JP2009037781A - プラズマディスプレイパネル及びこれを用いたプラズマディスプレイモジュール、画像表示装置及びテレビジョン受信機 - Google Patents

プラズマディスプレイパネル及びこれを用いたプラズマディスプレイモジュール、画像表示装置及びテレビジョン受信機 Download PDF

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啓二 石井
Yukio Murakami
由紀夫 村上
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靖 本山
Yoshikuni Hirano
芳邦 平野
Tomokazu Shiga
智一 志賀
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【課題】本発明は、放電電圧の上昇を抑制するとともに、パネルの発光効率を向上させ、高効率で低消費電力、かつ低コストのプラズマディスプレイパネル及びこれを用いたプラズマディスプレイモジュール、画像表示装置及びテレビジョン受信機を提供することを目的とする。
【解決手段】対向する2枚の基板10、50により形成された放電空間100に放電ガスが封入され、
前記2枚の基板の一方に、所定間隔gで対をなして配設され、前記放電空間内で面放電を発生させる放電電極対20を有するプラズマディスプレイパネル170であって、
前記放電ガスは、キセノンガスの分圧比が14%以上60%以下であって、
前記放電電極対の前記所定間隔が、35μm以上50μm以下であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネル及びこれを用いたプラズマディスプレイモジュール、画像表示装置及びテレビジョン受信機に関し、特に、放電ガスにキセノンガスを含む面放電型のプラズマディスプレイパネル及びこれを用いたプラズマディスプレイモジュール、画像表示装置及びテレビジョン受信機に関する。
従来から、表示パネル面上に可視発光を得る平面型表示装置として、プラズマディスプレイパネルが知られている。一般的に、プラズマディスプレイパネルは、2枚のガラス基板で隔壁を介して封じられた空間内に、希ガス、又は希ガスの混合ガスを封入して放電を発生させ、その際に生じる封入ガスの可視励起発光又は励起紫外線により蛍光体を発光させ、可視発光を得る構成となっている。
特に、金属電極表面を誘電体で被覆するプラズマディスプレイパネルでは、画素選択に用いられるアドレス電極と、画素選択及び維持放電に用いられる走査電極と、維持放電に用いられる共通維持電極とからなる3電極構造がよく用いられる。
図10は、従来から用いられている一般的な3電極面放電型プラズマディスプレイパネルの斜視図である。図10において、3電極面放電型プラズマディスプレイパネルは、対向して配置された前面ガラス基板11と背面ガラス基板51とを備えている。前面ガラス基板11上には、透明電極で構成される走査・維持電極20と、金属母線(図示せず)と、誘電体層30と、保護膜40とが形成されている。背面ガラス基板51上には、アドレス電極60と、誘電体層70と、隔壁80とが形成され、誘電体層70上及び隔壁80内面には、蛍光体90が形成されている。図10では、カラー表示を目的として、背面ガラス基板51の誘電体層70上及び隔壁80内面に蛍光体90が形成されたプラズマディスプレイパネルの例を示している。
プラズマディスプレイパネル内に封入される放電ガスには、放電時に発生する紫外線の波長が長く、光子エネルギーの変換効率が高い等の理由から、ネオンガスを母体とし、キセノンガスを混合したガスがよく用いられる。具体的には、パネル駆動の安定性を考慮して、全圧40〜95kPa(300〜700Torr)、キセノン分圧比1〜10%程度の混合ガスが主に使用される。
また、かかる構造のプラズマディスプレイパネルでは、200万画素カラーパネルで、3原色表示を想定した場合には、対角40〜100インチ程度のパネルサイズで約600万個程度の放電セルが面状に放電を行うことから、走査電極と維持電極間の間隔(以下、「放電ギャップ長」とも呼ぶ。)が、70〜100μm程度に設定される。
このような構造のプラズマディスプレイパネルにおいて、パネルの発光効率を向上させる目的で、紫外線発光に寄与するキセノンガスの分圧比を増加させ、生成紫外線量を増加させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、キセノンガスの分圧比を高く保つとともに、放電電圧の上昇を低減すべく、電極保護膜に低電圧化材料を用いて駆動電圧を低減する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−125237号公報 特開2004−71367号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の構成では、一定の発光効率改善効果は得られるものの、放電発生のための放電電圧が上昇し、プラズマディスプレイパネルを駆動する際に外部回路から加える印加電圧が大きくなってしまうという問題があった。そしてその結果、駆動回路の無効電力が大きくなり、プラズマディスプレイパネル全体の消費電力が増加するとともに、パネル駆動のために高耐圧駆動用ドライバICが必要となり、製造コストが増加するという問題を生じた。
また、上述の特許文献2に記載の内容は、材料の信頼性の問題から、実用的にプラズマディスプレイパネルに適用するには困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、放電電圧の上昇を抑制するとともに、パネルの発光効率を向上させ、高効率で低消費電力、かつ低コストのプラズマディスプレイパネル及びこれを用いたプラズマディスプレイモジュール、画像表示装置及びテレビジョン受信機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明に係るプラズマディスプレイパネルは、対向する2枚の基板により形成された放電空間に放電ガスが封入され、
前記2枚の基板の一方に、所定間隔で対をなして配設され、前記放電空間内で面放電を発生させる放電電極対を有するプラズマディスプレイパネルであって、
前記放電ガスは、キセノンガスの分圧比が14%以上60%以下であって、
前記放電電極対の前記所定間隔が、35μm以上50μm以下であることを特徴とする。
これにより、キセノンガスの分圧比を14%以上に高めて発光効率を向上させるとともに、放電電極間の放電ギャップ長を50μm以下と小さな値とすることにより、放電電圧を低減してパネル駆動のための無効電力を低減し、高効率かつ低消費電力のプラズマディスプレイパネルを実現することができる。
第2の発明は、第1の発明に係るプラズマディスプレイパネルにおいて、
前記キセノンガスの分圧比が、20%以上60%以下であることを特徴とする。
これにより、キセノンガスの分圧比を更に高めて発光効率を更に向上させるとともに、放電電極間の放電ギャップ長を50μm以下と小さな値とすることにより、放電電圧を低減してパネル駆動のための無効電力を低減し、高効率かつ低消費電力のプラズマディスプレイパネルを実現することができる。
第3の発明は、第2の発明に係るプラズマディスプレイパネルにおいて、
前記キセノンガスの分圧比が、25%以上60%以下であることを特徴とする。
第4の発明は、第3の発明に係るプラズマディスプレイパネルにおいて、
前記キセノンガスの分圧比が、30%以上60%以下であることを特徴とする。
第5の発明に係るプラズマディスプレイモジュールは、第1〜4のいずれか一つの発明に係るプラズマディスプレイパネルを有し、
該プラズマディスプレイパネルを駆動するドライバ回路を備えたことを特徴とする。
これにより、発光効率が高く駆動電圧が低い、高効率かつ低消費電力のプラズマディスプレイモジュールを実現することができる。
第6の発明に係る画像表示装置は、第5の発明に係るプラズマディスプレイモジュールを有し、
該プラズマディスプレイモジュールに画像表示を行わせるのに必要な信号処理回路を備えたことを特徴とする。
これにより、発光効率が高く駆動電圧が低い、高効率かつ低消費電力の画像表示装置を実現することができる。
第7の発明に係るテレビジョン受信機は、第6の発明に係る画像表示装置を有することを特徴とする。
これにより、発光効率が高く駆動電圧が低い、高効率かつ低消費電力のテレビジョン受信機を実現することができる。
本発明によれば、プラズマディスプレイパネルの発光効率を向上させるとともに、パネル駆動のための無効電力を低減して低消費電力にすることができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明を適用した実施例1に係るプラズマディスプレイパネルの構成を示した図である。図1(a)は、プラズマディスプレイパネルを前面ガラス基板11から上面透視的に示した平面図であり、図1(b)は、図1(a)のY−Y’断面で切った断面図である。
図1(b)において、本実施例に係るプラズマディスプレイパネルは、対向して配置された前面基板10と背面基板50とを有する。前面基板10と背面基板20との間には、放電空間100が形成される。
前面基板10は、前面パネルを構成する前面ガラス基板11を有する。前面ガラス基板11上には、一対の放電電極対20が配設され、放電電極対20の各々の放電電極21は、透明電極22と母線(バス電極)23とを有する。放電電極21は、透明電極22の上に、母線23が形成された構成となっている。母線23は、金属で構成され、透明電極22に電圧を供給する電極である。透明電極22は、母線23から印加された電圧により、放電空間100内で面放電を発生させる電極である。放電電極21の上には、誘電体層30が形成され、放電電極20を誘電体層30が被覆する構造となっている。誘電体層30の表面は、更に保護膜40で覆われている。なお、放電電極対20は、維持放電に用いられる、走査電極と維持電極との組合せであってよく、いわゆる表示電極と呼ばれる電極で構成されてよい。
背面基板50は、背面ガラス基板51と、アドレス電極60と、誘電体層70とを備える。背面ガラス基板51上にアドレス電極60が形成され、アドレス電極60を誘電体層70が覆った構成となっている。図1(b)においては、図1(a)のY−Y’断面が示され、隔壁80が形成されていない部分を示しているが、隔壁80が形成されている箇所では、誘電体層70の上に更に隔壁80が形成される。なお、背面基板50の構成は、例えば図10で説明したような構成であってもよい。本実施例に係るプラズマディスプレイパネルは、放電ガスの成分と前面基板10の構成が従来と異なる点であり、背面基板50については、従来の背面基板をそのまま適用することができる。
上述のように、前面基板10と背面基板50は対向して配置され、前面基板10と背面基板50との間に放電空間100を形成する。放電空間100には、キセノンガスを含む混合ガスからなる放電ガスが封入される。例えば、放電ガスは、希ガス元素の混合体がキセノンガスを含有する構成であってもよい。放電ガスに含まれるキセノンガスは、全体に対する体積比が14%以上60%以下であり、従ってその分圧比も14%以上60%以下である。従来のプラズマディスプレイパネルでは、キセノンガスの分圧比は5〜10%が一般的であるが、本実施例に係るプラズマディスプレイパネルにおいては、キセノンガスの分圧比をそれよりも高く設定し、生成紫外線を増加させ、発光効率を向上させている。
次に、図1(a)を用いて、本実施例に係るプラズマディスプレイパネルの平面構成について説明する。
図1(a)において、前面ガラス基板11側から上面透視的にプラズマディスプレイパネルの平面構造が示されており、前面ガラス基板11上に形成された行方向(パネル水平方向)に延在する一対の放電電極対20と、背面ガラス基板51上に形成された複数の行方向(パネル垂直方向)に延在する隔壁80が示されている。従って、放電電極対20の延在方向と、隔壁80の延在方向は直交した配置となっている。
図1(a)において、放電電極対20は、行方向に平行に配設された2枚の放電電極21からなり、その列方向の間隔が、放電電極対20の放電ギャップ長gを形成する。放電電極対20は列方向に複数設けられてよく、図1(a)、(b)においては、図面下方に、隣接する放電電極対20の一方の放電電極21が示されている。一つの放電電極対20と、隔壁80で囲まれた単位で、単一放電発光素子(セル)110を形成する。
図1(a)において、放電電極対20の対をなす放電電極21同士の間隔、すなわち放電ギャップ長gは、所定の一定間隔であってよく、35μm以上50μm以下の所定間隔に設定される。上述のように、従来の一般的なプラズマディスプレイパネルでは、放電ギャップ長gは70μm以上とするのが一般的であったが、本実施例に係るプラズマディスプレイパネルにおいては、放電ギャップ長gを70μmよりも小さく、35μm以上50μm以下で構成している。このように構成することにより、放電電極対20で発生する面放電の放電電圧を下げることができ、プラズマディスプレイパネル駆動時の無効電力を減少させ、低電力消費でパネル駆動を行うことができる。
次に、図2乃至図6を用いて、キセノンガスの分圧比と、放電ギャップ長と、放電電圧と、発光効率との関係について説明する。
図2は、パネル内の放電空間100に、ネオンガス95%−キセノンガス5%の体積構成比からなる混合ガスを全圧力67kPa(500Torr)で封入した場合の、走査・維持電極間の放電電圧と発光効率の関係を、放電ギャップ長gをパラメータとして示した図である。図2の横軸は放電電圧(V)、縦軸は発光効率(lm/W)である。なお、分圧比は体積比に比例するので、この場合のキセノンガスの分圧比は5%である。
図2において、放電ギャップ長gは、35μm、50μm、70μmの3段階のパラメータで測定され、放電電圧と発光効率との関係が示されている。測定値の範囲は、それぞれの条件において、パネルを安定して発光できる放電電圧の範囲を示しており、図2中、矢印で示されている。
図2において、いずれの放電ギャップ長においても、放電電圧及び発光効率の双方において大きな差がない。従って、従来の放電ガスに一般的に適用されているキセノンガスの分圧比5%の場合では、有意差は認められず、改善効果はないと判断できる。
図3は、パネル内の放電空間100に、ネオンガス90%−キセノンガス10%の体積構成比からなる混合ガスを全圧力67kPa(500Torr)で封入した場合の、走査・維持電極間の放電電圧と発光効率の関係を、放電ギャップ長gをパラメータとして示した図である。この場合のキセノンガスの分圧比は、体積比と同様に10%である。他の条件については、図2の場合と同様であるので、その説明を省略する。
図3においても、放電ギャップ長gが35μm、50μm、70μmのいずれであっても、安定発光可能な放電電圧の範囲及び発光効率は、大きな差がない。従って、キセノンガス分圧比10%の場合においては、放電ギャップ長gの差による有意差は認められず、改善効果はないと判断できる。
図4は、パネル内の放電空間100に、ネオンガス70%−キセノンガス30%の体積構成比からなる混合ガスを全圧力67kPa(500Torr)で封入した場合の、走査・維持電極間の放電電圧と発光効率の関係を、放電ギャップ長gをパラメータとして示した図である。キセノンガスの分圧比は、30%である。他の条件については、図2及び図3の場合と同様であるので、その説明を省略する。
図4において、全圧67kPa(500Torr)を一定にしたまま、キセノンガスの分圧比を30%にした場合には、図2又は図3と比較して、安定な放電電圧の範囲が高電圧側にシフトしていることが分かる。特に、放電ギャップ長gが大きい70μmの場合の電圧上昇は著しい。図3と比較すると、放電ギャップ長gが70μmの場合における、キセノンガスの分圧比が10%のときの安定放電電圧の中心値が215Vであるのに対し、キセノンガスの分圧比が30%のときの安定放電電圧の中心値は345Vであり、130Vの放電電圧上昇が見られる。
これに対し、放電ギャップ長gが50μmの場合における、キセノンガスの分圧比が10%のときの安定放電電圧の中心値は220V(図3)であり、キセノンガスの分圧比が30%のときの安定放電電圧の中心値は300V(図4)であるので、80Vの放電電圧上昇でしかない。同様に、放電ギャップ長gが35μmの場合における、キセノンガスの分圧比が10%のときの安定放電電圧の中心値は210V(図3)であり、キセノンガスの分圧比が30%のときの安定放電電圧の中心値は290V(図4)であり、やはり80Vの放電電圧上昇でしかない。このように、放電ギャップ長gの縮小により、放電電圧の上昇が抑制されることが図3と図4との比較から分かる。
また、図4において、発光効率についても、放電ギャップ長gが50μm、35μmのときの発光効率は、放電ギャップ長gが70μmのときの発光効率を上回っていることが分かる。
次に、図5を用いて、キセノンガス分圧比が60%の場合の測定データについて説明する。
図5は、パネル内の放電空間100に、ネオンガス40%−キセノンガス60%の体積構成比からなる混合ガスを全圧力67kPa(500Torr)で封入した場合の、走査・維持電極間の放電電圧と発光効率の関係を、放電ギャップ長gをパラメータとして示した図である。他の条件については、図2乃至図4と同様であるので、その説明を省略する。
図5においても、全圧67kPa(500Torr)を一定にしたまま、キセノンガスの分圧比を30%にした場合には、図2又は図3と比較して、安定な放電電圧の範囲が高電圧側にシフトしていることが分かる。図4のキセノンガス30%の場合と同様に、放電ギャップ長gが大きい70μmの場合の電圧上昇は著しい。図3と比較すると、放電ギャップ長gが70μmの場合における、キセノンガスの分圧比が10%のときの安定放電電圧の中心値が215V(図3)であるのに対し、キセノンガスの分圧比が60%のときの安定放電電圧の中心値は440V(図5)であり、225Vの放電電圧上昇が見られる。
これに対し、放電ギャップ長gが50μmの場合における、キセノンガスの分圧比が10%のときの安定放電電圧の中心値は220V(図3)であり、キセノンガスの分圧比が60%のときの安定放電電圧の中心値は430V(図5)であるので、210Vの放電電圧上昇に抑制されている。同様に、放電ギャップ長gが35μmの場合における、キセノンガスの分圧比が10%のときの安定放電電圧の中心値は210V(図3)であり、キセノンガスの分圧比が60%のときの安定放電電圧の中心値は340V(図5)であるので、130Vの放電電圧上昇でしかない。このように、放電ギャップ長gの縮小により、放電電圧の上昇が抑制されることが図3と図5との比較から分かる。
また、図5において、発光効率についても、放電ギャップ長gが50μm、35μmのときの発光効率は、放電ギャップ長gが70μmのときの発光効率を上回っていることが分かる。
このように、図4及び図5の測定結果から示されるように、放電ガスのキセノンガスの分圧比を30%以上60%以下とし、放電電極対20の放電ギャップ長gを35μm以上50μm以下とすれば、従来のキセノンガスの分圧比5〜10%とした70μmの放電ギャップ長gのプラズマディスプレイパネルの発光効率を上回り、かつ放電電圧の上昇も抑えることができる。
なお、放電ギャップ長gは、面放電を安定して発生させるためには、放電電極21の上を覆う誘電体層30の厚みよりも大きく加工する必要がある。つまり、放電電極21の間隔である放電ギャップ長gが、放電電極21を覆う誘電体層30より小さいと、放電空間100でなされる面放電よりも先に、放電ギャップ長gで絶縁破壊による直流的な放電が起こるおそれが生じてしまう。従って、誘電体層30を薄く加工する加工精度の限界から、本実施例に係るプラズマディスプレイにおいては、放電ギャップ長gを35μm以上の範囲としているが、誘電体層30をもっと薄く加工できれば、放電ギャップ長gは更に小さな値をとることが可能である。かかる観点から、放電ギャップ長gの下限は、放電電極21を覆う誘電体層30の厚さより大きい所定の値とすることができる。
また、今まで説明した発光効率の向上と放電電圧の抑制の効果は、放電ガスのキセノンガスの分圧比が、14%以上のときから発生する。この点について、図6を用いて説明する。
図6は、放電ガス中のキセノンガスの分圧比と、発光効率の最大値の関係を示した測定結果である。図6において、横軸はキセノンガス分圧比(%)、縦軸は発光効率(lm/W)を示しており、放電ギャップ長gが、35μm、50μm及び70μmの場合のデータが示されている。
図6において、放電ギャップ長gが50μmの場合の特性曲線は、キセノンガス分圧比が14%以上で放電ギャップ長gが70μmの場合の特性曲線の発光効率を上回り、放電ギャップ長gが35μmの場合の特性曲線は、キセノンガス分圧比が20%以上で放電ギャップ長gが70μmの場合の特性曲線の発光効率を上回ることが示されている。
従って、本実施例に係るプラズマディスプレイパネルは、放電ギャップ長gが35μm以上50μm以下の範囲において、放電ガス中のキセノンガスの分圧比が14%以上60%以下であればよく、20%以上60%以下であればより好ましい。更に、放電ガス中のキセノンガスの分圧比が25%以上60%以下であれば更に好ましく、30%以上60%以下であれば最適である。
なお、本実施例において、今まで放電ガス中にキセノンガスのみ混入した混合ガスを例に挙げて説明したが、かかる混合ガスに微量のヘリウムガス及び/又はクリプトンガスを添加した場合にも、本実施例は有効に適用できる。また、パネル内の全圧についても、30kPaから大気圧程度までの条件で、本実施例を有効に適用することができる。
図7は、本発明を適用した実施例2に係るプラズマディスプレイパネルの構成を示した図である。図7(a)は、プラズマディスプレイパネルを前面ガラス基板11から上面透視的に示した平面図であり、図7(b)は、図1(a)のY−Y’断面で切った断面図である。なお、実施例1に係るプラズマディスプレイと同様の構成要素については、同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
図7(a)、(b)において、前面基板10aに備えられた放電電極対20aの放電電極21aの構成が、透明電極22aが行方向に延在する矩形状又は細長い長方形状の形状ではなく、各々の単一放電発光素子110に略正方形状に形成された点で異なっている。つまり、実施例1においては、透明電極22は各単一放電発光素子110の行方向に延在し、行方向に配列された各単一放電発光素子110に共通の電極を形成していたが、実施例2においては、各単一放電発光素子110a毎に個別に透明電極22aが備えられた点で異なっている。なお、母線23は、行方向に延在しており、行方向に配列された各単一放電発光素子110aに共通の電極を構成している点で、実施例1と同様である。
このように、各単一放電発光素子110aに個別に配設された透明電極22aの態様であってもよい。実施例2においても、放電ギャップ長gは、対をなす放電電極対20aの放電電極21aの所定間隔に相当し、放電ギャップ長gを35μm以上50μm以下に設定することにより、実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお、放電ガス中のキセノンガスの分圧比を、14%以上60%以下、好ましくは20%以上60%以下、より好ましくは25%以上60%以下とし、更に好ましくは30%以上60%以下とすることも、実施例1と同様である。
他の構成要素については、実施例1と同様であるので、その説明を省略する。実施例2に係るプラズマディスプレイによれば、透明電極22aが各単一放電発光素子110に個別に配設されるので、放電中に行方向に隣接する単一放電発光素子110の放電に影響を与えるおそれがなくなり、透明電極22aに用いる材料の量を減少させることができる。
図8は、本発明を適用した実施例3に係るプラズマディスプレイパネルの構成を示した斜視図である。なお、実施例3において、実施例1及び実施例2において説明したものと同様の構成要素については、同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
図8において、実施例3に係るプラズマディスプレイパネルは、前面基板10bと背面基板50bが対向して配置されており、放電空間100bが形成されている。前面基板10bは、前面ガラス基板11を備える。前面ガラス基板11上には、放電電極対20bを構成する放電電極21bが配設され、放電電極21bは、母線23と、透明電極22bとを有する。放電電極21bは、走査・維持電極が適用されてよい。放電電極21bの上を、保護膜40をコーティングした誘電体層30が覆っている。背面基板50bは、背面ガラス基板51を備える。背面ガラス基板51上にはアドレス電極60が配設され、更にその上には隔壁80bが形成され、隔壁80bの内面には、蛍光体90bが形成されている。
図8において、基本的構成は今まで説明した実施例1又は実施例2と同様であるが、前面基板50bが備える放電電極21bの透明電極22bが、T字型にパターン化された個別電極である点と、背面基板51bの隔壁80bが、列方向の画素を分離するように形成された点で異なっている。これに伴い、単一放電発光素子110bは、行方向の隔壁81と、列方向の隔壁82で囲まれた単位となり、放電電極対20bは、単一放電発光素子110bの各々に1対ずつ配設されている。
このように、いわゆるボックス型プラズマディスプレイパネルとして構成されたパネルについても、本発明を適用することができる。実施例3においては、放電電極対20bの放電ギャップ長gは、前面ガラス基板11上で対向するT字の透明電極22bの行方向に延在する部分(T字の頭の部分)同士の間隔となる。この放電ギャップ長gを、実施例1又は実施例2と同様に、35μm以上50μm以下に設定することにより、放電電圧を抑制することができる。
また、放電空間100bに封入された放電ガス中のキセノンガスの分圧比を、14%以上60%以下、好ましくは20%以上60%以下、より好ましくは25%以上60%以下とし、更に好ましくは30%以上60%以下とすることにより、高い発光効率を実現することができる。
また、実施例3に係るプラズマディイスプレイの構成によれば、隔壁81、82により個別に仕切られた単一放電発光素子110bにより、行方向のみならず列方向についても隣接する単一放電発光素子110b同士が放電の影響を与えることがなく、また、T字型の透明電極22bにより電極の対向長を長くすることができるので、発光効率の高い放電を行うことができる。
実施例1乃至実施例3において説明したように、放電電極対20、20a、20bの放電電極21、21a、21b、特に透明電極22、22a、22bは、種々の形状を適用することができる。本発明は、放電電極対20、20a、20bの放電電極21、21a、21bの外形をなす辺同士が互いに所定間隔を有して対向し、放電ギャップ長gを定めることができれば、種々の形状の放電電極対に適用することができ、その態様は問わない。
このように、放電ギャップ長gを特定できる種々の態様の電極構造の放電電極対に、本発明を適用することができる。また、透明電極22、22a、22b上に形成される誘電体層30、電極保護材料についても、種々の形状及び材料を適用してよい。
実施例1乃至実施例3において説明したように、本発明を適用したプラズマディスプレイパネルにより、従来の高キセノン分圧のプラズマディスプレイパネルと比較して、放電電圧を50V以上低減することができる。例えば、キセノンガス分圧を60%としたパネルでは、放電ギャップ長gを35μmとしたプラズマディスプレイパネルは、放電ギャップ長gを70μmとしたプラズマディスプレイパネルに比べて、約23%の放電電圧低減が可能であり、駆動電圧の2乗に比例する無効電力を、約40%低減させる効果がある。
これにより、パネル駆動のための無効電力を低減し、発光効率を向上させた低消費電力のプラズマディスプレイパネルを提供することができる。
次に、図9を用いて、本発明を適用したPDP(プラズマディスプレイパネル)170を、画像表示装置190としてテレビジョン受信機200に適用した例について説明する。
図9は、本発明を適用したプラズマディスプレイパネル170を用いた画像表示装置190における駆動システムの一例を示す構成ブロック図である。図9において、テレビジョン信号の映像信号入力はデジタル信号処理のため、まず、A/D変換器120に入力させ、デジタル信号に変換する。次に、そのデジタル信号を映像信号処理回路130に導き、映像の階調補正、鮮鋭度の調整、色調整等、プラズマディスプレイパネル170での画像表示に必要な映像信号処理を施す。なお、上記構成は一例であって、これに限られるものではない。
プラズマディスプレイパネル170に画像の階調表示機能を実現させるためには、画素をオンして放電させる時間の長さを変え、発光輝度を変える仕組みを採る。このため、全画面のデジタル信号は、サブフィールド変換回路140により、全画面にわたって、各画素の輝度レベルに応じて8ビット程度の階調別ビット画面に細分化し、それぞれのビット画面毎に副画面(サブフィールド)信号に分離、整理し直される。
プラズマディスプレイパネル170には、横方向のストライプ状電極の放電電極対20のうち、いずれか一方の放電電極21を駆動する維持放電電極駆動回路150と、他方の放電電極21を駆動する走査放電電極駆動回路151、及び縦方向のストライプ状電極のアドレス電極60を駆動するアドレス電極駆動回路160が接続されている。その維持放電電極駆動回路150と走査放電電極駆動回路151及びアドレス電極駆動回路160は、サブフィールド変換回路140からサブフィールド単位に所望の2値パルス化信号を受け取り、それを対応しているアドレス電極60及び放電電極対20をなす維持放電電極21に供給してプラズマディスプレイパネル170に画像を表示する。
図9において、プラズマディスプレイパネル170と、パネル上の電極を駆動する維持放電電極駆動回路150と走査放電電極駆動回路151、及びアドレス電極駆動回路160は、プラズマディスプレイモジュール180を構成する。また、これに、プラズマディスプレイパネル170の駆動のために必要な信号処理を行うサブフィールド変換回路140を加えると、画像表示装置190を構成する。また、テレビジョン信号である高周波入力信号がチューナー115に入力されて、映像信号と音声信号が復調される。音声信号系は、音声信号処理回路116で必要な信号処理がなされ、スピーカー117で音声を出力する。映像信号系は、これをA/D変換するA/D変換器120と、デジタル変換された映像信号に、テレビジョン信号処理回路として機能する映像信号処理回路130で処理され、これらが画像表示装置190に加えられ、音声系とともに全体としてテレビジョン受信機200を構成する。
このように、本発明を適用したプラズマディスプレイパネル170を、プラズマディスプレイモジュール180、画像表示装置190及びテレビジョン受信機200に適用することにより、発光効率が高く、低消費電力で低価格のプラズマディスプレイモジュール180、画像表示装置190及びテレビジョン受信機200を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
本発明の実施例1に係るプラズマディスプレイパネルの構成を示した図である。図1(a)は、プラズマディスプレイパネルを前面ガラス基板11から上面透視的に示した平面図である。図1(b)は、図1(a)のY−Y’断面で切った断面図である。 Ne(95%)−Xe(5%)の混合ガスを全圧力67kPa(500Torr)で封入したPDPの放電電圧と発光効率の関係を示す図である。 Ne(90%)−Xe(10%)の混合ガスを全圧力67kPa(500Torr)で封入したPDPの放電電圧と発光効率の関係を示す図である。 Ne(70%)−Xe(30%)の混合ガスを全圧力67kPa(500Torr)で封入したPDPの放電電圧と発光効率の関係を示す図である。 Ne(40%)−Xe(60%)の混合ガスを全圧力67kPa(500Torr)で封入したPDPの放電電圧と発光効率の関係を示す図である。 放電ガス中のキセノンガスの分圧比と、発光効率の最大値の関係を示した測定結果である。 実施例2に係るプラズマディスプレイパネルの構成を示した図である。 実施例3に係るプラズマディスプレイの構成を示した斜視図である。 本発明を適用したプラズマディスプレイパネル170を用いた画像表示装置190における駆動システムの一例を示す構成ブロック図である。 従来から用いられている一般的な3電極面放電型プラズマディスプレイパネルの斜視図である。
符号の説明
10、10a、10b 前面基板
11 前面ガラス基板
20、20a、20b 放電電極対
21、21a、21b 放電電極
22、22a、22b 透明電極
23 母線(バス電極)
30、70 誘電体層
40 保護膜
50、50a、50b 背面基板
51 背面ガラス基板
60 アドレス電極
80、80b、81、82 隔壁
90、90b 蛍光体
100 放電空間
110、110a、110b 単一放電発光素子(セル)
115 チューナー
116 音声信号処理回路
117 スピーカー
120 A/D変換器
130 映像信号処理回路
140 サブフィールド変換回路
150 維持放電電極駆動回路
151 走査放電電極駆動回路
160 アドレス電極駆動回路
170 プラズマディスプレイパネル
180 プラズマディスプレイモジュール
190 画像表示装置
200 テレビジョン受信機

Claims (7)

  1. 対向する2枚の基板により形成された放電空間に放電ガスが封入され、
    前記2枚の基板の一方に、所定間隔で対をなして配設され、前記放電空間内で面放電を発生させる放電電極対を有するプラズマディスプレイパネルであって、
    前記放電ガスは、キセノンガスの分圧比が14%以上60%以下であって、
    前記放電電極対の前記所定間隔が、35μm以上50μm以下であることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記キセノンガスの分圧比が、20%以上60%以下であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記キセノンガスの分圧比が、25%以上60%以下であることを特徴とする請求項2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記キセノンガスの分圧比が、30%以上60%以下であることを特徴とする請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプラズマディスプレイパネルを有し、
    該プラズマディスプレイパネルを駆動するドライバ回路を備えたことを特徴とするプラズマディスプレイモジュール。
  6. 請求項5に記載のプラズマディスプレイモジュールを有し、
    該プラズマディスプレイモジュールに画像表示を行わせるのに必要な信号処理回路を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項6に記載の画像表示装置を有することを特徴とするテレビジョン受信機。
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