JP2009028278A

JP2009028278A - 光照射美容器具

Info

Publication number: JP2009028278A
Application number: JP2007195160A
Authority: JP
Inventors: Satoshi Uchida; 聡内田
Original assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 2007-07-26
Filing date: 2007-07-26
Publication date: 2009-02-12

Abstract

【課題】光照射に併用する剤の効果を十分に得ることができるものとする。
【解決手段】肌の美容のための光を皮膚に対して照射する光源部２と、ミスト化した剤を皮膚に対して供給する剤ミスト供給手段７とを備える。剤を皮膚に供給しつつ光照射を行うことができる。
【選択図】図１

Description

本発明は、肌の美容のために肌に対して光を照射する光照射美容器具に関するものである。

光を照射することで肌の美容を図る光照射美容器具には、照射する光としてレーザー光を用いるもの、低出力の非コヒーレント光を用いるもの等、各種存在している。

そしてこのような光照射に際しては、予め光を照射する皮膚（肌）に対して、美容剤や化粧剤を塗布することが行われている。

しかし、光照射に先立って剤の塗布を行うことは手間であるとともに、光照射中に剤が揮発してしまったりするために、剤の効果を十分に得ることができない。また、剤を扱う手に剤が付着したりする。
特開２００５−１０３０５１号公報

本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、併用する剤の効果を十分に得ることができる光照射美容器具を提供することを課題とするものである。

上記課題を解決するために本発明に係る光照射美容器具は、肌の美容のための光を皮膚に対して照射する光源部と、ミスト化した剤を皮膚に対して供給する剤ミスト供給手段とを備えていることに特徴を有している。剤を皮膚に供給しつつ光照射を行うことができる。

本発明は、剤をミスト化して皮膚に供給する剤ミスト供給手段を備えているために、光を照射しながら皮膚に剤を供給することができるものであり、このために皮膚上に剤がある状態で光照射を継続することができる。また、ミスト化した剤を皮膚に供給することで、光照射によるところの皮膚乾燥や皮膚温度上昇を抑えることができて、光照射による美容効果を確実に得ることができる。

以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明すると、図１は手持ち式の光照射美容器具を示しており、手で持つことができるサイズに形成されているハウジング１の一端側には光源部２が配設され、ハウジング１内には上記光源部２からの光出力を制御する制御部４と、報知部５と、剤ミスト供給手段７とが配設されている。

上記光源部２は、光源２０と、その光照射用開口部内に配した光透過性材からなるカバー２１とからなるもので、このカバー２１には、集光や光拡散といったレンズの機能や波長カットの機能をもたせたものを用いることができる。上記光源２０としてはどのようなものを用いるものであってもよいが、ここでは低出力の非コヒーレント光を出力するものを用いている。

剤ミスト供給手段７は、美容剤や化粧剤、あるいは水といった剤をミスト化して皮膚に供給するもので、ベンリュリー効果によって吸い上げた剤をミスト状にして吐出するもの、ボイラーを備えてスチームミストを吐出するもの、放電によって剤をミスト化して吐出するもの、超音波を用いてミストを生成するもの等、どのようなものでもよい
光を照射したい部分の皮膚に光照射用開口部を押し当ててスイッチを投入すれば、光源部２の光源２０が点灯して皮膚に対する光照射を開始すると同時に、剤ミスト供給手段７が作動して、ミスト化した剤を光照射用開口部を通じて皮膚に供給する。

皮膚表面に常に剤が存在する状態で光照射を行うことができるものであり、剤を皮膚に浸透させることを十分に行うことができるほか、剤ミストによって皮膚の乾燥や皮膚温度上昇を防ぐことができる。

剤ミスト供給手段７は、光照射中、剤ミストを常時皮膚に供給するものであってもよいが、所定時間間隔で剤ミストを供給するものや、光照射用開口部の開口縁に配した水分量センサ３で皮膚の水分量を検出して、検出される水分量が所定値以下まで低下した時に剤ミストを供給するものであってもよい。

光照射完了時は再びスイッチを操作することで、制御部４を介して光源部２や剤ミスト供給手段７の動作を停止させる。制御部４にタイマー機能を搭載して、使用開始から例えば２０分間で自動的に照射を停止させるようにしても良い。

なお、剤ミスト供給手段７によって剤ミストを皮膚に供給する時は、報知部５による音や光による報知動作を行うことが好ましい。剤ミストが突然噴出することで使用者が驚いてしまうことを避けることができる。

図２は皮膚から光源部２を離した状態で皮膚に対して光照射を行う光照射美容器具の場合を示しており、机上などに置いた状態で用いられる本体部１０に対して光源部２は可動式アーム１１でその光照射方向が可変となっていて、使用者は任意の姿勢で光源部２からの光照射を顔面等の皮膚に受けることができる。また、剤ミスト供給手段７は、光源部２の脇に配設されて皮膚に対して剤ミストを供給する。この場合、器具を皮膚に押し当てておかなくてはならない煩わしさがなく、また広い面積に剤ミストをいきわたらせることができる。

本発明の実施の形態の一例の概略断面図である。他例の側面図である。

符号の説明

２光源部
４制御部
５報知部
７剤ミスト供給手段

Claims

肌の美容のための光を皮膚に対して照射する光源部と、ミスト化した剤を皮膚に対して供給する剤ミスト供給手段とを備えていることを特徴とする光照射美容器具。