JP2009029355A - エアバッグ付きシートベルト装置 - Google Patents

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政治 吾妻
Koichi Ota
幸一 太田
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Abstract

【課題】ウエビングに追従してより円滑に移動することが可能なエアバッグを有するエアバッグ付きシートベルト装置を得る。
【解決手段】ウエビング2に沿って移動可能な第一のエアバッグが、エアバッグ本体とウエビング2との間に介在して当該ウエビング2を摺動可能に被覆する扁平なチューブ22を有し、チューブ22のウエビング2の表裏面に対向する二つの側壁22a,22bのうち少なくともいずれか一方に開口部30を形成した。
【選択図】図6

Description

本発明は、エアバッグ付きシートベルト装置に関する。
従来のエアバッグ付きシートベルト装置として、袋状ベルト(エアベルト)をエアバッグとして用いるようにしたものが知られている。このエアバッグ付きシートベルト装置では、エアバッグはウエビングに固定されており、シートベルトの非装着時にはウエビングの余長部分がリトラクタに巻き取られるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3598781号公報
しかしながら、上記従来技術では、エアバッグがウエビングに固定されているため、シートベルト装着時と非装着時とで、エアバッグの位置のずれが大きくなってしまう。このとき、エアバッグをリトラクタに巻き取ることはできないため、リトラクタのレイアウトが難しくなったり、シートベルト非装着時にウエビングの弛みを許容せざるを得なかったり、エアバッグを短くせざるを得なかったりする場合があった。
この対策として、エアバッグをウエビングに沿って相対移動可能とすれば、エアバッグをより適切な位置に配置できるようになる。
しかし、かかる構成では、エアバッグがウエビングに追従しながらより円滑に移動することが望まれる。
そこで、本発明は、ウエビングに追従してより円滑に移動することが可能なエアバッグを有するエアバッグ付きシートベルト装置を得ることを目的とする。
本発明にかかるエアバッグ付きシートベルト装置は、ウエビングに沿って移動可能なエアバッグが、エアバッグ本体とウエビングとの間に介在して当該ウエビングを摺動可能に被覆する扁平なチューブを有し、チューブのウエビングの表裏面に対向する二つの側壁のうち少なくともいずれか一方に開口部を形成したことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、ウエビングを摺動可能に被覆するチューブを設けたため、当該チューブの仕様の調整によって、比較的容易に、エアバッグをウエビングに追従させながらより円滑に移動させるよう構成することができる。さらに、チューブの側壁に開口部を設けることで、チューブ、ひいてはエアバッグ全体の可撓性を適宜に調整することができるので、より一層容易に、エアバッグをウエビングに追従させながらより円滑に移動させるよう構成することができる。
(第1実施形態)図1〜図6は、本発明の第1実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置を示している。このうち、図1は、エアバッグ付きシートベルト装置を装備したシートの全体斜視図、図2は、エアバッグ付きシートベルト装置の模式図である。
本実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置1は、所謂3点式のシートベルト装置として構成されている。すなわち、ウエビング2が肩部の左右いずれか一方側(本実施形態では左側)と腰部の他方側(同右側)との間で斜めに架け渡され、さらに、タング4で折り返されて、腰部の両側で横架されている。このエアバッグ付きシートベルト装置1は、シートクッションSc、シートバックSb、およびヘッドレストShを備えたシートSに装備されている。
本実施形態では、ウエビング2の長手方向一方側(肩部側)がリトラクタ3Sによって巻き取られ、かつリトラクタ3Sから引き出されるようになっている一方、他方側は固定端13LでシートSあるいは車体に固定されている。
ウエビング2には、その長手方向に沿って伸びる帯状のエアバッグ7S,7Lが、直列に配置されている。これら2つのエアバッグ7S,7Lのうち少なくとも一方が、ウエビング2に対して相対移動可能に構成される。本実施形態では、乗員の胸部に対応する第一のエアバッグ7Sがウエビング2に対して相対移動可能に構成され、もう一方の第二のエアバッグ7Lはウエビング2に固定されている。
また、ウエビング2には、その長手方向に沿って移動可能なタング4が取り付けられている。このタング4には、細長い矩形状断面を有する挿通口4aが形成されており、この挿通口4aにウエビング2が挿通されている。挿通口4aの断面積はエアバッグ7S,7Lの断面積より小さくなっており、タング4は、2つのエアバッグ7S,7Lの間のみで移動する。
タング4は、車体あるいはシートSに固定されたバックル5に係脱できるようになっている。タング4をバックル5から離脱させたシートベルト非装着時には、ウエビング2がリトラクタ3Sによって巻き取られる。一方、シートベルト装着時には、リトラクタ3Sからウエビング2が引き出されて、タング4がバックル5に係止される。このとき、第二のエアバッグ7Lは、シートベルト装着時に乗員の腰部に対応する位置に配置され、第一のエアバッグ7Sは乗員の胸部に対応する位置にそれぞれ配置される。
これらエアバッグ7S,7Lには、それぞれ対応するインフレータ12S,12Lからチューブ11S,11Lを介してエアが供給されるようになっている。車両衝突時等に、インフレータ12S,12Lからエアが供給されると、エアバッグ7S,7Lはそれぞれ膨張かつ展開する。なお、ウエビング2とともに移動する第一のエアバッグ7Sにエアを供給するチューブ11Sは、可撓性を有しており、第一のエアバッグ7Sへのエア導入口の位置が変化しても、安定的にエアを供給できるようになっている。
シートバックSbの上端部には、ボックス9が取り付けられている。ボックス9内には、ウエビング2が掛架されるガイド10が設けられており、リトラクタ3Sは、シートバックSb内で、このガイド10よりも下方となる位置に配置されている。
また、本実施形態では、ウエビング2に対して相対移動可能な第一のエアバッグ7Sに、ウエビング2に対する相対移動が規制される状態と許容される状態とを切り替える可変ストッパ8が設けられている。
この可変ストッパ8は、ウエビング2がリトラクタ3Sに巻き取られる際には、第一のエアバッグ7Sがリトラクタ3Sに巻き取られる手前の第一の規制解除位置(図示せず)に到達するまではウエビング2との相対移動を規制し、当該第一の規制解除位置に到達した後はウエビング2との相対移動を許容する。さらに、この可変ストッパ8は、ウエビング2がリトラクタ3Sから引き出される際には、第一のエアバッグ7Sが着座した乗員に対応する第二の規制解除位置(図示せず)に到達するまではウエビング2との相対移動を規制し、当該第二の規制解除位置に到達した後はウエビング2との相対移動を許容する。
図3は、ウエビングの巻き取りあるいは引き出しに伴う各部の移動を示す模式図であって、(a)はウエビングが引き出されたシートベルト装着状態を示す図、(c)はウエビングが巻き取られたシートベルト非装着状態を示す図、(b)はその中間状態を示す図である。なお、図3は、リトラクタ3Sから引き出されているウエビングを平面的に引き延ばした状態で示しており、車体におけるリトラクタ3Sや固定端13Lの位置が変化しないことは言うまでも無い。
本実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置1は、装着状態では、図3の(a)に示すように、タング4がバックル5(図1参照)に装着され、ウエビング2がリトラクタ3Sから引き出された状態にある。
ここで、タング4をバックル5から離脱させると、ウエビング2はリトラクタ3Sによって巻き取られ、これに伴って、図3の(b)に示すように、第二のエアバッグ7Lがウエビング2とともにリトラクタ3Sに近接する側に移動する。そして、ウエビング2に対して相対移動可能な第一のエアバッグ7Sが、第二のエアバッグ7Lに押されてリトラクタ3Sに近付くように移動し、最終的には図3の(c)の状態となる。
この図3に示すように、本実施形態では、第一のエアバッグ7Sはウエビング2に対して相対移動が可能となっている。かかる構成により、使用時には、第一のエアバッグ7Sのより適切な配置が可能となり、かつ非使用時には、図3の(c)に示すように、エアバッグ7S,7Lおよびタング4が直列に配置されて、よりコンパクトな状態での収納が可能となる。
図4は、ウエビングに対して相対移動可能な第一のエアバッグの縦断面図、図5は、チューブの縦断面図である。
図4に示すように、本実施形態にかかる第一のエアバッグ7Sは、折り畳んだ状態で収納されたエアバッグ本体20と、最外層をなす収納カバー21と、ウエビング2の周囲を覆うチューブ22と、を備えている。チューブ22はエアバッグ本体20に接着や縫合により一体に結合してある。
この図4から明らかとなるように、第一のエアバッグ7Sでは、チューブ22とウエビング2とが相互に摺動することになる。したがって、チューブ22の仕様(材質や、形状、表面性状等)を適宜に調整することで、チューブ22の可撓性やウエビング2に対する摺動性を容易に調整することができる。
このチューブ22は、例えば、ポリプロピレン等の合成樹脂材料を扁平な筒状に成形したものとして得ることができる。本実施形態では、図5に示すように、チューブ22は、その長手方向(すなわちウエビング2の延伸方向)に略一定となる略楕円状あるいは略長穴状の閉断面を有しており、その幅方向両端部には、稜線部分Rが形成される。また、ウエビング2の表裏面にそれぞれ対向する側壁22a,22bは、平板状か、あるいは幅方向に緩やかに曲がる曲板状に形成されている。なお、稜線部分Rの断面は、本実施形態では円弧状に形成されているが、矩形状としても構わない。
図6は、本実施形態にかかるチューブの斜視図である。この図6に示すように、チューブ22の側壁22aに開口部30を形成することで、チューブ22の剛性を低下させ、可撓性(柔軟性)を高めることができる。ここで、チューブ22が柔らかすぎると、ウエビング2に追従して密着する部分が大きくなる分、当該ウエビング2との接触面積が増大し、摺動抵抗が高まって、第一のエアバッグ7Sをウエビング2に沿って移動させにくくなる。一方、チューブ22が硬すぎると、ウエビング2に対する追従性が低くなって、第一のエアバッグ7SをシートS内に収納するときに移動させにくくなるとともに、シートベルト装着時に着け心地が悪くなってしまう。よって、本実施形態では、チューブ22の仕様(例えば、材質や、厚み、形状、表面性状等)および開口部30の仕様(例えば、数、配置、形状、大きさ等)を適宜に調整することで、チューブ22の適宜な剛性(可撓性)を確保する。
本実施形態では、開口部30は、チューブ22の幅方向に延びる楕円形状に形成されており、複数の開口部30がチューブ22の長手方向に沿って整列配置してある。
以上の構成により本実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置1によれば、ウエビング2を摺動可能に被覆するチューブ22を設けたため、当該チューブ22の仕様の調整によって、比較的容易に、第一のエアバッグ7Sをウエビング2に追従させながらより円滑に移動させるよう構成することができる。さらに、チューブ22の側壁22aに開口部30を設けることで、チューブ22、ひいては第一のエアバッグ7S全体の可撓性を適宜に調整することができるので、より一層容易に、第一のエアバッグ7Sをウエビング2に追従させながらより円滑に移動させるよう構成することができる。
また、本実施形態では、開口部30は、チューブ22の幅方向に延びる楕円形状としてあるため、チューブ22の長手方向(すなわちウエビング2の延伸方向)に、チューブ22ひいては第一のエアバッグ7Sを曲げやすくなる。つまり、チューブ22の長手方向の曲げ(図6中M1方向の曲げ)に対する剛性を低下させ、ウエビング2の曲げに対する追従性を高めることができ、第一のエアバッグ7SをシートS内に収納しやすくなるとともに、着け心地を向上させることができる。
(変形例1−1)図7は、第1実施形態の第1変形例にかかるチューブの斜視図である。この図7に示すように、本変形例にかかるチューブ22では、ウエビング2の表面または裏面に対向する一つの側壁22aにおいて、チューブ22の長手方向(すなわちウエビング2の延伸方向)に延びる略楕円形状の開口部30Aが複数形成されている。
したがって、本変形例によれば、チューブ22の幅方向の曲げ(図6中M2方向の曲げ)に対する剛性を低下させ、ウエビング2のねじりに対する追従性を高めることができ、着け心地を向上させることができる。
なお、本変形例は、チューブ22の幅方向の曲げ剛性を特に低下させたい場合の対策を例示したに過ぎず、チューブ22の長手方向の可撓性が第一のエアバッグ7Sの収納性を低下させない程度に確保されていることは、言うまでもない。
(変形例1−2)図8は、第1実施形態の第2変形例にかかるチューブの斜視図である。この図8に示すように、本変形例にかかるチューブ22では、一つの側壁22aにおいて、開口部30Bとして、チューブ22の幅方向に延びる略楕円形状の第1開口部30Baと、略円形状の第2開口部30Bbと、チューブ22の長手方向に延びる略楕円形状の第3開口部30Bcと、を形成してある。
ここでは、第1開口部30Baと第2開口部30Bbとがチューブ22の長手方向に沿って交互に形成された列が、平行に2列配置されている。そして、それら2列の間、すなわち、側壁22aの幅方向中央部に、チューブ22の長手方向に沿って複数の第3開口部30Bcが整列されている。また、第3開口部30Bcは、第1開口部30Baの長手方向の間隔に対応して配置されている。
したがって、本変形例によれば、チューブ22の長手方向の曲げ(図8中M1方向の曲げ)に対する剛性と幅方向の曲げ(図8中M2方向の曲げ)に対する剛性を低下させて、ウエビング2の曲げやねじれに対する追従性を高めることができ、第一のエアバッグ7SをシートS内に収納しやすくなるとともに、着け心地を向上させることができる。
(変形例1−3)図9は、第1実施形態の第3変形例にかかるチューブの斜視図である。この図9に示すように、本変形例にかかるチューブ22では、上記第1実施形態の開口部30(図6)と同形状の開口部30Cを、ウエビング2の表裏面に対向する二つの側壁22a,22bの双方に形成してある。
したがって、本変形例によれば、チューブ22の長手方向の曲げに対する剛性をより一層低下させ、ウエビング2の曲げに対する追従性を高めることができ、第一のエアバッグ7SをシートS内に収納しやすくなるとともに、着け心地を向上させることができる。
(変形例1−4)図10は、第1実施形態の第4変形例にかかるチューブの斜視図である。この図10に示すように、本変形例にかかるチューブ22では、一つの側壁22aにおいて、略円形状の複数の開口部30Dを長手方向および幅方向の双方について整列配置して、網目状(格子状)に形成してある。なお、本実施形態では、チューブ22の長手方向に沿う列を、幅方向に4列並べてある。
したがって、本変形例によれば、チューブ22の長手方向の曲げに対する剛性と幅方向の曲げに対する剛性を低下させて、ウエビング2の曲げやねじれに対する追従性を高めることができ、第一のエアバッグ7SをシートS内に収納しやすくなるとともに、着け心地を向上させることができる。
(変形例1−5)図11は、第1実施形態の第5変形例にかかるチューブの斜視図である。この図11に示すように、本変形例にかかるチューブ22では、一つの側壁22aにおいて、略菱形状の複数の開口部30Eを整列配置して、網目状に形成してある。
したがって、本変形例によれば、チューブ22の長手方向の曲げに対する剛性と幅方向の曲げに対する剛性を低下させて、ウエビング2の曲げやねじれに対する追従性を高めることができ、第一のエアバッグ7SをシートS内に収納しやすくなるとともに、着け心地を向上させることができる。
(変形例1−6)図12は、第1実施形態の第6変形例にかかるチューブの斜視図である。この図12に示すように、本変形例にかかるチューブ22では、二つの側壁22a,22bにおいて、略矩形状の複数の開口部30Fを整列配置して、網目状に形成してある。
したがって、本実施形態によれば、チューブ22の長手方向の曲げに対する剛性と幅方向の曲げに対する剛性をより一層低下させて、ウエビング2の曲げやねじれに対する追従性を高めることができ、第一のエアバッグ7SをシートS内に収納しやすくなるとともに、着け心地を向上させることができる。
(第2実施形態)図13,図14は本発明の第2実施形態を示している。このうち、図13は、本実施形態にかかるチューブの斜視図、図14はチューブの平面図である。なお、本実施形態では、上記各実施形態および変形例と同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素については共通の符号を付与し、重複する説明は省略する。
図13に示すように、本実施形態にかかるチューブ22では、二つの側壁22a,22bの双方において、略円形状の複数の開口部30G(30Ga,30Gb)を長手方向および幅方向の双方について整列配置してある。
ただし、本実施形態では、図13に示すように、各側壁22a,22bにおいて、開口部30Gの各行(幅方向の並び)の長手方向の間隔を、各列(長手方向の並び)の幅方向の間隔より長くとってある。そして、図14に示すように、一方の側壁22aに形成された開口部30Gaの行と、他方の側壁22bに形成された開口部30Gbの行とを、ウエビング2の長手方向に沿って互い違いに配置して、ずらしてある。
すなわち、側壁22aにおける開口部30Gaの長手方向のピッチPを、側壁22bにおける開口部30Gbの長手方向のピッチPと同じにするとともに、開口部30Gaの各行と開口部30Gbの各行とを長手方向にP/2だけずらしてある。
以上の本実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置によれば、一方の側壁22aに形成した開口部30Gaと、他方の側壁22bに形成した開口部30Gbとを、ウエビング2の長手方向に沿ってずらして配置した。ここで仮に、開口部30Gaの行の形成位置と開口部30Gbの行の形成位置とがチューブ22の長手方向に一致していたとすると、当該開口部30Ga,30Gbの形成位置で曲げ剛性が低くなり、各行の間の位置で曲げ剛性が高くなる。この場合、開口部30Ga,30Gbの形成位置では大きく屈曲し、開口部30Ga,30Gbの行間ではあまり屈曲せず、少ない節で折線状に屈曲する形態となる虞がある。この点、本実施形態によれば、一方の側壁22aに形成した開口部30Gaと、他方の側壁22bに形成した開口部30Gbとを、ウエビング2の長手方向に沿ってずらして配置したため、チューブ22の長手方向に沿って、剛性の低い位置(すなわち開口部30Ga,30Gbの各行の形成位置)を分散して配置することができ、チューブ22を、長手方向により滑らかな形態で曲げることができるようになる。
なお、本実施形態では、一方の側壁の開口部と他方の側壁の開口部とを、ウエビングの長手方向にずらして配置したが、ずらす方向はこれには限定されず、可撓性を高めたい方向に応じて、ウエビングの表面または裏面に沿う他の方向(例えば、ウエビングの幅方向や、長手方向および幅方向と交叉する方向等)にずらしてもよい。
(第3実施形態)図15,図16は本発明の第3実施形態を示している。このうち、図15は、本実施形態にかかるチューブの斜視図、図16は、チューブの側面図である。なお、本実施形態では、上記各実施形態および変形例と同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素については共通の符号を付与し、重複する説明は省略する。
図15に示すように、本実施形態にかかるチューブ22では、一つの側壁22aにおいて、幅方向に細長い略長穴状(スリット状)の複数の開口部30Hが、長手方向に一定間隔で複数形成されている。
ただし、本実施形態では、図16に示すように、二つの側壁22a,22bのうち一方22aに形成した開口部30Hを、当該チューブ22の幅方向端縁(稜線部分R)を超えて、他方22bまで延設してある。本実施形態では、開口部30Hの幅方向両端部とも、側壁22bまで進出させてある。
以上の本実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置によれば、一方の側壁22aに形成した開口部30Hの両端部を、チューブ22の幅方向端縁(稜線部分R)を超えて他方の側壁22bまで延設した。このため、チューブ22の長手方向の曲げに対する剛性を低下させ、ウエビング2の曲げに対する追従性を高めることができ、第一のエアバッグ7SをシートS内に収納しやすくなるとともに、着け心地を向上させることができる。
(変形例3−1)図17,図18は、第3実施形態の第1変形例を示している。このうち、図17は、本変形例にかかるチューブの斜視図、図18は、チューブの側面図である。
この図17に示すように、本変形例にかかるチューブ22では、二つの側壁22a,22bの双方について、それぞれ、幅方向に細長い略長穴状(スリット状)の開口部30I(30Ia,30Ib)が、長手方向に一定間隔(双方とも同一ピッチ)で複数形成されている。
そして、側壁22aに形成される開口部30Ia、および側壁22bに形成される30Ibともに、チューブ22の幅方向両端縁を超えて他方の側壁22b,22aまで延設してある。
このとき、図18に示すように、開口部30Ia,30Ibは、チューブ22の長手方向にずらして形成し、チューブ22の幅方向端縁(稜線部分R)で、開口部30Ia,30Ib同士が重なり合わないようにしている。
以上の本変形例によれば、側壁22a,22bの双方に、チューブ22の幅方向端縁を跨ぐ開口部30Iを形成した。このため、チューブ22の長手方向の曲げに対する剛性をより一層低下させ、ウエビング2の曲げに対する追従性を高めることができ、第一のエアバッグ7SをシートS内に収納しやすくなるとともに、着け心地を向上させることができる。
また、本変形例によれば、上記第2実施形態と同様、一方の側壁22aに形成した開口部30Iaと、他方の側壁22bに形成した開口部30Ibとを、ウエビング2の長手方向に沿ってずらして配置したため、チューブ22の長手方向に沿って、剛性の低い位置(すなわち開口部30Ia,30Ibの各行の形成位置)を分散して配置することができ、チューブ22を、長手方向により滑らかな形態で曲げることができるようになる。
(変形例3−2)図19は、第3実施形態の第2変形例にかかるチューブの斜視図である。この図19に示すように、本変形例にかかるチューブ22では、上記変形例1−6と同様に、二つの側壁22a,22bにおいて、略矩形状の複数の開口部30Jを整列配置して、網目状に形成してある。
ただし、本変形例では、チューブ22の幅方向両端縁(稜線部分R)を跨ぐ開口部30Jを形成してある。すなわち、上記第3実施形態およびその変形例3−1と同様に、二つの側壁22a,22bのうち一方22aに形成した開口部30Jを、当該チューブ22の幅方向端縁(稜線部分R)を超えて、他方22bまで延設してある。また、本実施形態では、チューブ22の幅方向両端において、端縁を跨ぐ開口部30Jを形成してある。
以上の本変形例によれば、チューブ22の幅方向両端縁において、各端縁(稜線部分R)を跨ぐ開口部30Jを形成し、かつ、開口部30Jを全体的に網目状に配置した。このため、チューブ22の長手方向の曲げに対する剛性と幅方向の曲げに対する剛性を低下させて、ウエビング2の曲げやねじれに対する追従性を高めることができ、第一のエアバッグ7SをシートS内に収納しやすくなるとともに、着け心地を向上させることができる。
(第4実施形態)図20,図21は本発明の第4実施形態を示している。このうち、図20は、本実施形態にかかるチューブの斜視図、図21は、チューブの平面図である。なお、本実施形態では、上記各実施形態および変形例と同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素については共通の符号を付与し、重複する説明は省略する。
図20に示すように、本実施形態にかかるチューブ22では、二つの側壁22a,22bにわたって、略矩形状の複数の開口部30Kが、メッシュ状に整列配置されている。
ただし、本実施形態では、図21に示すように、複数の開口部30Kのうちチューブ22の幅方向(ウエビング2の幅方向)に隣接する開口部同士30K,30Kを、チューブ22の長手方向(ウエビング2の延伸方向)にずらして配置してある。幅方向に隣接する開口部同士30K,30Kのずらし量Sは、開口部30Kと幅方向に隣接する列の間隙22cとが重なり合う程度とするのが好適である。
以上の本実施形態によれば、複数の開口部30Kのうちウエビング2の幅方向に隣接する開口部同士30K,30Kを、ウエビング2の延伸方向にずらして配置した。幅方向に複数の開口部30Kを整列した場合は、当該整列位置(開口部30Kの行)でチューブ22の曲げ剛性が低くなり、開口部30Kの行間でチューブ22の曲げ剛性が高くなって、チューブ22は、主として開口部30Kの行の位置を節として屈曲することになるが、本実施形態によれば、ウエビング2の幅方向に隣接する開口部同士30K,30Kを長手方向にずらして配置したため、チューブ22の長手方向に沿って、剛性の低い位置を分散して配置することができ、チューブ22を、長手方向により滑らかな形態で曲げることができるようになる。
(第5実施形態)図22は、本実施形態にかかるチューブの斜視図である。なお、本実施形態では、上記各実施形態および変形例と同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素については共通の符号を付与し、重複する説明は省略する。
この図22に示すように、本実施形態にかかるチューブ22では、側壁22aに、上記変形例1−5と同様の開口部30Lが複数形成されている(図11参照)。すなわち、一つの側壁22aにおいて、略菱形状の複数の開口部30Lを整列配置して、網目状に形成してある。
ただし、本実施形態では、開口部30L内に、薄肉の閉蓋部30Lbを設けてある。すなわち、開口部30Lは、チューブ22の側壁22aを貫通しているのではなく、外面22o側が凹設されて、有底角穴状となっている。
以上の本実施形態によれば、開口部30L内に薄肉の閉蓋部30Lbを設けたため、閉蓋部30Lbの仕様(厚み等)によって、チューブ22の剛性を調整しやすくなる。また、本実施形態のように、閉蓋部30Lbをチューブ22の内面22i側に設け、当該内面22iを凹設せず、滑らかな曲面状または平面状とすれば、ウエビング2との引っ掛かりによる摺動抵抗の増大や異音の発生を抑制することができる。
(変形例5−1)図23は、第5実施形態の第1変形例にかかるチューブの斜視図である。この図23に示すように、本変形例では、閉蓋部30Lbをチューブ22の外面22o側に設けて、当該外面22oを滑らかな曲面状または平面状に形成してある。
かかる構成の場合は、上記第5実施形態と同様に、閉蓋部を設けたことによる作用および効果が得られるのはもちろんのこと、外面22oにおける凹凸を減らせる分、収納カバー21(図4参照)の外からチューブ22に触れたときの感触を向上させることができる。
なお、閉蓋部は、チューブ22の外面22o側に設けてもよいし、チューブ22の厚み方向中間部に設けてもよいし、開口部の形状も種々に変更可能である。
(第6実施形態)図24,図25は本発明の第6実施形態を示している。このうち、図24は、本実施形態にかかるチューブの斜視図、図25は、図24のA−A断面図である。なお、本実施形態では、上記各実施形態および変形例と同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素については共通の符号を付与し、重複する説明は省略する。
この図24に示すように、本実施形態にかかるチューブ22では、側壁22aに、上記変形例1−5と同様の開口部30Lが複数形成されている(図11参照)。すなわち、一つの側壁22aにおいて、略菱形状の複数の開口部30Mを整列配置して、網目状に形成してある。
ただし、本実施形態では、チューブ22の筒外に、開口部30Mを覆う膜状の被覆部材31を設けてある。よって、本実施形態によれば、被覆部材31の仕様(材質、厚み等)によって、チューブ22の剛性を調整しやすくなる。
また、本実施形態のように、被覆部材31がチューブ22の外面22oを覆う場合、収納カバー21(図4参照)の外からチューブ22に触れたときの感触を向上させることができる。
なお、被覆部材31をチューブ22の筒内に設け、開口部30Mを筒内側から被覆するようにしてもよい。かかる構成の場合は、本実施形態にかかる作用および効果が得られるのはもちろんのこと、チューブ22の筒内側に凹凸が無くなる分、ウエビング2との引っ掛かりによる摺動抵抗の増大や異音の発生を抑制することができる。また、被覆部材31を、チューブ22の筒内および筒外の双方に設けてもよい。
(第7実施形態)図26,図27は本発明の第7実施形態を示している。このうち、図26は、本実施形態にかかるチューブの斜視図、図27は、チューブに対する開口部の加工工程を示す断面図である。なお、本実施形態では、上記各実施形態および変形例と同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素については共通の符号を付与し、重複する説明は省略する。
この図26に示すように、本実施形態にかかるチューブ22では、側壁22aに、上記変形例1−4と同様の開口部30Nが複数形成されている(図10参照)。すなわち、一つの側壁22aにおいて、略円形状の複数の開口部30Nを整列配置して、網目状に形成してある。
ただし、本実施形態では、図27に示すように、ポンチ32を用いてチューブ22を筒内側から筒外側にパンチングすることにより、開口部30Nを形成している。よって、本実施形態によれば、開口部30Nの口先に形成される突縁部30Nsを、チューブ22の外面22o側に突設させて、ウエビング2に当該突縁部30Nsが引っ掛かって、ウエビング2との摺動抵抗が増大したり異音が発生したりするのを抑制することができる。また、筒内側からパンチングした場合、内面22iにおける開口部30Nの口元を、断面円弧状の曲面状に形成することができ、ウエビング2との摺動抵抗を減らして、第一のエアバッグ7Sのウエビング2に対する移動をより円滑に行わせることができる。
なお、開口部30Nは略円形状以外の形状としてもよい。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず種々の変形が可能である。例えば、第二のエアバッグ7Lもウエビング2に対して相対移動可能とし、当該第二のエアバッグ7Lについて本発明を適用してもよい。
本発明の第1実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置を装備したシートの全体斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置の模式図である。 本発明の第1実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置におけるウエビングの巻き取りあるいは引き出しに伴う各部の移動を示す模式図であって、(a)はウエビングが引き出されたシートベルト装着状態を示す図、(c)はウエビングが巻き取られたシートベルト非装着状態を示す図、(b)はその中間状態を示す図である。 本発明の第1実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグの縦断面図である。 本発明の第1実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの縦断面図である。 本発明の第1実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 本発明の第1実施形態の第1変形例にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 本発明の第1実施形態の第2変形例にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 本発明の第1実施形態の第3変形例にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 本発明の第1実施形態の第4変形例にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 本発明の第1実施形態の第5変形例にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 本発明の第1実施形態の第6変形例にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの平面図である。 本発明の第3実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 本発明の第3実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの側面図である。 本発明の第3実施形態の第1変形例にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 本発明の第3実施形態の第1変形例にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの側面図である。 本発明の第3実施形態の第2変形例にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 本発明の第4実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 本発明の第4実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの平面図である。 本発明の第5実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 本発明の第5実施形態の第1変形例にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 本発明の第6実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 図24のA−A断面図である。 本発明の第7実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブの斜視図である。 本発明の第7実施形態にかかるエアバッグ付きシートベルト装置のウエビングに沿って移動可能なエアバッグに含まれるチューブに対する開口部の加工工程を示す断面図である。
符号の説明
1 エアバッグ付きシートベルト装置
2 ウエビング
3S ショルダー側リトラクタ(リトラクタ)
7S ショルダー側エアバッグ
20 エアバッグ本体
22 チューブ
22a,22b 側壁
30,30A,30B,30C,30D,30E,30F,30G,30H,30I,30J,30K,30L,30M,30N 開口部
30Lb 閉蓋部
31 被覆部材
32 ポンチ
R 稜線部分(幅方向端縁)

Claims (7)

  1. 少なくとも一端側がリトラクタに巻き取られるウエビングと、前記ウエビングに沿って移動可能に取り付けられたエアバッグと、を備えたエアバッグ付きシートベルト装置において、
    前記エアバッグは、エアバッグ本体とウエビングとの間に介在して、ウエビングを摺動可能に被覆する扁平なチューブを有し、
    前記チューブのウエビングの表裏面に対向する二つの側壁のうち少なくともいずれか一方に開口部を形成したことを特徴とするエアバッグ付きシートベルト装置。
  2. 前記チューブのウエビングの表裏面に対向する二つの側壁の双方に開口部を形成し、一方の側壁に形成した開口部と、他方の側壁に形成した開口部とを、ウエビングの表面または裏面に沿ってずらして配置したことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ付きシートベルト装置。
  3. 前記チューブのウエビングの表裏面に対向する二つの側壁のうち一方に形成した開口部を、当該チューブの幅方向端縁を超えて、二つの側壁のうち他方まで延設したことを特徴とする請求項1または2に記載のエアバッグ付きシートベルト装置。
  4. 前記チューブのウエビングの表裏面に対向する二つの側壁のうち少なくともいずれか一方に開口部を複数形成し、
    前記複数の開口部のうちウエビングの幅方向に隣接する開口部同士を、ウエビングの延伸方向にずらして配置したことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一つに記載のエアバッグ付きシートベルト装置。
  5. 前記開口部内に薄肉の閉蓋部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のエアバッグ付きシートベルト装置。
  6. 前記チューブの筒内および筒外のうち少なくともいずれか一方に前記開口部を覆う被覆部材を設けたことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のエアバッグ付きシートベルト装置。
  7. 前記開口部を、チューブの筒内側から筒外側に向けてパンチングによって形成したことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のエアバッグ付きシートベルト装置。
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