JP2009027839A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 電池群を構成する各単電池の電圧を電圧検出線を介して検出する単電池電圧検出手段と、容量調整用の抵抗とスイッチング素子と前記スイッチング素子のオンオフを制御する制御部とを有し前記各単電池の容量を調整する容量調整手段とを備えたセルコントローラにおいて、前記電圧検出線には前記抵抗が直列に挿入されており、前記単電池電圧検出手段は前記抵抗を介して前記各単電池の電圧を検出するとともに、前記制御部は容量調整時に調整対象の単電池に対応する前記スイッチング素子をオン状態として、前記調整対象の単電池の正負極から導出された前記電圧検出線のそれぞれに挿入された抵抗が直列に接続され、かつ、該直列に接続された抵抗が前記調整対象の単電池に並列接続されるように制御することを特徴とするセルコントローラ。
2. 前記単電池電圧検出手段による単電池電圧検出時に、前記制御部は、電圧検出対象の単電池と該電圧検出対象の単電池の上位および下位の単電池に対応するスイッチング素子をオフ状態に制御することを特徴とする請求項１に記載のセルコントローラ。
3. 前記制御部は、一定時間毎に、前記電圧検出対象の単電池を切り替えるように制御することを特徴とする請求項２に記載のセルコントローラ。
4. 前記制御部は、前記電池群を構成する各単電池の上位、下位間で隣り合う単電池の容量調整を同時に行わないように制御することを特徴とする請求項３に記載のセルコントローラ。
5. 前記制御部は、一定時間毎に、前記調整対象の単電池が、上位または下位側から奇数番目の単電池と偶数番目の単電池とに切り替わるように制御することを特徴とする請求項４に記載のセルコントローラ。
6. 前記単電池電圧検出手段、並びに、前記容量調整手段のうち前記スイッチング素子および前記制御部を集積回路内に収容したことを特徴とする請求項５に記載のセルコントローラ。
7. 前記抵抗の全部または一部を、前記電池群を構成する単電池の近傍に配置したことを特徴とする請求項１ないし請求項６のいずれか１項に記載のセルコントローラ。
8. 複数の単電池が電気的に直列に接続されて構成された電池群に対応して設けられ、前記複数の単電池のそれぞれの正極及び負極に電圧検出線を介して電気的に接続された集積回路と、
   前記電圧検出線のそれぞれに対して直列に設けられた抵抗と、を有し、
   前記集積回路は、
   前記電圧検出線から前記抵抗を介して入力された前記複数の単電池のそれぞれの電圧を検出する電圧検出部と、
   前記複数の単電池のそれぞれに対応して設けられると共に、前記単電池の容量調整が必要なときにオン状態に制御されて、容量調整抵抗となる前記抵抗を前記単電池に接続させるための複数のスイッチング素子と、
   前記複数のスイッチング素子のオンオフを制御する制御部と、を有しており、
   前記制御部は、前記電圧検出部による電圧検出時に、前記複数のスイッチング素子をオフ状態に制御する、
   ことを特徴とするセルコントローラ。
9. 前記制御部は、前記単電池の容量調整が必要なときに、容量調整対象となる単電池に対応するスイッチング素子を、定期的に行われる電圧検出の間の時間にオン状態に制御することを特徴とする請求項８に記載のセルコントローラ。
10. 前記制御部は、定期的に行われる電圧検出の間の時間に行われる容量調整の対象となる単電池が、上位又は下位側から奇数番目の単電池と偶数番目の単電池とに切り替わるように制御することを特徴とする請求項９に記載のセルコントローラ。
11. 複数の単電池が電気的に直列に接続されて構成された電池群に、前記複数の単電池のそれぞれの電圧を検出するためのもの及び前記複数の単電池のそれぞれの容量調整を行うためのものとして用いられると共に、前記複数の単電池のそれぞれの正極及び負極に、抵抗が直列に設けられた電圧検出線を介して電気的に接続される集積回路であって、
    前記電圧検出線から前記抵抗を介して入力される前記複数の単電池のそれぞれの端子電圧を検出する電圧検出部と、
    前記複数の単電池のそれぞれに対応して設けられると共に、前記単電池の容量調整が必要なときにオン状態に制御されて、容量調整抵抗となる前記抵抗を前記単電池に接続させるための複数のスイッチング素子と、
    前記複数のスイッチング素子のオンオフを制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記電圧検出部による電圧検出時に、前記複数のスイッチング素子をオフ状態に制御する、
    ことを特徴とする集積回路。
12. 前記制御部は、前記単電池の容量調整が必要なときに、容量調整対象となる単電池に対応するスイッチング素子を、定期的に行われる電圧検出の間の時間にオン状態に制御することを特徴とする請求項１１に記載の集積回路。
13. 前記制御部は、定期的に行われる電圧検出の間の時間に行われる容量調整の対象となる単電池が、上位又は下位側から奇数番目の単電池と偶数番目の単電池とに切り替わるように制御することを特徴とする請求項１２に記載の集積回路。