JP2009029271A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】EPSトルクセンサのハードウェア上の左右トルクオフセットを補正し、操舵フィーリングを向上することができる電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】左右車輪速差|ΔV|が所定値ΔVSET以下であるときに操舵トルクTiの平均値Taを演算するトルク平均値演算手段と、車速に応じた車速感応信頼度係数Kvを演算する信頼度演算手段と、車速感応信頼度係数Kvが所定値KvSET以上であるとき、トルク平均値Taをトルクオフセット補正値ΔTとして設定するトルク補正値演算手段と、を備え、操舵トルクTiからトルクオフセット補正値ΔTを減算した操舵トルクTに基づいて電流指令値Itを演算し、当該電流指令値Itに基づいて電動モータ12を駆動制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ステアリング機構に運転者の操舵負担を軽減する操舵補助力を与える電動パワーステアリング装置に関する。
従来の電動パワーステアリング装置としては、左右車輪の何れか一方のタイヤ空気圧の低下に起因する両車輪の車輪速差、操舵角及び車速から、車両が直進走行状態を保つために必要な補正トルクを算出し、これを操舵トルク検出手段で検出した操舵トルクに加算した結果に基づいてモータの駆動電流を演算することで、左右のタイヤ空気圧のバランスが崩れた場合であっても、良好な操舵性を得るというものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−2222号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の電動パワーステアリング装置にあっては、主としてタイヤ空気圧の低下によって左右操舵トルクがアンバランスになった場合の操舵フィーリング向上といった、大きな操舵トルクの左右差補正を狙ったものであるため、EPSの操舵フィーリング上で頻繁に問題視されるEPSトルクセンサのハードウェアオフセットに起因する操舵トルクの左右差については補正することが困難である。
そこで、本発明は、EPSトルクセンサのハードウェア上の左右トルクオフセットを補正し、操舵フィーリングを向上することができる電動パワーステアリング装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に係る電動パワーステアリング装置は、操舵系に運転者の操舵負担を軽減する操舵補助力を付与する電動モータを備える電動パワーステアリング装置であって、
操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、左右輪の車輪速度差を検出する左右車輪速差検出手段と、前記左右車輪速差が所定値以下であるときに前記操舵トルク検出手段で検出した操舵トルクの平均値を演算するトルク平均値演算手段と、前記操舵トルク平均値の信頼度を演算する信頼度演算手段と、該信頼度演算手段で演算した信頼度及び前記平均値演算手段で演算した操舵トルク平均値に基づいて、操舵トルク補正値を演算するトルク補正値演算手段と、前記操舵トルク検出手段で検出した操舵トルク及び前記トルク補正値演算手段で演算した操舵トルク補正値に基づいて電流指令値を演算する電流指令値演算手段と、前記電流指令値に基づいて前記電動モータを駆動制御するモータ制御手段と、を備えることを特徴としている。
また、請求項2に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1に係る発明において、前記トルク補正値演算手段は、前記信頼度演算手段で演算した信頼度が所定値以上であるとき、前記平均値演算手段で演算した操舵トルク平均値を前記操舵トルク補正値として設定することを特徴としている。
さらに、請求項3に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1に係る発明において、前記トルク補正値演算手段は、前記平均値演算手段で演算した操舵トルク平均値に前記信頼度演算手段で演算した信頼度を乗じた値を前記操舵トルク補正値として設定することを特徴としている。
また、請求項4に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1又は2に係る発明において、前記信頼度演算手段は、前記信頼度として演算基準の異なる複数の信頼度を演算するものであって、前記トルク補正値演算手段は、前記複数の信頼度の総合値が、前回の総合値より大きいとき、前記操舵トルク平均値を操舵トルク補正値として設定することを特徴としている。
さらにまた、請求項5に係る電動パワーステアリング装置は、請求項4に係る発明において、前記トルク補正値演算手段は、前記複数の信頼度の総合値が、前回の総合値の所定割合以上であるとき、前記操舵トルク平均値を操舵トルク補正値として設定することを特徴としている。
また、請求項6に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1〜5の何れか1項に係る発明において、車速を検出する車速検出手段を有し、前記信頼度演算手段は、前記信頼度として車速に応じた車速感応信頼度を演算する車速感応信頼度演算手段を備えることを特徴としている。
さらに、請求項7に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1〜6の何れか1項に係る発明において、前記信頼度演算手段は、前記信頼度として前記操舵トルク平均値の演算に要した時間に応じた時間感応信頼度を演算する時間感応信頼度演算手段を備えることを特徴としている。
また、請求項8に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1〜7の何れか1項に係る発明において、前記信頼度演算手段は、前記信頼度として前記操舵トルク平均値の演算に要した時間内の操舵トルクの最大ばらつき量に応じたばらつき信頼度を演算するばらつき信頼度演算手段を備えることを特徴としている。
本発明に係る電動パワーステアリング装置によれば、左右車輪速差が、車両が直進走行状態にあると判断できる程度に小さいときに操舵トルク検出手段で検出した操舵トルクの平均値と、当該操舵トルク平均値の信頼度とに基づいて操舵トルク補正値を演算するので、精度の高いトルク補正値を得ることができ、より微小領域のトルク補正が可能となる。その結果、操舵トルク検出過程上に見えるEPSハードウェア上の左右トルクオフセットを高精度で補正することができ、ステアリングホイール左右操舵時の操舵トルク差を低減して操舵フィーリングを向上させることができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る電動パワーステアリング装置の一実施形態を示す全体構成図である。
図中、符号1は、ステアリングホイールであり、このステアリングホイール1に運転者から作用される操舵力が入力軸2aと出力軸2bとを有するステアリングシャフト2に伝達される。このステアリングシャフト2は、入力軸2aの一端がステアリングホイール1に連結され、他端は操舵トルク検出手段としてのトルクセンサ3を介して出力軸2bの一端に連結されている。
そして、出力軸2bに伝達された操舵力は、ユニバーサルジョイント4を介してロアシャフト5に伝達され、さらに、ユニバーサルジョイント6を介してピニオンシャフト7に伝達される。このピニオンシャフト7に伝達された操舵力はステアリングギヤ8を介してタイロッド9に伝達され、図示しない転舵輪を転舵させる。ここで、ステアリングギヤ8は、ピニオンシャフト7に連結されたピニオン8aとこのピニオン8aに噛合するラック8bとを有するラックアンドピニオン形式に構成され、ピニオン8aに伝達された回転運動をラック8bで直進運動に変換している。
ステアリングシャフト2の出力軸2bには、操舵補助力を出力軸2bに伝達する操舵補助機構10が連結されている。この操舵補助機構10は、出力軸2bに連結した減速ギヤ11と、この減速ギヤ11に連結されて操舵系に対して操舵補助力を発生する電動モータ12とを備えている。
トルクセンサ3は、ステアリングホイール1に付与されて入力軸2aに伝達された操舵トルクを検出するもので、操舵トルクを入力軸2a及び出力軸2b間に介装した図示しないトーションバーの捩れ角変位に変換し、この捩れ角変位を例えばポテンショメータで検出するように構成されている。このトルクセンサ3から出力されるトルク検出値Tiはコントローラ15に入力される。
コントローラ15には、図2に示すように、トルクセンサ3で検出された操舵トルクTi及び車速検出手段としての車速センサ16で検出された車速検出値Vが入力されると共に、右車輪速センサ17で検出された右車輪速VRが入力され、さらに左車輪速センサ18で検出された左車輪速VLが入力される。
そして、トルクセンサ3で検出された操舵トルクTiは、操舵トルク補正部30でトルクオフセット補正値ΔTによって補正され、補正後の操舵トルクTがモータ駆動電流演算部40に入力される。
操舵トルク補正部30は、右車輪速センサ17で検出された右車輪速VRから左車輪速センサ18で検出された左車輪速VLを減算して左右車輪速差ΔVを演算する減算部31と、車速検出値Vに基づいて車速感応信頼度係数Kvを演算する車速感応信頼度係数演算部32と、車速感応信頼度Kvに基づいてトルクオフセット補正値ΔTを更新するか否かを判定するトルクオフセット補正値更新判定部33と、当該トルクオフセット補正値更新判定部33の判定結果、操舵トルクTi及び左右車輪速差ΔVが入力されてトルクオフセット補正値ΔTを出力するトルクオフセット補正値演算部34とから構成され、後述するトルクオフセット補正値演算処理を実行するトルクオフセット補正値出力部35と、トルクセンサ3で検出された操舵トルクTiからトルクオフセット補正値ΔTを減算し、その結果である操舵トルクTをモータ駆動電流演算部40に出力する減算部36とを備えている。
モータ駆動電流演算部40には、前記操舵トルクTの他に車速検出値Vも入力され、これらに応じた操舵補助力を電動モータ12で発生するための電流指令値Itをモータ駆動部50に対して出力する。
モータ駆動部50は、電流指令値Itと図示しないモータ電流検出器で検出したモータ電流検出値とに基づいて、電動モータ12に供給する駆動電流をフィードバック処理し、電動モータ12を駆動制御するモータ電流を出力する。
図3は、トルクオフセット補正値出力部35で実行されるトルクオフセット補正値演算処理手順を示すフローチャートである。このトルクオフセット補正値演算処理は、所定時間毎に実行され、先ず、ステップS1で、車速センサ16で検出された車速V及びトルクセンサ3で検出された操舵トルクTiを読み込み、車速Vが所定車速VSET以上、且つ操舵トルクの絶対値|Ti|が所定値TiSET以下であるか否かを判定する。そして、V≧VSET且つ|Ti|≦TiSETであるときにはステップS2に移行し、それ以外であるときには後述するステップS4に移行する。
ステップS2では、右車輪速センサ17で検出された右車輪速VRと、左車輪速センサ18で検出された左車輪速VLとを読み込み、右車輪速VRから左車輪速VLを減算することで左右車輪速差ΔVを算出してステップS3に移行する。
ステップS3では、前記ステップS2で算出した左右車輪速差ΔVの絶対値|ΔV|が所定値ΔVSET以下であるか否かを判定し、|ΔV|>ΔVSETであるときにはステップS4に移行し、|ΔV|≦ΔVSETであるときにはステップS5に移行する。ここで、所定値ΔVSETは、車両が直進状態にあると判断できる程度の小さい値に設定する。
ステップS4では、V≧VSET且つ|Ti|≦TiSETであり、さらに|ΔV|≦ΔVSETである状態の継続時間を計測するためのカウント値Nが“0”であるか否かを判定し、N≠0であるときには後述するステップS10に移行し、N=0であるときにはそのままトルクオフセット補正値演算処理を終了する。
ステップS5では、カウント値NをインクリメントしてからステップS6に移行し、車速センサ16で検出された車速Vを読み込んでからステップS7に移行する。
ステップS7では、前回算出された車速和ΣVに前記ステップS6で読み込んだ車速Vを加算することにより、車速和ΣVを算出し、ステップS8に移行する。
ステップS8では、前回算出されたトルク和ΣTに前記ステップS1で読み込んだ操舵トルクTiを加算することにより、トルク和ΣTを算出し、ステップS9に移行する。
ステップS9では、カウント値Nが設定値Nmax以上であるか否かを判定し、N≧Nmaxであるときには後述するステップS10に移行し、N<Nmaxであるときにはそのままトルクオフセット補正値演算処理を終了する。
ステップS10では、前記ステップS8で算出したトルク和ΣT及び現在のカウント値Nに基づいて、下記(1)式をもとにトルク平均値Taを算出すると共に、前記ステップS7で算出した車速和ΣV及び現在のカウント値Nに基づいて、下記(2)式をもとに車速平均値Vaを算出する。
Ta=ΣT/N ………(1)
Va=ΣV/N ………(2)
そして、トルク平均値Ta及び車速平均値Vaを算出した後、カウント値Nを“0”にクリアしてステップS11に移行する。
ステップS11では、図4に示す車速感応信頼度係数算出マップを参照し、前記ステップ10で算出した車速平均値Vaに基づいて車速感応信頼度係数Kvを算出する。ここで、車速感応信頼度係数Kvは車速に応じたトルク平均値Taの信頼度であり、車速感応信頼度係数算出マップは、車速平均値Vaが高いほど車速感応信頼度係数Kvが大きく算出されるように設定されている。なお、0≦Kv≦1とする。
次に、ステップS12に移行して、前記ステップS11で算出した車速感応信頼度係数Kvが所定値KvSET以上であるか否かを判定し、Kv≧KvSETであるときにはトルクオフセット補正値ΔTの更新を行うものと判断してステップS13に移行し、Kv<KvSETであるときにはそのままトルクオフセット補正値演算処理を終了する。
ステップS13では、前記ステップS10で算出したトルク平均値Taをトルクオフセット補正値ΔTとして更新してから、トルクオフセット補正値演算処理を終了する。
なお、図2において、モータ駆動電流演算部40が電流指令値演算手段に対応し、モータ駆動部50がモータ制御手段に対応している。また、図3において、ステップS2の処理が左右車輪速差検出手段に対応し、ステップS10の処理がトルク平均値演算手段に対応し、ステップS11の処理が車速感応信頼度演算手段に対応し、ステップS13の処理がトルク補正値演算手段に対応している。
次に、第1の実施形態の動作及び効果について説明する。
今、運転者がステアリングホイール1を操作しない状態で車両が直進走行しているものとする。車両は直進走行をしていることから、左右車輪速差|ΔV|≦ΔVSETとなり、図3のトルクオフセット補正値演算処理において、ステップS3からステップS5に移行し、カウント値NがインクリメントされてステップS6に移行する。そして、このときの車速Vを用いて車速和ΣVが算出され、次いでこのときの操舵トルクTiを用いてトルク和ΣTが算出される。すなわち、ここでは、車両が直進走行状態となって|ΔV|≦ΔVSETとなってから現在までの車速V及び操舵トルクTiの総和が算出される。これが、N≧Nmaxとなるまで継続される。
そして、N≧Nmaxとなると、ステップS9からステップS10に移行して、上記(1)及び(2)式をもとにトルク平均値Ta及び車速平均値Vaが算出される。この直進走行中に、車両が比較的高速で走行しているものとすると、ステップS11で図4の車速感応信頼度係数算出マップを参照し、車速感応信頼度係数Kvが所定値KvSET以上となる比較的大きい値に算出される。そのため、ステップS12でYesと判定されてステップS13に移行し、前記ステップS10で算出されたトルク平均値Taがトルクオフセット補正値ΔTとして更新される。
したがって、トルクセンサ3で検出された操舵トルクTiから上記トルクオフセット補正値ΔTが減算された操舵トルクTがモータ駆動電流演算部40に入力される。このとき、運転者はステアリングホイール1を操作しておらずTi=0であるため、このモータ駆動電流演算部40では、操舵トルクT(=ΔT)に応じた電流指令値Itが算出され、これがモータ駆動部50に入力される。その結果、トルクオフセット補正値ΔTに応じた操舵補助力が付与されるように電動モータ12が駆動制御される。
これにより、トルクセンサ3のハードウェアオフセットに起因する操舵トルクTiの左右差を補正して、直進走行時における運転者の操舵力を略零とすることができるので、直進性を確保して操舵フィーリングを向上させることができる。
その後、運転者がステアリングホイール1を操作して車両が旋回走行を開始すると、トルクセンサ3で運転者の操舵操作に応じた操舵トルクTiが検出されるため、この操舵トルクTiからトルクオフセット補正値ΔTを減算した操舵トルクT(=Ti−ΔT)がモータ駆動電流演算部40に入力される。したがって、モータ駆動電流演算部40で、上記操舵トルクTに応じた電流指令値Itが算出され、モータ駆動部50で当該電流指令値Itに基づいて電動モータ12が駆動制御されることで、運転者の操舵負担を軽減するような操舵補助制御が実行される。そして、このとき、操舵トルクTiをトルクオフセット補正値ΔTで補正していることから、左右の操舵トルクが均等になるように補正することができ、旋回走行時における操舵フィーリングを向上させることができる。
一方、車両が比較的低速で直進走行している場合には、図3のトルクオフセット補正値演算処理において、ステップS11で図4の車速感応信頼度係数算出マップを参照し、車速感応信頼度係数Kvが所定値KvSETより小さい値に算出される。その結果、ステップS12でNoと判定されて、トルクオフセット補正値ΔTの更新を行わずにトルクオフセット補正値演算処理が終了される。
また、運転者がステアリングホイール1を操作しない状態で車両が直進走行している状態となると、上述したように、|ΔV|≦ΔVSETとなってから現在までの車速V及び操舵トルクTiの総和が算出され、これがN≧Nmaxとなるまで継続されることになるが、N≧Nmaxとなる前に、例えば、車両が停止若しくは極低速走行状態となってV<VSETとなると、ステップS1でNoと判定されてステップS4に移行する。このとき、N≠0であることから、ステップS4からステップS10に移行する。
このように、N≧Nmaxとなる前にステップS1の判定条件が不成立となった場合には、その時点での車速V及び操舵トルクTiの総和に基づいてトルクオフセット補正値ΔTの更新が行われる。
このように、上記第1の実施形態では、左右車輪速差が、車両が直進走行状態にあると判断できる程度に小さいときに操舵トルク検出手段で検出した操舵トルクの平均値を演算し、この操舵トルク平均値と当該操舵トルク平均値の信頼度とに基づいて、操舵トルク補正値を演算するので、精度の高いトルク補正値を得ることができ、より微小領域のトルク補正が可能となる。その結果、操舵トルク検出過程上に見えるEPSハードウェア上の左右トルクオフセットを高精度で補正することができ、ステアリングホイール左右操舵時の操舵トルク差を低減して操舵フィーリングを向上させることができる。
さらに、車速が所定車速以上且つ操舵トルクの絶対値が所定値以下であるときに操舵トルク平均値を演算するので、左右車輪速が安定する領域で操舵トルク平均値を求めることができ、操舵トルク補正値の算出精度を高めることができる。
また、車速感応信頼度が所定値以上であるとき、操舵トルク平均値を操舵トルク補正値として設定し、車速感応信頼度が所定値より小さいときには操舵トルク補正値の更新を行わないので、操舵トルク平均値の信頼度に応じて適正に操舵トルク補正値の更新を行うことができる。
さらに、車速が速いほど車速感応信頼度を高く設定するので、車両が低速走行しており操舵トルク検出手段で検出される操舵トルクの安定性が低い場合には、操舵トルク補正値の更新を行わないようにすることができるなど、精度の高い操舵トルク補正値を得ることができる。
次に、本発明における第2の実施形態について説明する。
この第2の実施形態は、前述した第1の実施形態において、車速感応信頼度係数Kvが所定値KvSET以上であるとき、トルク平均値Taをトルクオフセット補正値ΔTとして更新しているのに対し、トルク平均値Taに車速感応信頼度係数Kvを乗じた値をトルクオフセット補正値ΔTとして更新するようにしたものである。
すなわち、第2の実施形態のトルクオフセット補正値出力部35では、図5に示すトルクオフセット演算処理を実行するものとし、第1の実施形態における図3のステップS12及びS13に代えて、トルク平均値Taに車速感応信頼度係数Kvを乗じた値(Ta×Kv)をトルクオフセット補正値ΔTとして更新するステップS21が追加されていることを除いては、図3と同様の処理を実行する。
この図5において、ステップS21の処理がトルク補正値演算手段に対応している。
したがって、車両が高速走行している場合には、ステップS10で算出される車速平均値Vaが比較的大きい値となり、ステップS11で車速感応信頼度係数Kvが例えば“1”に算出される。そして、ステップS21では、前記ステップS10で算出されたトルク平均値Taに車速感応信頼度係数Kvが乗算され、これがトルクオフセット補正値ΔTとして設定される。このとき、車速感応信頼度係数Kv=1であるので、トルク平均値Taをトルクオフセット補正値ΔTとして設定しているのと等価となる。
一方、車両が低速走行しており、車速感応信頼度係数Kvが1より小さい値に算出される場合には、ステップS21で、トルク平均値Taに車速感応信頼度係数Kvが乗算されることにより、トルクオフセット補正値ΔTはトルク平均値Taより小さい値に設定されることになる。
このように、上記第2の実施形態では、操舵トルク平均値に車速感応信頼度を乗じた値を操舵トルク補正値として設定するので、操舵トルク平均値の信頼度に応じて適正に操舵トルク補正値の更新を行うことができる。
なお、上記第1及び第2の実施形態においては、トルク平均値Taと車速感応信頼度係数Kvとに基づいてトルクオフセット補正値ΔTを更新する場合について説明したが、車速感応信頼度係数Kvに代えて、トルク平均値Taの算出に要した時間に応じた操舵トルク平均値の信頼度である時間感応信頼度係数Kt(0≦Kt≦1)を用いることもできる。
この場合、図3及び図5のステップS11で、図6に示す時間感応信頼度係数算出マップを参照し、トルク平均値Taの算出に要した時間に相当するカウント値Nをもとに、時間感応信頼度係数Ktを算出するようにすればよい。ここで、時間感応信頼度係数算出マップは、カウント値Nが大きいほど、トルク平均値Taの信頼度が高いものとして、時間感応信頼度係数Ktが大きく算出されるように設定されている。
さらに、車速感応信頼度係数Kvに代えて、トルク平均値Taの算出に要した時間内における操舵トルクTiの最大ばらつき量ΔTi(=操舵トルクTiの最大値−操舵トルクTiの最小値)に応じたばらつき信頼度係数Kb(0≦Kb≦1)を用いることもできる。
この場合、図3及び図5のステップS11で、最大ばらつき量ΔTiをもとに、ばらつき信頼度係数Kbを算出するようにすればよい。このとき、最大ばらつき量ΔTiが小さいほど、ばらつき信頼度係数Kbを大きく算出する。すなわち、トルク平均値Taの算出に要した時間内における操舵トルクTiが、図7に示すようなばらつき度合いであるものとすると、太線で示す場合の方が細線で示す場合より最大ばらつき量ΔTiが小さく、トルク平均値Taの信頼度が高いものとして、ばらつき信頼度係数Kbが大きく算出される。
次に、本発明における第3の実施形態について説明する。
この第3の実施形態は、前述した第1の実施形態において、トルク平均値Taの信頼度として車速感応信頼度のみを適用しているのに対し、車速感応信頼度を含む複数の信頼度を適用するようにしたものである。
図8は、第3の実施形態のトルクオフセット補正値出力部35で実行されるトルクオフセット補正値演算処理手順を示すフローチャートである。この図8に示すように、前述した第1の実施形態の図3に示すトルクオフセット補正値演算処理において、ステップS11の後に、時間感応信頼度係数Ktを演算するステップS31と、ばらつき信頼度係数Kbを演算するステップS32とを追加し、ステップS12を、車速感応信頼度係数Kvが所定値KvSET以上、且つ時間感応信頼度係数Ktが所定値KtSET以上、且つばらつき信頼度係数Kbが所定値KbSET以上であるか否かを判定するステップS33に置換したことを除いては、図3と同様の処理を実行する。
すなわち、ステップS31では、前述した図6に示す時間感応信頼度係数算出マップを参照し、カウント値Nをもとに時間感応信頼度係数Ktを算出してからステップS32に移行する。
ステップS32では、前述した最大ばらつき量ΔTiをもとに、最大ばらつき量ΔTiが小さいほどばらつき信頼度係数Kbが大きくなるように算出し、ステップS33に移行する。
ステップS33では、車速感応信頼度係数Kvが所定値KvSET以上、且つ時間感応信頼度係数Ktが所定値KtSET以上、且つばらつき信頼度係数Kbが所定値KbSET以上であるか否かを判定し、Kv≧KvSET、且つKt≧KtSET、且つKb≧KbSETであるときには、トルクオフセット補正値ΔTの更新を行うものと判断して前記ステップS13に移行し、それ以外であるときにはそのままトルクオフセット補正値演算処理を終了する。
この図8において、ステップS31の処理が時間感応信頼度演算手段に対応し、ステップS32の処理がばらつき信頼度演算手段に対応している。
このように、上記第3の実施形態では、操舵トルク平均値の信頼度として演算基準の異なる複数の信頼度を適用し、各信頼度がそれぞれ所定値以上であるときに操舵トルク平均値を操舵トルク補正値として設定するので、より適正に操舵トルク補正値の更新を行うことができる。
なお、上記第3の実施形態においては、各信頼度がそれぞれ所定値以上であるときに操舵トルク平均値を操舵トルク補正値として設定する場合について説明したが、各信頼度の総合値(積あるいは和)が前回の総合値より大きいときに、操舵トルク平均値を操舵トルク補正値として設定することもできる。また、各信頼度の総合値(積あるいは和)が前回の総合値の所定割合以上であるときに、操舵トルク平均値を操舵トルク補正値として設定することもできる。これらの場合にも、信頼度に応じて適正に操舵トルク補正値の更新を行うことができる。
次に、本発明における第4の実施形態について説明する。
この第4の実施形態は、前述した第2の実施形態において、トルク平均値Taの信頼度として車速感応信頼度のみを適用しているのに対し、車速感応信頼度を含む複数の信頼度を適用するようにしたものである。
図9は、第4の実施形態のトルクオフセット補正値出力部35で実行されるトルクオフセット補正値演算処理手順を示すフローチャートである。この図9に示すように、前述した第2の実施形態の図5に示すトルクオフセット補正値演算処理において、ステップS11の後に、時間感応信頼度係数Ktを演算するステップS41と、ばらつき信頼度係数Kbを演算するステップS42とを追加し、ステップS21を、トルク平均値Taに車速感応信頼度係数Kv、時間感応信頼度係数Kt及びばらつき信頼度係数Kbを乗算した値をトルクオフセット補正値ΔTとして更新するステップS43に置換したことを除いては、図5と同様の処理を実行する。
ステップS41では、前述した図8のステップS31と同様の処理を行い、カウント値Nをもとに時間感応信頼度係数Ktを算出してからステップS42に移行する。
ステップS42では、前述した図8のステップS32と同様の処理を行い、最大ばらつき量ΔTiをもとにばらつき信頼度係数Kbを算出してからステップS43に移行する。
ステップS43では、トルク平均値Taに車速感応信頼度係数Kv、時間感応信頼度係数Kt及びばらつき信頼度係数Kbを乗算した値をトルクオフセット補正値ΔTとして更新し(ΔT=Ta×Kv×Kt×Kb)、トルクオフセット補正値演算処理を終了する。
この図9において、ステップS41の処理が時間感応信頼度演算手段に対応し、ステップS42の処理がばらつき信頼度演算手段に対応している。
このように、上記第4の実施形態では、操舵トルク平均値の信頼度として複数の信頼度を適用し、操舵トルク平均値に各信頼度を乗じた値を操舵トルク補正値として設定するので、より適正に操舵トルク補正値の更新を行うことができる。
なお、上記第3及び第4の実施形態においては、操舵トルク平均値の信頼度として、車速感応信頼度係数Kv、時間感応信頼度係数Kt及びばらつき信頼度係数Kbの3つの信頼度を適用する場合について説明したが、これらの信頼度のうち、2つの信頼度のみを適用するようにしてもよい。
例えば、車速感応信頼度係数Kv及び時間感応信頼度係数Ktを適用した場合、Kv≧KvSET且つKt≧KtSETであるときにトルク平均値Taをトルクオフセット補正値ΔTとして設定したり、トルク平均値Taに車速感応信頼度係数Kv及び時間感応信頼度係数Ktを乗じた値(Ta×Kv×Kt)をトルクオフセット補正値ΔTとして設定したりすればよい。
なお、上記各実施形態においては、トルク平均値Taとして、トルクセンサ3で検出した操舵トルクTiの平均値を採用する場合について説明したが、操舵トルクTiに対してノイズ除去のためのLPF処理等を施した後の操舵トルク値の平均値をトルク平均値Taとして採用することもできる。これにより、より高精度なトルクオフセット補正値ΔTを得ることができる。
また、上記各実施形態においては、車速検出手段として車速センサ16を設け、車速Vを検出する場合について説明したが、右車輪速センサ17で検出された右車輪速VRと左車輪速センサ18で検出された左車輪速VLとの平均値から車速Vを算出することもできる。
本発明の実施形態における電動パワーステアリング装置の概略構成図である。 第1の実施形態におけるコントローラの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における操舵トルク補正部で実行されるトルクオフセット補正値演算処理手順を示すフローチャートである。 車速感応信頼度係数算出マップである。 第2の実施形態における操舵トルク補正部で実行されるトルクオフセット補正値演算処理手順を示すフローチャートである。 時間感応信頼度係数算出マップである。 ばらつき信頼度係数の算出方法を説明する図である。 第3の実施形態における操舵トルク補正部で実行されるトルクオフセット補正値演算処理手順を示すフローチャートである。 第4の実施形態における操舵トルク補正部で実行されるトルクオフセット補正値演算処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ステアリングホイール、2…ステアリングシャフト、3…トルクセンサ、10…操舵補助機構、11…減速ギヤ、12…電動モータ、15…コントローラ、16…車速センサ、17…右車輪速センサ、18…左車輪速センサ、30…操舵トルク補正部、31…減算部、32…車速感応信頼度係数演算部、33…トルクオフセット補正値更新判定部、34…トルクオフセット補正値演算部、35…トルクオフセット補正値出力部、36…減算部、40…モータ駆動電流演算部、50…モータ駆動部

Claims (8)

  1. 操舵系に運転者の操舵負担を軽減する操舵補助力を付与する電動モータを備える電動パワーステアリング装置であって、
    操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、左右輪の車輪速度差を検出する左右車輪速差検出手段と、前記左右車輪速差が所定値以下であるときに前記操舵トルク検出手段で検出した操舵トルクの平均値を演算するトルク平均値演算手段と、前記操舵トルク平均値の信頼度を演算する信頼度演算手段と、該信頼度演算手段で演算した信頼度及び前記平均値演算手段で演算した操舵トルク平均値に基づいて、操舵トルク補正値を演算するトルク補正値演算手段と、前記操舵トルク検出手段で検出した操舵トルク及び前記トルク補正値演算手段で演算した操舵トルク補正値に基づいて電流指令値を演算する電流指令値演算手段と、前記電流指令値に基づいて前記電動モータを駆動制御するモータ制御手段と、を備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記トルク補正値演算手段は、前記信頼度演算手段で演算した信頼度が所定値以上であるとき、前記平均値演算手段で演算した操舵トルク平均値を前記操舵トルク補正値として設定することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記トルク補正値演算手段は、前記平均値演算手段で演算した操舵トルク平均値に前記信頼度演算手段で演算した信頼度を乗じた値を前記操舵トルク補正値として設定することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記信頼度演算手段は、前記信頼度として演算基準の異なる複数の信頼度を演算するものであって、前記トルク補正値演算手段は、前記複数の信頼度の総合値が、前回の総合値より大きいとき、前記操舵トルク平均値を操舵トルク補正値として設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記トルク補正値演算手段は、前記複数の信頼度の総合値が、前回の総合値の所定割合以上であるとき、前記操舵トルク平均値を操舵トルク補正値として設定することを特徴とする請求項4に記載の電動パワーステアリング装置。
  6. 車速を検出する車速検出手段を有し、前記信頼度演算手段は、前記信頼度として車速に応じた車速感応信頼度を演算する車速感応信頼度演算手段を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  7. 前記信頼度演算手段は、前記信頼度として前記操舵トルク平均値の演算に要した時間に応じた時間感応信頼度を演算する時間感応信頼度演算手段を備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  8. 前記信頼度演算手段は、前記信頼度として前記操舵トルク平均値の演算に要した時間内の操舵トルクの最大ばらつき量に応じたばらつき信頼度を演算するばらつき信頼度演算手段を備えることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
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