された状態となる。なお、この状態から手を離すと、板ばね8のばね力で初期状態に戻る。また、プル操作が行われた場合、係合軸9が第2係合部1104の凹部1104aと係合した状態となる。例えば、この状態で指針調整が行われる。この状態からさらにプル操作が行われた場合、係合軸9が第2係合部1104の凹部1104aから解放され、凹部1104aの左方側の端部に配置された状態となる。例えば、この状態で日付調整が行われる。なお、この状態から手を離すと、係合軸9が第2係合部1104の凹部1104aと係合した状態に戻る。このようにプッシュ/プル操作に応じて係合軸9が係合部1105の凹部1104a、1104bを移動することで、使用者に節度感を付与している。
一方、上述のように、巻真2の当接部203は、保持部材6の腕部602a、602bで保持されている。そして、腕部602a、602bの前方側及び後方側の外面には、突起部602c、602dが形成されている。第2空間1bに設けられた端子106d、106eの上方側に折り曲げられた腕部は、これらの突起部602c、602dと対向配置されている。使用者から回転操作が行われると、巻真2の回転に伴って当接部203が回転する。当接部203を保持する腕部602a又は腕部602bは、当接部203の回転方向に応じて保持片604a及び604bと当接して前方側又は後方側に押圧される。つまり、図4に示す矢印A方向に当接部203が回転すると、腕部602aは、保持片604aに当接して前方側に押圧される。一方、図4に示す矢印B方向に当接部203が回転すると、腕部602bは、保持片604bと当接して後方側に押圧される。腕部602a、602bが前方側、後方側に押圧されると、突起部602c、602dは、それぞれ端子106d、106eに接触する。
第2検出部においては、このような腕部602a、602bの突起部602c、602dと、端子106d、106eとの接触状態の変化に応じて使用者から行われた回転操作を検出する。特に、本実施の形態に係る電子部品100においては、このように回転操作を検出する際、上述したような突起部602cと端子106eとの接触時点と、突起部602dと端子106dとの接触時点とのタイミングのずれに基づいて使用者から指示された巻真2の回転方向を検出する。
本実施の形態に係る電子部品100は、このようなプッシュ/プル操作及び回転操作を受け付ける巻真2を、ケース1に対して容易に組み付けすると共に、正確な位置決めすることを可能としたものである。以下、本実施の形態に係る電子部品100において、巻真2を抜き取る作業及び巻真2を組み付ける作業について図6〜図13を用いて説明する。
図6〜図9は、本実施の形態に係る電子部品100において、巻真2を抜き取る作業について説明するための斜視図(各図(a))及び断面図(各図(b))である。図10〜図13は、本実施の形態に係る電子部品100において、巻真2を組み付ける作業について説明するための斜視図(各図(a))及び断面図(各図(b))である。なお、図6〜図13においては、説明の便宜上、カバー部材3を省略している。また、図6〜図13においては、各図(a)に示す一点鎖線における断面図を示している。
図6においては、巻真2がケース1に対して装着された場合について示している。この場合においては、図6(a)に示すように、壁部104の上面に連結アーム11が取り付けられている。連結アーム11の第2係合部1104の近傍は、壁部105の上面に載置されている。連結アーム11の第1係合部1103は、巻真2の保持部202に保持されている。係合軸9は、第2係合部1104の凹部1104bに収容されている。当接部材7は、図6(b)に示すように、溝部105aに収容されている。このため、連結アーム11は、壁部105の上面に載置された状態となっている。
図6に示す状態の電子部品100から巻真2を抜き取る場合には、当接部材7が使用者によって下方側から押し上げられると共に、右方側に巻真2が引っ張られる。図7においては、図6に示す状態の電子部品100から当接部材7が押し上げられると共に、巻真2が僅かに右方側に引っ張られた状態について示している。当接部材7が押し上げられると、図7(b)に示すように、連結アーム11がその弾性力に抗して押し上げられ、連結アーム11の第1係合部1103と巻真2の保持部202との係合が解除される。なお、このように押し上げられた場合においても、連結アーム11は、図7(a)に示すように、ピン10よりも上方側に押し上げられることはないため、ピン10から脱落することはない。この状態で右方側に巻真2が引っ張られると、図7(a)に示すように、第1係合部1103が保持部202から出される。
図8においては、図7に示す状態の電子部品100から更に巻真2が右方側に引っ張られた状態について示している。図7に示す状態の電子部品100から巻真2が更に右方側に引っ張られると、図8(a)に示すように、第1係合部1103の下方側において当接部203が右方側に移動していく。なお、図8においては、第1係合部1103が当接部203の平面部203bに達していない状態について示している。この状態において、巻真2には、連結アーム11を介した付勢片303aの付勢力が付与されている。
図9においては、図8に示す状態の電子部品100から更に巻真2が右方側に引っ張られた状態について示している。図8に示す状態から巻真2が更に右方側に引っ張られると、図9(a)に示すように、第1係合部1103の下方側において当接部203が右方側に移動していく。図9においては、第1係合部1103が当接部203の平面部203bに達した状態について示している。第1係合部1103が平面部203bに達すると、連結アーム11の第2係合部1104の近傍は、再び壁部105の上面に載置される。この状態において、巻真2は、連結アーム11による付勢力から解放される。このため、使用者は、巻真2を自由にケース1から抜き取ることが可能となる。
このように本実施の形態に係る電子部品100においては、巻真2を抜き取る際に連結アーム11の弾性力に抗して連結アーム11と巻真2の保持部202との係合を解除する当接部材7を備えることにより、巻真2の交換を簡単に行えるようになっている。特に、当接部材7の一部は、ケース1の外部に突出していることから、外部から連結アーム11と巻真2の保持部202との係合を簡単に解除することができるので、外部からの操作によって巻真2の交換を簡単に行えるようになっている。
一方、巻真2をケース1に装着する場合には、切り欠き部101bを介してケース1の内部に挿入される。図10においては、ケース1の内部に当接部203が挿入された場合について示している。図10においては、当接部203は、連結アーム11の第1係合部1103に当接していない。このため、連結アーム11の第2係合部1104の近傍は、壁部105に載置された状態となっている。
図11においては、図10に示す状態の電子部品100から更に巻真2を左方側に押し込んだ状態について示している。図10に示す状態の電子部品100から巻真2を更に左方側に押し込むと、図11(a)に示すように、第1係合部1103の下方側において当接部203が左方側に移動していく。この場合において、当接部203は、平面部203b上を移動していく。このとき、連結アーム11の第2係合部1104の近傍は、壁部105に載置された状態を維持している。なお、ここでは、第1係合部1103の下面に対して平面部203bが対向した状態で押し込まれる場合について示しているが、平面部203bが直交した状態で押し込むようにしても良い。この場合には、適宜第1テーパ面203aの形状を変更することが好ましい。
図12においては、図11に示す状態の電子部品100から更に巻真2を左方側に押し込んだ状態について示している。図11に示す状態の電子部品100から巻真2を更に左方側に押し込むと、図12(a)に示すように、第1係合部1103は、当接部203の第2テーパ面203cによって押し上げられる。このため、図12(b)に示すように、連結アーム11が上方側に移動する。なお、このように第2テーパ面203cに押し上げられた場合においても、連結アーム11は、図11(a)に示すように、ピン10よりも上方側に押し上げられることはないため、ピン10から脱落することはない。
このように本実施の形態に係る電子部品100においては、巻真2における保持部202の挿入方向の前方側に、連結アーム11を押し上げる第2テーパ面203cを設けている。これにより、巻真2の挿入動作に応じて第2テーパ面203cで連結アーム11を押し上げることができるので、部品の構成を簡素化しつつ、連結アーム11を確実に巻真2の保持部202に案内することが可能となる。
図13においては、図12に示す状態の電子部品100から更に巻真2を左方側に押し込んだ状態について示している。図12に示す状態の電子部品100から巻真2を更に左方側に押し込むと、図13(a)に示すように、第1係合部1103が当接部203の第2テーパ面203cを乗り越え、保持部202に保持される。第1係合部1103が保持部202に収容されると、連結アーム11が下方側に移動する。このため、連結アーム11の第2係合部1104の近傍は、再び壁部105の上面に載置される。このように第1係合部1103が保持部202に保持されることで、巻真2がケース1に装着された状態となる。
このように本実施の形態に係る電子部品100においては、巻真2に、巻真2の軸線方向への押圧操作及び引張操作を検出する第1検出部の検出状態を切り替える第1検出状態切替部と、巻真2に対する回転操作を検出する第2検出部の検出状態を切り替える第2検出状態切替部とを設けたことから、単一の巻真2を操作するだけで第1、第2検出部における検出状態を切り替えることができるので、部品内の構造を複雑化させることなく、巻真2に対する押圧操作、引張操作及び回転操作を検出することが可能となる。
特に、本実施の形態に係る電子部品100においては、第1検出状態切替部を、第1検出部に連結された連結アーム11の一部を保持する保持部202で構成している。このように巻真2に設けられる保持部202により第1検出部に連結された連結アーム11の一部が保持されるので、巻真2に対する押圧操作及び引張操作に応じて確実に第1検出部の検出状態を切り替えることが可能となる。
また、本実施の形態に係る電子部品100においては、第2検出状態切替部を、巻真2の回転に応じて第2検出部と当接する当接部203で構成している。このように巻真2に設けられる当接部203を第2検出部に当接させることから、巻真2に対する回転操作に応じて確実に第2検出部の検出状態を切り替えることが可能となる。
さらに、本実施の形態に係る電子部品100においては、当接部203を巻真2の挿入方向(押圧操作方向)の先端部に設ける一方、保持部202を当接部203よりも巻真2の挿入方向(押圧操作方向)の後方側に設けている。これにより、巻真2の異なる部分で第1、第2検出部における検出状態が切り替えられるので、誤動作を生じさせることなく確実に第1、第2検出部における検出状態を切り替えることが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、操作者の回転操作を検出する第2検出部において、巻真2の回転に応じて保持部材6に設けられた突起部602c、602dを時間的にずれた状態で端子106e、106dに当接させることで回転方向を検出する場合について説明している。しかしながら、操作者の回転操作を検出する第2検出部の構成についてはこれに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、巻真2の先端部に所定形状の突起部を有するカムを取り付け、突起部と可動接点との当接タイミングをずらすことで回転方向を検出するようにしても良い。
図14は、本実施の形態に係る電子部品100の第2検出部を変形した場合の斜視図である。なお、図14においては、適宜、上記実施の形態に係る電子部品100と一部の構成(例えば、壁部105及び板ばね8)を変更している。図14においては、巻真2の先端部に、巻真2と一体的に回転するカム12が取り付けられている。カム12の周面には、図14に示す左右方向の異なる位置にそれぞれ一対の突起部1201、1202が設けられている。また、突起部1201と、突起部1202とは、カム12の回転方向の僅かにずれた位置に設けられている。
一方、ケース1におけるカム12の下方側には、突起部1201、1202の位置に合わせて可動接点としての端子1301、1302が設けられている。これらの端子1301、1302は、ケース1の底面から僅かに離間した位置に設けられている。端子1301、1302は、電子部品100の前後方向に延在して設けられている。端子1301、1302におけるカム12の下方側の位置には、上方側に突出した当接部(不図示)が形成されている。これらの当接部には、巻真2の回転に応じて突起部1201、1202が当接する。また、端子1301、1302の下方側におけるケース1の底面には、固定接点としての端子1401、1402(不図示)が設けられている。端子1301、1302は、当接部に突起部1201、1202が当接することで下方側に押圧され、それぞれ端子1401、1402に接触するように構成されている。
このような構成を有する電子部品100において、巻真2が回転すると、これと共にカム12が回転する。上述のように、カム12に設けられた突起部1201、1202は、その周面において回転方向にずれて配置されている。このため、巻真2の回転方向に応じて異なるタイミングで突起部1201、1202が端子1301、1302の当接部に当接する。突起部1201、1202が端子1301、1302の当接部に当接すると、端子1301、1302は、それぞれ下方側(固定接点側)に押圧され、端子1401、1402に接触する。本電子部品100においては、このように回転操作を検出する際、端子1301と端子1401との接触時点と、端子1302と端子1402との接触時点とのタイミングのずれに基づいて使用者から指示された巻真2の回転方向を検出する。従って、このように第2検出部の構成を変更した場合においても、上記実施の形態と同様に操作者からの回転操作を検出することができる。
本発明の一実施の形態に係る電子部品の分解斜視図である。 上記実施の形態に係る電子部品が有するケースの上面図である。 上記実施の形態に係る電子部品が有する保持部材の構成を説明するための模式図である。 上記実施の形態に係る電子部品の外観を示す斜視図である。 図4に示す状態の電子部品からカバー部材を省略した斜視図である。 上記実施の形態に係る電子部品において、巻真を抜き取る作業について説明するための斜視図(a)及び断面図(b)である。 上記実施の形態に係る電子部品において、巻真を抜き取る作業について説明するための斜視図(a)及び断面図(b)である。 上記実施の形態に係る電子部品において、巻真を抜き取る作業について説明するための斜視図(a)及び断面図(b)である。 上記実施の形態に係る電子部品において、巻真を抜き取る作業について説明するための斜視図(a)及び断面図(b)である。 上記実施の形態に係る電子部品において、巻真を組み付ける作業について説明するための斜視図(a)及び断面図(b)である。 上記実施の形態に係る電子部品において、巻真を組み付ける作業について説明するための斜視図(a)及び断面図(b)である。 上記実施の形態に係る電子部品において、巻真を組み付ける作業について説明するための斜視図(a)及び断面図(b)である。 上記実施の形態に係る電子部品において、巻真を組み付ける作業について説明するための斜視図(a)及び断面図(b)である。 上記実施の形態に係る電子部品の第2検出部を変形した場合の斜視図である。
符号の説明
100 電子部品(複合操作型電子部品)
1 ケース
1a 第1空間
1b 第2空間
1c 第3空間
101a、101b 切り欠き部
102a、102b 溝部
103a、103b 係合片
104、105 壁部
104a 穴部
104b、105c 係合片
105a 溝部
105b 開口部
105d 凹部
105e、105f 突出部
106a〜106e 端子
107 開口部
2 巻真
201 リューズ
202 保持部
203 当接部
203a 第1テーパ面
203b 平面部
203c 第2テーパ面
3 カバー部材
301 上面部
302a〜302d 側面部
303a、303b 付勢片
304 孔部
305a、305b 開口部
306a、306b 開口部
4 スライド部材
401 開口部
402 突出片
5 摺動子
501 孔部
502a〜502c 腕部
6 保持部材
601 基部
602a、602b 腕部
602c、602d 突起部
603a、603b 切り欠き部
604a、604b 保持片
7 当接部材
701 脚部
8 板ばね
9 係合軸
10 ピン
1001 突起部
11 連結アーム
1101 孔部
1102 切り欠き部
1103 第1係合部
1104 第2係合部
1104a、1104b 凹部

Claims (4)

  1. 操作者からの操作を受け付ける操作軸と、前記操作軸の軸線方向への押圧操作及び引張操作を検出する第1検出部と、前記操作軸に対する回転操作を検出する第2検出部とを備え、前記操作軸に、前記第1検出部の検出状態を切り替える第1検出状態切替部と、前記第2検出部の検出状態を切り替える第2検出状態切替部とを設けたことを特徴とする複合操作型電子部品。
  2. 前記第1検出状態切替部は、前記第1検出部に連結された連結部材の一部を保持する保持部であることを特徴とする請求項1記載の複合操作型電子部品。
  3. 前記第2検出状態切替部は、前記操作軸の回転に応じて前記第2検出部と当接する当接部であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の複合操作型電子部品。
  4. 前記第2検出状態切替部は、前記操作軸の押圧操作方向の先端部に設けられ、前記第1検出状態切替部は、前記第2検出状態切替部よりも前記操作軸の押圧操作方向の後方側に設けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の複合操作型電子部品。
JP2007199777A 2007-07-31 2007-07-31 複合操作型電子部品 Withdrawn JP2009037790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007199777A JP2009037790A (ja) 2007-07-31 2007-07-31 複合操作型電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007199777A JP2009037790A (ja) 2007-07-31 2007-07-31 複合操作型電子部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009037790A true JP2009037790A (ja) 2009-02-19

Family

ID=40439532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007199777A Withdrawn JP2009037790A (ja) 2007-07-31 2007-07-31 複合操作型電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009037790A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7007345B2 (en) Opening and closing device
JP3911774B2 (ja) プッシュ機構付スライドスイッチ及びその組立て方法
JP2009129871A (ja) 多方向操作スイッチ装置
EP3107110A1 (en) Contact mechanism, trigger switch using same, and electric tool
JP2014116084A (ja) 多方向入力装置
JP2018107088A (ja) スイッチの接点構造、トリガースイッチ及び電動工具
EP3106716B1 (en) Manipulation apparatus
KR20050021900A (ko) 헤어커터의 진동 방지구조
JP5628715B2 (ja) スイッチ装置
JP2008027843A (ja) スイッチ装置
JP5814676B2 (ja) スライドスイッチ、及びスライドスイッチを備える電子機器
JP2003517178A (ja) 係止触知機能を備える押しボタン
JP2010135251A (ja) 固定接点付きケース及びそれを備えたスライドスイッチ
JP2009037790A (ja) 複合操作型電子部品
JP4590432B2 (ja) 操作装置及び操作システム
JP2009036584A (ja) 電子部品
JP2012064548A (ja) スイッチ装置
WO2009131145A1 (ja) スイッチ及びその製造方法
JP2015076326A (ja) レバースイッチ
JP2007250261A (ja) 複合操作入力装置
JP2013242972A (ja) 多方向入力装置
JP6557383B2 (ja) 小寸法可搬物体のためのプッシュピース巻上げボタン制御デバイス
JP5675430B2 (ja) 回転型電気部品
JP3404441B2 (ja) 複合操作型電気部品
JP3404442B2 (ja) 複合操作型電気部品

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20101005