JP2009032684A - 放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィードバック部を備えた場合にも予熱時及び始動時の共振周波数の調整を行うことのできる放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具を提供する。
【解決手段】制御手段5は、マイコン50において第2の検出部54の検出値が目標範囲内に収まるようにインバータ部2の動作周波数を可変するためのPWM信号のデューティ比を補正することで部品のバラツキによる放電灯Laへの出力のバラツキを調整する調整機能を有し、マイコン50は、切替回路52のスイッチSW1,SW2によってPWM信号の送信経路をフィードバック回路52aを介する経路又はボルテージフォロワ回路52bを介する経路の何れかに切り替え、予熱モード及び始動モードにおける調整時にはボルテージフォロワ回路52bを介する経路で与える。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具に関する。
従来から、蛍光灯のような放電灯に点灯電力を供給する放電灯点灯装置が提供されている。この放電灯点灯装置は、図10に示すように、交流電源ACの出力を直流に変換する直流変換部1と、直流変換部1が出力する直流を高周波出力に変換するインバータ部2と、インバータ部2の出力端に接続されたインダクタL2とコンデンサC2とから成る直列共振回路及びインバータ部2の出力によって点灯される放電灯Laから成る共振部3と、直流変換部1及びインバータ部2の各動作を制御する制御部4とを備える。
直流変換部1は、ダイオードブリッジDBと、ダイオードブリッジDBの出力の高圧側に接続されたインダクタL1及びダイオードD1の直列回路、及びインダクタL1を介してダイオードブリッジDBの出力端間に接続されたスイッチング素子Q1、及びダイオードD1を介してスイッチング素子Q1に並列接続されたコンデンサC1から成る昇圧チョッパ型力率改善回路(PFC(Power Factor Correction)回路)とから構成される。直流変換部1は、ダイオードブリッジDBが交流電源ACからの出力電圧を整流し、後述する直流制御回路4aがドライバ4bを介してスイッチング素子Q1をオン/オフ制御することでダイオードブリッジDBからの出力電圧を所望の直流電圧に変換し、該出力電圧をコンデンサC1で平滑する。また、入力電流を正弦波に近づけることで入力電流の力率を改善する。
インバータ部2は、コンデンサC1の両端間に接続されたスイッチング素子Q2,Q3の直列回路と、スイッチング素子Q2,Q3の接続中点に一端を接続したコンデンサC3とから構成され、後述するマイコン4cがドライバ4dを介してスイッチング素子Q2,Q3を交互にオン/オフ制御することで、直流変換部1からの出力電圧を高周波の交流電圧に変換し、共振部3の放電灯Laに供給する。尚、コンデンサC3は前記交流電圧から直流成分をカットするとともに、スイッチング素子Q2のオン時に充電され、スイッチング素子Q3のオン時に放電灯Laへ給電するための電源となる。
共振部3は、コンデンサC3の他端とスイッチング素子Q2,Q3の直列回路の低圧側との間に接続されたインダクタL2及びコンデンサC2の直列回路と、コンデンサC2に並列に接続された放電灯Laとから構成される。コンデンサC2は予熱用のコンデンサであるとともに、限流用のインダクタL2とで直列共振回路を構成している。
制御部4は、直流制御回路4aと、直流制御回路4aの出力信号に応じてスイッチング素子Q1をオン/オフさせるドライバ4bと、マイコン4cと、マイコン4cの出力信号に応じてスイッチング素子Q2,Q3をオン/オフさせるドライバ4dとから構成される。
尚、上記従来例の構成に加えて、放電灯Laへ供給する電力に比例した信号を検出し、該検出値を基準値と比較してフィードバック制御することにより、放電灯Laへ供給する電力を略一定に制御するフィードバック部を制御部4に設けた放電灯点灯装置も提供されている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来例の共振部3の周波数特性を図11(a)に示す。図中の放電灯La不点灯時の共振カーブSaは、主としてインダクタL2及びコンデンサC2によって決定され、放電灯La点灯時の共振カーブSbは、インダクタL2及びコンデンサC2に加えて放電灯Laのインピーダンスによって決定される。
インバータ部2は、主電源がオンされると、放電灯Laが点灯しない程度の電圧を放電灯Laに印加する動作周波数で動作し、放電灯Laの両端のフィラメントF1,F2の予熱を行う。次に、放電灯Laを始動させるのに十分な電圧を放電灯Laに印加する動作周波数に変化させ、放電を開始させる。点灯後は、動作周波数を調光レベルに応じた周波数に変化させることで放電灯Laを通常点灯させる。したがって、先行予熱時、及び放電灯Laが点灯するまでの始動時は、共振部3の周波数特性は不点灯時の共振カーブSaに従い、放電灯Laの点灯後には、共振部3の周波数特性は点灯時の共振カーブSbに従う。
ここで、インダクタL2及びコンデンサC3の部品のバラツキによって、不点灯時の共振カーブSa及び点灯時の共振カーブSbにバラツキが発生する。例えば、図11(b)に示すように、点灯時のインバータ部2の動作周波数をf1とすると、インダクタL2及びコンデンサC2の部品のバラツキによって点灯時の共振カーブSbには幅「d」のバラツキが生じ、出力のバラツキ幅は「a」となる。また、制御部4を構成する部品のバラツキによってインバータ部2の動作周波数にもバラツキ幅「c」が生じる。例えば、動作周波数がf3〜f2(f3<f1<f2)のバラツキ幅であるとすると、出力のバラツキ幅は「b」となる。上記のバラツキは、図11(c)に示すように、不点灯時、即ち、先行予熱時及び始動時にも当てはまる。
上記のバラツキの発生を防止するために、例えば動作周波数を設定する抵抗に可変抵抗を用いて微調整を行うのが一般的であった。しかし、可変抵抗を用いて微調整を行う場合には、放電灯点灯装置の製造工程において可変抵抗による調整工程が必要となるため、装置の生産性が悪くなってしまうという問題があった。
そこで、上記従来例では、スイッチング素子Q2,Q3の動作を制御する回路にマイコン4cを用いて動作周波数を設定することで、動作周波数のバラツキを無くすようにしている。また、特許文献2に記載のものでは、放電灯Laの両端電圧Vlや、放電灯Laに供給される電流等を検出する検出部(図示せず)を設け、該検出部の出力をマイコン4cのA/D変換機能を持つ端子に入力し、この入力値を基に好適な動作周波数を選択してスイッチング素子Q2,Q3を駆動することで、出力のバラツキを狭め、可変抵抗を用いずに放電灯点灯装置の生産性を向上している。
特許第3600976号 特開2001−326089号公報
しかしながら、上記従来例では、特許文献2に記載されているようなフィードバック部を備えた場合、点灯時の共振周波数に合わせてフィードバック部の遅延時間を設定すると、予熱時及び始動時の共振周波数を調整する際に、予熱時及び始動時の共振周波数が点灯時の共振周波数よりも高いことから共振周波数に対する遅延時間が長くなり、また、予熱時及び始動時の周波数特性においては周波数の変化に対して放電灯Laに印加される電圧の変化が急であるために、フィードバック部によるフィードバック制御が追いつかず、図12に示すように、放電灯Laに印加される電圧の振幅が変動するので予熱時及び始動時の共振周波数の調整を行うことができないという問題があった。
また、予熱時及び始動時の共振周波数を調整する場合には、周波数の変化に対して放電灯Laに印加される電圧の変化が急であるために、調整する過程で動作周波数が調整範囲の周波数よりも低い周波数領域に入ると高電圧が発生してしまう。このため、高電圧が印加されることによる回路の構成部品へのストレスを考慮して、耐圧性の高い部品を用いる必要があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、フィードバック部を備えた場合にも予熱時及び始動時の共振周波数の調整を行うことのできる放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、商用電源からの交流出力を直流出力に変換する直流変換部と、直流変換部からの出力を高周波出力に変換するインバータ部と、インバータ部の出力端に接続されてインダクタとコンデンサとから成る直列共振回路及びインバータ部の高周波出力が供給される放電灯を有する共振部と、放電灯のフィラメントを予熱する予熱モード、及び放電灯に始動電圧を印加する始動モード、並びに放電灯の点灯を維持する電力を供給する点灯モードの3つの動作モードを有するとともに、各動作モードに応じてインバータ部の動作周波数を可変する制御信号をインバータ部に与える制御手段と、インバータ部の出力を検出する第1の検出部と、放電灯の両端電圧を検出する第2の検出部と、第1の検出部の検出値を所定の値と略一致させるようにフィードバック制御するフィードバック部とを備えた放電灯点灯装置であって、制御手段は、部品のバラツキによる放電灯への出力のバラツキを調整する調整機能を有し、調整機能は、予熱モード及び始動モード及び点灯モードの各モードにおいて予め設定されたインバータ部の動作周波数に応じた制御信号の設定値及び放電灯への出力に応じた目標範囲を記憶部に記憶するとともに、第2の検出部の検出値が目標範囲内に収まるように設定値を補正し、補正された設定値を記憶部に記憶する機能であって、制御手段は、設定値に対応する制御信号をインバータ部に与える経路をフィードバック部を介する経路又はフィードバック部を介さない経路の何れかに切り替え、少なくとも予熱モード及び始動モードの調整時においてはフィードバック部を介さない経路で制御信号をインバータ部に与えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、始動モードにおける設定値の補正は、その対応する放電灯への出力が該モードにおける目標範囲に応じた放電灯への出力よりも低い方向から目標範囲へ可変するように行うことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、直流変換部の出力を検出する第3の検出部を備え、制御手段は、インバータ部の動作を停止させるとともに第3の検出部の検出値が目標範囲内に収まるように直流変換部の出力を調整する機能を有することを特徴とする。
請求項4の発明は、器具本体と、器具本体に収納されて放電灯が着脱自在に装着されるソケットと、ソケットを介して放電灯に電力を供給する請求項1乃至3の何れか1項に記載の放電灯点灯装置とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、インバータ部の出力を検出する第1の検出部と、第1の検出部の検出値を所定の値と略一致させるようにフィードバック制御するフィードバック部とを備えたので、放電灯へ供給する電力を略一定に制御することができ、また、制御手段が部品のバラツキによる放電灯への出力のバラツキを調整する調整機能を有し、且つ予熱モード及び始動モードにおける調整を行う際にはフィードバック部を介さない経路でインバータ部に制御信号を与えるので、予熱モード及び始動モードにおける調整時にフィードバック部がインバータ部の出力に影響を与えるのを防ぐことができ、予熱モード及び始動モードにおいても精度良く調整を行うことができる。
請求項2の発明によれば、始動モードでの調整時において、調整開始時の放電灯への出力が目標範囲に対応した放電灯への出力よりも低くなるので、調整を行う過程で放電灯への出力が目標範囲に対応した放電灯への出力よりも高くなる可能性を低くすることができ、したがって高電圧による部品へのストレスを低減することができる。
請求項3の発明によれば、直流変換部を構成する部品のバラツキによる直流変換部の出力のバラツキを調整することができ、直流変換部の出力を精度良く調整することができる。
請求項4の発明によれば、請求項1乃至3の何れか1項の効果を奏することのできる照明器具を実現することができる。
(実施形態1)
以下、本発明に係る放電灯点灯装置の実施形態1について図面を用いて説明する。本実施形態は、図1に示すように、交流電源ACの出力を直流変換する直流変換部1と、直流変換部1が出力する直流を高周波出力に変換するインバータ部2と、インバータ部2の出力端に接続されてインダクタL2とコンデンサC2とから成る直列共振回路及びインバータ部2の高周波出力が供給される放電灯Laを有する共振部3と、インバータの出力を検出する第1の検出部に相当する検出抵抗R1と、直流変換部1及びインバータ部2の各動作を制御する制御手段5とを備える。尚、直流変換部1、インバータ部2、共振部3の各構成は従来例と同様であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略する。
制御手段5は、インバータ部2の動作周波数を可変するためのPWM信号(制御信号)を出力するマイコン50と、スイッチング素子Q1,Q2,Q3を駆動させる駆動信号をスイッチング素子Q1,Q2,Q3にそれぞれ与えるドライバ51と、マイコン50とドライバ51との間に設けられて、マイコン50からのPWM信号をドライバ51に供給する経路を、後述するフィードバック回路52aを介する経路、若しくは後述するボルテージフォロワ回路52bを介する経路の何れかの経路に切り替える切替回路52と、放電灯Laの両端電圧Vlを検出する第2の検出部54とを備える。
マイコン50は、放電灯LaのフィラメントF1,F2を予熱する予熱モード、及び放電灯Laに始動電圧を印加する始動モード、並びに放電灯Laの点灯を維持する電力を供給する点灯モードの3つの動作モードを有し、各動作モード毎にEEPROM53からデューティ比(設定値)を読み出し、該デューティ比に応じたPWM信号を出力する。EEPROM53には、各モードの動作周波数に対応して予め設定されたデューティ比の初期値と、各モードにおいて目標となる放電灯Laへの出力に対応した目標範囲とが記憶されている。また、本実施形態のEEPROM53はマイコン50外部に設けられた不揮発性メモリであるが、マイコン50に内蔵しても構わない。
切替回路52は、図2に示すように、オペアンプOP1、及びオペアンプOP1の反転入力端子及び出力端子間に並列に接続される抵抗R2及びコンデンサC4、並びに反転入力端子に接続される抵抗R3から成るフィードバック回路52aと、オペアンプOP2の反転入力端子と出力端子とを短絡したボルテージフォロワ回路52bとを備え、各回路の非反転入力端子にはマイコン50からのPWM信号が入力されるようになっている。尚、マイコン50と各回路の非反転入力端子との間には、マイコン50からのPWM信号を平滑化する抵抗R4及びコンデンサC5から成る平滑回路52cが設けられている。
マイコン50から出力されたPWM信号は、平滑回路52cによってPWM信号のデューティ比に応じた直流電圧に平滑化される。該直流電圧は、フィードバック回路52aのオペアンプOP1の非反転入力端子及びボルテージフォロワ回路52bの非反転入力端子に入力され、各オペアンプOP1,OP2の出力電圧がドライバ51に入力される。
ドライバ51は、直流電圧Vdcの検出値に応じてスイッチング素子Q1を駆動させる駆動信号をスイッチング素子Q1に与えることで、直流変換部1の出力を略一定に保つとともに、オペアンプOP1,OP2の出力電圧に応じてスイッチング素子Q2,Q3を互いにオン/オフさせる駆動信号をスイッチング素子Q2,Q3に与えることで、インバータ部2の動作周波数を可変している。即ち、マイコン50から出力されるPWM信号のデューティ比を可変することでインバータ部2の動作周波数を可変することができる。
フィードバック回路52aの反転入力端子には、検出抵抗R1で検出されたインバータ部2の出力電圧が抵抗R3を介して入力されており、該出力電圧と平滑回路52cから出力される直流電圧とを略一致させるようにフィードバック制御することで、インバータ部2の出力が略一定となり、したがって放電灯Laへの供給電力が略一定に制御される。
オペアンプOP1の出力端子とドライバ51との間、及びオペアンプOP2とドライバ51との間には各々スイッチSW1,SW2が設けられており、これらスイッチSW1,SW2のオン/オフをマイコン50からの信号によって切り替えることで、マイコン50からのPWM信号を、フィードバック回路52aを介してドライバ51に与える経路と、ボルテージフォロワ回路52bを介してドライバ51に与える経路とで適宜切り替えることができる。
ところで、仮に共振回路を構成するインダクタL2及びコンデンサC2等の構成部品にバラツキが無い場合には、共振部3の周波数特性にもバラツキが生じず、したがってEEPROM53から初期値を読み出してマイコン50からPWM信号を出力すれば目標とする放電灯Laへの出力を得ることができる。しかし、実際には構成部品のバラツキが生じるために、共振部3の周波数特性にもバラツキが生じ、結果として初期値を読み出すだけでは目標とする放電灯Laへの出力を得る事ができない。そこで、本実施形態では、構成部品のバラツキによる放電灯Laへの出力のバラツキを調整する調整機能を制御手段5に設けている。
調整機能は、マイコン50において、予熱モード、始動モード、点灯モードの各モードにおいて第2の検出部54の検出値とEEPROM53から読み出された目標範囲とを比較演算し、第2の検出部54の検出値が目標範囲内に収まるように初期値を補正し、補正値に応じたPWM信号を出力するという一連の動作を繰り返すことで放電灯Laへの出力のバラツキを調整するものである。本実施形態では、通常点灯を行うか、若しくは各モードに応じた調整を行うかを決定するための方法の一例として、EEPROM53にフラグを設けている。例えば、工場出荷時のフラグに「FF」が書き込まれているとすると、電源をオンにした後、EEPROM53からフラグを読み込み、フラグが「FF」の時には予熱モード及び始動モードにおける調整を、フラグが「11」の時には点灯モードにおける調整を、フラグが「00」の時には通常点灯を行うように設定し、予熱モード及び始動モードにおける調整が完了するとフラグに「11」を書き込み、点灯モードにおける調整が完了するとフラグに「00」を書き込むようにする。
以下、本実施形態の調整方法について図3を用いて説明する。先ず、本実施形態の電源をオンにすると(S100)、EEPROM53からフラグを読み込み(S101)、フラグが「FF」であれば切替回路52のスイッチSW1をオフ、スイッチSW2をオンにした後に(S102)、EEPROM53から予熱モードにおけるデューティ比の初期値及び放電灯Laへの出力の目標範囲を読み込み(S103)、マイコン50から初期値に応じたPWM信号を出力する(S104)。ここで、スイッチSW1がオフ、スイッチSW2がオンであるので、マイコン50からのPWM信号はボルテージフォロワ回路52bを介してドライバ51に送信される。その後、放電灯Laの両端電圧Vlを第2の検出部54で検出し(S105)、該検出値と予熱モードにおける目標範囲とをマイコン50において比較演算する(S106)。比較演算の結果、検出値が目標範囲の上限よりも大きければ、インバータ部2の出力が下がるようにデューティ比の補正を行い(S107)、該補正値に応じたPWM信号をマイコン50から出力し、再度検出値と目標範囲との比較演算を行う。検出値が目標範囲の下限よりも小さければ、インバータ部2の出力が上がるようにデューティ比の補正を行い(S108)、該補正値に応じたPWM信号をマイコン50から出力し、再度検出値と目標範囲との比較演算を行う。上記の動作を繰り返し、検出値が目標範囲内に収まれば、その時点でのデューティ比の補正値をEEPROM53に書き込み(S109)、予熱モードにおける調整が完了する。
具体例として、予熱モードにおける調整について図5を用いて説明する。尚、図5は、共振部3のインダクタL2を1.75mH、コンデンサC2を2700pF、インバータ部2のコンデンサC3を13000pFに設定した場合における不点灯時の共振カーブ及び点灯時の共振カーブを示す。また、第2の検出部54は、放電灯Laの両端電圧Vlを200分の一に分圧した電圧をマイコン50に入力するものとし、EEPROM53に書き込む予熱モードの目標範囲を0.5V〜0.55V(即ち、放電灯Laの両端電圧に換算すると100V〜110V)とする。更に、マイコン50から出力されるPWM信号の分解能は10bitとし、PWM信号のデューティ比を変更することでインバータ部2の動作周波数を40kHz〜150kHzの範囲で可変できるものとする。
先ず、EEPROM53から予熱モードにおけるデューティ比の初期値及び目標範囲を読み込み、マイコン50から初期値に応じたPWM信号を出力すると、該PWM信号は平滑回路52c、ボルテージフォロワ回路52bを介してドライバ51に入力され、インバータ部2のスイッチング素子Q2,Q3を動作周波数fsでオン/オフさせる。この時の放電灯の両端電圧VlはVsとなり、第2の検出部54の検出値と目標範囲との比較演算をマイコン50で行う。比較演算の結果、検出値が目標範囲の下限よりも小さいため、マイコン50からデューティ比を1つ上げたPWM信号を出力することで、動作周波数を(150000−40000)/1024≒107Hz下げ、インバータ部2の出力を上げる。
上記の一連の動作を検出値が目標範囲内に収まるまで繰り返し行い、検出値が目標範囲内に収まった際のデューティ比を予熱モードの補正値としてEEPROM53に書き込むことで調整が完了する。したがって、調整完了時にEEPROM53に書き込まれた補正値を通常点灯時に読み出し、該補正値に応じたPWM信号をマイコン50から出力することで、部品のバラツキに依らず調整時のインバータ部2の出力で予熱を行うことができる。
予熱モードにおける調整が完了すると、次にEEPROM53から始動モードにおけるデューティ比の初期値及び放電灯Laへの出力の目標範囲を読み込み(S110)、マイコン50から初期値に応じたPWM信号を出力する(S111)。以下、S112〜S115では上記のS105〜S108と同様の調整動作が行われ、検出値が目標範囲内に収まれば、その時点でのデューティ比の補正値をEEPROM53に書き込むとともに(S116)、フラグに「11」を書き込むことで始動モードにおける調整が完了する(S117)。その後、外部から予熱モード及び始動モードにおける調整が完了済であることを認知できるようにするために、例えばマイコン50の任意のポートをハイレベルに設定し(S118)、本実施形態の電源をオフにする(S119)。
ところで、始動モードにおける調整は予熱モードにおける調整と同様に行うが、始動モードにおけるデューティ比の初期値は、必ずインバータ部2の出力が目標範囲よりも十分に低くなる領域となるように設定する。例えば、図4に示すように、部品のバラツキによって共振部3の周波数特性が共振カーブa,b,cの何れかに従うとすると、共振カーブaにおける目標範囲内の周波数fa1〜fa2、共振カーブbにおける目標範囲内の周波数fb1〜fb2、共振カーブcにおける目標範囲内の周波数fc1〜fc2よりも高い周波数fdが調整開始時のインバータ部2の動作周波数となるようにデューティ比の初期値を設定する。このように、部品のバラツキに依らず調整開始時のインバータ部2の出力が目標範囲よりも十分低くなるように初期値を設定することで、調整を行う過程で放電灯Laへの出力が目標範囲よりも高くなる可能性を低くすることができ、したがって高電圧による部品へのストレスを低減することができる。
次に電源をオンにしてEEPROM53からフラグを読み込むと、フラグが「11」であるので、切替回路52のスイッチSW1をオン、スイッチSW2をオフにした後に(S120)、EEPROM53から点灯モードにおけるデューティ比の初期値及び放電灯Laへの出力の目標範囲を読み込み(S121)、マイコン50から初期値に応じたPWM信号を出力する(S122)。ここで、スイッチSW1がオン、スイッチSW2がオフであるので、マイコン50からのPWM信号はフィードバック回路52aを介してドライバ51に送信される。以下、S122〜S126では上記のS105〜S108と同様の調整動作が行われ、検出値が目標範囲内に収まれば、その時点でのデューティ比の補正値をEEPROM53に書き込むとともに(S127)、フラグに「00」を書き込むことで点灯モードにおける調整が完了する(S128)。その後、外部から点灯モードにおける調整が完了済であることを認知できるようにするために、例えばマイコン50の前記ポートと異なる任意のポートをハイレベルに設定し(S129)、本実施形態の電源をオフにする(S130)。
以上で各モードにおける調整が全て完了するので、次に本実施形態の電源をオンにすると、EEPROM53からフラグ「00」を読み込み、切替回路52のスイッチSW1をオン、スイッチSW2をオフにした後に(S131)、通常点灯を行う(S132)。尚、通常点灯時には、各モードにおいて上記の調整時の補正値をEEPROM53から読み込むことで、各モードにおいて調整時のインバータ部2の出力が再現される。
ところで、予熱モード及び始動モードにおける調整を行う際には、放電灯Laの代わりにフィラメントF1,F2の等価抵抗を接続すれば、共振部3の周波数特性が常に図11(a)に示すような不点灯時の共振カーブSaに従い、また、点灯モードにおける調整を行う際には、放電灯Laの代わりにフィラメントF1,F2の等価抵抗及び放電灯Laと等価な抵抗を接続すれば、共振部3の周波数特性が常に図11(a)に示すような点灯時の共振カーブSbに従う。このため、工場で実際に調整する場合には、放電灯Laの代わりに等価抵抗を用いることで、放電灯Laを接続して点灯させることなく調整を行うことができる。
上述のように、インバータ部2の出力電圧とマイコン50からのPWM信号を平滑化した直流電圧とが略一致するようにフィードバック制御するフィードバック回路52aを設けたので、放電灯Laへ供給する電力を略一定に制御することができる。また、制御手段5が部品のバラツキによる放電灯Laへの出力のバラツキを調整する調整機能を有し、且つ予熱モード及び始動モードにおける調整を行う場合には、マイコン50からのPWM信号をフィードバック回路52aを介さない経路でドライバ51に与えるので、予熱モード及び始動モードにおける調整時にフィードバック回路52aがインバータ部2の出力に影響を与えるのを防ぐことができ、予熱モード及び始動モードにおいても精度良く調整を行うことができる。
(実施形態2)
以下、本発明に係る放電灯点灯装置の実施形態2について説明する。但し、本実施形態の基本的な構成、及び調整方法は実施形態1と同様であるので、共通する点については説明を省略するものとする。本実施形態は、実施形態1における予熱モード及び始動モードの調整を同時に行うことに特徴があり、予熱モードの周波数に対する始動モードの周波数の比率、若しくは始動モードの周波数に対する予熱モードの周波数の比率を予めEEPROM53に記憶させている。
したがって、例えば実施形態1と同様に予熱モードの調整を行い、調整終了時にEEPROM53から読み出した前記比率にしたがってPWM信号のデューティ比の補正値から始動モードにおけるPWM信号のデューティ比を算出して設定することで、予熱モード及び始動モードの調整を同時に行うことができる。勿論、始動モードの調整を行う場合でも上記と同様にEEPROM53から読み出した前記比率にしたがって予熱モードの調整を同時に行うことができる。上述のように予熱モード及び始動モードの調整を同時に行うことで、短時間で調整作業を終えることができ、生産性を向上することができる。
(実施形態3)
以下、本発明に係る放電灯点灯装置の実施形態3について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成、及び調整方法は実施形態1と同様であるので、共通する部位には同一の番号を付すとともに共通する点についての説明を省略するものとする。本実施形態は、図6に示すように、制御手段5に直流変換部1の出力を検出する第3の検出部であるPFC検出部55を設け、インバータ部2の停止時に直流変換部1の出力を調整することに特徴がある。
先ず、従来の直流変換部1の出力の調整方法について図面を用いて説明する。図7に示すように、直流変換部1において抵抗R1,R2及び可変抵抗Raの直列回路をコンデンサC1と並列に接続し、可変抵抗Raの両端電圧を検出することで直流変換部1の出力電圧Vdcの分圧を検出する。ドライバ51には、非反転入力端子に可変抵抗Raの両端電圧が入力されるとともに反転入力端子に基準電圧Vbが入力されるオペアンプOP3と、オペアンプOP3の出力信号を受けてスイッチング素子Q1に駆動信号を供給するドライブ回路56とが設けられている。而して、製造工程において直流変換部1の出力電圧Vdcをモニタしながら可変抵抗Raの値を調整し、可変抵抗Raの両端電圧と基準電圧Vbとを比較することで、直流変換部1の出力電圧Vdcが所望の値となるように調整する。
本実施形態では、上記の直流変換部1の出力電圧Vdcの調整をマイコン50を用いて行う。図6に示すように、検出用の抵抗から構成されるPFC検出部55によって直流変換部1の出力電圧Vdcを分圧し、マイコン50とドライバ51におけるオペアンプOP3の非反転入力端子とにそれぞれ出力する。マイコン50は、PFC検出部55の出力に応じたPWM信号をオペアンプOP3の反転入力端子に出力する。尚、図示を省略するがマイコン50からオペアンプOP3の反転入力端子への経路には平滑回路が設けられており、マイコン50から出力されるPWM信号は、デューティ比に応じた直流電圧に平滑化された後に反転入力端子に入力される。
以下、本実施形態の直流変換部1の出力の調整方法について図面を用いて説明する。先ず、本実施形態の電源をオンにすると、マイコン50から切替回路52を介してドライバ51に信号が出力されないようにし、スイッチング素子Q2,Q3のオン/オフ動作を停止させることでインバータ部2の動作を停止する。この状態で直流変換部1の出力電圧VdcをPFC検出部55で検出し、PFC検出部55の分圧比から求まる検出信号の所定値と予めEEPROM53に記憶させた交流電源ACの分圧とを比較演算して差分を計算する。この差分はPFC検出部55を構成する各抵抗のバラツキを示すので、この差分を考慮して基準電圧Vbを決定する。
例えば、図8に示すように、PFC検出部55が、抵抗値が100kΩの4つの抵抗R7〜R10、及び抵抗値が5kΩの抵抗R11の直列回路から成り、交流電源ACの電圧が100Vとすると、マイコン50に入力される分圧は、理論上では100V×√2×5/405≒1.75Vとなる。これに対して、実際にマイコン50に入力される分圧が1.70Vであったとすると、PFC検出部55を構成する各抵抗に約2.86%の誤差があることになる。この誤差を考慮することで、PFC検出部55を構成する部品のバラツキを吸収して基準電圧Vbを決定することができる。
次に、基準電圧Vbに応じたデューティ比を初期値として、該デューティ比に応じたPWM信号をマイコン50からオペアンプOP3の反転入力端子に出力する。その後、直流変換部1の出力電圧VdcをPFC検出部55で検出し、該検出値とEEPROM53に記憶された直流変換部1の出力電圧Vdcの目標範囲とを比較演算する。比較演算の結果、検出値が目標範囲の上限よりも大きければ、直流変換部1の出力が下がるようにデューティ比の補正を行い、該補正値に応じたPWM信号をマイコン50から出力し、再度検出値と目標範囲との比較演算を行う。検出値が目標範囲の下限よりも小さければ、直流変換部1の出力が上がるようにデューティ比の補正を行い、該補正値に応じたPWM信号をマイコン50から出力し、再度検出値と目標範囲との比較演算を行う。上記の動作を繰り返し、検出値が目標範囲内に収まれば、その時点でのデューティ比の補正値をEEPROM53に書き込み、直流変換部1の出力電圧Vdcの調整が完了する。調整完了後は、図9に示すように、インバータ部2を動作させて実施形態1と同様に予熱モード、始動モード、点灯モードの調整を行う。
上述のように、直流変換部1を構成する部品のバラツキによる直流変換部1の出力のバラツキを調整することができ、直流変換部1の出力を精度良く調整することができる。また、直流変換部1の出力を調整する前にPFC検出部55を構成する部品のバラツキを考慮して基準電圧Vbを決定しているので、直流変換部1の出力を更に精度良く調整することができるとともに、目標範囲の近くから直流変換部1の出力の調整を開始できるため、短時間で調整を行うことができる。
尚、上記各実施形態のうち何れか1つの放電灯点灯装置と、器具本体と、器具本体に収納されて放電灯Laが着脱自在に装着されるソケットとで各種照明器具を構成することができる。
本発明の放電灯点灯装置の実施形態1を示す回路図である。 同上のPWM信号の送信経路を示す回路図である。 同上の調整機能の動作を示すフローチャート図である。 同上の不点灯時における共振カーブのバラツキと動作周波数との相関図である。 同上の共振部の周波数特性の具体例を示す図である。 本発明の放電灯点灯装置の実施形態3を示す回路図である。 従来の直流変換部の出力の調整方法を示す一部省略した回路図である。 本実施形態の直流変換部の主力の調整方法を示す一部省略した回路図である。 同上の調整方法の動作を示すフローチャート図である。 従来の放電灯点灯装置を示す回路図である。 同上の共振部の周波数特性を示す図で、(a)は点灯時及び不点灯時の共振カーブを示す図で、(b)は不点灯時の共振カーブのバラツキを示す図で、(c)は点灯時の共振カーブのバラツキを示す図である。 同上のフィードバック部の影響による放電灯の両端電圧のバラツキの一例を示す波形図である。
符号の説明
1 直流変換部
2 インバータ部
3 共振部
5 制御手段
52 切替回路
52a フィードバック回路
52b ボルテージフォロワ回路
53 EEPROM(記憶部)
54 第2の検出部
La 放電灯
R1 検出抵抗(第1の検出部)

Claims (4)

  1. 商用電源からの交流出力を直流出力に変換する直流変換部と、直流変換部からの出力を高周波出力に変換するインバータ部と、インバータ部の出力端に接続されてインダクタとコンデンサとから成る直列共振回路及びインバータ部の高周波出力が供給される放電灯を有する共振部と、放電灯のフィラメントを予熱する予熱モード、及び放電灯に始動電圧を印加する始動モード、並びに放電灯の点灯を維持する電力を供給する点灯モードの3つの動作モードを有するとともに、各動作モードに応じてインバータ部の動作周波数を可変する制御信号をインバータ部に与える制御手段と、インバータ部の出力を検出する第1の検出部と、放電灯の両端電圧を検出する第2の検出部と、第1の検出部の検出値を所定の値と略一致させるようにフィードバック制御するフィードバック部とを備えた放電灯点灯装置であって、制御手段は、部品のバラツキによる放電灯への出力のバラツキを調整する調整機能を有し、調整機能は、予熱モード及び始動モード及び点灯モードの各モードにおいて予め設定されたインバータ部の動作周波数に応じた制御信号の設定値及び放電灯への出力に応じた目標範囲を記憶部に記憶するとともに、第2の検出部の検出値が目標範囲内に収まるように設定値を補正し、補正された設定値を記憶部に記憶する機能であって、制御手段は、設定値に対応する制御信号をインバータ部に与える経路をフィードバック部を介する経路又はフィードバック部を介さない経路の何れかに切り替え、少なくとも予熱モード及び始動モードの調整時においてはフィードバック部を介さない経路で制御信号をインバータ部に与えることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 前記始動モードにおける設定値の補正は、その対応する放電灯への出力が該モードにおける目標範囲に応じた放電灯への出力よりも低い方向から目標範囲へ可変するように行うことを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 前記直流変換部の出力を検出する第3の検出部を備え、制御手段は、インバータ部の動作を停止させるとともに第3の検出部の検出値が目標範囲内に収まるように直流変換部の出力を調整する機能を有することを特徴とする請求項1又は2記載の放電灯点灯装置。
  4. 器具本体と、器具本体に収納されて放電灯が着脱自在に装着されるソケットと、ソケットを介して放電灯に電力を供給する請求項1乃至3の何れか1項に記載の放電灯点灯装置とを備えたことを特徴とする照明器具。
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