JP2009032304A - 光ピックアップおよび光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学的特性を確保しつつ小型化を図る上で有利な光ピックアップおよび光ディスク装置を提供する。
【解決手段】光ピックアップ14は、光ビームを出射する第1、第2の光源40A、40Bと、それら光ビームを光ディスク2に導きその反射光ビームを第1、第2のPDIC54A、54B(受光素子)に導く光学系38と、光学系38を収容するハウジング15とを備えている。光学系38は光ビームが光ディスク2に至る往路38Aと、その反射光ビームが第1、第2のPDIC54A、54B(受光素子)に至る復路38Bとを有し、往路38Aと復路38Bとはそれらが重複する重複路38Cを有し、重複路38Cを除いた往路38Aの部分に、該往路38Aの光路長を調整する光路長調整部材58を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ディスクに信号の記録や再生を行う光ピックアップおよびそのような光ピックアップを有する光ディスク装置に関する。
現在、互いに異なる波長の光を用いて記録および/または再生を行う光ディスク、例えば、CD、DVD(Digital Versatile Disk)およびBD(Blu−ray Disk)などが提供されており、このような光ディスクを使用可能な光ピックアップが提供されている。
光ピックアップは、光ビームを出射する光源と、光ビームを光ディスクに導きその反射光ビームを受光素子に導く光学系と、光学系を保持する保持部材などを備えている。
光源は、その光軸を光学系の光軸に対して位置調整した状態で保持部材に対して固定する必要がある。
従来、光源を位置調整して固定する構造としては、光源を保持するホルダと、ホルダを固定するためのフレームとを設け、ホルダとフレームとの間に光源の光軸方向において間隙を形成しつつ、光源を3次元空間で動かして所望の位置に位置調整したのち、前記間隙に接着剤を充填して硬化させるものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−322299
しかしながら、上記従来構造では、光源を3次元空間で動かすためのスペースが必要となり、光ピックアップの小型化を図る上で不利があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、その目的は光学的特性を確保しつつ小型化を図る上で有利な光ピックアップおよび光ディスク装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、光ビームを出射する光源と、前記光ビームを光ディスクに導きその反射光ビームを受光素子に導く光学系とを備え、前記光学系は前記光ビームが前記光ディスクに至る往路と、その反射光ビームが受光素子に至る復路とを有し、前記往路と前記復路とはそれらが重複する重複路を有している光ピックアップであって、前記重複路を除いた前記往路の部分に、該往路の光路長を調整する光路長調整部材が設けられていることを特徴とする。
また本発明は、光ディスクを回転駆動する駆動手段と、前記光ディスクに対し記録および/または再生用の光ビームを照射し、前記光ディスクで反射された反射光ビームを検出する光ピックアップとを有する光ディスク装置であって、前記光ピックアップは、光ビームを出射する光源と、前記光ビームを光ディスクに導きその反射光ビームを受光素子に導く光学系とを備え、前記光学系は前記光ビームが前記光ディスクに至る往路と、その反射光ビームが受光素子に至る復路とを有し、前記往路と前記復路とはそれらが重複する重複路を有し、前記重複路を除いた前記往路の部分に、該往路の光路長を調整する光路長調整部材が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、光源をその光軸方向に動かすことなく光路長調整部材を調整することで光路長を調整できるので、光ピックアップの光学的特性を確保しつつ、光ピックアップの小型化および高信頼化を図る上で有利となる。
(第1の実施の形態)
次に本発明の実施の形態について説明する。
まず、本発明の光ピックアップが組み込まれる光ディスク装置について説明する。
図1は、第1の実施の形態の光ピックアップ14が組み込まれた光ディスク装置10の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、光ディスク装置10は、光ディスク2を回転駆動する駆動手段としてのスピンドルモータ12と、光ピックアップ14と、光ピックアップ14をその半径方向に動かす駆動手段としての送りモータ16とを備えている。
スピンドルモータ12は、システムコントローラ18およびサーボ制御部20により所定の回転数で駆動制御される構成になっている。
光ピックアップ14は、システムコントローラ18およびサーボ制御部20からの指令に従って回転する光ディスク2の信号記録面に対して光ビームを照射する。このような光照射により光ディスク2に対する光信号の記録、再生が行われる。
また、光ピックアップ14は、光ディスク2の信号記録面からの反射光ビームに基づいて、各種の光ビームを検出し、各光ビームに対応する信号を信号処理部24に供給できるように構成されている。
本実施の形態では、光ピックアップ14は、例えば、CDと、DVDと、BDといったような使用する光ビームの波長が異なる複数種類の光ディスク2に対して、記録および/または再生を行うように構成されている。
信号処理部24は、各光ビームに対応する検出信号に基づいてサーボ制御用信号、すなわち、後述するフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、RF信号、ランニングOPC処理に必要なモニタ信号(R−OPC信号)、記録時における光ディスクの回転制御を行うために必要なATIP信号などを生成できるように構成されている。
また、再生対象とされる記録媒体の種類に応じて、サーボ制御部20、信号変調部およびECCブロック22等により、これらの信号に基づく復調および誤り訂正処理等の所定の処理が行われる。
すなわち、信号変復調部およびECCブロック22は、信号処理部24から出力される信号の変調、復調およびECC(エラー訂正符号)の付加を行う。
ここで、信号変調部およびECCブロック22により復調された記録信号が、例えばコンピュータのデータストレージ用であれば、インタフェース26を介して外部コンピュータ28等に送出される。これにより、外部コンピュータ28等は光ディスク2に記録された信号を再生信号として受け取ることができるように構成されている。
また、信号変調部およびECCブロック22により復調された記録信号がオーディオ・ビジュアル用であれば、D/A、A/D変換器30のD/A変換部でデジタル/アナログ変換され、オーディオ・ビジュアル処理部32に供給される。そして、このオーディオ・ビジュアル処理部32でオーディオ・ビデオ信号処理が行われ、オーディオ・ビジュアル信号入出力部34を介して外部の撮像・映写機器に伝送される。
光ピックアップ14には送りモータ16が接続され、送りモータ16の回転によって光ピックアップ14が光ディスク2上の所定の記録トラックまで移動されるように構成されている。
サーボ制御部20は、スピンドルモータ12、送りモータ16の制御に加えて、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号に基づいて光ピックアップ14の対物レンズ50A、50B(図2)のフォーカシング方向、トラッキング方向の制御を行い、さらに、ラジアルスキューの制御を行なう。
また、レーザ制御部36は、光ピックアップ14のレーザ光源を制御するものであり、本実施の形態では、後述する第1、第2の光源48A、48Bの双方を制御するものであり、言い換えると、レーザ制御部36は、第1、第2の光源48A、48Bを選択的に駆動する駆動手段を構成している。
次に、本実施の形態の光ピックアップ14について説明する。
図2は光ピックアップ14の光学系38の概略構成を示す図であり、(A)は光学系38の側面図、(B)は光学系38の平面図である。
光ピックアップ14は、光ビームを出射する第1、第2の光源40A、40Bと、それら光ビームを光ディスク2に導きその反射光ビームを第1、第2のPDIC54A、54B(受光素子)に導く光学系38と、光学系38を収容するハウジング15(図3)とを備えている。
光学系38は光ビームが光ディスク2に至る往路38Aと、その反射光ビームが第1、第2のPDIC54A、54B(受光素子)に至る復路38Bとを有し、往路38Aと復路38Bとはそれらが重複する重複路38Cを有している。
そして、本実施の形態では、重複路38Cを除いた往路38Aの部分に、該往路38Aの光路長を調整する光路長調整部材58を設けたものである。
以下詳細に説明する。
第1の光源40AはCD、DVD用の光ビームを出射するものである。
第2の光源40Bは第1の光源40Aの光ビームよりも短い波長を有するBD用の光ビームを出射するものである。
光学系38は、第1、第2の偏光ビームスプリッタ42A、42Bと、第1、第2のコリメータレンズ44A、44Bと、立ち上げミラー46と、第1、第2の1/4波長板48A、48Bと、第1、第2の対物レンズ50A、50Bと、第1、第2のHOE素子(Holographic Optical Element)52A、52Bと、第1、第2のPDIC54A、54Bと、第1、第2のFPDIC56A、56Bなどを含んで構成されている。
第1、第2の偏光ビームスプリッタ42A、42Bは、第1、第2の光源40A、40Bから入射される光ビームをそれぞれ光ディスク2に向けて反射させ、かつ、光ディスク2からの反射光ビームをそれぞれ第1、第2のPDIC54A、54Bに向けて透過させるものである。すなわち、第1、第2の偏光ビームスプリッタ42A、42Bは、往路38Aと復路38Bとを分離するものである。
第1、第2のコリメータレンズ44A、44Bは、第1、第2の偏光ビームスプリッタ42A、42Bからの光ビームを平行光にして光ディスク2に導くとともに、光ディスク2からの反射光ビーム2を収束して第1、第2のPDIC54A、54Bに導くものである。
立ち上げミラー46は、第1、第2のコリメータレンズ44A、44Bから出射される光ビームの光路を45度屈曲させる反射面をそれぞれ有している。
第1、第2の1/4波長板48A、48Bは、立ち上げミラー46を介して入射される光ビームに対して1/4波長分の位相差をそれぞれ与えるとともに、第1、第2の対物レンズ50A、50Bから入射される反射光ビームに1/4波長分の位相差をそれぞれ与えるものである。
第1、第2の対物レンズ50A、50Bは、第1、第2の光源40A、40Bからの光ビームをそれぞれ光ディスク2の記録面上に収束して光スポットを形成し、反射光ビームをそれぞれ第1、第2のPDIC54A、54Bに導くものである。
第1、第2のHOE素子52A、52Bは、第1、第2のPDIC54A、54Bが反射光ビームを受光してフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を生成するために必要な光学的な効果(例えば収差など)を、第1、第2の偏光ビームスプリッタ42A、42Bを透過した反射光ビームに対して与える機能を有している。
第1、第2のPDIC54A、54Bは、第1、第2のHOE素子52A、52Bを介して受光する反射光ビームを受光する受光センサ(フォトディテクタ)と、この受光センサから出力される電流信号を電圧信号に変換するI/V変換アンプを有するものであり、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、RF信号などを生成して信号処理部24(図1)に供給するものである。
第1、第2のFPDIC56A、56Bは、第1、第2の光源40A、40Bから第1、第2の偏光ビームスプリッタ42A、42Bに入射し透過した光ビームを受光する受光素子と、この受光素子から出力される電流信号を電圧信号に変換するI/V変換アンプを有するものであり、第1、第2の光源40A、40Bの出射パワーを監視するためのモニタ信号を生成して信号処理部24(図1)に供給するものである。
したがって、本実施の形態では、復路38Bを構成する光学系38は、第1、第2のHOE素子52A、52Bを含んでおり、重複路38Cを構成する光学系38は、第1、第2の偏光ビームスプリッタ42A、42B、第1、第2のコリメータレンズ44A、44B、立ち上げミラー46を含んでいる。
第1、第2の光源40A、40Bは光学系38とともにハウジング15に組み付けられ、第1の光源40Aと光学系38との間、および、第2の光源40Bと光学系38との間に本発明に係る光路長調整部材58がそれぞれ設けられている。
より詳細には、光路長調整部材58は、第1の光源40Aと第1の偏光ビームスプリッタ42Aとの間、および、第2の光源40Bと第2の偏光ビームスプリッタ42Bとの間にそれぞれ配置されている。
図3を参照して詳細に説明する。
図3は第1の光源40Aと光路長調整部材58の構成を示す説明図である。
ハウジング15は、底壁1502と、底壁1502から起立する壁部1504とを有し、壁部1504に開口60が貫通形成されている。
壁部1504の一方の面には、光ビームが開口60内で壁部1504の一方の面から他方の面に向かうように第1の光源40Aが取着され、壁部1504の他方の面には、開口60に臨むように(開口60を閉塞するように)光路長調整部材58が取着されている。
第1の光源40Aは、光ビームを出射するレーザチップ4002と、レーザチップ4002を収容するパッケージ4004とを有している。
パッケージ4004は、鍔部4006と、鍔部4006の内側から突出し開口60内に挿入可能でその先端から光ビームが出射される挿入部4008を含んで構成されている。
なお、図3において符号4009は、光ビームを透過する透明な材料からなりパッケージ4004の一部を構成する封止板を示している。
挿入部4008の周囲の鍔部4006の面は、環状の平坦な当て付け面4010として形成されている。
挿入部4008と反対に位置する鍔部4006の面に接続端子4012が突設されている。
接続端子4012には、不図示のフレキシブル基板などの配線部材が接続され、レーザ制御部36からの駆動信号が前記配線部材および接続端子4012を介してレーザチップ4002に供給されるように構成されている。
壁部1504の一方の面で開口60の周囲の箇所は平坦な当て付け面1504Aとして形成されている。
第1の光源40Aは、挿入部4008が開口60内に挿入され、当て付け面4010が壁部1504の当て付け面1504Aに当て付けられて接着剤により壁部1504に取着され、これにより、第1の光源40Aがハウジング15に対して固定して設けられている。
光路長調整部材58は、2枚の透明な板材62、64と、透明な接着剤66とで構成されている。
2枚の透明な板材62、64は、それぞれ厚さが均一の平板で構成され、互いに平行に対向して配置されている。
透明な板材62、64は、空気の屈折率1よりも大きな屈折率を有している。
1よりも大きな屈折率を有する板材62、64の材料としては、ガラスや石英あるいは合成樹脂など従来公知のさまざまな透明な材料が採用可能である。
透明な接着剤66は、板材62、64の間に充填されている。
透明な接着剤66は、空気の屈折率1よりも大きな屈折率を有している。
1よりも大きな屈折率を有する接着剤66としては、従来公知のさまざまな透明な接着剤が採用可能であり、本実施の形態では、紫外線硬化型接着剤で構成されている。
また、板材62、64と接着剤66との間の境界面を光ビームが通過した際に、光ビームが屈折を生じないようにするために、2枚の透明な板材62、64と透明な接着剤66は、互いに同一の屈折率か、ほぼ同じ屈折率であることが好ましい。
壁部1504の他方の面で開口60の周囲の箇所は平坦な当て付け面1504Bとして形成されている。
そして、2枚の透明な板材62、64のうちの一方の板材62は、開口60を閉塞するように壁部1504の当て付け面1504Bに当て付けられ接着剤により取着されている。
本実施の形態では、第1の光源40Aから光ビームが発散されつつ出射され、したがって、光路長調整部材58は、第1の光源40Aの直近でかつ第1の光源40Aから出射される光ビームが発散する光路中に配置されている。
なお、第2の光源40Bと光路長調整部材58の構成および配置は、図2に示すように、第1の光源40Aと光路長調整部材58の場合と同様である。
次に、このような第1、第2の光源40A、40Bおよび光路長調整部材58の組み付け方法について説明する。なお、第1、第2の光源40A、40Bの組み付けは同様であるため、以下では第1の光源40Aについてのみ説明を行う。
まず、第1の光源40Aの光軸調整を行う。
すなわち、調整治具によって第1の光源40Aを保持させ、挿入部4008を壁部1504の開口60内に挿入し、鍔部4006の当て付け面4010を壁部1504の当て付け面1504Aに当て付けた状態で、第1の光源40Aを該第1の光源40Aの光軸と直交する平面に沿って、言い換えると、該平面上で直交するX方向およびY方向に沿って動かし、第1の光源40Aの光軸と光学系38の光軸とを合致させる。
光軸が合致したならば、第1の光源40Aの当て付け面4010と壁部1504の当て付け面1504Aとを当て付けた状態で接着剤によりパッケージ4004を壁部1504に接着し、これにより、第1の光源40Aを壁部1504に固定する。
次いで、光路長調整部材58を構成する一方の板材62を開口60を閉塞するように壁部1504に接着剤により取着する。
この際、一方の板材62が壁部1504の当て付け面1504Bに当て付けられることで一方の板材62は第1の光源40Aの光軸と直交する平面上を延在するように位置決めされる。
次いで、一方の板材62が開口60に臨む面と反対側の面に接着剤66を塗布し、次いで、接着剤66を一方の板材62との間に挟み込むように他方の板材64を接着剤66に接触させる。
そして、調整治具を用いて一方の板材62に対して他方の板材64を平行させた状態で第1の光源40Aの光軸に沿って接離する方向に微小距離移動させ、光路長調整を行う。
詳細には、第1の光源40Aから出射される光ビームが光路長調整部材58および光学系38を介して所定の位置に収束されるように、言い換えると、光スポットが光ディスク2の記録面上で収束するように光路調整を行う。
光路調整が終了したならば、光路長調整部材58の接着剤66に紫外線を照射して接着剤66を硬化させ、これにより光路長調整部材58の組み付けが完了し、したがって、第1の光源40Aおよび光路長調整部材58の組み付けが完了する。
次に、光路長調整部材58を用いた光路長調整について詳細に説明する。
2枚の透明な板材62、64をそれらが平行した状態を保ったままで2枚の透明な板材62、64の間隔を微小距離、離間あるいは接近するように調整すると、板材62、64の間に充填された未硬化の接着剤66はその表面張力と粘性により板材62、64の間に介在された状態で前記間隔の増減に追従して動く。
したがって、光路長調整部材58は、接着剤66が追従し得る範囲において、2枚の透明な板材62、64の面と直交する方向の寸法、すなわち、光路長調整部材58の厚さを調整することができる。すなわち、空気より大きな屈折率を有する光路長調整部材58の厚さを調整することができる。
言い換えると、第1、第2の光源40A、40Bから出射された光ビームが、屈折率1の空気から屈折率が1よりも大きな光路長調整部材58をその厚さ方向に透過し、光路長調整部材58から再び空気中に出射する光路に沿って進行する場合、光路長調整部材58の厚さを調整すれば、光ビームの光路において屈折率1よりも大きな媒体を透過する光路部分の距離を調整することになり、したがって、光路長調整部材58の厚さに応じて光ビームの光路長を調整できることになる。
光路長調整部材58の厚さの変化量と、光路長の変化量との関係は、空気の屈折率と光路長調整部材58の屈折率との比率によって決定される。
例えば、板材62、64および接着剤66の屈折率が1.5であれば、光路長の変化量は板材62、64の間隙の寸法の変化量の1/3程度となる。
具体的に示すと、板材62、64の間隙の寸法を30μm変化させると、光ビームの光路長を約10μm変化させることができる。
本実施の形態によれば、重複路38Cを除いた往路38Aの部分に、該往路38Aの光路長を調整する光路長調整部材58を設けたので、往路38Aにおける光路長の調整を復路38Bの光路長と分離して行うことができ、第1の光源40A(第2の光源40B)と受光素子である第1のPDIC54A(第2のPDIC54B)とが共役の関係となるように簡単かつ容易に調整することができ、したがって、光ピックアップ14の光学的特性を確保できることは無論のこと、光源を光軸方向に動かすことなく光路長調整部材58を調整することで光路長を調整できるので、光源を光軸方向に動かすためのスペースが不要となり、光ピックアップ14の小型化および高信頼化を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、第1、第2の光源40A、40Bと光学系38との間に、光路長調整部材58を設けたので、第1、第2の光源40A、40Bを取り付けるハウジング15部分を、光路長調整部材58の取り付け箇所として利用でき、したがって、部品点数を増加させること無くまた小型化を図りつつ光路長調整部材58を配設でき、光路長の調整を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、従来、3次元空間での第1、第2の光源40A、40Bの位置調整を必要ならしめていた最たる理由である光路長の調整を、本発明による光路長調整部材58で最後に吸収するようにしたので、第1、第2の光源40A、40Bをハウジング15の部分に予め当て付けて取り付けることが可能となる。
したがって、光ピックアップ14の光学系38の設計、組み立ての簡素化を図る上でも有利となる。
このことについて更に説明すると、特に、BDなどの高密度記録を行う光ディスク用の光ピックアップでは、使用する光ビームの短波長化に伴い光ピックアップの組み立て調整精度の要求水準が、CDやDVDなどの光ディスク用の光ピックアップよりも数段高いものとなっている。
また、光ピックアップの構成要素を光ディスクから信号を再生する再生系と、光ディスクに対して信号を記録する記録系とに分け、再生系と記録系との光学的な特性を比較して説明すると、再生系は光源から出射される光ビームが比較的低出力で放射角を大きくとることができる。
したがって、多くの場合、再生系においては、光源からの光ビームを受け取る光学系は、光源からの光ビームの強度分布が均一な部分でカップリングすることができ、したがって、再生系は、調整誤差に対する許容範囲が比較的広いものである。
これに対して、記録系は、光源から出射された光ビームを効率よく光ディスクの盤面に導く必要があるので、損失を極力なくさなくてはならず、したがって、光源の放射角が狭くならざるを得ない。
そのため、記録系においては、光源からの光ビームを受け取る光学系は、光源からの光ビームを損失なくカップリングするためには、精密な位置調整を行わなくてはならず、記録系は、調整誤差に対する許容範囲が狭いものとなる。
すなわち、光ピックアップの設計マージンは、記録系の方が再生系に比較してより厳しいものとなる。
したがって、本実施の形態は、CDやDVDなどに対して記録および/または再生を行う光ピックアップおよび光ディスクに好適であることは無論のこと、さらに短波長の光ビームを用いて高密度記録を行う光ピックアップおよび光ディスクに適用した場合に設計および組み立ての効率化および簡素化を図る上でより一層有効となるものである。
また、本実施の形態によれば、第1、第2の光源40A、40Bをハウジング15に組み付ける際に、第1、第2の光源40A、40Bをハウジング15の部分に当て付けた状態で取着したのち、光路長調整部材58を用いて光路長の調整を行うことができる。
したがって、従来のように第1、第2の光源40A、40Bをハウジング15上で3次元空間で動かして調整し第1、第2の光源40A、40Bとハウジング15の部分との間に形成された間隙に接着剤を充填して硬化させる場合と異なり、第1、第2の光源40A、40Bで発生した熱の伝達が接着剤によって阻害されることなく当て付け面4010、1504Aを介してハウジング15に直接伝達されるため放熱性を確保する上で有利となり、ひいては、光ピックアップ14の耐久性および安定性の向上を図る上で有利となる。
また、従来のように第1、第2の光源40A、40Bとハウジング15の部分との間に形成された間隙に接着剤を充填して硬化させる場合は、第1、第2の光源40A、40Bの接続端子4012に接続されたフレキシブル基板などの配線部材を介して作用する力が前記間隙の接着剤に作用して第1、第2の光源40A、40Bの取り付けの安定性を確保する上で不利があるのに対し、本実施の形態では、第1、第2の光源40A、40Bが当て付け面4010、1504Aを介してハウジング15に当て付けられた状態で取着されているので、第1、第2の光源40A、40Bの取り付けの安定性を確保する上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、光源の光軸を光学系の光軸に対して傾斜する方向に調整する(あおり調整を行う)構成を設けたものである。
図4は第2の実施の形態における第1の光源40Aと光路長調整部材58の構成を示す説明図である。
なお、以下の実施の形態においては第1の実施の形態と同一の部材、箇所には同一の符号を付して簡単に説明する。
図4に示すように、壁部1504の一方の面に、開口60に臨むように第1の光源40Aが取着され、壁部1504の他方の面に、開口60に臨むように光路長調整部材58が取着されている。
第1の光源40Aのパッケージ4004は、中間部材68を含んで構成されている。
パッケージ4004は開口60内に挿入され、その先端から光ビームが出射される挿入部70を有している。
中間部材68は、パッケージ4004のうち、接続端子4012と反対側に位置する部分を覆うように設けられ、挿入部70の外面はこの中間部材68で構成されている。
挿入部70の先部に、言い換えると、中間部材68の先部に、レーザチップ4002からの光ビームが出射される開口6802が形成されている。
また、開口6802の周囲の中間部材68の箇所に、環状で壁部1504の他方の面に向けて凸状の湾曲面6804が形成され、本実施の形態では、湾曲面6804は球面で形成されている。
一方、開口60内で壁部1504の他方の面寄りの箇所に環状の壁部1520が突設されている。
そして、壁部1520に湾曲面6804に係合可能な環状の湾曲面1522が形成され、本実施の形態では、湾曲面1522は球面である。
第2の実施の形態では、挿入部70の湾曲面6804と開口60内の湾曲面1522とが係合した状態で接着剤によりパッケージ4004が壁部1504に取着され、これにより、第1の光源40Aがハウジング15に対して固定して設けられている。
次に、このような第1、第2の光源40A、40Bおよび光路長調整部材58の組み付け方法について説明する。なお、第1、第2の光源40A、40Bの組み付けは同様であるため、以下では第1の光源40Aについてのみ説明を行う。
まず、第1の光源40Aの光軸調整を行う。
すなわち、調整治具によって第1の光源40Aを保持させ、挿入部70を壁部1504の開口60内に挿入し、挿入部70の湾曲面6804を開口60内の湾曲面1522に係合させた状態で、第1の光源40Aを傾動させ、第1の光源40Aの光軸と光学系38の光軸とを合致させる。
光軸が合致したならば、第1の光源40Aの挿入部70の湾曲面6804と開口60内の湾曲面1522とを係合させた状態で接着剤によりパッケージ4004を壁部1504に接着し、これにより、第1の光源40Aを壁部1504に固定する。
次いで、第1の実施の形態と同様に、光路長調整部材58を構成する一方の板材62を開口60を閉塞するように壁部1504に接着剤により取着する。
次いで、一方の板材62が開口60に臨む面と反対側の面に接着剤66を塗布し、次いで、接着剤66を一方の板材62との間に挟み込むように他方の板材64を接着剤66に接触させる。
そして、調整治具を用いて一方の板材62に対して他方の板材64を平行させた状態で第1の光源40Aの光軸に沿って接離する方向に微小距離移動させ、光路長調整を行う。
光路調整が終了したならば、光路長調整部材58の接着剤66に紫外線を照射して接着剤66を硬化させ、これにより光路長調整部材58の組み付けが完了し、したがって、第1の光源40Aおよび光路長調整部材58の組み付けが完了する。
このような第2の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、第1、第2の光源40Aの挿入部70の湾曲面6804と開口60内の湾曲面1522とを係合させた状態で第1の光源40Aを傾動させることで、第1、第2の光源40A、40Bの光軸を光学系38の光軸に対して傾斜する方向に調整することができるので、各光源40A、40Bの調整の容易化を図る上でより有利となる。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は、第1の実施の形態では光ピックアップ14がディスクリート(分離)光学系で構成された光学系38を備えていたのに対し、光ピックアップ14の光学系38の一部分が単一の光学素子72で構成されている点が異なっている。
図5は第3の実施の形態における光ピックアップ14の構成を示す説明図である。
第3の実施の形態では、ハウジング15に、第1、第2のPDIC54A、54B(受光素子)が実装された基板76が固定して設けられ、第1、第2のPDIC54A(受光素子)が実装された基板76の面上に光学系38が設けられ、基板76に該基板76を貫通する開口7606が形成され、光源70Aは、光ビームが開口7606内を通過するように第1、第2のPDIC54A、54B(受光素子)が実装された面と反対に位置する基板76の面に取着され、光路長調整部材58は、開口7606に臨むように第1、第2のPDIC54A、54B(受光素子)が実装された基板76の面に取着されている。
また、第3の実施の形態では、第1、第2のPDIC54A、54B(受光素子)が実装された面と反対に位置する基板76の面に、開口7606と連続する内部空間を有する筒状のスペーサ78が取着され、第1、第2の光源40A、40Bは、光ビームが内部空間および開口7606内で光路長調整部材58に向かうようにスペーサ78の端部に取着されている。
以下詳細に説明する。
光ピックアップ14は、第1の光源40A、第1のPDIC54A、光路長調整部材58、光学素子72、ホルダ74、基板76などを含んでいる。
光学素子72は、第1の実施の形態の光学系38のうち、複数の光学部材と同等の機能を奏するものであり、本実施の形態では、図2に示した第1の偏光ビームスプリッタ42Aと、第1の1/4波長板48Aと、第1のHOE素子52Aなどと同等の光学的機能を果たすものである。
言い換えると、光学素子72は、第1の光源40Aから出射される光ビームを不図示の対物レンズを介して光ディスク2の記録面に照射させ、記録面で反射された反射光ビームを第1のPDIC54Aに導く光学系38の一部を構成している。
ホルダ74は、光学素子72と基板76との間に介在して両者を一体的に固定するものである。
図5に示すように、基板76は板状を呈し、一方の面7602に第1のPDIC54Aが実装され、一方の面7602にはホルダ74を介して光学素子72が取着され、光学素子72と第1のPDIC54Aとが間隔をおいて対向して配置されている。
ハウジング15を構成する壁部1530に開口1532が形成されており、基板76は一方の面7602を開口1532に臨ませて壁部1530に接着剤により取着され、これにより、基板76がハウジング15に固定して設けられている。
したがって、基板76が開口1532に臨む一方の面7602に第1のPDIC54Aが実装されることになる。
基板76には、基板76を貫通する開口7606が形成されている。
第1の光源40Aは、筒状のスペーサ78を介して開口7606に臨むように基板76の他方の面7604に取着されている。
詳細には、第1の光源40Aは、第1の実施の形態と同様に、レーザチップ4002が収容されたパッケージ4004を含んで構成されている。
パッケージ4004は、平坦で環状の当て付け面4010と、環状の当て付け面4010の内側箇所から突出しその先端から光ビームが出射され開口7606内に挿入可能な挿入部4008とを有している。
開口7606の周囲の基板76の他方の面7604に平坦な環状の当て付け面7608が形成されている。
スペーサ78は、軸心方向の両端にそれぞれ当て付け面7802、7804が形成されている。
スペーサ78は、軸心方向の両端の当て付け面7802、7804のうちの一方の当て付け面7802が開口7606の周囲の当て付け面7608に当て付けられ、開口7606とスペーサ78の内部空間とが同軸上に位置するように基板76に取着されている。
第1の光源40Aは、挿入部4008がスペーサ78の内側および開口7606の内側に挿入され、パッケージ4004の当て付け面4010が軸心方向の両端の当て付け面7802、7804のうちの他方の当て付け面7804に当て付けられてスペーサ78に取着されている。
光路長調整部材58は、開口7606に臨むように(開口7606を閉塞するように)基板76の一方の面7602に取着されている。
すなわち、2枚の透明な板材62、64のうちの一方の板材62は、基板76の一方の面7602に当て付けられ接着剤により取着されている。
本実施の形態では、第1の光源40Aから光ビームが発散されつつ出射され、したがって、光路長調整部材58は、第1の光源40Aの直近でかつ第1の光源40Aから出射される光ビームが発散する光路中に配置されている。
なお、図5において符号82は往路38Aの光路中に設けられた1/2波長板である。
また、第2の光源40Bと光路長調整部材58の構成および配置も第1の光源40Aと光路長調整部材58の場合と同様である。
次に、このような第1、第2の光源40A、40Bおよび光路長調整部材58の組み付け方法について説明する。なお、第1、第2の光源40A、40Bの組み付けは同様であるため、以下では第1の光源40Aについてのみ説明を行う。
まず、第1の光源40Aの光軸調整を行う。
すなわち、予めスペーサ78を基板76の他方の面7604に取着しておく。
調整治具によって第1の光源40Aを保持させ、挿入部4008をスペーサ78および開口7606内に挿入し、第1の光源40Aの当て付け面4010をスペーサ78の当て付け面7804に当て付けた状態で、第1の光源40Aを該第1の光源40Aの光軸と直交する平面に沿って、言い換えると、該平面上で直交するX方向およびY方向に沿って動かし、第1の光源40Aの光軸と光学系38の光軸とを合致させる。
光軸が合致したならば、第1の光源40Aの当て付け面4010とスペーサ78の当て付け面7804とを当て付けた状態で接着剤によりパッケージ4004をスペーサ78に接着し、これにより、第1の光源40Aをハウジング15の壁部1530に固定する。
次いで、光路長調整部材58を構成する一方の板材62を開口7606を閉塞するように基板76の一方の面7602に接着剤により取着する。
この際、一方の板材62が基板76の一方の面7602に当て付けられることで一方の板材62は第1の光源40Aの光軸と直交する平面上を延在するように位置決めされる。
次いで、一方の板材62が開口7606に臨む面と反対側の面に接着剤66を塗布し、次いで、接着剤66を一方の板材62との間に挟み込むように他方の板材64を接着剤66に接触させる。
そして、調整治具を用いて一方の板材62に対して他方の板材64を平行させた状態で第1の光源40Aの光軸に沿って接離する方向に微小距離移動させ、光路長調整を行う。
詳細には、第1の光源40Aから出射される光ビームが光路長調整部材58および光学系38を介して所定の位置に収束されるように、言い換えると、光スポットが光ディスク2の記録面上で収束するように光路調整を行う。
光路調整が終了したならば、光路長調整部材58の接着剤66に紫外線を照射して接着剤66を硬化させ、これにより光路長調整部材58の組み付けが完了し、したがって、第1の光源40Aおよび光路長調整部材58の組み付けが完了する。
このような第3の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果が奏される。
また、第3の実施の形態のように、光ピックアップ14が、PDIC54、54B、光学素子72などが基板76に一体的に設けられた集積光学素子を含んで構成されることで光ピックアップ14が小型化されている場合、集積光学素子の周辺にスペースを確保することが難しく、光源40A、40Bをその光軸方向に動かして光路長調整を行うことが困難であるが、本実施の形態によれば、そのような場合においても光路長調整部材58を用いることにより光路長調整を容易かつ確実に行うことができ有利となる。
(第4の実施の形態)
次に第4の実施の形態について説明する。
図6は第4の実施の形態における光ピックアップ14の構成を示す説明図である。
第4の実施の形態は、第3の実施の形態の変形例であり、第3の実施の形態と同一の箇所、部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第4の実施の形態は、光源の配置構造が第3の実施の形態と異なっている。
すなわち、第4の実施の形態では、開口7606近傍の基板76の他方の面7604に光源40Aが取着され、また、開口7606に臨むようにプリズム80が取着されている。
そして、光源40Aから出射された光ビームがプリズム80を介して開口7606内で光路長調整部材58に向かうように構成されている。
なお、図6において符号81は基板76の開口7606を閉塞する封止板である。
また、第2の光源40Bと光路長調整部材58の構成および配置も第1の光源40Aと光路長調整部材58の場合と同様である。
このような第4の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果が奏される。
また、第4の実施の形態のように、光ピックアップ14が、光源40A、40B、PDIC54、54B、光学素子72などが基板76に一体的に設けられた集積光学素子を含んで構成されることで光ピックアップ14が小型化されている場合、集積光学素子の内部に光源40A、40Bが組み込まれていることから、光源40A、40Bをその光軸方向に動かして光路長調整を行うことが困難であるが、本実施の形態によれば、そのような場合においても光路長調整部材58を用いることにより光路長調整を容易かつ確実に行うことができ有利となる。
(第5の実施の形態)
次に第5の実施の形態について説明する。
図7は第5の実施の形態における光ピックアップ14の構成を示す説明図である。
第5の実施の形態は、第4の実施の形態の変形例であり、第4の実施の形態と同一の箇所、部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第5の実施の形態は、光路長調整部材58の構成が第4の実施の形態と異なっている。
第5の実施の形態では、重複路38Cを除いた往路38Bの部分を構成する光学系38は板状を呈する光学素子を含んでいる。本実施の形態では、光学素子は、例えば1/2波長板82で構成されているが、光学素子として従来公知のさまざまな光学素子が採用可能である。
光路長調整部材58は、この1/2波長板82と、1/2波長板82に平行して対向配置された透明な板材84と、それら1/2波長板82と板材84の間に充填された透明な接着剤86とで構成されている。
なお、第2の光源40Bと光路長調整部材58の構成および配置も第1の光源40Aと光路長調整部材58の場合と同様である。
このような第5の実施の形態においても第1、第4の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、光路長調整部材58の一部を光学素子で兼用させたので、部品点数の削減を図ることができ、部品コストの低減および小型化を図る上で有利となる。
(第6の実施の形態)
次に第6の実施の形態について説明する。
図8は第6の実施の形態における光路長調整部材58の取り付け構造を示す説明図である。
第6の実施の形態は、第1、第2の光源40A、40Bに光路長調整部材58を設けたものである。
すなわち、第1、第2の光源40A、40Bはレーザチップ4002が収容されたパッケージ4004を含んで構成され、パッケージ4004の先部に、レーザチップ4002からの光ビームを出射させる開口4005が設けられ、パッケージ4004の先部に、開口4005を閉塞するように光路長調整部材58が設けられている。
より詳細に説明すると、光路長調整部材58は、互いに平行に配置された2枚の透明な板材88、90と、それら板材88、90を接着する透明な接着剤92とで構成されている。なお、これら板材88、90、接着剤92は、第1の実施の形態の板材62、64、接着剤66と同様の材料で構成されている。
2枚の透明な板材88、90のうちの一方の板材88はパッケージ4004の内部で開口4005を閉塞するように配置されている。
2枚の透明な板材88、90のうちの他方の板材90はパッケージ4004の外部で一方の板材88に対向するように配置されている。
そして、接着剤92が開口4005内に充填されるとともに2枚の透明な板材88、90間に充填されている。
なお、パッケージ4004は、レーザチップ4002が収容された部分の周囲に設けられた当て付け面4010を備え、第1、第2の光源40A、40Bは、当て付け面4010がハウジング15に当て付けられてハウジング15に取着され、また、当て付け面4010が基板76に当て付けられて基板76に取着され、このような光源の取り付け構造は、第1、第3の実施の形態などと同様である。
このような第6の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、光路長調整部材58の取り付け部材としてパッケージ4004を利用したので、部品点数の削減を図ることができ、部品コストの低減および小型化を図る上で有利となる。
また、一方の板材88が開口4005を封止する封止板を兼用することになるので、部品点数の削減を図ることができ、部品コストの低減および小型化を図る上でも有利となる。
次に図9を参照して、光路長調整部材58による光軸のあおり調整について説明する。
すなわち、上述の光路長調整の際、調整治具を用いて一方の板材62に対して他方の板材64を傾斜させることにより、光路長調整部材58を透過する光ビームの光軸のあおり調整も行うことが可能となる。
このような光軸の傾動調整は第1乃至第6の実施の形態に無論適用可能である。
第1の実施の形態の光ピックアップ14が組み込まれた光ディスク装置10の構成を示すブロック図である。 光ピックアップ14の光学系38の概略構成を示す図であり、(A)は光学系38の側面図、(B)は光学系38の平面図である。 第1の光源40Aと光路長調整部材58の構成を示す説明図である。 第2の実施の形態における第1の光源40Aと光路長調整部材58の構成を示す説明図である。 第3の実施の形態における光ピックアップ14の構成を示す説明図である。 第4の実施の形態における光ピックアップ14の構成を示す説明図である。 第5の実施の形態における光ピックアップ14の構成を示す説明図である。 第6の実施の形態における光路長調整部材58の取り付け構造を示す説明図である。 光路長調整部材58による光軸のあおり調整の説明図である。
符号の説明
2……光ディスク、10……光ディスク装置、14……光ピックアップ、58……光路長調整部材、40A……第1の光源、40B……第2の光源、54A……第1のPDIC、54B……第2のPDIC、58……光路長調整部材58……光路長調整部材。

Claims (21)

  1. 光ビームを出射する光源と、
    前記光ビームを光ディスクに導きその反射光ビームを受光素子に導く光学系とを備え、
    前記光学系は前記光ビームが前記光ディスクに至る往路と、その反射光ビームが受光素子に至る復路とを有し、
    前記往路と前記復路とはそれらが重複する重複路を有している光ピックアップであって、
    前記重複路を除いた前記往路の部分に、該往路の光路長を調整する光路長調整部材が設けられている、
    ことを特徴とする光ピックアップ。
  2. 前記光路長調整部材は、前記光源と前記光学系との間に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  3. 前記重複路は、前記往路と前記復路とを分離する偏光ビームスプリッタを含んで構成され、
    前記光路長調整部材は、前記光源と前記偏光ビームスプリッタとの間に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  4. 前記光学系を収容するハウジングを備え、
    前記ハウジングを構成する壁部に該壁部を貫通する開口が形成され、
    前記光源は、前記光ビームが前記開口内で前記壁部の一方の面から他方の面に向かうように前記壁部の一方の面に取着され、
    前記光路長調整部材は、前記開口に臨むように前記壁部の他方の面に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  5. 前記光学系を収容するハウジングを備え、
    前記ハウジングを構成する壁部に該壁部を貫通する開口が形成され、
    前記光源は、前記光ビームが前記開口内で前記壁部の一方の面から他方の面に向かうように前記壁部の一方の面に設けられ、
    前記光路長調整部材は、前記開口に臨むように前記壁部の他方の面に設けられ、
    前記光源はレーザーチップが収容されたパッケージを含んで構成され、
    前記パッケージは、前記開口内に挿入可能でその先端から光ビームが出射される挿入部と、前記挿入部の基端に設けられ前記開口の周囲の前記壁部の一方の面に当接可能な当て付け面とを有し、
    前記光源は、前記挿入部が前記開口内に挿入され、前記当て付け面が前記開口の周囲の前記壁部の一方の面の箇所に当て付けられて前記壁部に取着されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  6. 前記光学系を収容するハウジングを備え、
    前記ハウジングを構成する壁部に該壁部を貫通する開口が形成され、
    前記光源は、前記光ビームが前記開口内で前記壁部の一方の面から他方の面に向かうように前記壁部の一方の面に設けられ、
    前記光路長調整部材は、前記開口に臨むように前記壁部の他方の面に設けられ、
    前記光源はレーザチップが収容されたパッケージを含んで構成され、
    前記パッケージは、前記開口内に挿入可能でその先端から光ビームが出射される挿入部と、前記挿入部の基端に設けられ前記開口の周囲の前記壁部の一方の面に当接可能で平坦な当て付け面とを有し、
    前記開口の周囲の前記壁部の一方の面に前記パッケージの当て付け面に当接可能な平坦な当て付け面が形成され、
    前記光源は、前記挿入部が前記開口内に挿入され、前記パッケージの当て付け面が前記開口の周囲の前記当て付け面に当て付けられて前記壁部に取着されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  7. 前記光学系を収容するハウジングを備え、
    前記ハウジングを構成する壁部に該壁部を貫通する開口が形成され、
    前記光源は、前記光ビームが前記開口内で前記壁部の一方の面から他方の面に向かうように前記壁部の一方の面に設けられ、
    前記光路長調整部材は、前記開口に臨むように前記壁部の他方の面に設けられ、
    前記光源はレーザチップが収容されたパッケージを含んで構成され、
    前記パッケージは、前記開口内に挿入可能でその先端から光ビームが出射される挿入部を有し、
    前記挿入部の先部で前記光ビームが出射される箇所の周囲に環状の湾曲面が形成され、
    前記開口内に、前記湾曲面に係合可能な環状の湾曲面が形成され、
    前記挿入部の湾曲面と前記開口内の湾曲面とが係合した状態で前記光源が前記壁部に取着されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  8. 前記光路長調整部材は、互いに平行に対向して配置された2枚の透明な板材と、それら板材の間に充填された透明な接着剤とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  9. 前記光路長調整部材は、互いに平行に対向して配置された2枚の透明な板材と、それら板材の間に充填された透明な接着剤とで構成され、
    前記2枚の板材と前記接着剤の屈折率は実質的に同一の値を有している、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  10. 前記光路長調整部材は、互いに平行に対向して配置された2枚の透明な板材と、それら板材の間に充填された透明な接着剤とで構成され、
    前記2枚の板材と前記接着剤の屈折率は実質的に同一の値を有し、
    前記屈折率は空気の屈折率よりも大きな値である、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  11. 前記光学系を収容するハウジングを備え、
    前記ハウジングを構成する壁部に該壁部を貫通する開口が形成され、
    前記光源は、前記光ビームが前記開口内で前記壁部の一方の面から他方の面に向かうように前記壁部の一方の面に取着され、
    前記光路長調整部材は、前記開口に臨むように前記壁部の他方の面に設けられ、
    前記光路長調整部材は、互いに平行に対向して配置された2枚の透明な板材と、それら板材の間に充填された透明な接着剤とで構成され、
    前記2枚の透明な板材のうちの一方の板材は、前記壁部の他方の面で前記開口の周囲の箇所に接着材により取着されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  12. 前記光学系を収容するハウジングを備え、
    前記ハウジングに、受光素子が実装された基板が固定して設けられ、
    前記基板に該基板を貫通する開口が形成され、
    前記光源は、前記光ビームが前記開口内を通過するように前記受光素子が実装された面と反対に位置する前記基板の面に取着され、
    前記光路長調整部材は、前記開口に臨むように前記受光素子が実装された前記基板の面に取着されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  13. 前記光学系を収容するハウジングを備え、
    前記ハウジングに、受光素子が実装された基板が固定して設けられ、
    前記受光素子が実装された前記基板の面上に前記光学系が設けられ、
    前記基板に該基板を貫通する開口が形成され、
    前記光源は、前記光ビームが前記開口内を通過するように前記受光素子が実装された面と反対に位置する前記基板の面に取着され、
    前記光路長調整部材は、前記開口に臨むように前記受光素子が実装された前記基板の面に取着されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  14. 前記光学系を収容するハウジングを備え、
    前記ハウジングに、受光素子が実装された基板が固定して設けられ、
    前記基板に該基板を貫通する開口が形成され、
    前記光路長調整部材は、前記開口に臨むように前記受光素子が実装された前記基板の面に取着され、
    前記受光素子が実装された面と反対に位置する前記基板の面に、前記開口と連続する内部空間を有する筒状のスペーサが取着され、
    前記光源は、光ビームが前記内部空間および前記開口内で前記光路長調整部材に向かうように前記スペーサの端部に取着されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  15. 前記光学系を収容するハウジングを備え、
    前記ハウジングに、受光素子が実装された基板が固定して設けられ、
    前記基板に前記基板を貫通する開口が形成され、
    前記光路長調整部材は、前記開口に臨むように前記受光素子が実装された前記基板の面に取着され、
    前記光源はレーザチップが収容されたパッケージを含んで構成され、
    前記パッケージは、平坦で環状の当て付け面と、前記環状の当て付け面の内側箇所から突出しその先端から光ビームが出射される凸部とを有し、
    前記開口の周囲の前記基板の一方の面に平坦な環状の当て付け面が形成され、
    軸心方向の両端にそれぞれ当て付け面が形成された筒状のスペーサが設けられ、
    前記スペーサは、前記軸心方向の両端の当て付け面のうちの一方の当て付け面が前記開口の周囲の前記当て付け面に当て付けられて前記基板に取着され、
    前記光源は、前記凸部が前記スペーサの内側に挿入され、前記パッケージの当て付け面が前記軸心方向の両端の当て付け面のうちの他方の当て付け面に当て付けられて前記スペーサに取着されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  16. 前記光源はレーザチップが収容されたパッケージを含んで構成され、
    前記パッケージの先部に、前記レーザチップからの光ビームを出射させる開口が設けられ、
    前記パッケージの先部に、前記開口を閉塞するように前記光路長調整部材が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  17. 前記光学系を収容するハウジングを備え、
    前記光源はレーザチップが収容されたパッケージを含んで構成され、
    前記パッケージは、前記レーザチップが収容された部分の周囲に設けられた当て付け面と、前記レーザチップからの光ビームを出射させる開口とを備え、
    前記開口を閉塞するように前記光路長調整部材が設けられ、
    前記光源は、前記当て付け面が前記ハウジングに当て付けられて取着されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  18. 前記光源はレーザチップが収容されたパッケージを含んで構成され、
    前記パッケージの先部に、前記レーザチップからの光ビームを出射させる開口が設けられ、
    前記パッケージの先部に前記光路長調整部材が設けられ、
    前記光路長調整部材は、互いに平行に配置された2枚の透明な板材と、それら板材を接着する透明な接着剤とで構成され、
    前記2枚の透明な板材のうちの一方の板材は前記パッケージの内部で前記開口を閉塞するように配置され、
    前記2枚の透明な板材のうちの他方の板材は前記パッケージの外部で前記一方の板材に対向するように配置され、
    前記接着剤は前記開口内に充填されるとともに前記2枚の透明な板材間に充填されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  19. 前記重複路を除いた前記往路の部分を構成する前記光学系は板状を呈する光学素子を含んでおり、
    前記光路長調整部材は、前記光学素子と、前記光学素子に平行して対向配置された透明な板材と、それら光学素子と板材の間に充填された透明な接着剤とで構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  20. 前記光学素子は1/2波長板である、
    ことを特徴とする請求項19記載の光ピックアップ。
  21. 光ディスクを回転駆動する駆動手段と、
    前記光ディスクに対し記録および/または再生用の光ビームを照射し、前記光ディスクで反射された反射光ビームを検出する光ピックアップとを有する光ディスク装置であって、
    前記光ピックアップは、
    光ビームを出射する光源と、
    前記光ビームを光ディスクに導きその反射光ビームを受光素子に導く光学系とを備え、
    前記光学系は前記光ビームが前記光ディスクに至る往路と、その反射光ビームが受光素子に至る復路とを有し、
    前記往路と前記復路とはそれらが重複する重複路を有している光ピックアップであって、
    前記重複路を除いた前記往路の部分に、該往路の光路長を調整する光路長調整部材が設けられている、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
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