JP2009028400A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転槽内の少ない水量で洗濯を行うことができ、洗濯時に回転槽内の水が回転槽開口部から流出するのを防止して、使い勝手をよくする。
【解決手段】洗濯時は通水性を有しない筒状部3aを備えた回転槽3の片側端面に、筐体1の前方に向かって開口した洗濯物を出し入れする回転槽開口部8を設け、前記回転槽開口部8を開閉する蓋体9を筐体1または外槽2に設け、前記蓋体9により回転槽3内へ給水した水が洗濯時に回転槽開口部8から流出するのを防止するようにしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯時は通水性を有しない筒状部を備えた回転槽を有する洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、回転槽に水と洗濯物を入れて洗濯するものが考えられている(例えば、特許文献1参照)。回転槽は回転中心軸が水平に配置された両底円筒状の周壁を有し、両端面は閉じられているが、給水や排水および乾燥のための水および空気の送路を備え、この送路に開閉弁が設けられている。回転槽に対して洗濯物を出し入れするための内蓋が回転槽の円筒状の周壁に設けられており、閉止時には水密性を備えた構造となっている。筐体には、外蓋が設けられており、回転槽の回転停止時に、外蓋および内蓋の両方を開くことで、筐体の外から回転槽に対して洗濯物を出し入れすることができるようになっている。洗濯時には、前述した開閉弁や内蓋を閉じることで、回転槽を密閉させることにより、水が回転槽の外へと流出することを防止している。
特開2005−177330号公報
しかしながら、前記構成では、内蓋が円筒状の周壁部に設けられているため、洗濯時に回転槽を回転させると、内蓋は回転槽の回転中心軸を中心とした円筒を描くように回転することになる。このため、洗濯物を出し入れできるようにするためには、内蓋と外蓋の位置が一致するように、回転槽を回転位置決めして停止させた上、その位置を保持させる必要が生じる。このため、例えば、洗濯途中に洗濯物を追加投入しようとした場合など、回転位置決めや回転保持機構の動作などを行う時間を待たなければならないため、時間がかかり、使い勝手が悪いという問題があった。
また、洗濯時に回転槽は、密閉状態であり、例え内蓋を透明のガラスや樹脂材料等で構成できたとしても、内蓋は回転槽の回転中心軸を中心とした円筒を描くような回転をするため、回転槽内における洗濯物の洗濯状態を筐体の外側から使用者が連続的に確認することはできず、使い勝手が悪いという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、洗濯時は通水性を有しない筒状部を備えた回転槽内へ給水した水が、洗濯時に回転槽開口部から流出するのを簡単な構成で防止できるようにするとともに、使い勝手をよくすることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、筐体と、前記筐体内に弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転自在に設けられ、洗濯時は通水性を有しない筒状部を備えた回転槽と、前記回転槽の片側端面に設けられ、前記筐体の前方に向かって開口した洗濯物を出し入れする回転槽開口部と、前記回転槽開口部を開閉する蓋体とを備え、前記蓋体は前記筐体または外槽に設け、前記蓋体により前記回転槽内へ給水した水が洗濯時に前記回転槽開口部から流出するのを防止するようにしたものである。
これによって、洗濯物の取り出し時は、回転槽がいかなる回転停止位置であっても、筐体または外槽に設けられた前方の蓋体を開くことによって、直ちに回転槽開口部が開くため、洗濯物を簡単に出し入れできる使い勝手のよさを実現し、洗濯時においては、蓋体を閉じることによって、回転槽開口部を閉じることができるため、回転槽内へ給水した水が洗濯時に回転槽開口部から流出するのを防止することができる。また、蓋体は筐体または外槽に設けているため、回転することもなく、強度を必要とすることもないため、透明のガラスや樹脂材料等で構成可能であり、蓋体に向かって回転槽は常に開口しているため、回転槽内における洗濯物の洗濯状態を蓋体を介して筐体の外側から使用者が常に確認することができ、使い勝手をよくかることができる。
本発明の洗濯機は、洗濯時は通水性を有しない筒状部を備えた回転槽内で、少ない水量で洗濯を行うことができるとともに、洗濯時に回転槽内の水が回転槽開口部から流出するのを防止でき、使い勝手をよくすることができる。
第1の発明は、筐体と、前記筐体内に弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転自在に設けられ、洗濯時は通水性を有しない筒状部を備えた回転槽と、前記回転槽の片側端面に設けられ、前記筐体の前方に向かって開口した洗濯物を出し入れする回転槽開口部と、前記回転槽開口部を開閉する蓋体とを備え、前記蓋体は前記筐体または外槽に設け、前記蓋体により前記回転槽内へ給水した水が洗濯時に前記回転槽開口部から流出するのを防止するようにしたことにより、洗濯物の取り出し時においては、回転槽がいかなる回転停止位置であっても、筐体または外槽に設けられた前方の蓋体を開くことによって、直ちに回転槽開口部が開くため、洗濯物を簡単に出し入れできる使い勝手のよさを実現し、洗濯時においては、蓋体を閉じることによって、回転槽開口部を閉じることができるため、回転槽内へ給水した水が洗濯時に回転槽開口部から流出するのを防止することができる。また、蓋体は筐体または外槽に設けられているため、回転することもなく、強度を必要とすることもないため、透明のガラスや樹脂材料等で構成可能であり、蓋体に向かって回転槽は常に開口しているため、回転槽内における洗濯物の洗濯状態を蓋体を介して筐体の外側から使用者が常に確認することができ、使い勝手がよい。
第2の発明は、特に、第1の発明の蓋体は、回転槽開口部と非接触でその一部が前記回転槽開口部と重合するようにしたことにより、蓋体と回転槽開口部との間に接触部がないため、磨耗や摺動音等を発生させることもなく、かつ、蓋体と回転槽開口部の間にできる隙間を小さくできる上、回転槽内へ給水した水が洗濯時に回転槽開口部側へ飛散した場合に、飛散した水を蓋体に当てることで、回転槽内に再び戻すことができるので、回転槽開口部から流出するのを防止することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の蓋体は、回転槽開口部から回転槽の内方へ突出するように設けたことにより、洗濯時に回転槽内へ給水した水が飛散するのを蓋体によって、回転槽開口部よりも後方側で抑えることができるため、回転槽内の水が回転槽開口部から流出するのをより効果的に防止することができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明の蓋体は、閉成時に回転槽開口部との間に弾性体が配設されるようにしたことにより、蓋体と回転槽開口部との間の隙間を弾性体により小さくすることができるため、回転槽内へ給水した水が洗濯時に回転槽開口部側へ飛散した場合に、回転槽開口部から流出するのを防止することができ、かつ、蓋体と回転槽開口部とが偏心した場合でも、蓋体と回転槽開口部との接触は弾性体により吸収されるため、蓋体や回転槽開口部の損傷を防止することができる。
第5の発明は、特に、第1または第4の発明の蓋体は、回転槽開口部を閉じる閉塞部と、前記閉塞部を回転自在に支持する支持部を設け、前記閉塞部は回転槽開口部の閉塞時に回転槽とともに回転するようにしたことにより、閉塞部と回転槽開口部との間に相対的な回転速度差がないため、磨耗や摺動音等を発生させることもなく、かつ閉塞部と回転槽開口部との間の隙間をなくすことができるため、回転槽内へ給水した水が回転槽開口部から流出するのを確実に防止することができる。
第6の発明は、特に、第1または第4の発明の蓋体は、回転槽開口部を閉じる閉塞部と、前記閉塞部を回転槽に対してその回転軸方向に進退自在に支持する支持部を設けたことにより、洗濯時において、閉塞部を回転槽開口部側へと移動させることにより、蓋体と回転槽開口部とを接触させることができ、回転槽内へ給水した水が回転槽開口部から流出するのを確実に防止することができ、回転槽の回転数が高い場合や蓋体と回転槽開口部とが偏心したような場合には、閉塞部を回転槽開口部から離す事により、磨耗や摺動音の発生を抑制したり、蓋体や回転槽開口部の損傷を防止することができる。
第7の発明は、特に、第6の発明の蓋体は、回転槽に水が貯留されている時に回転槽開口部を閉じ、水が貯留されていない時に、回転槽開口部から離れるようにしたことにより、回転槽に水が貯留されて回転槽が低速回転している洗濯時は、閉塞部を回転槽開口部側へと移動させることにより、蓋体と回転槽開口部とを接触させて回転槽内の水が回転槽開口部から流出するのを確実に防止することができる。また、回転槽に貯留した水を排水した後に回転槽を高速回転させる脱水時には、閉塞部を回転槽開口部から離すことにより、磨耗や摺動音の発生を抑制するとともに、脱水振動による蓋体や回転槽開口部の損傷を防止することができる。
第8の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明の回転槽を前方高位に傾斜して設けたことにより、回転槽内の水は後方へと行きやすくなるため、洗濯時に回転槽開口部から流出するのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態の洗濯機の断面図、図2はその外観図、図3〜図5はその要部断面図である。筐体1内に外槽2がサスペンション4により弾性支持され、洗濯および脱水時の外槽2の振動は筐体1の下方に設けられた減衰機構5によって、減衰されるように構成している。外槽2内には回転槽3がその回転軸心を水平よりも前方に向かって高くなるように傾斜させた状態で回転自在に設けられ、外槽2の後方外側面には、回転槽3の回転の駆動源となるモータ10が設けられている。
回転槽3は、槽回転軸11によりモータ10と連結され、制御手段12が必要に応じて、モータ10を回転駆動することにより、回転槽3内の洗濯物を洗濯、脱水する。回転槽3は前方に向かって内径が大きくなるテーパ状の筒状部3aを有しており、筒状部3aの軸心は回転槽3の回転軸と略同一軸をなし、その両端面は、筐体1の前後方向に並ぶように設けられる。
回転槽3の前側端面は、回転槽3に対して洗濯物を出し入れするために、円形状に大きく開口した回転槽開口部8を備えている。筐体1および外槽2にも同様に、回転槽3に対して洗濯物を出し入れするための開口部となる円形状の筐体開口部6、外槽開口部7が設けられている。筐体開口部6、外槽開口部7および回転槽開口部8は、回転槽3の回転軸と略同一軸上に並ぶようにして、筐体1の前方上方に向かって開口している。
筐体1には、筐体開口部6を開閉する蓋体9が設けられ、蓋体9は透明な樹脂材料またはガラス等によって構成されている。使用者は蓋体9を開くことで、回転槽3に対して洗濯物を出し入れすることができ、蓋体9を閉じることにより、洗濯や脱水時等に発生する回転槽3の回転や外槽2の振動等に触れることがないようにしている。
上記構成により、使用者が回転槽3の回転停止時に洗濯物を出し入れする際、回転槽3の回転停止位置がどこであっても、蓋体9を開くと、回転槽開口部8が筐体1の前に立つ人に向かって常に開口するため、直ぐに楽な姿勢で作業を行うことができるとともに、回転槽3を手で回すことで回転槽3内の洗濯物を取り出しやすい状態に持ってくることができる使い勝手のよさを実現している。また、洗濯時に使用者は透明の蓋体9を通して、常に回転槽3内の洗濯状態を視認することができるため、安心感を持つことができ、使い勝手がよい。
外槽2の上方には、洗剤の入った洗剤容器14へと給水を行う洗剤容器給水路13が設けられ、洗剤容器給水路13の途中には、水路を開閉するための給水弁15が設けられている。洗剤容器14の下方には伸縮自在の給水ホース16の一端が接続され、他端は回転槽3内へ給水を行う回転槽給水路17が接続されている。回転槽給水路17の一端は、図3に詳細を示すとおり、外槽2の後方に接続され、外槽2を介して回転槽3の槽回転軸11の近傍に複数設けられた給水穴18から回転槽3内へと給水を行う。回転槽3の後方側端面には、この給水穴18以外の穴は開いていない。
図3に詳細を示すとおり、槽回転軸11近傍の外槽2と回転槽3の間では、回転槽給水路17の外槽2への接続部および給水穴18を内包する形で、外槽2および回転槽3それぞれから槽回転軸11を中心としたリング状のリブが対向するように突出している。これら外槽側リブ19および回転槽側リブ20の間には水密可能なオイルシール21が配設され、洗濯中に回転槽3が回転しても、回転槽3内に給水された水は、外槽側リブ19の外側へ漏れることがないように構成している。
上記構成により、制御手段12が必要に応じて、給水弁15を開くと水道水が洗剤容器給水路13および洗剤容器14を通った後、洗剤を含んだ洗濯水となり、給水ホース16および回転槽給水路17を通って、外槽2を介して回転槽3内に供給可能となる。
回転槽3の筒状部3aには複数の突起体22が設けられており、洗濯水および洗濯物の入った回転槽3を低速で回転させることにより、洗濯物を突起体22で引っ掛けて上方に持ち上げ、重力で落とすといった攪拌動作を与え、洗濯を行うことができる。また、回転槽3の筒状部3aの後方側端部には、回転槽3内に給水された水を排水ホース30を通して筐体1外へと排出するための排水口23が設けられている。
図4に詳細を示すとおりに、排水口23には、これを開閉する排水弁24が設けられ、回転槽3に給水を行う洗濯時には、重力および水圧により、排水口23を水密に閉じた状態となる。排水時には、制御手段12が外槽2の下部に設けられた排水弁駆動手段25を駆動して、アーム25aを排水口23側へ突き出すことで、排水弁24を持ち上げ、排水口23を開くことができる。但し、排水時には外槽下部の排水弁駆動手段25と内槽の排水弁24とを対向させる必要があるため、回転槽3を回転位置決めして停止させる必要があり、図示しない回転位置センサ等も備えている。
また、テーパ状をなす回転槽3の筒状部3aには、内径が最大となる前方側端部に複数個の脱水口26が設けられている。図5に詳細を示すとおりに、脱水口26には、これを開閉する脱水弁27が設けられ、通常はバネ28で回転槽3側へ付勢され、脱水口26を水密に閉じるように設定されている。
回転槽3を高速回転させる脱水時には、脱水弁27は遠心力によりバネ28の付勢力に反して開くように設定されている。上記構成により、回転槽3の筒状部3aは洗濯時には通水性を有しない構造となっており、必要に応じて制御手段12が排水弁駆動手段25を駆動したり、回転槽3を高速回転させることにより、排水可能状態や脱水可能状態に切り替える。
上記構成により、回転槽3内に給水された水は、洗濯時においては、前述した回転槽開口部8以外から回転槽3外へと流出することはない。洗濯時および脱水時において、回転槽3は回転し、かつ、外槽2と共に振動するため、蓋体9と回転槽開口部8との間で接触が生じて、磨耗や摺動音が発生したり、壊れることがないようにするためには、蓋体9と回転槽開口部8との間に隙間を設ける必要がある。回転槽3内の水はこの隙間から流出してしまう恐れがあるが、これを防止するため、蓋体9と回転槽開口部8を回転槽3の回転軸方向に所定の長さで重合させており、具体的には、回転槽開口部8の内側に蓋体9が入り込むようにして重合させている。
これにより、隙間をできるだけ小さくできる上、回転槽3内の水が洗濯時に回転槽開口部8側へ飛散した場合に、飛散した水を蓋体9に当てることで、回転槽3内に再び戻すことができ、回転槽開口部8からの流出を防止できる。さらに言えば、回転槽3は、回転軸心が水平よりも前方に向かって高くなるように設けられているため、飛散した水は、後方へと行きやすくなるため、回転槽開口部8から流出するのをより効果的に防止している。
筐体開口部6と回転槽開口部8との間には、振動を吸収できる柔軟な弾性体によって形成されたベローズ29が配設され、蓋体9を閉じると、その内面にベローズ29の一端が圧接されている。このため万一、蓋体9と回転槽開口部8との隙間から水が外槽2側へ飛散した場合でも、筐体1の外側へ水が流出するようなことはない。
以上述べたような構成において、洗濯機の動作シーケンスの一例を以下に説明する。まず、洗濯工程において、制御手段12は給水弁15を開き、水道水を洗剤容器14内に導いた後、洗剤を含んだ洗濯水を給水ホース16、回転槽給水路17、外槽2を介して回転槽3内に給水する。制御手段12は、回転槽3内の水が回転槽開口部8の下端に達しない程度の水位で、給水弁15を閉じ、給水を止める。
次に、洗濯物と洗濯水の入った回転槽3を低速回転させることで、突起体22により洗濯物を上方へ持ち上げては、落とすといった攪拌動作を加え、洗濯物を洗濯する。この間、蓋体9、排水弁24および脱水弁27は閉じられた状態であり、回転槽3内の水が外槽2側へ流出するのを防止している。所定の時間上記動作を続けた後、制御手段12は、図示しない回転位置センサ等の情報出力に応じて、モータ10を回転制御し、排水弁駆動手段25と排水弁24とが対向した位置で回転槽3を停止させる。
次に、制御手段12は、排水弁駆動手段25を駆動して、アーム25aを排水口23側へ突き出すことで、排水弁24を持ち上げて排水口23を開き、回転槽3内の洗濯水を排水し、排水ホース30を介して筐体1外へと排出する。回転槽3内の洗濯水の排水が終了すると、制御手段12は、排水弁駆動手段25を駆動して、アーム25aを元の位置に引き戻す。その後、制御手段12は、回転槽3を高速回転させ、洗濯物を回転槽3の筒状部3aに張り付かせる。
洗濯物に残留して含まれている洗濯水は遠心力により、洗濯物から分離され、筒状部3aの壁面に移動する。壁面に移動した洗濯水は、遠心力がより大きい内径が最大となる筒状部3aの前側端部へと移動していく。筒状部3aの前側端部では、脱水弁27が遠心力により開き、脱水口26が開口している。このため、回転槽3の筒状部3aの前側端部に移動した洗濯水は脱水口26から外槽2側へと排出され、排水ホース30を介して筐体1の外へ排出される。
上記動作を所定の時間続けた後、制御手段12は、回転槽3を回転停止させ、再び給水弁15を開き、今度は洗剤を含まないすすぎ水を回転槽3内に給水する。制御手段12は、以降洗濯のときと同様の制御を行い、洗濯物のすすぎを行う。以降、すすぎと脱水を何回か繰り返した後、最後に脱水を行った後、洗濯機の動作を終了させる。
なお、本実施の形態の構成では、回転槽3を傾斜配置させた洗濯機としているが、これに限定されるものではなく、回転槽3の回転軸が水平方向となる洗濯機であっても、程度の違いはあったとしても、同様の効果は期待できる。また、蓋体9を筐体1に設けているが、これは外槽2に設けられていてもよく、その場合、洗濯および脱水時に回転槽3と外槽2はほぼ一体となって振動するため、蓋体9と回転槽開口部8に設けた隙間をより小さくしても、接触する恐れがないため、回転槽開口部8からの水の流出を防止する効果はより一層期待できる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態を以下に説明する。第1の実施の形態と同一構成要件は、同一符号を付して詳細な説明は省略する。図6に示すように、蓋体9は、回転槽開口部8から回転槽3の内方へ突出するように設けられ、回転槽3内に入り込んでいる。このため、洗濯時に回転槽3を回転させると、回転槽3内で飛散した水は、蓋体9により、回転槽開口部8の後方側で抑えられる。このため、回転槽3内の水は回転槽開口部8付近へと飛散しにくくなる上、蓋体9に当たった水は、蓋体9の内面を伝って、回転槽3内へ戻されるため、回転槽3内の水が回転槽開口部8から流出するのをより効果的に防止することができる。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態を以下に説明する。第1または第2の実施の形態と同一構成要件は、同一符号を付して詳細な説明は省略する。図7に示すように、蓋体9は、外槽開口部7、回転槽開口部8を開閉するように外槽2に設けられている。筐体1には、筐体開口部6を開閉する外蓋31が設けられ、これを閉じることにより、洗濯や脱水時等に発生する外槽2の振動等に使用者が触れることがないようにしている。
回転槽3に対して洗濯物を出し入れする時は、回転槽3の回転停止位置がどこであっても、外蓋31および蓋体9を開くと、回転槽開口部8が筐体1の前に立つ人に向かって常に開口するため、直ぐに楽な姿勢で作業を行うことができる。また、回転槽3を手で回すことで回転槽3内の洗濯物を取り出しやすい状態に持ってくることができる使い勝手のよさを実現している。
蓋体9には低摩擦性の弾性体32が設けられ、蓋体9を閉じると弾性体32が蓋体9と回転槽開口部8との間に位置するように設定している。この弾性体32により、蓋体9と回転槽開口部8との隙間は、ほとんどない状態か、接触状態となっている。このため、洗濯時に回転槽3内の水が回転槽開口部8から流出するのをほぼ確実に防止することができる。
洗濯および脱水時において回転槽3を回転させたとき、蓋体9は、外槽2に設けられているため、外槽2および回転槽3と共に振動する。このため、蓋体9が筐体1に設けられる場合に比べて、蓋体9と回転槽開口部8との偏芯は、かなり抑えられるが、回転槽3内の洗濯物の量やアンバランスが大きいような場合には、蓋体9と回転槽開口部8との間に若干の偏芯が生じ得る。このような場合でも、蓋体9と回転槽開口部8との接触は弾性体32により吸収されるため、蓋体9や回転槽開口部8が壊れるようなことがない。
なお、本実施の形態の構成では、蓋体9を外槽2に設けているが、外槽2および回転槽3が大きく振動することがない構成、または、弾性体32が大きな振動でも吸収できるような構成であれば、外蓋31がなくて蓋体9が筐体1に設けられていてもよく、同様の効果が得られる。また、弾性体32は蓋体9に設けられているが、回転槽開口部8に設けられていても同様の効果が得られる。
(実施の形態4)
本発明の第4の実施の形態を以下に説明する。第1〜第3の実施の形態と同一構成要件は、同一符号を付して詳細な説明は省略する。図8に示すように、蓋体9は、外槽開口部7を開閉する外槽2に設けられた支持部34と、槽回転軸11と同一軸上となるように支持部34に回転自在に設けられた回転軸35と、回転軸35と一体に取り付けられ、回転槽開口部8を開閉する閉塞部33とによって構成されている。
閉塞部33の周縁には弾性体32が設けられ、蓋体9を閉じると弾性体32が閉塞部33と回転槽開口部8との間に位置するように設定している。この弾性体32により、閉塞部33と回転槽開口部8との隙間は全くない状態となっている。このため、洗濯時に回転槽3内の水が回転槽開口部8から流出するのを確実に防止することができる。
洗濯および脱水時において回転槽3を回転させたとき、支持部34は、外槽2に設けられているため、閉塞部33は外槽2および回転槽3と共に振動する。このため、閉塞部33と回転槽開口部8との偏芯は、かなり抑えられるが、回転槽3内の洗濯物の量やアンバランスが大きいような場合には、蓋体9と回転槽開口部8との間に若干の偏芯が生じ得る。このような場合でも、蓋体9と回転槽開口部8との接触は弾性体32により吸収されるため、蓋体9や回転槽開口部8が壊れるようなことがない。
ここで、閉塞部33と回転槽開口部8は、弾性体32を介して常に接触しているが、この摩擦力により、閉塞部33は回転槽3と共に回転する。このため、閉塞部33と回転槽開口部8および弾性体32との間には相対的な回転速度差が発生しないため、磨耗や摺動音等を発生させることを防止することができる。
なお、本実施の形態の構成では、支持部34を外槽2に設けているが、外槽2および回転槽3が大きく振動することがない構成、または、弾性体32が大きな振動でも吸収できるような構成であれば、支持部34が筐体1に設けられていてもよく、同様の効果が得られる。
また、回転槽開口部8を閉じた状態で、閉塞部33と回転槽開口部8との間に弾性体32が位置するようにしているが、外槽2および回転槽3が振動しない構成であれば、特に弾性体32を設けず、閉塞部33と回転槽開口部8とを直接接触させる構成であっても、蓋体9や回転槽開口部8が壊れるようなことは無く、同様の効果が得られる。
(実施の形態5)
本発明の第5の実施の形態を以下に説明する。第1〜第4の実施の形態と同一構成要件は、同一符号を付して詳細な説明は省略する。図9に示すように、蓋体9は、外槽開口部7を開閉する外槽2に設けられた支持部34と、槽回転軸11と同一軸上で軸方向に伸縮する駆動軸36と、駆動軸36と一体に取り付けられ、回転槽開口部8を開閉する閉塞部33とによって構成されている。閉塞部33の周縁には低摩擦性の弾性体32が設けられ、回転槽開口部8が閉じられた状態では、弾性体32が閉塞部33と回転槽開口部8との間に位置するように設定している。
制御手段12は、回転槽3に水が貯留されているときには、駆動軸36を後方へと伸ばし、閉塞部33と回転槽開口部8との隙間を弾性体32を介して完全に閉じ、水が貯留されていないときには、駆動軸36を前方へと縮ませ、閉塞部33を回転槽開口部8から離すような制御を行う。このため、回転槽3内に水が貯留される洗濯時には、回転槽3内の水が回転槽開口部8から流出するのを確実に防止することができる。このとき、閉塞部33と回転槽開口部8は、弾性体32を介して常に回転接触しているが、低速回転であるため、大きな磨耗や摺動音等が発生することはない。
また、脱水時のように回転槽3に貯留した水を排水した後に、回転槽3を高速回転させる場合には、閉塞部33は回転槽開口部8から離れるため、閉塞部33と回転槽開口部8との間で、磨耗や摺動音を発生させたり、脱水振動によって蓋体9や回転槽開口部8が壊れることを防止することができる。
なお、本実施の形態の構成では、支持部34を外槽2に設けているが、外槽2および回転槽3が大きく振動することがない構成、または、弾性体32が大きな振動でも吸収できるような構成であれば、支持部34が筐体1に設けられていてもよく、同様の効果が得られる。
また、回転槽開口部8を閉じた状態で、閉塞部33と回転槽開口部8との間に弾性体32が位置するようにしているが、外槽2および回転槽3が振動しない構成であれば、特に弾性体32を設けず、閉塞部33と回転槽開口部8とを直接接触させる構成であっても、蓋体9や回転槽開口部8が壊れるようなことは無く、同様の効果が得られる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、回転槽内の少ない水量で洗濯を行うことができるとともに、洗濯時に回転槽内の水が回転槽開口部から流出するのを防止でき、使い勝手をよくすることができるので、ドラム式洗濯機として有用である。
本発明の第1の実施の形態の洗濯機の断面図 同洗濯機の外観を示す斜視図 同洗濯機の要部断面図 (a)同洗濯機の洗濯時の要部断面図(b)同排水時の要部断面図 (a)同洗濯機の洗濯時の要部断面図(b)同脱水時の要部断面図 本発明の第2の実施の形態の洗濯機の断面図 本発明の第3の実施の形態の洗濯機の断面図 本発明の第4の実施の形態の洗濯機の断面図 本発明の第5の実施の形態の洗濯機の断面図
符号の説明
1 筐体
2 外槽
3 回転槽
3a 筒状部
8 回転槽開口部
9 蓋体
32 弾性体
33 閉塞部
34 支持部

Claims (8)

  1. 筐体と、前記筐体内に弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転自在に設けられ、洗濯時は通水性を有しない筒状部を備えた回転槽と、前記回転槽の片側端面に設けられ、前記筐体の前方に向かって開口した洗濯物を出し入れする回転槽開口部と、前記回転槽開口部を開閉する蓋体とを備え、前記蓋体は前記筐体または外槽に設け、前記蓋体により前記回転槽内へ給水した水が洗濯時に前記回転槽開口部から流出するのを防止するようにした洗濯機。
  2. 蓋体は、回転槽開口部と非接触でその一部が前記回転槽開口部と重合するようにした請求項1記載の洗濯機。
  3. 蓋体は、回転槽開口部から回転槽の内方へ突出するように設けた請求項2記載の洗濯機。
  4. 蓋体は、閉成時に回転槽開口部との間に弾性体が配設されるようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯機。
  5. 蓋体は、回転槽開口部を閉じる閉塞部と、前記閉塞部を回転自在に支持する支持部を設け、前記閉塞部は回転槽開口部の閉塞時に回転槽とともに回転するようにした請求項1または4記載の洗濯機。
  6. 蓋体は、回転槽開口部を閉じる閉塞部と、前記閉塞部を回転槽に対してその回転軸方向に進退自在に支持する支持部を設けた請求項1または4記載の洗濯機。
  7. 蓋体は、回転槽に水が貯留されている時に回転槽開口部を閉じ、水が貯留されていない時に、回転槽開口部から離れるようにした請求項6記載の洗濯機。
  8. 回転槽を前方高位に傾斜して設けた請求項1〜7のいずれか1項に記載の洗濯機。
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