JP2009024848A - スラスト針状ころ軸受用の保持器及びその製造方法 - Google Patents

スラスト針状ころ軸受用の保持器及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009024848A
JP2009024848A JP2007191210A JP2007191210A JP2009024848A JP 2009024848 A JP2009024848 A JP 2009024848A JP 2007191210 A JP2007191210 A JP 2007191210A JP 2007191210 A JP2007191210 A JP 2007191210A JP 2009024848 A JP2009024848 A JP 2009024848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter side
outer diameter
locking portion
side locking
pocket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007191210A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5126579B2 (ja
Inventor
Kazuyuki Kotani
一之 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2007191210A priority Critical patent/JP5126579B2/ja
Publication of JP2009024848A publication Critical patent/JP2009024848A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5126579B2 publication Critical patent/JP5126579B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/46Cages for rollers or needles
    • F16C33/54Cages for rollers or needles made from wire, strips, or sheet metal
    • F16C33/542Cages for rollers or needles made from wire, strips, or sheet metal made from sheet metal
    • F16C33/543Cages for rollers or needles made from wire, strips, or sheet metal made from sheet metal from a single part
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
    • F16C19/30Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for axial load mainly

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】 針状ころの脱落を防止するようにしたスラスト針状ころ軸受用の保持器及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 環状板材2の中間環状領域に山部3を形成した保持器本体1aからなり、該保持器本体1aには針状ころを収容して保持するポケット6が放射状に形成され、山部3の山頂部3aにはポケット6内に突出する中間側係止部8、内外径側裾部4、5にはポケット6内に突出する外径側係止部9と内径側係止部10とが形成され、中間側係止部8は、その内外径側のいずれか一方側を、山部3の山頂部3aから中腹部3bに連続する肩曲部3cまで至らせ、外径側係止部9、内径側係止部10は、それぞれの内外径側のいずれか一方側を、山部3の内外径側裾部4、5から中腹部3bに連続する隅曲部3dまで至らせて設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スラスト針状ころ軸受用の保持器及びその製造方法に関する。
一般的なスラスト針状ころ軸受用の保持器としては、特許文献1に開示されるように、環状の鋼板を素材として、その内外周に折り曲げ形成された鍔が設けられ、これらの鍔の間の中間環状部がハット形断面に形成され、この中間環状部に針状ころを収納する複数のポケットが円周方向に等間隔で設けられ、このポケットの半径方向縁と、ハット形断面の円周方向縁の上底面と下底面で針状ころを保持するものである。
そして、この保持器は、薄鋼板から環状のブランクを打ち抜き、このブランクの中間環状部を、ハット形断面に絞り加工成形し、つぎに鍔を成形し、最後に、ハット形断面の中間環状部に、ポケットを円周方向に等間隔で打ち抜いている。
特開2000−213546号公報
ところが、特許文献1の従来の保持器にあっては、ハット形断面に成形した後に、ポケットを打ち抜いているため、図10に示すようにハット形断面Hにおける上底面H1と下底面H2間に、打ち抜き型が通過した領域H3を有することにより、上底面H1及び下底面H2の幅寸法長さL1が必然と短くなる。
この保持器に針状ころを収容したスラスト針状ころ軸受が機器などに組み込まれるまでには、搬送中での振動や、搬送姿勢、或いは作業者による取り扱いなどに起因して、ポケット内で針状ころWが傾斜姿勢となる場合がある。特に針状ころWのころ径に比べ、ころの長さが短い(ころ長さ/ころ径<1.5)小型にあっては、ハット形断面Hの上底面H1及び下底面H2に針状ころWが引っ掛からなくなり、傾斜状態から脱落する問題がある。
本発明の課題は、針状ころの脱落を防止するようにしたスラスト針状ころ軸受用の保持器及びその製造方法を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明のスラスト針状ころ軸受用の保持器は、環状板材における中間環状領域に断面逆U形の山部を形成した保持器本体からなり、該保持器本体には前記山部から内外径側の平坦状の内外径側裾部にわたって、柱部で分離され、針状ころを収容して保持するポケットが放射状に形成され、前記山部の山頂部にはポケット内に突出する中間側係止部が形成され、前記内外径側裾部にはポケット内に突出する外径側係止部と内径側係止部とが形成され、互いに対向する前記中間側係止部、外径側係止部、内径側係止部のそれぞれの先端間隔を前記針状ころのころ径より小さくしたスラスト針状ころ軸受用の保持器において、前記中間側係止部は、その内外径側のいずれか一方側を、前記山部の山頂部から中腹部に連続する肩曲部まで至らせ、前記外径側係止部、内径側係止部は、それぞれの内外径側のいずれか一方側を、前記山部の内外径側裾部から中腹部に連続する隅曲部まで至らせて形成したことを特徴とする。
上記構成とすることにより、従来の保持器に比べ、各係止部の幅寸法長さL2が長くなり、かつ針状ころWの自転軸CLに近い外径面に、各係止部を接触させることができるため、小型の針状ころWであっても、その脱落を防止することができる。
また、中間側係止部は、その内外径側を、山部の山頂部から中腹部に連続する肩曲部まで至らせ、外径側係止部、内径側係止部は、それぞれの内外径側を、山部の内外径側裾部から中腹部に連続する隅曲部まで至らせて形成したので、上記の各係止部の幅寸法長さL2を更に長くでき、小型の針状ころWの脱落防止効果が高くなる。
また、中間側係止部の内径側と内径側係止部の外径側、及び中間側係止部の外径側と外径側係止部の内径側とは、スラスト荷重方向でオーバーラップさせるようにしたので、上記効果に加え、山部3の中腹部3bの傾斜を急にすることができ、このことによって、針状ころWの外径面に接触する各係止部の位置が更に自転軸CLに近づくため、小型の針状ころWの脱落防止効果が高くなる。
また、柱部で分離され、針状ころを収容して保持するポケットが放射状に配設され、前記針状ころの外径面に接して、その針状ころの脱落を規制する係止部を有するスラスト針状ころ軸受用の保持器の製造方法であって、板状部材に、前記針状ころを収容すべき前記ポケットの基部となるポケット窓部を、柱部で分離されるようにプレス加工するポケット予備成形工程と、前記ポケット窓部における放射方向の中間領域に、前記柱部から前記ポケット窓部内に突出する前記係止部としての中間側係止部をプレス加工する中間側係止部成形工程と、前記ポケット窓部における放射方向の内径側に、前記柱部から前記ポケット窓部内に突出する前記係止部としての内径側係止部をプレス加工する内径側係止部成形工程と、前記ポケット窓部における放射方向の外径側に、前記柱部から前記ポケット窓内に突出する前記係止部としての外径側係止部をプレス加工する外径側係止部成形工程と、前記板状部材から環状板材をプレス加工する環状体成形工程と、を含み、前記ポケット予備成形工程、中間側係止部成形工程、内径側係止部成形工程、外径側係止部成形工程、環状体成形工程の組み合わせによって成形された保持器本体の中間環状領域に、断面逆U形の山部をプレス加工する保持器本成形工程を有し、前記中間側係止部は、その内外径側のいずれか一方側を、前記山部の山頂部から中腹部に連続する肩曲部まで至らせ、前記外径側係止部、内径側係止部は、それぞれの内外径側のいずれか一方側を、前記山部の内外径側裾部から中腹部に連続する隅曲部まで至らせて成形するようにしたことを特徴とする。
上記構成とすることにより、幅寸法長さL2を長くし、かつ針状ころWの自転軸CLに近い外径面に、接触させる各係止部を形成することができるため、小型の針状ころWの脱落防止に優れた保持器を製造することができる。
発明の実施の形態
以下、本発明の実施の形態につき図面に示す実施例を参照して説明する。図1は本実施の形態にかかるスラスト針状ころ軸受用の保持器の部分平面図である。図2は保持器の部分斜視図である。図3は保持器の部分断面図である。
図1乃至図3において、スラスト針状ころ軸受用の保持器1は、一枚の環状板材2から保持器本体1aを形成する。該保持器本体1aは、環状板材2の中間環状領域にプレス加工によって断面逆U字状の台形を呈した山部3が形成されるとともに、該山部3の両側の内外径側には、裾部としての連続する平坦状の内径側裾部4、外径側裾部5が形成される。なお、内径側裾部4の内周縁には、内径側鍔部4aが形成され、外径側裾部5の外周縁には、外径側鍔部5aが形成される。
この保持器本体1aの環状板材2の円周方向には、針状ころWを収容保持するためのポケット6が放射状に複数形成される。該ポケット6は、柱部7によって分離されるように、山部3から両側の内径側裾部4及び外径側裾部5の一部にわたって打ち抜き加工により開口形成した平面視矩形状の基部としてのポケット窓部6aが形成される。該ポケット窓部6aには、針状ころWの脱落を規制する係止部としての中間側係止部8、外径側係止部9、内径側係止部10が形成される。
中間側係止部8は、山部3の山頂部3aからポケット窓部6a内に突出するように設けられ、互いに対向する中間側係止部8の先端間隔Xを針状ころWのころ径Dより小さくし、針状ころWの自転軸CLから外れた外径面に接するようにしている。中間側係止部8は、その内外径側のいずれか一方側、又は両側を、山部3の山頂部3aから中腹部3bに連続する肩曲部3cまで至らせている。これによって、幅寸法長さL2(図1参照)が長くなり、かつ針状ころWの自転軸CLに近い外径面に接触させることができる。
裾部としての内径側裾部4、外径側裾部5には、ポケット窓部6a内に突出する外径側係止部9と内径側係止部10とがそれぞれ形成され、互いに対向する外径側係止部9、内径側係止部10の先端間隔Xを針状ころWのころ径Dより小さくし、針状ころWの自転軸CLから外れた外径面に接するようにしている。外径側係止部9、内径側係止部10は、それぞれの内外径側のいずれか一方側、又は両側を、山部3の内外径側裾部4、5から中腹部3bに連続する隅曲部3dまで至らせている。これによって、幅寸法長さL2(図3参照)が長くなり、かつ針状ころWの自転軸CLに近い外径面に接触させることができる。
中間側係止部8の内径側と内径側係止部10の外径側、及び中間側係止部8の外径側と外径側係止部9の内径側とは、スラスト針状ころ軸受としてのスラスト荷重方向でオーバーラップZ(図3参照)させるように形成することが可能となり、板材の肉厚や、肩曲部3c、隅曲部3dの曲げ半径を同一にして保持器1を形成した場合には、山部3の中腹部3bの傾斜を急にすることができ、これによって、各係止部が接触する針状ころWの外径面の位置を、さらに自転軸CLに近づけることができる。
つぎに、本発明のスラスト針状ころ軸受用の保持器の製造方法について図面を参照して説明する。図4はポケット予備成形工程を示す図である。図5は中間係止部成形工程を示す図である。図6は内径側係止部成形工程を示す図である。図7は内径側係止部成形工程を示す図である。図8は環状体成形工程を示す図である。図9は保持器本成形工程を示す図である。
保持器の製造方法としては、ポケット予備成形工程、中間係止部成形工程、内径側係止部成形工程、外径側係止部成形工程、環状体成形工程、保持器本成形工程を含んでいる。
ポケット予備成形工程は図4に示すように、板状部材Pに、針状ころWを収容すべきポケット6の基部となるポケット窓部6aを、柱部7で分離されるようにプレス加工によって打ち抜く工程である。
中間側係止部成形工程は図5に示すように、ポケット窓部6aにおける放射方向の中間領域に、柱部7からポケット窓部6a内に突出する係止部としての中間側係止部8をプレス加工によって打ち抜く工程である。
内径側係止部成形工程は図6に示すように、ポケット窓部6aにおける放射方向の内径側に、柱部7からポケット窓部6a内に突出する係止部としての内径側係止部10をプレス加工によって打ち抜く工程である。
外径側係止部成形工程は図7に示すように、ポケット窓部6aにおける放射方向の外径側に、柱部7からポケット窓6a内に突出する係止部としての外径側係止部9をプレス加工によって打ち抜く工程である。
環状体成形工程は図8に示すように、板状部材Pから環状の環状板材2をプレス加工によって打ち抜く工程である。
保持器本成形工程は図9に示すように、ポケット予備成形工程、中間側係止部成形工程、内径側係止部成形工程、外径側係止部成形工程、環状体成形工程の組み合わせによって成形された環状板材2の中間環状領域に、断面逆U形の山部3をプレス加工によって塑性変形させる工程である。
要するに保持器1の製造方法としては、ポケット予備成形工程、中間側係止部成形工程、内径側係止部成形工程、外径側係止部成形工程、環状体成形工程等の時系列順序に限定されず、例えば、環状体成形工程によって環状板材2を板状部材Pから成形するように打ち抜いて形成し、つぎに、ポケット予備成形工程、中間側係止部成形工程、内径側係止部成形工程、外径側係止部成形工程を同時に行える単一の打ち抜き型(図示せず)を使用して環状板材2を打ち抜きして、成形することも可能である。
このようにして、針状ころWの脱落を規制する係止部としての中間側係止部8、外径側係止部9、内径側係止部10を備えるポケット6を、各工程の組み合わせによって環状板材2に予め形成し、その後、図9に示すように保持器本成形工程によって中間環状領域に山部3を形成して保持器1となし、係止部としての中間側係止部8、外径側係止部9、内径側係止部10によってポケット6内の針状ころWの脱落を防止させるようにするものである。
スラスト針状ころ軸受用の保持器の平面図。 保持器を示す部分斜視図。 保持器を示す部分断面図。 ボケット予備成形工程を示す図。 中間係止部成形工程を示す図。 外径側係止部成形工程を示す図。 内径側係止部成形工程を示す図。 環状体成形工程を示す図。 保持器成形本工程を示す図。 背景技術における保持器を示す図。
符号の説明
1 保持器
1a 保持器本体
2 環状板材
3 山部
3a 山頂部
3b 中腹部
3c 肩曲部
3d 隅曲部
4 内径側裾部
5 外径側裾部
6 ポケット
6a ポケット窓部
7 柱部
8 中間側係止部
9 外径側係止部
10 内径側係止部
X 先端間隔
D ころ径
W 針状ころ

Claims (6)

  1. 環状板材における中間環状領域に断面逆U形の山部を形成した保持器本体からなり、該保持器本体には前記山部から内外径側の平坦状の内外径側裾部にわたって柱部で分離され、針状ころを収容して保持するポケットが放射状に形成され、前記山部の山頂部にはポケット内に突出する中間側係止部が形成され、前記内外径側裾部にはポケット内に突出する外径側係止部と内径側係止部とが形成され、互いに対向する前記中間側係止部、外径側係止部、内径側係止部のそれぞれの先端間隔を前記針状ころのころ径より小さくしたスラスト針状ころ軸受用の保持器において、
    前記中間側係止部は、その内外径側のいずれか一方側を、前記山部の山頂部から中腹部に連続する肩曲部まで至らせ、
    前記外径側係止部、内径側係止部は、それぞれの内外径側のいずれか一方側を、前記山部の内外径側裾部から中腹部に連続する隅曲部まで至らせて形成したことを特徴とするスラスト針状ころ軸受用の保持器。
  2. 前記中間側係止部は、その内外径側を、前記山部の山頂部から中腹部に連続する肩曲部まで至らせ、
    前記外径側係止部、内径側係止部は、それぞれの内外径側を、前記山部の内外径側裾部から中腹部に連続する隅曲部まで至らせて形成したことを特徴とする請求項1記載のスラスト針状ころ軸受用の保持器。
  3. 前記中間側係止部の内径側と前記内径側係止部の外径側、及び前記中間側係止部の外径側と前記外径側係止部の内径側とは、スラスト荷重方向でオーバーラップさせるようにした請求項1又は2記載のスラスト針状ころ軸受用の保持器。
  4. 柱部で分離され、針状ころを収容して保持するポケットが放射状に配設され、前記針状ころの外径面に接して、その針状ころの脱落を規制する係止部を有するスラスト針状ころ軸受用の保持器の製造方法であって、
    板状部材に、前記針状ころを収容すべき前記ポケットの基部となるポケット窓部を、柱部で分離されるようにプレス加工するポケット予備成形工程と、
    前記ポケット窓部における放射方向の中間領域に、前記柱部から前記ポケット窓部内に突出する前記係止部としての中間側係止部をプレス加工する中間側係止部成形工程と、
    前記ポケット窓部における放射方向の内径側に、前記柱部から前記ポケット窓部内に突出する前記係止部としての内径側係止部をプレス加工する内径側係止部成形工程と、
    前記ポケット窓部における放射方向の外径側に、前記柱部から前記ポケット窓内に突出する前記係止部としての外径側係止部をプレス加工する外径側係止部成形工程と、
    前記板状部材から環状の環状板材をプレス加工する環状体成形工程と、を含み、
    前記ポケット予備成形工程、中間側係止部成形工程、内径側係止部成形工程、外径側係止部成形工程、環状体成形工程の組み合わせによって成形された保持器本体の中間環状領域に、断面逆U形の山部をプレス加工する保持器本成形工程を有し、
    前記中間側係止部は、その内外径側のいずれか一方側を、前記山部の山頂部から中腹部に連続する肩曲部まで至らせ、
    前記外径側係止部、内径側係止部は、それぞれの内外径側のいずれか一方側を、前記山部の内外径側裾部から中腹部に連続する隅曲部まで至らせて成形するようにしたスラスト針状ころ軸受用の保持器の製造方法。
  5. 前記中間側係止部は、その内外径側を、前記山部の山頂部から中腹部に連続する肩曲部まで至らせ、
    前記外径側係止部、内径側係止部は、それぞれの内外径側を、前記山部の内外径側裾部から中腹部に連続する隅曲部まで至らせて成形させたことを特徴とする請求項4記載のスラスト針状ころ軸受用の保持器の製造方法。
  6. 前記中間側係止部の内径側と前記内径側係止部の外径側、及び前記中間側係止部の外径側と前記外径側係止部の内径側とは、スラスト荷重方向でオーバーラップさせるようにした請求項4又は5記載のスラスト針状ころ軸受用の保持器の製造方法。
JP2007191210A 2007-07-23 2007-07-23 スラスト針状ころ軸受用の保持器及びその製造方法 Expired - Fee Related JP5126579B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007191210A JP5126579B2 (ja) 2007-07-23 2007-07-23 スラスト針状ころ軸受用の保持器及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007191210A JP5126579B2 (ja) 2007-07-23 2007-07-23 スラスト針状ころ軸受用の保持器及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009024848A true JP2009024848A (ja) 2009-02-05
JP5126579B2 JP5126579B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=40396826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007191210A Expired - Fee Related JP5126579B2 (ja) 2007-07-23 2007-07-23 スラスト針状ころ軸受用の保持器及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5126579B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005273755A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Nsk Ltd スラスト円筒ころ軸受用保持器とその製造方法
JP2006017244A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Ntn Corp スラストころ軸受
JP2006170371A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Jtekt Corp スラストころ軸受

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005273755A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Nsk Ltd スラスト円筒ころ軸受用保持器とその製造方法
JP2006017244A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Ntn Corp スラストころ軸受
JP2006170371A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Jtekt Corp スラストころ軸受

Also Published As

Publication number Publication date
JP5126579B2 (ja) 2013-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3665653B2 (ja) ころ軸受用保持器及びその製造方法
CA2730888C (en) Bushing, piece with bushing, or method of producing
JP2013160292A (ja) ころ軸受保持器及びころ軸受保持器の製造方法
JPH11336751A (ja) スラストころ軸受およびその保持器
EP1818555B1 (en) Retainer for roller bearing and method of manufacturing the same
US9687903B2 (en) Method for producing an assembly unit
CN110088491B (zh) 垫圈和垫圈的制造方法
JP5126579B2 (ja) スラスト針状ころ軸受用の保持器及びその製造方法
JP4483365B2 (ja) スラスト円筒ころ軸受用保持器とその製造方法
JP2007289989A (ja) 増肉した曲げ部を有する物品の製造方法及びその製造装置
JP2007040449A (ja) ころ軸受の保持器、ころ軸受およびころ軸受の製造方法
JP2009024850A (ja) スラスト針状ころ軸受用の保持器の製造方法
US9587679B2 (en) Method and apparatus for manufacturing rolling-element bearing
JP2009024849A (ja) スラスト針状ころ軸受用の保持器
KR100621965B1 (ko) 코킹에 의한 플레이트들의 결합 방법 및 장치
JP2010270782A (ja) スラストころ軸受用保持器の製造方法
JP2007303536A (ja) 円錐ころ軸受用保持器の製造方法
JP2002181052A (ja) ころ軸受用プレス保持器
JP2009168180A (ja) ころ軸受用保持器
JP2015020179A (ja) ダイス及びその製造方法
JP2010058133A (ja) 筒状金属部品のプレス成形方法
JP2008232281A (ja) スラストころ軸受
US20190345981A1 (en) Thrust roller bearing
JP2008185052A (ja) スラストころ軸受用保持器及びその製造方法
JP2007016828A (ja) 針状ころ軸受の保持器の製造方法および針状ころ軸受の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100625

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121017

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees