JP2009026202A - ネットワークプリンタのoff制御 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンピュータのユーザーがこれから前記周辺装置を使用しようとしている時に、他のユーザーが勝手にパワーオフコマンドを前記周辺装置に送信して、突然電源が切られてしまうような問題から開放される。
【解決手段】 1つのネットワークに複数のコンピュータや複数の周辺装置が接続されるネットワークシステムにおいて、前記コンピュータが前記周辺装置を使用する場合に、前記コンピュータ上で動作する前記周辺装置用のデバイスドライバや前記周辺装置を制御するための特定のアプリケーションプログラム等が実行された時に前記周辺装置へパワーオフ一時ロックコマンドを送信し、前記パワーオフ一時ロックコマンドを受信した周辺装置が、電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンド等により実行されるパワーオフ機能を予め定められた時間ロックできる、パワーオフ一時ロック機能を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1つのネットワークに複数のコンピュータや複数の周辺装置が接続されるネットワークシステムにおいて、前記ネットワークに接続される周辺装置のパワーオフ制御に関するものである。
従来、ネットワークに接続される周辺装置は複数のユーザーで共有使用されるために不特定多数のユーザーが使用する。よって、前記周辺装置の電源制御ボタンも不特定多数のユーザーが操作する可能性がある。
前記周辺装置は前記ユーザーが操作するネットワーク上のコンピュータによって制御されるため、前記コンピュータと前記周辺装置が離れている場合やコンピュータの傍にいるユーザーから直接見えないところに前記周辺装置が配置されているような場合には、前記コンピュータを操作しているユーザーは周辺装置の電源制御ボタンを監視できない。
そのために、あるユーザーが前記周辺装置を使用している最中に、他のユーザーが勝手に電源を切ってしまう(パワーオフにする)可能性があり、もし、電源を切ってしまった場合には、前記周辺装置を使用中のユーザーは、操作しているコンピュータ上で周辺装置の使用中のパワーオフによるエラーのエラー処理を行い、前記周辺装置の電源を最投入(パワーオン)し、前記周辺装置が使用可能になるまで待ち、その後、前記操作しているコンピュータのアプリケーションプログラムから再度周辺装置を使用するための操作を行なわなければならない。つまり、無駄な待ち時間(長時間)や再操作が発生してしまい非常に効率が悪かった。(例えば、特許文献1参照)
また、前記ネットワークに接続されるコンピュータから前記ネットワークに接続される周辺装置の電源をリモート制御できるシステムにおいては、前記コンピュータの操作者から前記周辺装置の他のユーザーの使用状況を確認できないため他ユーザーの使用状況にかかわらず前記周辺装置にパワーオフコマンドやそれに相当する指示が出されるために、ユーザーが前記周辺装置を使用中に突然電源が切られてしまうことがあった。よって、前述例と同様に無駄な待ち時間や再操作が発生してしまった。さらに、あるユーザーはパワーオフコマンドを送信し、また他のあるユーザーはパワーオンコマンドを送信したような場合にそれらのコマンドの指示を調停するために複雑な電気制御機能や複雑なプログラム制御等を必要とした。そのような問題点を解決するするために、多くの発明がなされている。(例えば、特許文献2、特許文献3参照)
以上説明したような従来例を、図5に示すような1つのネットワークに複数のコンピュータと複数のプリンタが接続されている場合の例で示す。(また、以降の本発明の実施例等の全ての説明においても同様に1つのネットワークに複数のコンピュータと複数のプリンタが接続されている場合の例で示す。)
図5において、1は複数のコンピュータや複数のプリンタが接続されているネットワーク、2は前記ネットワーク1に接続されたコンピュータA、3は同様なコンピュータB、4は同様なコンピュータC、5は同様なコンピュータD、6は前記ネットワーク1に接続されたネットワークプリンタA、7は同様なネットワークプリンタB、10は前記コンピュータA上で動作しているアプリケーションプログラム、11は前記コンピュータA上で動作し、プリンタAのステータス情報を管理しているステータスモニタA、12は前記コンピュータA上で動作していて、プリンタAで印刷を行う場合にプリンタAの動作を制御するためのプリンタドライバAである。もし、コンピュータAが他のプリンタ(例えば、プリンタB)でも印刷処理を行う場合には、前記他のプリンタ用のプリンタドライバB(図5の13)やステータスモニタB(図5の14)もインストールされる。20はプリンタAのシステム全体を制御し、コンピュータから送信された印刷ジョブを受け取り、エンジンコントローラが扱える印刷用ビットマップデータに変換してエンジンコントーラに渡す処理を行うシステムコントローラであり、21は前記システムコントローラに実装されたネットワーク機能である。22はプリンタAのエンジン部のセンサー等の情報を基にエンジン部のメカ機構、プリンタ・ヘッド等を制御するためのエンジンコントローラである。23は印刷用紙やプリンタ・ヘッドを移動させたり、駆動させたりして、印刷用紙の指定した場所に指定した色のインクを順次吐出できるようにするためのメカ機構を主としたエンジン部である。
以上の構成において、コンピュータAのアプリケーションプログラム10が印刷を要求した場合には、プリンタドライバ12が起動され、コンピュータの操作者が前記プリンタドライバの各種パラメータ設定により印刷用紙の種類、印刷用紙の大きさや、印刷モード等を指定する。このとき、プリンタドライバは、ネットワーク上のプリンタがどのような状態であるのかを知るためにステータスモニタが定期的に収集している情報を参照する。
また、ステータスモニタ自体も収集した情報を基にしてプリンタの状態を操作者がわかりやすいかたちにしてコンピュータのディスプレイに表示する。例えば、印刷中に刻々と変化するインクの残量や紙の残量等をグラフや数値で表示する。印刷中でない場合でも、プリンタの電源がオンかオフかや、プリンタがオンライン状態かオフライン状態か、正常状態か故障状態か、カバーが開けられているかどうか等を表示する。
そのために、ステータスモニタ11は定期的にプリンタAにステータス送信要求コマンドを発行する。前記ステータス送信要求コマンドをネットワーク機能21を介して受け取ったシステムコントローラ20は、システムコントローラ自身が有しているステータス情報と、エンジンコントローラ22から(前記エンジンコントローラが制御しているエンジン部のセンサーやメカ機構等から収集したステータス情報を)受け取った情報とを合わせて、プリンタAのステータス情報として、コンピュータAに前記ネットワーク機能を介して送信する。もし、コンピュータAがプリンタBに対しても印刷処理を行わせる場合には、前記コンピュータAはプリンタB用のプリンタドライバ13とステータスモニタ14をインストールしておかなければならない。つまり、コンピュータが使用するプリンタの数だけ、複数のプリンタドライバやステータスモニタを前記コンピュータにインストールしておく必要がある。
以上のような構成において、コンピュータAの操作者(以後、ユーザーA)はアプリケーションプログラムを使用して作業しているときに、そのアプリケーションプログラム上のデータをプリンタAで印刷する場合には、次のような手順を踏む。
(1) ユーザーAは前記アプリケーションプログラムの印刷メニュー等により印刷処理機能を実行させる。
(2) 前記アプリケーションプログラムの印刷処理機能がプリンタ選択画面を開きプリンタの選択をユーザーAに要求する。ユーザーAはプリンタ選択画面のプリンタリストの中からプリンタAを選択する。このプリンタ選択画面を開くにあたって、コンピュータAはコンピュータAが現在使用できるプリンタがどれだけあるかを確認するため等のためにステータスモニタの機能により、ネットワーク上の各プリンタのステータスを調べる。プリンタの数が多かったり、パワーオフやスリープモードのプリンタが合った場合等(プリンタからのアクノリッジをしばらく待つため)には時間がかかることがある。
(3) ユーザーAは選択したプリンタA用のプリンタドライバを実行させ、印刷制御にかかわる各種設定を行う。近年、プリンタの機能が高機能化してきているために、(例えば、印刷用紙の両面に一面あたりに複数ページを、カラーの色味を好みに合わせて、綴じ代範囲を設けて、前記色味や前記一面あたりのページのレイアウト等を印刷プレビュー画面で確認しながら調整した後に印刷決定・送信するというような複雑な印刷要求をする場合)には、設定項目も多く調整・確認も行われるために、多くの時間がかかってしまうことも多い。
(4) コンピュータAからプリンタAへ印刷ジョブが送信される。
(5) プリンタAが印刷ジョブを解析する。
(6) 前記解析された印刷ジョブの印刷データの印刷処理が実行される。
(7) 印刷処理が終了後、他の印刷ジョブがなければプリンタAの電源を切る。
しかしながら、ユーザーAが上記手順で印刷処理を実行中の間、コンピュータDのユーザー(以後、ユーザーD)はその状況を知ることができない。そのために、ユーザーAが(7)で電源を切る前に、ユーザーDがプリンタAの電源制御ボタンを押して、電源を切ってしまうようなこともあった。前述したように、このような問題点を改善するための発明が発表されているが、それらは上記(6)(または(5)も含む)の間は有効であるが、(1)から(5)の間には無効である。
近年、(2)や(3)の時間が長くなってきているため、ユーザーAがアプリケーションプログラムで作成したデータが完成した後からプリンタで印刷処理が始まるまでの((1)〜(5))間に、他のユーザーが電源を切ってしまう確率が高くなって来た。
特開平07‐84736号公報 特開平07‐195803号公報 特開2000‐20179号公報
前述したように、従来例やそれらの改善のための発明はいずれも、あるユーザーがコンピュータから印刷ジョブを送信し印刷処理を行っている最中に他のユーザーの電源ボタン操作やネットワークを経由してのパワーオフ要求による突然のパワーオフからは保護できるが、あるユーザーがコンピュータからこれから印刷ジョブを送信して印刷処理を行わせるために、プリンタドライバを起動し各種印刷にかかわる設定等を行っている最中に、或いは、印刷処理のためのプリンタに対する各種指示や設定を主とするアプリケーションプログラム(以後、印刷アプリケーションプログラムと呼ぶ)を実行している最中に、他のユーザーが電源制御ボタン(オフボタン)を押してパワーオフさせてしまうことからは保護できなかった。
近年、プリンタの高機能化にともなってプリンタドライバの設定内容も複雑になってきているため、設定時間がかかるようになってきたために、前述したような、突然のパワーオフによる無駄な待ち時間が発生する頻度が高くなり、さらに、前記突然のパワーオフが発生した場合にユーザーが行わなければならない操作等も多くなり、時間がかかるようになってきた。例えば、前記背景技術で述べた(1)の時に、プリンタAの電源が電源制御ボタンの操作により切られた場合には、その後の(2)〜(5)の手順の操作や動作が行われた後に、プリンタが応答しない趣旨等のエラーメッセージがコンピュータAに表示され(コンピュータはプリンタからの応答をしばらくの間待つためにかなりの時間がかかる。)、ユーザーAはプリンタAの設置場所へ行き、プリンタAの電源を再投入し、プリンタが立ち上がる(初期化処理完了)まで待ち、コンピュータAがステータスモニタ等の情報を得てプリンタAが使用可能状態であることが確認された後に、ユーザーAは再度、前記手順の(2)(または(3))〜(5)の操作や動作が行われる時間、操作したり待たされたりした後に、やっと、印刷処理が行われることになる。場合によっては、30分程度以上の時間を要することも有り非常に効率が悪く、また、ユーザーAの精神的な疲労も激しい。
また、近年プリンタの高機能化にともなって、印刷アプリケーションプログラムも多くなったり、機能が高くなったりしてる。例えば、複数のアプリケーションプログラムで作成されたデータを任意の順番で並べ替えて1つの印刷ジョブにまとめて送信し、一度に連続して印刷できるようにしたり、複数のアプリケーションプログラムで作成されたデータを1枚の用紙の任意の場所にレイアウトして印刷できるようにするようなもの等の印刷ジョブを送信するまでの間にある程度の処理時間がかかるようなものが増えてきた。そのために、やはり、前述したような、突然のパワーオフによる無駄な待ち時間が発生する頻度が高くなってきた。
或いは、そのような無駄な待ち時間が発生してしまうことを避けるために、全てのプリンタの電源を切らないで常時パワーオン状態にしておくようになり、システムの電力消費が大きくなってしまうことが多い。
前記課題を解決するために、
請求項1に記載の発明は、コンピュータが周辺装置を使用する場合に、前記コンピュータ上で前記周辺装置用のデバイスドライバや前記周辺装置を制御するための特定のアプリケーションプログラム等が実行された時に前記周辺装置へ、前記周辺装置の電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンド等により実行されるパワーオフ機能を予め定められた時間ロックさせるためのパワーオフ一時ロックコマンドを送信する手段を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記コンピュータが送信したパワーオフ一時ロックコマンドを受信する受信手段を有し、前記パワーオフ一時ロックコマンドを受信すると、電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンド等により実行されるパワーオフ機能を予め定められた時間ロックできる、パワーオフ一時ロック機能を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記周辺装置が前記パワーオフ一時ロックコマンドの受信により、パワーオフ機能をロックしている間に、前記電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンド等によるパワーオフ要求がなされて且つ前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間経過前に印刷ジョブが受信された場合にはその印刷ジョブの印刷処理を終了後に自動的に前記周辺装置をパワーオフにし、前記パワーオフ要求がなされて且つ前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間が経過すまでに印刷ジョブが受信されない場合には前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間経過後に自動的に前記周辺装置をパワーオフにすることが可能なことを特徴とする。
請求項4、5,6、7は、請求項1,2,3のコンピュータや周辺装置の制御手段や制御方法に関するものである。
以上説明したように、1つのネットワークに複数のコンピュータや複数の周辺装置が接続されるネットワークシステムにおいて、前記コンピュータが前記周辺装置を使用する場合に、前記コンピュータ上で動作する前記周辺装置用のデバイスドライバや前記周辺装置を制御するための特定のアプリケーションプログラム等が実行された時に前記周辺装置へパワーオフ一時ロックコマンドを送信し、前記パワーオフ一時ロックコマンドを受信した周辺装置が、電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンド等により実行されるパワーオフ機能を予め定められた時間ロックできる、パワーオフ一時ロック機能を有することにより、コンピュータのユーザーがこれから前記周辺装置を使用しようとしている時に、他のユーザーが勝手に前記周辺装置の電源制御ボタンを押して、突然電源が切られてしまうような問題から開放される。特に、前記周辺装置を制御するための特定のアプリケーションプログラムを使用する場合には、前記特定のアプリケーションプログラムの操作時間が長いために、従来は突然電源が切られてしまう確率が高く、全ての操作のやり直しのための時間も多くかかることから、効果が大きい。
(第1の実施例)
本発明の第1の実施例においてもシステム構成は従来の実施例で説明した構成(図5)と同じである。本第一の実施例を説明するにあたり、従来例で説明した内容と比較できるように同様の例を示し説明する。つまり、ユーザーAがコンピュータAのアプリケーションプログラムを使用して作業しているときに、そのアプリケーションプログラム上のデータをプリンタAで印刷する場合を想定する。この場合のコンピュータAとプリンタAのやり取りを詳しく説明するための図を図1に示す。
図1において1は複数のコンピュータや複数のプリンタが接続されるネットワーク(図5の1と同じ)、2は前記ネットワーク1に接続されたコンピュータA(図5の2と同じ)、3は前記ネットワーク1に接続されたプリンタA(図5の6と同じ)である。また、20はコンピュータA上で動作するアプリケーションプログラム(図5の10と同じ)であり、21は20のアプリケーションプログラム等の複数のアプリケーションプログラムで異なるフォーマットで作成されたデータを1つの印刷ジョブに統合して一度の印刷要求で連続印刷させることが可能なような印刷アプリケーションプログラム、22は2のコンピュータA上で動作し、プリンタAで印刷を行う場合にプリンタAの動作を制御するためのプリンタドライバA(図5の12と同じ)、30は3のプリンタAのメイン電源、31はメイン電源スイッチ、32はプリンタAの動作を制御するための制御回路、33はプリンタAの操作パネルであり、プリンタAの電源のON/OFF制御を行うための電源制御ボタン34、プリンタAの各種設定や機能選択等を行うための操作ボタン35、プリンタAに関する各種情報等を表示するための表示器36で構成される。
上記構成において、プリンタAは内蔵する電源30の電力をメイン電源スイッチ31を開閉することによって供給したり遮断したりする。前記メイン電源スイッチ31は、機械的なメカスイッチ等で構成され、例えば、システムが異常状態になっていても、このスイッチを遮断することで強制的にパワーオフできる。また、スイッチを開けたときは全ての電力を完全に遮断するため、プリンタAをパワーオンするためには、まず、このメインスイッチ31を入れておく必要がある。このメインスイッチ31が入っている状態では、少なくとも制御回路32の一部には電力が供給され、操作パネル33上に配置される電源制御ボタンの状態監視を行い、その状態の変化によりトランジスタやFET等で構成される電気回路のスイッチング機構を開閉して、パワーオン/オフを行う等の電源制御に関する制御が行われている(以後、この電源制御にかかわる一部の回路を以後、電源制御回路と呼ぶ)。場合によっては、ネットワーク上からの電源制御に関するリモート制御のためのパケット等を受信可能にするために、ネットワーク機能の一部にも電力が供給されている。
ネットワークプリンタであるプリンタAは、ネットワーク上からのリモート制御を可能な状態にするためや突然の電源遮断による(データ喪失等の)システムの障害等を避けるためにパワーオン/オフ制御をファームウェアで制御できるようになっている。プリンタAの一般的なパワーオン/オフ制御は操作パネル上の電源制御ボタン34の状態や他の装置からのリモート制御コマンド等を前記制御回路32に含まれるCPU等が監視・解析し、I/Oポート等を制御し前記電源制御回路を操作すること(以後、ファームウェア電源制御)により行う。前記電源制御回路等に電力を供給するために、通常時はメイン電源スイッチ31はオンにしたままで使用する。メイン電源スイッチは、このプリンタAを長期間使用しない場合やプリンタAがシステム異常に陥り、電源制御ボタンが効かなくなった場合等にシステムを緊急停止させる場合等にのみ使用する。
以上説明したように、プリンタAの一般的なパワーオン/オフはファームウェア電源制御によって実行される。さらに、前記ファームウェア電源制御はファームウェアで制御されるために、そのファームウェアを追加・変更することで、いろいろな電源制御機能を実現できる。本実施例のプリンタでは、以下のような機能を有する。例えば、システムのファームウェアをバージョンアップするためにF−ROM(フラッシュロム)の内容を書き換えている最中に電源が突然切れると以後書き込み不能となる可能性があるため、ファームウェア書き換え期間中はファームウェア電源制御により電源がオンの状態を維持するように制御されている。この期間中は電源制御ボタンが押されても、その電源制御ボタンが操作された事を無視し、ファームウェア電源制御の指示のほうを優先する。つまり、電源制御ボタンはファームウェア電源制御によって任意の時間ロックすることが可能であるといえる。このように、本実施例のプリンタでは、電源制御ボタンやパワーオフコマンド等の電源制御要因を無視し、現在の電源の状態を維持できるような、電源操作ロック機能を有する。以後、電源をオフにするための操作をロックする機能をパワーオフロック機能と呼ぶ。また、このパワーオフロック機能はファームウェアで制御されるため、ロックさせる時間も任意の時間に制御可能である。さらに、他の装置からネットワークを経由してのコマンド等の指示により前記パワーオフロック機能を実行させることも可能である。
本実施例のプリンタでは、ネットワークを経由してコマンドを送りそのコマンドの指示で、パワー制御ボタンやパワーオフコマンド等の要因によるパワーオフ機能を予め定められた時間の間のみロックさせることが可能なパワーオフ一時ロック機能を有し、前記パワーオフ一時ロック機能を実行させるためのコマンドをパワーオフ一時ロックコマンドと呼ぶことにする。この、パワーオフ一時ロックコマンドをプリンタAが受信した場合の処理(パワーオフ一時ロック処理)を図2のフローチャートに示す。また、印刷ジョブの制御がどのように行われるか(印刷ジョブ制御)を図3のフローチャートに示す。そして、電源制御ボタンや電源オン/オフ制御がどのように制御されるか(電源制御)を図4のフローチェートに示す。これらの、各プログラムや手段は、他のプログラム等と連動して並行して動作する。そして、前記各プログラム等は、それぞれ制御可能なフラグを有していて、その制御されるフラグの状態で他のプログラム等の動作を制御するように使用されている。
本プリンタAは、ネットワーク上のコンピュータから送信されたパワーオフ一時ロックコマンドにより、図2のように動作する。まず、プリンタAがパワーオンされ、コンピュータ等との通信が可能になった時点で、図2に示すようなパワーオフ一時ロック処理プログラムは起動され、コンピュータ等からのパワーオフ一時ロックコマンドが受信されるかどうかの監視を始める(図2の1)。そして、前記パワーオフ一時ロックコマンドが受信されると(図2の1のYes)、パワーオフ一時ロックコマンドによってパワーオフ処理がロックされるべき時間を計時するためのタイマーであるパワーオフ一時ロックタイマーを設定してスタートさせる(図2の2)。そして、パワーオフ一時ロック機能が有効な状態であることを示す、パワーオフ一時ロックフラグを立てる(図2の3)。(以後、各フラグは1で有効、0で無効とする。また、『フラグを立てる』とは、フラグ=1とすること、つまり、有効にすることである。)この、パワーオフ一時ロックフラグが立っている状態はパワーオフ一時ロック機能が有効であるため、前述したように電源制御ボタンやパワーオフコマンド等の電源制御要因で電源がオフにされることを禁止する。そして、前記パワーオフ一時ロックフラグを立てた後は、前記パワーオフ一時ロック処理プログラムの先頭に戻り、再度、パワーオフ一時ロックコマンドが受信されるかどうかの監視をプリンタがパワーオフになるまで継続することになる。(図2の1)。また、前記パワーオフ一時ロックコマンドが受信されない場合は(図2の1のNo)、後述する、印刷ジョブを実行中に有効となるフラグである、印刷ジョブフラグをチェックし、有効である時は(図2の4のYes:つまり、印刷ジョブの印刷処理が行われている間は)何もしないで前記パワーオフ一時ロック処理プログラムの先頭に戻り、監視を継続する。そして、印刷ジョブフラグをチェックした時に、無効であった場合には(図2の4のNo:つまり、印刷ジョブの印刷処理等が行われていない時には)パワーオフ一時ロックタイマーがオーバーフローしているかどうかをチェックし(図2の5)、オーバーフローしていなければ(図2の5のNo)再度、前記パワーオフ一時ロック処理プログラムの先頭に戻り、監視を継続する。また、オーバーフローしていれば(図2の5のYes)パワーオフ一時ロックフラグを倒す(無効にする)(図2の6)。つまり、パワーオフ一時ロック機能を解除することになる。
このように、パワーオフ一時ロック処理プログラムは、プリンタAがパワーオンし初期化処理後にネットワークを経由して他のコンピュータ等と通信することが可能になった時点から、コンピュータ等から送信されるパワーオフ一時ロックコマンドが受信されるかどうかの監視を行い、前記コマンドが受信されるとパワーオフ一時ロックフラグを予め定められた時間の間および印刷処理を行っている間のみ有効とする。そして、このパワーオフ一時ロックフラグで、後述する電源制御手段の制御フローを操作し、結果的に電源制御ボタン等のロック機能を実現する。
本プリンタAの印刷ジョブ制御は図3に示すように行わる。従来は図6に示すように、プリンタAがパワーオンされコンピュータ等との通信が可能になった時点で起動され、前記コンピュータ等からの印刷ジョブが受信されるかどうかの監視を始める(図6の1)。そして、前記印刷ジョブが受信されると(図6の1のYes)、前記印刷ジョブで指示される印刷データや印刷条件に基づき印刷処理を行う(図6の3)。そして、前記印刷処理が終了すると、プログラムの先頭に戻り、前記説明した処理を、プリンタAがパワーオフになるまで繰り返す。本実施例の印刷ジョブ制御プログラムは、前記従来例の印刷ジョブ制御プログラムの印刷処理ルーチン(図6の3=図3の3)の前後に、印刷ジョブフラグを立てる処理(図3の2)と印刷ジョブフラグを倒す処理(図3の4)とを追加したものである。図3の1,3は図6の同番号の処理と同じである。そして、前述したように印刷処理が始まる前に印刷ジョブフラグを立て(図3の2)、印刷処理が終了した後に印刷ジョブフラグを倒す(図3の4)ようにする。このように制御することによって、印刷ジョブフラグが立っているときには印刷処理が行われていることを示し、印刷ジョブフラグが倒れている時には印刷処理を行っていないことを示すことができる。この印刷ジョブフラグは前記パワーオフ一時ロック処理に影響を与え、印刷中は前記パワーオフ一時ロックが解除されないようにしている。
本プリンタAの電源制御ボタンの制御は図4に示すように行われ、プリンタAの電源がオンの状態であることを示す電源オンフラグや電源制御ボタンが押されたことを示す電源制御ボタン押しフラグ等を制御し、それらの状態によりIOポート等を制御し電源制御回路を操作し、プリンタAの電源のオン/オフ制御を管理する。プリンタAのメイン電源スイッチが投入された時点で図4に示すような電源制御が開始される。つまり、本制御手段は、プリンタAの主回路とは別の電源系の電源で動作し、プリンタAの電源のオン/オフに関わらず、メイン電源スイッチが入っている限り動作し続ける。また、本制御手段はサブCPU等のプログラム制御により実現されてもよいし、ASIC等のハードウェア回路のみで実現されてもよい。そして、前記パワーオフ一時ロック処理プログラムや印刷ジョブ制御プログラムが実行されているメインCPUと通信可能であり、前記各種フラグを互いに参照することが可能である。以上説明したように動作している電源制御手段(図4)において、電源制御が開始されると、まず、電源制御ボタンが押されたかどうかを監視する(図4の1)。メイン電源スイッチが投入された直後は、プリンタAの電源はオフの状態であるために、いずれかのユーザーがプリンタAをオンにしようとして電源制御ボタンを押すことになる。この電源制御ボタンが押されたことを検出した場合には(図4の1のYes)、電源制御ボタン押しフラグ(初期値は0)を立てる(図4の2)。その後は本制御手段の先頭に戻り、再度、電源制御ボタンが押されたかどうかの監視を続ける(図4の1)。このときには、電源制御ボタンは押されていないので(図4の1のNo)、電源制御ボタン押しフラグをチェックし、過去に電源制御ボタンが押されたかどうかを見る(図4の3)。先程、ボタンが押され、電源制御ボタン押しフラグを立てているため(図4の3のYes)、次にパワーオフ一時ロックフラグ(初期値は0)をチェックする。まだ、プリンタAは動作していないために、このパワーオフ一時ロックフラグは倒れている(図4の4のNo)。よって、電源をオンにするための処理を行うことになる。この電源制御ボタンは押しボタンスイッチであり、押すたびにパワーオンとパワーオフを繰り返すように動作する。そのために、スイッチの状態からは現在のプリンタの状態がオンなのかオフなのかは判別できない。そのために、現在のプリンタの状態がオンなのかオフなのかを示すためのフラグである、電源オンフラグ(初期値は0)をチェックする。当然ながら、メイン電源スイッチが投入された直後は倒れている(0である)ため(図4の5のNo)、電源制御回路に接続されているI/Oポートを操作し、電源をオンにする処理を行うことになる。その後、電源がオンになったら電源オンフラグを立てておく(図4の7)。次に、今回の電源ボタンが操作されたことによる動作が完了したことになるので、電源制御ボタン押しフラグも倒しておく(図4の8)。そして、本制御手段の先頭に戻り、再度、電源制御ボタンが押されたかどうかの監視を続ける(図4の1)。
その後、他のユーザー等がプリンタAの電源を切ろうとして、電源制御ボタンを押した場合には(図4の1のYes)、電源制御ボタン押しフラグを立てる(図4の2)。その後は本制御手段の先頭に戻り、再度、電源制御ボタンが押されたかどうかの監視を続ける(図4の1)。そして、電源制御ボタンが押されていない場合には(図4の1のNo)、電源制御ボタン押しフラグをチェックし、過去に電源制御ボタンが押されたかどうかを見る(図4の3)。過去に電源制御ボタンが押されていない場合も(図4の3のNo)、本制御手段の先頭に戻り、再度、電源制御ボタンが押されたかどうかの監視を続ける(図4の1)。過去に電源制御ボタンが押されていた場合には(図4の3のYes)、パワーオフ一時ロックフラグをチェックする(図4の4)。このチェックでパワーオフ一時ロックフラグが立っている(有効な)場合には(図4の4Yes)、パワーオフをロックしなければならないために、そのまま、本制御手段の先頭に戻り、再度、電源制御ボタンが押されたかどうかの監視を続ける(図4の1)。このチェックでパワーオフ一時ロックフラグが倒れている(無効な)場合には(図4の4のNo)、電源制御ボタンが(オフにさせるために)押され、パワーオフ一をロックする必要もないために、電源オフ処理を行う。そこで、電源オンフラグを見て現在の状態がオンなのかオフなのかをチェックする(図4の5)。現在はオンのであるため(図4の5Yes)、電源制御回路に接続されているI/Oポートを操作し電源をオフにする処理を行う。その後、電源がオフになったら、電源オンフラグを倒しておく(図4の6)。これで、今回の電源ボタンが操作されたことによる電源制御動作が完了したことになるので、電源制御ボタン押しフラグも倒しておく(図4の8)。そして、本制御手段の先頭に戻り、再度、電源制御ボタンが押されたかどうかの監視を続ける(図4の1)。以後、メイン電源スイッチが切られるまで前述のような動作を繰り返すことになる。
以上の説明のようにプリンタAが動作し、プリンタAがパワーオン状態で使用可能状態にあるとき、コンピュータAのユーザーAはアプリケーションプログラム20でデータを作成しているとする。前記作成中のデータが完成したので、そのデータを印刷することにする。(印刷アプリケーションを使用しない場合)ユーザーAはアプリケーションプログラム20のメニュー選択等で印刷機能を実行させる。前記印刷機能は、ユーザーAにネットワーク上のどのプリンタで印刷を行わせるかを選択させるためにプリンタ選択画面にプリンタリストを表示する。ユーザーAは前記リストの中から前記データの印刷を行わせたいプリンタ(この場合プリンタA)を選択する。すると、コンピュータA上のプリンタA用のプリンタドライバ22が実行される。このとき、前記プリンタドライバはプリンタAに対しパワーオフ機能を予め定められた時間ロックさせるためのパワーオフ一時ロックコマンドを送信する。プリンタAはこのコマンドを受信すると、パワーオフ一時ロックフラグが立ち、電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンド等により実行されるパワーオフ機能を予め定められた時間ロックするように動作する。この予め定められた時間の間は他のユーザー等が前記電源制御ボタンを押してもプリンタAの電源は切れることは無い。このとき、前記電源制御ボタンを押した他のユーザーは、電源ボタンを押したのに何故パワーオフしないのかと疑問に思い混乱する可能性がる。そのような場合の対策として、前記プリンタAは、この時に、アラームを鳴らすとともに、操作パネル上の表示器(図1の36)に、前記コンピュータAからのパワーオフ一時ロックコマンドを実行中である趣旨のメッセージ等を表示する。
ユーザーAは、前記予め定められた時間の間にプリンタドライバの設定を完了し、前記アプリケーションのデータを印刷するための印刷ジョブを送信することにより、他のユーザーが勝手に電源制御ボタンを押して、突然プリンタAの電源が切られてしまうような問題から開放される。
上記のように、ユーザーAが前記予め定められた時間以内に印刷ジョブを送信し、また、その間に他のユーザーが電源制御ボタンを押した場合には、前記印刷ジョブの印刷処理が完了した時点で、(図2の4のNo、図2の5のYes、図2の6、図4の4のNo、図4の5のYes、図4の6となり)プリンタAの電源が自動的に切れる。
また、前記予め定められた時間の間に前記印刷ジョブが送信できず、また、その間に他のユーザーが電源制御ボタンを押した場合には、パワーオフ一時ロックタイマーがオーバーフローしてしまいその時点で(図2の5のYes、図2の6、図4の4のNo、図4の5のYes、図4の6となり)、プリンタAの電源が自動的に切れる。
コンピュータAのユーザーAがアプリケーションプログラム20でデータを作成し、そのデータを印刷アプリケーションプログラム(アプリケーションプログラムの一種であるが、特に印刷に関する画像の設定やプリンタの設定等を行う特定のアプリケーションプログラム)を使用した後に印刷する場合には、例えば、他の複数のアプリケーションプログラムで作成しておいた別フォーマットのデータと統合し所望の配列にするために、印刷アプリケーションプログラムを起動させる。このとき、このアプリケーションプログラムが印刷を行う予定のプリンタ(ここでは、プリンタA)に対し、パワーオフ一時ロックコマンドを送信する。この後は、前述のプリンタドライバがパワーオフ一時ロックコマンドを送信した後の動作と同じである。ただ、印刷アプリケーションプログラムが送信した場合のパワーオフ一時ロックコマンドによるパワーオフのロック時間は、(一般的に印刷アプリケーションプログラムの操作はある程度の時間がかかり、さらに、その後にプリンタドラバが実行されるため)、前述のプリンタドライバが送信したパワーオフ一時ロックコマンドによるパワーオフのロック時間に比べて、長い時間が設定される。
以上説明したように、1つのネットワークに複数のコンピュータや複数の周辺装置が接続されるネットワークシステムにおいて、前記コンピュータが前記周辺装置を使用する場合に、前記コンピュータ上で動作する前記周辺装置用のデバイスドライバや前記周辺装置を制御するための特定のアプリケーションプログラム等が実行された時に前記周辺装置へパワーオフ一時ロックコマンドを送信し、前記パワーオフ一時ロックコマンドを受信した周辺装置が、電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンド等により実行されるパワーオフ機能を予め定められた時間ロックできる、パワーオフ一時ロック機能を有することにより、コンピュータのユーザーがこれから前記周辺装置を使用しようとしている時に、他のユーザーが勝手に前記周辺装置の電源制御ボタンを押して、突然電源が切られてしまうような問題から開放される。特に、前記周辺装置を制御するための特定のアプリケーションプログラムを使用する場合には、前記特定のアプリケーションプログラムの操作時間が長いために、従来は突然電源が切られてしまう確率が高く、全ての操作のやり直しのための時間も多くかかることから、効果が大きい。
(第2の実施例)
図7は本発明の第2の実施例の構成を示し、同図において、図1と同じ番号を付したものは図1で説明したものと同じである。4は他のコンピュータD(図5の5と同じ)である。つまり、図1の構成に、他のコンピュータDが加わった構成である。また、図8は電源制御手段の機能を前記第1の実施例(図4)から拡張するために追加したプログラムのフロ−チャートである。図8に示す制御を電源制御2とし、前述の図4に示す制御と並行して動作させることにより、電源制御としての機能を拡張するものである。
上記構成において、図8に示す電源制御2は、プリンタAがパワーオンされコンピュータ等との通信が可能になった時点で起動され、コンピュータ等からのパワーオフコマンドが受信されたかどうかの監視を始める(図8の1)。そして、前記パワーオフコマンドが受信されると(図8の1のYes)、過去にパワーオフコマンドが受信されたことを示すパワーオフコマンドフラグ(初期値は0)を立てる。(図8の2)。その後は本制御手段の先頭に戻り、再度、パワーオフコマンドが受信されたかどうかの監視を続ける(図8の1)。通常はパワーオフコマンドは受信されていないので(図8の1のNo)、過去にパワーオフコマンドが受信されたかどうかを確認するためにパワーオフコマンドフラグをチェックする(図8の3)。パワーオフコマンドフラグが立っていなければ(図8の3のNo)、今までにパワーオフコマンドが受信されていないので、本制御手段の先頭に戻り、再度、パワーオフコマンドが受信されたかどうかの監視を続ける(図8の1)。前記パワーオフコマンドフラグが立っていれば(図8の3のYes)、パワーオフコマンドが受信されているので、次にパワーオフ一時ロックフラグをチェックする(図8の4)。このチェックでパワーオフ一時ロックフラグが立っている(有効な)場合には(図8の4Yes)、パワーオフをロックしなければならないために、そのまま、本制御手段の先頭に戻り、再度、パワーオフコマンドが受信されたかどうかの監視を続ける(図8の1)。このチェックでパワーオフ一時ロックフラグが倒れている(無効な)場合には(図8の4のNo)、パワーオフコマンドが受信され、パワーオフをロックする必要もないために、パワーオフ処理を行う。図4に示す電源制御の時と同様に電源制御回路に接続されているI/Oポートを操作し電源をオフにする処理を行う。その後、電源がOFFになったら、電源オンフラグを倒しておく(図8の5)。これで、今回受信されたパワーオフコマンドによる電源制御動作が完了したことになるので、パワーオフコマンドフラグも倒しておく(図8の6)。そして、本制御手段の先頭に戻り、再度、パワーオフコマンドが受信されたかどうかの監視を続ける(図8の1)。以後、プリンタAの電源が切られるまで前述のような動作を繰り返すことになる。
以上の説明のようにプリンタAが動作し、プリンタAがパワーオン状態で使用可能状態にあるとき、コンピュータAのユーザーAはアプリケーションプログラム20でデータを作成しているとする。前記作成中のデータが完成したので、そのデータを印刷することにする。(印刷アプリケーションを使用しない場合)ユーザーAはアプリケーションプログラム20のメニュー選択等で印刷機能を実行させる。前記印刷機能は、ユーザーAにネットワーク上のどのプリンタで印刷を行わせるかを選択させるためにプリンタ選択画面にプリンタリストを表示する。ユーザーAは前記リストの中から前記データの印刷を行わせたいプリンタ(この場合プリンタA)を選択する。すると、コンピュータA上のプリンタA用のプリンタドライバ22が実行される。このとき、前記プリンタドライバはプリンタAに対しパワーオフ機能を予め定められた時間ロックさせるためのパワーオフ一時ロックコマンドを送信する。プリンタAはこのコマンドを受信すると、パワーオフ一時ロックフラグが立ち、電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンド等により実行されるパワーオフ機能を予め定められた時間ロックするように動作する。この予め定められた時間の間は、他のコンピュータ(本実施例ではコンピュータD)からリモート制御のためのパワーオフコマンドが送信されてもプリンタAの電源は切れることは無い。このとき、前記コンピュータDのユーザーDは、パワーオフコマンドを送信したのに何故パワーオフしないのかと疑問に思い混乱する可能性がる。そのような場合の対策として、前記プリンタAは、この時に、前記コンピュータDからのパワーオフコマンドに対する応答として、プリンタAのパワーオフがロックされている状態であることを示すパワーオフロック状態ステータスを返送し、前記コンピュータDのアラームを鳴らすとともに、表示器に、前記コンピュータAからのパワーオフ一時ロックコマンドを実行中である趣旨のメッセージ等を表示する。
ユーザーAは、前記予め定められた時間の間にプリンタドライバの設定を完了し、前記アプリケーションのデータを印刷するための印刷ジョブを送信することにより、他のユーザーが勝手にパワーオフコマンドを送信して、突然プリンタAの電源が切られてしまうような問題から開放される。
上記のように、ユーザーAが前記予め定められた時間以内に印刷ジョブを送信し、また、その間に他のユーザーがパワーオフコマンドを送信した場合には、前記印刷ジョブの印刷処理が完了した時点で、(図2の4のNo、図2の5のYes、図2の6、図8の4のNo、図8の5となり)プリンタAの電源が自動的に切れる。
また、前記予め定められた時間の間に前記印刷ジョブが送信できず、また、その間に他のユーザーがパワーオフコマンドを送信した場合には、パワーオフ一時ロックタイマーがオーバーフローしてしまいその時点で(図2の5のYes、図2の6、図8の4のNo、図8の5となり)、プリンタAの電源が自動的に切れる。
コンピュータAのユーザーAがアプリケーションプログラム20でデータを作成し、そのデータを印刷アプリケーションプログラムを使用した後に印刷する場合には、印刷アプリケーションプログラムを起動させる。このとき、このアプリケーションプログラムが印刷を行う予定のプリンタ(ここでは、プリンタA)に対し、パワーオフ一時ロックコマンドを送信する。この後は、前述のプリンタドライバがパワーオフ一時ロックコマンドを送信した後の動作と同じである。ただ、印刷アプリケーションプログラムが送信した場合のパワーオフ一時ロックコマンドによるパワーオフのロック時間は、前述の印刷ドライバが送信したパワーオフ一時ロックコマンドによるパワーオフのロック時間に比べて、長い時間が設定される。
以上説明したように、1つのネットワークに複数のコンピュータや複数の周辺装置が接続されるネットワークシステムにおいて、前記コンピュータが前記周辺装置を使用する場合に、前記コンピュータ上で動作する前記周辺装置用のデバイスドライバや前記周辺装置を制御するための特定のアプリケーションプログラム等が実行された時に前記周辺装置へパワーオフ一時ロックコマンドを送信し、前記パワーオフ一時ロックコマンドを受信した周辺装置が、電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンド等により実行されるパワーオフ機能を予め定められた時間ロックできる、パワーオフ一時ロック機能を有することにより、コンピュータのユーザーがこれから前記周辺装置を使用しようとしている時に、他のユーザーが勝手にパワーオフコマンドを前記周辺装置に送信して、突然電源が切られてしまうような問題から開放される。特に、前記周辺装置を制御するための特定のアプリケーションプログラムを使用する場合には、前記特定のアプリケーションプログラムの操作時間が長いために、従来は突然電源が切られてしまう確率が高く、全ての操作のやり直しのための時間も多くかかることから、効果が大きい。
(第3の実施例)
前記第1および第2の実施例においては、コンピュータ上で動作する周辺装置用のデバイスドライバや前記周辺装置を制御するための特定のアプリケーションプログラム等が実行された時に前記周辺装置へパワーオフ一時ロックコマンドを送信し、予め定められた時間の間、前記周辺装置のパワーオフ機能をロックするものであった。しかしながら、コンピュータのユーザーが前記デバイスドライバや特定のアプリケーションプログラムの設定や操作に手間取り、思っていたよりも時間がかかってしまうようなことも多い。そのような場合には、前記パワーオフ一時ロックコマンドを送信してからの時間が長いために、その間に他のユーザーが電源制御ボタンを押したり、リモート制御のパワーオフコマンドを送信する可能性が高いが、予め定められた時間の間に印刷ジョブが送れない為に、パワーオフ一時ロックタイマーがオーバーフローしてしまい、その結果前記周辺装置の電源が切られてしまう可能性が高かった。
本実施例では、そのような問題点を解決するために、前記パワーオフ一時ロックタイマーがオーバーフローする少し前に、前記パワーオフ一時ロックコマンドを送信してきたコンピュータに対し、パワーオフ一時ロック機能のロック動作がもうすぐ終了することを知らせ、前記コンピュータのユーザーに前記パワーオフ一時ロックコマンドを再度送信する手段を提供できることを特徴とする。
前記第1および第2の実施例のコンピュータAとプリンタAで、以上の機能を実現するために、プリンタAはパワーオフ一時ロックタイマーがオーバーフローする少し前の時期を示すためのタイマー警告値を設定し、前記パワーオフ一時ロックタイマーの値がその警告値を超えたかどうかが認識可能とする。また、前記パワーオフ一時ロックタイマーの値がその警告値を超えたこと(つまり、もうすぐ、パワーオフ一時ロック機能のロック動作が終了すること)を知らせるための通知(パワーオフ一時ロック終了警告通知)を前記コンピュータに送信する手段および前記パワーオフ一時ロック終了警告通知を送信したことを示すためのフラグである、警告送信フラグを有している。
コンピュータAは、前記プリンタA用のデバイスドライバにプリンタAからの前記パワーオフ一時ロック終了警告通知を受信する手段と、受信した場合にアラームを鳴らし、表示器に前記パワーオフ一時ロック終了警告通知が受信されたことを示す表示を行い、ユーザーAに再度パワーオフ一時ロックコマンドを送信するかしないかを選択する選択手段と、前記パワーオフ一時ロックコマンドを送信することを選択した場合には、パワーオフ一時ロックコマンドを送信することが可能な手段を有する。
プリンタAはパワーオン状態の時に、図9に示すようなパワーオフ一時ロック終了警告プログラムが実行される。まず、前記警告送信フラグは、パワーオフ一時ロック処理プログラムのパワーオフ一時ロックタイマーの設定時(図2の2)にクリア(警告送信フラグ=0)される。パワーオフ一時ロック終了警告プログラムが実行されると、まず、警告送信フラグをチェックする。前述したように、パワーオフ一時ロックタイマーの設定時にクリアされているため最初は0(無効)であるため(図9の1のNo)、次に、パワーオフ一時ロックタイマーが警告値を超えたかどうかをチェックする。最初は越えていないので(図9の2のNo)、本プログラムの先頭に戻り、再度警告送信フラグのチェックに戻る(図9の1)。この時点でもまだ警告送信フラグは立っていないので(図9の1のNo)、再度パワーオフ一時ロックタイマーが警告値を超えたかどうかをチェックする(図9の2のNo)。このようなプログラムループが動作していると、パワーオフ一時ロックタイマーがオーバーフローする少し前に、前記タイマーの値が警告値を超えることになる(図9の2のYes)。警告値を超えたら、パワーオフ一時ロック終了警告通知をコンピュータAに送信する(図9の3)。その後、パワーオフ一時ロック終了警告通知を送信したことを示すために警告送信フラグを立てる(警告送信フラグ=1)(図9の4)。このあと、本プログラムの先頭に戻り、再度警告フラグのチェックに戻る(図9の1)が、先程、警告送信フラグが立てられているので(図9の1のYes)、以降はずっとそのまま本プログラムの先頭に戻る。この状態は、次にコンピュータからパワーオフ一時ロックコマンドが送信されてきて警告送信フラグがクリアされる(図2の2)まで続く。
以上の説明のようにプリンタAが動作し、プリンタAがパワーオン状態で使用可能状態にあるとき、コンピュータAのユーザーAはアプリケーションプログラム20でデータを作成しているとする。前記作成中のデータが完成したので、そのデータを印刷することにする。(印刷アプリケーションを使用しない場合)ユーザーAはアプリケーションプログラム20のメニュー選択等で印刷機能を実行させる。前記印刷機能は、ユーザーAにネットワーク上のどのプリンタで印刷を行わせるかを選択させるためにプリンタ選択画面にプリンタリストを表示する。ユーザーAは前記リストの中から前記データの印刷を行わせたいプリンタ(この場合プリンタA)を選択する。すると、コンピュータA上のプリンタA用のプリンタドライバ22が実行される。このとき、前記プリンタドライバはプリンタAに対しパワーオフ機能を予め定められた時間ロックさせるためのパワーオフ一時ロックコマンドを送信する。プリンタAはこのコマンドを受信すると、パワーオフ一時ロックフラグが立ち、電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンド等により実行されるパワーオフ機能を予め定められた時間ロックするように動作する。この予め定められた時間の間は、他のユーザー等が前記電源制御ボタンを押したり、他のコンピュータ(本実施例ではコンピュータD)からリモート制御のためのパワーオフコマンドが送信されてもプリンタAの電源は切れることは無い。
このとき、前記コンピュータAのユーザーAが、前記デバイスドライバや特定のアプリケーションプログラムの設定や操作に手間取り、思っていたよりも時間がかかってしまい、前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間の間に印刷ジョブが送れない状況が発生したとする。
プリンタAは、前記パワーオフ一時ロックコマンドが受信されると、パワーオフ一時ロックタイマーを設定し計時を開始する(図2の2)。そして、前記パワーオフ一時ロックタイマーがオーバーフローする少し前に(タイマーのカウント値が予め設定された警告値を超えた時)(図9の2のYes)、コンピュータAに対しパワーオフ一時ロック終了警告通知を送信する(図9の3)。コンピュータAのプリンタドライバ(図1の22、図7の22)は前記プリンタAから送信されたパワーオフ一時ロック終了警告通知を受信すると、アラームを鳴らし、表示器に前記パワーオフ一時ロック終了警告通知が受信されたことを示す表示を行なう。ユーザーAはこの表示を見て、パワーオフ一時ロック機能のロック機能がまもなく終了しようとしていることを知ることができる。ユーザーAはすぐに印刷ジョブを送信できる状態にあれば至急送信することで、この印刷ジョブの印刷処理が終了するまではプリンタAの電源が切られることを防ぐことができる。また、すぐに印刷ジョブを送信できる状態になければ、前期プリンタドライバが表示器に再度パワーオフ一時ロックコマンドを送信するかしないかを選択させる表示を行うので、ユーザーAは『再度パワーオフ一時ロックコマンドを送信する』を選択する。プリンタAは前記再度送信されたパワーオフ一時ロックコマンドを受信すると、その時点でパワーオフ一時ロックタイマーを設定し再スタートさせる(図2の2)ため、さらに、予め定められた時間の間、パワーオフ一時ロック機能のロック動作時間を延長することができる。この間に、ユーザーAが前記デバイスドライバや特定のアプリケーションプログラムの設定や操作を完了すれば、印刷ジョブを送信することにより、前記印刷ジョブの印刷処理終了までは電源が切られることなく動作し、前記印刷処理が終了した時点で自動的に電源が切れる。ユーザーAがまだ前記デバイスドライバや特定のアプリケーションプログラムの設定や操作を完了できなければ、再度、プリンタAからパワーオフ一時ロック終了警告通知が届き、前述した動作が繰り返されることになり、ユーザーAが前記デバイスドライバや特定のアプリケーションプログラムの設定や操作を完了するまで、プリンタAの電源が切られないようにすることができる。
以上説明したように、パワーオフ一時ロックコマンドを受信した周辺装置において、前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間が経過する少し前に、前期パワーオフ一時ロックコマンドを送信してきたコンピュータに対し、前記パワーオフ一時ロックコマンドにより実行されているパワーオフ一時ロック機能のロック動作が終了直前であることを知らせるためのパワーオフ一時ロック終了警告通知を送信し、前記コンピュータは前記パワーオフ一時ロック終了警告通知を受信した場合に、前期コンピュータのユーザーに前記パワーオフ一時ロックコマンドを再度送信する手段を提供できるようにすることにより、前記ユーザーがデバイスドライバや特定のアプリケーションプログラムの設定や操作を完全に完了するまで、プリンタAの電源が切られないようにすることができる。
本発明の第1の実施例のシステム構成のブロック図 パワーオフ一時ロック処理プログラムのフローチャート 本発明の実施例の印刷ジョブ制御のフローチャート 本発明の第1の実施例の電源制御のフローチャート 1つのネットワークに複数のコンピュータと複数のプリンタが接続されている場合のシステム構成例のブロック図 従来の実施例の印刷ジョブ制御のフローチャート 本発明の第2の実施例のシステム構成のブロック図 本発明の第2の実施例の電源制御のフローチャート 本発明のパワーオフ一時ロック終了警告プログラムのフローチャート
符号の説明
1 ネットワーク
2 コンピュータA
3 プリンタA
4 コンピュータD
20 アプリケーションプログラム
21 印刷アプリケーションプログラム
22 プリンタドライバ
30 電源
31 メイン電源スイッチ
32 制御回路
33 操作パネル
34 電源制御ボタン
35 操作ボタン
36 表示器
1 ネットワーク
2 コンピュータA
3 コンピュータB
4 コンピュータC
5 コンピュータD
6 プリンタA
7 プリンタB
10 アプリケーションプログラム
11 ステータスモニタA
12 プリンタドライバA
13 プリンタドライバB
14 ステータスモニタB
20 システムコントローラ
21 ネットワーク機能
22 エンジンコントローラ
23 エンジン

Claims (11)

1つのネットワークに複数のコンピュータや複数の周辺装置が接続されるネットワークシステムにおいて、前記コンピュータが前記周辺装置を使用する場合に、前記コンピュータ上で動作する前記周辺装置用のデバイスドライバや前記周辺装置を制御するための特定のアプリケーションプログラムが実行された時に前記周辺装置へ、前記周辺装置の電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンドにより実行されるパワーオフ機能を予め定められた時間ロックさせるためのパワーオフ一時ロックコマンドを送信する手段を有することを特徴とするコンピュータおよびコンピュータ制御手段およびデバイスドライバ。
1つのネットワークに複数のコンピュータや複数の周辺装置が接続されるネットワークシステムにおいて、前記請求項1のコンピュータが送信したパワーオフ一時ロックコマンドを受信する受信手段を有し、前記パワーオフ一時ロックコマンドを受信すると、電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンドにより実行されるパワーオフ機能を予め定められた時間ロックできる、パワーオフ一時ロック機能を有することを特徴とする周辺装置。
前記請求項2記載の周辺装置において、前記パワーオフ一時ロックコマンドの受信により、電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンドにより実行されるパワーオフ機能をロックしている間に、前記電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンドによるパワーオフ要求がなされて且つ前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間経過前に印刷ジョブが受信された場合にはその印刷ジョブの印刷処理を終了後に自動的に前記周辺装置をパワーオフにし、前記パワーオフ要求がなされて且つ前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間が経過すまでに印刷ジョブが受信されない場合には前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間経過後に自動的に前記周辺装置をパワーオフにすることが可能なことを特徴とする周辺装置。
前記請求項2および3記載の周辺装置において、前記パワーオフ一時ロックコマンドの受信により、電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンドにより実行されるパワーオフ機能をロックしている間に、電源制御ボタン操作によるパワーオフ要求を認識した場合に、前記周辺装置の表示機に前記コンピュータからのパワーオフ一時ロックコマンドを実行中である趣旨を表示することが可能であることを特徴とする周辺装置。
前記請求項2および3記載の周辺装置において、前記パワーオフ一時ロックコマンドの受信により、電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンドにより実行されるパワーオフ機能をロックしている間に、他のコンピュータからのパワーオフコマンドによるパワーオフ要求を認識した場合に、前記周辺装置は前記他のコンピュータにコマンドを送信して指示することにより、前記他のコンピュータの表示機に前記コンピュータからのパワーオフ一時ロックコマンドを実行中である趣旨を表示させることが可能であることを特徴とする周辺装置。
1つのネットワークに複数のコンピュータや複数の周辺装置が接続されるネットワークシステムにおいて、前記請求項1記載のコンピュータが前記パワーオフ一時ロックコマンドを送信し、前記請求項2,3,4,5記載の周辺装置が前記パワーオフ一時ロックコマンドを受信し、パワーオフ機能をロックしている間に、前記電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンドによるパワーオフ要求がなされて且つ前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間経過前に印刷ジョブが受信された場合にはその印刷ジョブの印刷処理を終了後に自動的に前記周辺装置をパワーオフにし、前記パワーオフ要求がなされて且つ前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間が経過すまでに印刷ジョブが受信されない場合には前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間経過後に自動的に前記周辺装置をパワーオフにすることを特徴とするネットワークシステム。
1つのネットワークに複数のコンピュータや複数の周辺装置が接続されるネットワークシステムにおいて、前記請求項1記載のコンピュータが前記パワーオフ一時ロックコマンドを送信し、前記請求項2,3,4,5記載の周辺装置が前記パワーオフ一時ロックコマンドを受信し、パワーオフ機能をロックしている間に、前記電源制御ボタン操作や他のコンピュータからのパワーオフコマンドによるパワーオフ要求がなされて且つ前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間経過前に印刷ジョブが受信された場合にはその印刷ジョブの印刷処理を終了後に自動的に前記周辺装置をパワーオフにし、前記パワーオフ要求がなされて且つ前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間が経過すまでに印刷ジョブが受信されない場合には前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間経過後に自動的に前記周辺装置をパワーオフにすることを特徴とするネットワークシステム制御手段。
前記請求項2〜5の周辺装置において、パワーオフ一時ロックコマンドを受信した周辺装置が、前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間が経過する少し前に、前期パワーオフ一時ロックコマンドを送信してきたコンピュータに対し、前記パワーオフ一時ロックコマンドにより実行されているパワーオフ一時ロック機能のロック動作が終了直前であることを知らせるためのパワーオフ一時ロック終了警告通知を送信し、前記コンピュータは前記パワーオフ一時ロック終了警告通知を受信した場合に、前期コンピュータのユーザーに前記パワーオフ一時ロックコマンドを再度送信する手段を提供できることを特徴とする周辺装置。
前記請求項2〜5の周辺装置において、パワーオフ一時ロックコマンドを受信した周辺装置が、前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間が経過する少し前に、前期パワーオフ一時ロックコマンドを送信してきたコンピュータに対し、前記パワーオフ一時ロックコマンドにより実行されているパワーオフ一時ロック機能のロック動作が終了直前であることを知らせるためのパワーオフ一時ロック終了警告通知を送信し、前記コンピュータは前記パワーオフ一時ロック終了警告通知を受信した場合に、前期コンピュータのユーザーに前記パワーオフ一時ロックコマンドを再度送信する手段を提供できることを特徴とするコンピュータ。
前記請求項2〜5の周辺装置において、パワーオフ一時ロックコマンドを受信した周辺装置が、前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間が経過する少し前に、前期パワーオフ一時ロックコマンドを送信してきたコンピュータに対し、前記パワーオフ一時ロックコマンドにより実行されているパワーオフ一時ロック機能のロック動作が終了直前であることを知らせるためのパワーオフ一時ロック終了警告通知を送信し、前記コンピュータは前記パワーオフ一時ロック終了警告通知を受信した場合に、前期コンピュータのユーザーに前記パワーオフ一時ロックコマンドを再度送信する手段を提供できることを特徴とするコンピュータ制御手段。
前記請求項2〜5の周辺装置において、パワーオフ一時ロックコマンドを受信した周辺装置が、前記パワーオフ一時ロックコマンドによって規定される予め定められた時間が経過する少し前に、前期パワーオフ一時ロックコマンドを送信してきたコンピュータに対し、前記パワーオフ一時ロックコマンドにより実行されているパワーオフ一時ロック機能のロック動作が終了直前であることを知らせるためのパワーオフ一時ロック終了警告通知を送信し、前記コンピュータは前記パワーオフ一時ロック終了警告通知を受信した場合に、前期コンピュータのユーザーに前記パワーオフ一時ロックコマンドを再度送信する手段を提供できることを特徴とするデバイスドライバ。
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