JP2009029527A - 電動テープカッタ - Google Patents
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Abstract
【課題】テープ装填部の構造の単純化によりコストの低減を図ることができるだけでなく、テープロールの交換が容易にできる電動テープカッタを提供する。
【解決手段】粘着テープ35を巻回したテープロール36が装填されるテープ装填部38内には、テープロール36上の粘着テープ35の引き出し点Pを挟む2位置でテープロール36の外周に当接して、粘着テープ35の引き出し時にテープロール36を回転可能に支える一対のロール案内部材68,69を備えることによって、テープロール36に挿通させる支柱を省くことができ、テープロール36の交換作業を容易にすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】粘着テープ35を巻回したテープロール36が装填されるテープ装填部38内には、テープロール36上の粘着テープ35の引き出し点Pを挟む2位置でテープロール36の外周に当接して、粘着テープ35の引き出し時にテープロール36を回転可能に支える一対のロール案内部材68,69を備えることによって、テープロール36に挿通させる支柱を省くことができ、テープロール36の交換作業を容易にすることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、机上などに設置してテープロールから粘着テープを引き出して切断する電動テープカッタに関する。
机上などに設置して使用する電動テープカッタの従来例を図4から図6を参照して説明する。
電動テープカッタ1は、特許文献1に開示されたもので、机上などに安定載置される形状を呈した本体3に、円筒状の芯6の外周に粘着テープ5を巻回したテープロール7を回転自在に支持するテープ装填部9と、該テープ装填部9からテープ引き出し方向に適宜離間した位置に装備されてモータにより回転駆動される2つのテープ送りローラ11,12と、テープロール7から引き出された粘着テープ5の内面(粘着面)をテープ送りローラ11,12に押圧するテープ押えローラ14と、テープ送りローラ12よりも前方のテープ引き出し経路上で粘着テープ5を切断するカッタ機構18と、を備えている。
また、カッタ機構18よりも前方に位置する本体3の最前面には、粘着テープ5の取出口21が設けられている。この取出口21は、図6に示すように、前方に開閉可能に本体3に連結されたカバー部材23に設けられている。このカバー部材23には、前述のテープ押えローラ14が取り付けられていて、カバー部材23を開くことにより、テープ送りローラ11,12とテープ押えローラ14とによる粘着テープ5の挟持が解除されるようになっている。
テープ装填部9は、テープロール7を投入可能な凹部24内に、投入されたテープロール7の芯6の内側に突出してテープロール7の抜け出しを防止するガイド支柱26を装備したものである。ガイド支柱26は、テープロール7の交換時には芯6内から退出できるように、本体3に可動又は着脱可能に装備されている。
ところが、前述のようにガイド支柱26をテープロール7の芯6に挿通させてテープロール7を回転自在に支持するテープ装填部9は、テープロール7の交換時にガイド支柱26を退避できるように、ガイド支柱26を本体3に可動又は着脱可能に装備しなければならず、そのために、テープ装填部9の構成が煩雑化したり、あるいは、構成部品の増大により、製造コストが増大するという問題がある。
また、テープロール7の交換時には、使用済みのテープロール7からガイド支柱26を抜く操作と、新しいテープロール7にガイド支柱26を挿通させる操作が必要であり、更に、テープロール7を交換した際には、テープロール7から引き出した粘着テープ5を、図6に示したように、カバー部材23を開いて、取出口21に挿通させる操作も必要となり、交換に手間がかかるという問題があった。
また、図示のように、従来のテープカッタ1は、テープ装填部9のテープロール7が外部に露出しているため、テープロール7の側面が、埃やゴミの付着によって汚れやすいという問題もあった。
そこで、本発明の目的は上記課題を解決するためになされたものであって、テープ装填部の構造の単純化によりコストの低減を図ることができるだけでなく、テープロールの交換が容易にでき、しかも、テープ装填部に支持されたテープロールの側面が埃やゴミの付着によって汚れることを防止することができる電動テープカッタを提供することを目的とする。
上記課題を解決することのできる本発明は、円筒状の芯の外周に粘着テープを巻回したテープロールを回転自在に支持するテープ装填部と、該テープ装填部からテープ引き出し方向に適宜離間した位置に装備されてモータにより回転駆動されるテープ送りローラと、前記テープロールから引き出された前記粘着テープの内面を前記テープ送りローラに押圧するテープ押えローラと、可動刃と固定刃を含み、モータにより可動刃を駆動するもので、前記テープ送りローラよりも前方のテープ引き出し経路上で前記粘着テープを切断するカッタ機構と、を備えた電動テープカッタであって、
前記テープ装填部内には、前記テープロール外周上の粘着テープの引き出し点を挟む少なくとも2位置で当接して、前記テープロールを回転可能に支えるロール案内部材を備えたことを特徴とする。
前記テープ装填部内には、前記テープロール外周上の粘着テープの引き出し点を挟む少なくとも2位置で当接して、前記テープロールを回転可能に支えるロール案内部材を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、テープ装填部に装填されたテープロールは、テープロール外周上の粘着テープの引き出し点を挟む少なくとも2位置で、ロール案内部材により回転自在に支持される。このため、従来のようにテープロールの内周に嵌合させるガイド支柱は使用していない。従って、テープロールの交換時には、使用済みのテープロールをテープ装填部から抜き出した後、空のテープ装填部に新規のテープロールを投入して、テープロールからの粘着テープの引き出し端を一対のロール案内部材間に挿通させるだけで良い。ガイド支柱を使ってテープロールを回転自在に支持させる従来の構造と比較すると、テープ装填部の構造の単純化によりコストの低減を図ることができ、しかも、テープロールの交換時の作業を大幅に軽減でき、テープロールの交換が容易になる。
また、本発明において、前記テープ装填部は、前記テープロールを収容するロール収容凹部と、該ロール収容凹部を開閉可能に覆うカバー部材とで、前記テープロールの略全周囲を覆う構造であって、
前記ロール案内部材の内の一方は前記カバー部材側に、他方は前記ロール収容凹部側に装備したことを特徴とする。
前記ロール案内部材の内の一方は前記カバー部材側に、他方は前記ロール収容凹部側に装備したことを特徴とする。
上記構成によれば、テープロールの交換作業は、カバー部材を開いて本体のロール収容凹部から使用済みのテープロールを抜き出した後、新規のテープロールを前記ロール収容凹部に投入して、テープロールから引き出した粘着テープの端部を本体の前端側に引っ張った状態でカバー部材を閉じれば、一対のロール案内部材が粘着テープの引き出し点を挟む2位置で前記テープロールの外周に当接した状態が得られる。このため、粘着テープを一対のロール案内部材間に挿通する手間も不要になり、更に、テープロールの交換が容易になる。しかも、テープ装填部のテープロールは、本体に形成されたロール収容凹部とその開放側を覆うカバー部材とで略全周囲が覆われるため、テープ装填部内に周囲の埃やゴミが侵入し難く、テープ装填部に支持されたテープロールの側面が埃やゴミの付着によって汚れることを防止することができる。
また、本発明において、前記カバー部材の前端部は、前記カッタ機構まで延出し、
前記テープ押えローラと前記カッタ機構を構成する可動刃と固定刃の何れかとが前記カバー部材に取り付けられていることを特徴とする。
前記テープ押えローラと前記カッタ機構を構成する可動刃と固定刃の何れかとが前記カバー部材に取り付けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、テープロールから引き出した粘着テープが通るテープ引き出し経路上で、テープの外面側に配置されるテープ押えローラやカッタ機構を構成するカッタ刃は、いずれも、カバー部材を開く操作で、テープ引き出し経路を開放する。このため、テープ交換時に引き出した粘着テープを狭いロール間に挿通させたり、カッタ機構の固定カッタ刃と可動カッタ刃との間を挿通させるような面倒な操作が一切不要になり、テープロールの交換が更に容易になる。また、テープロールから引き出され粘着テープが、テープ引き出し経路の途中に詰まる障害(ジャム)が発生した場合にも、カバー部材を開けば、詰まりが生じているテープ引き出し経路が開放されるため、テープ詰まりの障害の復旧も容易になる。
また、本発明において、前記ロール案内部材は、前記カバー部材若しくは前記ロール収容凹部側に回転自在に支持された一対のガイドローラであることを特徴とする。
上記構成によれば、粘着テープの引き出し操作時に、ロール案内部材とテープロールとの間の接触摩擦を低減でき、より小さな操作力で粘着テープの引き出しが可能になり、テープ送りローラを駆動するモータの小型化等により装置コストを低減させることができる。
また、ロール案内部材とテープロールとの間の接触摩擦を低減できるため、粘着テープの表面が擦れて傷つくことも防止できる。
また、ロール案内部材とテープロールとの間の接触摩擦を低減できるため、粘着テープの表面が擦れて傷つくことも防止できる。
また、本発明において、前記カバー部材が透明材料で形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、テープ装填部内のテープロールの残量等をカバー部材越しに確認でき、突然のテープ切れ等の不都合の発生を防止することができる。
以下、本発明に係る電動テープカッタの好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る電動テープカッタの一実施の形態のカバー部材を閉じた状態の透視側面図、図2は図1に示した電動テープカッタのカバー部材を開いた状態の説明図、図3は図2に示した電動テープカッタへ新規のテープロールを装着する操作の説明図である。
この一実施の形態の電動テープカッタ31は、机上などに安定載置される形状を呈した本体33に、円筒状の芯34の外周に粘着テープ35を巻回したテープロール36を回転自在に支持するテープ装填部38と、該テープ装填部38からテープ引き出し方向(本体33の前方)に適宜離間した位置に装備されて不図示のモータにより回転駆動される2つのテープ送りローラ41,42と、テープロール36から引き出された粘着テープ35の内面(粘着面)をテープ送りローラ41,42に押圧するテープ押えローラ44と、テープ送りローラ41,42及びテープ押えローラ44によるテープ送り位置よりも前方のテープ引き出し経路上で粘着テープ35を切断するカッタ機構46と、を備えている。
カッタ機構46は、テープ送りローラ41,42及びテープ押えローラ44によるテープ送り位置よりも前方に設けられている。テープ引き出し経路上のテープ外面側に装備される固定カッタ刃47と、粘着テープ35の内面側に昇降可能に装備される可動カッタ刃48と、によって粘着テープ35を切断する。
さらにカッタ機構46の前方側には、テープロール36から引き出された粘着テープ35の取出口51が前方及び上方に開放する形態で設けられている。この取出口51の下部には、カッタ機構46により切り離された粘着テープ35を粘着支持するテープ仮止め部材53が備えられている。
また、テープ仮止め部材53には、テープ仮止め部材53上に粘着テープ35が貼着しているか否か(即ちテープの存在の有無)を検出するテープ検出器54が設けられている。このテープ検出器54は、テープ仮止め部材53上における粘着テープ35の有無を検出光の反射の有無によって検知する光学反射型センサを使用したものである。カッタ機構46による切断処理後に、テープ検出器54によってテープの存在が検知されている間は、テープ送りローラ41,42が作動しないよう構成されている。このため、テープ仮止め部材53上のテープが取り去られる前に次のテープが送り出される重複送りが防止される。
本実施の形態の場合、テープ装填部38は、図3に示すように、テープロール36を収容するべく本体33の後方上面に開口したロール収容凹部61と、該ロール収容凹部61の上面開口を開閉可能に覆うカバー部材63とで、テープロール36の略全周囲を覆う構造に形成されている。
ロール収容凹部61は、円弧状の底壁61aと、この底壁61aを挟んで対向する一対の側壁61b,61bと、底壁61aの後端に起立する後壁61dとによって、上方及び前方を開放した厚肉半円状の収容空間が形成されている。図2及び図3に示すように最大巻径のテープロール36の約下半分(図示では、半分よりやや多い)を収容する。
カバー部材63は、図1に示すように閉じた状態にすると、ロール収容凹部61の上部に、ロール収容凹部61とは逆向きの厚肉半円状の収容空間63aを形成するもので、テープロール36のロール収容凹部61から上に突出している部分を覆う。カバー部材63は、透明樹脂等の透明材料で形成されており、その後端部がヒンジ64により本体33の後端部に回動自在に連結されている。ヒンジ64を軸として上方へ回動することにより、ロール収容凹部61の上部開口部を開閉する。
図2及び図3に示すように、カバー部材63は、テープロール36の収容のための厚肉半円状の収容空間63aを形成しているテープ収容部65と、該テープ収容部65の前端側からカッタ機構46まで延出してカッタ機構46の上を覆う機構収容部66と、を一体的に形成したものである。そして、図示はしていないが、図1に示すようにカバー部材63を閉じた状態にロック可能な係止機構が設けられている。
ロール収容凹部61とカバー部材63により構成されるテープ装填部38内には、テープロール36上の粘着テープ35の引き出し点P(図3参照)を挟む2位置でテープロール36の外周に当接し、粘着テープ35の引き出し時にテープロール36を回転可能に支える一対のロール案内部材68,69が装備される。
これらの一対のロール案内部材68,69の内、収容空間63a内に位置するロール案内部材68はカバー部材63に、ロール収容凹部61内に位置するロール案内部材69は本体33に取り付けられている。
また、本実施の形態の場合、一対のロール案内部材68,69は、それぞれ、カバー部材63若しくは本体33に回転自在に支持されたガイドローラである。
本実施の形態の電動テープカッタ31の場合、カバー部材63の前端部の機構収容部66は、少なくとも、カッタ機構46の上方まで延出していて、装置内のテープ引き出し経路の粘着テープ35の外面側に配置されるテープ押えローラ44やカッタ機構46の固定カッタ刃47が、機構収容部66に取り付けられている。
以上、説明した一実施の形態の電動テープカッタ31では、テープ装填部38に装填されたテープロール36は、テープロール36の粘着テープ35の引き出し点Pを挟む2位置でテープロール36の外周に当接する一対のロール案内部材68,69により回転自在に支持される構成であり、テープロール36の内周に嵌合させるガイド支柱は使用していない。
従って、テープロール36の交換時には、図3に示すように、カバー部材63を開いて、使用済みのテープロール36をテープ装填部38から抜き出した後、空のテープ装填部38に新規のテープロール36を投入して、テープロール36からの粘着テープ35の引き出し端を本体33の前端まで引っ張った状態で再びカバー部材63を閉じるだけで良い。
このため、ガイド支柱を使ってテープロールを回転自在に支持させる従来の構造と比較すると、テープ装填部38の構造の単純化によりコストの低減を図ることができ、しかも、テープロール36の交換時の作業を大幅に軽減でき、テープロール36の交換が容易になる。
また、本実施の形態の電動テープカッタ31では、テープ装填部38は、テープロール36を収容するべく本体33に形成されたロール収容凹部61と、該ロール収容凹部61の開放側を開閉可能に覆うカバー部材63とで、テープロール36の略全周囲を覆う構造を有している。そして、一対のロール案内部材68,69の内の一方はカバー部材63に、他方は本体33に装備した構成になっている。
このため、テープロール36の交換作業は、カバー部材63を開いて本体33のロール収容凹部61から使用済みのテープロール36を抜き出した後、新規のテープロール36をロール収容凹部61に投入して、テープロール36から引き出した粘着テープ35の端部を本体33の前端側に引っ張った状態でカバー部材63を閉じればよい。
このように装着すれば図1に示したように、一対のロール案内部材68,69が粘着テープ35の引き出し点を挟む2位置でテープロール36の外周に当接した状態が得られ、粘着テープ35を一対のロール案内部材68,69間に挿通する手間も不要になり、更に、テープロール36の交換が容易になる。
しかも、テープ装填部38のテープロール36は、本体33に形成されたロール収容凹部61とその開放側を覆うカバー部材63とで略全周囲が覆われるため、テープ装填部38内に周囲の埃やゴミが侵入し難く、テープ装填部38に支持されたテープロール36の側面が埃やゴミの付着によって汚れることを防止することができる。
また、本実施の形態の電動テープカッタ31では、カバー部材63の前端部は、少なくとも、カッタ機構46の上方まで延出していて、且つ、装置内のテープ引き出し経路の粘着テープ35の外面側に配置されるテープ押えローラ44やカッタ機構46の固定カッタ刃47がカバー部材63に取り付けられている。
このため、テープロール36から引き出した粘着テープ35が通るテープ引き出し経路上で、テープの外面側に配置されるテープ押えローラ44やカッタ機構46の固定カッタ刃47は、いずれも、カバー部材63を開く操作で、テープ引き出し経路を開放する。したがって、テープ交換時に引き出した粘着テープ35を狭いロール間に挿通させたり、カッタ機構46の固定カッタ刃47と可動カッタ刃48との間を挿通させるような面倒な操作が一切不要になり、テープロール36の交換が更に容易になる。
また、テープロール36から引き出され粘着テープ35が、テープ引き出し経路の途中に詰まる障害(ジャム)が発生した場合にも、カバー部材63を開けば、詰まりが生じているテープ引き出し経路が開放されるため、テープ詰まりの障害の復旧も容易になる。
また、本実施の形態の電動テープカッタ31では、一対のロール案内部材68,69が、カバー部材63若しくは本体33に回転自在に支持されたガイドローラである。
このため、粘着テープ35の引き出し操作時に、ロール案内部材68,69とテープロール36との間の接触摩擦を低減でき、より小さな操作力で粘着テープ35の引き出しが可能になり、テープ送りローラ41,42を駆動するモータの小型化等により装置コストを低減させることができる。
また、ロール案内部材68,69とテープロール36との間の接触摩擦を低減できるため、粘着テープ35の表面が擦れて傷つくことも防止できる。
また、本実施の形態の電動テープカッタ31では、カバー部材63が透明材料で形成されているため、テープ装填部38内のテープロール36の残量等をカバー部材63越しに確認でき、突然のテープ切れ等の不都合の発生を防止することができる。
なお、本発明に係る電動テープカッタにおいて、カバー部材の具体的な構造は、上記実施の形態に示した構造に限らない。
例えば、カバー部材63は、テープロール36の上半部外周を覆うテープ収容部65と、機構収容部66とを前後に分割した構造としてもよい。この場合、テープ収容部65は上記実施の形態のようにヒンジ64により後方に開くが、機構収容部66は本体33の側壁61bにヒンジ結合されて、本体の側方に開く構造とすることも可能である。また、カバー部材63は、テープの幅方向の中心で縦に2分割されていて、それぞれの半割れ体が、装置の側方に開く構成とすることも可能である。
例えば、カバー部材63は、テープロール36の上半部外周を覆うテープ収容部65と、機構収容部66とを前後に分割した構造としてもよい。この場合、テープ収容部65は上記実施の形態のようにヒンジ64により後方に開くが、機構収容部66は本体33の側壁61bにヒンジ結合されて、本体の側方に開く構造とすることも可能である。また、カバー部材63は、テープの幅方向の中心で縦に2分割されていて、それぞれの半割れ体が、装置の側方に開く構成とすることも可能である。
また、本発明に係る電動テープカッタにおいて、テープロールの外周に当接することでテープロールを回転自在に支持する一対のロール案内部材の具体的構造は、上記実施の形態に示したガイドローラに限らない。
例えば、テープロールに当接する表面を摩擦力の小さなテフロン(登録商標)等で被覆することで、粘着テープを引き出す際のテープロールとの間の摩擦を小さく抑えるようにしたガイド板等を、ロール案内部材として利用することも可能である。
例えば、テープロールに当接する表面を摩擦力の小さなテフロン(登録商標)等で被覆することで、粘着テープを引き出す際のテープロールとの間の摩擦を小さく抑えるようにしたガイド板等を、ロール案内部材として利用することも可能である。
31:電動テープカッタ、33:本体、34:芯、35:粘着テープ、36:テープロール、38:テープ装填部、41,42:テープ送りローラ、44:テープ押えローラ、46:カッタ機構、47:固定カッタ刃、48:可動カッタ刃、51:取出口、53:テープ仮止め部材、54:テープ検出器、61:ロール収容凹部、61a:円弧状の底壁、63:カバー部材、63a:収容空間、64:ヒンジ、65:テープ収容部、66:機構収容部、68,69:ロール案内部材
Claims (5)
- 円筒状の芯の外周に粘着テープを巻回したテープロールを回転自在に支持するテープ装填部と、該テープ装填部からテープ引き出し方向に適宜離間した位置に装備されてモータにより回転駆動されるテープ送りローラと、前記テープロールから引き出された前記粘着テープの内面を前記テープ送りローラに押圧するテープ押えローラと、可動刃と固定刃を含み、モータにより可動刃を駆動するもので、前記テープ送りローラよりも前方のテープ引き出し経路上で前記粘着テープを切断するカッタ機構と、を備えた電動テープカッタであって、
前記テープ装填部内には、前記テープロール外周上の粘着テープの引き出し点を挟む少なくとも2位置で当接して、前記テープロールを回転可能に支えるロール案内部材を備えたことを特徴とする電動テープカッタ。 - 前記テープ装填部は、前記テープロールを収容するロール収容凹部と、該ロール収容凹部を開閉可能に覆うカバー部材とで、前記テープロールの略全周囲を覆う構造であって、
前記ロール案内部材の内の一方は前記カバー部材側に、他方は前記ロール収容凹部側に装備したことを特徴とする請求項1に記載の電動テープカッタ。 - 前記カバー部材の前端部は、前記カッタ機構まで延出し、
前記テープ押えローラと前記カッタ機構を構成する可動刃と固定刃の何れかとが前記カバー部材に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の電動テープカッタ。 - 前記ロール案内部材は、前記カバー部材若しくは前記ロール収容凹部側に回転自在に支持された一対のガイドローラであることを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の電動テープカッタ。
- 前記カバー部材が透明材料で形成されていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の電動テープカッタ。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101506399B1 (ko) * | 2013-10-18 | 2015-03-26 | 홍성만 | 회전케이스를 구비한 테이프 절단기 |
KR20180118002A (ko) * | 2017-04-20 | 2018-10-30 | 임충홍 | 상부개폐 구조를 갖는 테이프 자동 절단기 |
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