JP2009033354A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】特別なカードを要することなく、他人の携帯端末を自分の携帯端末のように利用できるシステムを提供する。
【解決手段】複数の携帯端末2を無線収容するIP−PBX5を備えた構内電話交換システム1であって、IP−PBXは、ユーザ毎にユーザID及びパスワードを予め登録管理した加入者管理テーブル42と、任意の携帯端末のゲスト使用許可を要求すべく、同携帯端末のオーナのオーナ許諾、さらに同ゲスト使用者のユーザID及びパスワードを含むログイン登録要求を受信すると、このユーザID及びパスワードが加入者管理テーブルのテーブル内容と合致した場合、ログイン登録要求を発信した携帯端末に対するゲスト使用のログイン登録を許可するゲストログイン許可部52と、携帯端末に対するゲスト使用者のログイン登録を許可した場合、同携帯端末をゲスト使用者の携帯端末として制御するPBX側ユーザ管理制御部とを備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば携帯電話機や携帯モバイル等の携帯端末を無線収容し、これら携帯端末を通信制御する構内交換装置等の制御装置を備えた構内電話交換システム等の通信システムに関する。
従来、このような通信システムとしてのIP構内交換システムとしては、IPアドレスが付与されたIP電話機と、このIP電話機を収容接続すると共に、IP電話機のIPアドレス毎に複数の電話番号を割り当てた構内交換機と、電話番号毎に配置されたパソコン端末とを有し、構内交換機は、電話番号への着信を検出すると、同電話番号に割り当てられたIPアドレスのIP電話機への着信を実行すると共に、同電話番号に対応付けたパソコンのIPアドレス宛に着信情報を通知するようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
このような特許文献1の通信システムによれば、例えば一台のIP電話機を複数の電話番号で共有化することができるため、IP電話機の端末コストを大幅に軽減することができる。
また、このような電話機の共有化を図る通信システムとしては、一台の携帯端末を複数人で共有化するために利用者毎に識別カードを準備し、同携帯端末に識別カードを差し込むことで、同識別カードに基づき同携帯端末の利用者を識別し、同利用者による携帯端末の利用がOKと判断されると、同利用者による携帯端末のサービス利用を許可するものが知られている(例えば特許文献2参照)。
このような特許文献2の通信システムによれば、利用者毎に、携帯端末を利用するための識別カードを準備し、同携帯端末に識別カードを差し込んで同利用者を識別し、この識別結果に基づき同利用者による同携帯端末のサービス利用を許可するようにしたので、一台の携帯端末を同識別カードを携帯した複数の利用者で共有化することができる。
また、電話機の共有化を図る通信システムとしては、利用者毎に、利用者を識別する識別情報、電話帳情報及び通話履歴情報を格納したICカードを準備し、同携帯端末に同ICカードを差し込んで同利用者を識別し、同利用者による携帯端末の利用がOKと判断されると、同利用者による携帯端末のサービス利用を享受すると共に、携帯電話機の利用者は自分の電話帳情報及び通話履歴情報を利用することができるものが知られている(例えば特許文献3参照)。
このような特許文献3の通信システムによれば、携帯電話機の利用者がICカードに記憶した電話帳情報及び通話履歴情報を利用することができるため、一台の携帯端末を複数の利用者で共有化することができ、しかも、利用者毎のICカードに記憶した電話帳情報及び通話履歴情報を使用することで、利用者は、あたかも自分個人の携帯電話機のようなサービスを享受することができる。
特開2004−96194号公報 特開平11−46245号公報 特開2004−88235号公報
しかしながら、上記特許文献1の通信システムによれば、一台のIP電話機のIPアドレスに複数の電話番号を割り当て、同電話番号への着信を検出すると、同電話番号に対応するIPアドレスのIP電話機への着信を実行し、一台のIP電話機を複数の電話番号に対応した利用者で共有化するようにしたが、同IP電話機は固定電話機を想定し、例えば利用者が自分の携帯電話機を忘れて他人の携帯電話機を自分の携帯電話機として貸してもらうような咄嗟の貸出には何等対応していないのが実情である。
また、上記特許文献2の通信システムによれば、携帯端末にメモリカードを差し込んで同メモリカードで同携帯端末の利用者を識別し、この識別結果に基づき、同利用者による携帯端末のサービス利用を許可し、一台の携帯端末を複数の利用者で共有化するようにしたが、メモリカードの利用者識別情報に基づき携帯端末のサービス利用の可否を判定することになるため、利用者はメモリカードを携帯する必要がある。
また、上記特許文献3の通信システムによれば、携帯端末にICカードを差し込んで同ICカードで同携帯端末の利用者を識別し、この識別結果に基づき、同利用者による携帯端末のサービス利用を許可し、一台の携帯端末を複数の利用者で共有化するようにしたが、ICカードの利用者識別情報に基づき携帯端末のサービス利用の可否を判定することになるため、利用者は同様にICカードを携帯する必要がある。
また、ICカードやメモリカード等の利用者識別用カードを忘れた利用者に貸出専用の携帯電話機を貸し出すことも考えられるが、貸出専用の携帯電話機を予め確保しておく必要があるため、無駄な管理コストを要する。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、利用者識別用カードを要することなく、他人の携帯電話機(携帯端末)を自分の携帯電話機(携帯端末)のように利用することができ、かつ、管理コストを大幅に軽減することができる通信システムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の通信システムは、複数の携帯端末を無線収容し、これら複数の携帯端末を通信制御する制御装置を備えた通信システムであって、前記制御装置は、使用者毎に、同使用者を識別する使用者識別情報を予め登録管理した使用者情報管理手段と、前記複数の携帯端末の内、任意の携帯端末のゲスト使用許可を要求すべく、同任意の携帯端末からゲスト使用者の使用者識別情報を含むゲストログイン登録要求を受信すると、このゲストログイン登録要求に含まれる使用者識別情報と前記使用者情報管理手段に登録済みの使用者識別情報とを照合する使用者照合手段と、この使用者照合手段にて前記ゲストログイン登録要求に含まれる使用者識別情報と前記使用者情報管理手段にて登録済みの使用者識別情報とが合致した場合、前記ゲストログイン登録要求を発信した前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可するゲストログイン許可手段と、このゲストログイン許可手段にて、前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可した場合、同携帯端末を前記ゲスト使用者の携帯端末として制御する制御手段とを有するようにした。
上記のように構成された本発明の通信システムによれば、複数の携帯端末の内、任意の携帯端末のゲスト使用許可を要求すべく、同任意の携帯端末からゲスト使用者の使用者識別情報を含むゲストログイン登録要求を受信すると、このゲストログイン登録要求に含まれる使用者識別情報と使用者情報管理手段に登録済みの使用者識別情報とを照合し、これら使用者識別情報が合致した場合、前記ゲストログイン登録要求を発信した前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可し、同携帯端末をゲスト使用者の携帯端末として制御するようにしたので、貸出専用の携帯端末を管理するような無駄な管理コストを大幅に軽減しながら、利用者識別用カードを要することなく、一時的に他人の携帯端末を自分の携帯端末であるかのように使用することができる。
本願請求項1記載の通信システムは、複数の携帯端末を無線収容し、これら複数の携帯端末を通信制御する制御装置を備えた通信システムであって、前記制御装置は、使用者毎に、同使用者を識別する使用者識別情報を予め登録管理した使用者情報管理手段と、前記複数の携帯端末の内、任意の携帯端末のゲスト使用許可を要求すべく、同任意の携帯端末からゲスト使用者の使用者識別情報を含むゲストログイン登録要求を受信すると、このゲストログイン登録要求に含まれる使用者識別情報と前記使用者情報管理手段に登録済みの使用者識別情報とを照合する使用者照合手段と、この使用者照合手段にて前記ゲストログイン登録要求に含まれる使用者識別情報と前記使用者情報管理手段にて登録済みの使用者識別情報とが合致した場合、前記ゲストログイン登録要求を発信した前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可するゲストログイン許可手段と、このゲストログイン許可手段にて、前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可した場合、同携帯端末を前記ゲスト使用者の携帯端末として制御する制御手段とを有するようにした。
従って、本願請求項1記載の通信システムによれば、複数の携帯端末の内、任意の携帯端末のゲスト使用許可を要求すべく、同任意の携帯端末からゲスト使用者の使用者識別情報を含むゲストログイン登録要求を受信すると、このゲストログイン登録要求に含まれる使用者識別情報と使用者情報管理手段に登録済みの使用者識別情報とを照合し、これら使用者識別情報が合致した場合、前記ゲストログイン登録要求を発信した前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可し、同携帯端末をゲスト使用者の携帯端末として制御するようにしたので、貸出専用の携帯端末を管理するような無駄な管理コストを大幅に軽減しながら、利用者識別用カードを要することなく、一時的に他人の携帯端末を自分の携帯端末であるかのように使用することができる。
また、本願請求項2記載の通信システムは、本願請求項1記載の構成において、前記使用者情報管理手段は、前記使用者毎に、現在使用中の携帯端末のアドレス情報を前記使用者識別情報と対応付けて登録管理し、前記制御手段は、前記ゲストログイン許可手段にて、前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可した場合、前記ゲストログイン登録要求を発信した携帯端末のアドレス情報を、前記使用者情報管理手段に登録済みの同ゲスト使用者のアドレス情報に設定することで、同携帯端末を前記ゲスト使用者の携帯端末として制御するようにした。
従って、本願請求項2記載の通信システムによれば、本願請求項1記載の効果に加えて、前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可した場合、前記ゲストログイン登録要求を発信した携帯端末のアドレス情報を、前記使用者情報管理手段に登録済みの同ゲスト使用者のアドレス情報に設定することで、同携帯端末を前記ゲスト使用者の携帯端末として制御するようにしたので、ゲスト使用者は、一時的に他人の携帯端末を自分の携帯端末であるかのように使用することができる。
また、本願請求項3記載の通信システムは、本願請求項1又は2記載の構成において、前記制御装置は、前記使用者毎に、前記携帯端末の通信関連情報を記憶した通信関連情報記憶手段を有し、前記制御手段は、前記ゲストログイン許可手段にて、前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可した場合、同ゲスト使用者の通信関連情報を前記通信関連情報記憶手段から読み出し、この読み出した通信関連情報を同ゲスト使用者の携帯端末に送信すると共に、同携帯端末の通信記録を、同ゲスト使用者の通信履歴として、同ゲスト使用者の通信関連情報と対応付けて前記通信関連情報記憶手段に更新登録するようにした。
従って、本願請求項3記載の通信システムによれば、本願請求項1又は2記載の効果に加えて、前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可した場合、同ゲスト使用者の通信関連情報を同携帯端末に送信すると共に、同携帯端末の通信記録を、同ゲスト使用者の通信履歴として、同ゲスト使用者の通信関連情報と対応付けて前記通信関連情報記憶手段に更新登録するようにしたので、ゲスト使用者は、他人の携帯端末を使用したとしても自分の電話帳等の通信関連情報を使用することができ、しかも、その通信履歴を残すことができる。
また、本願請求項4記載の通信システムは、本願請求項3記載の構成において、前記携帯端末は、前記制御装置の前記制御手段から前記ゲスト使用者の通信関連情報を受信すると、この通信関連情報を表示手段に表示可能にした。
従って、本願請求項4記載の通信システムによれば、前記携帯端末が、前記ゲスト使用者の通信関連情報を受信すると、この通信関連情報を表示手段に表示可能にしたので、ゲスト使用者は、他人の携帯端末を使用して自分の電話帳等の通信関連情報を使用することができる。
また、本願請求項5記載の通信システムは、本願請求項2,3又は4記載の構成において、前記制御手段は、前記ゲストログイン中の携帯端末から相手先端末への発信操作を検出すると、前記相手先端末に通知する発信者情報として、同ゲストログイン中のゲスト使用者の使用者識別情報を通知するようにした。
従って、本願請求項5記載の通信システムによれば、本願請求項2,3又は4記載の効果に加えて、前記ゲストログイン中の携帯端末から相手先端末への発信操作を検出すると、前記相手先端末に通知する発信者情報として、同ゲストログイン中のゲスト使用者の使用者識別情報を通知するようにしたので、ゲスト使用者は、他人の携帯端末を使用したとしても、相手先端末側のユーザに自分の使用者識別情報を通知することができる。
また、本願請求項6記載の通信システムは、本願請求項2,3又は4記載の構成において、前記制御手段は、前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可して、このゲストログイン登録許可を同携帯端末に通知してから、同ゲストログイン中の携帯端末を前記ゲスト使用者の携帯端末として制御を開始すると共に、前記携帯端末は、前記オーナ所有者の携帯端末として動作するオーナモードと、前記ゲスト使用者の携帯端末として動作するゲストモードとを切替設定可能にしたモード設定手段を有し、このモード設定手段は、前記制御装置から前記ゲストログイン登録許可を受信すると、前記ゲストモードに移行するようにした。
従って、本願請求項6記載の通信システムによれば、本願請求項2,3又は4記載の効果に加えて、前記携帯端末が前記制御装置からのゲストログイン登録許可を受信すると、ゲストモードに移行するようにしたので、携帯端末側では、前記制御装置からのゲストログイン登録許可に応じてゲストモードに、自動的に切替設定することができる。
また、本願請求項7記載の通信システムは、本願請求項6記載の構成において、前記携帯端末は、前記ゲストモード中に同携帯端末のオーナ所有者の使用者識別情報に対する着信を検出すると、着信音を鳴動すると共に、オーナモードに変更設定するよう報知し、前記モード設定手段によりオーナモードに設定されることにより、着信応答が可能となるようにした。
従って、本願請求項7記載の通信システムによれば、本願請求項6記載の効果に加えて、前記ゲストモード中に同携帯端末のオーナ所有者の使用者識別情報に対する着信を検出すると、着信音を鳴動すると共に、オーナモードに変更設定するように報知した後、前記オーナモードが設定されると、同着信に対して応答可能になるようにしたので、オーナ所有者は、自分の携帯端末を他人が使用するゲストモード中であっても、自分宛の着信を受けることができる。
また、本願請求項8記載の通信システムは、本願請求項7記載の構成において、前記携帯端末は、前記ゲスト使用者への着信検出と、前記オーナ所有者への着信検出とで鳴動出力する着信音の音色を変えたものである。
従って、本願請求項8記載の通信システムによれば、本願請求項7記載の効果に加えて、前記携帯端末は、前記ゲスト使用者への着信検出と、前記オーナ所有者への着信検出とで鳴動出力する着信音の音色を変えるようにしたので、ゲスト使用者及びオーナ所有者は、着信音で自分宛の着信を認識することができる。
また、本願請求項9記載の通信システムは、本願請求項1,2,3,4,5,6,7又は8記載の構成において、前記ゲストログイン中の携帯端末は、ゲストログアウト操作に応じて、ゲストログアウト登録要求を前記制御装置に送信するゲストログアウト要求手段を有し、前記制御装置内の前記制御手段は、前記携帯端末内の前記ゲストログアウト要求手段から前記ゲストログアウト登録要求を受信すると、同携帯端末に対するゲスト使用者としての制御を中止するようにした。
従って、本願請求項9記載の通信システムによれば、本願請求項1,2,3,4,5,6,7又は8記載の効果に加えて、前記ゲストログイン中の携帯端末側のゲストログアウト操作に応じたゲストログアウト登録要求を受信すると、同携帯端末に対するゲスト使用者としての制御を中止するようにしたので、前記ゲスト使用者は、ゲストログアウト操作で、ゲストログイン中の他人の携帯端末からログアウトすることができる。
また、本願請求項10記載の通信システムは、本願請求項9記載の構成において、前記制御装置内の前記制御手段は、前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可して、このゲストログイン登録許可を同携帯端末に通知してから、同ゲストログイン中の携帯端末を前記ゲスト使用者の携帯端末として制御を開始すると共に、前記ゲストログイン中の携帯端末内の前記ゲストログアウト要求手段は、前記ゲストログイン登録許可を受信したタイミングから所定時間経過後に、前記ゲストログアウト登録要求を前記制御装置に送信するようにした。
従って、本願請求項10記載の通信システムによれば、本願請求項9記載の効果に加えて、前記携帯端末側は、前記制御装置からのゲストログイン登録許可を受信したタイミングから所定時間経過後に、前記ゲストログアウト登録要求を前記制御装置に送信するようにしたので、前記ゲスト使用者は、何等操作を要することなく、ゲストログイン登録許可を受信したタイミングから所定時間経過後に、ゲストログイン中の他人の携帯端末から自動的にログアウトすることができる。
また、本願請求項11記載の通信システムは、本願請求項9記載の構成において、前記ゲストログイン中の携帯端末内の前記ゲストログアウト要求手段は、同携帯端末が使用中状態から待機状態に移行すると、ゲストログアウト確認を表示手段に表示すると共に、このゲストログアウト確認表示中に、前記ゲストログアウト操作を検出すると、前記ゲストログアウト登録要求を前記制御装置に送信するようにした。
従って、本願請求項11記載の通信システムによれば、本願請求項9記載の効果に加えて、前記携帯端末側は、同携帯端末が使用中状態から待機状態に移行すると、ゲストログアウト確認を表示手段に表示すると共に、このゲストログアウト確認表示中に、前記ゲストログアウト操作を検出すると、前記ゲストログアウト登録要求を前記制御装置に送信するようにしたので、ゲスト使用者は、同携帯端末が使用中状態から待機状態に移行した、例えば通話が終了したような携帯端末の使用が終了した時点で表示手段に表示するゲストログアウト確認を見ることで同他人の携帯端末を使用していることを逐次に認識することができる。
また、本願請求項12記載の通信システムは、本願請求項9記載の構成において、前記制御装置は、前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可して、同ゲスト使用者がオーナ所有者となっている別の携帯端末に対して他者端末ログイン情報を通知する他者端末ログイン情報通知手段を有し、前記別の携帯端末は、前記他者端末ログイン情報通知手段を通じて前記他者端末ログイン情報を受信すると、他者端末ログイン状態を表示手段に表示すると共に、前記ゲストログアウト要求手段は、前記他者端末ログイン状態表示中にログアウト要求操作を検出すると、同オーナ所有者がゲスト使用者としてゲストログイン中の携帯端末からのゲストログアウトを要求すべく、他者端末ログアウト登録要求を前記制御装置に通知すると共に、この制御装置は、前記他者端末ログアウト登録要求を受信すると、同オーナ所有者がゲスト使用者としてゲストログイン中の携帯端末に対するゲスト使用者としての制御を中止するようにした。
従って、本願請求項12記載の通信システムによれば、本願請求項9記載の効果に加えて、前記制御装置側では、前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可した場合、同ゲスト使用者がオーナ所有者となっている別の携帯端末に対して他者端末ログイン情報を通知し、前記別の携帯端末側では、他者端末ログイン情報を受信すると、他者端末ログイン状態を表示手段に表示し、この他者端末ログイン状態表示中にログアウト要求操作を検出すると、同オーナ所有者がゲスト使用者としてゲストログイン中の携帯端末からのゲストログアウトを要求すべく、他者端末ログアウト登録要求を前記制御装置に通知し、この制御装置側では、他者端末ログアウト登録要求を受信すると、同オーナ所有者がゲスト使用者としてゲストログイン中の携帯端末に対するゲスト使用者としての制御を中止するようにしたので、ゲスト使用者は、例えばゲストログイン中の他人の携帯端末からのログアウトを忘れた場合、オーナ所有の携帯端末を使用して、遠隔操作でゲストログイン中の携帯端末からログアウトすることができる。
また、本願請求項13記載の通信システムは、本願請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11又は12記載の構成において、前記使用者識別情報は、前記使用者を識別するユーザIDで構成し、このユーザIDにパスワードを付加するようにした。
従って、本願請求項13記載の通信システムによれば、本願請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11又は12記載の効果に加えて、前記使用者識別情報を、前記使用者を識別するユーザIDで構成し、このユーザIDにパスワードを付加するようにしたので、同通信システム内の携帯端末の不正使用に対するセキュリティ強化を図ることができる。
また、本願請求項14記載の通信システムは、本願請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12又は13記載の構成において、前記制御装置は、携帯端末毎にゲストログイン可能使用者識別情報を予め登録管理するゲスト使用可能管理手段を有し、前記ゲストログイン許可手段は、前記使用者照合手段にて前記ゲストログイン登録要求に含まれる使用者識別情報が前記ゲスト使用可能管理手段に登録済みのゲストログイン可能使用者識別情報と合致した場合にのみ、前記ゲストログイン登録要求を発信した前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可するようにした。
従って、本願請求項14記載の通信システムによれば、本願請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12又は13記載の効果に加えて、前記ゲストログイン登録要求に含まれる使用者識別情報が前記ゲスト使用可能管理手段に登録済みのゲストログイン可能使用者識別情報と合致した場合にのみ、前記ゲストログイン登録要求を発信した前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可するようにしたので、前記使用者情報管理手段に登録済みの使用者識別情報の中でも、ゲストログイン登録を許可するゲスト使用者を限定することで、同携帯端末の不正使用に対するセキュリティ強化を図ることができる。
また、本願請求項15記載の通信システムは、本願請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12又は13記載の構成に加えて、前記ゲストログイン許可手段は、前記ゲスト使用許可を要求された携帯端末のオーナ所有者のゲストログイン承諾操作を検出した後、前記使用者照合手段にて前記ゲストログイン登録要求に含まれる使用者識別情報が前記使用者情報管理手段に登録済みの使用者識別情報と合致した場合にのみ、前記ゲストログイン登録要求を発信した前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可するようにした。
従って、本願請求項15記載の通信システムによれば、本願請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12又は13記載の効果に加えて、前記ゲスト使用許可を要求された携帯端末のオーナ所有者のゲストログイン承諾操作を検出した後、前記ゲストログイン登録要求に含まれる使用者識別情報が前記使用者情報管理手段に登録済みの使用者識別情報と合致した場合にのみ、前記ゲストログイン登録要求を発信した前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可するようにしたので、同携帯端末のオーナ所有者による承諾操作を得た場合にのみ、使用者識別情報の照合を実行することになるため、同携帯端末の不正使用に対するセキュリティ強化を図ることができる。
(実施の形態)
以下、図面に基づいて本発明の通信システムに関わる実施の形態を示す構内電話交換システムについて説明する。図1は本実施の形態を示す構内電話交換システム内部の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す構内電話交換システム1は、ユーザ毎に割り当てた携帯電話機等の携帯端末2と、例えば部屋毎に、同携帯端末2を無線収容する無線アクセスポイント3と、これら全無線アクセスポイント3をLAN4経由で収容接続することで、各無線アクセスポイント3を通じて全携帯端末2を呼制御するIP交換機(以下、単にIP−PBXと称する)5とを有している。
尚、説明の便宜上、図1においては、ユーザAがオーナ所有する携帯端末2を携帯端末2Aと、ユーザBがオーナ所有する携帯端末2を携帯端末2Bとし、ユーザA及びユーザBは5階会議室に在室中、ユーザAは自分の携帯端末2Aを5階会議室内に持参しているものの、ユーザBは自分の携帯端末2Bを305室に置き忘れている状態を示している。
図2は携帯端末2内部の概略構成を示すブロック図である。
図2に示す携帯端末2は、無線アクセスポイント3経由でIP−PBX5及び相手先端末との通信制御を司る電話部11と、同携帯端末2のユーザ管理情報を管理するユーザ管理部12と、電話部11を通じて相手先端末との通話に使用するマイク13及びスピーカ14と、様々な情報を表示する表示機能を備え、同表示画面上で各種操作を実行するグラフィカルユーザインタフェース(以下、単にGUIと称する)15と、ダイヤル番号等の各種情報を入力する操作部16と、カメラ機能やオーディオ機能等の各種アプリケーション17と、同携帯端末2全体を制御する端末側制御部18とを有している。
電話部11は、無線アクセスポイント3との無線通信を実行する無線通信部21と、無線通信部21を通じて呼制御機能を司る呼制御部22と、同携帯端末2の所有者であるオーナの電話帳、通話履歴や発着信履歴等の電話情報を格納したオーナ用データベース23と、同携帯端末2を貸したゲスト使用者の電話帳、通話履歴、発着信履歴や留守メッセージ等の電話情報を一時的に格納するゲスト用データベース24とを有している。
ユーザ管理部12は、同携帯端末2に関わるユーザのユーザ管理情報を格納したユーザ管理テーブル31と、同携帯端末2の所有者であるオーナが使用する場合に設定するオーナモード、又は同携帯端末2を他人(ゲスト)が使用する場合に設定するゲストモードを切替設定するモード設定部32と、後述するゲストログイン登録要求を、電話部11を通じてIP−PBX5に要求するゲストログイン要求部33と、後述するゲストログアウト登録要求や他者端末ログアウト登録要求を、電話部11を通じてIP−PBX5に要求するゲストログアウト要求部34と、このユーザ管理部12全体を制御するユーザ管理制御部35とを有している。
ユーザ管理テーブル31は、同携帯端末2を使用するユーザ毎に、Index31Aと、同ユーザを識別するユーザID31Bと、同ユーザのパスワード31Cと、同携帯端末2に対する属性31Dと、同携帯端末2に対する同ユーザの状態31Eとを管理している。
属性31Dには、同携帯端末2の所有者を示すオーナと、同携帯端末2の貸借者を示すゲストとの2通りある。また、状態31Eには、同携帯端末2を現在使用中の場合は“カレント”と、同携帯端末2を未使用中の場合は“待機”との2通りある。
ユーザ管理制御部35は、図2に示すユーザ管理テーブル31を参照して、例えばユーザAの場合、ユーザID31Bが“A”、パスワード31Cが“XXXX”、属性31Dが“オーナ”、状態31Eが“カレント”と認識すると共に、例えばユーザ“B”の場合、ユーザID31Bが“B”、パスワード31Cが“XXXX”、属性31Dが“ゲスト”、状態31Eが“待機”と認識できるものである。
また、図3はIP−PBX5内部の概略構成を示すブロック図である。
図3に示すIP−PBX5は、LAN4を通じて複数台の無線アクセスポイント3を収容接続することで、同構内電話交換システム1内の各携帯端末2との通信制御を司るPBX側通信制御部41と、同構内電話交換システム1の加入者に相当するユーザ情報を管理する加入者管理テーブル42と、同構内電話交換システム1の加入者に相当するユーザの電話帳、通話履歴、発着信履歴や留守メッセージ等の電話情報を格納した加入者電話情報管理データベース43と、このIP−PBX5全体を制御するPBX側制御部44とを有している。
加入者管理テーブル42は、加入者に相当するユーザ毎に、Index42Aと、同ユーザを識別するユーザID42B(使用者識別情報)と、同ユーザのパスワード42Cと、同ユーザがオーナ所有する携帯端末2を識別するホーム端末ID42Dと、同ユーザが現在使用中、すなわちカレント状態の携帯端末2を識別するカレント端末ID42Eと、同カレント端末ID42Eに対応する携帯端末2の宛先に相当するIPアドレス42Fと、同カレント端末ID42Eに対応する携帯端末2の使用ポート番号を示すポート番号42Gとを管理している。このカレント端末ID42E、IPアドレス42F及びポート番号42Gが現在使用中の携帯端末2のアドレス情報である。
PBX側制御部44は、図3に示す加入者管理テーブル42を参照して、ユーザ“A”の場合、ユーザID42Bが“A”、パスワード42Cが“XXXX”、ホーム端末ID42Dが“2A”、カレント端末ID42Eが“2A”、IPアドレス42F“133.185.192.2”、ポート番号42Gが“5060”を認識し、ユーザ“B”の場合、ユーザID42Bが“B”、パスワード42Cが“XXXX”、ホーム端末ID42Dが“2B”、カレント端末ID42Eが“2B”、IPアドレス42Fが“133.185.192.3”、ポート番号42Gが“5060”を認識できるものである。
尚、加入者管理テーブル42内のユーザID42B、パスワード42C及びホーム端末ID42Dは、携帯端末2のオーナ登録を実行するオーナ登録処理時に設定するのに対し、加入者管理テーブル42内の同ユーザID毎のカレント端末ID42E、IPアドレス42F及びポート番号42Gは、同ユーザが使用する携帯端末2に応じて更新登録するものである。
また、加入者電話情報管理データベース43は、加入者に相当するユーザを識別するユーザID毎に、同ユーザの電話帳、通話履歴や発着信履歴等の電話情報を管理するものである。
また、PBX側制御部44は、PBX側通信制御部41を通じて、例えば携帯端末2側のゲストログイン登録要求を受信すると、同ゲストログイン登録要求に含まれるユーザID及びパスワードと、加入者管理テーブル42に登録済みの同ユーザID及びパスワードとを照合するユーザ照合部51と、このユーザ照合部51にてゲストログイン登録要求に含まれるユーザID及びパスワードと加入者管理テーブル42に登録済みのユーザID及びパスワードとが合致した場合、ゲストログイン登録要求を発信した携帯端末2に対するゲスト使用者のゲストログイン登録を許可するゲストログイン許可部52と、このゲストログイン許可部52にて携帯端末2に対するゲスト使用者のゲストログイン登録を許可した場合、同携帯端末2をゲスト使用者の携帯端末2として制御するPBX側ユーザ管理制御部53と、同携帯端末2に対するゲスト使用者のゲストログイン登録を許可すると、同携帯端末2に対してゲストログイン許可を通知するゲストログイン許可通知部54と、定期的に他者端末ログイン情報を携帯端末2に通知する他者端末ログイン通知部55とを有している。
図4及び図5は携帯端末2のGUI15に表示する表示内容を端的に示す説明図である。
図4(a)に示す表示画面は、オーナモード中を示すオーナモード画面61に相当するものである。尚、携帯端末2側のユーザは、GUI15上のオーナモード画面61を見て、現在オーナモード中であることを認識できるものである。
図4(b)に示す表示画面は、ゲストログイン登録要求を要求するゲストログイン画面62に相当するものである。尚、携帯端末2側のユーザは、ゲストログイン画面62上のユーザID入力欄及びパスワード入力欄に夫々入力することでゲストログイン登録を要求できるものである。
図4(c)に示す表示画面は、ゲストモード中を示すゲストモード画面63に相当するものである。尚、携帯端末2側のユーザは、ゲストモード画面63を見て、現在ゲストモード中であることを認識できるものである。また、ログアウト操作によりログアウトが可能である。
図5(a)に示す表示画面は、待機中のユーザへの着信を検出した場合のカレントユーザ切替画面64に相当するものである。尚、携帯端末2側のユーザは、カレントユーザ切替画面64を見て、待機中ユーザへの電話着信を認識することができるものである。
図5(b)に示す表示画面は現在ログイン中のユーザの一覧を示すログイン一覧画面65に相当するものである。尚、携帯端末2側のオーナ所有者は、ログイン一覧画面65を見て、現在ログイン中のユーザを認識することができると共に、同ログイン一覧画面65上からログアウト対象のユーザを指定することができるものである。
図5(c)に示す表示画面は、他の携帯端末2に対してゲストログイン中のユーザがオーナ所有する携帯端末2に同オーナが他の携帯端末2にゲストログイン中であることを示す他者端末ログイン画面66に相当するものである。尚、携帯端末2側のユーザは、他者端末ログイン画面66を見て、同オーナが他の携帯端末2にゲストログイン中であることを認識し、例えばゲストログイン中の他者の携帯端末2からログアウトし忘れた場合でも、同他者端末ログイン画面66上のログアウトボタンを操作することで、他者の携帯端末2からログアウトすることができるものである。
尚、請求項記載の通信システムは構内電話交換システム1、携帯端末は携帯端末2、制御装置はIP−PBX5、使用者情報管理手段は加入者管理テーブル42、使用者照合手段はユーザ照合部51、ゲストログイン許可手段はゲストログイン許可部52、制御手段はPBX側ユーザ管理制御部53及びゲストログイン許可通知部54、通信関連情報記憶手段は加入者電話情報管理データベース43、表示手段はGUI15、端末所有者記憶手段は加入者管理テーブル42、ゲストログアウト要求手段はゲストログアウト要求部34、他者端末ログイン情報通知手段は他者端末ログイン通知部55に相当するものである。
次に本実施の形態を示す構内電話交換システム1の動作について説明する。図6はオーナ登録処理に関わる構内電話交換システム1内部の処理動作を示す動作シーケンス図である。
図6に示すオーナ登録処理は、ユーザが割り当てられた携帯端末2に関わるオーナ登録をするための処理である。
図6において携帯端末2側の端末側制御部18は、GUI15及び操作部16を通じて、同携帯端末2のオーナによるユーザID及びパスワードの入力操作、さらにオーナ登録操作を検出すると(ステップS11)、同ユーザID及びパスワードを含むオーナ登録要求をユーザ管理部12に通知する(ステップS12)。
ユーザ管理部12は、オーナ登録要求を検出すると、このオーナ登録要求に含まれるユーザID及びパスワードを属性“オーナ”としてユーザ管理テーブル31内に登録する(ステップS13)。
さらに、ユーザ管理部12は、同ユーザ管理テーブル31内のユーザID及びパスワードに対応する状態を“カレント”に設定し(ステップS14)、モード設定部32を通じてオーナモードに設定する(ステップS15)。
ユーザ管理部12は、オーナモードに設定すると、同オーナのユーザID及びパスワードの他に、同オーナの同携帯端末2の端末ID、IPアドレス及びポート番号を含むオーナ登録要求を電話部11に通知する(ステップS16)。
電話部11は、同オーナ登録要求を受信すると、無線アクセスポイント3及びLAN4経由で同オーナ登録要求をIP−PBX5に送信する(ステップS17)。
IP−PBX5は、PBX側通信制御部41を通じて同オーナ登録要求を受信すると、PBX側ユーザ管理制御部53を通じて同オーナ登録要求に含まれる同ユーザID、パスワード、端末ID、IPアドレス及びポート番号を加入者管理テーブル42内のユーザID42B、パスワード42C、ホーム端末ID42D、カレント端末42E、IPアドレス42F及びポート番号42Gに登録することで(ステップS18)、同携帯端末2のオーナ登録が完了することになる。尚、オーナ登録要求に含まれる端末IDは、加入者管理テーブル42内のホーム端末ID42D及びカレント端末ID42Eに登録されることになる。
IP−PBX5は、加入者管理テーブル42へのオーナ登録が完了すると、LAN4及び無線アクセスポイント3経由でオーナ登録完了を携帯端末2側の電話部11に送信する(ステップS19)。
携帯端末2側の電話部11は、オーナ登録完了をユーザ管理部12に通知すると共に(ステップS20)、同ユーザ管理部12は同オーナ登録完了を端末側制御部18に通知する(ステップS21)。
端末側制御部18は、同オーナ登録完了を受信すると、オーナ登録が完了した旨、例えばオーナモード画面61(図4(a)参照)をGUI15に表示することで(ステップS22)、この処理動作を終了する。その結果、携帯端末2側のユーザは、オーナモード画面61を見て、オーナ登録が完了したことを認識することができる。
図6に示すオーナ登録処理によれば、オーナ所有者が自分の携帯端末2を使用してユーザID及びパスワードを入力し、これらのユーザID、パスワード及び、同携帯端末2の端末ID、IPアドレス及びポート番号をIP−PBX側の加入者管理テーブル42に登録するようにしたので、オーナ所有者は、自分の携帯端末2を使用して同携帯端末2のオーナ登録を簡単に実現することができる。
次に自分がオーナである携帯端末2を他者がゲスト使用者の携帯端末2として使用可能にするゲストモードを設定するゲストモード設定処理について説明する。図7及び図8はゲストモード設定処理に関わる構内電話交換システム1内部の処理動作を示す動作シーケンス図である。
図7に示すゲストモード設定処理とは、自分がオーナである携帯端末2をゲスト使用者の携帯端末2として使用可能にするゲストモードを設定するための処理である。
図7に示す携帯端末2内の端末側制御部18は、GUI15及び操作部16を通じて、同携帯端末2のオーナを識別するユーザID及びパスワードの入力操作、さらにゲスト使用許諾操作を検出すると(ステップS31)、同携帯端末2オーナのユーザID及びパスワードを含む許諾要求をユーザ管理部12に通知する(ステップS32)。
ユーザ管理部12は、許諾要求を検出すると、この許諾要求に含まれるユーザID及びパスワードをユーザ管理テーブル31の属性“オーナ”内に登録済みのユーザID及びパスワードと照合し、同ユーザID及びパスワードが合致した場合にのみ、同許諾要求がオーナによるものと判断してオーナ認証し(ステップS33)、ゲストモード準備完了に設定する(ステップS34)。この結果、ゲストモード準備完了に応じて、ゲスト使用者のユーザID及びパスワードの入力受付が可能となる。
さらに、端末側制御部18は、GUI15及び操作部16を通じて、同携帯端末2のゲスト使用者によるユーザID及びパスワードの入力操作を検出すると(ステップS35)、同ゲスト使用者のユーザID及びパスワードをユーザ管理部12に通知する(ステップS36)。
ユーザ管理部12は、ゲストモード準備完了を設定した後、ゲスト使用者のユーザID及びパスワードを検出すると、同ゲスト使用者のユーザID及びパスワードをユーザ管理テーブル31内のユーザID31B及びパスワード31C内に仮登録し(ステップS37)、ゲストログイン要求部33を通じて、同ゲスト使用者のユーザID及びパスワードの他に、同携帯端末2の端末ID、IPアドレス及びポート番号を含むゲストログイン登録要求を電話部11に通知する(ステップS38)。
電話部11は、ゲストログイン登録要求を受信すると、無線アクセスポイント3及びLAN4経由で同ゲストログイン登録要求をIP−PBX5に通知する(ステップS39)。
IP−PBX5は、PBX側通信制御部41を通じてゲストログイン登録要求を受信すると、PBX側制御部44内のユーザ照合部51を通じて同ゲストログイン登録要求に含まれる同ゲスト使用者のユーザID及びパスワードが加入者管理テーブル42内に登録済みのユーザID及びパスワードと照合し、同ゲスト使用者のユーザID及びパスワードが合致すると、同ゲスト使用者のユーザID及びパスワードを認証し(ステップS40)、同ゲスト使用者の同携帯端末2の使用を許可すべく、ゲストログイン許可部52を通じてゲストログインを許可することになる。
さらに、IP−PBX5は、PBX側ユーザ管理制御部53を通じて、同ゲストログイン登録要求に含まれた同携帯端末2の端末ID、IPアドレス及びポート番号を同ゲスト使用者のユーザIDに対応付けて加入者管理テーブル42内のカレント端末42E、IPアドレス42F及びポート番号42Gに登録更新すると(ステップS41)、ゲストログイン許可通知部54を通じてゲストログイン登録許可を、LAN4及び無線アクセスポイント3経由で携帯端末2に送信する(ステップS42)。
図8において携帯端末2側の電話部11は、IP−PBX5からのゲストログイン登録許可を受信すると、同ゲスト使用者の電話情報を要求する電話情報要求をIP−PBX5に送信する(ステップS51)。
IP−PBX5は、PBX側通信制御部41を通じて携帯端末2からの電話情報要求を受信すると、同電話情報要求に含まれる同ゲスト使用者のユーザIDに対応した電話情報を加入者電話情報管理データベース43から読み出し(ステップS52)、この読み出したゲスト使用者の電話情報を、PBX側通信制御部41を通じて携帯端末2に送信する(ステップS53)。
携帯端末2側の電話部11は、IP−PBX5から同ゲスト使用者の電話情報を受信すると、この電話情報をゲスト用データベース24に記憶し(ステップS54)、ゲストログイン登録許可をユーザ管理部12に通知する(ステップS55)。
ユーザ管理部12は、ゲストログイン登録許可を検出すると、ステップS37にてユーザ管理テーブル31内に仮登録した同ゲスト使用者のユーザID及びパスワードを本登録し(ステップS56)、同ゲスト使用者のユーザIDに対応した状態を“カレント”に設定し(ステップS57)、モード設定部32を通じてゲストモードに設定し(ステップS58)、ゲストログイン登録許可を端末側制御部18に通知する(ステップS59)。
端末側制御部18は、ゲストログイン登録許可を検出すると、GUI15上にゲストモード画面63(図4(c)参照)を表示し(ステップS60)、この処理動作を終了する。尚、ゲスト使用者は、同携帯端末2のゲストモード画面63を見て、同携帯端末2が自分の携帯端末2として使用可能であることを認識することができる。
図7及び図8に示すゲストモード設定処理によれば、オーナ所有者の携帯端末2を使用して、オーナ所有者の許諾、ゲスト使用者の認証を得ると、IP−PBX5内の加入者管理テーブル42内の同ゲスト使用者のユーザID42Bに対応したカレント端末ID42E、IPアドレス42F及びポート番号42Gに、同ゲスト使用者がゲスト使用する携帯端末2(オーナ所有者の携帯端末2)の端末ID、IPアドレス及びポート番号を登録管理すると共に、IP−PBX5内の加入者電話情報管理データベース43に記憶中の同ゲスト使用者の電話情報を読み出し、この電話情報をゲスト使用者がゲスト使用する携帯端末2内のゲスト用データベース24に記憶して、同携帯端末2をゲスト使用者の携帯端末2として制御するゲストモードに設定するようにしたので、ゲスト使用者は、他人の携帯端末2を自分の携帯端末2であるかのように一時的に使用することが可能である。
次に携帯端末2をオーナモードに設定するためのオーナモード設定処理について説明する。図9はオーナモード設定処理に関わる構内電話交換システム1内部の処理動作を示す動作シーケンス図である。
図9に示すオーナモード設定処理は、オーナ所有者が自分の携帯端末2を使用する場合に設定する処理である。
図9において携帯端末2側の端末側制御部18は、GUI15及び操作部16を通じて、同携帯端末2のオーナを識別するユーザID及びパスワードの入力操作を検出すると(ステップS71)、ユーザID及びパスワードをユーザ管理部12に通知する(ステップS72)。
ユーザ管理部12は、同ユーザID及びパスワードを検出すると、このユーザID及びパスワードをユーザ管理テーブル31の属性“オーナ”内に登録済みのユーザID及びパスワードと照合し、同ユーザID及びパスワードが合致した場合にのみ、オーナ認証する(ステップS73)。
ユーザ管理部12は、オーナ認証が完了すると、ユーザ管理テーブル31内の同オーナのユーザIDに対応した状態に“カレント”を設定し(ステップS80)、モード設定部32を通じてオーナモードに設定することになる(ステップS81)。尚、ユーザ管理部12は、ユーザ管理テーブル31内の同オーナのユーザIDに対応した状態を“カレント”にした場合、同ユーザ管理テーブル31内に登録済みの他のユーザIDに対応する状態を“待機”に設定するものである。
ユーザ管理部12は、オーナモードに設定すると、オーナモード設定完了を端末側制御部18に通知する(ステップS82)。端末側制御部18は、同オーナモード設定完了を検出すると、GUI15上にオーナモード画面61を表示することで(ステップS83)、この処理動作を終了する。その結果、オーナは、同携帯端末2のGUI15上に表示中のオーナモード画面61を見て、オーナモード中であることを認識することができる。また、同携帯端末2を使用して相手先端末に発信した場合は、同オーナの携帯端末2の電話番号が発信者番号として相手先端末に通知することになる。
図9に示すオーナモード設定処理によれば、オーナ所有者が自分の携帯端末を使用してオーナ認証を得ると、IP−PBX5内の加入者管理テーブル42内の同オーナ所有者のユーザIDに対応したカレント端末ID42E、IPアドレス42F及びポート番号42Gに同携帯端末2の端末ID、IPアドレス及びポート番号を登録管理すると共に、加入者電話情報管理データベース43内の同ユーザIDに対応する電話情報を読み出し、この読み出した電話情報を同携帯端末2内のオーナ用データベース23に記憶更新することで、オーナモードに設定することができるため、オーナ所有者は、例えばゲスト使用者に自分の携帯端末2を貸したとしても、簡単な操作で自分の携帯端末2として使用することができる。
次にゲストモード中の携帯端末2に同携帯端末2のオーナ宛の電話着信が発生した場合の動作について説明する。図10及び図11はゲストモード中のオーナ着信処理に関わる構内電話交換システム1内部の処理動作を示す動作シーケンス図である。
図10に示すゲストモード中のオーナ着信処理とは、ゲストモード中の携帯端末2に同携帯端末2のオーナ宛の電話着信が発生した場合の処理である。尚、説明の便宜上、携帯端末2のオーナのユーザIDは“A”、同携帯端末2にゲストログイン中のゲスト使用者のユーザIDは“B”とし、加入者管理テーブル42内のユーザIDの“A”に対応するカレント端末ID42Eは“2A”、IPアドレス42Fは“133.185.192.2”及びポート番号42Gは“5060”、ゲストログイン中のユーザIDの“B”に対応するカレント端末ID42Eは“2A”、IPアドレス42Fは“133.185.192.2”及びポート番号42Gは“5060”を登録してあるものとする。
図10においてIP−PBX5は、携帯端末2のゲストログイン中に、PBX側通信制御部41を通じて同携帯端末2のオーナ宛への電話着信を検出すると、加入者管理テーブル42内の同オーナのユーザID(電話番号)を読み出し、このユーザID(電話番号)に基づき、同電話着信を、LAN4及び無線アクセスポイント3経由で同オーナの携帯端末2に送信する(ステップS91)。
携帯端末2側の電話部11は、同電話着信を受信すると、同電話着信に含まれるユーザID(電話番号)とユーザ管理テーブル31内の状態が“カレント”中のユーザIDとを照合し、同電話着信のユーザIDと“カレント”中のユーザIDとが合致したか否かを判定する(ステップS92)。
電話部11は、同電話着信のユーザIDと“カレント”中のユーザIDとが合致しなかった、すなわち不一致の場合、同電話着信のユーザID及びユーザ管理テーブル31のテーブル内容に基づき、同電話着信が“オーナ”宛の電話着信であるか否かを判定する(ステップS93)。尚、ステップS92にて電話着信のユーザIDとカレント中のユーザIDが合致した場合は同カレント中のユーザID、すなわちゲストログイン中の携帯端末2に通常着信するものである。
電話部11は、ステップS93にて同電話着信が“オーナ”宛の電話着信の場合、同オーナ用の着信音を鳴動出力すると共に(ステップS94)、ゲストログイン中のカレントユーザからオーナに切替を要求すべく、カレントユーザ切替要求をユーザ管理部12に通知する(ステップS95)。
ユーザ管理部12は、カレントユーザ切替要求を検出すると、同カレントユーザ切替要求を端末側制御部18に通知する(ステップS96)。端末側制御部18は、同カレントユーザ切替要求を検出すると、例えば「Aさんへお電話です。切り替えますか?」のようなカレントユーザ切替画面64(図5(a)参照)をGUI15上に画面表示する(ステップS97)。尚、同携帯端末2側のユーザは、カレントユーザ切替画面64を見て、ゲストログイン中でもオーナへの電話着信の発生を認識することができる。
端末側制御部18は、GUI15及び操作部16を通じてユーザカレント画面上のパスワード入力欄に同オーナのパスワード入力操作を検出すると(ステップS98)、同パスワードをユーザ管理部12に通知する(ステップS99)。
ユーザ管理部12は、同パスワードを検出すると、同パスワードがユーザ管理テーブル31内の同オーナのユーザIDに対応するパスワードと照合し、同パスワードが合致した場合、同パスワードを認証する(ステップS100)。
図11に示すユーザ管理部12は、パスワードの認証を完了すると、同ユーザ管理テーブル31内の属性“オーナ”に対応する状態を“カレント”に設定し(ステップS107)、モード設定部32を通じてオーナモードに設定することになる(ステップS108)。尚、ステップS107にてユーザ管理テーブル31内の属性“オーナ”に対応する状態を“カレント”に設定すると、他のユーザIDに対応する状態は全て“待機”となるものである。
ユーザ管理部12は、オーナモードを設定すると、オーナモード設定完了を端末側制御部18に通知すると共に(ステップS109)、電話部11を通じて現在着信中の電話着信に含まれる発信者番号を端末側制御部18に通知する(ステップS110)。
その結果、端末側制御部18は、オーナモード設定完了を示すオーナモード画面61をGUI15上に画面表示すると共に(ステップS111)、同オーナモード画面61上に発信者番号を表示するものである(ステップS112)。尚、携帯端末2側のユーザは、オーナモード画面61上の発信者番号を見て、オーナ宛への電話着信を認識することができるものである。
端末側制御部18は、GUI15及び操作部16を通じて同電話着信に対する応答操作を検出すると(ステップS113)、着信応答を電話部11に通知する(ステップS114)。
電話部11は、着信応答を検出すると、無線アクセスポイント3及びLAN4経由で同着信応答をIP−PBX5に通知する(ステップS115)。
IP−PBX5は、PBX側通信制御部41を通じて着信応答を受信すると、同電話着信の相手先端末と携帯端末2側の電話部11との通話路を確立することになる(ステップS116)。
図10及び図11に示すゲストモード中のオーナ着信処理によれば、ゲストモード中の携帯端末2に対して同携帯端末2のオーナ所有者宛の電話着信が発生した場合、ゲストモード中であったとしても、同携帯端末2のGUI15上にオーナ着信(カレントユーザ切替画面)を表示すると共に、オーナ着信用の着信音を鳴動出力するようにしたので、オーナ所有者は、ゲストモード中であっても自分への電話着信を認識できると共に、同電話着信に対して応答可能である。
次にゲストモード中に発信するためのゲスト発信処理について説明する。図12は同ゲスト発信処理に関わる構内電話交換システム1内部の処理動作を示す動作シーケンス図である。
図12に示すゲスト発信処理は、ゲスト使用者がゲストモード中の携帯端末2を使用して相手先端末へ発信するための処理である。
図12において携帯端末2側の端末側制御部18は、GUI15及び操作部16を通じて相手先端末への発信操作を検出すると(ステップS121)、相手先端末の電話番号を含む発信要求を電話部11に通知する(ステップS122)。
電話部11は、発信要求を検出すると、カレントユーザ取得要求をユーザ管理部12に通知する(ステップS123)。ユーザ管理部12は、カレントユーザ取得要求を検出すると、状態“カレント”に対応するユーザID(電話番号)をユーザ管理テーブル31から読み出し(ステップS124)、このカレントユーザのユーザIDを含むカレントユーザ通知を電話部11に通知する(ステップS125)。
電話部11は、カレントユーザ通知を受信すると、カレントユーザのユーザID(電話番号)を発信者番号として発信者情報を生成し(ステップS126)、この発信者情報を含む発信要求を、無線アクセスポイント3及びLAN4経由でIP−PBX5に送信する(ステップS127)。
IP−PBX5は、PBX側通信制御部41を通じて、発信者情報を含む発信要求を受信すると、この発信要求に含まれる相手先端末の電話番号に基づき、同相手先端末に対して発信者番号としてゲスト使用者のユーザID(電話番号)を通知しながら、同相手先端末への発信動作を実行することになる(ステップS128)。
また、IP−PBX5側のPBX側制御部44は、相手先端末への発信動作を開始すると、加入者電話情報管理テーブル43内の同ゲスト使用者のユーザIDに対応する発着信履歴を登録更新する(ステップS129)。
携帯端末2側の電話部11は、同ゲスト使用者の発着信履歴をゲスト用データベース24内の同ゲスト使用者のユーザIDに対応した発着信履歴に登録更新し(ステップS131)、IP−PBX5経由で相手先端末の応答を検出すると、同相手先端末との通話を確立することになる。
尚、同携帯端末2のゲスト使用者は、ゲスト用データベース24に登録更新した発着信履歴を所定操作に応じてGUI15上に画面表示可能である。
図12に示すゲスト発信処理によれば、ゲストモード中の携帯端末2を使用してゲスト使用者が相手先端末へ発信する場合、同携帯端末2のオーナ所有者のユーザID(電話番号)ではなく、同ゲスト使用者のユーザID(電話番号)を発信者番号として相手先端末に通知するようにしたので、相手先端末側では、同発信者番号に基づき、同ゲスト使用者への折返し発信を行うことができる。
次にゲストモード中の携帯端末2からゲストログアウトする動作について説明する。図13はゲストログアウト処理に関わる構内電話交換システム1内部の処理動作を示す動作シーケンス図である。
図13に示すゲストログアウト処理は、オーナ所有者が自己の携帯端末2にゲストログイン中のゲスト使用者を携帯端末2からゲストログアウトする処理である。
図13において携帯端末2側の端末側制御部18は、GUI15及び操作部16を通じて、ゲストログイン中の携帯端末2の一覧を要求するログイン一覧要求操作を検出すると(ステップS141)、ログイン一覧要求をユーザ管理部12に通知する(ステップS142)。
ユーザ管理部12は、ログイン一覧要求を検出すると、ユーザ管理テーブル31に登録済みのユーザIDを一覧表示したログイン一覧情報を生成し(ステップS143)、このログイン一覧情報を端末側制御部18に通知する(ステップS144)。
端末側制御部18は、ログイン一覧情報を検出すると、このログイン一覧情報に基づき、ログイン一覧画面65(図5(b)参照)をGUI15上に画面表示する(ステップS145)。尚、同携帯端末2側のオーナ所有者は、ログイン一覧画面65を見て、同携帯端末2にゲストログイン中のユーザID(ユーザ)を認識することができるものである。
また、端末側制御部18は、GUI15及び操作部16を通じて、ログイン一覧画面65上のログアウト対象のユーザIDを指定するログアウト指定操作を検出すると(ステップS146)、同ユーザIDを含むログアウト指示をユーザ管理部12に通知する(ステップS147)。
ユーザ管理部12は、ログアウト指示を検出すると、ログアウト対象のユーザIDを確認し(ステップS148)、ログアウト要求部を通じて、同ログアウト対象のユーザIDを含むログアウト登録要求を電話部11に通知する(ステップS149)。
電話部11は、同ログアウト登録要求を検出すると、同ログアウト登録要求を無線アクセスポイント3及びLAN4経由でIP−PBX5に通知する(ステップS150)。
IP−PBX5は、PBX側通信制御部41を通じてログアウト登録要求を受信すると、同ログアウト要求に含まれるユーザIDを確認し(ステップS151)、PBX側制御部44を通じて、加入者管理テーブル42内のログアウト対象のユーザIDに対応するカレント端末ID42E、IPアドレス42F及びポート番号42Gの内容を削除して元の内容に登録更新する(ステップS152)。尚、携帯端末2Aに対してゲストログイン中のユーザID“B”のゲスト使用者をログアウトする際、加入者管理テーブル42内のログアウト対象のユーザID“B”に対応するカレント端末ID42Eが“2A”、IPアドレス42Fが“133.185.192.2”、ポート番号42Gが“5060”の場合、ログアウト登録要求に応じて同カレント端末ID42E、IPアドレス42F及びポート番号42Gの内容を削除し、同ユーザID“B”の携帯端末2Bの内容、すなわちカレント端末ID42Eを“2B”,IPアドレス42Fを“133.185.192.3”及びポート番号42Gを“5060”に登録更新することになる。
IP−PBX5は、加入者管理テーブル42内の登録更新が完了すると、LAN4及び無線アクセスポイント3経由でログアウト完了を携帯端末2に送信する(ステップS153)。
携帯端末2側の電話部11は、IP−PBX5からのログアウト完了を受信すると、ログアウト対象のユーザIDに関わる発着信履歴を含む電話情報を同ゲスト用データベース24から削除更新すると共に(ステップS154)、同ログアウト完了をユーザ管理部12に通知する(ステップS155)。
ユーザ管理部12は、ログアウト完了を受信すると、ユーザ管理テーブル31内のログアウト対象のユーザIDに対応するユーザ情報を全て削除更新し(ステップS156)、同ログアウト完了を端末側制御部18に通知する(ステップS157)。尚、ゲスト用データベース24及びユーザ管理テーブル31内にログアウト対象のユーザに関わる個人情報を残すことになく、全て削除することで個人情報の漏洩を防止することができる。
端末側制御部18は、同ログアウト完了を検出すると、ログアウト完了をGUI15上にログアウト完了を示す表示画面を表示し(ステップS158)、この処理動作を終了する。この結果、携帯端末2側のオーナ所有者は、ログアウト完了を示す表示画面を見て、ログアウトが無事完了したことを認識することができるものである。
図13に示すゲストログアウト処理によれば、オーナ所有者がログイン一覧画面上でログアウト対象のユーザID(ユーザ)を指定すると、この指定したログアウト対象のユーザIDに対応する、IP−PBX5内の加入者管理テーブル42内のカレント端末ID42E、IPアドレス42F及びポート番号42Gの内容を削除して、同ゲスト使用者がオーナ所有の携帯端末2に関わる内容に戻すと共に、同携帯端末2内のユーザ管理テーブル31及びゲスト用データベース24内の同ログアウト対象のユーザIDに対応した情報を全て削除するようにしたので、オーナ所有者は、簡単な操作でゲストログイン中の携帯端末2からログアウトすることができる。
尚、図13は、オーナ所有者が自己の携帯端末2にゲストログイン中のゲスト使用者をログアウトする処理であるが、ゲスト使用者がゲストログイン中の携帯端末2からログアウトする場合は、図4(c)に示すゲストモード画面63上でログアウト操作することにより、図13のステップS146のログアウト指定操作を検出して、以下ステップS147からステップS158の処理を行うものである。
次に、他の携帯端末2にゲストログイン中のゲスト使用者が自分の携帯端末2からの遠隔操作でログアウトする他者端末ログアウト処理の動作について説明する。図14及び図15は他者端末ログアウト処理に関わる構内電話交換システム1内部の処理動作を示す動作シーケンス図である。
図14に示す他者端末ログアウト処理は、他者の携帯端末2にゲストログイン中のゲスト使用者が、自分がオーナ所有する携帯端末2からの遠隔操作でログアウトするための処理である。尚、説明の便宜上、他者をユーザID“A”のユーザ、ゲスト使用者をユーザID“B”のユーザを想定する。
図14においてゲスト使用者“B”の携帯端末2B側の電話部11は、同ユーザID“B”を含む通常の定期的な状態確認をIP−PBX5に送信する(ステップS161)。
IP−PBX5は、PBX側通信制御部41を通じて状態確認を受信すると、PBX側制御部44を通じて、加入者管理テーブル42内の同ユーザID“B”に対応したカレント端末ID42Eを参照し(ステップS162)、このカレント端末ID42Eが同ユーザID“B”の携帯端末2の端末IDでない場合、他者端末ログイン通知部55を通じて、他者の携帯端末2にゲストログイン中であることを示す他者端末ログイン情報を、LAN4及び無線アクセスポイント3経由で同ユーザID“B”がオーナ所有の携帯端末2に送信する(ステップS163)。
携帯端末2側の電話部11は、他者端末ログイン情報を受信すると、この他者端末ログイン情報をユーザ管理部12に通知する(ステップS164)。さらに、ユーザ管理部12は、同他者端末ログイン情報を検出すると、この他者端末ログイン情報を端末側制御部18に通知する(ステップS165)。
端末側制御部18は、他者端末ログイン情報を受信すると、同携帯端末2のオーナ所有者が他者の携帯端末2に対してゲストログイン中であることを示す他者端末ログイン画面66(図5(c)参照)をGUI15上に画面表示する(ステップS166)。尚、同携帯端末2のオーナ所有者“B”は、同他者端末ログイン画面66を見て、他者の携帯端末2のゲストログイン中であることを認識し、例えば他者の携帯端末2に対するゲストログインを解除し忘れたことを認識することができる。
端末側制御部18は、同他者端末ログイン画面66上でログアウト操作を検出すると(ステップS167)、他者端末ログアウト指示をユーザ管理部12に通知する(ステップS168)。
ユーザ管理部12は、他者端末ログアウト指示を検出すると、ゲストログアウト要求部34を通じて、ユーザ管理テーブル31内の属性“オーナ”に対応するユーザID“B”を含む他者端末ログアウト登録要求を電話部11に通知する(ステップS169)。
電話部11は、他者端末ログアウト登録要求を検出すると、同他者端末ログアウト登録要求を、無線アクセスポイント3及びLAN4経由でIP−PBX5に通知する(ステップS170)。
IP−PBX5は、PBX側通信制御部41を通じて他者端末ログアウト登録要求を受信すると、PBX側制御部44を通じて同他者端末ログアウト登録要求に含まれるユーザIDをログアウト対象のユーザIDとして確認し(ステップS171)、同ログアウト対象のユーザIDを含むゲストログイン抹消要求を、LAN4及び無線アクセスポイント3経由で、同ユーザID“B”のユーザがゲストログイン中の他者(ユーザID“A”)の携帯端末2に送信する(ステップS172)。
他者の携帯端末2側の電話部11は、ステップS172にてIP−PBX5からゲストログイン抹消要求を受信すると、同ゲストログイン抹消要求に含まれるユーザIDに対応した電話情報をゲスト用データベース24から削除すると共に(ステップS173)、同ログアウト対象のユーザIDを含むログアウト指示をユーザ管理部12に通知する(ステップS174)。
ユーザ管理部12は、同ログアウト指示を検出すると、同ログアウト指示に含むログアウト対象のユーザIDに対応するユーザ情報をユーザ管理テーブル31から削除更新し(ステップS175)、ログアウト完了を端末側制御部18に通知する(ステップS176)。この結果、ユーザAの携帯端末2A内のユーザ管理テーブル31には、ユーザBの個人情報が全て削除されることになるため、個人情報の漏洩を確実に防止することができる。
端末側制御部18は、同ログアウト完了を検出すると、ゲストモード画面63(図4(c)参照)からオーナモード画面61(図4(a)参照)をGUI15上に画面表示する(ステップS177)。この結果、他者の携帯端末2側のユーザは、オーナモード画面61を見て、ゲストログインが解除されたことを認識することができる。
また、ユーザ管理部12は、ステップS175にてユーザ管理テーブル31内のログアウト対象のユーザIDに対応するユーザ情報を削除更新すると、ログアウト完了を電話部11に通知する(ステップS178)。電話部11は、同ログアウト完了を検出すると、LAN4及び無線アクセスポイント3経由でゲストログイン抹消完了をIP−PBX5に送信する(ステップS179)。
図15においてIP−PBX5は、PBX側通信制御部41を通じてゲストログイン抹消完了を受信すると、PBX側制御部44を通じて、加入者管理テーブル42内の同ログアウト対象のユーザID“B”に対応したカレント端末ID42E、IPアドレス42F及びポート番号42Gの内容を削除して、元のオーナ所有(ユーザID“B”)の携帯端末2の内容にカレント端末ID42E、IPアドレス42F番号及びポート番号42Gを登録更新する(ステップS180)。
IP−PBX5は、PBX側制御部44を通じて加入者管理テーブル42の同ログアウト対象のユーザIDに対応したカレント端末ID42E、IPアドレス42F及びポート番号42Gの内容を元のオーナ所有の携帯端末2の内容に登録更新すると、他者端末ログアウト完了を、他者端末ログアウト登録要求を発信した携帯端末2に送信する(ステップS181)。
また、他者端末ログアウト登録要求を発信した携帯端末2側の電話部11は、ステップS181にてIP−PBX5からの他者端末ログアウト完了を受信すると、同携帯端末2のオーナの電話情報を要求すべく、同オーナのユーザID“B”を含む電話情報要求を、無線アクセスポイント3及びLAN4経由でIP−PBX5に送信する(ステップS182)。
IP−PBX5は、PBX側通信制御部41を通じて電話情報要求を受信すると、PBX側制御部44を通じて同電話情報要求に含まれるユーザIDに対応した電話情報を加入者電話情報管理データベース43から読み出し(ステップS183)、この読み出した電話情報を、LAN4及び無線アクセスポイント3経由で、同電話情報要求を発信した携帯端末2に送信する(ステップS184)。
携帯端末2側の電話部11は、IP−PBX5からの電話情報を受信すると、同携帯端末2のオーナの電話情報をオーナ用データベース23に更新登録する(ステップS185)。この結果、同オーナ用データベース23には、例えばゲストログイン中の発着信履歴等の各種情報を含む電話情報が更新されたことになる。
さらに、携帯端末2側の電話部11は、オーナ用データベース23への電話情報の更新登録が完了すると、他者端末ログアウト完了をユーザ管理部12に通知する(ステップS186)。
ユーザ管理部12は、同他者端末ログアウト完了を受信すると、ユーザ管理テーブル31内の属性“オーナ”に対応する状態を“カレント”に設定更新し(ステップS187)、モード設定部32を通じてオーナモードに設定し(ステップS188)、他者端末ログアウト完了を端末側制御部18に通知する(ステップS189)。
端末側制御部18は、他者端末ログアウト完了を検出すると、他者端末ログアウト完了画面をGUI15上に画面表示し(ステップS188)、この処理動作を終了する。尚、同携帯端末2のオーナは、同他者端末ログアウト完了画面を見て、ゲストログイン中の他者の携帯端末からログアウトされたことを認識することができる。
図14及び図15に示す他者端末ログアウト処理によれば、ゲスト使用者が他人の携帯端末をゲスト使用中の場合、同ゲスト使用者がオーナ所有の携帯端末2のGUI15上に同オーナが他人の携帯端末2にゲストログイン中であることを示す他者端末ログイン画面を表示するようにしたので、同携帯端末2側のユーザは、他者端末ログイン画面を見て、同携帯端末2のオーナが他人の携帯端末2にゲストログイン中であることを認識することができる。
また、他者端末ログアウト処理によれば、他者端末ログイン画面上のログアウト操作を検出すると、同携帯端末2のオーナ所有者、すなわち他者端末のゲスト使用者のユーザIDをログアウト対象とし、このログアウト対象のユーザIDに対応する、IP−PBX5内の加入者管理テーブル42内のカレント端末ID42E、IPアドレス42F及びポート番号42Gの内容を削除して、同ゲスト使用者がオーナ所有の携帯端末2に関わる内容に戻すと共に、同携帯端末2内のユーザ管理テーブル31及びゲスト用データベース24内の同ログアウト対象のユーザIDに対応した情報を全て削除してログアウトを完了するようにしたので、ゲスト使用者は、自分がオーナ所有の携帯端末2を使用して、遠隔操作でゲストログイン中の携帯端末2からログアウトすることができる。
本実施の形態によれば、複数の携帯端末2の内、任意の携帯端末2のゲスト使用許可を要求すべく、同任意の携帯端末2からゲスト使用者のユーザID及びパスワードを含むゲストログイン登録要求を受信すると、このゲストログイン登録要求に含まれるユーザID及びパスワードと加入者管理テーブル42に登録済みのユーザID及びパスワードとを照合し、これらユーザID及びパスワードが合致した場合、ゲストログイン登録要求を発信した携帯端末2に対するゲスト使用者のゲストログイン登録を許可し、同携帯端末2をゲスト使用者の携帯端末2として制御するようにしたので、貸出専用の携帯端末を管理するような無駄な管理コストを大幅に軽減しながら、利用者識別用カードを要することなく、例えば自分の携帯端末2を忘れたとしても、一時的に他人の携帯端末2を自分の携帯端末2であるかのように使用することができる。
また、本実施の形態によれば、携帯端末2に対するゲスト使用者のゲストログイン登録を許可した場合、ゲストログイン登録要求を発信した携帯端末2の端末IDを、加入者管理テーブル42に登録済みの同ゲスト使用者のカレント端末IDに設定することで同ゲスト使用者のアドレス情報となり、同携帯端末2をゲスト使用者の携帯端末2として制御するようにしたので、ゲスト使用者は、例えば自分の携帯端末2を忘れたとしても、一時的に他人の携帯端末2を自分の携帯端末2であるかのように使用することができる。
本実施の形態によれば、携帯端末2に対するゲスト使用者のゲストログイン登録を許可した場合、同ゲスト使用者の電話情報を同携帯端末2に送信すると共に、同携帯端末2の通信記録を、同ゲスト使用者の通話履歴や発着信履歴として、同ゲスト使用者のユーザIDに対応付けて加入者電話情報管理データベース43に更新登録するようにしたので、ゲスト使用者は、他人の携帯端末2を使用したとしても自分の電話帳等の電話情報を使用することができ、しかも、その通話履歴や発着信履歴を残すことができる。
また、本実施の形態によれば、携帯端末2が、ゲスト使用者の電話情報を受信すると、この電話情報をゲスト用データベース24に記憶し、このゲスト用データベース24に記憶中の電話情報をGUI15上に表示可能にしたので、ゲスト使用者は、他人の携帯端末2を使用して自分の電話帳等の電話情報を使用することができる。
本実施の形態によれば、ゲストログイン中の携帯端末2から相手先端末への発信操作を検出すると、相手先端末に通知する発信者番号として、同ゲストログイン中のゲスト使用者のユーザID(電話番号)を通知するようにしたので、ゲスト使用者は、他人の携帯端末2を使用したとしても、相手先端末側のユーザに自分が本来使用する携帯端末2のユーザID(電話番号)を通知することができる。
本実施の形態によれば、ゲストモード中に同携帯端末2のオーナ所有者のユーザID(電話番号)に対する着信を検出すると、着信音を鳴動すると共に、オーナモードに変更設定するように報知した後、オーナモードが設定されると、同着信に対して応答可能になるようにしたので、オーナ所有者は、自分の携帯端末2を他人が使用するゲストモード中であっても、自分宛の着信を受けることができる。
また、本実施の形態によれば、携帯端末2が、ゲスト使用者のユーザID(電話番号)への着信検出と、オーナ所有者のユーザID(電話番号)への着信検出とで鳴動出力する着信音の音色を変えるようにしたので、ゲスト使用者及びオーナ所有者は、着信音で自分宛の着信を認識することができる。
また、本実施の形態によれば、IP−PBX5が、携帯端末2に対するゲスト使用者のゲストログイン登録を許可すると、ゲストログイン登録許可を同携帯端末2に通知すると共に、同携帯端末2は、IP−PBX5からのゲストログイン登録許可を受信すると、ゲストモードに移行するようにしたので、携帯端末2側では、IP−PBX5からのゲストログイン登録許可に応じてゲストモードに自動的に切替設定することができる。
また、本実施の形態によれば、ゲストログイン中の携帯端末2側のログアウト操作に応じたログアウト登録要求を受信すると、同携帯端末2に対するゲスト使用者としての制御を中止するようにしたので、オーナ所有者又はゲスト使用者は、ログアウト操作で、ゲストログイン中の携帯端末2からログアウトすることができる。
また、本実施の形態によれば、IP−PBX5側では、携帯端末2に対するゲスト使用者のゲストログイン登録を許可した場合、同ゲスト使用者が自己のオーナ所有者である携帯端末2に対して他者端末ログイン情報を通知し、携帯端末2側では、他者端末ログイン情報を受信すると、他者端末ログイン画面を画面表示し、この他者端末ログイン画面上でログアウト操作を検出すると、同オーナ所有者がゲスト使用者としてゲストログイン中の携帯端末2からのログアウトを要求すべく、他者端末ログアウト登録要求をIP−PBX5に通知し、このIP−PBX5側では、他者端末ログアウト登録要求を受信すると、同オーナ所有者がゲスト使用者としてゲストログイン中の携帯端末2に対するゲスト使用者としての制御を中止するようにしたので、ゲスト使用者は、例えばゲストログイン中の他人の携帯端末2からのログアウトを忘れた場合、オーナ所有の携帯端末2を使用して、遠隔操作でゲストログイン中の携帯端末2からログアウトすることができる。
また、本実施の形態によれば、ユーザIDにパスワードを付加してユーザを識別するようにしたので、構内電話交換システム1内の携帯端末2の不正使用に対するセキュリティ強化を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、ゲスト使用許可を要求された携帯端末2のオーナ所有者のゲストログイン許諾操作を検出した後、ゲストログイン登録要求に含まれるユーザID及びパスワードが加入者管理テーブル42内に登録済みのユーザID及びパスワードと合致した場合にのみ、ゲストログイン登録要求を発信した携帯端末2に対するゲスト使用者のゲストログイン登録を許可するようにしたので、同携帯端末2のオーナ所有者による許諾操作を得た場合にのみ、ユーザID及びパスワードの照合を実行することになるため、同携帯端末2の不正使用に対するセキュリティ強化を図ることができる。
尚、上記実施の形態においては、ゲスト使用者がゲスト使用中の携帯端末2からログアウトする場合、同ゲスト使用者がゲスト使用中の携帯端末2のゲストモード画面63のログアウト操作に応じて同ゲスト使用中の携帯端末2からログアウトするようにしたが、IP−PBX5からのゲストログイン登録許可を受信したタイミングから所定時間経過後に、ゲストログアウト登録要求をIP−PBX5に送信するようにしても良く、この場合、ゲスト使用者は、何等操作を要することなく、ゲストログイン登録許可を受信したタイミングから所定時間経過後に自動的にログアウトすることができる。
また、同様に、ゲスト使用者がゲスト使用中の携帯端末2側は、同携帯端末2が使用中状態から待機状態に移行すると、自動的にゲストログアウト確認画面をGUI15上に画面表示すると共に、このゲストログアウト確認画面からログアウト操作を検出すると、ゲストログアウト登録要求をIP−PBX5に送信するようにしても良く、この場合、ゲスト使用者は、同携帯端末2が使用中状態から待機状態に移行した、例えば携帯端末2の使用が終了した時点でゲストログアウト確認画面を見ることで同他人の携帯端末2を使用していることを逐次に認識することができる。
また、上記実施の形態においては、ゲスト使用者が携帯端末2をゲスト使用する場合、同携帯端末2のオーナ所有者のゲスト使用を許諾するオーナ許諾を得て、同ゲスト使用者を認証すると、ゲスト使用者が同携帯端末2をゲスト使用できるようにしたが、例えばIP−PBX5側に、同携帯端末2毎にゲスト使用を可能にするユーザのユーザIDを予め登録するゲスト使用可能管理テーブル(ゲスト使用可能管理手段)を設け、このゲスト使用可能管理テーブルにゲスト使用可能なユーザIDを予め設定しておき、例えば同携帯端末2をゲスト使用する場合、同携帯端末2のオーナ許諾を得なくても、同携帯端末2から同携帯端末2を使用するゲスト使用者のユーザID及びパスワードの入力を得て、同ゲスト使用者のユーザID及びパスワードと同ゲスト使用可能管理テーブルに登録済みの同携帯端末2に関わるユーザID及び加入者管理テーブルのパスワードと照合して同ゲスト使用者を認証した場合にのみ、同携帯端末2に関わるゲスト使用者のゲスト使用を可能にしても良く、ゲスト使用可能管理テーブル内の携帯端末2毎にゲストログイン登録を許可するゲスト使用者を限定することで、同携帯端末2に対する不正使用のセキュリティ強化を図ることができる。
また、上記実施の形態においては、ユーザを識別するユーザIDを、携帯端末2の通信に使用する電話番号としたが、同ユーザIDに対応する携帯端末2の電話番号を別個に設けるようにしても同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、上記実施の形態においては、携帯端末2として携帯電話機を例に挙げて説明したが、例えばモバイル端末等であっても同様の効果が得られることは言うまでもない。
本発明の通信システムによれば、複数の携帯端末の内、任意の携帯端末のゲスト使用許可を要求すべく、同任意の携帯端末からゲスト使用者の使用者識別情報を含むゲストログイン登録要求を受信すると、このゲストログイン登録要求に含まれる使用者識別情報と使用者情報管理手段に登録済みの使用者識別情報とを照合し、これら使用者識別情報が合致した場合、前記ゲストログイン登録要求を発信した前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可し、同携帯端末をゲスト使用者の携帯端末として制御するようにしたので、貸出専用の携帯端末を管理するような無駄な管理コストを大幅に軽減しながら、利用者識別用カードを要することなく、一時的に他人の携帯端末を自分の携帯端末であるかのように使用することができるため、例えば複数の携帯端末を収容する構内電話交換システムに有用である。
本発明の通信システムに関わる構内電話交換システム全体の概略構成を示すブロック図 本実施の形態に関わる携帯端末内部の概略構成を示すブロック図 本実施の形態に関わるIP−PBX内部の概略構成を示すブロック図 本実施の形態に関わる携帯端末のGUIに表示する表示内容を端的に示す説明図 a)オーナモード画面 b)ゲストログイン画面 c)ゲストモード画面 本実施の形態に関わる携帯端末のGUIに表示する表示内容を端的に示す説明図 a)カレントユーザ切替画面 b)ログイン一覧画面 c)他者端末ログイン画面 本実施の形態のオーナ登録処理に関わる構内電話交換システム内部の処理動作を示す動作シーケンス図 本実施の形態のゲストモード設定処理に関わる構内電話交換システム内部の処理動作を示す動作シーケンス図 本実施の形態のゲストモード設定処理に関わる構内電話交換システム内部の処理動作を示す動作シーケンス図 本実施の形態のオーナモード設定処理に関わる構内電話交換システム内部の処理動作を示す動作シーケンス図 本実施の形態に関わるゲストモード中のオーナ着信処理に関わる構内電話交換システム内部の処理動作を示す動作シーケンス図 本実施の形態に関わるゲストモード中のオーナ着信処理に関わる構内電話交換システム内部の処理動作を示す動作シーケンス図 本実施の形態のゲスト発信処理に関わる構内電話交換システム内部の処理動作を示す動作シーケンス図 本実施の形態のゲストログアウト処理に関わる構内電話交換システム内部の処理動作を示す動作シーケンス図 本実施の形態の他者端末ログアウト処理に関わる構内電話交換システム内部の処理動作を示す動作シーケンス図 本実施の形態の他者端末ログアウト処理に関わる構内電話交換システム内部の処理動作を示す動作シーケンス図
符号の説明
1 構内電話交換システム(通信システム)
2 携帯端末
3 無線アクセスポイント
4 LAN
5 IP−PBX(制御装置)
11 電話部
12 ユーザ管理部
14 スピーカ
15 GUI(表示手段)
16 操作部
18 端末側制御部
23 オーナ用データベース
24 ゲスト用データベース
31 ユーザ管理テーブル
32 モード設定部(モード設定手段)
33 ゲストログイン要求部
34 ゲストログアウト要求部(ゲストログアウト要求手段)
42 加入者管理テーブル(使用者情報管理手段及び端末所有者記憶手段)
43 加入者電話情報管理データベース(通信関連情報記憶手段)
51 ユーザ照合部(使用者照合手段)
52 ゲストログイン許可部(ゲストログイン許可手段)
53 PBX側ユーザ管理制御部(制御手段)
54 ゲストログイン許可通知部(制御手段)
55 他者端末ログイン通知部(他者端末ログイン情報通知手段)

Claims (15)

  1. 複数の携帯端末を無線収容し、これら複数の携帯端末を通信制御する制御装置を備えた通信システムであって、
    前記制御装置は、
    使用者毎に、同使用者を識別する使用者識別情報を予め登録管理した使用者情報管理手段と、
    前記複数の携帯端末の内、任意の携帯端末のゲスト使用許可を要求すべく、同任意の携帯端末からゲスト使用者の使用者識別情報を含むゲストログイン登録要求を受信すると、このゲストログイン登録要求に含まれる使用者識別情報と前記使用者情報管理手段に登録済みの使用者識別情報とを照合する使用者照合手段と、
    この使用者照合手段にて前記ゲストログイン登録要求に含まれる使用者識別情報と前記使用者情報管理手段にて登録済みの使用者識別情報とが合致した場合、前記ゲストログイン登録要求を発信した前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可するゲストログイン許可手段と、
    このゲストログイン許可手段にて、前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可した場合、同携帯端末を前記ゲスト使用者の携帯端末として制御する制御手段とを有することを特徴とする通信システム。
  2. 前記使用者情報管理手段は、
    前記使用者毎に、現在使用中の携帯端末のアドレス情報を前記使用者識別情報と対応付けて登録管理し、
    前記制御手段は、
    前記ゲストログイン許可手段にて、前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可した場合、前記ゲストログイン登録要求を発信した携帯端末のアドレス情報を、前記使用者情報管理手段に登録済みの同ゲスト使用者のアドレス情報に設定することで、同携帯端末を前記ゲスト使用者の携帯端末として制御することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記制御装置は、
    前記使用者毎に、前記携帯端末の通信関連情報を記憶した通信関連情報記憶手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記ゲストログイン許可手段にて、前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可した場合、同ゲスト使用者の通信関連情報を前記通信関連情報記憶手段から読み出し、この読み出した通信関連情報を同ゲスト使用者の携帯端末に送信すると共に、同携帯端末の通信記録を、同ゲスト使用者の通信履歴として、同ゲスト使用者の通信関連情報と対応付けて前記通信関連情報記憶手段に更新登録することを特徴とする請求項1又は2記載の通信システム。
  4. 前記携帯端末は、
    前記制御装置の前記制御手段から前記ゲスト使用者の通信関連情報を受信すると、この通信関連情報を表示手段に表示可能にしたことを特徴とする請求項3記載の通信システム。
  5. 前記制御手段は、
    前記ゲストログイン中の携帯端末から相手先端末への発信操作を検出すると、前記相手先端末に通知する発信者情報として、同ゲストログイン中のゲスト使用者の使用者識別情報を通知することを特徴とする請求項2,3又は4記載の通信システム。
  6. 前記制御手段は、
    前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可して、このゲストログイン登録許可を同携帯端末に通知してから、同ゲストログイン中の携帯端末を前記ゲスト使用者の携帯端末として制御を開始すると共に、
    前記携帯端末は、
    前記オーナ所有者の携帯端末として動作するオーナモードと、前記ゲスト使用者の携帯端末として動作するゲストモードとを切替設定可能にしたモード設定手段を有し、このモード設定手段は、前記制御装置から前記ゲストログイン登録許可を受信すると、前記ゲストモードに移行することを特徴とする請求項2,3又は4記載の通信システム。
  7. 前記携帯端末は、
    前記ゲストモード中に同携帯端末のオーナ所有者の使用者識別情報に対する着信を検出すると、着信音を鳴動すると共に、オーナモードに変更設定するよう報知し、前記モード設定手段によりオーナモードに設定されることにより、着信応答が可能となることを特徴とする請求項6記載の通信システム。
  8. 前記携帯端末は、
    前記ゲスト使用者への着信検出と、前記オーナ所有者への着信検出とで鳴動出力する着信音の音色を変えたことを特徴とする請求項7記載の通信システム。
  9. 前記ゲストログイン中の携帯端末は、
    ゲストログアウト操作に応じて、ゲストログアウト登録要求を前記制御装置に送信するゲストログアウト要求手段を有し、
    前記制御装置内の前記制御手段は、
    前記携帯端末内の前記ゲストログアウト要求手段から前記ゲストログアウト登録要求を受信すると、同携帯端末に対するゲスト使用者としての制御を中止することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7又は8記載の通信システム。
  10. 前記制御装置内の前記制御手段は、
    前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可して、このゲストログイン登録許可を同携帯端末に通知してから、同ゲストログイン中の携帯端末を前記ゲスト使用者の携帯端末として制御を開始すると共に、
    前記ゲストログイン中の携帯端末内の前記ゲストログアウト要求手段は、
    前記ゲストログイン登録許可を受信したタイミングから所定時間経過後に、前記ゲストログアウト登録要求を前記制御装置に送信することを特徴とする請求項9記載の通信システム。
  11. 前記ゲストログイン中の携帯端末内の前記ゲストログアウト要求手段は、
    同携帯端末が使用中状態から待機状態に移行すると、ゲストログアウト確認を表示手段に表示すると共に、このゲストログアウト確認表示中に、前記ゲストログアウト操作を検出すると、前記ゲストログアウト登録要求を前記制御装置に送信することを特徴とする請求項9記載の通信システム。
  12. 前記制御装置は、
    前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可して、同ゲスト使用者がオーナ所有者となっている別の携帯端末に対して他者端末ログイン情報を通知する他者端末ログイン情報通知手段を有し、
    前記別の携帯端末は、
    前記他者端末ログイン情報通知手段を通じて前記他者端末ログイン情報を受信すると、他者端末ログイン状態を表示手段に表示すると共に、
    前記ゲストログアウト要求手段は、
    前記他者端末ログイン状態表示中にログアウト要求操作を検出すると、同オーナ所有者がゲスト使用者としてゲストログイン中の携帯端末からのゲストログアウトを要求すべく、他者端末ログアウト登録要求を前記制御装置に通知すると共に、
    この制御装置は、
    前記他者端末ログアウト登録要求を受信すると、同オーナ所有者がゲスト使用者としてゲストログイン中の携帯端末に対するゲスト使用者としての制御を中止することを特徴とする請求項9記載の通信システム。
  13. 前記使用者識別情報は、
    前記使用者を識別するユーザIDで構成し、このユーザIDにパスワードを付加することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11又は12記載の通信システム。
  14. 前記制御装置は、
    携帯端末毎にゲストログイン可能使用者識別情報を予め登録管理するゲスト使用可能管理手段を有し、
    前記ゲストログイン許可手段は、
    前記使用者照合手段にて前記ゲストログイン登録要求に含まれる使用者識別情報が前記ゲスト使用可能管理手段に登録済みのゲストログイン可能使用者識別情報と合致した場合にのみ、前記ゲストログイン登録要求を発信した前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12又は13記載の通信システム。
  15. 前記ゲストログイン許可手段は、
    前記ゲスト使用許可を要求された携帯端末のオーナ所有者のゲストログイン承諾操作を検出した後、前記使用者照合手段にて前記ゲストログイン登録要求に含まれる使用者識別情報が前記使用者情報管理手段に登録済みの使用者識別情報と合致した場合にのみ、前記ゲストログイン登録要求を発信した前記携帯端末に対する前記ゲスト使用者のゲストログイン登録を許可することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12又は13記載の通信システム。

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