JP2009031119A - 指針式計器装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 照明用の部品点数を削減し、コストダウンを図ることが可能な指針式計器装置を提供する。
【解決手段】 光源10と、この光源10からの光を導く導光体11と、光源10にて照明される表示素子7と、少なくとも表示素子7と導光体11とを備えたケース体9と、表示素子7の周囲に位置する指標部3aを備えた文字板3と、指標部3aを指示する指針4と、指針4を回動させる駆動装置5と、を備えた指針式計器装置1において、ケース体9は、表示素子7を照射する窓部9cと、文字板3を照射する第1の照射部9dと、指針4を照射する第2の照射部9eとを備えたものである。
【選択図】 図2
【解決手段】 光源10と、この光源10からの光を導く導光体11と、光源10にて照明される表示素子7と、少なくとも表示素子7と導光体11とを備えたケース体9と、表示素子7の周囲に位置する指標部3aを備えた文字板3と、指標部3aを指示する指針4と、指針4を回動させる駆動装置5と、を備えた指針式計器装置1において、ケース体9は、表示素子7を照射する窓部9cと、文字板3を照射する第1の照射部9dと、指針4を照射する第2の照射部9eとを備えたものである。
【選択図】 図2
Description
本発明は、例えば、指針と文字板とを備えた指針式計器装置に関するもので、特に前記指針の回動中心に表示器を備えた指針式計器装置に関する。
従来の指針式計器装置として、下記特許文献1記載のものが知られている。従来の指針式計器装置は、表示器と、この表示器の周囲に位置する指標部を備えた文字板と、前記指標部を指示する指針と、前記表示器と前記指針とをそれぞれ照明する光源と、前記各光源の光を前記表示器と前記指針とをそれぞれ導く導光体と、前記表示器の背面側に配置され前記指針を回動させる駆動装置とを備えた構成であった。
特開2006−118892号公報
しかしながら、このような指針式計器装置にあっては、表示器照明用と指針照明用とに、それぞれ専用に光源と導光体を設けなければならなかった。また、文字板照明用に、別途光源も設けなければならなかった。よって、従来の指針式計器装置は、部品点数が多く、コストダウンを図ることができないといった問題点があった。
そこで、本発明は、これらの問題に鑑みなされたものであり、照明用の部品点数を削減し、コストダウンを図ることが可能な指針式計器装置を提供するものである。
本発明は、光源と、この光源からの光を導く導光体と、前記光源にて照明される表示素子と、少なくとも前記表示素子と前記導光体とを備えたケース体と、前記表示素子の周囲に位置する指標部を備えた文字板と、前記指標部を指示する指針と、前記指針を回動させる駆動装置とを備えた指針式計器装置において、前記ケース体は、前記表示素子を照射する窓部と、前記文字板を照射する第1の照射部と、前記指針を照射する第2の照射部と、を備えたものである。
また、本発明は、前記導光体は、前記光源からの光を受光する受光面を1つとしたものである。
また、本発明は、前記ケース体を第1のケース体と第2のケース体とから構成し、前記第1のケース体に前記文字板を配設し、前記第1のケース体に前記第1の照射部を設けたものである。
また、本発明は、前記ケース体を第1のケース体と第2のケース体とから構成し、前記第2のケース体に前記第2の照射部を設けたものである。
また、本発明は、前記ケース体を第1のケース体と第2のケース体とから構成し、前記第1のケース体に前記第1の照射部と前記第2の照射部とを設けたものである。
また、本発明は、前記導光体は、前記表示素子と前記文字板と前記指針との照明輝度を異ならせるために輝度調整部を備えてなるものである。
また、本発明は、前記輝度調整部が微細な凹部および、または凸部からなるものである。
また、本発明は、前記窓部と前記第1の照射部と前記第2の照射部とを一体に形成した開口を前記第1のケース体に設けたものである。
本発明によれば、所期の目的を達成でき、表示器、指針、文字板照明用の部品点数を削減し、コストダウンを図ることが可能な指針式計器装置を提供することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態を示すものである。
図1において、本実施形態による指針式計器装置1は、表示器2と、文字板3と、指針4と、駆動装置5および回路基板6とで、主に構成されている。なお、16は、合成樹脂からなる見返しであり、開口部16aを通して指針式計器装置1を視認するものである。
表示器2は、車両に関する情報などを表示するものであり、表示素子7と、照明装置8とで構成されている。
文字板3は、光を透過可能な合成樹脂からなり、表示器2に配設されている。文字板3は、その中央に表示素子7が露出する貫通孔3bを備えており、また、表示器2の表示素子7(貫通孔3b)の周囲に位置する目盛や文字などからなる指標部3aを備えている。本実施形態では、指標部3aは光透過性の塗料によって形成されており、地の部分は遮光性の塗料によって形成されている。
指針4は、指標部3aを指示するものであり、先端側の指示部4aと、駆動装置5側の固定部4bとは、それぞれ異なる合成樹脂を成形によって一体に形成したものである。指示部4aが光を透過可能な合成樹脂で、固定部4bが光不透過の合成樹脂からなる。指針4は、固定部4bで駆動装置5に設けられた指針軸5aに固定されている。本実施形態では、指示部4aは、図2で示すように、鉤型をしており、表示器2の外周を迂回している。
駆動装置5は電動機であり、指針4を回動させるものである。本実施形態では、ステッピングモータを採用している。
回路基板6はガラスエポキシ樹脂などの硬質の絶縁材料に銅などの導電部材からなる図示しない配線パターンを備えたものである。
表示素子7は液晶表示素子であり、背後から透過照明されるものである。
照明装置8は、ケース体9と、光源10と、導光体11とで、主に構成されている。なお、12は、薄い板状の反射部材であり、導光体11からの光を再び導光体11へ良好に反射するものである。
光源10は、例えば、発光ダイオードである。表示素子7と、文字板3及び指針4を照明するものである。なお、図2中、10aは光源10と電気的に接続する回路基板である。この回路基板10aは、ポリイミドなどの可撓性の絶縁材料からなるものである。また、この回路基板10aには図示しない配線パターンが施されてある。10bは光源10で発生した熱を拡散させる放熱用の金属板である。金属板10bの材質としてはアルミニウムが好適である。
導光体11は、光を透過可能な合成樹脂からなり、光源10からの光を表示素子7と、文字板3及び指針4に導くものである。また、導光体11は、正面視で1つの平面を備えた円弧状であり、この単一の平面が光源10からの光を受光する受光面11aを構成している。
ケース体9は、第1のケース体9aと第2のケース体9bとから構成されており、第1のケース体9aと第2のケース体9bとは白色の合成樹脂からなる。ケース体9は、表示素子7と、光源10及び導光体11とを備えている。また、第1のケース体9aに文字板3を配設し、接着剤などで固定してある。なお、本実施形態では、ケース体9は光源10を備えていたが、本実施形態に限定されるものではなく、例えば、光源10を回路基板6に設けるとともに、回路基板6に設けた光源10から光を良好に導くことができるように、導光体11を光源10に向けて延長形成したものであってもよい。
第1のケース体9aは、表示素子7に光を照射する窓部9cと、窓部9cの周辺に文字板3を照射する第1の照射部9dとを備えている。また、第2のケース体9bは、指針4を照射する第2の照射部9eを備えている。
窓部9c、第1の照射部9d及び第2の照射部9eは、すべて貫通した孔である。なお、表示素子7に光を照射する窓部9cには、導光体11と表示素子7との間に複数の光学部材を備えている。本実施形態では、3つの光学部材を用いており、それぞれ導光体11側から光拡散シート13、プリズムシート14、15である。これらの光学部材13〜15は、導光体11からの光を良好に表示素子7に照射するためのものである。
また、ケース体9に設けた窓部9c、第1の照射部9d及び第2の照射部9eから照射する光は、運転者が表示素子7、指標部3aおよび指針4を視認したときに輝度のバラツキなどを抑えるために、導光体11に設けた輝度調整部11bにて、各々異なる透過率の表示素子7、指標部3aおよび指針4に対して異なる照明輝度で照射できるように調整されている。輝度調整部11bは複数の微細な凹部および凸部からなるものであり、微細な凹部と凸部の大きさや形状および数を調整することによって、照明輝度を調整するものである。輝度調整部11bを設けた場所は、導光体11の窓部9c、第1の照射部9d及び第2の照射部9eにそれぞれ対応する部分の導光体11をはさんだ反対側に設けてある。なお、輝度調整部11bは、複数の微細な凹部および凸部からなるものに限定されるものではなく、複数の微細な凹部のみ、あるいは、複数の微細な凸部のみで形成したものであってもよい。
以上のように構成したことによって、表示素子7と文字板3と指針4との照明光源を兼ねることができ、各々専用の照明に関係する部品が不要となるとともに、組み立ても容易となり、コストダウンを図ることができる。
また、表示素子7の透過率、文字板3(指標部3a)の透過率、指針4の透過率はそれぞれ異なるが、それぞれに対応する照明の輝度を輝度調整部11bによって変えることにより、それぞれの輝度バランスを最適にすることが可能となる。
次に本発明の第2実施形態を、図4、5を用いて説明する。なお、第1実施形態と同一および相当個所には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
第1実施形態では、第2のケース体9bが指針4を照射する第2の照射部9eを備えていたが、本実施形態では、第1のケース体9aに、窓部9cと第1の照射部9dに加えて、第2の照射部9e1を設けたものです。この第2の照射部9e1は、第1の照射部9dの外側に、第1の照射部9dを囲むように設けられています。この第2の照射部9e1は、文字板3に覆われておらず、露出しており、導光体11からの光を直接指針4の指示部4a1に照射するものです。
また、第2の照射部9e1を第1のケース体9aに設けたことによって、指示部4a1が小型化し、固定部4b1は、図5で示すように、鉤型をしており、表示器2の外周を迂回している。固定部4b1は、光を伝える必要がないので、材料に透明な合成樹脂を用いずに金属などを用いることができる。材料に合成樹脂よりも剛性の高い金属を用いることで、結果的に合成樹脂に比べて重量を軽くすることができる。指針4の軽量化を図ることができ、従来よりも指針4を回転する力の弱い駆動装置5を用いることができる。
次に本発明の第3実施形態を、図6を用いて説明する。なお、前記各実施形態と同一および相当個所には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態では、第1のケース体9aと第2のケース体9bとの間に、第2の照射部9e2を設けたものです。この第2の照射部9e2は、ケース体9の円弧状の外周面沿って設けられている。この第2の照射部9e2も露出しており、導光体11からの光を直接指針4の指示部4aに照射するものです。
なお、本実施形態の場合は、第2の照射部9e2の輝度調整部11bは、導光体11の円弧状の外周面に形成されている。
次に本発明の第4実施形態を、図7、8を用いて説明する。なお、前記各実施形態と同一および相当個所には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
前記各実施形態では、窓部9cと第1の照射部9dと第2の照射部9eとを、それぞれ個別に形成していた。特に第2実施形態では、第1のケース体9aに、それぞれ個別に形成していた。しかし、本実施形態では、表示素子7に光を照射する窓部9cと、文字板3を照射する第1の照射部9d及び指針4を照射する第2の照射部9eとを一体に形成した開口9fを設けたものである。なお、開口9fの指針4に光を照射する部分は、文字板3に覆われておらず、露出しており、導光体11からの光を直接指針4の指示部4aに照射するものです。
このように構成したことによって、表示素子7と文字板3及び指針4とで、個別に区切らないことで、多様な文字板意匠に対応することが可能となり、部品の共通化に寄与することができる。
1 指針式計器装置
2 表示器
3 文字板
3a 指標部
3b 貫通孔
4 指針
4a、4a1 指示部
4b、4b1 固定部
5 駆動装置
5a 指針軸
6 回路基板
7 表示素子
8 照明装置
9 ケース体
9a 第1のケース体
9b 第2のケース体
9c 窓部
9d 第1の照射部
9e、9e1、9e2 第2の照射部
9f 開口
10 光源
10a 回路基板
10b 金属板
11 導光体
11a 受光面
11b 輝度調整部
12 反射部材
13 光拡散シート
14,15 プリズムシート
2 表示器
3 文字板
3a 指標部
3b 貫通孔
4 指針
4a、4a1 指示部
4b、4b1 固定部
5 駆動装置
5a 指針軸
6 回路基板
7 表示素子
8 照明装置
9 ケース体
9a 第1のケース体
9b 第2のケース体
9c 窓部
9d 第1の照射部
9e、9e1、9e2 第2の照射部
9f 開口
10 光源
10a 回路基板
10b 金属板
11 導光体
11a 受光面
11b 輝度調整部
12 反射部材
13 光拡散シート
14,15 プリズムシート
Claims (8)
- 光源と、この光源からの光を導く導光体と、前記光源にて照明される表示素子と、少なくとも前記表示素子と前記導光体とを備えたケース体と、前記表示素子の周囲に位置する指標部を備えた文字板と、前記指標部を指示する指針と、前記指針を回動させる駆動装置と、を備えた指針式計器装置において、前記ケース体は、前記表示素子を照射する窓部と、前記文字板を照射する第1の照射部と、前記指針を照射する第2の照射部と、を備えたこと特徴とする指針式計器装置。
- 前記導光体は、前記光源からの光を受光する受光面を1つとしたことを特徴とする請求項1に記載の指針式計器装置。
- 前記ケース体を第1のケース体と第2のケース体とから構成し、前記第1のケース体に前記文字板を配設し、前記第1のケース体に前記第1の照射部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の指針式計器装置。
- 前記ケース体を第1のケース体と第2のケース体とから構成し、前記第2のケース体に前記第2の照射部を設けたことを特徴する請求項1に記載の指針式計器装置。
- 前記ケース体を第1のケース体と第2のケース体とから構成し、前記第1のケース体に前記第1の照射部と前記第2の照射部とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の指針式計器装置。
- 前記導光体は、前記表示素子と前記文字板と前記指針との照明輝度を異ならせるために輝度調整部を備えてなることを特徴する請求項1に記載の指針式計器装置。
- 前記輝度調整部が微細な凹部および、または凸部からなることを特徴とする請求項6に記載の指針式計器装置。
- 前記窓部と前記第1の照射部と前記第2の照射部とを一体に形成した開口を前記第1のケース体に設けたことを特徴する請求項5に記載の指針式計器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007195394A JP2009031119A (ja) | 2007-07-27 | 2007-07-27 | 指針式計器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007195394A JP2009031119A (ja) | 2007-07-27 | 2007-07-27 | 指針式計器装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009031119A true JP2009031119A (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=40401782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007195394A Pending JP2009031119A (ja) | 2007-07-27 | 2007-07-27 | 指針式計器装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009031119A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017062121A (ja) * | 2015-09-23 | 2017-03-30 | 日本精機株式会社 | 表示装置 |
-
2007
- 2007-07-27 JP JP2007195394A patent/JP2009031119A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017062121A (ja) * | 2015-09-23 | 2017-03-30 | 日本精機株式会社 | 表示装置 |
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