JP2009031936A - 複合処理装置、複合処理システム及び複合処理システムの制御方法 - Google Patents

複合処理装置、複合処理システム及び複合処理システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の処理媒体が有する情報を連続して読み取ることが可能な複合処理装置において、場面に応じて適切な連続読み取り速度を設定する。
【解決手段】搬送部2cと、読み取り制御部28と、読み取り結果に応じた排出処理を実行する排出処理部25と、を備え、ホストコンピュータ20の指示に応じて複数の小切手Sを連続して読み取る複合処理装置20であって、読み取り制御部28は、読み取り精度優先モードに設定された場合に、全ての読み取り項目について読み取り処理を実行し、高速読み取り優先モードに設定された場合に、特定の読み取り項目についてのみ読み取り処理を実行し、排出処理部25は、読み取り精度優先モードにおいて、全ての読み取り項目に関する読み取り結果を考慮して排出処理を実行し、高速読み取り優先モードにおいて、特定の読み取り項目に関する読み取り結果のみを考慮して排出処理を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、複合処理装置、複合処理システム及び複合処理システムの制御方法に関する。
近年、小切手処理の効率化を図るために、小切手を電磁的に読み込む試みが始められている。この一環として小切手の電磁的読み込み作業を銀行の窓口で行おうとする試みも始められてきており、窓口に設置可能な小型の小切手処理装置(複合処理装置)が提案されている。
この処理装置には、小切手搬送路上に磁気インク読み込み装置、スキャナが備えられている。顧客から小切手を受け取った銀行員が、小切手を処理装置に通すと、処理装置は、小切手上に記録された磁気インク文字や小切手上の画像を読み込み、また小切手に裏書を行うように構成されている。読み込まれた磁気文字情報や画像情報は、ホストコンピュータへ送信される。ホストコンピュータは、受信した磁気文字情報及び画像情報が正しく読み込まれているかを照合し、照合結果に基づき、次の処理を指示するコマンドを小切手処理装置に送信する(特許文献1参照)。照合結果には、MICR認証処理の結果、OCR認証処理の結果、イメージデータの良否判定等がある。
例えば、排出口が複数設けられている場合には、照合結果に応じて排出口を分けるよう指示したり、正常に読み取られた場合にはその小切手の読み取り情報が電子化されたことがわかるように、小切手の表面などに電子化済みスタンプを押印するよう指示することができる。
このように、小切手処理装置では、ホストコンピュータから送信された読み取りコマンドに応じてデータ読み取り処理を行い、読み取り情報をホストコンピュータへ送信するだけである。基本的に、小切手処理装置はホストコンピュータのコマンドに応じた処理を行うだけで、高度な処理能力を伴う認証処理等についてはホストコンピュータへ任せるよう構成されている。
一方、高度な処理能力を伴わない認証処理だけを小切手処理装置自体で行って、読み取り結果に応じた処理を行うこともできる。例えば、読み取り処理において小切手を複数枚重ねて搬送してしまった場合の重送の発生有無、小切手の挿入方向異常の発生有無、小切手処理装置の周辺の外部ノイズ異常の発生有無、などは小切手処理装置が単体で判断し、それに応じた処理を行うことができる。
このように、ホストコンピュータ側で判断する項目と小切手処理装置側で判断する項目とを合わせると、読み取り結果の判断項目は様々である。判断項目が多いほど正確かつ確実な読み取り処理を実行することができる。しかしながら、判断項目が多いほど判断時間を要するため小切手読み取り処理のスループットが低下してしまう。このように、読み取り速度と読み取り精度とはトレードオフの関係にある。
ところで、ホストコンピュータから送信される連続読み取りコマンドによって、複数枚の小切手を連続して読み取ることが可能な小切手処理装置も提案されている。連続読み取りにおいても、各小切手の読み取り結果に応じて処理動作を切り替えられることが望まれている。
特開2005−149013号公報
通常、オペレータが上記連続読み取り処理を小切手処理装置に指示する場合は、読み取り処理の正確性よりも高速処理を要求したい場合である。しかし、実際には連続読み取り処理において、若干の処理速度の低下を伴いつつも高度な読み取り精度を確保したいという要求がある。このように、場面に応じて適切な小切手連続読み取り処理を実行することができる小切手処理装置が望まれている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数の処理媒体が有する情報を連続して読み取ることが可能な複合処理装置において、場面に応じて適切な連続読み取り速度を設定することができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決することのできる本発明は、処理媒体が搬送される搬送路と、前記搬送路上に設置され前記処理媒体が有する情報を複数の読み取り項目について読み取る読み取り制御部と、読み取り結果に応じた排出処理を実行する排出処理部と、を備え、ホストコンピュータの指示に応じて複数の前記処理媒体を連続して読み取る複合処理装置であって、
前記読み取り制御部は、高速読み取りより読み取り精度を優先する読み取り精度優先モードに設定された場合に、全ての読み取り項目について読み取り処理を実行し、前記読み取り精度より高速読み取りを優先する高速読み取り優先モードに設定された場合に、特定の読み取り項目についてのみ読み取り処理を実行し、
前記排出処理部は、前記読み取り精度優先モードにおいて、前記全ての読み取り項目に関する読み取り結果を考慮して排出処理を実行し、前記高速読み取り優先モードにおいて、前記特定の読み取り項目に関する読み取り結果のみを考慮して排出処理を行うことを特徴とする。
また、上記課題を解決することのできる本発明は、ホストコンピュータと、処理媒体が搬送される搬送路と、前記搬送路上に設置され前記処理媒体が有する情報を複数の読み取り項目について読み取る読み取り制御部と、読み取り結果に応じた排出処理を実行する排出処理部と、を備え、ホストコンピュータの指示に応じて複数の前記処理媒体を連続して読み取る複合処理装置であって、
前記読み取り制御部は、高速読み取りより読み取り精度を優先する読み取り精度優先モードに設定された場合に、全ての読み取り項目について読み取り処理を実行し、前記読み取り精度より高速読み取りを優先する高速読み取り優先モードに設定された場合に、特定の読み取り項目についてのみ読み取り処理を実行し、
前記排出処理部は、前記読み取り精度優先モードにおいて、前記全ての読み取り項目に関する読み取り結果を考慮して排出処理を実行し、前記高速読み取り優先モードにおいて、前記特定の読み取り項目に関する読み取り結果のみを考慮して排出処理を行う複合処理装置と、
を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決することのできる本発明は、ホストコンピュータと、処理媒体が搬送される搬送路と、前記搬送路上に設置され前記処理媒体が有する情報を複数の読み取り項目について読み取り、読み取り結果に応じた排出処理を実行し、ホストコンピュータの指示に応じて複数の前記処理媒体を連続して読み取る複合処理装置と、を備えた複合処理システムの制御方法であって、
前記複合処理装置は、高速読み取りより読み取り精度を優先する読み取り精度優先モードに設定された場合に、全ての読み取り項目について読み取り処理を実行し、前記読み取り精度より高速読み取りを優先する高速読み取り優先モードに設定された場合に、特定の読み取り項目についてのみ読み取り処理を実行し、
前記読み取り精度優先モードにおいて、前記全ての読み取り項目に関する読み取り結果を考慮して排出処理を実行し、前記高速読み取り優先モードにおいて、前記特定の読み取り項目に関する読み取り結果のみを考慮して排出処理を行うことを特徴とする。
上記構成によれば、連続読み取り処理を実行するにあたって、高速処理を優先する高速読み取り優先モードか、高度な読み取り精度を優先する読み取り精度優先モードか、を指定することができる。また、高速読み取り優先モードでは特定の読み取り項目だけ判断すればよいので、その分高速処理を実現することができる。一方、読み取り精度優先モードでは全ての読み取り項目を判断するので、読み取り処理の精度をあげることができる。このため、様々な場面に応じて適切な連続読み取り速度を設定することができる。
また、本発明において、前記読み取り精度優先モードには、先に搬送された前記処理媒体が排出された後に次の処理媒体の搬送を開始する逐次処理モードと、先に搬送された前記処理媒体が排出される前に次の処理媒体の搬送を開始する並行処理モードと、が含まれることを特徴とする。
また、本発明において、前記読み取り精度優先モードには、先に搬送された前記処理媒体が排出された後に次の処理媒体の搬送を開始する逐次処理モードと、先に搬送された前記処理媒体が排出される前に次の処理媒体の搬送を開始する並行処理モードと、が含まれることを特徴とする。
また、本発明は、前記読み取り精度優先モードにおいて、逐次処理モードが設定された場合には、先に搬送された前記処理媒体が排出された後に次の処理媒体の搬送を開始し、
並行処理モードが設定された場合には、先に搬送された前記処理媒体が排出される前に次の処理媒体の搬送を開始することを特徴とする。
上記構成によれば、読み取り精度優先モードを指定した場合には、さらに並行処理モードを実行するか逐次処理モードを実行するかを選択することができる。したがって、場面に応じて適切な連続読み取り速度を設定することができる。逐次処理モードにおいては、搬送路上に処理媒体は常に1枚だけ存在する。この場合、読み取り処理が何らかの事情で中断してしまった場合には、中断原因がどの処理媒体にあるのかを容易に判断することができる。
また、本発明において、前記特定の読み取り項目は、前記複合処理装置が単体で読み取り判断可能な項目であり、前記全ての読み取り項目は、前記ホストコンピュータが読み取り判断する項目を含むことを特徴とする。
上記構成によれば、特定の読み取り項目は、複合処理装置が単体で読み取り判断可能な項目であるため、ホストコンピュータに読み取り結果の判断を行わせることがないので、さらに高速処理を実現することができる。
また、本発明において、前記読み取り制御部は、前記処理媒体が有する画像情報と磁気文字情報とを読み取り、
前記排出処理部は、前記画像情報と前記磁気文字情報とに基づいて前記ホストコンピュータから送信された、排出経路、前記連続読み取り処理を継続するか否か、前記画像情報と前記磁気文字情報が電子化されたことを意味する電子化済マークを付与するか否かの指示に応じて排出処理を実行することを特徴とする。
前記処理媒体が有する画像情報と磁気文字情報とを読み取り、読み取り情報を前記ホストコンピュータへ送信し、
前記読み取り情報に基づいて読み取り結果を判断し、
前記読み取り結果に応じて、排出経路、前記連続読み取り処理を継続するか否か、前記画像情報と前記磁気文字情報が電子化されたことを意味する電子化済マークを付与するか否かを指示することを特徴とする。
上記構成によれば、正常に読み取れなかった場合には、排出経路を分離したり、電子化済マークを付与しないで排出したり、読み取り処理を中止したりすることも可能になる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、本発明に係る情報読取装置の一例として、ホストコンピュータと、ホストコンピュータからの指示に応じて読み取り処理を実行する複合処理装置と、から構成される複合処理システムを挙げて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る複合処理システムを構成する複合処理装置の用紙搬送路を示す模式図である。
(複合処理装置の機械的構成について)
図1に示すように本実施形態に係る複合処理装置1は、給紙部であるASF(Auto Sheet Feeder:オートシートフィーダ)3に装填される小切手等の単票用紙(搬送媒体)を筐体に形成された用紙搬送路2に沿って搬送しながら、単票用紙上の両面画像の読み取り、単票用紙上の磁気インク文字の読み取りを実行可能に構成されている。
小切手Sの用紙搬送路2は略U字型形状を有しており、U字の底の部分に相当する部位が中間搬送路Mとなっている。この中間搬送路Mには、各種読取装置が設けられている。用紙搬送路2は、外側ガイド2aと内側ガイド2bとの間に画成された搬送部2cによって構成されており、この搬送部2cに沿って小切手Sは搬送される。
用紙搬送路2の上流側に、複数の小切手Sを装填可能なASF3が設けられている。複数の小切手Sは、矢印Aの方向からASF3を介して用紙搬送路2に挿入される。ASF3に装填された複数の小切手Sは、一枚ずつ分離されて用紙搬送路2内に送り出される。
用紙搬送路2には、小切手Sの搬送を行う搬送手段として、中間搬送路Mの上流側に用紙搬送ローラ6と、中間搬送路M中に中間搬送ローラ16と、中間搬送路Mの下流側に第2搬送ローラ7と、排出口4の手前に排出ローラ8が設けられている。用紙搬送ローラ6は、駆動ローラ6aと、用紙搬送路2を介して駆動ローラ6aに対向配置された押し付けローラ6bとを有している。また、第2搬送ローラ7は、駆動ローラ7aと、用紙搬送路2を介して駆動ローラ7aに対向配置された押し付けローラ7bとを有している。中間搬送ローラ16は、用紙搬送路2の下方に配置された下部押えローラ16aと、下部押えローラ16aの上方に配置された上部押えローラ16bと、中間搬送路Mを介して上部押えローラ16a及び下部押えローラ16bと対向配置された駆動ローラ17とを有している。
ASF3から用紙搬送路2内に送り出された小切手Sは、用紙搬送ローラ6、中間搬送ローラ16、ならびに第2搬送ローラ7によって中間搬送路M内を搬送され、排出ローラ8により矢印Bの方向へ排出口4から排出される。
中間搬送路Mには、画像読み取りを行う用紙の画像読取装置11および第2の画像読取装置12がそれぞれ中間搬送路Mの両側に搬送方向にずれた状態で設置されている。用紙の画像読取装置11および第2の画像読取装置12は、それぞれCIS(Contact Image Sensor)タイプのスキャナである。用紙の画像読取装置11および第2の画像読取装置12は、中間搬送路Mを搬送される小切手Sの一面に光を照射し、反射した光を複数の受光素子(光電変換素子)を介して受光し、受光した光を電気信号に変換して1ライン分の画像を取得する。本実施形態では、画像読取装置11は小切手Sの裏面画像を、第2の画像読取装置12は小切手Sの表面画像を1ラインずつ順次読み取ることにより、小切手Sの二次元画像を取得する。
駆動ローラ17の下方には、磁気インク文字を読み取る磁気インク文字読取装置(MICR(Magnetic Ink Character Reader))13が設置されている。磁気インク文字読取装置13は、小切手Sの表面に印刷された磁気インク文字を読み取るためのセンサである。この磁気インク文字読取装置13は、中間搬送路Mを介して磁気インク文字読取装置13に対向配置された押付レバーによって小切手Sが磁気インク文字読取装置13の表面に押し付けられた状態で読み取りを実行する。この場合、小切手Sについては、口座番号などの情報が磁気インク文字で印刷された磁気インク文字記録領域を読み取る。
次に、複合処理装置1の搬送部2cに接続された排出トレイについて図2を参照して説明する。図2は、搬送部に接続された排出トレイと、画像読取装置11,12、磁気インク文字読み取り装置13及びスタンプ機構14、との位置関係を示した模式図である。
排出トレイ60は、複合処理装置1の搬送部2cの搬送路終端部27近傍に取り付けられている。排出トレイ60は、搬送部2cに面して設けられた各種読取装置による読み取り処理が行われ、排出ローラユニット(図示省略)によって排出された小切手Sを収容する。
排出トレイ60は主として、内側ガイド板61、中間ガイド板62及び外側ガイド板63によって外形形状が構成されており、内側ガイド板61と中間ガイド板62とによって第1排出路Xが形成され、中間ガイド板62と外側ガイド板63とによって第2排出路Yが形成されている。中間ガイド板62の搬送路終端部27側には、第1排出路Xの入り口あるいは第2排出路Yの入り口を開放または閉鎖するための排出路切換板64が回動可能に設けられ、搬送路切換板64の先端部は搬送路終端部27にほぼ位置するように構成されている。
本実施形態における排出路切換板64は、各種読取装置による読み取り処理が正常に行われたか否かによってその向きが変更され、搬送部2cと連続する排出路を切り換える役割を果たしている。
スタンプ機構14は、搬送路終端部27に設置されており、排出トレイ60へ排出される直前の小切手Sの表面に押印する。各種読取装置によって小切手Sの画像情報及び磁気インク文字が読み取られると、正常に電子化されたことを意味する電子化済マークを付与する。
<複合処理システムの内部処理について>
次に複合処理システムの内部処理について図3を参照して説明する。図3は、複合処理システムの内部処理を示す機能ブロック図である。複合処理システム100は、ホストコンピュータ30と複合処理装置20とを備えている。
(ホストコンピュータの内部処理について)
ホストコンピュータ30は、主として、コマンド生成部32と、読み取り情報判断部33と、送受信部34と、を備えている。
コマンド生成部32は、複合処理装置20に各種動作を実行させるためのコマンドを生成する。具体的には、ASF3に装填された複数枚の小切手Sを搬送経路に沿って搬送させ、画像読取装置11,12による画像読み取り、磁気インク文字読取装置13による磁気インク文字読み取りを指示する連続読み取りコマンドがある。また、連続読み取り処理において、各小切手Sの読み取り結果に応じた排出処理を設定する動作条件設定コマンドを生成する。
読み取り情報判断部33は、複合処理装置20で読み取られた読み取り情報の認識処理を行う。具体的には、画像読取装置11,12によって読み取られたイメージデータの良否判定(CAR/LAR、IQAなど)、OCR認識処理、MICR認識処理を行う。
送受信部34は、複合処理装置20との間でデータを送受信するためのインターフェースである。コマンド生成部32が生成した各種コマンドを送信したり、複合処理装置20から送信された読み取り情報を受信する。
(複合処理装置の内部処理について)
複合処理装置20は、主として、受信部21、特殊コマンド解析部22、受信バッファ23、コマンド解析部24、排出制御部25、状態管理部26、搬送制御部27、読み取り制御部28、ステータス情報生成部29及び送信部40を備えている。
受信部21は、ホストコンピュータ30から送信されるデータを受信するためのインターフェースである。受信部21が受信したデータが特殊コマンドであれば、特殊コマンド解析部22によって解析され、特殊コマンドでない場合にはそのまま受信バッファ23へ一時的に格納される。コマンド解析部24は、受信バッファ23に格納されたデータを順次読み出して解析し、解析結果に応じて状態管理部26が各制御部に指示を行う。
コマンド解析部24がデータ解析した結果、受信したデータが連続読み取りコマンドであれば、状態管理部26は搬送制御部27及び読み取り制御部28に対して小切手Sの連続読み取り処理を実行するよう指示する。具体的には、小切手Sに記載されている表面画像、裏面画像及び磁気インク文字の読み取り処理を実行するよう指示する。
排出制御部25は、ホストコンピュータ30から送信される動作条件設定コマンドによって、連続読み取り処理における各小切手Sの排出処理が設定される。例えば、動作条件設定にしたがって、排出路切換板64を回転させその向きを変更する。これにより、読み取り結果に応じて排出路X,Yを切り換えることができる。
また、読み取り制御部28は、画像読取装置11,12、磁気インク文字読取装置13によって読み取った読み取り情報を送信部40を介してホストコンピュータ30へ送信する。
状態管理部26は、複合処理装置20の全体の動作を統括制御する。各構成部を監視しており、変化があるとステータス情報生成部29がステータス情報を生成する。例えば、ASF3から小切手Sを送り出したことを知らせる送り出し開始ステータス、画像読取装置11,12、磁気インク文字読取装置13による読み取り処理が終了したことを知らせる読み取り終了ステータス、小切手Sを排出トレイ60へ排出したことを知らせる排出終了ステータスなどがある。生成されたステータス情報は、送信部40を介してホストコンピュータ30へ送信される。
特殊コマンド解析部22は、受信したデータに特定の文字列が含まれていれば、特殊コマンドと認識しその特殊コマンドの解析を行う。
<連続読み取り処理について>
次に、本実施形態の複合処理システム100が行う連続読み取り処理について説明する。
複合処理装置20は、高速読み取りより読み取り精度を優先する読み取り精度優先モードと、読み取り精度より高速読み取りを優先する高速読み取り優先モードと、を場面に応じて切り替えて実行することができる。
読み取り制御部28は、読み取り精度優先モードが設定されると、全ての読み取り項目について読み取り処理を実行する。高速読み取り優先モードが設定されると、特定の読み取り項目についてのみ読み取り処理を実行する。
読み取り項目の具体例としては、A:読み取り処理において小切手Sを複数枚重ねて搬送してしまった場合の重送の発生有無、B:小切手Sの挿入方向異常の発生有無、C:複合処理装置20周辺のノイズ異常の発生有無、D:MICR認証処理の結果、E:OCR認証処理の結果、F:イメージデータの良否判定等がある。
つまり、読み取り制御部28は、読み取り精度優先モードが設定されると、A〜Fの全ての読み取り項目について読み取り結果を判断し、高速読み取り優先モードが設定されると、A〜Fの少なくとも何れかの読み取り項目について読み取り判断を行う。本実施形態では、高速読み取り優先モードが設定されると、A〜Cの3つの読み取り項目について読み取り結果を判断する。
つまり、A〜Cの項目は、複合処理装置20が単体で読み取り判断可能な項目であり、D〜Fの項目は、ホストコンピュータ30側で判断する必要がある読み取り項目である。高速読み取り優先モードではA〜Cの項目だけを判断すれば良いので判断時間を短縮でき、高速処理を実現することができる。また、読み取り精度優先モードでは、全ての項目について判断するので正確かつ確実な小切手読み取り処理を行うことができる。
なお、本実施形態の連続読み取りコマンドは少なくとも、高速読み取り優先モードあるいは読み取り精度優先モードの選択、小切手Sに書き込まれた磁気文字情報の読み取りを行うか否か、小切手Sに書き込まれた画像情報の読み取り処理を行うか否か、を指定するコマンドである。
また、動作条件設定コマンドには、高速読み取り優先モードにおける読み取り項目の選択と、各読み取り項目の読み取り結果に応じた排出処理と、を設定する第1の動作条件設定コマンドが含まれる。また、読み取り精度優先モードにおける排出処理を設定する第2の動作条件設定コマンドがある。
第1の動作条件設定コマンドは、高速読み取り優先モードにおける読み取り項目Aについて、重送を検出したときの排出先の選択、重送を検出したときの電子化済みスタンプ押印処理の選択、正常時の電子化済スタンプ押印処理の選択、重送を検出したときに連続読み取り処理を継続して実行するか否か、を指定する。
また、読み取り項目Bについては、小切手Sの挿入方法異常を検出したときの排出先の選択、挿入方向異常を検出したときの電子化済みスタンプ押印処理の選択、挿入方向異常を検出したときに連続読み取り処理を継続して実行するか否か、を指定する。
また、読み取り項目Cについて、外部ノイズ異常を検出したときの排出先の選択、外部ノイズ異常を検出したときの電子化済みスタンプ押印処理の選択、外部ノイズ異常を検出したときに連続読み取り処理を継続して実行するか否か、を指定する。
一方、第2の動作条件設定コマンドは、読み取り精度優先モードにおける排出先の選択、電子化済みスタンプ押印処理の選択、連続読み取り処理を実行するか否か、を指定するコマンドである。
以下では、連続読み取り処理を各モードに分けて説明する。
(高速読み取り優先モード)
図4は、高速読み取り優先モードを説明するためのフローチャートであり、図5は、高速読み取り優先モードを説明するためのタイムチャートである。図5に示すように、高速読み取り優先モードでは、先に搬送された小切手Sが排出トレイ60に排出される前に次の小切手Sの搬送を開始することができる。また、上述した読み取り項目のうちA〜Cの項目について判断し、読み取り結果に応じた排出処理を行う。
オペレータが、連続読み取りにおける高速読み取りモードを指示すると、ホストコンピュータ30のコマンド生成部32が動作条件を設定する動作条件設定コマンドを生成し、送受信部34を介して複合処理装置20へ送信する(ステップS11)。複合処理装置20のコマンド解析部24が、ホストコンピュータ30から送信されたデータが動作条件設定コマンドであると解析すると、排出制御部25は連続読み取り処理における各小切手Sの排出処理を設定する(ステップS21)。
次に、ホストコンピュータのコマンド生成部32が小切手の連続読み取りコマンドを生成し、複合処理装置20へ送信する(ステップS12)。複合処理装置20は連続読み取りコマンドを受信すると、1枚目の小切手Sを送り出すとともに送り出し開始ステータスを送信する。画像読取装置11,12によって小切手Sの画像を読み取り(ステップS22)、磁気インク文字読取装置13によって小切手Sの磁気インク文字を読み取る(ステップS23)。読み取り情報は複合処理装置20からホストコンピュータ30へ送信される(ステップS24)。読み取り処理が終了すると、読み取り終了ステータスをホストコンピュータ30へ送信する。
読み取り項目A〜Cについて読み取り結果を判断し(ステップS25)、ステップ21で設定された動作条件にしたがって判断結果に応じた排出処理を行う(ステップS26)。具体的には、電子化済スタンプを押印する設定になっていれば小切手Sの表面に押印してから排出トレイ60へ排出する。また、排出トレイ60のうち動作条件設定コマンドによって設定された排出路へ排出される。1枚目の小切手Sの排出処理が終了すると、複合処理装置20はホストコンピュータ30へ排出終了ステータスを送信する。
連続読み取り処理を継続する設定になっている場合には(ステップS27:Yes)、全ての小切手Sの読み取り処理が終了していなければ(ステップS28:No)、次の小切手Sを送り出し(ステップS29)、ステップS22からステップS28を繰り返し実行する。ステップS28において全ての小切手Sの読み取り処理が終了すると(ステップS28:Yes)連続読み取り終了ステータスをホストコンピュータ30へ送信し、連続読み取り処理を終了する(ステップS30)。
なお、ステップS27において、連続読み取り処理を継続する設定になっていない場合も、連続読み取り終了ステータスをホストコンピュータ30へ送信し、連続読み取り処理を終了する(ステップS30)。
一方、ホストコンピュータ30では、複合処理装置20から送信されたデータが連続読み取り終了ステータスであると判断すると(ステップS13)、小切手Sの連続読み取り処理を終了する。
次に読み取り精度優先モードについて説明する。
(読み取り精度優先モード)
図6は、読み取り精度優先モードを説明するためのフローチャートであり、図7は、読み取り精度優先モードを説明するためのタイムチャートである。図7に示すように、読み取り精度優先モードでは、小切手Sの読み取り処理が終了すると排出処理を開始する前に一時停止し、ホストコンピュータ30からの動作条件設定コマンドを待って、排出処理を行う。また、上述した読み取り項目のうちA〜Fの全ての項目について判断し、読み取り結果に応じた排出処理を行う。
オペレータが、連続読み取りにおける読み取り精度優先モードを指示すると、ホストコンピュータ30のコマンド生成部32が小切手の連続読み取りコマンドを生成し、複合処理装置20へ送信する(ステップS31)。
複合処理装置は、連続読み取りコマンドを受信すると、1枚目の小切手Sを送り出すとともに送り出し開始ステータスを送信する。画像読取装置11,12によって小切手Sの画像を読み取り(ステップS41)、磁気インク文字読取装置13によって小切手Sの磁気インク文字を読み取る(ステップS42)。読み取り情報は複合処理装置20からホストコンピュータ30へ送信される(ステップS43)。読み取り処理が終了すると、読み取り終了ステータスをホストコンピュータ30へ送信する。
ホストコンピュータ30は、複合処理装置20から送信されたデータが小切手Sから読み取られた読み取り情報であると判断すると(ステップS32)、読み取り項目A〜Fについて読み取り判断する(ステップS33)。次に、読み取り判断結果に応じた動作条件を設定する動作条件設定コマンドを生成し、送受信部34を介して複合処理装置20へ送信する(ステップS34)。
複合処理装置20では、ホストコンピュータ30から動作条件設定コマンドが送信されるまで、処理を一時停止する。コマンド解析部24が、ホストコンピュータ30から送信されたデータが動作条件設定コマンドであると解析すると、排出制御部25は動作条件を設定する(ステップS44)。
ステップ44で設定された動作条件が、電子化済スタンプを押印する設定になっていれば小切手Sの表面に押印してから排出トレイ60へ排出する。また、排出トレイ60のうち動作条件設定コマンドによって設定された排出路へ排出し(ステップS45)、1枚目の小切手Sの排出処理が終了すると、複合処理装置20はホストコンピュータ30へ排出終了ステータスを送信する。さらに、連続読み取り処理を継続する設定になっており(ステップS46:Yes)、全ての小切手Sの読み取り処理が終了していなければ(ステップS47:No)、次の小切手Sを送り出し(ステップS48)、ステップS41からステップS47を繰り返し実行する。
ステップS47において全ての小切手Sの読み取り処理が終了すると(ステップS47:Yes)連続読み取り終了ステータスをホストコンピュータ30へ送信し、連続読み取り処理を終了する(ステップS49)。
一方、ステップS46において、設定された動作条件が連続読み取り処理を継続する設定になっていない場合も、連続読み取り終了ステータスをホストコンピュータ30へ送信し、連続読み取り処理を終了する(ステップS49)。
一方、ホストコンピュータ30では、複合処理装置20から送信されたデータが連続読み取り終了ステータスであると判断すると(ステップS32)、小切手Sの連続読み取り処理を終了する。
なお、ステップS33でホストコンピュータ30から送信される動作条件コマンドは、読み取り精度優先モードにおいて並行処理を行うか逐次処理を行うかの設定条件を含んでいる。
図7に示すように、並行処理とは、1枚目の小切手Sを排出すると同時に2枚目の小切手Sの送り出しを開始する処理である。つまり、1枚目の読み取り処理以降は、搬送部2cに2枚の小切手Sが存在することになる。
図8は、読み取り精度優先モードにおける逐次処理を説明するためのタイムチャートである。
図8に示すように、逐次処理は1枚目の小切手Sの排出が完全に終了してから2枚目の小切手Sの送り出しを開始する処理である。つまり、搬送部2cには、小切手Sは常に1枚だけ存在する。この場合、読み取り処理が何らかの事情で中止した場合には、中止原因がどの小切手Sにあるのかを容易に判断することができる。
このように、本実施形態によれば、小切手Sの連続読み取り処理を実行するにあたって、高速処理を優先する高速読み取り優先モードか、若干の処理速度の低下を伴いつつも高度な読み取り精度を優先する読み取り精度優先モードか、を連続読み取りコマンドによって指定することができる。また、読み取り精度優先モードを指定した場合には、動作条件設定コマンドによって、並行処理を実行するか逐次処理を実行するかを選択することができる。したがって、場面に応じて適切な連続読み取り速度を設定することができる。
本発明の一実施形態に係る複合処理システムを構成する複合処理装置の用紙搬送路を示す模式図である。 搬送部に接続された排出トレイと、画像読取装置11,12、磁気インク文字読み取り装置13及びスタンプ機構14、との位置関係を示した模式図である。 複合処理システムの内部処理を示す機能ブロック図である。 高速読み取り優先モードを説明するためのフローチャートである。 高速読み取り優先モードを説明するためのタイムチャートである。 読み取り精度優先モードを説明するためのフローチャートである。 読み取り精度優先モードを説明するためのタイムチャートである。 読み取り精度優先モードにおける逐次処理を説明するためのタイムチャートである。
符号の説明
20:複合処理装置、21:受信部、22:特殊コマンド解析部、23:受信バッファ、24:コマンド解析部、25:排出処理部、26:状態管理部、27:搬送制御部、28:読み取り制御部、29:ステータス情報生成部、40:送信部、30:ホストコンピュータ、32:コマンド生成部、33:読み取り情報判断部、34:送受信部

Claims (11)

  1. 処理媒体が搬送される搬送路と、前記搬送路上に設置され前記処理媒体が有する情報を複数の読み取り項目について読み取る読み取り制御部と、読み取り結果に応じた排出処理を実行する排出処理部と、を備え、ホストコンピュータの指示に応じて複数の前記処理媒体を連続して読み取る複合処理装置であって、
    前記読み取り制御部は、高速読み取りより読み取り精度を優先する読み取り精度優先モードに設定された場合に、全ての読み取り項目について読み取り処理を実行し、前記読み取り精度より高速読み取りを優先する高速読み取り優先モードに設定された場合に、特定の読み取り項目についてのみ読み取り処理を実行し、
    前記排出処理部は、前記読み取り精度優先モードにおいて、前記全ての読み取り項目に関する読み取り結果を考慮して排出処理を実行し、前記高速読み取り優先モードにおいて、前記特定の読み取り項目に関する読み取り結果のみを考慮して排出処理を行うことを特徴とする複合処理装置。
  2. 前記読み取り精度優先モードには、先に搬送された前記処理媒体が排出された後に次の処理媒体の搬送を開始する逐次処理モードと、先に搬送された前記処理媒体が排出される前に次の処理媒体の搬送を開始する並行処理モードと、が含まれることを特徴とする請求項1に記載の複合処理装置。
  3. 前記特定の読み取り項目は、前記複合処理装置が単体で読み取り判断可能な項目であり、前記全ての読み取り項目は、前記ホストコンピュータが読み取り判断する項目を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の複合処理装置。
  4. 前記読み取り制御部は、前記処理媒体が有する画像情報と磁気文字情報とを読み取り、
    前記排出処理部は、前記画像情報と前記磁気文字情報とに基づいて前記ホストコンピュータから送信された、排出経路、前記連続読み取り処理を継続するか否か、前記画像情報と前記磁気文字情報が電子化されたことを意味する電子化済マークを付与するか否かの指示に応じて排出処理を実行することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の複合処理装置。
  5. ホストコンピュータと、
    処理媒体が搬送される搬送路と、前記搬送路上に設置され前記処理媒体が有する情報を複数の読み取り項目について読み取る読み取り制御部と、読み取り結果に応じた排出処理を実行する排出処理部と、を備え、ホストコンピュータの指示に応じて複数の前記処理媒体を連続して読み取る複合処理装置であって、
    前記読み取り制御部は、高速読み取りより読み取り精度を優先する読み取り精度優先モードに設定された場合に、全ての読み取り項目について読み取り処理を実行し、前記読み取り精度より高速読み取りを優先する高速読み取り優先モードに設定された場合に、特定の読み取り項目についてのみ読み取り処理を実行し、
    前記排出処理部は、前記読み取り精度優先モードにおいて、前記全ての読み取り項目に関する読み取り結果を考慮して排出処理を実行し、前記高速読み取り優先モードにおいて、前記特定の読み取り項目に関する読み取り結果のみを考慮して排出処理を行う複合処理装置と、
    を有することを特徴とする複合処理システム。
  6. 前記読み取り精度優先モードには、先に搬送された前記処理媒体が排出された後に次の処理媒体の搬送を開始する逐次処理モードと、先に搬送された前記処理媒体が排出される前に次の処理媒体の搬送を開始する並行処理モードと、が含まれることを特徴とする請求項5に記載の複合処理システム。
  7. 前記特定の読み取り項目は、前記複合処理装置が単体で読み取り判断可能な項目であり、前記全ての読み取り項目は、前記ホストコンピュータが読み取り判断する項目を含むことを特徴とする請求項5または6に記載の複合処理システム。
  8. 前記読み取り制御部は、前記処理媒体が有する画像情報と磁気文字情報とを読み取り、
    前記排出処理部は、前記画像情報と前記磁気文字情報とに基づいて前記ホストコンピュータから送信された、排出経路、前記連続読み取り処理を継続するか否か、前記画像情報と前記磁気文字情報が電子化されたことを意味する電子化済マークを付与するか否かの指示に応じて排出処理を実行することを特徴とする請求項5から7の何れかに記載の複合処理システム。
  9. ホストコンピュータと、
    処理媒体が搬送される搬送路と、前記搬送路上に設置され前記処理媒体が有する情報を複数の読み取り項目について読み取り、読み取り結果に応じた排出処理を実行し、ホストコンピュータの指示に応じて複数の前記処理媒体を連続して読み取る複合処理装置と、を備えた複合処理システムの制御方法であって、
    前記複合処理装置は、高速読み取りより読み取り精度を優先する読み取り精度優先モードに設定された場合に、全ての読み取り項目について読み取り処理を実行し、前記読み取り精度より高速読み取りを優先する高速読み取り優先モードに設定された場合に、特定の読み取り項目についてのみ読み取り処理を実行し、
    前記読み取り精度優先モードにおいて、前記全ての読み取り項目に関する読み取り結果を考慮して排出処理を実行し、前記高速読み取り優先モードにおいて、前記特定の読み取り項目に関する読み取り結果のみを考慮して排出処理を行うことを特徴とする複合処理システムの制御方法。
  10. 前記読み取り精度優先モードにおいて、逐次処理モードが設定された場合には、先に搬送された前記処理媒体が排出された後に次の処理媒体の搬送を開始し、
    並行処理モードが設定された場合には、先に搬送された前記処理媒体が排出される前に次の処理媒体の搬送を開始することを特徴とする請求項10に記載の複合処理システムの制御方法。
  11. 前記処理媒体が有する画像情報と磁気文字情報とを読み取り、読み取り情報を前記ホストコンピュータへ送信し、
    前記読み取り情報に基づいて読み取り結果を判断し、
    前記読み取り結果に応じて、排出経路、前記連続読み取り処理を継続するか否か、前記画像情報と前記磁気文字情報が電子化されたことを意味する電子化済マークを付与するか否かを指示することを特徴とする請求項9または10に記載の複合処理システムの制御方法。
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