JP2009027467A - 光源装置、画像読取装置。 - Google Patents

光源装置、画像読取装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】LEDを光源として用いる画像読取装置、および、LEDを光源として用いる画像読取装置用の光源装置において、読取対象に対して照射される光の均一性を向上する。
【解決手段】画像読取装置用の光源装置は、発光ダイオードと、発光ダイオードの出力光を、読取対象に対して間接的に照射する照射機構と、を備える。
【選択図】図9

Description

本発明は、光源装置、画像読取装置に関し、特に、発光ダイオードを用いる光源装置、画像読取装置に関する。
光源を備える光源装置から光を読取対象に照射し、照射した光が読取対象によって反射された反射光、あるいは、照射した光が読取対象を透過した透過光を、イメージセンサに入力して読取対象を画像として読み取る画像読取装置が知られている。このような画像読取装置用の光源装置の光源として発光ダイオード(以下、LED(Light Emitting Diode)とも呼ぶ。)を用いる技術が知られている(例えば、特許文献1)。
米国特許5767979号公報 特開平6―178059号公報
しかしながら、LEDは指向性が強く、読取対象に対して照射される光が不均一になるおそれがあった。
本発明は、LEDを光源として用いる画像読取装置、および、LEDを光源として用いる画像読取装置用の光源装置において、読取対象に対して照射される光の均一性を向上することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]画像読取装置用の光源装置であって、発光ダイオードと、前記発光ダイオードの出力光を、読取対象に対して間接的に照射する照射機構と、を備える、光源装置。
適用例1に係る光源装置によれば、LEDの出力光を間接的に読取対象に対して照射するので、照射光の均一性を向上することができる。
適用例1に係る光源装置において、透過する光を拡散する部材であって、前記発光ダイオードから前記読取対象へ向かう直接光を遮るように配置された拡散部材を備えても良い。こうすれば、拡散部材によりLEDからの光を拡散するので、照射光の均一性を向上することができる。
適用例1に係る光源装置において、前記照射機構は、前記発光ダイオードの主光線を反射して前記読取対象へ向かう反射光とする反射板を備えても良い。こうすれば、主光線が直接に読取対象に照射されないので、照射光の均一性を向上することができる。
適用例1に係る光源装置において、複数の前記発光ダイオードが、所定方向の列を形成するように配置され、前記照射機構は、コの字形状の各辺を形成する第1〜第3の壁を備え、前記第1の壁は、前記発光ダイオードから前記読取対象へ向かう直接光を遮るように配置されると共に、透過する光を拡散する拡散材料で構成され、前記第2の壁および前記第3の壁は、前記発光ダイオードから前記読取対象へ向かう方向に沿ってそれぞれ配置されると共に、内側に光を反射する反射面を有し、前記第2の壁および第3の壁のいずれかの前記反射面は、前記発光ダイオードからの主光線を反射しても良い。こうすれば、LEDの主光線は一端、反射板で反射された後、拡散材料を透過し、読取対象に向かうので、照射光の均一性を向上することができる。
適用例1に係る光源装置において、前記照射機構は、前記第1の壁と前記第2の壁とを有するハウジング部材と、前記第3の壁を有するベース部材と、を備えても良い。こうすれば、2部材に分けて前記第1〜第3の壁を各辺とするコの字形状を構成するので、生産性が向上する。
適用例1に係る光源装置において、前記ベース部材の前記第3の壁は、他の部分より凹んだ段差部を有し、前記ハウジング部材の前記第1の壁の端部は、前記段差部に当接していても良い。こうすれば、ハウジング部材とベース部材との隙間から光りが漏れることを抑制できる。
適用例1に係る光源装置において、前記発光ダイオードが配置される基板を備え、前記ハウジング部材は、第1のリブを有し、前記ベース部材は、第2のリブを有し、前記基板は、前記第1のリブと前記第2のリブによって狭持されていても良い。こうすれば、発光ダイオードの位置決め精度を向上することができる。
適用例1に係る光源装置において、前記照射機構は、前記発光ダイオードからの全ての出力光を少なくとも一回反射させた後に、前記読取対象に照射するように構成されていても良い。こうすれば、読取対象に照射される光は全て反射光となるので、照射光の均一性を向上することができる。
適用例1に係る光源装置において、前記照射機構は、貫通孔を有するベース部材と、ベース部材の上方を覆い、内側に反射面を有するハウジング部材と、を備え、前記発光ダイオードは、前記ベース部材側から前記ハウジング部材に向かって、直接光を出力し、前記直接光が前記ハウジングの反射面で反射した反射光が前記貫通孔を通って、前記読取対象に照射されても良い。こうすれば、読取対象に照射される光は全て反射光となるので、照射光の均一性を向上することができる。
適用例1に係る光源装置において、複数の前記発光ダイオードが、所定方向の列を形成するように配置され、前記ハウジング部材の反射面の少なくとも一部は、前記列の形成方向に垂直な断面が円弧形状を有する曲面であっても良い。
適用例1に係る光源装置において、前記照射機構は、前記ハウジング部材の前記反射面における、前記読取対象から前記貫通孔に向かう方向に前記貫通孔と重なる部分に、前記発光ダイオードの前記主光線が直接に照射されないように構成されても良く、前記照射機構は、前記ハウジングの前記反射面における、前記読取対象から前記貫通孔に向かう方向に前記読取対象と重なる部分に、前記発光ダイオードの前記主光線が直接に照射されないように構成されても良い。こうすれば、さらに、照射光の均一性を向上することができる。
適用例1に係る光源装置において、前記発光ダイオードが配置される基板を備え、前記基板の前記発光ダイオードが配置される側の表面は、光を反射する反射面であっても良い。こうすれば、発光ダイオードから出力される光の無駄を抑制することができる。
適用例1に係る光源装置において、発光ダイオードは、前記基板の前記表面に沿った方向に前記主光線を出力するサイド発光型であっても良い。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、上記適用例1に係る光源装置を搭載した画像読取装置、あるいは、上記適用例1に係る光源装置を搭載した画像読取装置用キャリッジ等の態様で実現することができる。
次に、本発明の実施態様について図面を参照しながら実施例に基づいて説明する。
A.実施例:
図1は、本発明の実施例に係るスキャナ装置10の概略構成を示すブロック図である。スキャナ装置10は、本体10bと、蓋体10aとを備えている。本体10bの上面には、読取対象となる原稿Mを配置する読取面を有するガラス板12が配置され、蓋体10aは、読取処理時にガラス板12上を覆うように配置される。
蓋体10aは、透過原稿用光源装置200と、駆動モータ49と、プーリ47と、駆動モータ49とプーリ47との間に架設されたベルト48と、ガイド軸18とを備えている。透過原稿用光源装置200は、原稿Mが、写真フィルムなどの透過読取用の原稿(以下、透過原稿とも呼ぶ。)である場合に、原稿Mに光を照射する。透過原稿用光源装置200は、ガイド軸18に摺動可能に取り付けられている。透過原稿用光源装置200は、ベルト48が駆動モータ49によって駆動されるのに伴って、ガイド軸18の軸方向(図1:X軸方向)に往復動する。
本体10bは、さらに、ガラス板12の読取面に配置された原稿Mを画像として読み取るキャリッジ1000と、駆動モータ39と、プーリ37と、駆動モータ39とプーリ37との間に架設されたベルト38と、ガイド軸15と、制御ユニット20とを備えている。
キャリッジ1000は、反射原稿用光源装置100と、ミラー1001と、レンズ1002と、イメージセンサ1003とを備える。反射原稿用光源装置100は、原稿Mが紙媒体などの反射読取用の原稿(以下、反射原稿とも呼ぶ)である場合に、原稿Mに光を照射する。反射原稿用光源装置100から照射されて原稿Mで反射した反射光、あるいは、透過原稿用光源装置200から照射されて原稿Mを透過した透過光は、ミラー1001およびレンズ1002を介してイメージセンサ1003に集光される。イメージセンサ1003は、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)などの光電変換素子を図1のY軸方向に直線状に配置して構成され、受けた光の強さに応じた電気信号に生成する。キャリッジ1000は、ガイド軸15に摺動可能に取り付けられている。キャリッジ1000は、ベルト38が駆動モータ39によって駆動されるのに伴って、ガイド軸15の軸方向(図1:X軸方向)に往復動する。
制御ユニット20は、ROM、RAM、CPUからなる汎用コンピュータ、および、画像処理チップなどの専用処理回路を含み、スキャナ装置10の全体の制御、具体的には、反射原稿用光源装置100および透過原稿用光源装置200の点灯制御、駆動モータ39、49の駆動制御、イメージセンサ1003の読取制御などを司る。制御ユニット20は、反射原稿を読み取る場合には、反射原稿用光源装置100を点灯させつつ、キャリッジ1000をY軸方向に移動させ、所定の間隔でイメージセンサ1003から電気信号を取得する。制御ユニット20は、透過原稿を読み取る場合には、透過原稿用光源装置200を点灯させつつ、透過原稿用光源装置200とキャリッジ1000をY軸方向の位置を同期させながら移動させ、所定の間隔でイメージセンサ1003から電気信号を取得する。制御ユニット20は、この結果、取得された電気信号に対して、所定の画像処理を行うことにより、原稿の読み取り結果としての画像(読取画像)のデータを生成する。
・反射原稿用光源装置100の構成:
次に、反射原稿用光源装置100の構成について、説明する。図2は、反射原稿用光源装置100を含むキャリッジ1000の分解斜視図である。図3は、LED基板130について説明する図である。図4は、LEDの指向性について説明する図である。図5は、LED基板130の組み付けについて説明する図である。
反射原稿用光源装置100は、ハウジング110と、上部反射板120と、LED基板130と、下部反射板140と、ベース部材150とを備えている。ハウジング110は、ポリカーボネートなどの樹脂を用いて形成された白色半透明の材料を用いて形成されている。この材料は、内部を透過する光を拡散する作用がある。上部反射板120および下部反射板140は、表面が白色の白色反射板であり、白色塗装された樹脂シートなどにより形成される。LED基板130は、一般的なプリント基板であり、細長い形状に形成されている。LED基板130の表面SFには、その長手方向に沿って一の列を形成するように、複数の発光ダイオード(LED)131が、配置されている(図2、図3)。表面SFは、白色に塗装され、光を反射する反射面となっている。LED基板130の一方の端部には、コネクタ132が配置されている。LED基板130のベース部材150は、樹脂で形成されている。LED基板130は、長手方向、すなわち、白色LED131の配列方向が図2におけるY軸方向と平行となるように、反射原稿用光源装置100に配置される。
下部反射板140は、ベース部材150の上側(図2:Z軸正方向側)に形成された壁面の1つに貼り付けられ、上部反射板120は、ハウジング110の下側(図2:Z軸負方向側)に形成された壁面の1つに貼り付けられる。ハウジング110の上部反射板120が貼り付けられる壁面には、基板押さえリブ111〜114が設けられている。上部反射板120には、基板押さえリブ111〜114にそれぞれ対応する切り欠き121〜124が設けられている。上部反射板120、下部反射板140の貼り付け位置については後述する。ハウジング110は、固定ビスB1〜B3によって、ベース部材150の上側の所定の位置に固定される。LED基板130は、ハウジング110とベース部材150に狭持され、所定の位置に固定される。
白色LED131は、図3においてハッチングで示す側面SSが発光面であるサイド発光タイプの白色発光ダイオードである。白色LED131は指向性を有しており、最も光度が大きいのは、側面SSに垂直な方向ML(図3参照)である。方向MLは、LED基板130の表面SFに平行であり、LED基板130の長手方向に垂直な方向(図3:a軸方向)である。本明細書では、最も光度が大きい方向MLに出力される光を主光線とも呼び、方向MLを主光線方向とも呼ぶ。
図4(a)は、主光線方向MLから図3におけるc軸を軸に所定角度だけ回転した方向に出力される光の光度を、主光線方向MLに出力される光を100として図示している。例えば、LED基板130の表面SFに平行で、主光線方向MLと50度の角度をなす方向に出力される光の光度は、主光線方向MLに出力される光の光度の約60%であることが解る。図4(b)は、主光線方向MLから図3におけるb軸を軸に所定角度だけ回転した方向に出力される光の光度を、主光線方向MLに出力される光を100として図示している。例えば、LED基板130の表面SFに垂直かつ主光線方向MLを含む平面に沿って、主光線方向MLと30度の角度をなす方向に出力される光の光度は、主光線方向MLに出力される光の光度の約80%であることが解る。
図5に示すように、ベース部材150においてLED基板130の端部が組み付けられる位置の近傍には、コネクタ押さえ部153が設けられている。コネクタ押さえ部153は、LED基板130が組み付けられた時に、LED基板130の端部に配置されたコネクタ132を上方から押さえる。コネクタ132には、フラットケーブルFCの一端が接続される。コネクタ押さえ部153は、フラットケーブルFCの接続作業時に、コネクタ132が浮き上がることを抑制し、コネクタ132とLED基板130との接触不良などの不具合を抑制する。フラットケーブルFCは、ノイズ除去のための筒状のフェライトコアNRに通される。フェライトコアNRは、ベース部材150の隅に配置される(図5、図6参照)。フラットケーブルFCの他端は、ベース部材150に設けられた孔から下方(図5:Z軸負方向)に延在する。フラットケーブルFCの他端は、制御ユニット20に接続される。
ベース部材150は、図2に示すように、キャリッジ本体1005のカバーとして、キャリッジ本体1005の上方にネジ止めされる。キャリッジ本体1005の内部には、上述したミラー1001、レンズ1002、イメージセンサ1003が配置されているが、その詳細は省略する。キャリッジ本体1005に設けられた孔1006は、上述したガイド軸15が摺動可能に挿通されるガイド孔である。
次に、図6〜図9を参照して、反射原稿用光源装置100の構成について、さらに説明する。図6は、反射原稿用光源装置100の上面図である。図7は、図6におけるA−A断面を示す図である。図8は、図6におけるB−B断面を示す図である。図9は、図8におけるLED基板130の近傍を拡大して示す図である。
A−A断面は、固定ビスB2の中心を通り、Z軸およびX軸に平行な断面(ZX断面とも呼ぶ。)である。B−B断面は、ハウジング110に設けられた基板押さえリブ111〜114(図2)の1つであるリブ113を通るZX断面である。ZX断面は、白色LED131の配列方向(Y軸方向)に垂直な断面である。
図8に示すように、ベース部材150には、ハウジング110が取り付けられた時に、ハウジング110の基板押さえリブ113とLED基板130を挟んで対向する位置に、基板支持リブ155が形成されている。図8に示すように、ハウジング110の基板押さえリブ113とベース部材150の基板支持リブ155とが、LED基板130を狭持している。図示は省略するが、他の基板押さえリブ111、112、114に対応する断面についても、図8と同様の構成になっており、これらのリブと、ベース部材150に設けられた基板支持リブとによって、LED基板130が狭持されている。こうすることにより、ハウジング110とベース部材150との間に、LED基板130を、精度良く位置決めすることができる。
また、ベース部材150には、図6〜図9に示すように、Z軸方向に貫通する貫通孔HLが形成されている。貫通孔HLは、Y軸方向を長手方向とする長孔であり、長手方向の長さは、スキャナ装置10が読取可能な原稿MのY軸方向の巾に対応している。
図9に示すように、反射原稿M1のうち、貫通孔HLの上方にある領域RAが、読取対象領域となる。白色LED131から領域RAを含む部分に白色光が照射される。照射された白色光の一部は、読取対象領域RAで反射され、貫通孔HLを通って、ミラー1001に向かう。ミラー1001に向かった反射光は、最終的に、イメージセンサ1003に収束する。キャリッジ1000を往復動させて、読取対象領域RAを移動させていくことにより、反射原稿M1の全体の画像をイメージセンサ1003に読み取らせることができる。
図7〜9に示すように、白色LED131の発光面SS側は、ZX断面が略コの字型の壁面に覆われている。ここでいる略コの字型の壁面は、第1の壁110aと、第2の壁110bと、第3の壁150aとをそれぞれコの字の各辺として構成されている。第1の壁110aおよび第2の壁110bは、上述したハウジング110の一部分である。第3の壁150aは、上述したベース部材150の一部分である。
第1の壁110aは、白色LED131から読取対象領域RAへと向かう経路を遮るように配置されている。第1の壁110a、当該経路方向と概ね垂直である。第1の壁110aは、上述したように白色半透明の樹脂部材で形成されている。白色LED131から読取対象領域RAへと照射される白色光は、全て第1の壁110aを透過して拡散された後に、読取対象領域RAに到達する。以上の説明から解るように、本実施例における第1の壁110aは、請求項における拡散部材に対応する。
第2の壁110bは、第1の壁110aの上方に第1の壁110aと概ね垂直に配置されており、白色LED131から読取対象領域RAへと向かう経路方向に概ね沿っている(概ね平行である)。第2の壁110bの内面は、上述した上部反射板120が貼り付けられている面である。
第3の壁150aは、第2の壁110bの下方に第1の壁110aと概ね垂直に配置されており、白色LED131から読取対象領域RAへと向かう経路方向に概ね沿っている(概ね平行である)。第3の壁150aの内面は、上述した下部反射板140が貼り付けられている面である。
第3の壁150aの端部には、下部反射板140が貼り付けられた部分より凹んだ段差部158が形成されている。段差部158には、第1の壁110aの端部が当接している。このように第1の壁110aと第3の壁150aとの当接面を段差部158にすることにより、別体の部材で構成されている第1の壁110a(ハウジング110)と、第3の壁150a(ベース部材150)との間の隙間から照射光が拡散されずに漏れてしまうことを抑制している。
ここで、図9における太い実線は、白色LED131から出力される主光線を示している。白色LED131は、主光線がハウジング110の第1の壁110aに直接照射されないような角度に配置されている。白色LED131の主光線は、下部反射板140に直接に照射される。白色LED131の主光線が下部反射板140で反射した反射光は、さらに、第2の壁110bを透過して読取対象領域RAに向かう。
白色LED131は、その発光面SSがLED基板130の短手方向の端部に位置するように配置されてはいない。白色LED131は、発光面SSとLED基板130の端部との距離が所定の間隔W1になるように、LED基板130上に配置されている。
以上のように構成された本実施例の反射原稿用光源装置100によれば、白色LED131の主光線は、読取対象領域RAに直接照射されることなく、間接的に照射される。すなわち、本実施例では、白色LED131の主光線は、下部反射板140で反射した後、さらに、第1の壁110aを透過して読取対象領域RAに照射される。また、白色LED131から読取対象領域RAに届く光は、少なくとも拡散部材を透過した光である。この結果、反射原稿用光源装置100から読取対象領域RAに照射される照射光の均一性を向上することができる。
図10は、照射光の均一性について説明するグラフである。図10における各グラフは、読取対象領域RAのY軸方向の各位置における照度をプロットしたものである。グラフの下には、グラフの横軸に対応するように、白色LED131の配置位置が示されている。図10(a)は、本実施例における照射光の照度を示すグラフである。図10(b)は、比較例における照射光の照度を示すグラフである。比較例は、仮に白色LED131の主光線が、読取対象領域RAに直接に(下部反射板140または第1の壁110aを介さずに)照射される場合について示している。
図10(b)に示すように、主光線が直接に照射される場合には、照射光の照度は高くなるが、照射光は不均一である。これに対して、本実施例では、図10(a)に示すように、照射光の照度は低くなるが、照射光は均一である。照度が低くなる分は、各白色LED131に供給する定電流の大きさを大きくして、必要な照度が得られるようにすれば良い。照射光は、白色LED131の指向性の影響により、各白色LED131の主光線が照射される位置で最高になり、一の白色LED131の主光線の照射位置と、隣接する白色LED131の照射位置との中間位置で最低になる。比較例では、最低照度と最高照度の差が大きいため、照射光の不均一が生じている。本実施例では、下部反射板140での拡散反射および第1の壁110aでの透過拡散により、白色LED131からの出力光の指向性が緩和されるため、最低照度と最高照度の差が比較例と比較して小さくなる。
また、本実施例では、白色LED131の発光面SS側を、ZX断面がコの字型の壁面で覆っている。そして、発光面SSの上下方向にある内壁には上部反射板120、下部反射板140を配置し、さらに、LED基板130の表面SFも白色塗装により反射面としている。この結果、白色LED131から出力された光の無駄を抑制して、効率良く読取対象領域RAの方向に向けさせることができる。
・透過原稿用光源装置200の構成:
次に透過原稿用光源装置200の構成について、説明する。図11は、透過原稿用光源装置200の分解斜視図である。図12は、透過原稿用光源装置200の上面図である。図13は、図12におけるC−C断面を示す図である。
透過原稿用光源装置200は、ハウジング210と、白色LED基板230と、赤色LED基板240と、ベース部材250と、スライダ220と、摺動部材SMとを備えている。ハウジング210とベース部材250は、白色の樹脂部材で構成されており、表面は光を反射する。したがって、ハウジング210の内面(下側の面)およびベース部材250の上面は、LEDからの出力光を反射する反射面として機能する(図13)。
白色LED基板230および赤色LED基板240は、反射原稿用光源装置100のLED基板130と同様に、一般的なプリント基板であり細長い形状に形成されている。白色LED基板230の表面S1には、その長手方向に沿って一の列を形成するように、複数のサイド発光型の白色LED231が配置されている。赤色LED基板240の表面S2には、その長手方向に沿って一の列を形成するように、複数の上面発光型の赤色LED241が配置されている。白色LED基板230の一方の端部には、コネクタ232が配置されている。赤色LED基板240の一方の端部にも、同様にコネクタが配置されている(図示は省略)。これらのコネクタには、図示は省略するが、反射原稿用光源装置100のコネクタ132と同様に、制御ユニット20と電気的に接続するためのフラットケーブルが接続される。各白色LED231および赤色LED241は、制御ユニット20から定電流を供給されることのより、点灯制御される。
スライダ220は、図11におけるZ軸とY軸とに平行な断面が逆U字型の溝部を有している。透過原稿用光源装置200は、その溝部に上述したガイド軸18が嵌るように配置され、X軸方向に往復可能にされる。摺動部材SMは、ハウジング210の下側に配置され、透過原稿用光源装置200が収容される蓋体10aの内面に摺動可能に当接する。
ハウジング210は、固定ビスB4、B5によって、ベース部材250の上側の所定の位置に固定される。赤色LED基板240は、ハウジング110とベース部材150に狭持され、赤色LED241の配列方向がY軸に平行に固定される。白色LED基板230の両端は、ハウジング210に設けられた座部211、212と押さえ部213、214とによって、それぞれ狭持される。これにより、白色LED基板230は、白色LED231の配列方向がY軸に平行になるように、ハウジング210に固定される。スライダ220は、X軸方向の両端近傍に設けられた鈎部225、226が、ハウジング210のY軸正方向の端部に設けられた鈎穴部215、216にそれぞれ係合されることにより、ベース部材250に固定される。
白色LED231および赤色LED241は、上述した反射原稿用光源装置100の白色LED131と同様に指向性を有している。図13に太い矢印で示すように、サイド発光型の白色LED231の主光線方向ML1は、上述した反射原稿用光源装置100の白色LED131と同様に、白色LED基板230の表面S1に平行であり、白色LED基板230の長手方向に垂直な方向である。図13に太い矢印で示すように、上面発光型の赤色LED241の主光線方向ML2は、赤色LED241の表面S2に垂直な方向である。なお、白色LED基板230および赤色LED基板240の表面S1、S2は、上述したLED基板130の表面SFと同様に、白色に塗装されており、光を反射する。
ベース部材250には、図11〜図13に示すように、Z軸方向に貫通する貫通孔HL1およびHL2が形成されている。貫通孔HL1、HL2は、Y軸方向を長手方向とする長孔である。
図13に示すように、透過原稿用光源装置200の内部には、白色光用空間RM1と、赤色光用空間RM2とが形成されている。上述したように、ハウジング210、ベース部材250、赤色LED基板240、白色LED基板230の各表面は、光を反射するので、白色光用空間RM1および赤色光用空間RM2の内面は、概ね全て反射面を構成する。
白色光用空間RM1は、図13に示すZX断面の形状が、Y軸方向に連続する歪んだ半円筒状の形状を有している。ZX断面は、白色LED231および赤色LED241の配列方向に垂直な断面である。図13に示すように、ハウジング210の下側の表面のうち、白色光用空間RM1を区画する部分は、曲面部RS1と、平面部FS1とを有している。曲面部RS1は、ベース部材250の上方に凸の曲率R1を有する曲面である。平面部FS1は、ベース部材250に対して垂直に立つ平面である。上述したベース部材250の貫通孔HL1は、白色光用空間RM1の下側(Z軸負方向側)に開口している。
白色LED231は、白色光用空間RM1において、図13のX軸正方向側かつZ軸負方向側の端に位置している。白色LED231の主光線は、ベース部材150側からハウジング210の曲面部RS1に向かって、具体的には、図13に主光線方向ML1を矢印で示すように、曲面部RS1上の点P1に向かって照射される。点P1は、曲面部RS1において、透過原稿M2の読取対象領域RA1とZ軸方向に重なる部分より外側に位置する。また、点P1は、曲面部RS1において、Z軸方向に貫通孔HL1と重なる部分(破線の内側)より外側に位置する。本実施例におけるZ軸方向は、請求項における読取対象から貫通孔に向かう方向に対応する。
白色LED231の発光面から点P1までの距離w2は、読取対象領域RA1に照射される光の均一性が十分確保されるように調整されている。距離w2が短すぎると、均一性が低下する傾向にある。距離w2は、白色LED基板230上における白色LED231の配置位置により調整される。
図13に示すように、ベース部材250の上側の表面のうち、白色光用空間RM1を区画する部分は、平面部FS2を含んでいる。平面部FS2は、白色LED231の近傍に位置しており、白色LED231からの出力光の一部は、平面部FS2に反射した後、ハウジング210の曲面部RS1に反射して貫通孔HL1に向かう。
赤色光用空間RM2は、白色光用空間RM1と具体的形状は若干異なるが、大まかな形状は白色光用空間RM1と同様に、図13に示すZX断面の形状が、Y軸方向に連続する歪んだ半円筒状になっている。図13に示すように、ハウジング210の下側の表面のうち、赤色光用空間RM2を区画する部分は、曲面部RS2と、平面部FS3とを有している。曲面部RS2は、ベース部材250の上方に凸の曲面である。曲面部RS2は、曲率が所定値R1の部分と、所定値R1より小さい値R2の部分とを有しており、赤色LED241に近い部分が小さな曲率R2となっている。平面部FS3は、ベース部材250に対して斜め上方に立つ平面である。上述したベース部材250の貫通孔HL2は、赤色光用空間RM2の下側(Z軸負方向側)に開口している。
赤色LED241は、赤色光用空間RM2において、図13のX軸負方向側かつZ軸負方向側の端に位置している。赤色LED241の主光線は、ベース部材150側からハウジング210の曲面部RS2に向かって、具体的には、図13に主光線方向ML2を矢印で示すように、曲面部RS2上の点P2に向かって照射される。点P2は、曲面部RS2において、Z軸方向に読取対象領域RA2と重なる部分より外側に位置する。また、点P2は、曲面部RS2において、Z軸方向に貫通孔HL2と重なる部分(破線の内側)より外側に位置する。
ところで、図13において、白色光用空間RM1と赤色光用空間RM2の下方にそれぞれ異なるミラー1001が配置されている訳ではない。実際には、白色LED231を用いて画像を読み取る場合には、白色光用空間RM1の真下にミラー1001が位置するように、赤色LED241を用いて読み取る場合には、赤色光用空間RM2の真下にミラー1001が位置するように、ミラー1001を備えるキャリッジ1000の透過原稿用光源装置200に対する相対的な位置を制御している。
ここで、赤色LED241を用いて透過原稿M2の画像を読み取るのは、例えば、白色LED231を用いて透過原稿M2を読み取った画像と比較することにより、透過原稿M2に付いた傷やゴミを認識するためである。
以上のように構成された本実施例の透過原稿用光源装置200によれば、白色LED231の主光線およびその他の出力光は、読取対象領域RA1に直接照射されることなく、間接的に照射される。すなわち、本実施例では、白色LED231の主光線を含む全ての出力光は、ハウジング210の曲面部RS1、平面部FS1、FS2を始めとする白色光用空間RM1の内面で少なくとも一回反射された後に、読取対象領域RA1に照射される。白色LED231からの直接光は、読取対象領域RA1に照射されない。反射光では、拡散反射により、白色LED231からの出力光の指向性が緩和されるため、透過原稿用光源装置200から読取対象領域RA1に照射される照射光の均一性を向上することができる。
同様にして、赤色LED241の主光線およびその他の出力光は、読取対象領域RA2に直接照射されることなく、間接的に照射される。すなわち、本実施例では、赤色LED241の主光線を含む全ての出力光は、ハウジング210の曲面部RS2、平面部FS3を始めとする赤色光用空間RM2の内面で反射された後に、読取対象領域RA2に照射される。赤色LED241からの直接光は、読取対象領域RA2に照射されない。反射光では、拡散反射により、白色LED231からの出力光の指向性が緩和されるため、透過原稿用光源装置200から読取対象領域RA2に照射される照射光の均一性を向上することができる。
さらに、本実施例では、白色LED231の主光線が、ハウジング210の曲面部RS1において、Z方向に読取対象領域RA1と重なる部分に、直接に照射されないようにされている。さらには、白色LED231の主光線が、ハウジング210の曲面部RS1において、Z方向に貫通孔HL1と重なる部分に、直接に照射されないようにされている。この結果、白色LED231から読取対象領域RA1に照射される照射光の均一性を、さらに向上することができる。
同様にして、本実施例では、赤色LED241の主光線が、ハウジング210の曲面部RS2において、Z方向に読取対象領域RA2と重なる部分に、直接に照射されないようにされている。さらには、赤色LED241の主光線が、ハウジング210の曲面部RS2において、Z方向に貫通孔HL2と重なる部分に、直接に照射されないようにされている。この結果、赤色LED241から読取対象領域RA2に照射される照射光の均一性を、さらに向上することができる。
・変形例:
上記実施例では、透過原稿用光源装置200は、所定の走査方向に往復移動する構成となっているが、これに限られない。透過原稿用光源装置200は固定式であっても良い。
また、上記実施例では、原稿Mが固定され、反射原稿用光源装置100を搭載したキャリッジ1000および透過原稿用光源装置200が所定の走査方向に移動する構成となっているが、反射原稿用光源装置100、ミラー1001、レンズ1002、イメージセンサ1003、透過原稿用光源装置200は固定され、原稿Mが周知の原稿搬送装置などにより所定の走査方向に移動する構成となっていても良い。一般的に言えば、反射原稿用光源装置100、ミラー1001、レンズ1002、イメージセンサ1003、透過原稿用光源装置200に対して、原稿Mが相対的に移動する様々な構成を採用可能である。
上記実施例におけるスキャナ装置10はスキャナ専用機であるが、これに限らず、スキャナとプリンタなどの複数の機能が一体となった多機能デバイス、コピー機における画像読取機能部、ファックスにおける画像読取機能部などにも、本発明を適用することができる。一般的には、発光ダイオードを光源として、紙、フィルムなどの原稿の画像を読み取る読取機能を少なくとも備える装置、あるいは、当該装置において光源として用いられる光源装置に、本発明を適用可能である。
以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
本発明の実施例に係るスキャナ装置10の概略構成を示すブロック図である。 反射原稿用光源装置100を含むキャリッジ1000の分解斜視図である。 LED基板130について説明する図である。 LEDの指向性について説明する図である。 LED基板130の組み付けについて説明する図である。 反射原稿用光源装置100の上面図である。 図6におけるA−A断面を示す図である。 図6におけるB−B断面を示す図である。 図8におけるLED基板130の近傍を拡大して示す図である。 照射光の均一性について説明するグラフである。 透過原稿用光源装置200の分解斜視図である。 透過原稿用光源装置200の上面図である。 図12におけるC−C断面を示す図である。
符号の説明
10…スキャナ装置
10a…蓋体
10b…本体
12…ガラス板
15、18…ガイド軸
20…制御ユニット
37、47…プーリ
38、48…ベルト
39、49…駆動モータ
100…反射原稿用光源装置
110…ハウジング
111〜114…基板押さえリブ
120、140…反射板
121〜124…切り欠き
130、230、240…LED基板
131、231、241…LED
132…コネクタ
150…ベース部材
153…コネクタ押さえ部
155…基板支持リブ
158…段差部
200…透過原稿用光源装置
210…ハウジング
211…座部
213…押さえ部
215、216…鈎穴部
220…スライダ
225、226…鈎部
232…コネクタ
250…ベース部材
1000…キャリッジ
1001…ミラー
1002…レンズ
1003…イメージセンサ
1005…キャリッジ本体

Claims (15)

  1. 画像読取装置のための光源装置であって、
    発光ダイオードと、
    前記発光ダイオードの出力光を、読取対象に対して間接的に照射する照射機構と、
    を備える、光源装置。
  2. 請求項1に記載の光源装置において、
    前記照射機構は、透過する光を拡散する部材であって、前記発光ダイオードから前記読取対象へ向かう直接光を遮るように配置された拡散部材を備える、光源装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の光源装置において、
    前記照射機構は、前記発光ダイオードの主光線を反射して前記読取対象へ向かう反射光とする反射板を備える、光源装置。
  4. 請求項1に記載の光源装置において、
    複数の前記発光ダイオードが、所定方向の列を形成するように配置され、
    前記照射機構は、コの字形状の各辺を形成する第1〜第3の壁を備え、
    前記第1の壁は、前記発光ダイオードから前記読取対象へ向かう直接光を遮るように配置されると共に、透過する光を拡散する拡散材料で構成され、
    前記第2の壁および前記第3の壁は、前記発光ダイオードから前記読取対象へ向かう方向に沿ってそれぞれ配置されると共に、内側に光を反射する反射面を有し、
    前記第2の壁および第3の壁のいずれかの前記反射面は、前記発光ダイオードからの主光線を反射する、光源装置。
  5. 請求項4に記載の光源装置において、
    前記照射機構は、前記第1の壁と前記第2の壁とを有するハウジング部材と、前記第3の壁を有するベース部材と、を備える、光源装置。
  6. 請求項5に記載の光源装置において、
    前記ベース部材の前記第3の壁は、他の部分より凹んだ段差部を有し、
    前記ハウジング部材の前記第1の壁の端部は、前記段差部に当接している、光源装置。
  7. 請求項5に記載の光源装置は、さらに、
    前記発光ダイオードが配置される基板を備え、
    前記ハウジング部材は、第1のリブを有し、
    前記ベース部材は、第2のリブを有し、
    前記基板は、前記第1のリブと前記第2のリブによって狭持されている、光源装置。
  8. 請求項1に記載の光源装置において、
    前記照射機構は、前記発光ダイオードからの全ての出力光を少なくとも一回反射させた後に、前記読取対象に照射するように構成されている、光源装置。
  9. 請求項8に記載の光源装置において、
    前記照射機構は、貫通孔を有するベース部材と、ベース部材の上方を覆い、内側に反射面を有するハウジング部材と、を備え、
    前記発光ダイオードは、前記ベース部材側から前記ハウジング部材に向かって、直接光を出力し、
    前記直接光が前記ハウジングの反射面で反射した反射光が前記貫通孔を通って、前記読取対象に照射される、光源装置。
  10. 請求項9に記載の光源装置において、
    複数の前記発光ダイオードが、所定方向の列を形成するように配置され、
    前記ハウジング部材の反射面の少なくとも一部は、前記列の形成方向に垂直な断面が円弧形状を有する曲面である、光源装置。
  11. 請求項8または請求項10に記載の光源装置において、
    前記照射機構は、前記ハウジング部材の前記反射面における、前記読取対象から前記貫通孔に向かう方向に前記貫通孔と重なる部分に、前記発光ダイオードの前記主光線が直接に照射されないように構成される、光源装置。
  12. 請求項8ないし請求項11のいずれかに記載の光源装置において、
    前記照射機構は、前記ハウジングの前記反射面における、前記読取対象から前記貫通孔に向かう方向に前記読取対象と重なる部分に、前記発光ダイオードの前記主光線が直接に照射されないように構成される、光源装置。
  13. 請求項1または請求項8に記載の光源装置は、さらに、
    前記発光ダイオードが配置される基板を備え、
    前記基板の前記発光ダイオードが配置される側の表面は、光を反射する反射面である、光源装置。
  14. 請求項13に記載の光源装置において、
    前記発光ダイオードは、前記基板の前記表面に沿った方向に前記主光線を出力するサイド発光型である、光源装置。
  15. 請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の光源装置を搭載した画像読取装置。
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