JP2009021808A - 信号モニタ装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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泰理 本多
Seigo Totani
清悟 戸谷
Hiroshi Aoyanagi
浩 青柳
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Abstract

【課題】ネットワークを介して接続される機器間のメディア通信における制御信号・メディア信号パケットの異常発生を簡易に検出し、原因解析を支援する。
【解決手段】信号モニタ装置1は、SIPの正常な信号シーケンスの情報を記憶する記憶部と、VoIPアダプタ2bがネットワークを介して送受信するSIP及びRTPパケットのデータを取得するパケット収集部と、取得したパケットデータから得られるSIP信号シーケンスと、記憶部内に記憶されている正常なSIP信号シーケンスとを照合して正常性を判定するシーケンス判定部とを備える。また、パケットロス判定部は、RTP信号のシーケンス番号が連続していないときに、装置の実装による番号跳躍か否かを加味して正常性を判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、信号モニタ装置及びコンピュータプログラムに関する。
近年、ブロードバンドサービスが広く普及しており、オフィスや一般家庭においてもIP(Internet Protocol)電話が用いられるようになってきた。このようにIP電話を導入しているオフィスや一般家庭などにおいて、IP電話がつながらないなどのトラブルが生じたとき、通信事業者の保守者がそのオフィスや一般家庭に出向き、原因の解析を行うことがある。これには、ネットワークを流れる信号をモニタして解析する方法が一般的であり、そのために用いられる信号モニタツールも提供されている。
一方、ネットワークに流れる信号をモニタし、通常状態のネットワークに流れる信号から得られた統計的な特徴と、ネットワークに現在流れている信号から得られる統計的な特徴とを比較してネットワークの異常を検出するとともに、信号のペイロードに格納されている文字の出現頻度を確率分布として出力する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−220292号公報
従来の信号モニタツールは、ネットワーク上を流れるIP信号をキャプチャしてそのログを記録するものであり、IP電話のプロトコルの正常性を判定したり、IP電話のメディアを送受信するためのRTP(Real-Time Transport Protocol)パケットのロス等を検出して異常を知らせたりするものではなかった。そのため、一旦信号モニタツールに記録した信号ログを保守者が手動で解析し、異常判定を行う必要があった。例えば、ログに記録された信号からSIP(Session Initiation Protocol)信号を特定してシーケンスの正常性を判断したり、RTPパケットを個別に数えてロスの有無等を判断したりして異常個所を特定していた。これは、煩雑で時間のかかる作業であり、また、保守者に解析のスキルが必要であった。しかし、特許文献1の技術は、ネットワーク上を流れる信号の統計的な特徴により異常を判断するものであり、特定の呼についての信号の正常性を判断することはできず、このような問題を解決することはできない。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、ネットワークを介して接続される機器間のメディア通信における制御信号・メディア信号パケットの異常発生を簡易に検出し、原因解析を支援することのできる信号モニタ装置及びコンピュータプログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、ネットワークに接続される機器間で送受信される信号をモニタする信号モニタ装置であって、正常な信号シーケンスの情報を記憶する記憶部と、モニタ対象の前記機器が前記ネットワークを介して送受信するパケットのデータを取得するパケット収集部と、前記パケット収集部が取得したパケットデータから得られる信号シーケンスと、前記記憶部内に記憶されている正常な信号シーケンスとを照合して正常性を判定するシーケンス判定部と、を備えることを特徴とする信号モニタ装置である。
また、本発明は、上述する上述する信号モニタ装置であって、前記シーケンス判定部は、正常な信号シーケンスで送受信される信号と同じプロトコルにより、正常シーケンスとは異なる信号を受信したときに準正常と判断することを特徴とする。
また、本発明は、上述する信号モニタ装置であって、前記シーケンス判定部は、正常な信号シーケンスにおける所定の信号を検出したのち、正常な信号シーケンスで送受信される信号と同じプロトコルによる他の信号を所定の時間内に受信しなかったときに異常と判断することを特徴とする。
また、本発明は、上述する信号モニタ装置であって、前記シーケンス判定部が準正常または異常と判断したときに、正常シーケンスで送出されるべき信号を送出しなかった送信元を特定する情報を出力する出力部をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明は、上述する信号モニタ装置であって、前記シーケンス判定部は、パケットデータに設定されているインターネットプロトコルのアドレス情報と、当該インターネットプロトコルの上位レイヤプロトコルに設定されているアドレス情報とを比較し、これらのアドレス情報が異なる場合には、インターネットプロトコルのアドレス情報を前記機器のアドレスとして認識することを特徴とする。
また、本発明は、上述する信号モニタ装置であって、前記シーケンス判定部は、メディアデータのセッションの確立制御に用いられる信号について信号シーケンスの正常性を判定し、送信の度に所定の数だけ増加するシーケンス番号と、メディアデータとが設定されたパケットのデータであるメディアパケットデータを受信し、受信したメディアパケットデータのシーケンス番号と、当該メディアパケットデータと同じ送信元機器から以前に送信されたメディアパケットデータのシーケンス番号とを比較して、パケットの逆転またはロスが発生しているかを判断し、その発生回数に応じて準正常または異常を判定するパケットロス判定部をさらに備える、ことを特徴とする。
また、本発明は、上述する信号モニタ装置であって、前記パケットロス判定部は、受信したメディアパケットデータのシーケンス番号が、当該メディアパケットデータと同じ送信元機器より直前に送信されたメディアパケットデータのシーケンス番号から前記所定の数だけ増加した番号ではない場合に、所定の時間遡った時間内に当該送信元機器より送信されたメディアパケットデータの中で、当該所定の時間内において増加することが想定されるシーケンス番号より大きな数のシーケンス番号の跳躍が検出された場合はパケット逆転及びロスが発生していないと判断することを特徴とする。
また、本発明は、上述する信号モニタ装置であって、前記パケットロス判定部は、前記所定の時間内においてメディアパケットデータのシーケンス番号が初期値に戻って使用されたことを検出した場合、前記シーケンス番号を、使用されうるシーケンス番号の範囲を超えた対応する値に変換して、前述のシーケンス番号の跳躍の検出を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上述する信号モニタ装置であって、前記パケットロス判定部において、異常あるいは準正常と判断したときに、逆転またはロスが発生したパケットの送信元を特定する情報を出力する出力部をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明は、上述する信号モニタ装置であって、前記パケットのデータとして、前記ネットワークと接続するための信号インタフェース部において受信したパケットのキャプチャデータを使用し、正常性の判断結果をリアルタイムに出力することを特徴とする。
また、本発明は、上述する信号モニタ装置であって、前記信号インタフェース部を複数備え、前記パケット収集部は、前記複数の信号インタフェース部から順にパケットを受信し、受信した時間順に受信したパケットのキャプチャデータを生成することを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークに接続される機器間で送受信される信号をモニタする信号モニタ装置として用いられるコンピュータを、正常な信号シーケンスの情報を記憶する記憶部、モニタ対象の前記機器が前記ネットワークを介して送受信するパケットのデータを取得するパケット収集部、前記パケット収集部が取得したパケットデータから得られる信号シーケンスと、前記記憶部内に記憶されている正常な信号シーケンスとを照合して正常性を判定するシーケンス判定部、として機能させることを特徴とするコンピュータプログラムである。
本発明によれば、保守者自身でモニタしたメディア通信の信号のログを詳細に解析しなくとも、故障箇所の切り分けを行うことができ、認識が困難な事象やメディア通信のための制御パケット・メディアパケットの異常を正確に把握することが可能になる。従って、保守者が、IP電話等メディア通信の故障箇所の解析を簡易に行うことを可能にする。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による信号モニタ装置1の接続構成を示す図である。同図において、一般の電話機2aに接続されるVoIP(Voice over IP)アダプタ2bは、電話機2aのインタフェースとVoIPのインタフェースとの変換を行う。電話機2a及びVoIPアダプタ2bを、VoIP端末としてもよい。信号モニタ装置1は、VoIPアダプタ2bが接続されるルータ3と、加入者宅に設置される光ファイバ通信の終端装置であるONU(Optical network unit)5との間のWAN(Wide Area Network)上に設置されたTAP(Terminal adapter)4に接続される。TAP4はハブ機能を有しており、複数のポートを備える。ルータ3はTAP4のポートAに、ONU5はポートBに、信号モニタ装置1は、モニタ用のポートに接続されている。ルータ3は、例えば、CTU(加入者網終端装置)/BB(ブロードバンド)ルータである。ONU5は、図示しないOLT(Optical Line Terminal)を介して、インターネット網であるネットワーク6に接続されている。
ネットワーク6には、DNS(Domain Name System)サーバ7、アドレス付与サーバ8及びSIP(Session Initiation Protocol)サーバ8が接続されている。DNSサーバ7は、VoIPアダプタ2bからアドレス付与サーバ8のドメイン名を受信し、アドレス付与サーバ8のアドレスを通知する。アドレス付与サーバ8は、VoIPアダプタ2bへIPアドレスを付与する。SIPサーバ9は、SIPによる呼制御機能を有する。さらに、ネットワーク6には、電話機2aの通話先となるVoIP端末2が接続され、VoIPアダプタ2bと通話先のVoIP端末2との間のSIP信号はSIPサーバ9を介して送受信され、メディア信号はVoIPアダプタ2bと通話先のVoIP端末2で直接あるいはSIPサーバ9を介して送受信される。なお、電話機2aの通話先を一般の加入者電話とすることもできる。
図2は、信号モニタ装置1の他の接続構成を示す図であり、図1ではWAN側に信号モニタ装置1が接続されるのに対し、同図では、LAN側に信号モニタ装置1が接続される。すなわち、信号モニタ装置1は、一般の電話機2aに接続されるVoIPアダプタ2bと、ルータ3との間のLAN(Local Area Network)上に設置されたTAP4に接続される。ここでは、VoIPアダプタ2bはTAP4のポートAに、ルータ3はポートBに、信号モニタ装置1は、モニタ用のポートに接続されている。
図3は、信号モニタ装置1の構成を示すブロック図であり、本発明に関わる部分のみ抽出している。信号モニタ装置1には、例えば、パーソナルコンピュータを用いることができる。同図において、信号モニタ装置1は、記憶部10、内部処理部11、ユーザインタフェース部12、表示装置13及び入力装置14を備える。
表示装置13は、CRT(cathode ray tube)やLCD(liquid crystal display)などのディスプレイである。入力装置14は、キーボード、マウスなどであり、ユーザが情報を入力するために用いられる。
記憶部10は、DNSアクセス、アドレス付与及びSIPサーバへのアドレス登録、ならびに、呼制御の正常シーケンス、すなわち、これらについて、発側から送信されるべき信号の種類、着側から送信されるべき信号の種類、それら信号の順序を示す正常シーケンスデータを記憶している。なお、呼制御についての正常シーケンスデータは、監視対象のVoIPアダプタ2bが発側の場合、着側の場合、さらに、通話先がVoIP端末2の場合、加入者電話の場合について、発呼から通話までの呼確立段階、通話から呼終了の呼解放段階までなど、呼制御の段階別に記憶されている。
内部処理部11は、パケット収集部111、シーケンス判定部112、シーケンス表示部113、パケットロス判定部114を備え、キャプチャあるいはログから読み出したパケットのデータを解析する。パケット収集部111は、ネットワークからキャプチャしたパケットあるいはログから読み出したパケットのデータを収集する。シーケンス判定部112は、収集されたパケットデータから、DNSサーバ7、アドレス付与サーバ8、及び、SIPサーバ9との間の信号シーケンスの正常性判定を行う。シーケンス表示部113は、検出されたSIP信号のシーケンスを表示装置13へ表示する。パケットロス判定部114は、メディア信号のパケットのロス・信号逆転を判断する。
ユーザインタフェース部12は、ランプ表示部121とログ出力部122とを備え、表示装置13へ解析結果を表示する。ランプ表示部121は、シーケンス判定部112、パケットロス判定部114による正常性の判定結果に対応した色のランプを表示させる。ログ出力部122は、検出したパケットのデータをログファイルとして出力する。
図4は、信号モニタ装置1が、複数のNIC(Network Interface Card)を備える場合のパケット収集について説明するための図であり、ここでは、2枚のNIC15a,15bを備えるものとして説明する。パケット収集部111は、NIC15aを制御するドライバ16a、NIC15bを制御するドライバ16bそれぞれとのインタフェースを有しており、各NICのドライバ16a,16bに対して交互にポーリングを行い、NIC15a、15bがネットワークから受信したパケットを収集する。パケット収集部111は、各NIC15a、15bにより収集したパケットをマージして時間順に記録し、マージされたキャプチャデータを生成する。これにより、例えば、NIC15a、15bをそれぞれ、上り(VoIPアダプタ2bからネットワーク6方向)、下り(ネットワーク6からVoIPアダプタ2b方向)の送出方向に対応させて使用することもできる。
信号モニタ装置1の解析対象パケットには、例えば、IPoverイーサネット(登録商標)やPPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet(登録商標))が用いられる。イーサネット(登録商標)のフレームフォーマットは、宛先MAC(Media Access Control)アドレス(48ビット)、送信元MACアドレス(48ビット)、フレーム・タイプ(16ビット)、ペイロード(最大1500バイト)、誤りチェックシーケンス(32ビット)で構成される。IPoverイーサネット(登録商標)の場合は、フレーム・タイプにIPであることを示すコードが設定され、ペイロード内には、IPヘッダ及びIPペイロードが設定される。一方、PPPoEの場合、フレーム・タイプにPPPoEであることを示すコードが設定され、ペイロード内には、PPPoEのヘッダ及びPPPoEペイロードが設定され、PPPoEペイロード内に、IPヘッダ及びIPペイロードが設定される。
このように信号モニタ装置1は、受信したパケットのフレーム・タイプから、IP信号の読み出し位置を決定し、IPヘッダから宛先や送信元などの情報を読み出し、IPペイロードから、上位レイヤの監視対象の信号(DNSへの問い合わせ、アドレス付与などに用いられる信号、アドレス登録や呼制御などに用いられるSIP信号等)を取得する。
図5は、NAT(Network Address Translation)/NAPT(Network Address Port Translation)が使用される場合のアドレス解析処理について説明するための図である。ここでは、ルータ3が、LAN側のプライベートアドレスからWAN側のグローバルアドレスの変換を行うNAT/NAPT機能を有しているものとする。
同図において、SIPサーバ9からVoIPアダプタ2bへ送信されるパケットには、SIP信号のINVITEが設定されている。当該パケットでは、IPヘッダに設定されている宛先「dst:192.168.1.2」と、SIP信号内にパラメータとして設定されている宛先「To:2.2.2.2」とが異なっている。また、VoIPアダプタ2bからSIPサーバ9へ返送される100Tryingのパケットについても、IPヘッダに設定されている送信元「src:192.168.1.2」と、SIP信号内にパラメータとして設定されている送信元「From:2.2.2.2」とが異なっている。
上記のように、IPヘッダ内のアドレスと、SIP信号内のアドレスが異なる場合は、NATによりアドレス変換された後のパケットであり、これにより、信号モニタ装置1は、NATの内側のネットワークに接続されていることを検出する。従来の信号モニタツールでは、これらのアドレスの不一致により信号の宛先を正しく認識することができなかったが、信号モニタ装置1では、IPヘッダ内のアドレスと、SIP信号内のアドレスとが異なる場合、IPヘッダ内のアドレスをLAN側の実際のVoIPアダプタ2bのアドレスとして認識し、SIP信号内のアドレスをNATによる変換後のグローバルIPアドレスであると認識する。
図6は、信号モニタ装置1の表示装置13に表示されるモニタ画面イメージを示す図である。
同図においては、1つのタブが1セッション(セッション1〜5)に対応したモニタ画面が表示される。各セッションは、VoIPアダプタ2bのアドレスと関連付けられており、モニタ結果は、パケットに設定されているアドレスに対応したタブのモニタ画面に表示される。モニタ画面には、モニタの条件を設定する設定表示領域A1と、DNSアクセス/アドレス付与/アドレス登録シーケンスの正常性を示すアドレス関連信号モニタ表示領域A2と、SIPシーケンスの正常性及び検出されたSIP信号を表示する呼制御信号モニタ表示領域A3と、RTPパケットの正常性を示すメディア信号モニタ表示領域A4と、使用しているNICを表示するインタフェース表示領域A5と、モニタ開始ボタンA6を含む。
設定表示領域A1には、モニタ対象のVoIPアダプタ2bが送信元あるいは宛先となっているパケット数を表示するか否かを選択するボタン及び検出した当該パケット数を表示するフィールド、ログ保存を行うか否かを選択するボタン及びログ保存されたモニタ対象の信号数を示すフィールド、アドレス関連信号モニタ表示領域A2に現在表示されているシーケンスをクリアするか否かを選択するボタンなどが含まれる。
アドレス関連信号モニタ表示領域A2には、正常/準正常/異常を示すアドレス付与ランプL21〜L26が表示される。アドレス付与ランプL21〜L23は、VoIPアダプタ2bから送信される信号に、アドレス付与ランプL24〜L26は、VoIPアダプタ2b宛に送信される信号に対応しており、また、アドレス付与ランプL21及びL26は、DNSサーバ7との間で送受信される、アドレス付与サーバ8のアドレス取得に関する信号、アドレス付与ランプL22及びL25は、アドレス付与サーバ8からのIPアドレス取得に関する信号、アドレス付与ランプL23及びL24は、SIPサーバ9へのアドレス登録に関する信号に対応している。アドレス付与ランプは、正常であれば緑、正常とは異なるが異常ではない準正常の場合は黄色、異常であれば赤が表示される。さらに、アドレス関連信号モニタ表示領域A2には、モニタ開始時のアドレス付与ランプL21〜L26のクリアの有無を選択するためのボタンが表示される。
呼制御信号モニタ表示領域A3には、VoIPアダプタ2bとSIPサーバ9間で送受信された信号と、その信号の種類、さらには、呼制御信号内のパラメータを、時刻順にラダー表示する。さらに、呼制御信号モニタ表示領域A3には、検出したシーケンスが正常であるか否かを示すSIPランプL31、L32が表示される。SIPランプL31は、VoIPアダプタ2bから送信される信号に、SIPランプL32は、VoIPアダプタ2b宛に送信される信号に対応しており、正常であれば緑、正常シーケンスとは異なるが異常ではない準正常の場合は黄、異常であれば赤が表示される。
メディア信号モニタ表示領域A4には、メディア信号としてのRTPパケットの送受信が正常であるか否かを示すRTPランプL41、L42が表示され、RTPランプL41は、VoIPアダプタ2bから送信されるRTPパケットに、RTPランプL42は、VoIPアダプタ2b宛に送信されるRTPパケットに対応しており、正常であれば緑、逆転があれば黄、パケットロス(シーケンス抜け)があれば赤が表示される。さらに、メディア信号モニタ表示領域A4には、パケットロス数、順序逆転が発生した数が表示される。
次に、信号モニタ装置1の動作を説明する。信号モニタ装置1がモニタ対象とするパケットは、IPv4の場合は制御信号及びメディアデータのパケットとし、IPv6の場合は制御信号のパケットとする。なお、以下では、ネットワークを流れるパケットをキャプチャした場合の処理について示す。
まず、信号モニタ装置1の記憶部10に予め正常シーケンスデータを記憶させておく。また、モニタ前に、モニタ対象のVoIPアダプタ2bのアドレス情報と、モニタ画面(図6)において使用するタブとを関連付けた情報を、入力装置14により入力して記憶部10に登録しておく。モニタを開始するときには、入力装置14を用いて、モニタ画面の設定表示領域A1にパケット数表示の有無、ログ保存の有無などの条件を、アドレス関連信号モニタ表示領域A2にモニタ開始時のアドレス付与ランプL21〜L26のクリアの有無の条件を設定し、モニタ開始ボタンA6を押下する。なお、以下においてモニタ画面へ情報を表示する際は、パケットから検出されたVoIPアダプタ2bのアドレスに対応したタブの画面に表示されるものとする。
信号モニタ装置1のパケット収集部111は、モニタ開始が入力されると、NICからネットワーク上を流れるパケットを収集してパケットデータを生成する。パケット収集部111は、レイヤ2のヘッダにより、PPPoEを使用した信号であるか否を判断し、その判断結果によって当該パケットのIP信号の開始位置を特定する。パケット収集部111は、当該IPヘッダに設定されている送信元または宛先アドレスが、記憶部10に記憶されているモニタ対象のVoIPアダプタ2bのアドレスであるか否かを判断する。当該信号の送信元または宛先アドレスが、モニタ対象のVoIPアダプタ2bのアドレスである場合、当該VoIPアダプタ2bに対応したパケットキャプチャ数を、現在の値に1加算したキャプチャ数に更新して記憶部10に記憶するとともに、パケット数表示有りが設定されている場合には、そのパケット数をモニタ画面に表示する。
さらに、シーケンス判定部112は、キャプチャしたパケット内のIPの開始位置を判断するとともに、当該信号の種類を判断する。そして、当該信号の種類が、DNSサーバ7との間のアドレス取得に関する信号、アドレス付与サーバ8との間のIPアドレス付与に関する信号、SIPサーバ9との間のアドレス登録に関するSIP信号、呼制御に関するSIP信号であれば、シーケンス判定部112へキャプチャしたパケットデータを受け渡し、RTP信号であればパケットロス判定部113へ受け渡す。なお、IPの上位レイヤの信号の種類がSIPである場合、IPヘッダ内の送信元/宛先アドレスと、SIP信号内の送信元/宛先アドレスとを比較し、不一致である場合には、NATの内側にいるものと判断する。
図7は、DNSアクセス/アドレス付与/アドレス登録に関する信号を受信したときの信号モニタ装置1の動作フローを示す図であり、送信元または宛先が同一のVoIPアダプタ2b毎に当該フローを実行する。
まず、モニタ画面のモニタ開始ボタンA6が押下されると、ランプ表示部121は、モニタ開始時のアドレス付与ランプL21〜L26のクリアが選択されていれば、全てのアドレス付与ランプL21〜L26を消灯する(ステップS110)。シーケンス判定部112において、パケット収集部111から受信したパケットデータが、モニタ対象のVoIPアダプタ2bからのDNSアクセス信号、つまり、アドレス付与サーバ8のドメインに対応したアドレスを要求する信号であることを検出すると(ステップS115)、ランプ表示部121は、検出した信号及び方向に対応したアドレス付与ランプL21を緑に点灯する(ステップS120)。
続いて、シーケンス判定部112は、アドレス関連信号受信タイマ、ここでは、1分のタイマを起動する。そして、シーケンス判定部112が、アドレス関連信号受信タイマの満了前に、DNSアクセス、アドレス付与あるいはアドレス登録に関する信号のいずれかのパケットを検出すると(ステップS125:パケット受信)、当該パケットの種類及び発着アドレスを確認する(ステップS130)。
シーケンス判定部112は、確認した信号の種類が、シーケンスの完了を示す信号、例えば、SIP信号の200OKやTCPのセッション終了信号などであるかを判断する(ステップS135)。シーケンスの完了を示す信号ではないと判断した場合(ステップS135:NO)、シーケンス判定部112は、これまでに受信した、モニタ対象のVoIPアダプタ2bが送信元または宛先であるDNSアクセス、アドレス付与あるいはアドレス登録に関する信号に、新たに受信した信号を加えた検出シーケンスと、記憶部10内の正常シーケンス情報で示されるシーケンスとを比較し、現時点までに正常シーケンスと相違があるか否かを判断する(ステップS140)。現時点までに正常シーケンスとの相違がなければ(ステップS140:無し)、新たに受信した信号に対応した種類及び方向のアドレス付与ランプ(L21〜L26のいずれか)を緑色点灯するステップS120の処理に戻る。
一方、現時点までの検出シーケンスが、正常シーケンスと相違する場合(ステップS140:有り)、正常シーケンスでは送信されるべきであるが、検出シーケンスでは実際には送信されなかった信号及び方向に対応したアドレス付与ランプ(L21〜L26のいずれか)を黄色に点灯し(ステップS145)、ステップS125に戻る。
そして、上記を繰り返し、ステップS135において、受信した信号が、シーケンスの完了を示す信号であると判断した場合(ステップS135:YES)、モニタを終了し、現在のアドレス関連信号モニタ表示領域A2の表示、すなわち、点灯ランプ色を維持したまま処理を終了する(ステップS150)。
なお、ステップS125において、第一パケット確認時刻から、DNSアクセス、アドレス付与あるいはアドレス登録に関する信号のいずれも検出せずに1分を経過し、アドレス関連信号受信タイマが満了した場合(ステップS125:1分経過)、正常シーケンスにおいて示される、次に送信されるべき信号の方向に対応したアドレス付与ランプ(L21〜L26のいずれか)を赤色点灯する(ステップS155)。
また、ログ出力部122は、シーケンス判定部112において検出されたDNSアクセス、アドレス付与あるいはアドレス登録に関する信号及び発着アドレス、受信時刻などの情報をログデータとして記憶部10に書き込む。
図8は、呼制御に関するSIP信号を受信したときの信号モニタ装置1の動作フローを示す図であり、送信元または宛先が同一のVoIPアダプタ2b毎に当該フローを実行する。
まず、モニタ画面のモニタ開始ボタンA6が押下されると、ランプ表示部121は、全てのSIPランプL31、L32を消灯する(ステップS210)。シーケンス判定部112において、パケット収集部111から受信したパケットデータが、モニタ対象のVoIPアダプタ2bを宛先または送信元とする最初の呼制御に関するSIP信号であることを検出すると、そのSIP信号の発着のアドレス、受信時刻を内部に記憶する(ステップS215)。ランプ表示部121は、ステップS215において検出されたSIP信号の該当方向のSIPランプL31またはL32を緑に点灯する(ステップS220)。すなわち、VoIPアダプタ2bが送信元ならばSIPランプL31を、宛先ならばSIPランプL32を緑点灯する。
さらに、シーケンス表示部113は、呼制御信号モニタ表示領域A3に、ステップS215において検出されたSIP信号に対応した方向の矢印をラダー表示するとともに、当該矢印の上にSIP信号の種類(INVITE,100Trying,180Ringing、…等)を表示する。特定の種類のSIP信号の場合は、当該SIP信号内のパラメータの全部または一部も表示する。例えば、INVITE、ACK、BYE信号であれば、SIPアドレスを表示する。
続いて、シーケンス判定部112は、SIP信号受信タイマ、ここでは、1分のタイマを起動する。そして、シーケンス判定部112が、SIP信号受信タイマの満了前に、ステップS215において検出したSIP信号と同じCallID(発生した呼毎に付与される番号)を持つ、呼制御に関する新たなSIP信号のパケットを検出すると(ステップS225:パケット受信)、当該SIP信号の種類や発着アドレスを確認し、受信時刻とともに内部に記憶する(ステップS230)。シーケンス表示部113は、呼制御信号モニタ表示領域A3に、検出されたSIP信号に対応した方向の矢印をラダー表示するとともに、当該矢印の上にSIP信号の種類、当該SIP信号内のパラメータの一部または全部を表示する。
次に、シーケンス判定部112は、受信したSIP信号の種類が、シーケンスの完了を示す信号、例えば、呼確立段階であれば応答後のACK、呼解放段階であればBYEに対応する200OK等であるかを判断する(ステップS235)。シーケンスの完了を示す信号ではないと判断した場合(ステップS235:NO)、続いて、シーケンス判定部112は、モニタ対象の当該VoIPアダプタ2bが送信元または宛先であり、かつ、ステップS225において新たに受信したSIP信号内のCallIDと同一のCallIDが設定された、これまでに受信したSIP信号を内部から読み出す。そしてこの読み出したSIP信号に、ステップS225において新たに受信したSIP信号を加えた検出シーケンスと、記憶部10内の正常シーケンス情報で示されるシーケンスを比較し、現時点までに正常シーケンスとの相違があるか否かを判断する(ステップS240)。つまり正常シーケンスにはVoIPアダプタ2bが発または着、通話先がVoIP端末/一般加入者である場合などのシーケンスが登録されているため、これらのいずれかのシーケンスのうち、現時点までの検出シーケンスと合致する部分を有するものがあれば、相違がないと判断する。
現時点までに正常シーケンスとの相違がなければ(ステップS240:無し)、新たに受信したSIP信号に対応した方向のSIPランプL31またはL32を緑色点灯するステップS220の処理に戻る。
一方、現時点までの検出シーケンスが、正常シーケンスと相違する場合(ステップS240:有り)、正常シーケンスで送信されるべきであるが、検出シーケンスでは実際には送信されなかった信号の方向に対応したSIPランプL31またはL32を黄色に点灯し(ステップS245)、ステップS225に戻る。
また、ステップS225において、第一パケット確認時刻から呼制御に関する他のSIP信号を受信せずに経過時間が1分経過し、SIP信号受信タイマが満了した場合(ステップS225:1分経過)、正常シーケンスにおいて次に受信すべき信号の方向に対応したSIPランプL31またはL32を赤色点灯する(ステップS255)。
上記を繰り返し、ステップS235において受信した信号が、シーケンスの完了を示す信号であると判断した場合(ステップS235:YES)、現在の呼制御信号モニタ表示領域A3の表示、すなわち、シーケンスのラダー表示及び点灯ランプ色を維持し、モニタ処理を終了する(ステップS250)。例えば、呼確立段階について当該処理を終了したのち、再び呼解放段階の最初の信号を検出した場合は、ステップS215からの処理が実行される。
なお、ログ出力部122は、シーケンス判定部112において検出されたSIP信号の種類及び発着アドレス、当該SIP信号内のパラメータ(例えば、SIP信号内の呼番号や発着アドレスなど)、受信時刻等の情報をログデータとして記憶部10に書き込む。
次に、メディア信号のモニタに関する信号モニタ装置1の動作について説明するが、まず、図9を参照して、RTPのシーケンス番号跳躍について説明する。本実施の形態では、メディア信号としてRTP信号を使用しているが、RTP信号のパケットには、シーケンス番号が付与されており、同一の機器から同一のセッションについて送出される度に1ずつ増加する。しかし、機器の実装によって、使用するシーケンス番号の範囲が連続していない場合があり、また、機器によってその範囲も異なる。例えば、ある機器は、0〜2までのシーケンス番号を使用したのち、次は30からのシーケンス番号を使用するなどである。従って、シーケンス番号「2」からシーケンス番号「30」への番号跳躍があっても異常と判定しないようにする必要がある。しかし、各機器がどの範囲のシーケンス番号を使用するかはわからないことが多く、わかったとしても、測定対象の環境に合わせて都度各機器の使用するシーケンス番号の範囲を調べたり、その範囲に合わせて信号モニタ装置1の設定を変えたりすることは非常に煩雑である。そこで、信号モニタ装置1は、不連続のシーケンス番号のRTPパケットを受信した場合、機器の実装によりシーケンス番号が跳躍したのか、パケットロスによりシーケンス番号が跳躍したのかを以下のように判断する。
例えば、ある機器(ここでは、ルータ3)から20ミリ秒間隔でRTPパケットが送出される場合、500ミリ秒では25個のRTPパケットが送出されることが想定される。よって、連続してシーケンス番号が増えた場合、500ミリ秒の中の最初と最後のRTPパケットのシーケンス番号の差は24となる。ただし、機器が実際に運用されるときには、20ミリ以上の間隔でRTPパケットが送出されることもあり、シーケンス番号の差は24以下となる。そのため、500ミリ秒の中で、シーケンス番号の差が25以上となった場合は、途中で機器が実装により番号を跳躍させたためであると考えられる。
そこで、信号モニタ装置1は、検出したRTPパケットのシーケンス番号が連続していない場合、所定の時間遡った時間内に送信元機器より送信されたメディアパケットデータの中で、当該所定の時間内において増加することが想定されるシーケンス番号より大きな数のシーケンス番号の跳躍が検出された場合は実装による番号跳躍であると判断する。つまり、現在から所定の遡った時間間隔の中で受信した最初と最後のRTPのシーケンス番号の差を求め、求めた差が、この所定の時間間隔の中で受信すると想定されるRTPパケットの数より大きい場合、機器の実装による番号跳躍があったものとして正常であると判断する。
また、シーケンス番号は、取りうるもっとも大きな番号まで使用されてしまった場合、再び初期値から使用される。そこで、信号モニタ装置1は、所定の時間遡った時間内に送信元機器より送信されたメディアパケットデータの中で、0などの所定の初期値に戻って使用された場合、シーケンス番号を、使用しうる範囲を超えた対応する値に変換して、上記と同様に番号跳躍であるかを判断する。
図10は、RTP信号を受信したときの信号モニタ装置1の動作フローを示す図であり、VoIPアダプタ2bが送信元、及び、宛先である場合のそれぞれについて当該処理を実行する。ここでは、VoIPアダプタ2bが送信元のRTPパケットを例に説明するが、VoIPアダプタ2bが宛先のRTPパケットについても同様の動作を行う。
まず、モニタ画面のモニタ開始ボタンA6が押下されると、ランプ表示部121は、全てのRTPランプL41、L42を消灯する(ステップS310)。パケットロス判定部114は、パケット収集部111から受信したRTPのパケットデータが、モニタ対象のVoIPアダプタ2bを送信元とする最初のRTPパケットであることを検出すると、そのRTPパケット内のシーケンス番号、発着のアドレス、受信時刻を内部に記憶する(ステップS315)。また、ランプ表示部121は、メディア信号モニタ表示領域A4の該当方向のRTPランプL41を緑に点灯する(ステップS320)。
続いて、パケットロス判定部114は、該当方向用(VoIPアダプタ2bが送信元)のRTP信号受信タイマ、ここでは、5秒間のタイマを起動する(ステップS325)。そして、パケットロス判定部114は、RTPパケット受信タイマの満了前に、VoIPアダプタ2bが送信元の次のRTPパケットを検出すると(ステップS330:RTPパケット受信)、10個以上のパケットロスがあるか否かを以下のように判断する(ステップS340)。
まず、パケットロス判定部114は、新たに受信したRTPパケットのシーケンス番号が、直前に受信したRTPパケットのシーケンス番号から連続して増えていればロスはないと判断する。シーケンス番号が、連続して増加していなければ、さらに、以下の(1)、(2)のようにシーケンス番号の跳躍がないかを判断する。
(1)パケットロス判定部114は、新たに受信したRTPパケットのシーケンス番号が、所定の時間前のRTPパケットのシーケンス番号から、この所定の時間の中で受信すると想定されるRTPパケットの数以上増加している場合、例えば、20ミリ秒間隔でRTPパケットが送出される条件下で、500ミリ秒前に受信したパケットのシーケンス番号より25以上増加している場合は、パケットロスではなく、実装による番号跳躍であるとして正常と判断し、差が24以下であれば、パケットロスが発生したと判断する。
(2)あるいは、パケットロス判定部114は、新たに受信したRTPパケットのシーケンス番号が所定の時間前のRTPパケットのシーケンス番号から、予め決められた閾値以上減少している場合、シーケンス番号がこの所定の時間内に初期値に戻って使用されたものと判断する。この場合、(受信したRTPパケットのシーケンス番号)+(シーケンス番号の最大値)+(シーケンス番号の初期値)+1を、(1)における受信したRTPパケットのシーケンス番号の代わりに用い、同様に番号跳躍か否かを判断する。例えば、シーケンス番号の初期値を「0」番、最大値を「9999」番とし、受信したパケットのシーケンス番号が「20」番、500ミリ秒前のシーケンス番号が「9990」番であるとする。このとき、受信したパケットシーケンス番号「20」番が、500ミリ秒前のシーケンス番号「9990」番より所定の閾値以上減少しているため、シーケンス番号の初期値「0」番をまたいだものと判断する。そこで、現在のシーケンス番号「20」番+シーケンス番号の最大値「9999」番+シーケンス番号の初期値「0」番+1=「10020」番を、(1)における現在のシーケンス番号として用い、500ミリ秒前のシーケンス番号「9990」番からの増加数、すなわち、10020−9990=30を求める。25以上増加している場合は、パケットロスではなく、実装による番号跳躍であるとして正常と判断し、差が24以下であれば、パケットロスが発生したと判断する。
なお、最大値は、予め信号モニタ装置1に記憶されていてもよく、パケットロス判定部114が内部に記憶している、初期値をまたいだ所定の時間内に受信したRTPパケットのシーケンス番号の最大値を用いてもよい。
パケットロスが発生したと判断した場合、パケットロス判定部114は、新たに受信したRTPパケットのシーケンス番号と、内部から読み出した、過去に受信したRTPパケットのシーケンス番号とから、所定の時間遡った時間内に発生したパケットロスをカウントし、パケットロスが10個以上発生したか否かを判断する。また、メディア信号モニタ表示領域A4にパケットロスの個数(シーケンス抜け)を表示する。ログ出力部122は、パケットロスのために受信できなかったRTPのシーケンス番号、発着アドレス、パケットロス検出日時などの情報をログとして記憶部10に書き込む。
パケットロス判定部114が、パケットロスは10個以上発生してはいないと判断した場合(ステップS340:NO)、続いて、最初のRTPパケットを受信してから、順序逆転が10個以上発生したか否かを以下のように判断する(ステップS345)。
すなわち、まず、パケットロス判定部114は、新たに受信したRTPパケットのシーケンス番号が、直前に受信したRTPパケットのシーケンス番号より大きい場合、逆転はないと判断する。一方、新たに受信したRTPパケットのシーケンス番号のほうが小さい場合は、さらに、上記と同様に、実装によるシーケンス番号の跳躍がないかを判断する。パケットロス判定部114は、実装による番号跳躍であれば順序逆転ではないと判断し、実装による番号跳躍でなければ順序逆転が発生したと判断して、当該方向の順序逆転の発生回数を1加算する。パケットロス判定部114は、メディア信号モニタ表示領域A4に更新された順序逆転の回数を表示し、ログ出力部122は、順序逆転があったRTPのシーケンス番号、発着アドレス、順序逆転検出時刻などの情報をログとして記憶部10に書き込む。そして、パケットロス判定部114は、更新された順序逆転の発生回数が10以上であるかを判断する。
パケットロス判定部114が、順序逆転は10個以上発生してはいないと判断した場合(ステップS345:NO)、現在のランプの表示色を維持し(ステップS350)、ステップS325に戻って、RTP信号受信タイマをリセットする。一方、パケットロス判定部114において、順序逆転が10個以上発生していると判断した場合(ステップS345:YES)、ランプ表示部121は、メディア信号モニタ表示領域A4の当該当方向のRTPランプL41を黄色に点灯する(ステップS355)。そして、現在のランプの表示色を維持して(ステップS350)、ステップS325に戻り、RTP信号受信タイマをリセットする。
なお、パケットロス判定部114が、ステップS330において、VoIPアダプタ2bが送信元の新たなRTPパケットを検出せずに、RTPパケット受信タイマが満了した場合(ステップS330:タイマ満了)、あるいは、ステップS340において、パケットロスが10個以上であると判断した場合(ステップS340:YES)、ランプ表示部121は、メディア信号モニタ表示領域A4の当該当方向のRTPランプL41を赤色に点灯し(ステップS360)、現在のランプの表示色を維持して(ステップS350)、ステップS325に戻り、RTP信号受信タイマをリセットする。
そして、シーケンス判定部112において、呼終了を指示するSIP信号のBYEを受信すると、パケットロス判定部114は、処理を終了する。
なお、上記においては、ネットワーク上を流れるパケットをキャプチャし、リアルタイムに解析を行っているが、信号モニタ装置1、あるいは他の装置において、ネットワーク上を流れるパケットをキャプチャしたデータを生成し、当該データを信号モニタ装置1のパケット収集部111が読み出すことによって上記の処理を行うこともできる。
上記実施の形態の信号モニタ装置1は、以下を実現する。
(1)VoIP等のメディア通信のためのセッションの確立に用いられる、SIP等のセッション確立制御信号シーケンス、及び、確立されたセッションを用いたメディアデータのパケットを監視し、シーケンスの正常性及びメディアデータのパケットロス/順序逆転の有無を判定して表示する。これにより、従来のモニタツールのように、信号のキャプチャ終了後に事象の有無を確認する煩雑な作業を行う必要がなく、事象発生の有無を確認しながら信号のモニタを行うことができる。
(2)シーケンス正常性の判定対象としては、VoIPアダプタへのWAN側アドレス付与に関するシーケンス、呼制御信号のシーケンスを含む。また、音声データはRTPパケットのパケットロス/順序逆転の有無をカウントして表示する。
(3)また、PPPoE上で(2)の信号が送受信される場合であっても、パケットの中身を確認することが可能である。
(4)SIP信号のCallIDを把握することにより、複数の呼を区別して通話毎のモニタが可能となる。
(5)ルータの実装により、RTPパケットのシーケンス番号が不連続である場合にも、異常と誤検知することを防止する。
(6)2枚のNICを使用し、各NICで片方向のパケットをモニタする場合であっても、各NICのドライバを交互に呼び出すことによって単一データとして上記の判定やキャプチャデータの保存を行うことができる。
(7)ルータWAN側/LAN側において当該信号モニタ装置1を使用することにより、故障発生時に被疑箇所が網側か宅内側かの切り分けを可能にする。また、SIPメッセージとIPヘッダの両方の宛先・送信元アドレスを見ることにより、NAT/NAPT設定が行われている場合にも、ルータのWAN側・LAN側ともに監視可能である。
(8)設定値ファイルの保存・ロードが可能であり、過去の設定でモニタを実施可能であるほか、過去のキャプチャデータを読み込み、正常性判定及びパケットロス・順序逆転のカウントを行うことも可能である。
このように、上記実施の形態の信号モニタ装置1により、IP電話の故障箇所切り分けを実施することが可能である。つまり、信号のログを詳細に解析しなくとも、故障箇所の切り分けを行うことができる。また、認識が困難な事象や制御パケットの異常を正確に把握することが可能になる。さらには、故障箇所の推定結果をランプ表示することにより、保守者が容易に故障箇所の切り分け箇所の推定が可能となる。
なお、上述の信号モニタ装置1は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した信号モニタ装置1の内部処理部11及びユーザインタフェース部12の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、CPUや各種メモリ、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本実施形態による信号モニタ装置の接続構成を示す図である。 同実施形態による信号モニタ装置の他の接続構成を示す図である。 同実施形態による信号モニタ装置の機能ブロック図である。 同実施形態による信号モニタ装置において複数のNICを備える場合のパケット収集について説明するための図である。 同実施形態による信号モニタ装置におけるアドレス解析処理について説明するための図である。 同実施形態による信号モニタ装置が表示するモニタ画面イメージを示す図である。 同実施形態による信号モニタ装置における動作フローを示す図である。 同実施形態による信号モニタ装置における動作フローを示す図である。 RTPの信号跳躍について説明するための図である。 同実施形態による信号モニタ装置における動作フローを示す図である。
符号の説明
1…信号モニタ装置
10…記憶部
11…内部処理部
111…パケット収集部
112…シーケンス判定部
113…シーケンス表示部
114…パケットロス判定部
12…ユーザインタフェース部
121…ランプ表示部(出力部)
122…ログ出力部
13…表示装置
14…入力装置
15a,15b…NIC(信号インタフェース部)
16a,16b…ドライバ
2a…電話機
2b…VoIPアダプタ
3…ルータ
4…TAP(Terminal adapter)
5…ONU(Optical network unit)
6…ネットワーク
7…DNSサーバ
8…アドレス付与サーバ
9…SIPサーバ

Claims (12)

  1. ネットワークに接続される機器間で送受信される信号をモニタする信号モニタ装置であって、
    正常な信号シーケンスの情報を記憶する記憶部と、
    モニタ対象の前記機器が前記ネットワークを介して送受信するパケットのデータを取得するパケット収集部と、
    前記パケット収集部が取得したパケットデータから得られる信号シーケンスと、前記記憶部内に記憶されている正常な信号シーケンスとを照合して正常性を判定するシーケンス判定部と、
    を備えることを特徴とする信号モニタ装置。
  2. 前記シーケンス判定部は、正常な信号シーケンスで送受信される信号と同じプロトコルにより、正常シーケンスとは異なる信号を受信したときに準正常と判断することを特徴とする請求項1に記載の信号モニタ装置。
  3. 前記シーケンス判定部は、正常な信号シーケンスにおける所定の信号を検出したのち、正常な信号シーケンスで送受信される信号と同じプロトコルによる他の信号を所定の時間内に受信しなかったときに異常と判断することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の信号モニタ装置。
  4. 前記シーケンス判定部が準正常または異常と判断したときに、正常シーケンスで送出されるべき信号を送出しなかった送信元を特定する情報を出力する出力部をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の信号モニタ装置。
  5. 前記シーケンス判定部は、パケットデータに設定されているインターネットプロトコルのアドレス情報と、当該インターネットプロトコルの上位レイヤプロトコルに設定されているアドレス情報とを比較し、これらのアドレス情報が異なる場合には、インターネットプロトコルのアドレス情報を前記機器のアドレスとして認識することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかの項に記載の信号モニタ装置。
  6. 前記シーケンス判定部は、メディアデータのセッションの確立制御に用いられる信号について信号シーケンスの正常性を判定し、
    送信の度に所定の数だけ増加するシーケンス番号と、メディアデータとが設定されたパケットのデータであるメディアパケットデータを受信し、受信したメディアパケットデータのシーケンス番号と、当該メディアパケットデータと同じ送信元機器から以前に送信されたメディアパケットデータのシーケンス番号とを比較して、パケットの逆転またはロスが発生しているかを判断し、その発生回数に応じて準正常または異常を判定するパケットロス判定部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号モニタ装置。
  7. 前記パケットロス判定部は、受信したメディアパケットデータのシーケンス番号が、当該メディアパケットデータと同じ送信元機器より直前に送信されたメディアパケットデータのシーケンス番号から前記所定の数だけ増加した番号ではない場合に、所定の時間遡った時間内に当該送信元機器より送信されたメディアパケットデータの中で、当該所定の時間内において増加することが想定されるシーケンス番号より大きな数のシーケンス番号の跳躍が検出された場合はパケット逆転及びロスが発生していないと判断することを特徴とする請求項6に記載の信号モニタ装置。
  8. 前記パケットロス判定部は、前記所定の時間内においてメディアパケットデータのシーケンス番号が初期値に戻って使用されたことを検出した場合、前記シーケンス番号を、使用されうるシーケンス番号の範囲を超えた対応する値に変換して、前述のシーケンス番号の跳躍の検出を行うことを特徴とする請求項7に記載の信号モニタ装置。
  9. 前記パケットロス判定部において、異常あるいは準正常と判断したときに、逆転またはロスが発生したパケットの送信元を特定する情報を出力する出力部をさらに備えることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかの項に記載の信号モニタ装置。
  10. 前記パケットのデータとして、前記ネットワークと接続するための信号インタフェース部において受信したパケットのキャプチャデータを使用し、正常性の判断結果をリアルタイムに出力することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかの項に記載の信号モニタ装置。
  11. 前記信号インタフェース部を複数備え、
    前記パケット収集部は、前記複数の信号インタフェース部から順にパケットを受信し、受信した時間順に受信したパケットのキャプチャデータを生成することを特徴とする請求項10に記載の信号モニタ装置。
  12. ネットワークに接続される機器間で送受信される信号をモニタする信号モニタ装置として用いられるコンピュータを、
    正常な信号シーケンスの情報を記憶する記憶部、
    モニタ対象の前記機器が前記ネットワークを介して送受信するパケットのデータを取得するパケット収集部、
    前記パケット収集部が取得したパケットデータから得られる信号シーケンスと、前記記憶部内に記憶されている正常な信号シーケンスとを照合して正常性を判定するシーケンス判定部、
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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