JP2009026238A - 業務行動支援システム - Google Patents

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正和 藤本
Yuichi Ueno
裕一 上野
Atsushi Ito
敦 伊東
Keiichi Nemoto
啓一 根本
Nobuhiro Yamazaki
伸宏 山崎
Manabu Ueda
学 植田
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Abstract

【課題】業務に関する行動を正確に分析することができるとともに、相対的な情報に基づく適切な支援を行うことが可能な業務行動支援システムを提供する。
【解決手段】組織を構成する複数のメンバの行動履歴情報(例えば、位置情報)を、自動的に取得する受信機12A,12B,12C…と、前記組織を構成するメンバのうちの1人である処理対象者の行動履歴情報(例えば、位置情報)を、前記複数のメンバの行動履歴情報(例えば、位置情報)のうちの少なくとも一部に基づいて求められる基準情報(例えば、全メンバの位置情報を集計したもの)との対比によって処理する行動履歴処理サーバ14と、行動履歴処理サーバ14の処理結果を出力するメールサーバ16と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は業務行動支援システムに関し、特に業務に関する行動を支援する業務行動支援システムに関する。
組織に属する個人が、自己の行動パターンや、自己の属する組織の行動パターンを見直すためには、過去に行われた行動を分析する必要がある。
例えば、個人個人の過去に行われた行動を正確に記録するための手段としては、その個人を観察する観察者を設定して、その観察者に記録を作成させたり、あるいは、個人が大きく移動しない場合であれば、ビデオなどで撮影し、その撮影結果に基づいて記録をとったりする手段が考えられる。しかるに、これら方法ではコストや手間がかかりすぎることから、自己の行動履歴を残すためだけに、これらの方法を採用することはほとんど無く、行動者本人は、自己の過去の行動を自己の記憶に頼って、手入力(又は手書き)で記録することとしていた。したがって、記録の正確性に欠けるという問題がある。
これに対し、最近においては、手入力された日報データの属性から営業フェーズに適した情報を提供する装置(例えば、特許文献1参照)や、手入力の予定データと、端末による位置情報とを比較し、関連付けて管理する装置(特許文献2参照)などが提案されている。
特開2006-039691号公報 特開2005-148930号公報
しかしながら、上記特許文献1では、入力されたデータの検索の手間を省くことはできるものの、行動者本人が自己の行動を記憶に頼って手入力する点については解決されていないため、依然として行動記録の正確性が確保されていない。
また、上記特許文献2では、位置情報を自動的に取得する点で、記録の正確性が確保されているが、予定されている営業社員の行動の評価に特化されているため、予定されていない行動の評価は不可能である。
更に、自己の行動パターンや、自己の属する組織の行動パターンを見直す(改善する)には、自己又は自己の属する組織の行動パターンと、他者又は他の組織の行動パターンとを比較対照することが望ましいが、比較すべき行動パターンの選択、収集には時間と労力を要する。
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、業務に関する行動を正確に分析することができるとともに、相対的な情報に基づく適切な支援を行うことが可能な業務行動支援システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、業務に関する行動を支援する業務行動支援システムであって、組織を構成する複数のメンバの行動履歴情報を、自動的に取得する履歴取得手段と、前記組織を構成するメンバのうちの1人である処理対象者の行動履歴情報を、前記複数のメンバの行動履歴情報のうちの少なくとも一部に基づいて求められる基準情報との対比によって処理する業務行動処理手段と、前記業務行動処理手段の処理結果を出力する支援情報提供手段と、を備えることを特徴とする。
これによれば、履歴取得手段により、組織を構成する複数のメンバの行動履歴情報が自動的に取得されるので、メンバが記憶に頼って行動履歴を手入力する場合よりも情報の正確性を担保することができる。また、業務行動処理手段によって、処理対象者の行動履歴情報が、複数のメンバの行動履歴情報のうちの少なくとも一部に基づいて求められる基準情報との対比によって処理され、その結果が支援情報提供手段により出力されるので、その出力を見た者は、処理対象者の行動履歴情報を、基準情報を基準とする相対的な情報として把握することができる。すなわち、本発明の業務行動支援システムによれば、メンバの業務に関する行動を正確に分析することができるとともに、相対的な情報に基づく適切な支援を行うことが可能となる。
この場合において、前記行動履歴情報は、メンバが存在していたエリアに関する情報を含むこととしても良いし、メンバの行動内容に関する情報を含むこととしても良い。これらのうち前者の場合には、前記行動履歴情報が、前記エリアに、同時に存在していたメンバに関する情報であることとしても良い。また、後者の場合には、前記行動内容に関する情報が、情報通信機器を介したメンバ間のやりとり、会議への参加、移動のいずれかに関する情報を含むこととしても良い。
また、行動履歴情報が、メンバの行動内容に関する情報を含む場合、前記行動内容に関する情報は、その行動を共に行ったメンバに関する情報であることとすることができる。
また、本発明の業務行動支援システムでは、前記基準情報は、前記処理対象者以外の1人の行動履歴情報、2人以上の行動履歴情報の集計結果に基づく情報、及び前記処理対象者の過去における行動履歴情報、のいずれかであることとすることができる。
また、前記支援情報提供手段は、前記処理結果を、電子メールの送信、前記処理対象者を含む複数人がアクセス可能なサーバへのアップロード、及びファックス送信の少なくとも1つにより、出力することとしても良いし、業務に関する行動を記述するための文書に、前記処理結果を自動的に入力することとしても良い。
また、前記業務行動処理手段の、処理条件を入力する条件入力手段を更に備えることとすることができる。この場合、前記処理条件には、前記履歴取得手段で取得される前記行動履歴の種別、前記業務行動処理手段による処理間隔、基準情報の種別、前記支援情報提供手段による出力先、出力方法、出力タイミングの少なくとも1つが含まれることとすることができる。
本発明の業務行動支援システムは、業務に関する行動を支援する業務行動支援システムであって、組織を構成する複数のメンバの行動履歴情報を、自動的に取得する履歴取得手段と、前記組織に関する情報を保持する組織情報保持手段と、前記組織情報保持手段の保持する情報に基づいて、前記組織内の所定数のメンバから成る処理対象集合を特定し、該処理対象集合に属するメンバの行動履歴情報を集計した履歴集計情報を、前記複数のメンバの行動履歴情報の少なくとも一部に基づいて求められる基準情報との対比によって処理する業務行動処理手段と、前記業務行動処理手段の処理結果を出力する支援情報提供手段と、を備えることを特徴とする。
これによれば、履歴取得手段により、組織を構成する複数のメンバの行動履歴情報が自動的に取得されるので、メンバが記憶に頼って行動履歴を手入力する場合よりも情報の正確性を担保することができる。また、業務行動処理手段によって、組織情報保持手段の保持する情報に基づいて、前記組織内の所定数のメンバから成る処理対象集合が特定されるとともに、この処理対象集合に属するメンバの行動履歴情報を集計した履歴集計情報が、複数のメンバの行動履歴情報の少なくとも一部に基づいて求められる基準情報との対比によって処理され、その結果が支援情報提供手段により出力されるので、その出力を見た者は、処理対象集合の行動履歴情報を、基準情報を基準とする相対的な情報として把握することができる。すなわち、本発明の業務行動支援システムによれば、処理対象集合の業務に関する行動を正確に分析することができるとともに、相対的な情報に基づく適切な支援を行うことが可能となる。
この場合において、前記行動履歴情報は、メンバが存在していたエリアに関する情報を含むこととしても良いし、メンバの行動内容に関する情報を含むこととしても良い。このうち前者の場合には、前記行動履歴情報は、前記エリアに同時に存在していたメンバが属する集合に関する情報であることとすることができる。また、後者の場合には、前記行動内容に関する情報は、情報通信機器を介したメンバ間のやりとり、会議への参加、移動のいずれかに関する情報を含むこととすることができる。
また、行動履歴情報が、メンバの行動内容に関する情報を含む場合、前記行動内容に関する情報は、その行動を共に行ったメンバが属する集合に関する情報であることとすることができる。
また、本発明の業務行動支援システムでは、前記基準情報は、前記処理対象集合以外の集合に属するメンバの行動履歴情報の集計結果に基づく情報、2以上の集合それぞれに属するメンバの行動履歴情報の集計結果に基づく情報、及び前記組織を構成する全メンバの行動履歴情報の集計結果に基づく情報、並びに前記処理対象集合の過去における履歴集計情報、のいずれかであることとすることができる。
また、前記支援情報提供手段は、前記処理結果を、電子メールの送信、前記組織を構成するメンバの少なくとも1人がアクセス可能なサーバへのアップロード、及びファックス送信の少なくとも1つにより、出力することとしても良いし、業務に関する行動を記述するための文書に、前記処理結果を自動的に入力することとしても良い。
また、前記業務行動処理手段の、処理条件を入力する条件入力手段を更に備えることとすることができる。この場合、前記処理条件には、前記履歴取得手段で取得される前記行動履歴の種別、前記業務行動処理手段による処理間隔、基準情報の種別、前記支援情報提供手段による出力先、出力方法、出力タイミングの少なくとも1つが含まれることとすることができる。
本発明によれば、業務に関する行動を正確に分析することができるとともに、相対的な情報に基づく適切な支援を行うことが可能な業務行動支援システムを提供することができる。
《第1の実施形態》
以下、本発明を実施するための第1の実施形態を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
図1は、本第1の実施形態の業務行動支援システム100の構成を示す概略図である。この図1に示されるように、業務行動支援システム100は、複数のエリアA、B、C…(図1ではエリアA〜Cのみを図示している)のそれぞれに設けられた受信機12A、12B,12C…(図1では、受信機12A〜12Cのみを図示している)を含むアクティブRFIDシステムと、ネットワーク10に接続された業務行動処理手段としての行動履歴処理サーバ14、支援情報提供手段としてのメールサーバ16、及び条件入力手段としてのユーザ端末18と、を備えている。
アクティブRFIDシステムは、メンバのそれぞれが保有する無線ICタグ20と、エリアA、B、C…にそれぞれ設けられた本発明の履歴取得手段としての受信機12A、12B、12C…とから構成されている。受信機12A,12B,12C…は、無線ICタグ20から発信される微弱電波を所定時間おき(本実施形態では1分おき)に受信することにより、無線ICタグ20の情報(タグID(タグIDは、各無線ICタグ20に対して割り振られたアルファベット「a,b,c…」であるものとする)を取得し、行動履歴処理サーバ14に送信するものである。受信機12A、12B,12C…の微弱電波受信可能エリアは、エリアA,B,C…のそれぞれに設定されている。また、各メンバは、エリアA、B、C…の間を自由に移動することができる。
なお、本実施形態では、業務行動支援システム100を利用するメンバは多数存在するが、図示の便宜上、図1では6人のメンバ(タグIDがa〜f)のみが図示されている。また、各メンバ(メンバの構成員ID)と各メンバが保有する無線ICタグ20のタグIDとは、対応付けられており、その対応関係を示すテーブルは、行動履歴処理サーバ14が保持している。
行動履歴処理サーバ14は、受信機12A,12B,12C…の検出結果(無線ICタグ20からの微弱電波を受信した時間と、その無線ICタグのタグID)をネットワーク10を介して収集し、図2(a)に示されるように纏めたり、その纏めたデータを後述するように処理し、その処理結果に基づいてメール文書を作成したりする。
メールサーバ16は、行動履歴処理サーバ14において作成されたメール文書を、ユーザ端末18に対して送信したり、ユーザ端末18間のメールのやり取りを行ったり、ユーザ端末18間のメールの送受信ログをとったりするものである。
ユーザ端末18は、実際には、メンバそれぞれが保有しており、それぞれのユーザ端末18がネットワーク10に接続されている。メンバは、これらユーザ端末18を用いて業務を行ったり、メールサーバ16からのメールを受信したりすることができる。また、メンバのうちの1人(管理者)が使用するユーザ端末18からは、行動履歴処理サーバ14に対して、後述する処理条件を入力することが可能となっている。
次に、本実施形態の業務行動支援システム100を用いた、処理について図3のフローチャートに沿って、かつその他の図面を適宜参照しつつ説明する。
前提として管理者は、本処理を開始する前に、自己のユーザ端末18を介して、行動履歴処理サーバ14における処理条件を入力しているものとする。この場合の処理条件としては、処理対象メンバ(どのメンバの行動履歴を処理するかという設定)、位置情報の集計タイミング(例えば、1日1回、1週間ごとなどの設定)、比較対照範囲(例えば、組織全体や、部署全体などの設定)、処理結果の提供方法(例えば、メール、ウェブ上、ファックスなどの設定)、処理結果の提供先(例えば、処理対象メンバ本人、対象メンバが所属する部署の長などの設定)などが挙げられる。本実施形態では、処理対象メンバとして「組織全員」が設定され、集計タイミングとして「1週間ごと」が設定され、比較対照範囲として「組織全体」が設定され、提供方法として「メール」が設定され、提供先として、「処理対象メンバ本人」が設定されているものとする。
まず、行動履歴処理サーバ14は、図3のステップS10において、処理条件として入力された集計タイミング(1週間ごとのタイミング)で、各メンバの行動履歴情報を読み出す。この場合、図2(a)に示されるように、検出時間と検出した受信機及び検出されたタグIDの組み合わせを纏めた、行動履歴データ(位置データ)が読み出されることになる。
次のステップS12では、比較対照範囲全体(ここでは、組織全体)の履歴を集計する。この場合、全てのメンバがエリアA、B、C…に滞在した時間を、エリアごとに集計するものとする。
次のステップS14では、仮の対象者として最初のメンバを設定する。ここでは、タグIDがaの無線ICタグ20を有するメンバを設定する。
次のステップS16では、ステップS14で設定された仮の対象者が処理対象者であるか否かを判断する。本実施形態では、組織に属する全てのメンバが処理対象者となっているので、ここでの判断は肯定され、次のステップS18において、個別履歴の集計が行われる。ここでは、図2(a)のデータに基づいて、各タグIDが、どの受信機で、どれだけの時間検出されたかを表す表(図2(b)参照)を作成するとともに、この図2(b)の表中からタグID「a」に関するデータを取り出す。
次いで、ステップS20では、ステップS18の集計結果とステップS12の集計結果とに基づいて、図4に示されるようなメール文書を作成する。
ここで、メール文書には、図4に示されるように、処理した期間に関する情報(2007年3月12日(月)から2007年3月16日(金)まで)や、処理対象メンバが期間内に滞在したエリア、滞在時間、及び各エリアにおける滞在時間の全検出時間に対する割合、を表示するとともに、全メンバの、全検出時間に対する各エリア滞在時間の割合などを表示することができる。なお、行動履歴処理サーバ14では、メンバの利便性の向上を図るため、メール文書作成の際に、行動履歴処理サーバ14が保有するタグIDと氏名とを関係付けたテーブルに基づいて、タグIDを氏名に置き換えている。
その後、図4のメールを、メールサーバ16を介して、処理対象メンバに対して送信した後、図2のステップS22に移行する。なお、本実施形態では、組織に属する全てのメンバが処理対象になっているため、ステップS16の判断は必ず肯定されるが、例えば、一部のメンバのみが処理対象に設定されており、仮の対象者が処理対象から除外されている場合には、前述したステップS16における判断は否定され、ステップS18、S20を経ずにステップS22に移行する。
次のステップS22では、全てのメンバについての処理が終了したか否かについて判断される。ここでは、まだ最初のメンバについての処理が終了したのみなので、判断は否定され、次のステップS24に移行し、仮の対象者に次のメンバ(ここでは、タグIDがbの無線ICタグ20を保有するメンバ)を設定し、ステップS16に戻る。
以降、ステップS16〜S24を繰り返し、処理対象に設定されているメンバの全てに処理結果のメールが送信された段階で、ステップS22の判断が否定され、図2の全行程が終了する。
なお、行動履歴処理サーバ14からのメールを受け取ったメンバは、そのメールの内容を確認することにより、全メンバの平均的な行動と自己の行動とを対比しつつ、自己の業務を見直す(改善する)ことが可能である。
以上説明したように、本第1の実施形態によると、アクティブRFIDシステムにより、組織を構成する複数のメンバの行動履歴情報(位置情報)が自動的に取得されるので、メンバが記憶に頼って行動履歴を手入力する場合よりも情報の正確性を担保することができる。また、行動履歴処理サーバ14によって、処理対象となっているメンバの行動履歴情報が、組織全員の行動履歴情報の集計結果との対比によって処理(メール作成)され、その処理結果(メール文書)がメールサーバ16により出力されるので、その出力を見たメンバは、自己の行動履歴情報を相対的な情報として把握することができる。すなわち、本実施形態の業務行動支援システム100によれば、メンバの業務に関する行動を正確に分析することができるとともに、相対的な情報に基づく適切な支援を行うことが可能である。
なお、上記第1の実施形態では、処理対象のメンバの各エリアへの滞在時間及び滞在割合を、全メンバの各エリアへの滞在割合と併せてメールに表示する場合について説明したが、これに限られるものではなく、例えば、処理対象のメンバの各エリアへの滞在時間及び滞在割合を、全メンバのうちの一部のメンバ(例えば、処理対象のメンバが所属する部署の全メンバ)の各エリアへの滞在割合と併せてメール文書に記載することとしても良い。また、処理対象のメンバの滞在時間及び滞在割合のうちのいずれか一方のみをメール文書に記載することとしても良い。
また、メール文書に、組織内における順位や偏差値などの情報を表示することとしても良い。また、全メンバの平均を比較情報として表示する場合に限らず、特定のメンバ(例えば、営業社員であれば、営業成績が好調な社員や営業成績が不調な社員、営業成績が平均的な社員など)の履歴を比較情報として表示することとしても良い。また、予め定められた標準値を比較情報として表示することとしても良い。更に、処理対象メンバの過去の行動履歴(過去の平均など)を比較情報として表示することとしても良いし、事前に入力した行動予定データと比較できるような情報(予定の達成度など)を表示することとしても良い。また、位置情報の処理に代えて、エリア間の移動情報(エリア間の移動回数など)の処理を行うこととしても良い。
なお、上記第1の実施形態では、処理対象のメンバ個人個人に処理結果を送信する場合について説明したが、これに限られるものではなく、処理対象メンバの上司や部下、管理・監査部門、コーチング、カウンセリング担当者などの第三者に処理結果を送信することとしても良い。この場合、処理結果に基づいて、上記第三者と処理対象メンバとの間で面談を行うことにより、処理対象メンバの業務行動の改善を図るようにすることも可能である。
なお、上記第1の実施形態では、行動履歴処理サーバ14が、メンバの各エリアへの滞在時間及び滞在割合を導き出すこととしたが、これに限られるものではなく、行動履歴処理サーバ14は、図2(a)のデータに基づいて、同一エリアにおいて同時に検出されたメンバと、その検出時間を集計して、図5に示されるようなデータを導き出すようにしても良い。なお、図5のデータは、図2(a)のデータから、1日分のデータのみを抽出して纏めた結果を示すものである。
この図5によると、タグIDがaの無線ICタグ20を有するメンバは、1日の間に、タグIDがbの無線ICタグ20を有するメンバと2時間2分、タグIDがcの無線ICタグ20を有するメンバと1時間46分、タグIDがdの無線ICタグ20を有するメンバと0分、タグIDがeの無線ICタグ20を有するメンバと49分、タグIDがfの無線ICタグ20を有するメンバと0分だけ、同一エリアに滞在していたことが分かる。
したがって、行動履歴処理サーバ14は、同一エリアで同時に検出されたメンバを会議の同席者とみなして、図6に示されるようなメール文書を作成する。この図6のメール文書には、処理した期間に関する情報(2007年3月12日(月)の1日)や、会議に同席したメンバの名前、そのメンバと同席したトータル時間、及び各メンバと同席した時間の全検出時間に対する割合を表示している。なお、この図6において、割合の合計が100%を超えているのは、同時に3人以上のメンバが同一エリアで検出されることがあるためである。また、このメール文書においても、行動履歴処理サーバ14は、メンバの利便性を考慮して、タグIDと氏名とを関係付けたテーブルに基づいて、タグIDを氏名に置き換えて記載することとしている。なお、図6のメール文書に、各メンバの氏名とともに、部署名などを記載することとしても良い。
このようなメール文書の内容をメンバが確認することにより、例えば、本来、長時間にわたって会議をすべきでないメンバとの同時検出が多くないかなどの判断を行うことができ、これにより、自己の業務の見直し(改善)を行うことが可能である。また、「同時検出なし」の時間(すなわち、個人で仕事をしていた時間)を基準として、会議に参加した時間を判断することもできるので、自己の業務を的確に判断することが可能である。なお、上記の例においては、会議スペースなどのエリアを限定して位置情報の収集を行う(すなわち、会議スペースなどに配置されている受信機を特定して、特定された受信機の受信結果のみを用いる)ことも可能である。
なお、上記第1の実施形態では、メンバごとに行動履歴を処理することとしたが、これに限られるものではなく、複数人のメンバの集合(例えば、組織内の部署)ごとに行動履歴を集計して処理することも可能である。
例えば、行動履歴処理サーバ14に、図7(a)に示されるような、組織情報(どのメンバがどの組織に所属しているかという情報(組織IDと、構成員ID、発信機IDとの対応関係情報))のデータ(テーブル)を保有させておくことで、行動履歴処理サーバ14は、図5のデータを図7(b)のように部署ごとに太枠で括るとともに、太枠内でもっとも大きい値(時間)を選択することで、図7(c)に示されるようなデータを取得することができる。なお、図7(c)では、同一部署のメンバが同時検出された時間に関するデータは除外することとしている。
そして、行動履歴処理サーバ14は、図7(c)のデータに基づいて、図8に示されるようなメール文書を作成し、このメール文書をメールサーバ16を介して、当該部署に所属するメンバ全員のユーザ端末18に送信する。この図8のメール文書の基本的な内容構成は、図6のメール文書と同一となっている。なお、図8のメール文書では、図7(c)の下段に示される、組織IDと部署名とを対応付けたテーブルに基づいて、組織IDを組織名に置き換えて表示することとしている。
このようなメール文書を部署に属するメンバが見ることにより、自己の属する部署の業務の見直し(改善)を行うことが可能である。また、「同時検出なし」の時間(すなわち、メンバ各自が単独で仕事をしていた時間、又は同じ部署のメンバとのみ仕事をしていた時間)を基準として、会議に参加した時間を判断することができるので、部署に属するメンバの業務を的確に判断することが可能である。
なお、図7(a)のデータ(テーブル)には、構成員IDが含まれているが、構成員IDは必須ではない。また、上記の例では、部署と部署との間の会合データを収集しているが、個人と部署(部署と個人)との間の会合データを収集することとしても良い。また、上記の例では、図7(b)の太枠内のもっとも大きな値を選択することとしているが、これに限らず、太枠内の値(時間)を合算することとしても良いし、平均をとることとしても良い。
なお、上記の例では、部署に属するメンバ全員にメールを送信する場合について説明したが、これに限られるものではなく、メンバの一部(例えば、部署を統括する代表メンバ)にのみメールを送信することとしても良いし、例えば、その部署の上位部署のメンバにメールを送信することとしても良い。
なお、上記第1の実施形態及び各変形例では、行動履歴処理サーバ14による処理結果を、メールを用いてメンバに供給する場合について説明したが、これに限らず、メール文書と同等の内容のデータをウェブサーバ上にアップロードすることにより処理結果をメンバに供給することとしても良いし、処理結果をファックスなどを用いて、メンバに供給することとしても良い。また、これらのうちの2以上の手段を組み合わせて、処理結果をメンバに供給することとしても良い。なお、ウェブサーバにアップロードする場合、処理結果へのアクセス権を一定のメンバに制限し、個人情報の保護を図るようにしても良い。この場合、アクセス権を付与するメンバには、ユーザIDやパスワードなどのログイン情報を配布し、アクセスするメンバに対して、これらのログイン情報の入力を要求することとすることができる。
なお、行動履歴処理サーバ14は、上記第1の実施形態で得られた図2(a)のデータに基づいて、各メンバが滞在したエリアを時系列に沿って表示したタイムチャート(図9(a)参照)を作成し、更に、エリアごとの滞在時間を集計して棒グラフ(図9(b)参照)を作成することとしても良い(なお、図9(a)、図9(b)では、情報の明確化のため、エリアA,B,C…を、自己の居室、他の居室、オープンスペースなどに置き換えて示している)。
このような棒グラフを作成することで、各メンバが滞在したエリア、及び滞在時間の判別が容易となるとともに、他のメンバとの相対的な比較を容易に行うことが可能である。この場合、図9(b)の棒グラフデータを、ウェブサーバ上にアップロードすることにより、処理対象メンバ又はそれ以外のメンバにデータを供給することとすることができる。また、この場合、行動履歴処理サーバ14は、データをアップロードしたウェブサーバ上のアドレスを、処理対象メンバ等にメールなどで通知することも可能である。なお、行動履歴処理サーバ14は、図9(b)のデータを、ファックスを用いて処理対象メンバ等に送付することとしても良いし、メールの添付ファイルとして処理対象メンバ等に送付することとしても良い。また、図9(b)の棒グラフは、タグIDの順に配列されているが、別の基準に従って並べ替えることとしても良い。すなわち、例えば、棒グラフを、全エリアへの滞在時間の合計が長い順(短い順)に並べ替えたり、全エリアへの滞在時間のうち自分の居室に滞在した割合が大きい順(小さい順)に並べ替えたり、あるいは、メンバが営業社員であれば、営業成績順に並べ替えたりすることも可能である。なお、図9(b)の棒グラフに代えて又は棒グラフとともに、図9(a)のタイムチャートそのものをメンバ等に送付することとしても良い。
《第2の実施形態》
次に、本発明の第2の実施形態について、図10〜図12に基づいて説明する。この第2の実施形態は、多数種類(ここでは2種類)の行動履歴を処理する点に特徴を有しているので、この点について詳細に説明するものとする。
この第2の実施形態では、図10のフローチャートに沿った処理が実行される。なお、本実施形態では、第1の履歴が、対面したメンバに関する履歴であり、第2の履歴が、電話で通話した相手メンバに関する履歴であるものとする。また、本実施形態においても、第1の実施形態と同様、組織に属する全メンバが処理対象に設定されている。
まず、図10のステップS110では、履歴の種類を示すカウンタnを1に設定し、次のステップS112では、第n(第1)の履歴集計処理を実行する。この第1の履歴集計処理では、各メンバが対面したメンバの履歴を、前述した第1の実施形態の図5と同様に取得する。次いで、ステップS114では、全ての種類の履歴集計処理が終了したかが判断されるが、ここでは、まだ第1の履歴集計処理を行ったのみなので、判断は否定され、ステップS116において、nが1インクリメント(n←n+1)された後、ステップS112に戻る。
このステップS112では、第2の履歴集計処理を実行する。この場合、第2の履歴は前述のように電話で通話した相手メンバに関する履歴であるので、例えば、図11(a)に示される、電話の通話履歴(通話開始時刻、終了時刻、発信者、受信者の履歴)に基づいて、図11(b)に示されるような表(発信者、受信者及び通話時間を纏めた表)を作成する。なお、図11(a)の発信者と受信者の欄には、各メンバに割り振られたID(構成員ID)を、その構成員IDとタグID(a,b,c…)との関係を示す対応データ(テーブル)に基づいて変換したタグIDが、示されている。
そして、次のステップS114では、全ての種類の履歴集計処理が終了したかが判断されるが、この段階では、予定されていた第1、第2の履歴集計処理が全て終了しているため、判断は肯定され、次のステップS118に移行する。
次いで、ステップS118では、仮の対象者として、最初の人物(ここでは、タグIDがaの無線ICタグ20を有するメンバ)が設定され、次のステップS120では、そのメンバが処理対象メンバであるか否かが判断される。本実施形態では、組織に属する全てのメンバが処理対象となっているので、ここでの判断は肯定され、次のステップS122において、前述した第1の履歴集計処理と第2の履歴集計処理とに基づいて、図12に示されるようなメール文書を作成する。
ここで、メール文書には、図12に示されるように、処理した期間に関する情報(2007年3月12日(月)の1日)や、処理対象メンバが期間内に対面したメンバ、対面時間及び全検出時間に対する割合、通話相手、通話時間及び全検出時間に対する割合などを表示することができる。なお、この場合においても、第1の実施形態と同様、行動履歴処理サーバ14では、タグIDと氏名とを関係付けたテーブルに基づいて、タグIDを氏名に置き換えてメール文書を作成している。この場合、氏名に加えて部署名や、同一部署か否かの情報などを記載しても良い。なお、この図12において、対面に関する割合の合計が100%を超えているのは、同時に3人以上のメンバが同一エリアで検出されることがあるためである。
その後、ステップS124では、図12のメールを、メールサーバ16を介して、処理対象メンバに対して送信し、ステップS126に移行する。なお、本実施形態では、組織に属する全てのメンバが処理対象になっているため、ステップS120の判断は必ず肯定されるが、例えば、一部のメンバのみが処理対象に設定されており、仮の対象者が処理対象から除外されていた場合には、前述したステップS120における判断は否定され、ステップS122、S124を経ずに、ステップS126に移行する。
次のステップS126では、全てのメンバについての処理が終了したか否かについて判断される。ここでは、まだ最初のメンバについての処理が終了したのみなので、判断は否定され、次のステップS128に移行し、仮の対象者に次のメンバ(ここでは、タグIDがbの無線ICタグ20を保有するメンバ)を設定し、ステップS120に戻る。
以降、ステップS120〜S128を繰り返し、処理対象に設定されているメンバの全てに処理結果のメールが送信された段階で、ステップS126の判断が否定され、図10の全行程が終了する。
なお、行動履歴処理サーバ14からのメールを受け取ったメンバは、そのメールの内容に基づいて、「同時検出なし」の時間(すなわち、個人で仕事をしていた時間)と、別のメンバとの対面時間及び通話時間とを対比しつつ、自己の業務を見直す(改善する)ことが可能である。
以上説明したように、本第2の実施形態によると、アクティブRFIDシステム及び電話の通話ログにより、組織を構成する複数のメンバの複数種類の行動履歴情報が自動的に取得されるので、メンバが記憶に頼って行動履歴を手入力する場合よりも情報の正確性を担保することができる。また、行動履歴処理サーバ14によって、処理対象となっているメンバの別のメンバとの対面時間及び通話時間を、「同時検出なし」の時間(すなわち、個人で仕事をしていた時間)を基準として、判断することができるので、メンバの業務を的確に判断することが可能である。すなわち、本第2の実施形態の業務行動支援システムによれば、メンバの業務に関する行動を正確に分析することができるとともに、相対的な情報に基づく適切な支援を行うことが可能である。
なお、上記第2の実施形態では、対面時間と通話時間のそれぞれを区別して、メール文書に記載する場合について説明したが、これに限られるものではなく、対面時間と通話時間の和をメール文書に記載することとしても良い。また、電話による通話に限らず、例えば、メンバ間におけるメールのやり取りに関する情報をメール文書に記載することとしても良い。この場合のメールのやり取りに関する情報としては、メールのやり取り回数やデータ量を採用することができる。また、これに代えて、メールのデータ量を電話の通話時間に換算したデータを表示することとしても良いし、メールのデータ量を通話時間に換算したものと実際の通話時間とを合算したデータを、「通信時間」として表示することとしても良い。
なお、上記第2の実施形態では、個人と個人との間の対面時間及び通話時間が集計されているが、これに限らず、部署と部署との間の会合データや、個人と部署(又は部署と個人)との間の会合データを収集することとしても良い。
なお、電話やメールに限らず、業務用データベースへのアクセス(登録や検索)の履歴や、業務用CADや業務用PCの使用履歴、業務用CADや業務用PCにおけるソフトウェアの使用履歴などを行動履歴として用いることとすることも可能である。
なお、上記各実施形態及び変形例では、アクティブRFIDシステムを用いて、メンバの行動履歴を取得することとしたが、これに限られるものではなく、例えば、GPS、PHS、携帯電話、無線LAN、RFIDなどを利用してメンバの位置を検出したり、あるいは、カメラ等を利用して、計測対象者の行動状況を検出したりすることとしても良い。
なお、上記各実施形態及び変形例では、管理者等が設定した集計タイミングで、行動履歴を集計・処理して、その結果をメンバ等に通知することとしているが、これに限られるものではなく、例えば、所定間隔で行動履歴を集計・処理して、その処理結果の少なくとも一部の数値が所定の閾値を超えた場合にのみ、処理結果をメンバ等に通知することとしても良い。
なお、上記各実施形態及び変形例は、行動履歴処理サーバ14の処理結果をメンバに供給し、その処理結果に基づいてメンバが業務行動を改善するように促すこととしているが、これに限られるものではなく、例えば、営業日報ツールの各日に参考データとして自動登録することとしても良い。これにより、メンバはそれを編集するだけで、簡易かつ正確に日報を作成することが可能となる。具体的には、メンバ個人の行動履歴に関する処理が行われる場合には、毎日、あるいは設定した曜日ごとに、ブログの未公開編集記事を生成し、その中に処理結果(支援情報)を記載しておくことで、メンバはその処理結果を参考に未公開編集記事に対して編集・追記を行うのみで、簡易且つ正確に日報を作成することが可能となる。また、部署など複数のメンバを含む集合ごとに処理が行われる場合には、組織のポータルサイト、月報作成用フォームに処理結果(支援情報)を記載しておくことで、月報などを簡易かつ正確に作成することが可能となる。
なお、上記各実施形態及び各変形例では、図1に示されるように、各エリアに受信機が1つずつ設けられている場合について説明したが、例えば、各エリアに2つ以上受信機を設けることとしても良い。この場合、各受信機の受信領域ごとに、行動履歴を取り扱うこととしても良いし、1つのエリア内に存在する受信機による受信結果を合算して、そのエリア内の行動履歴として取り扱うこととしても良い。また、フロア単位、ビル単位などの比較的大きな単位で行動履歴を取り扱うこととすることもできる。
なお、上記各実施形態及び変形例のうち、会議同席者のデータについては、業務改善の利便性を考慮して、氏名を表示することとしているが(図6、図12参照)、これに限らず、プライバシー保護の観点から、第三者が氏名を特定できないような文字列(例えば、タグIDなど)で表示することとしても良い。
なお、上記各実施形態及び変形例では、管理者が、処理条件を設定することとしたが、これに限らず、メンバ個人が処理条件を設定できるようにしても良い。
上述した各実施形態及び変形例は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
第1の実施形態の業務行動支援システムの構成を示す概略図である。 第1の実施形態における行動履歴を説明するための図である。 第1の実施形態の業務行動支援システムを用いた、処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるメール文書の具体的な内容を示す図である。 変形例(会議記録)に係る行動履歴を示す図である。 変形例(会議記録)におけるメール文書の具体的な内容を示す図である。 変形例(部署ごとの会議記録)に係る行動履歴を示す図である。 変形例(部署ごとの会議記録)におけるメール文書の具体的な内容を示す図である。 変形例(処理結果のウェブサーバへのアップロード)に係る出力画面の具体例を示す図である。 第2の実施形態の業務行動支援システムを用いた、処理を示すフローチャートである。 電話で通話した相手メンバに関する履歴(第2の履歴)を示す図である。 第2の実施形態におけるメール文書の具体的な内容を示す図である。
符号の説明
12A〜12C 受信機
14 行動履歴処理サーバ
16 メールサーバ
18 ユーザ端末
20 無線ICタグ

Claims (22)

  1. 業務に関する行動を支援する業務行動支援システムであって、
    組織を構成する複数のメンバの行動履歴情報を、自動的に取得する履歴取得手段と、
    前記組織を構成するメンバのうちの1人である処理対象者の行動履歴情報を、前記複数のメンバの行動履歴情報のうちの少なくとも一部に基づいて求められる基準情報との対比によって処理する業務行動処理手段と、
    前記業務行動処理手段の処理結果を出力する支援情報提供手段と、を備える業務行動支援システム。
  2. 前記行動履歴情報は、メンバが存在していたエリアに関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の業務行動支援システム。
  3. 前記行動履歴情報は、前記エリアに、同時に存在していたメンバに関する情報であることを特徴とする請求項2に記載の業務行動支援システム。
  4. 前記行動履歴情報は、メンバの行動内容に関する情報を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の業務行動支援システム。
  5. 前記行動内容に関する情報は、情報通信機器を介したメンバ間のやりとり、会議への参加、移動のいずれかに関する情報を含むことを特徴とする請求項4に記載の業務行動支援システム。
  6. 前記行動内容に関する情報は、その行動を共に行ったメンバに関する情報であることを特徴とする請求項4又は5に記載の業務行動支援システム。
  7. 前記基準情報は、前記処理対象者以外の1人の行動履歴情報、2人以上の行動履歴情報の集計結果に基づく情報、及び前記処理対象者の過去における行動履歴情報、のいずれかであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の業務行動支援システム。
  8. 前記支援情報提供手段は、前記処理結果を、電子メールの送信、前記処理対象者を含む複数人がアクセス可能なサーバへのアップロード、及びファックス送信の少なくとも1つにより、出力することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の業務行動支援システム。
  9. 前記支援情報提供手段は、業務に関する行動を記述するための文書に、前記処理結果を自動的に入力することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の業務行動支援システム。
  10. 前記業務行動処理手段の、処理条件を入力する条件入力手段を更に備える請求項1〜9のいずれか一項に記載の業務行動支援システム。
  11. 前記処理条件には、前記履歴取得手段で取得される前記行動履歴の種別、前記業務行動処理手段による処理間隔、基準情報の種別、前記支援情報提供手段による出力先、出力方法、出力タイミングの少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項10に記載の業務行動支援システム。
  12. 業務に関する行動を支援する業務行動支援システムであって、
    組織を構成する複数のメンバの行動履歴情報を、自動的に取得する履歴取得手段と、
    前記組織に関する情報を保持する組織情報保持手段と、
    前記組織情報保持手段の保持する情報に基づいて、前記組織内の所定数のメンバから成る処理対象集合を特定し、該処理対象集合に属するメンバの行動履歴情報を集計した履歴集計情報を、前記複数のメンバの行動履歴情報の少なくとも一部に基づいて求められる基準情報との対比によって処理する業務行動処理手段と、
    前記業務行動処理手段の処理結果を出力する支援情報提供手段と、を備える業務行動支援システム。
  13. 前記行動履歴情報は、メンバが存在していたエリアに関する情報を含むことを特徴とする請求項12に記載の業務行動支援システム。
  14. 前記行動履歴情報は、前記エリアに同時に存在していたメンバが属する集合に関する情報であることを特徴とする請求項13に記載の業務行動支援システム。
  15. 前記行動履歴情報は、メンバの行動内容に関する情報を含むことを特徴とする請求項12〜14のいずれか一項に記載の業務行動支援システム。
  16. 前記行動内容に関する情報は、情報通信機器を介したメンバ間のやりとり、会議への参加、移動のいずれかに関する情報を含むことを特徴とする請求項15に記載の業務行動支援システム。
  17. 前記行動内容に関する情報は、その行動を共に行ったメンバが属する集合に関する情報であることを特徴とする請求項15又は16に記載の業務行動支援システム。
  18. 前記基準情報は、前記処理対象集合以外の集合に属するメンバの行動履歴情報の集計結果に基づく情報、2以上の集合それぞれに属するメンバの行動履歴情報の集計結果に基づく情報、及び前記組織を構成する全メンバの行動履歴情報の集計結果に基づく情報、並びに前記処理対象集合の過去における履歴集計情報、のいずれかであることを特徴とする請求項12〜17のいずれか一項に記載の業務行動支援システム。
  19. 前記支援情報提供手段は、前記処理結果を、電子メールの送信、前記組織を構成するメンバの少なくとも1人がアクセス可能なサーバへのアップロード、及びファックス送信の少なくとも1つにより、出力することを特徴とする請求項12〜18のいずれか一項に記載の業務行動支援システム。
  20. 前記支援情報提供手段は、業務に関する行動を記述するための文書に、前記処理結果を自動的に入力することを特徴とする請求項12〜18のいずれか一項に記載の業務行動支援システム。
  21. 前記業務行動処理手段の、処理条件を入力する条件入力手段を更に備える請求項12〜20のいずれか一項に記載の業務行動支援システム。
  22. 前記処理条件には、前記履歴取得手段で取得される前記行動履歴の種別、前記業務行動処理手段による処理間隔、基準情報の種別、前記支援情報提供手段による出力先、出力方法、出力タイミングの少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項21に記載の業務行動支援システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016054469A (ja) * 2014-09-04 2016-04-14 日本電信電話株式会社 情報通信装置、情報通信方法及びプログラム
JP2017167823A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
JP2018097459A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 株式会社日立製作所 行動推薦システム及び行動推薦方法

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