JP2009029749A - 目元用化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】目元の皮膚は他の皮膚部分よりも薄いので、安全性が高く、且つ、他の皮膚部分よりくすみや隈、しわ、たるみ等が発生しやすくまた、外観上の注意も高くこれらの問題を解決する目元用化粧料を提供する。
【解決手段】ヘスペリジン或いはその誘導体と、カロチノイドを配合することよって目元のくすみや隈、しわ、たるみ等の問題を解決する化粧料。また、カロチノイドはβカロチンがもっとも効果的であり、ヘスペリジン或いはその誘導体やカロチノイドはこれらを含む植物抽出物。
【選択図】なし
【解決手段】ヘスペリジン或いはその誘導体と、カロチノイドを配合することよって目元のくすみや隈、しわ、たるみ等の問題を解決する化粧料。また、カロチノイドはβカロチンがもっとも効果的であり、ヘスペリジン或いはその誘導体やカロチノイドはこれらを含む植物抽出物。
【選択図】なし
Description
本発明は目元用のくすみや隈、小じわ、たるみ等を減少させる化粧料に関する。
化粧料は広く用いられているが、その大きな目的は年齢より若く見られたいという要望を満たすためである。そしてその判断をする部分の多くは顔にあることは万人の認めるところであるが、さらにそのなかでも目元はその印象を与える重要な因子である。このため、外観的に変化させるために、マスカラやアイライナー等もあるが、女性の多くは目元の印象を与える原因である目元のくすみや隈、小じわ、たるみ等を減少させ、根本的に若くハリのある目元にしたいと思っている。
目元の皮膚は、外形的な強い印象を与える部位にもかかわらず、他の皮膚部分よりも薄く、ストレス、睡眠不足、アルコールの過剰摂取、加齢などの要因により、目元のくすみや隈、しわ、たるみなどのトラブルが発生しやすい。そこで種々の目元用の化粧料が公知されている。(特許文献1,2参照)
特開2005−029511号公報
特開2005−068073号公報
目元の皮膚は、外形的な強い印象を与える部位にもかかわらず、他の皮膚部分よりも薄く、ストレス、睡眠不足、アルコールの過剰摂取、加齢などの要因により、目元のくすみや隈、しわ、たるみなどのトラブルが発生しやすい。そこで種々の目元用の化粧料が公知されている。(特許文献1,2参照)
目元の皮膚は他の皮膚部分よりも薄いので、安全性が高く、且つ、目元のくすみや隈、しわ、たるみ等の問題を解決する目元用化粧料に関する。
本発明は目元のくすみや隈、しわ、たるみ等の問題を解決する方法を検討した結果、ヘスペリジン或いはその誘導体と、カロチノイドを配合するときに今までにない効果を発揮することがわかった。
ヘスペリジンは毛細血管透過性阻害作用、ヒアルロニダーゼ阻害作用などの作用があり、脳出血、網膜出血、動脈硬化症、紫斑病の予防と治療に用いられ、食品、医薬品、化粧品などに利用されている。誘導体にはメチルヘスペリジン、グリコシルヘスペリジン等が一般的に用いられているがこれに限定されることはない。また、これらを多く含む、柑橘類やパプリカ等の植物の抽出物を用いても何ら問題ない。
カロチノイド (carotenoid) は天然に存在する色素で、化学式C40H56の基本構造を持つ化合物の誘導体をいい、カロテノイドともいう。テルペノイドの一種で、テトラテルペンに分類される。炭素と水素のみでできているものはカロチン類、それ以外のものを含むものはキサントフィル類という。(カロチンはカロテンともいう)本発明ではプロビタミンA活性を有するカロチノイド、例えばβ−カロチン又はα−カロチンが特に効果のあることがわかった。さらにはβ−カロチンがもっとも好ましく、カボチャ、ニンジン、アシタバ、コマツナ、シソ、ホウレンソウ、マンゴーなど、β-カロチンを多く含む抽出物を用いることができる。
ヘスペリジン或いはその誘導体の配合量は0.00001〜1.0%、カロチノイドの配合量は0.0001〜1.0%が用いられる。
ヘスペリジンは毛細血管透過性阻害作用、ヒアルロニダーゼ阻害作用などの作用があり、脳出血、網膜出血、動脈硬化症、紫斑病の予防と治療に用いられ、食品、医薬品、化粧品などに利用されている。誘導体にはメチルヘスペリジン、グリコシルヘスペリジン等が一般的に用いられているがこれに限定されることはない。また、これらを多く含む、柑橘類やパプリカ等の植物の抽出物を用いても何ら問題ない。
カロチノイド (carotenoid) は天然に存在する色素で、化学式C40H56の基本構造を持つ化合物の誘導体をいい、カロテノイドともいう。テルペノイドの一種で、テトラテルペンに分類される。炭素と水素のみでできているものはカロチン類、それ以外のものを含むものはキサントフィル類という。(カロチンはカロテンともいう)本発明ではプロビタミンA活性を有するカロチノイド、例えばβ−カロチン又はα−カロチンが特に効果のあることがわかった。さらにはβ−カロチンがもっとも好ましく、カボチャ、ニンジン、アシタバ、コマツナ、シソ、ホウレンソウ、マンゴーなど、β-カロチンを多く含む抽出物を用いることができる。
ヘスペリジン或いはその誘導体の配合量は0.00001〜1.0%、カロチノイドの配合量は0.0001〜1.0%が用いられる。
本発明の化粧料には、上記の必須成分の他に、通常化粧料に用いられる配合成分、例えば油性成分、界面活性剤、保湿剤、増粘剤、防腐・殺菌剤、粉体成分、pH調整剤、薬剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
油性成分として例示すれば、オリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、米油、米胚芽油、ヤシ油、パーム油、カカオ油、メドウフォーム油、シアーバター、ティーツリー油、アボガド油、マカデミアナッツ油、植物由来スクワラン、ミンク油、タートル油、ミツロウ、カルナウバロウ、ライスワックス、ラノリンなどのロウ類;流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、スクワラン、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸ブチル、2−エチルヘキシルグリセライド、ステアリン酸オクチルドデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、高重合メチルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン、メチルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、アルキル変性ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、メチルシクロポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・メチルポリシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体、ステアロキシメチルポリシロキサン、セトキシメチルポリシロキサン、セチルジメチコン、セチルジメチコンコポリオール、ラウリルメチコンコポリオール、ステアリルジメチコンコポリオール、アクリル酸アルキル共重合体メチルポリシロキサンエステル、架橋型メチルポリシロキサン、架橋型メチルフェニルポリシロキサン、架橋型ポリエーテル変性シリコーン、架橋型アルキルポリエーテル変性シリコーン、架橋型アルキル変性シリコーンなどがあげられる。
界面活性剤として例示すれば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルなどの非イオン界面活性剤;脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪酸アミン硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、α−スルホン化脂肪酸アルキルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、第四級アンモニウム塩、第一級〜第三級脂肪酸アミン塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、2−アルキル−1−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、N,N−ジアルキルモルフォルニウム塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩などのカチオン界面活性剤;N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニオベタイン、N,N,N−トリアルキル−N−アルキレンアンモニオカルボキシベタイン、N−アシルアミドプロピル−N′,N′−ジメチル−N′−β−ヒドロキシプロピルアンモニオスルホベタインなどがあげられる。
保湿剤として例示すれば、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、トレハロース、ヒアルロン酸及びその誘導体、コンドロイチン及びその誘導体、ヘパリン及びその誘導体、エラスチン及びその誘導体、コラーゲン及びその誘導体などがあげられる。
増粘剤として例示すれば、アルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダ、ペクチン、ローカストビーンガム、キサンタンガム、トラガントガム、グアーガム、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸共重合体、ベントナイトなどがあげられる。
防腐・殺菌剤として例示すれば、安息香酸、安息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなどのパラオキシ安息香酸エステル類;フェノキシエタノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、エタノールなどがあげられる。
粉体成分として例示すれば、セリサイト、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、6−又は12−ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロース系パウダーなどがあげられる。
pH調整剤として例示すれば、塩酸、硫酸、リン酸、ポリリン酸、ホウ酸、乳酸、酢酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、シュウ酸、グルコン酸、フマル酸、プロピオン酸、酢酸、アスパラギン酸、イプシロン−アミノカプロン酸、グルタミン酸、アミノエチルスルホン酸など)、グルコノラクトン、酢酸アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、リジンなどがあげられる。
薬剤としては、ビタミンA又はその誘導体(βカロチンは必須成分)、ビタミンC又はその誘導体、ビタミンE又はその誘導体、パントテン酸又はその誘導体、ハイドロキノン誘導体、エラグ酸及びその誘導体、レゾルシノール誘導体、コウジ酸、プロリン、システイン、フィチン酸、アーモンド抽出物、アロエ抽出物、イチョウ抽出物、エイジツ抽出物、オウゴン抽出物、オウレン抽出物、オトギリソウ抽出物、オドリコソウ抽出物、海藻抽出物、カッコン抽出物、カンゾウ抽出物、クチナシ抽出物、クジン抽出物、コムギ抽出物、コメ抽出物、オリザノール、シソ抽出物、シャクヤク抽出物、センキュウ抽出物、ソウハクヒ抽出物、ダイズ抽出物、茶抽出物、トウキ抽出物、トウキンセンカ抽出物、ハマメリス抽出物、ベニバナ抽出物、ボタンピ抽出物、ヨクイニン抽出物、トウキ抽出物、エノキ抽出物、チョウジ抽出物、動物又は魚由来のコラーゲン及びその誘導体、エラスチン及びその誘導体、セラミドなどの細胞間脂質、胎盤抽出物、ニコチン酸及びその誘導体、グリチルリチン酸及びその誘導体(ジカリウム塩等)、t−シクロアミノ酸誘導体、アラントイン、α−ヒドロキシ酸類、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸、コエンザイムQ−10、α−リポ酸、ピコリンなどが例示できる。
以上のような原料を任意に選択し、化粧料とするが、剤形は、液状、ゲル状、乳液状、パック状、クリーム状、軟膏、ステック状など任意の剤形を選択できる。また、ファンデーション、ほほ紅等目元を含む部位に用いるカラー製品に用いてもよい。
以下に実施例を記載するがなんら本発明を限定するものではない。また、数字は重量部を表す
実施例1 ローション(美容液)
A βカロチン 0.1
ヘスペリジン 0.1
ポリオキシエチレン(60モル)ラウリルエーテル 1.5
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 1.5
B グリセリン 5.0
1,3ブチレングリコール 5.0
ソルビトール70%水溶液 2.0
ヒアルロン酸ナトリウム 0.5
パラオキシ安息香酸メチル 0.2
精製水 84.1
製法はAをそれぞれ計量し、70℃まで加温し、AにBを攪拌しつつ徐々に加えた。
実施例1 ローション(美容液)
A βカロチン 0.1
ヘスペリジン 0.1
ポリオキシエチレン(60モル)ラウリルエーテル 1.5
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 1.5
B グリセリン 5.0
1,3ブチレングリコール 5.0
ソルビトール70%水溶液 2.0
ヒアルロン酸ナトリウム 0.5
パラオキシ安息香酸メチル 0.2
精製水 84.1
製法はAをそれぞれ計量し、70℃まで加温し、AにBを攪拌しつつ徐々に加えた。
実施例2 乳液
A モノミリスチン酸デカグリセリル 2.1
水素添加大豆リン脂質 0.6
ステアリン酸 0.5
ベヘニルアルコール 1.6
パルミチン酸セチル 0.6
α−オレフィンオリゴマー 6.0
2−エチルヘキサン酸セチル 6.0
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 6.0
30%β-カロチンヒマワリ種子油懸濁液 0.5
B 精製水 55.9
グリセリン 5.0
パラオキシ安息香酸メチル 0.2
αグルコシルヘスペリジン 0.2
C 1%カルボキシビニルポリマー水溶液 10.0
D 1%水酸化ナトリウム水溶液 4.8
製法はA,Bともに80℃で加温溶解し,BをAに撹拌しながら徐々に加え、さらにC,Dを加え、ゆっくり攪拌しつつ30℃まで冷却した。
なお、30%β-カロチンヒマワリ種子油懸濁液は、DSMニュートリションジャパン社製「CaroCareβ−カロテン30%懸濁液」を用いた。
A モノミリスチン酸デカグリセリル 2.1
水素添加大豆リン脂質 0.6
ステアリン酸 0.5
ベヘニルアルコール 1.6
パルミチン酸セチル 0.6
α−オレフィンオリゴマー 6.0
2−エチルヘキサン酸セチル 6.0
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 6.0
30%β-カロチンヒマワリ種子油懸濁液 0.5
B 精製水 55.9
グリセリン 5.0
パラオキシ安息香酸メチル 0.2
αグルコシルヘスペリジン 0.2
C 1%カルボキシビニルポリマー水溶液 10.0
D 1%水酸化ナトリウム水溶液 4.8
製法はA,Bともに80℃で加温溶解し,BをAに撹拌しながら徐々に加え、さらにC,Dを加え、ゆっくり攪拌しつつ30℃まで冷却した。
なお、30%β-カロチンヒマワリ種子油懸濁液は、DSMニュートリションジャパン社製「CaroCareβ−カロテン30%懸濁液」を用いた。
実施例3 クリーム
A スクワラン 20.0
オリーブ油 2.0
ミンク油 1.0
ホホバ油 5.0
ミツロウ 5.0
セトステアリルアルコール 2.0
グリセリンモノステアレート 1.0
ソルビタンモノステアレート 2.0
島ニンジンエキス 5.0
B 精製水 38.9
ウンシュウミカン果皮エキス 5.0
ポリオキシエチレン(20E.O.) ソルビタンモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(60E.O.) 硬化ヒマシ油 1.0
グリセリン 5.0
1.0%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 5.0
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
AとBをそれぞれ計量し、70℃まで加温し、BにAを攪拌しつつ徐々に加えたのち、ゆっくり攪拌しつつ30℃まで冷却した。
なお、島ニンジンエキスはイントロン社製、商品名名島ニンジンエキスを、ウンシュウミカン果皮エキスはイントロン社製、商品名ウンシュウミカン果皮エキスを用いた。
A スクワラン 20.0
オリーブ油 2.0
ミンク油 1.0
ホホバ油 5.0
ミツロウ 5.0
セトステアリルアルコール 2.0
グリセリンモノステアレート 1.0
ソルビタンモノステアレート 2.0
島ニンジンエキス 5.0
B 精製水 38.9
ウンシュウミカン果皮エキス 5.0
ポリオキシエチレン(20E.O.) ソルビタンモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(60E.O.) 硬化ヒマシ油 1.0
グリセリン 5.0
1.0%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 5.0
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
AとBをそれぞれ計量し、70℃まで加温し、BにAを攪拌しつつ徐々に加えたのち、ゆっくり攪拌しつつ30℃まで冷却した。
なお、島ニンジンエキスはイントロン社製、商品名名島ニンジンエキスを、ウンシュウミカン果皮エキスはイントロン社製、商品名ウンシュウミカン果皮エキスを用いた。
以下に以上の実施例が有効であるか、以下の試験を行った。
女性30名に実施例1〜3、比較例1〜3を目元に3ヶ月間使用した。(なお、右と左とに分け30名60箇所に実施例1〜3、比較例1〜3計6検体をランダムに選んだ10箇所づつに使用してもらった。)
この使用の前後に以下の試験およびアンケートを実施した。
女性30名に実施例1〜3、比較例1〜3を目元に3ヶ月間使用した。(なお、右と左とに分け30名60箇所に実施例1〜3、比較例1〜3計6検体をランダムに選んだ10箇所づつに使用してもらった。)
この使用の前後に以下の試験およびアンケートを実施した。
なお、比較例は、比較例1は実施例1のβカロチンとヘスペリジンを流動パラフィンに置き換え、他は実施例1と同様に作成したもの。比較例2は実施例1のヘスペリジンを流動パラフィンに置き換え、他は実施例1と同様に作成したもの。比較例3は実施例1のβカロチンを流動パラフィンに置き換え、他は実施例1と同様に作成したもの。
試験1 皮膚弾力改善試験
300mbarで1秒間負荷をかけ、負荷解除1秒後の顔面の皮膚弾力性(R2値)をプローブ直径2mmのキュートメーター(CK-electronic社製CUTOMETER-SEM575)で測定し、使用前の値を100とした相対値で示した。(部位は下瞼で測定は1箇所3回づつ行った)。結果を表1に示す。
300mbarで1秒間負荷をかけ、負荷解除1秒後の顔面の皮膚弾力性(R2値)をプローブ直径2mmのキュートメーター(CK-electronic社製CUTOMETER-SEM575)で測定し、使用前の値を100とした相対値で示した。(部位は下瞼で測定は1箇所3回づつ行った)。結果を表1に示す。
試験2 しわ改善試験
目尻に対して山田粧業製二剤混合型レプリカ剤スキンキャストを用いてレプリカを採取し、レプリカ画像解析による表面のしわの深さ計測により判定した。レプリカ剤の画像解析は、レプリカを非接触式光学3D測定装置(PRIMOS GFM)にて画像として取り込み、レプリカ表面のシワの深さおよび大きさを計測した。使用前の値を100とした相対値で示した。結果を表2に示す。
目尻に対して山田粧業製二剤混合型レプリカ剤スキンキャストを用いてレプリカを採取し、レプリカ画像解析による表面のしわの深さ計測により判定した。レプリカ剤の画像解析は、レプリカを非接触式光学3D測定装置(PRIMOS GFM)にて画像として取り込み、レプリカ表面のシワの深さおよび大きさを計測した。使用前の値を100とした相対値で示した。結果を表2に示す。
アンケート
使用前に比較して、しわ、タルミ、くすみ、隈に関して改善したかパネラーにアンケートした。
改善は1:改善した、2:やや改善した、3:変化なしの3段階で回答してもらった。結果を表3に示す。
使用前に比較して、しわ、タルミ、くすみ、隈に関して改善したかパネラーにアンケートした。
改善は1:改善した、2:やや改善した、3:変化なしの3段階で回答してもらった。結果を表3に示す。
以上のように、ヘスペリジン或いはその誘導体と、カロチノイドを配合した化粧料は目元の皮膚のくすみや隈、小じわ、たるみ等のトラブルを相乗的な効果によって防ぐことが分かった。
Claims (2)
- ヘスペリジン或いはその誘導体と、カロチノイドを配合した目元用化粧料
- カロチノイドがβ−カロチンである請求項1の目元用化粧料
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007196117A JP2009029749A (ja) | 2007-07-27 | 2007-07-27 | 目元用化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007196117A JP2009029749A (ja) | 2007-07-27 | 2007-07-27 | 目元用化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009029749A true JP2009029749A (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=40400661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007196117A Pending JP2009029749A (ja) | 2007-07-27 | 2007-07-27 | 目元用化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009029749A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011231058A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Kao Corp | セラミド産生促進剤 |
EP2394634A1 (en) * | 2009-02-03 | 2011-12-14 | Sunstar Inc. | Hesperidin-containing composition |
US10493020B2 (en) | 2016-04-14 | 2019-12-03 | The Procter & Gamble Company | Method of improving the appearance of periorbital dyschromia |
-
2007
- 2007-07-27 JP JP2007196117A patent/JP2009029749A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2394634A1 (en) * | 2009-02-03 | 2011-12-14 | Sunstar Inc. | Hesperidin-containing composition |
EP2394634A4 (en) * | 2009-02-03 | 2012-08-29 | Sunstar Inc | HESPERIDO-CONTAINING COMPOSITION |
US8507452B2 (en) | 2009-02-03 | 2013-08-13 | Sunstar Inc. | Hesperidin-containing composition |
JP2011231058A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Kao Corp | セラミド産生促進剤 |
US10493020B2 (en) | 2016-04-14 | 2019-12-03 | The Procter & Gamble Company | Method of improving the appearance of periorbital dyschromia |
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