JP2009021659A - ヘッドマウントディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アイシェードを小型・軽量化しその取扱性を向上させる。
【解決手段】使用者の頭部に装着されるヘッドマウントディスプレイ装置において、使用者の一方の眼の前方に表示部10を配置するとともに、使用者の他方の眼の前方に配置されるアイシェード5を表示部10に着脱可能とした。
【選択図】図1

Description

この発明はヘッドマウントディスプレイ装置に関する。
従来、左、右いずれか一方の眼と対向する位置に液晶パネル等のディスプレイを配置した片眼式のヘッドマウントディスプレイ装置が知られている。このヘッドマウントディスプレイ装置では、明るい屋外においてディスプレイ上に表示された映像を見やすくするため、映像を見ていない他方の眼をアイシェードで覆って使用することがあるが、屋外に比べて暗い屋内では、他方の眼で周囲の様子を見やすくするため、アイシェードを取り外して使用する。これに対し、周囲の明るさに応じて、映像を見ていない他方の眼をアイシェードで覆ったり、そのアイシェードを取り外したりすることができるヘッドマウントディスプレイ装置が提案されている(下記公報参照)。
特開2004−233777号公報
上記ヘッドマウントディスプレイ装置では、ディスプレイが取り付けられない側のリアアームの穴を使用してアイシェードを取り付けたり、取り外したりしている。
しかし、アイシェードを取り付けるにはディスプレイを支持するディスプレイアームに対応するアームが必要であるため、アイシェードが大型化して重くなり、取り扱いにくかった。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題はアイシェードを小型・軽量化しその取扱性を向上させることである。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、使用者の頭部に装着されるヘッドマウントディスプレイ装置において、前記使用者の一方の眼の前方に配置される表示手段と、前記表示手段に着脱可能であり、前記使用者の他方の眼の前方に配置される減光・遮光手段とを備えていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のヘッドマウントディスプレイ装置において、前記表示手段及び前記減光・遮光手段の少なくとも一方に設けられ、前記使用者の鼻に当接する当接部を備えていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のヘッドマウントディスプレイ装置において、前記減光・遮光手段が前記使用者の他方の眼の前方に配置にされているか否かに応じて前記表示手段の輝度を変化させる制御手段を備えていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のヘッドマウントディスプレイ装置において、前記減光・遮光手段は外光の紫外線量に応じて透過率が変化する材料で形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、使用者の頭部に装着されるヘッドマウントディスプレイ装置において、前記使用者の一方の眼の前方に配置される表示手段と、前記表示手段に支持され、前記使用者の他方の眼の前方に配置される減光・遮光手段とを備えていることを特徴とする。
この発明によれば、アイシェードを小型・軽量化しその取扱性を向上させることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の第1実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ装置の正面図、図2(a)はアイシェードの正面図、図2(b)はその側面図である。
このヘッドマウントディスプレイ装置はヘッドバンド部2とフロントアーム3と表示部(表示手段)10とアイシェード(減光・遮光手段)5とを備える。
ヘッドバンド部2は円弧状であり、両端部に弾性変形部2Aが設けられている。ヘッドバンド部2は使用者の頭頂部に装着される。
ヘッドバンド部2の両端部には使用者の左右の耳に装着されるヘッドホン部1がそれぞれ設けられている。ヘッドバンド部2の両端部はヘッドホン部1を介して使用者の側頭部を押圧する。
ヘッドバンド部2の両端部近傍には制御部(制御手段)30(図3参照)等が収容されている。また、ヘッドホン部1にはバッテリ43やスピーカ1A(図3参照)等が収容されている。
フロントアーム3の先端部には使用者の左眼(一方の眼)の前方に配置される表示部10が設けられている。表示部10は例えば液晶表示パネルである。表示部10にはアイシェード5の装着を検知するアイシェードセンサ20(図3参照)が設けられている。
図2に示すように、アイシェード5は、右眼(他方の眼)6の前方に配置される板部53と、左眼の前方に配置される表示部10の周囲に形成されたアイガード4に嵌合可能なガイド溝54が形成された嵌合部52と、板部53に形成された、使用者の鼻に当接する鼻当て部(当接部)51とを備えている。アイシェード5は表示部10の液晶表示パネルに対してほぼ平行に矢印aに示す方向に移動する。
アイシェード5の材料は外光の紫外線量に応じて透過率が変化するいわゆる調光プラスティックである。調光プラスティックには紫外線によって濃度が変化するフォトクロミック色素が混入されている。
アイガード4は表示部10の周囲に設けられたプラスティック製の板材である。
図3はヘッドマウントディスプレイ装置のブロック図である。
このヘッドマウントディスプレイ装置は表示部10とアイシェードセンサ20と制御部30とを有する。
アイシェードセンサ20は、表示部10が配置されていない側の眼(右眼)の前方にアイシェード5があるか否かを検出し、検出信号(例えば直流レベルのH/L信号)を出力する。なお、アイシェードセンサ20は光センサであっても機械的に作動するマイクロスイッチ等であってもよく、要はアイシェード5が眼の前にあるときには「アイシェード有り」を示す信号を、アイシェードが無いときには「アイシェード無し」を示す信号を出力するものであればよい。
表示部10は表示制御回路11を介して制御部30に接続されている。
制御部30はメインCPU31とサブCPU32とを有する。制御部30は操作部材50が操作されると、表示制御回路11に制御信号を出力し、表示制御回路11が表示部10を点灯させる。表示部10が点灯状態で操作部材50が操作されると表示部10を消灯させる。また、制御部30は、表示部10が点灯している状態では、外光センサ21で感知された周囲の明るさを示す信号やアイシェードセンサ20のアイシェード5の有無を示す検出信号に基づいて、表示制御回路11を駆動して表示部10の輝度を適切な輝度に調整する。
制御部30は充電回路41、電源制御回路42を介してバッテリ43に接続されている。制御部30はヘッドホン部1が使用者の頭部に装着されているとき、バッテリ43に外部電源44から電力が供給されない(充電が行われない)ように電源制御回路42を制御する。なお、バッテリ43以外の部分には、ヘッドホン部1が使用者の頭部に装着されているか否かにかかわらず電力が供給される。
また、制御部30には音声制御回路45、音声出力部46を介してヘッドホン部1のスピーカ1Aが接続され、例えば操作部材50の操作に基づいて音量が制御される。
なお、制御部30には、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の周辺機器をヘッドマウントディスプレイ装置に接続するための接続ポート(USB)8や無線LANを行うための接続ポート(WiFi)9が設けられている。
例えば室内で表示部10に表示された映像を見るとき、外光センサ21からの周囲の明るさを示す出力信号に基づき、制御部30は表示部10の輝度を室内観察に最適な輝度に設定する。
一方、明るい屋外で表示部10に表示された映像を見るとき、通常は外光センサ21からの周囲の明るさを示す出力信号に基づき、制御部30は表示部10の輝度を上げる。これに対して、ガイド溝54をアイガード4に嵌合させて押し込み、右眼の前方にアイシェード5を配置すると、制御部30はアイシェードセンサ20からの「アイシェード有り」を示す検出信号に基づいて表示部10の輝度をアイシェード5が無い場合よりも下げる。輝度を下げるレベルはアイシェード5の透過率ならびに外光センサ21の出力信号によるが、例えばアイシェード5の透過率を15%とした場合は、外光センサ21の出力信号に15%を乗じた値が外光センサ21より出力される外光環境で観察する状況に相当するように、表示部10の輝度を調整する。
この実施形態によれば、アイシェード5は映像表示部10に直接装着されるので、従来例に比べてアイシェード5を小型、軽量化でき、取り扱い易くすることができる。また、アイシェード5に鼻当て部51を設けたので、映像表示部10を安定させることができる。更に、アイシェード5が右眼の前方に配置されているか否かに応じて表示部10の輝度を制御するので、明るいところでも映像が見やすくなる。また、アイシェード5を外光の紫外線量に応じて透過率が変化するいわゆる調光プラスティックを用いたので、暗いところでは透過率を高めることができ、明るいところでは透過率を低下させることができ、映像がより見やすくなる。
図4はこの発明の第2実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ装置の正面図、図5はその斜視図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この実施形態は表示部60の液晶表示パネルに対してほぼ平行な仮想平面上でアイシェード(減光・遮光手段)7を回転できるようにした点で第1実施形態と相違する。
アイシェード7の一端は表示部60の端部に軸15を介して回転可能に支持されている。軸15にはクリック機構が設けられ、アイシェード7を表示部60に対して所定の回転位置で停止させることができる。
アイシェード7はほぼ六角形の板である。アイシェード7を回転させて表示部60に対向させたとき、使用者が表示部60の液晶表示パネルを見ることができるようにアイシェード7の表示部60の液晶表示パネルと対向する位置に液晶表示パネルとほぼ同じ大きさの矩形の穴7aが形成されている。
表示部60には表示部60が配置されていない右眼の前方にアイシェード7があるか否かを検出するアイシェードセンサ20(図3参照)が設けられている。
例えば室内で表示部60に表示された映像を見るとき、外光センサ21からの周囲の明るさを示す出力信号に基づき、制御部30(図3参照)は表示部60の輝度を室内で最適な輝度に設定する。
一方、明るい屋外で表示部60に表示された映像を見るとき、通常は外光センサ21からの周囲の明るさを示す出力信号に基づき、制御部30は表示部60の輝度を上げる。これに対して、アイシェード7を回転させて右眼の前方に配置すると、制御部30はアイシェードセンサ20からの「アイシェード有り」を示す検出信号に基づいて表示部60の輝度をアイシェード7が無い場合よりも下げる。輝度を下げるレベルはアイシェード7の透過率ならびに外光センサ21の出力信号によるが、例えばアイシェード7の透過率を15%とした場合は、外光センサ21の出力信号に15%を乗じた値が外光センサ21より出力される外光環境で観察する状況に相当するように、表示部60の輝度を調整する。
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。
なお、上記各実施形態は表示部10,60を左眼の前方に配置したが、右眼の前方に配置してもよいことは勿論である。
図1はこの発明の第1実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ装置の正面図である。 図2(a)はアイシェードの正面図、図2(b)はその側面図である。 図3はヘッドマウントディスプレイ装置のブロック図である。 図4はこの発明の第2実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ装置の正面図である。 図5はこの発明の第2実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ装置の斜視図である。
符号の説明
5,7:アイシェード(減光手段)、6:眼、10,60:表示部(表示手段)、30:制御部(制御手段)、31:メインCPU、32:サブCPU、51:鼻当て部(当接部)。

Claims (5)

  1. 使用者の頭部に装着されるヘッドマウントディスプレイ装置において、
    前記使用者の一方の眼の前方に配置される表示手段と、
    前記表示手段に着脱可能であり、前記使用者の他方の眼の前方に配置される減光・遮光手段と
    を備えていることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  2. 前記表示手段及び前記減光・遮光手段の少なくとも一方に設けられ、前記使用者の鼻に当接する当接部を備えていることを特徴とする請求項1記載のヘッドマウントディスプレイ装置。
  3. 前記減光・遮光手段が前記使用者の他方の眼の前方に配置にされているか否かに応じて前記表示手段の輝度を変化させる制御手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載のヘッドマウントディスプレイ装置。
  4. 前記減光・遮光手段は外光の紫外線量に応じて透過率が変化する材料で形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のヘッドマウントディスプレイ装置。
  5. 使用者の頭部に装着されるヘッドマウントディスプレイ装置において、
    前記使用者の一方の眼の前方に配置される表示手段と、
    前記表示手段に支持され、前記使用者の他方の眼の前方に配置される減光・遮光手段と
    を備えていることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016121516A1 (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 株式会社日立エルジーデータストレージ ヘッドマウントディスプレイ
CN114222943A (zh) * 2019-06-21 2022-03-22 瑞欧威尔股份有限公司 模块化头戴式外围平台

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