JP2009024343A - コンテナショップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 例えば中古の輸送用コンテナを使用し、その特徴を充分に発揮するとともに設置効率とスペース効率の向上を図り、独自のショップ形態を創出する。
【解決手段】 第1側面部を開口して出し入れ開口部5を形成しかつ他の側面部の内壁に沿って設置した商品陳列棚8に囲まれた収納空間部9を内部に構成した第1コンテナ体3に、出し入れ開口部5を介して収納空間部内9に出し入れ自在に第2コンテナ体4を組み合わせる。第1コンテナ体3に対して第2コンテナ体4を、閉店時には収納空間部9内に収納して第1コンテナ体3の設置スペースに縮小し、開店時には引き出して拡張したショップスペースを構成する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、例えば中古輸送用コンテナを利用して独自のショップ形態が低コストかつ短期間で創出するコンテナショップに関する。
輸送用コンテナは、様々な物品を積載して荷役の簡易化を図ってトラックや鉄道による陸上輸送用或いは飛行機による空路輸送用やコンテナ船による海上輸送用の収納体として内部に様々な物品を積載して輸送が行われるようにする。輸送用コンテナは、例えば鉄道用のいわゆるジェイアール(JR)コンテナの場合に、もっぱら国内専用であり扱い量も比較的少ないことから、規格化も図られてはいるが様々な仕様のコンテナが提供されている。一方、輸送用コンテナは、大量輸送が行われる海上輸送用のいわゆる海上コンテナの場合に、国際標準規格(ISO:International Organization for Standerd)により仕様条件等が基準化され、世界各国での荷役・流通の共通化が確保されている。
輸送用コンテナは、例えば海上コンテナとして、一般用途のドライコンテナ、天井部が取り外し可能なオープントップコンテナ或いは冷凍貨物等の搬送用の冷凍コンテナ等が提供されており、またサイズ仕様として例えば20フィート型、40フィート型或いは45フィート型等が規定されている。輸送用コンテナは、一般的な形態として、鋼材を組み合わせた枠組みに対して外周壁部や天井部に波形鋼板を固定しかつ底板を固定するとともに外周壁部にドアを設けた箱体として構成される。
ところで、輸送用コンテナは、耐久性、耐水性、耐火性或いは防錆性や気密性に優れるとともに、出入り口や窓等を比較的容易に付設する改変加工性にも優れ、さらに分解せずに設置或いは移動が可能であるとともに積み重ね使用も自由である等の特性を有することから、様々な分野で廉価な中古コンテナ体の再利用が図られている。中古コンテナ体は、本来の収納機能を生かして、例えば各種資材等の倉庫、防災用具等の収納庫或いはレンタル倉庫等の収納構造物として使用される(例えば、特許文献1を参照。)。また、中古コンテナ体は、海の家やイベント会場での更衣室やシャワールーム等の仮設施設、カラオケルームやカフェテラス或いは勉強部屋等のように極めて広範囲な分野で使用されている。
なお、特許文献2には、接続ユニットにより2以上のコンテナ体を組み合わせて大型構造物を構築する利用例が開示されている。
実用新案登録第3064969号公報 特表2000−515939号公報
中古コンテナ体は、上述したように構造物として優れた特性を有するとともに確立された流通システムの利用により移動設置が容易であることから、様々な分野で再使用が図られている。中古コンテナ体は、上述した特許文献2に開示されるような組み合わせの使用形態も有るが、基本的には上下或いは左右に組み合わせて使用される場合であってもそれぞれが1基毎に独立しての使用態様であった。
例えば、各種のイベントにおいては、にぎわいを高めるために会場内にスナックバーやグッズショップ等の臨時施設が設置され、従来かかる臨時施設を主として軽量であり増築も容易であるプレハブ建物で設置することが多い。しかしながら、プレハブ建物は、例えば町中の広場等のように誰もが立ち入り自由な場所では夜間時等における防犯上の対応が困難であり、また基礎に対して強固に設置して強風対策を図る等も必要である。
これに対して、中古コンテナ体は、頑強であることから防犯上も有効であり、気密性にも優れるとともに換気扇やクーラ等の設置も容易であることから様々な用途に用いることが可能である。しかしながら、中古コンテナ体は、画一的な大きさや外観からの「ごっつい」箱体のイメージが先行して個性的な外観等にこだわるイベント会場や町中での設置にまでの普及が図られていない。
ところで、各種の臨時的施設においては、開店時等の使用状態では大きな使用スペースが確保されるとともに、閉店時等の不使用状態では小さな設置スペースに収まることが好ましい。従来の臨時的施設においては、上述したプレハブ建物であっても中古コンテナ体を利用した施設と同様に、使用スペースと設置スペースがほぼ同一であり上述した要求に対応できるものでは無かった。各種の臨時的施設においては、例えばカウンターや商品棚等を引き出すことによりスペースを拡張することも行われているが、かかる対応では充分なスペースを確保することは困難であるとともに、拡張されたわずかなスペースも本体部分の関連部位としての利用に過ぎなかった。また、従来施設においては、開店や閉店に際してカウンターや商品棚の設置や収納とともに商品の取り扱いも行うことから、その手間が面倒であった。
したがって、本発明は、例えば中古の輸送用コンテナを使用し、その特徴を充分に発揮するとともに設置効率とスペース効率の向上を図り、独自のショップ形態を創出することも可能なコンテナショップを提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明にかかるコンテナショップは、例えば海上コンテナやJRコンテナ等の中古輸送用コンテナ等を利用した第1コンテナ体及びこの第1コンテナ体に出し入れ自在に組み合わせた第2コンテナ体とから構成される。コンテナショップは、第1コンテナ体が、少なくとも第1側面部を開口して第2コンテナ体出し入れ開口部とするとともに残された各側面部の内壁に沿って所定幅の商品陳列棚を設置することにより、各商品陳列棚に囲まれた内部空間部が開店時には第1ショップスペースを構成するとともに閉店時には第2コンテナ体出し入れ開口部に連続する第2コンテナ体収納空間部として構成される。コンテナショップは、第2コンテナ体が、第1コンテナ体の第2コンテナ体収納空間部に収納される大きさとされ、少なくとも第1コンテナ体の第1側面部と対向する第1側面部を開口して連絡開口部を設けるとともに残された他の少なくとも1つの側面部に出入り口が設けられかつ内部にサービスカウンタ部を設けて第2ショップスペースを構成し、底面部に走行・ガイド手段が設けられて第1コンテナ体の第2コンテナ体収納空間部に対して第2コンテナ体出し入れ開口部を介して出し入れされる。
コンテナショップにおいては、閉店時には第2コンテナ体を第2コンテナ体収納空間部内に収納することにより第1コンテナ体の設置スペースに縮小した状態となる。コンテナショップにおいては、開店時には第2コンテナ体を第2コンテナ体出し入れ開口部を介して第2コンテナ体収納空間部から組み合わせ状態を保持した位置まで引き出されることにより、第1コンテナ体の第1ショップスペースと第2コンテナ体の第2ショップスペースとからなる拡張したショップスペースを構成する。
また、上述した目的を達成する本発明にかかるコンテナショップは、例えば海上コンテナやJRコンテナ等の中古輸送用コンテナ等を利用した第1コンテナ体及びこの第1コンテナ体に出し入れ自在に組み合わされた第2コンテナ体とから構成される。コンテナショップは、第1コンテナ体が、少なくとも第1側面部が開口が開口されて第2コンテナ体出し入れ開口部とされるとともに残された各側面部の内壁に沿って所定幅を有する第1サービス提供部が設けられ、これら第1サービス提供部に囲まれた内部空間部が第2コンテナ体出し入れ開口部に連続して第2コンテナ体を収納する第2コンテナ体収納空間部を構成する。コンテナショップは、第2コンテナ体が、第1コンテナ体の第2コンテナ体収納空間部に収納される大きさとされ、少なくとも1つの側面部に出入り口が設けられるとともに内部に第2サービス提供部が設けられ、底面部に走行手段が設けられて第1コンテナ体の第2コンテナ体収納空間部に対して第2コンテナ体出し入れ開口部を介して出し入れされる。
コンテナショップにおいては、閉店時には第1コンテナ体に対して第2コンテナ体が、第2コンテナ体収納空間部内に収納されることにより第1コンテナ体の設置スペースに縮小した状態となる。コンテナショップにおいては、開店時には第1コンテナ体に対して第2コンテナ体を第2コンテナ体出し入れ開口部を介して第2コンテナ体収納空間部から引き出すことにより、第1コンテナ体の第1サービス提供部と第2コンテナ体の第2サービス提供部がそれぞれショップスペースを構成する。
コンテナショップにおいては、堅牢で防錆性や気密性に優れるとともに、出入り口や窓等を比較的容易に付設する改変加工性にも優れ、分解せずに設置或いは移動が可能である比較的廉価な中古コンテナ体が用いられる。コンテナショップにおいては、屋内や屋外のいずれにも設置することが可能であり、恒久的なショップとともにイベント会場等において一時的なショップを低コストかつ短期間で開設することが可能である。コンテナショップにおいては、第1コンテナ体と第2コンテナ体を組み合わせた充分なスペースを有するショップばかりでなく、例えば第1コンテナ体と第2コンテナ体とが切り離されて互いに独立のショップを構成することも可能である。コンテナショップにおいては、第1コンテナ体と第2コンテナ体との組み合わせ形態により、独自のショップ形態を創出する新規なコンテナショップを構成する。
本発明にかかるコンテナショップによれば、堅牢で防錆性や気密性に優れるとともに、出入り口や窓等を比較的容易に付設する改変加工性にも優れ、分解せずに設置或いは移動が可能なコンテナ体により大型の第1コンテナ体と、この第1コンテナ体に出し入りされるやや小型の第2コンテナ体とから構成される。コンテナショップによれば、閉店時には第1コンテナ体に対して第2コンテナ体が第2コンテナ体収納空間部内に収納されることにより第1コンテナ体の設置スペースに縮小した状態となり、開店時には第1コンテナ体に対して第2コンテナ体が第2コンテナ体収納空間部から引き出されて拡張されたショップスペースを構成してスペース効率が図られる。コンテナショップによれば、低コストかつ短期間で第1コンテナ体と第2コンテナ体との組み合わせ形態による独自のショップ形態を創出する新規なコンテナショップを構成することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。第1の実施の形態として図1乃至図6に示したコンテナショップ1は、例えば図2に示すように駅のホーム2に設置する売店への適用例であり、第1コンテナ体3と、この第1コンテナ体3に出し入れ自在に組み合わされる第2コンテナ体4とにより構成する。コンテナショップ1は、図2に示すようにホーム2の長さ方向と平行な向きで中央位置に設置され、図1及び図2に示すように開店時には第1コンテナ体3から第2コンテナ体4を引き出した形態で使用され、図3に示すように閉店時には第1コンテナ体3に第2コンテナ体4を収納した形態とする。
コンテナショップ1は、詳細を後述するように第1コンテナ体3が商品を陳列して開店時において顧客による選択が行われる第1ショップスペースを構成するとともに、第1コンテナ体3から引き出された第2コンテナ体4が高額商品を陳列したり選択した商品の対価支払いを受けるサービスカウンタの機能を奏する第2ショップスペースを構成する。コンテナショップ1は、第1コンテナ体3に対して第2コンテナ体4が組み合わせ状態を保持して引き出され、顧客が第2コンテナ体4の両側から出入りすることが可能である。
コンテナショップ1は、第1コンテナ体3として例えば12フィート規格の中古ドライスチールタイプの海上コンテナが用いられるとともに、第2コンテナ体4として例えば所定サイズの中古JRコンテナが用いられる。なお、コンテナショップ1は、詳細を後述するように閉店時に第2コンテナ体4を第1コンテナ体3内に収納することから、盗難やいたずら対策等のための堅牢さをさほど要しない。したがって、コンテナショップ1は、所定サイズの中古JRコンテナの入手が困難であったり任意の仕様とする場合等において、特に第2コンテナ体4として新規に製作したものを用いるようにしてもよいことは勿論である。
第1コンテナ体3は、上述したように鋼材を枠状に組み合わせて枠芯材を構成し、この枠芯材に波形鋼板を固定して第1外周壁部(第1側面部)3A〜第4外周壁部(第4側面部)3Dや天井部3E及び底面部3Fを構成した12フィート規格のドライスチールタイプの中古海上コンテナが用いられる。第1コンテナ体3は、長さが12フィート(3658mm)、幅が8フィート(2438mm)、高さが8.06フィート(2591mm)の規格で製造されている。第1コンテナ体3は、詳細を省略するが枠芯材の底枠材及び天井枠材にそれぞれ一体化された荷扱い用及び段積み用のブラケット材が設けられており、例えばコンテナ貨車に搭載して設置駅までの輸送が可能であるとともに、フォークリフト等によりホーム2上に降ろし、強固で平坦なホーム2の所定位置に安定した状態で設置することが可能である。
第1コンテナ体3は、この12フィート規格の中古海上コンテナにリフォーム加工を施して製作される。第1コンテナ体3には、長手方向の一方側の第1側面部3Aに固定した波形鋼板を取り外してほぼ全面を開口することにより、図4に示すように第2コンテナ体4を出し入れさせる第2コンテナ体出し入れ開口部5が形成される。なお、第1コンテナ体3には、各側面部3A〜3Dや天井部3Eに適宜の色彩で塗装が施されるとともに、店名等の表示が設けられる。
第1コンテナ体3には、図3及び図5に示すように第1側面部3Aと相対する長手方向の第2側面部3Bの外側面に例えば広告用薄型ディスプレー6や図示しないスピーカが取り付けられ、商品広告やタウン情報或いは旅行ガイド等の適宜の番組が画像と音楽や音声等によりガイドする。なお、第1コンテナ体3は、この広告用薄型ディスプレー6に代えて或いは加えて例えば広告パネルを第2側面部3Bに設けるようにしてもよい。第1コンテナ体3には、幅方向の第3側面部3C、第4側面部3Dにそれぞれ複数の窓7が設けられる。勿論、第1コンテナ体3は、各窓7に透明若しくはスモークのガラスやプラスチック板をはめ込むことにより、内部の様子を見ることが可能とされる。
第1コンテナ体3には、図3乃至図6に示すように第1側面部3Aを除く他の側面部3B〜3Dの内壁に沿って、多段の商品陳列棚8A〜8C(以下、個別に説明する場合を除いて商品陳列棚8と総称する。)がコ字状に配列されて設置される。各商品陳列棚8は、全て同幅の300mmとされ、立ったままの状態で顧客が手を伸ばしかつやや腰を曲げて陳列された商品を取ることが可能な高さ範囲を商品陳列スペースとし、上段部や下段部が例えばストックスペースとして利用される。なお、商品陳列棚8については、例えば飲み物や弁当等の生物用として冷房機付き商品陳列棚が用いられ、後述する閉店時においても冷房機への電源供給が継続されるようにする。
第1コンテナ体3は、上述したように第2側面部3B〜第4側面部3Dの内壁に沿ってそれぞれ商品陳列棚8を設置することにより、閉店時には各商品陳列棚8に囲まれた所定の大きさの内部空間部を第2コンテナ体出し入れ開口部5に連続する第2コンテナ体収納空間部9として構成する。第2コンテナ体収納空間部9は、第1コンテナ体3の上述した寸法仕様により、幅W1が約1700mm、奥行きLlが約3300mm、高さH1が約2100mmとされた空間部であり、後述するように閉店時には第2コンテナ体4を収納するとともに開店時には第1ショップスペースを構成する。
第1コンテナ体3には、天井部3Eの上面に電源ユニット10や空調機11が設置されるとともに、内面に照明器具12が設けられる。第1コンテナ体3は、中古海上コンテナを用いることにより天井部3Eに重量のある電源ユニット10や空調機11を設置することが可能であり、スペースの効率化を図ることが可能である。第1コンテナ体3は、設置状態において電源ユニット10がホーム側の図示しない電源供給部と接続されて電源の供給を受け、この電源ユニット10から上述したディスプレー6や空調機11或いは照明器具12に電源を供給する。
第1コンテナ体3には、詳細を省略するが電源ユニット10から側面部に沿って底面部3Fの下面に導かれる配線ダクトが設けられ、この配線ダクトに挿通した電気配線により電源ユニット10からディスプレー6や照明器具12に電源供給を行うとともに、第2コンテナ体4に対して電源を供給する。第1コンテナ体3には、底面部3Fの下面に詳細を省略する電源コードの巻き取り機能を有するコード巻き取り器を設け、このコード巻き取り器に配線ダクトから引き出した電源コードを接続する。第1コンテナ体3は、コード巻き取り器から引き出した電源コードにより第2コンテナ体4との配線が行われるようにする。第1コンテナ体3は、第2コンテナ体4が第2コンテナ体収納空間部9内に収納された状態ではコード巻き取り器により電源コードの巻き取りが行われるとともに、第2コンテナ体4を引き出し操作すると電源コードもコード巻き取り器から引き出されるようにする。
第1コンテナ体3には、第2コンテナ体4が第2コンテナ体出し入れ開口部5を介して第2コンテナ体収納空間部9に対してスムーズに出し入れするために、適宜の走行ガイド構造13が設けられる。走行ガイド構造13は、例えば天井部3Eと底面部3Fに相対して設けられ、第2コンテナ体4が位置ズレを生じることなく出し入れ操作されるようにする。走行ガイド構造13は、例えば底面部3Fに幅方向に離間して一端側を第2コンテナ体出し入れ開口部5に開放されたガイド溝を形成し、この第2コンテナ体4の底面部4Fに設けたガイドコロが転動するような構造であってもよい。走行ガイド構造13は、開店時には顧客が躓かないようにするために、ガイド溝にカバーが被せられる。
なお、第1コンテナ体3は、上述した構造を基本形態としてショップ形態に応じて様々にアレンジすることが可能である。第1コンテナ体3は、側面部3B〜3Dに沿って多段の商品陳列棚8を固定設置するようにしたが、閉店時において内部に第2コンテナ体4を収納する上述した第2コンテナ体収納空間部9を構成することを条件として可動型の商品陳列棚を設けるようにしてもよい。また、第1コンテナ体3は、コンテナショップ1がもっぱら屋根のあるホーム2に設置して用いる仕様であることから、第2コンテナ体4を出し入れする第2コンテナ体出し入れ開口部5にシールド構造を設けていない。第1コンテナ体3は、コンテナショップ1が屋外用で用いる仕様の場合に、第2コンテナ体出し入れ開口部5の開口縁に沿って雨水等の浸入を防止する適宜のシールド構造が設けられる。
第2コンテナ体4も、鋼材を枠状に組み合わせて枠芯材を構成し、この枠芯材に波形鋼板を固定して第1外周壁部(第1側面部)4A〜第4外周壁部(第4側面部)4Dや天井部4E及び底面部4Fを構成した第1コンテナ体3よりも小ぶりな中古コンテナ体が用いられる。第2コンテナ体4は、上述した第1コンテナ体3の第2コンテナ体収納空間部9に対して、第2コンテナ体出し入れ開口部5を介して出し入れされる大きさ仕様を以って製造される。第2コンテナ体4は、第2コンテナ体収納空間部9よりも小さな例えば幅W2が約1600mm、奥行きL2が約3000mmとし、高さH2が照明器具12の高さを考慮しかつ標準的な大人が頭をぶつけることなく通行が可能な約2000mm程度とした大きさとされる。
第2コンテナ体4は、リフォーム加工を施す際に、枠芯材の底枠材に設けた荷扱い用及び段積み用のブラケット材を取り外すことにより全体がほぼ平坦な底面として構成し、後述するように第2コンテナ体3との組み合わせが行われるようにする。勿論、第2コンテナ体4は、これらブラケット材を残すことにより第1コンテナ体3と同様に例えばコンテナ貨車に搭載して設置駅まで輸送し、フォークリフト等を用いてホーム2に降ろすとともに第1コンテナ体3と組み合わせるようにしてもよい。
第2コンテナ体4は、中古JRコンテナにリフォーム加工を施して製作される。第2コンテナ体4には、第1コンテナ体3の第1側面部3Aと対向する長手方向の一方側の第1側面部4Aに固定した波形鋼板を取り外してほぼ全面を開口することにより連絡開口部14が設けられる。第2コンテナ体4は、後述するように第1側面部4A側から第1コンテナ体3に組み合わされることにより、この連絡開口部14を介して内部空間部15が第2コンテナ体収納空間部9と連通する。
第2コンテナ体4には、詳細を後述するように出入り口16とともに内部空間部15にサービスカウンタ部17や商品棚18が設置されて第2ショップスペースを構成する。第2コンテナ体4にも、各側面部4A〜4Dや天井部4Eに適宜の色彩で塗装が施されるとともに、店名等の表示が設けられる。
第2コンテナ体4にも、図1及び図2に示すように第1側面部4Aと相対する長手方向の第2側面部4Bの外側面に、上述した第1コンテナ体3側の広告用薄型ディスプレー6と同様の広告用薄型ディスプレー19や図示しないスピーカが取り付けられる。なお、第2コンテナ体4も、この広告用薄型ディスプレー19に代えて或いは加えて例えば広告パネルを第2側面部4Bに設けるようにしてもよい。第2コンテナ体4にも、幅方向の第3側面部4C、第4側面部4Dにそれぞれ透明若しくはスモークのガラスやプラスチック板がはめ込まれて内部の様子を確認可能とする窓20が設けられる。
第2コンテナ体4には、図1及び図6に示すように第3側面部4C、第4側面部4Dにそれぞれ出入り口16C、16D(以下、個別に説明する場合を除いて出入り口16と総称する。)が設けられている。各出入り口16は、第1側面部4A側の第3側面部4Cと第4側面部4Dを構成する波形鋼板の一部を高さ方向の全域に亘って所定幅で切り取ることにより形成した開口部からなる。各出入り口16は、標準的な大人が違和感を持たずに出入りすることが可能な開口幅、例えば約1000mm程度で形成される。第2コンテナ体4は、各出入り口16により両側から内部空間部15に出入りすることが可能である。
なお、コンテナショップ1は、例えば壁面等に沿って設置する仕様である場合に、第2コンテナ体4の第3側面部4C或いは第4側面部4Dのいずれか一方側に出入り口16が設けられる。また、コンテナショップ1は、第2コンテナ体4側に出入り口16を設けることを基本形態として、ショップ形態に応じて適宜の位置に出入り口16を設けることも可能である。
第2コンテナ体4は、連絡開口部14と対向する第2側面部4B側の内部空間部15にサービスカウンタ部17が設置される。サービスカウンタ部17は、図5及び図6に示すように第2ショップスペースと店員スペースを商品の受け渡しを行うカウンター21により区分する。サービスカウンタ部17には、カウンター21上にレジスタ22が設置されるとともに、第2側面部4Bの内面に沿って商品棚18を設置して例えば高額商品を陳列したり商品をストックする。サービスカウンタ部17には、図6に示すように第4側面部4Dに店員スペースに出入りするためのドア24が設けられる。
第2コンテナ体4には、第2側面部4Bに設置したディスプレー19或いはサービスカウンタ部17の天井部4Eに設けた照明器具25やカウンター21上に設置したレジスタ22に対して、第1コンテナ体3側の電源ユニット10から電源が供給される。第2コンテナ体4には、図示を省略するが底面部4Fの下面に配線ダクトが設けられ、この配線ダクト内に第1コンテナ体3側の上述したコード巻き取り器から引き出された電源コードを導通してサービスカウンタ部17内へと配線する。第2コンテナ体4は、例えば側面部の内面に沿って配線を行って各器具に対して電源を供給する。なお、第2コンテナ体4には、必要に応じて天井部4Eの上面に空調機が設置される。
コンテナショップ1は、上述したように第1コンテナ体3と第2コンテナ体4の底面部3F、4Fに配線ダクトを設けて電気配線を行うようにしたが、かかる配線構造に限定されないことは勿論である。コンテナショップ1は、第1コンテナ体3と第2コンテナ体4の天井部に配線構造を設けるようにしてもよく、この場合でも電源コードの垂れ下がりが発生しないように適宜のコード巻き取り器を設けることが好ましい。
第2コンテナ体4には、底面部4Fに第1コンテナ体3から円滑に出し入れするために走行・ガイド手段が設けられている。走行・ガイド手段は、詳細を省略するが底面部4Fの下面に設けられて上述した第1コンテナ体3の走行ガイド構造13のガイド溝に係合してこのガイド溝内を転動するガイドコロと、第2側面部4B側の中央部に位置して設けられたキャスタ26等により構成する。第2コンテナ体4は、キャスタ26が、底面部4Fを第1コンテナ体3の底面部3Fと略同一面を構成する高さ位置とする大きさを有している。なお、第2コンテナ体4は、長さ方向に並んで複数個のガイドコロを設けて、より円滑に移動動作が行われるようにしてもよい。また、第2コンテナ体4は、幅方向に離間して一対のキャスタ26を設けるようにしてもよい。
第2コンテナ体4は、第1側面部4A側を第1コンテナ体3の走行ガイド構造13に支えられるとともに、第2側面部4B側をキャスタ26に支えられて第1コンテナ体3の第2コンテナ体出し入れ開口部5を介して第2コンテナ体収納空間部9に対して出し入れされる。第2コンテナ体4は、例えば第1コンテナ体3の走行ガイド構造13に設けた適宜のストッパ機構により第2コンテナ体収納空間部9から所定位置まで引き出した状態で停止される。第2コンテナ体4は、この最大引き出し位置において第1コンテナ体3との組み合わせ状態が保持されるとともに、図示しないロック機構によりロックされる。
第2コンテナ体4は、上述したように第1コンテナ体3とともに堅固な中古コンテナ体が用いられることにより歪みがほとんど無いことから走行ガイド構造13のガイド溝にガイドコロが精度よく係合して円滑に転動することが可能である。また、第2コンテナ体4は、小型で内部空間部15に設置する備品や陳列する商品数も少ないことから重量も抑えられ、大型のキャスタ26を設けることにより第1コンテナ体3に対して手動でも出し入れすることが可能である。
以上のように構成された第2コンテナ体4は、連絡開口部14側から第2コンテナ体出し入れ開口部5を介して第2コンテナ体収納空間部9内に収納して第1コンテナ体3に組み合わすことにより、コンテナショップ1を構成する。コンテナショップ1においては、第1コンテナ体3がホーム2の所定位置に設置され、必要に応じて底面部3Fに一体化した各ブラケット材にそれぞれ通したアンカーボルトをホーム2に打ち込むことによりしっかりと固定する。コンテナショップ1においては、第1コンテナ体3に対して第2コンテナ体4が、第2コンテナ体出し入れ開口部5側の底面部3F上に連絡開口部14側の底面部4Fを載せ、走行ガイド構造13のガイド溝にガイドコロを係合させる。コンテナショップ1においては、第1コンテナ体3に対して第2コンテナ体4が、この状態から第2コンテナ体収納空間部9内へと押し込まれることにより一体的に組み合わされる。
コンテナショップ1においては、第1コンテナ体3に対して第2コンテナ体4が、走行ガイド構造13のガイド溝の先端にガイドコロが当たって停止されるまで押し込むことにより、図3に示すように第1コンテナ体3側の第2コンテナ体出し入れ開口部5に第2コンテナ体4側の第2側面部4Bが略同一面を構成して第2コンテナ体収納空間部9内に収納される。したがって、コンテナショップ1においては、ホーム2の占有面積が第1コンテナ体3の設置スペースと同等となる。
コンテナショップ1においては、予めリサイクル加工を施した第1コンテナ体3や第2コンテナ体4をそのままの状態でホーム2に搬入して上述した簡易な作業による組立を行うことから、例えば終電時間から始発時間までの時間帯で設置することが可能である。コンテナショップ1においては、基礎の設置、上物の組立等を経ることにより長期間に亘り混雑するホーム2を広い領域で占有する従来工法と比較して、低コストかつ短期間で堅牢なショップを設置することが可能である。
コンテナショップ1においては、閉店時には上述した第1コンテナ体3に対して第2コンテナ体4を収納した状態とし、第1コンテナ体3に対して第2コンテナ体4を施錠することにより内部のショップスペースを閉塞する。コンテナショップ1においては、第1コンテナ体3の開口された第2コンテナ体出し入れ開口部5を第2コンテナ体4が閉塞することにより堅牢な外周壁が構成され、防犯性が極めて高い。
コンテナショップ1においては、開店時に第1コンテナ体3から第2コンテナ体4を引き出して、第1コンテナ体3内の第1ショップスペースと第2コンテナ体4内の第2ショップスペースとからなる拡張されたショップスペースを構成する。コンテナショップ1においては、第1コンテナ体3に対して第2コンテナ体4が、走行ガイド構造13のガイド溝内をガイドコロが転動するとともにキャスタ26に支えられて第2コンテナ体出し入れ開口部5から引き出される。コンテナショップ1においては、第1コンテナ体3に対して第2コンテナ体4が、所定位置まで引き出されるとストッパ機構により引き出し動作が停止されるとともにロック機構により保持される。なお、コンテナショップ1においては、第2コンテナ体4の引き出し操作により、コード巻き取り器から電源コードの繰り出しも行われる。
コンテナショップ1においては、図5及び図6に示すように第1コンテナ体3に対して第2コンテナ体4が、第1側面部4A側を走行ガイド構造13に支えられて組み合わせ状態を保持されるとともに第2側面部4B側をキャスタ26に支えられることにより、連絡開口部14を介して第1コンテナ体3の第1ショップスペースと第2コンテナ体4の第2がショップスペースに拡張されたショップ形態を構成する。コンテナショップ1においては、第1コンテナ体3の第2コンテナ体出し入れ開口部5に隣り合う両側面に位置して第2コンテナ体4側に設けた出入り口16が開口される。コンテナショップ1においては、店員が電源スイッチのオン操作を行うことにより各照明器具12、25が点灯するとともに、ディスプレー6、19において所定の表示が行われ、レジスタ22への電源供給も行われる。なお、コンテナショップ1においては、出入り口16にホーム2との間でキャスタ26の高さ分の段差が生じることから例えばスロープ板等を設置することが好ましい。
コンテナショップ1においては、上述した開店状態において、図5及び図6に示すように左右いずれか一方の出入り口16を利用して顧客が第2コンテナ体4の内部空間部15に出入りする。コンテナショップ1においては、内部空間部15に入った顧客が、連絡開口部14を介して第1コンテナ体3内へと移動して商品陳列棚8に陳列した商品の選択を行う。コンテナショップ1においては、商品を選択した顧客が、第1コンテナ体3内から連絡開口部14を介して第2コンテナ体4内へと移動してサービスカウンタ部17で料金の支払いを行う。
コンテナショップ1においては、上述した仕様の第1コンテナ体3内に多数個の商品陳列棚8を設置するとともに、第2コンテナ体4にも商品棚18を設置することにより多種多様の商品の品揃えを可能とする。コンテナショップ1においては、開店時や閉店時に際してのカウンターや商品棚からの商品の取り出しやショップ内への移動等取り扱いも不要であり、店員の負担を大幅に低減する。コンテナショップ1においては、中央部位に出入り口16を設けた構造であることから、第2コンテナ体4のサービスカウンタ部17に待機する店員からも出入りする顧客の様子を充分に確認することが可能である。コンテナショップ1においては、出入り口16のスペースが存在することにより店員の精神的な負担も軽減する。
コンテナショップ1においては、第1コンテナ体3に対する第2コンテナ体4の出し入れ操作が店員による手動操作で行うようにしたが、適宜の動力駆動手段により第2コンテナ体4の出し入れ操作を行うことが可能である。コンテナショップ1においては、第1コンテナ体3や第2コンテナ体4が堅牢に形成されていることから、補強構造を設けることなく動力駆動手段を設置することが可能である。コンテナショップ1においては、例えば第1コンテナ体3の天井部3Eの上面に電動或いは油圧シリンダ等の駆動部を設置し、この駆動部により往復動作される駆動ロッドを第2コンテナ体4側の天井部4Eの上面に設置した連結部に連結する。コンテナショップ1は、駆動部を駆動することにより駆動ロッドが所定範囲で往復移動することにより、第2コンテナ体4が第1コンテナ体3に対して出し入れされる。
なお、コンテナショップ1は、上述した売店に限定されず、同様にしてホーム2に設置される立ち食いそば店やコーヒ或いはジュースや軽食等を提供するカフェとして適用するようにしてもよい。コンテナショップ1においては、この場合に第1コンテナ体3が各側面部3B〜3Dの内壁に沿って設置した所定幅の商品陳列棚8に代えて所定幅かつ所定高さのカウンターを設置して、上述した第1ショップスペースを飲食スペースとして構成する。コンテナショップ1においては、第2コンテナ体4側のサービスカウンタ部17を出入り口16まで拡げて調理機器を設置し、商品の提供や料金の授受を行うようにする。
上述したコンテナショップ1においては、多数個の商品陳列棚8を設置して第1ショップスペースを構成した第1コンテナ体3とサービスカウンタ部17を設けて第2ショップスペースを構成した第2コンテナ体4を組み合わせ状態が保持される範囲で出し入れ自在に組み合わせて、対面販売型のショップ形態を構成する。本発明は、かかるショップ形態に限定されず、様々なショップ形態を創成することが可能である。図7に第2の実施の形態として示したコンテナショップ30は、例えばアパレルショップにおいて特定ブランド商品の特別キャンペーン等を実施する際に好適に使用され、既設ショップ内において専用のショップを構成する。なお、コンテナショップ30は、かかる適用例に限定されず、例えば屋外等において臨時アパレルショップを設置する等に際しても好適に適用される。
コンテナショップ30は、基本的な構成を上述したコンテナショップ1と同様とされ、中古コンテナ体にリフォーム加工を施した第1コンテナ体31及びこの第1コンテナ体31に出し入れ自在に組み合わされる第2コンテナ体32とから構成される。コンテナショップ30も、内部空間部を第2コンテナ体収納空間部33として構成した第1コンテナ体31にその長手方向の第1側面部を開口して第2コンテナ体出し入れ開口部34を形成し、閉店時には図7(A)に示すように第2コンテナ体出し入れ開口部34を介して第2コンテナ体32を第2コンテナ体収納空間部33内に収納する。
コンテナショップ30は、開店時には、第1コンテナ体31に対して第2コンテナ体32が図7(B)に示すように第2コンテナ体出し入れ開口部34を介して第2コンテナ体収納空間部33から引き出される。コンテナショップ30は、同図(B)に示すように比較的重量のある第1コンテナ体31が所定位置に固定されるが、比較的軽量であり後述する自走手段を設けた第2コンテナ体32が適宜の位置へと移動して固定される。コンテナショップ30は、第1コンテナ体31がその内部空間部に商品陳列スペースを構成するとともに、第2コンテナ体32がその内部空間部を例えば試着室スペースとする。換言すれば、コンテナショップ30は、顧客に対して、第1コンテナ体31が商品の陳列機能を有する第1サービス提供部を構成するとともに第2コンテナ体32が選択した商品の試着機能を有する第2サービス提供部を構成する。
第1コンテナ体31は、図示を省略するが、上述した第1コンテナ体3と同様に、側面部に透明若しくはスモークのガラスやプラスチック板をはめ込んだ窓が設けられ、また各側面部や天井部に適宜の色彩で塗装される。第1コンテナ体31にも、天井部の内面に照明器具が設けられるとともに、必要に応じて側面に広告用薄型ディスプレーやスピーカが取り付けられ、また上面に電源ユニットや空調機が設置される。なお、第1コンテナ体31にも、第2コンテナ体32を第2コンテナ体収納空間部33に対してスムーズに出し入れするために、適宜の走行ガイド構造を設けてもよい。
第1コンテナ体31には、第1側面部を除く他の側面部の内壁に沿って、多段の商品陳列棚35A〜35Cがコ字状に配列されて設置される。各商品陳列棚35も、全て同幅の300mmとされ、立ったままの状態で顧客が手を伸ばしかつやや腰を曲げて陳列された商品を取ることが可能な高さ範囲を商品陳列スペースとし、上段部や下段部が例えばストックスペースとして利用される。第1コンテナ体31も、上述したように側面部の内壁に沿ってそれぞれ商品陳列棚35を設置することにより、閉店時には各商品陳列棚35に囲まれた内部空間部を第2コンテナ体出し入れ開口部34に連続する第2コンテナ体収納空間部33として構成する。
第2コンテナ体32も、少なくとも上述した第1コンテナ体31の第2コンテナ体収納空間部33に対して、第2コンテナ体出し入れ開口部34を介して出し入れされる大きさ仕様を以って製造される。第2コンテナ体32は、図7に示すように長さ方向の中央位置に隔壁36を設けることにより、内部空間部37を第1試着スペース37Aと第2試着スペース37Bに区分する。第2コンテナ体32は、同図に示すように第1試着スペース37Aと第2試着スペース37Bに対応して幅方向の側面部にそれぞれドア或いはカーテン付きの出入り口38A、38Bを設ける。第2コンテナ体32は、第1試着スペース37Aと第2試着スペース37Bの側面部にそれぞれ姿見39A、39Bを設ける。
第2コンテナ体32には、第1コンテナ体31に収納した状態で第2コンテナ体出し入れ開口部34を閉塞する側面部の外面に電源ユニットと空調機を収納した電気ユニットボックス40を設置するとともに天井部の内面に照明器具が設けられる。第2コンテナ体32には、必要に応じて広告用薄型ディスプレーやスピーカが取り付けられる。なお、第2コンテナ体32は、電気ユニットボックス40を例えば第1試着スペース37A或いは第2試着スペース37Bのいずれか一方の内部に設置するようにしてもよい。また、第2コンテナ体32は、第1試着スペース37A或いは第2試着スペース37Bのいずれか一方をスタッフルームとして使用するようにしてもよく、さらに細かく区分するようにしてもよい。
第2コンテナ体32には、底面部に第1コンテナ体31に対して円滑に出し入れするとともに所定位置へと移動させるために走行手段が設けられている。走行手段は、詳細を省略するが底面部の下面の四隅近傍にそれぞれ設けられて第2コンテナ体32をしっかりと保持するキャスタ41A〜41Dにより構成する。キャスタ41には、適宜のロック機構が設けられており、第2コンテナ体32を第1コンテナ体31内に収納したり所定位置へと移動させた状態で動かないようにロック操作が行われる。なお、第2コンテナ体32には、例えば一方側のキャスタ41A、41Bをタイロッド機構により連結して移動方向を変えられるようにしてもよい。第2コンテナ体32は、例えばハンドリフタ等を用いて第1コンテナ体31から出し入れするとともに所定位置まで移動するようにしてもよい。
以上のように構成された第1コンテナ体31と第2コンテナ体32は、例えば店内或いは屋外のイベントスペースに臨時的に設置され、特定ブランド商品を陳列するショップスペースと試着室スペースとを組み合わせた独自のコンテナショップ30を構成する。コンテナショップ30は、閉店時において第1コンテナ体31に対して第2コンテナ体32を図7(A)に示すように第2コンテナ体出し入れ開口部34から第2コンテナ体収納空間部33内に収納することにより、第1コンテナ体31の設置スペースと同等の省スペース化が図られるようにする。
コンテナショップ30は、開店時に第1コンテナ体31から第2コンテナ体32を引き出して適宜の位置に設置することにより、商品を陳列スペースと試着室スペースとを独立に構成する。コンテナショップ30においては、顧客が第1コンテナ体31に対して第2コンテナ体出し入れ開口部34を出入り口として第2コンテナ体収納空間部33に出入りして商品陳列棚35に陳列した商品の選択が行われるようにする。コンテナショップ30においては、
コンテナショップ30においては、商品を選択した顧客が第1コンテナ体31から第2コンテナ体32へと移動し、例えば空いている第1試着スペース37A内へと入り商品の試着が行われる。コンテナショップ30においては、上述した仕様の第1コンテナ体31内に多数個の商品陳列棚35を設置することにより多種多様の品揃えを可能として商品陳列を行うとともに、その近傍に設置した第2コンテナ体32により顧客が手軽に試着を行うことを可能とする。
なお、コンテナショップ30においては、第2コンテナ体32が隔壁36によりその内部空間部37を第1試着スペース37Aと第2試着スペース37Bに区分するようにしたが、かかる構成に限定されるものでは無い。コンテナショップ30においては、内部空間部37のいずれか一方をサービスカウンタ部として店員が常駐して商品の対価支払いを受けたり商品アドバイスを行うようにしてもよい。
図8に第3の実施の形態として示したコンテナショップ50は、上述した第1の実施の形態として示したコンテナショップ1と同様に中古コンテナ体にリフォーム加工を施した第1コンテナ体51と、やや小ぶりな中古コンテナ体にリフォーム加工を施して第1コンテナ体51に対してその内部に収納されるとともに組み合わせ状態を保持した位置まで引き出される第2コンテナ体52とから構成される。コンテナショップ50においては、第1コンテナ体51と第2コンテナ体52が、基本的な構成をコンテナショップ1の第1コンテナ体3と第2コンテナ体4とほぼ同等とされることから、相対する部位に同一符号を付すことにより説明を省略する。
コンテナショップ50は、第1コンテナ体51に対して第2コンテナ体52を収納した状態でトレーラ53に搭載され、屋外のイベント会場や許可された広場等へと自由に搬送されて移動型カフェ等を構成する。コンテナショップ50は、第1コンテナ体51に荷扱い用のブラケット材が設けられており、このブラケット材を利用してトレーラ53の荷台に設置される。コンテナショップ50は、第1コンテナ体51が、長手方向の一方側の第1側面部3Aに固定した波形鋼板を取り外してほぼ全面を開口することにより、第2コンテナ体52を出し入れさせる第2コンテナ体出し入れ開口部5が形成される。なお、第1コンテナ体51にも、幅方向の第3側面部3C、第4側面部3Dにそれぞれ複数の窓7が設けられる。
第1コンテナ体51には、図示を省略するが第1側面部3Aを除く他の側面部3B〜3Dの内壁に沿ってカウンターがコ字状に配列されて設置される。第1コンテナ体51も、閉店時にはカウンターで囲まれた内部空間部を第2コンテナ体出し入れ開口部5に連続する第2コンテナ体収納空間部9として構成する。第1コンテナ体51は、天井部3Eに照明器具12を設けるとともに図示しない電源ユニット10や空調機11を搭載し、例えばトレーラ53側から電源の供給を受けるようにする。第1コンテナ体51は、電源ユニット10から側面部に沿って底面部3Fの下面に導かれる配線ダクトが設けられ、この配線ダクトに挿通した電気配線により電源ユニット10から各部への電源供給を行うとともに、第2コンテナ体52に対して電源を供給する。第1コンテナ体51も、適宜の位置に電源コードの巻き取り機能を有するコード巻き取り器を設け、このコード巻き取り器から引き出した電源コードにより第2コンテナ体52との配線が行われるようにする。
第1コンテナ体51にも、第2コンテナ体52が第2コンテナ体出し入れ開口部5を介して第2コンテナ体収納空間部9に対してスムーズに出し入れするために、適宜の走行ガイド構造13が設けられる。走行ガイド構造13は、例えば天井部3Eと底面部3Fに相対して設けられ、第2コンテナ体52が位置ズレを生じることなく出し入れ操作されるようにする。走行ガイド構造13は、例えば底面部3Fに幅方向に離間して一端側を第2コンテナ体出し入れ開口部5に開放されたガイド溝を形成し、この第2コンテナ体4の底面部4Fに設けたガイドコロが転動するような構造であってもよい。なお、第1コンテナ体51には、第2コンテナ体出し入れ開口部5の開口縁に沿って雨水等の浸入を防止する適宜のシールド構造が設けられる。
第2コンテナ体52も、中古コンテナ体を用いて上述した第1コンテナ体51の第2コンテナ体収納空間部9に対して、第2コンテナ体出し入れ開口部5を介して出し入れされる大きさ仕様を以ってリフォーム加工される。第2コンテナ体52にも、第1コンテナ体51の第1側面部3Aと対向する長手方向の一方側の第1側面部4Aに固定した波形鋼板を取り外してほぼ全面を開口することにより連絡開口部14が設けられる。第2コンテナ体52は、第1側面部4A側から第1コンテナ体51に組み合わされることにより、この連絡開口部14を介して内部空間部15が第2コンテナ体収納空間部9と連通する。
第2コンテナ体52には、詳細を省略するが内部空間部15にサービスカウンタ部や適宜の厨房機器が設置されるとともに、水槽や洗い場等の設備が設けられて第2ショップスペースを構成する。第2コンテナ体52にも、第1側面部4Aと相対する長手方向の第2側面部4Bの外側面にの広告用薄型ディスプレー19や図示しないスピーカが取り付けられる。第2コンテナ体52にも、幅方向の第3側面部4Cや第4側面部4Dにそれぞれ透明若しくはスモークのガラスやプラスチック板がはめ込まれて内部の様子を確認可能とする窓20が設けられている。第2コンテナ体4には、第3側面部4Cに出入り口16が設けられている。出入り口16は、第3側面部4Cを構成する波形鋼板の一部を高さ方向の全域に亘って所定幅で切り取ることにより形成した開口部からなり、顧客等が内部空間部15に出入りすることを可能とする。
第2コンテナ体52には、各種厨房機器や天井部4Eに設けた照明器具25或いは第2側面部4Bに設置したディスプレー19やカウンター上に設置したレジスタ22、天井部4Eの上面に設置した空調機等に対して、第1コンテナ体51側の電源ユニット10から電源が供給される。第2コンテナ体52には、図示を省略するが底面部4Fの下面に配線ダクトが設けられ、この配線ダクト内に第1コンテナ体3側の上述したコード巻き取り器から引き出された電源コードを導通して電源供給が行われる。
第2コンテナ体52には、底面部4Fに第1コンテナ体51から円滑に出し入れするために走行・ガイド手段が設けられている。走行・ガイド手段は、詳細を省略するが底面部4Fの下面に設けられて第1コンテナ体51側に設けた走行ガイド構造13のガイド溝に係合してこのガイド溝内を転動する複数個のガイドコロ等により構成する。と、第2側面部4B側の中央部に位置して設けられたキャスタ26等により構成する。
第2コンテナ体52は、第1コンテナ体51から引き出すことにより、図8に示すように第1側面部4A側を第1コンテナ体51の走行ガイド構造13に支えられ第2側面部4B側が引き出し部位をトレーラ53の荷台から飛び出た状態となる。第2コンテナ体52は、第1コンテナ体51から安定かつ容易に引き出し操作を行うことを可能とするとともに引き出し状態において第2側面部4B側が安定した状態に保持されるように可動型のキャスタ機構54が設けられる。
キャスタ機構54は、第2コンテナ体52の底面部4Fに対して基端部を揺動自在に取り付けた支柱アーム材54Aと、この支柱アーム材54Aの先端部に設けたキャスタ54Bとにより構成される。キャスタ機構54は、支柱アーム材54Aが、トレーラ53の荷台の高さとほぼ等しい長さを有し、第2コンテナ体52を第1コンテナ体51内に収納した状態では底面部4Fの下面に沿って折り畳まれた状態に保持される。キャスタ機構54は、支柱アーム材54Aが、第1コンテナ体51から第2コンテナ体52を引き出し操作するにしたがって折り畳まれた状態から次第に垂直な状態へと展開する。キャスタ機構54は、第1コンテナ体51から第2コンテナ体52が所定位置まで引き出された状態で、キャスタ56が設置するとともに支柱アーム材54Aが図示しないロック機構により垂直状態にロックされる。
コンテナショップ50においては、第1コンテナ体51内に第2コンテナ体52が収納されるとともに、適宜のロック機構により収納状態がしっかりと保持される。コンテナショップ50においては、トレーラ53によりイベント会場等に搬送され、トレーラ53のタイヤをロックした状態で第1コンテナ体51から第2コンテナ体52が引き出されて開店準備が行われる。コンテナショップ50においては、所定位置まで引き出された第2コンテナ体52が、トレーラ53の荷台から突出した部位をキャスタ機構54により支持される。
コンテナショップ50においては、連絡開口部14を介して第1コンテナ体51のカウンタースペースと第2コンテナ体52のサービス提供スペースとが連通されて拡張されたカフェ形態を構成する。コンテナショップ50においては、第1コンテナ体51の第2コンテナ体出し入れ開口部5から第2コンテナ体52に設けた出入り口16が外側に臨ませられ、この出入り口16にトレーラ53の荷台高さに合わせて階段57が設置される。コンテナショップ50においては、第1コンテナ体51側から第2コンテナ体52に電源供給が行われ、この第2コンテナ体52内に設置した厨房機器を用いて仕込みが行われる。
コンテナショップ50においては、開店に伴って顧客が階段57を上って出入り口16から内部空間部15内に入り、サービスカウンタ部で店員に対して商品の注文を行う。コンテナショップ50においては、料金の支払いを行って店員から商品を受け取った顧客が連絡開口部14を介して第2コンテナ体52内から第1コンテナ体51側へと移動し、カウンターで商品の飲食を行う。コンテナショップ50においては、飲食を終えた顧客が第1コンテナ体51内から第2コンテナ体52側へと移動して容器等をサービスカウンタ部の店員に返却し、出入り口16から外へと出る。
コンテナショップ50においては、上述したように顧客の飲食スペースを構成する第1コンテナ体51がトレーラ53の荷台に搭載されることにより、イベント会場等の様子をやや高い視線で見ながら飲食が行われるようにする。コンテナショップ50においては、第1コンテナ体51と第2コンテナ体52により拡張されたカフェ形態を構成することにより、第2コンテナ体52側に充分な広さを有して充実した厨房機器等を設置したサービスカウンタ部を構成することが可能となる。したがって、コンテナショップ50においては、顧客に対して多種類の商品を迅速に提供することを可能とするとともに、顧客がゆったりと飲食する充分なスペースも確保することが可能である。なお、コンテナショップ50においては、周辺にテーブルや椅子或いはパラソル等を設置してカフェテラス態様を構成するようにしてもよく、これらテーブル等を閉店時には第1コンテナ体51や第2コンテナ体52内に収納することにより保管等の対応も不要となる。
第1の実施の形態として示すコンテナショップの開店状態の斜視図である。 同コンテナショップをホームに設置した開店状態の斜視図である。 同コンテナショップにおいて第1コンテナ体に第2コンテナ体を収納した閉店状態の断面図である。 第2コンテナ体出し入れ開口部を設けた第2側面部を示す第1コンテナ体の側面図である。 同コンテナショップにおいて第1コンテナ体から第2コンテナ体を引き出した開店状態の一部切り欠き側面図である。 同一部切り欠き平面図である。 第2の実施の形態として示すコンテナショップの説明図であり、同図(A)は第1コンテナ体に第2コンテナ体を収納した閉店状態、同図(B)は第1コンテナ体から第2コンテナ体を引き出した開店状態を示す。 第3の実施の形態として示すコンテナショップの開店状態の説明図である。
符号の説明
1 コンテナショップ、2 ホーム、3 第1コンテナ体、4 第2コンテナ体、5 第2コンテナ体出し入れ開口部、6 ディスプレー、7 窓、8 商品陳列棚、9 第2コンテナ体収納空間部、10 電源ユニット、11 空調機、12 照明器具、13 走行ガイド構造、14 連絡開口部、15 内部空間部、16 出入り口、17 サービスカウンタ部、18 商品棚、19 ディスプレー、20 窓、21 カウンター、26 キャスタ、30 コンテナショップ、31 第1コンテナ体、32 第2コンテナ体、33 第2コンテナ体収納空間部、34 第2コンテナ体出し入れ開口部、35 商品陳列棚、36 隔壁、38 出入り口、39 姿見、41 キャスタ、50 コンテナショップ、51 第1コンテナ体、52 第2コンテナ体、53 トレーラ、54 キャスタ機構 55 支柱アーム材、56 キャスタ、57 階段

Claims (2)

  1. 少なくとも第1側面部が開口されて第2コンテナ体出し入れ開口部とされるとともに残された各側面部の内壁に沿って所定幅の商品陳列棚を設置することにより、上記各商品陳列棚に囲まれた内部空間部が開店時には第1ショップスペースを構成するとともに閉店時には上記第2コンテナ体出し入れ開口部に連続する第2コンテナ体収納空間部として構成される第1コンテナ体と、
    上記第1コンテナ体の上記第2コンテナ体収納空間部に収納される大きさとされ、少なくとも上記第1コンテナ体の上記第1側面部と対向する第1側面部を開口して連絡開口部が設けられるとともに残された他の少なくとも1つの側面部に出入り口が設けられかつ内部にサービスカウンタ部を設けて第2ショップスペースを構成し、底面部に走行・ガイド手段が設けられて上記第1コンテナ体の上記第2コンテナ体収納空間部に対して上記第2コンテナ体出し入れ開口部を介して出し入れされる第2コンテナ体とから構成され、
    上記第1コンテナ体と上記第2コンテナ体が、閉店時には上記第2コンテナ体を上記第2コンテナ体収納空間部内に収納して上記第1コンテナ体の設置スペースに縮小するとともに、開店時には上記第2コンテナ体を上記第2コンテナ体出し入れ開口部を介して上記第2コンテナ体収納空間部から組み合わせ状態を保持した位置まで引き出すことにより上記第1ショップスペースと上記第2ショップスペースとからなる拡張したショップスペースを構成することを特徴とするコンテナショップ。
  2. 少なくとも第1側面部が開口されて第2コンテナ体出し入れ開口部とされるとともに残された各側面部の内壁に沿って所定幅を有する第1サービス提供部が設けられ、これら第1サービス提供部に囲まれた内部空間部が上記第2コンテナ体出し入れ開口部に連続する第2コンテナ体収納空間部として構成された第1コンテナ体と、
    上記第1コンテナ体の上記第2コンテナ体収納空間部に収納される大きさとされ、少なくとも1つの側面部に出入り口が設けられるとともに内部に第2サービス提供部が設けられ、底面部に設けた走行手段が設けられて上記第1コンテナ体の上記第2コンテナ体収納空間部に対して上記第2コンテナ体出し入れ開口部を介して出し入れされる第2コンテナ体とから構成され、
    上記第1コンテナ体と上記第2コンテナ体が、閉店時には上記第2コンテナ体を上記第2コンテナ体収納空間部内に収納して上記第1コンテナ体の設置スペースに縮小するとともに、開店時には上記第2コンテナ体を上記第2コンテナ体出し入れ開口部を介して上記第2コンテナ体収納空間部から引き出すことによりそれぞれの上記第1サービス提供部と上記第2サービス提供部がショップスペースを構成することを特徴とするコンテナショップ。
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