JP2009026587A - 車両用灯具 - Google Patents

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    • F21W2102/17Arrangement or contour of the emitted light for regions other than high beam or low beam
    • F21W2102/18Arrangement or contour of the emitted light for regions other than high beam or low beam for overhead signs

Abstract

【課題】従来の車両用灯具では、拡散タイプの配光パターンとオーバーヘッドサイン用の配光パターンとが得られない。
【解決手段】この発明は、放物柱状曲面からなる第1反射面8の一部に、半導体型光源7からの光L2を反射させてオーバーヘッドサイン用の配光パターンP2として外部に照射する第2反射面9を、追加して設ける。この結果、この発明は、半導体型光源7からの光L1を放物柱状曲面からなる第1反射面8で反射させることにより、拡散タイプの配光パターンP1が得られる。また、半導体型光源7からの光L2を第2反射面9で反射させることにより、オーバーヘッドサイン用の配光パターンP2が得られる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、光源としてたとえばLEDなどの半導体型光源を使用する車両用灯具に関するものである。
この種の車両用灯具は、従来からある(たとえば、特許文献1)。以下、この車両用灯具について説明する。従来の車両用灯具は、所定間隔をおいて配置された複数個の半導体発光素子と、放物柱状曲面からなる反射面と、を備えるものである。従来の車両用灯具は、複数個の半導体発光素子を発光させると、その複数個の半導体発光素子からの光が反射面で反射されて、拡散タイプの配光パターンとして外部(車両の前方)に照射される。
ところが、従来の車両用灯具は、拡散タイプの配光パターンが得られるだけであって、その他の機能の配光パターンたとえばオーバーヘッドサイン用の配光パターンと共に、複数の配光パターンが得られるものではない。
特開2005−141919号公報
この発明が解決しようとする問題点は、従来の車両用灯具では、拡散タイプの配光パターンとオーバーヘッドサイン用の配光パターンとが得られないという点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、放物柱状曲面からなる第1反射面の一部に、半導体型光源からの光を反射させてオーバーヘッドサイン用の配光パターンとして外部に照射する第2反射面を、追加して設ける、ことを特徴とする。
また、この発明(請求項2にかかる発明)は、第2反射面が第1反射面のうち半導体型光源から離れた箇所に追加して設けられている、ことを特徴とする。
さらに、この発明(請求項3にかかる発明)は、第2反射面が横長の形状をなす、ことを特徴とする。
さらにまた、この発明(請求項4にかかる発明)は、放物柱状曲面からなる第1反射面の焦線が半導体型光源の発光中心から光の反射方向側に位置し、第2反射面が放物柱状曲面からなり、放物柱状曲面からなる第2反射面の焦線が半導体型光源の発光中心から光の反射方向と反対側に位置する、ことを特徴とする。
この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、半導体型光源からの光を放物柱状曲面からなる第1反射面で反射させることにより、拡散タイプの配光パターンが得られ、かつ、半導体型光源からの光を第1反射面の一部に追加して設けられている第2反射面で反射させることにより、オーバーヘッドサイン用の配光パターンが得られる。
また、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用灯具は、第2反射面が第1反射面のうち半導体型光源から離れた箇所に追加して設けられているので、第2反射面で反射される光が半導体型光源に近い第1反射面で反射される光と比較してグレアを与えない程度に弱い。このために、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用灯具は、第2反射面で反射されるグレアを与えない程度の弱い光でオーバーヘッドサイン用の配光パターンを形成するので、グレアを与えない良好なオーバーヘッドサイン用の配光パターンが得られ易い。
さらに、この発明(請求項3にかかる発明)の車両用灯具は、第2反射面が横長の形状をなすので、横長の良好なオーバーヘッドサイン用の配光パターンが得られ易い。しかも、この発明(請求項3にかかる発明)の車両用灯具は、第2反射面の寸法や形状を調整することにより、オーバーヘッドサイン用の配光パターンの寸法や形状を簡単に調整することができる。
さらにまた、この発明(請求項4にかかる発明)の車両用灯具は、放物柱状曲面からなる第1反射面の焦線が半導体型光源の発光中心から光の反射方向側に位置するので、第1反射面で反射して得られる拡散タイプの配光パターンが主に下に向く。このために、この発明(請求項4にかかる発明)の車両用灯具は、下向きの拡散タイプの配光パターンを簡単にかつ確実に得ることができる。しかも、この発明(請求項4にかかる発明)の車両用灯具は、放物柱状曲面からなる第2反射面の焦線が半導体型光源の発光中心から光の反射方向と反対側に位置するので、第2反射面で反射して得られるオーバーヘッドサイン用の配光パターンが主に上に向く。このために、この発明(請求項4にかかる発明)の車両用灯具は、上向きのオーバーヘッドサイン用の配光パターンを簡単にかつ確実に得ることができる。このように、この発明(請求項4にかかる発明)の車両用灯具は、第1反射面および第2反射面により、下向きの拡散タイプの配光パターンと上向きのオーバーヘッドサイン用の配光パターンとを平行に見栄え良くそれぞれ簡単にかつ確実に得ることができる。
その上、この発明(請求項4にかかる発明)の車両用灯具は、第2反射面が放物柱状曲面からなるので、拡散タイプの良好なオーバーヘッドサイン用の配光パターンが得られ易い。
以下に、この発明にかかる車両用灯具の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。図面において、符号「VU−VD」は、スクリーンの上下の垂直線を示す。符号「HL−HR」は、スクリーンの左右の水平線を示す。また、この明細書において、「上、下、前、後、左、右」は、この発明にかかる車両用灯具を車両に装備した際の「上、下、前、後、左、右」である。
以下、この実施例における車両用灯具の構成について説明する。図1において、符号1は、この実施例における車両用灯具としての車両用前照灯である。前記車両用前照灯1は、第1ランプユニット1Lと、第2ランプユニット2Lと、第3ランプユニット3Lと、ランプハウジング4と、ランプレンズ(たとえば、素通しのアウターレンズなど)5と、から構成されている。
前記第1ランプユニット1Lおよび前記第2ランプユニット2Lおよび前記第3ランプユニット3Lは、前記ランプハウジング4および前記ランプレンズ5により区画されている灯室6内に、たとえば光軸調整機構(図示せず)を介して配置されている。
前記第1ランプユニット1Lは、図1〜図3に示すように、1個の半導体型光源7と、第1反射面(主反射面)8と、第2反射面(追加反射面)9と、リフレクタ10と、ブラケット11と、を備えるものである。前記半導体型光源7は、たとえば、LED、EL(有機EL)などの自発光半導体型光源(この実施例ではLED)を使用する。
前記半導体型光源7は、四角形の基板12と、前記基板12の一面に固定された微小な矩形形状(正方形形状)の光源チップ(半導体チップ)の発光体(図示せず)と、前記発光体を覆う半球形状の光透過部材13と、から構成されている。前記半導体型光源7は、前記リフレクタ10に前記ブラケット11を介して、前記光透過部材13が下向きになるように固定されている。すなわち、前記半導体型光源7の前記基板12の他面が前記ブラケット11の下面に固定されている。
前記リフレクタ10は、光不透過性の樹脂部材などから構成されており、前側の部分と上側の部分とが開口し、その他の部分が閉塞した形状をなす。前記リフレクタ10の閉塞部の後側の部分から下側の部分にかけての凹内面には、アルミ蒸着もしくは銀塗装などが施されていて前記第1反射面8が設けられている。
前記第1反射面8は、放物柱状曲面からなる。すなわち、前記第1反射面8は、垂直断面視(縦断面視)が放物線をなし、その放物線が左右に連なる筒形状をなすものである。前記第1反射面8は、左右に延びる焦線F1を有する。前記第1反射面8の前記焦線F1は、前記半導体型光源7の発光中心から光の反射方向側、すなわち、前記光透過部材13(前記光源チップ)の中心から前記光透過部材13の前側端部に位置する。前記第1反射面8は、図5(A)に示すように、前記半導体型光源7からの光L1(実線矢印を参照)を反射させて拡散タイプの配光パターンP1として外部(車両の前方)に照射するものである。
前記第2反射面9は、前記第1反射面8の一部に追加して設けられている。すなわち、前記リフレクタ10の閉塞部の凹内面(前記第1反射面8)の中央であって前記半導体型光源7から離れた箇所(前記半導体型光源7の真下から前側の箇所)には、横長の小凸形状の追加リフレクタ14が一体に設けられている。前記追加リフレクタ14の内面には、前記第2反射面9が設けられている。
前記第2反射面9は、前記第1反射面8と同様に、小型の放物柱状曲面からなる。すなわち、前記第2反射面9は、垂直断面視(縦断面視)が放物線をなし、その放物線が左右に連なる筒形状をなすものである。前記第2反射面9は、左右に延びる焦線F2を有する。前記第2反射面9の前記焦線F2は、前記半導体型光源7の発光中心から光の反射方向と反対側、すなわち、前記光透過部材13(前記光源チップ)の中心から前記光透過部材13および前記基板12より後側に位置する。前記第2反射面9は、図5(B)に示すように、前記半導体型光源7からの光L2(破線矢印を参照)を反射させてオーバーヘッドサイン用の配光パターンP2として外部(車両の前方)に照射するものである。
前記第1反射面8の前記焦線F1および前記第2反射面9の前記焦線F2は、前記第1ランプユニット1Lの中心軸(光軸)Z1−Z1に対して直交する。前記第1ランプユニット1Lの中心軸(光軸)Z1−Zは、前記半導体型光源7の発光中心を前後方向に通過する。
なお、前記リフレクタ10の左右の両側の部分の内面に第1副反射面(第1補助反射面)15と第2副反射面(第1補助反射面)16とをそれぞれ設けても良い。
前記第2ランプユニット2Lおよび前記第3ランプユニット3Lは、図1および図4に示すように、プロジェクタタイプのランプユニットであって、上側のメインリフレクタ17と、下側のサブリフレクタ18と、半導体型光源19と、シェード20と、投影レンズ(凸レンズ、集光レンズ)21と、から構成されている。
前記メインリフレクタ17および前記サブリフレクタ18は、光不透過性の樹脂部材などから構成されており、ケーシングやハウジングやホルダなどの保持部材と兼用である。また、前記メインリフレクタ17および前記サブリフレクタ18は、ほぼ光軸Z2−Z2に沿って水平に上下に2分割してなるものである。前記メインリフレクタ17と前記サブリフレクタ18とは、図示しない固定手段(たとえば、ボルトナット、スクリュー、加締め、クリップなど)により、一体に固定されている。なお、前記メインリフレクタ17と前記サブリフレクタ18とを一体に形成しても良い。
前記メインリフレクタ17は、前側の部分が半円形に開口し、かつ、下側の部分が開口し、その他の部分が閉塞している。前記メインリフレクタ17の中央部分のうちほぼ後半分から後側の部分までの閉塞部の凹内面には、アルミ蒸着もしくは銀塗装などが施されていてメイン反射面22が設けられている。
前記メイン反射面22は、楕円を基調とした反射面、たとえば、回転楕円面や楕円を基本とした自由曲面(NURBS曲面)などの反射面(図4の垂直断面が楕円面をなし、かつ、図示しない水平断面が放物面ないし変形放物面をなす反射面)からなる。このために、前記メイン反射面22は、第1焦点F21と第2焦点(水平断面上の焦線、すなわち、上(平面)から見て両端が前記投影レンズ21側に位置し中央が前記半導体型光源19側に位置するような湾曲した焦線)F22と、前記光軸Z2−Z2と、を有する。
前記サブリフレクタ18は、前側の部分が半円形に開口し、下側の前半分の部分が開口し、その他の部分が閉塞している。前記サブリフレクタ18の閉塞部分は、前側の下水平板部23と、中間の垂直板部24と、後側の上水平板部25と、からなる。前記サブリフレクタ18の上水平板部25の上面には、アルミ蒸着もしくは銀塗装などが施されていて、光軸Z2−Z2に沿うほぼ平面をなすサブ反射面26が設けられている。
前記半導体型光源19は、たとえば、LED、EL(有機EL)などの自発光半導体型光源(この実施例ではLED)を使用する。前記半導体型光源19は、基板27と、前記基板の一面に固定された微小な矩形形状(正方形形状)の光源チップ(半導体チップ)の発光体(図示せず)と、前記発光体を覆う光透過部材28と、から構成されている。前記半導体型光源19は、前記メインリフレクタ17および前記サブリフレクタ18に保持されている。前記半導体型光源19の前記発光体は、前記メイン反射面22の前記第1焦点F1もしくはその近傍に位置する。前記半導体型光源19は、前記サブリフレクタ18の後側開口部に配置されている。
前記シェード20は、前記サブリフレクタ18と一体に設けられている。すなわち、前記シェード20は、前記サブリフレクタ18の上水平板部25と兼用するものである。前記シェード20は、前記メイン反射面22の第2焦点F2もしくはその近傍と前記半導体型光源19との間に配置されている。また、前記シェード20は、前記半導体型光源19から放射されて前記メイン反射面22で反射された反射光の一部をカットオフして残りの反射光で所定の配光パターンP3、P4を形成するものである。
前記投影レンズ21は、前記メインリフレクタ17の前側半円形開口の縁部および前記サブリフレクタ18の前側半円形開口の縁部に保持されている。前記投影レンズ21は、非球面レンズの凸レンズである。前記投影レンズ21の前方側(外部側)は、曲率が大きい(曲率半径が小さい)凸非球面をなし、一方、前記投影レンズ21の後方側(前記半導体型光源19側)は、曲率が小さい(曲率半径が大きい)凸非球面をなす。このような投影レンズ21を使用することにより、前記投影レンズ21の焦点距離が小さくなるので、その分、ランプユニット2L、3Lの前記投影レンズ21の光軸Z2−Z2方向の寸法がコンパクトとなる。なお、前記投影レンズ21の後方側は、平非球面(平面)をなすものであってもよい。
前記投影レンズ21は、前側焦点(前記半導体型光源19側の焦点)および後側焦点(外部側の焦点)と、前記前側焦点と前記後側焦点とを結ぶ光軸Z3−Z3とを有する。前記メイン反射面22の光軸Z2−Z2と前記投影レンズ21の光軸Z3−Z3とは、一致(ほぼ一致も含む)する。前記投影レンズ21の前側焦点は、レンズ焦点(物空間側の焦点面であるメリジオナル像面)FLである。前記投影レンズ21の前記レンズ焦点FLは、前記メイン反射面22の第2焦点F2もしくはその近傍に位置する。なお、前記半導体型光源19の光は、高い熱を持たないので、前記投影レンズ21として樹脂製のレンズを使用することができる。前記投影レンズ21は、この例ではアクリルを使用する。
前記第2ランプユニットL2は、図5(C)に示すように、斜めのカットオフラインCL1を有する集光タイプの配光パターンP3を外部(車両の前方)に照射するものである。また、前記第3ランプユニットL3は、図5(D)に示すように、水平のカットオフラインCL2を有する集光タイプの配光パターンP4を外部(車両の前方)に照射するものである。
この実施例における車両用灯具(車両用前照灯1)は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
まず、第1ランプユニット1Lの半導体型光源7および第2ランプユニット2Lの半導体型光源19および第3ランプユニットL3の半導体型光源19をそれぞれ点灯発光させる。すると、第1ランプユニット1Lの半導体型光源7から放射された光L1、L2は、第1ランプユニット1Lの第1反射面8および第2反射面9で反射される。
第1反射面8で反射された反射光L1は、図5(A)に示す下向きの拡散タイプの配光パターンP1として外部(車両の前方)に照射される。また、第2反射面9で反射された反射光L2は、図5(B)に示す上向きのオーバーヘッドサイン用の配光パターンP2として外部(車両の前方)に照射される。
一方、第2ランプユニット2Lおよび第3ランプユニット3Lの半導体型光源19から放射された光は、メイン反射面22で反射されかつその反射光の一部がシェード20でカットオフされて、残りの反射光が投影レンズ21から外部(車両の前方)に投影(照射)される。
第2ランプユニット2Lから投影された残りの反射光は、図5(C)に示す斜めのカットオフラインCL1を有する集光タイプの配光パターンP3として外部(車両の前方)に照射される。また、第3ランプユニット3Lから投影された残りの反射光は、図5(D)に示す水平のカットオフラインCL2を有する集光タイプの配光パターンP4として外部(車両の前方)に照射される。
そして、第1ランプユニットL1の第1反射面8から照射成された図5(A)に示す下向きの拡散タイプの配光パターンP1と、第1ランプユニットL1の第2反射面9から照射された図5(B)に示す上向きのオーバーヘッドサイン用の配光パターンP2と、第2ランプユニット2Lから投影された図5(C)に示す斜めのカットオフラインCL1を有する集光タイプの配光パターンP3と、第3ランプユニット3Lから投影された図5(D)に示す水平のカットオフラインCL2を有する集光タイプの配光パターンP4とがそれぞれ合成されて、図6に示すすれ違い用の配光パターンP1、P3、P4とオーバーヘッドサイン用の配光パターンP2とがそれぞれ得られる。
この実施例における車両用灯具(車両用前照灯1)は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施例における車両用灯具(車両用前照灯1の第1ランプユニット1L)は、半導体型光源7からの光L1を放物柱状曲面からなる第1反射面8で反射させることにより、拡散タイプの配光パターンP1が得られ、かつ、半導体型光源7からの光L2を第1反射面8の一部に追加して設けられている第2反射面9で反射させることにより、オーバーヘッドサイン用の配光パターンP2が得られる。
また、この実施例における車両用灯具(車両用前照灯1の第1ランプユニット1L)は、第2反射面9が第1反射面8のうち半導体型光源7から離れた箇所(半導体型光源7の真下から前側の箇所)に追加して設けられているので、第2反射面9で反射される光L2が半導体型光源7に近い第1反射面8で反射される光L2と比較してグレアを与えない程度に弱い。このために、この実施例における車両用灯具(車両用前照灯1の第1ランプユニット1L)は、第2反射面9で反射されるグレアを与えない程度の弱い光でオーバーヘッドサイン用の配光パターンP2を形成するので、グレアを与えない良好なオーバーヘッドサイン用の配光パターンP2が得られ易い。
さらに、この実施例における車両用灯具(車両用前照灯1の第1ランプユニット1L)は、第2反射面9が横長の形状をなすので、横長の良好なオーバーヘッドサイン用の配光パターンP2が得られ易い。しかも、この実施例における車両用灯具(車両用前照灯1の第1ランプユニット1L)は、第2反射面9の寸法や形状を調整することにより、オーバーヘッドサイン用の配光パターンP2の寸法や形状を簡単に調整することができる。
さらにまた、この実施例における車両用灯具(車両用前照灯1の第1ランプユニット1L)は、放物柱状曲面からなる第1反射面8の焦線F1が半導体型光源7の発光中心から光L1の反射方向側、すなわち、光透過部材13(光源チップ)の中心から光透過部材13の前側端部に位置するので、第1反射面8で反射して得られる拡散タイプの配光パターンP1が主に下に向く。このために、この実施例における車両用灯具(車両用前照灯1の第1ランプユニット1L)は、下向きの拡散タイプの配光パターンP2を簡単にかつ確実に得ることができる。しかも、この実施例における車両用灯具(車両用前照灯1の第1ランプユニット1L)は、放物柱状曲面からなる第2反射面9の焦線F2が半導体型光源7の発光中心から光L2の反射方向と反対側、すなわち、光透過部材13(光源チップ)の中心から光透過部材13および前記基板12より後側に位置するので、第2反射面9で反射して得られるオーバーヘッドサイン用の配光パターンP2が主に上に向く。このために、この実施例における車両用灯具(車両用前照灯1の第1ランプユニット1L)は、上向きのオーバーヘッドサイン用の配光パターンP2を簡単にかつ確実に得ることができる。このように、この実施例における車両用灯具(車両用前照灯1の第1ランプユニット1L)は、第1反射面8および第2反射面9により、下向きの拡散タイプの配光パターンP1と上向きのオーバーヘッドサイン用の配光パターンP2とを平行に見栄え良くそれぞれ簡単にかつ確実に得ることができる。
その上、この実施例における車両用灯具(車両用前照灯1の第1ランプユニット1L)は、第2反射面9が放物柱状曲面からなるので、拡散タイプの良好なオーバーヘッドサイン用の配光パターンP2が得られ易い。
以下、前記の実施例以外の例について説明する。前記の実施例においては、車両用灯具として、第1ランプユニット1Lと、第2ランプユニット2Lと、第3ランプユニット3Lとからなる自動車用前照灯について説明するものである。ところが、この発明においては、車両用灯具として自動車用前照灯以外の灯具、たとえば、フォグランプ、AFS追加ランプ、コーナリングランプなどの照明用途の灯具などであっても良い。この場合、第1ランプユニット1Lのみを単独で使用しても良い。
また、前記の実施例においては、第1ランプユニット1Lにおいて1個の半導体型光源7を使用するものである。ところが、この発明においては、複数個の半導体型光源を使用しても良い。
この発明にかかる車両用灯具の実施例を示す正面図である。 同じく、第1ランプユニットを示す斜視図である。 同じく、第1ランプユニットを示す縦断面図(垂直断面図)である。 同じく、第2ランプユニットおよび第3ランプユニットを示す縦断面図(垂直断面図)である。 同じく、各ランプユニットから照射される配光パターンを示す説明図である。 同じく、各ランプユニットから照射される配光パターンを合成した状態を示す説明図である。
符号の説明
1 車両用前照灯(車両用灯具)
1L 第1ランプユニット
2L 第2ランプユニット
3L 第3ランプユニット
4 ランプハウジング
5 ランプレンズ
6 灯室
7 半導体型光源
8 第1反射面
9 第2反射面
10 リフレクタ
11 ブラケット
12 基板
13 光透過部材
14 追加リフレクタ
15 第1副反射面
16 第2副反射面
17 メインリフレクタ
18 サブリフレクタ
19 半導体型光源
20 シェード
21 投影レンズ
22 メイン反射面
23 下水平板部
24 垂直板部
25 下水平板部
26 サブ反射面
27 基板
28 光透過部材
F1 第1反射面の焦線
F2 第2反射面の焦線
F21 メイン反射面の第1焦点
F22 メイン反射面の第2焦点
FL レンズ焦点
Z1−Z1 第1ランプユニットの中心軸(光軸)
Z2−Z2 第2ランプユニットおよび第3ランプユニットの光軸
Z3−Z3 第2ランプユニットおよび第3ランプユニットの投影レンズの光軸
L1 第1ランプユニットの半導体型光源からの光および第1反射面からの反射光
L2 第1ランプユニットの半導体型光源からの光および第2反射面からの反射光
P1 拡散タイプの配光パターン
P2 オーバーヘッドサイン用の配光パターン
P3 斜めのカットオフラインを有する集光タイプの配光パターン
P4 水平のカットオフラインを有する集光タイプの配光パターン
CL1 集光タイプの配光パターンの斜めのカットオフライン
CL2 集光タイプの配光パターンの水平のカットオフライン

Claims (4)

  1. 光源として半導体型光源を使用する車両用灯具において、
    半導体型光源と、
    放物柱状曲面からなり、前記半導体型光源からの光を反射させて拡散タイプの配光パターンとして外部に照射する第1反射面と、
    前記第1反射面の一部に追加して設けられていて、前記半導体型光源からの光を反射させてオーバーヘッドサイン用の配光パターンとして外部に照射する第2反射面と、
    を備えることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記第2反射面は、前記第1反射面のうち前記半導体型光源から離れた箇所に追加して設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記第2反射面は、横長の形状をなす、ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用灯具。
  4. 放物柱状曲面からなる前記第1反射面の焦線は、前記半導体型光源の発光中心から光の反射方向側に位置し、
    前記第2反射面は、放物柱状曲面からなり、
    放物柱状曲面からなる前記第2反射面の焦線は、前記半導体型光源の発光中心から光の反射方向と反対側に位置する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
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