JP2005072867A - 頭部装着型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 スイッチ可動部分との接触による痛みや苦痛などから解放させることができるとともに、イヤホンなどを取り外すだけで簡単にディスプレイ部分の電源を切断して消費電力を削減することができ、しかも設置スペースの小型化にも対応できる。
【解決手段】 眼前に映像を表示するディスプレイ装置23と、このディスプレイ装置23を頭部あるいは顔面に装着する眼鏡フレームと、ディスプレイ装置23の映像に合わせて音声を出力するイヤホン24とを備える頭部装着型表示装置において、イヤホン24を耳へ着脱させたことを検出するタッチセンサ242,243と、タッチセンサ242,243が検出出力に基づいて電源のオンオフまたはディスプレイ装置23及びイヤホン24のオンオフを制御する制御手段3とを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】 眼前に映像を表示するディスプレイ装置23と、このディスプレイ装置23を頭部あるいは顔面に装着する眼鏡フレームと、ディスプレイ装置23の映像に合わせて音声を出力するイヤホン24とを備える頭部装着型表示装置において、イヤホン24を耳へ着脱させたことを検出するタッチセンサ242,243と、タッチセンサ242,243が検出出力に基づいて電源のオンオフまたはディスプレイ装置23及びイヤホン24のオンオフを制御する制御手段3とを備える。
【選択図】 図3
Description
本発明は、頭部あるいは顔面に装着し、映像および音声を視聴する頭部装着型表示装置に関するものである。
近年、コンピュータやテレビなどの映像をハンズフリーで見るための手段として、ヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDとよぶ)が提案され開発されている。さらに、最近では、普通の眼鏡フレームに搭載可能なほど小型軽量化され、いつでもどこでも日常生活の中で手軽に使用できるフェイスマウントディスプレイ(以下、FMDとよぶ)も提案され開発され始めている。
ところで、前述のHMDやFMDのようなハンズフリーで映像を見ることができる表示装置(以下、これらをまとめて「頭部装着型表示装置」とよぶ)にあっては、機能の充実、使用頻度の増加、使用時間の増大などにより消費電力も増大する傾向にある。
そこで、頭部装着型表示装置を装着していない状態のときには、不必要な電力を消費しないように、省エネ対策がなされた頭部装着型表示装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
即ち、この頭部装着型表示装置には、頭部あるいは顔面に装着するとこれを検出することができるスイッチが装着検出手段として備えてあり、このスイッチが頭部あるいは顔面に直接または間接的に接触して押圧されるとオンして電源を切断する制御がなされるようになっている。このため、この頭部装着型表示装置には、前述のスイッチを頭部あるいは顔面と当接する位置に設けることが必要となっている。
特開平08−079658号公報(段落[0026]〜[0027])
即ち、この頭部装着型表示装置には、頭部あるいは顔面に装着するとこれを検出することができるスイッチが装着検出手段として備えてあり、このスイッチが頭部あるいは顔面に直接または間接的に接触して押圧されるとオンして電源を切断する制御がなされるようになっている。このため、この頭部装着型表示装置には、前述のスイッチを頭部あるいは顔面と当接する位置に設けることが必要となっている。
しかしながら、従来の頭部装着型表示装置にあっては、以下のような諸問題を生じている。
(1)この頭部装着型表示装置を頭部または顔面に装着した際に、スイッチの可動先端が頭部あるいは顔面に押し当たることになる。ところが、このスイッチの先端は、通常、エッジ部分などが比較的尖っていることが多いので、頭部あるいは顔面に当接すると、痛みなどの苦痛を生じたり、頭部あるいは顔面にスイッチが触れ続けることにより不快感をもたらすおそれがある。
(2)さらに、映像観賞を一時的に中断し、例えばこの頭部装着型表示装置を頭部あるいは顔面に装着した状態のまま他の作業を少しの時間だけ行うような場合、電源スイッチをOFFにして音声出力手段を耳から取り外すのと同時に、頭部装着型表示装置も頭部あるいは顔面からわざわざ取り外さなければ電源を切ることができなかった。
(3)また、この頭部装着型表示装置のさらなる小型化が進めば、装着検出手段のスイッチを設置すべき場所がスペース的に大幅な制限を受けるため、このスイッチの設置場所を確保するのが難しくなる。
(1)この頭部装着型表示装置を頭部または顔面に装着した際に、スイッチの可動先端が頭部あるいは顔面に押し当たることになる。ところが、このスイッチの先端は、通常、エッジ部分などが比較的尖っていることが多いので、頭部あるいは顔面に当接すると、痛みなどの苦痛を生じたり、頭部あるいは顔面にスイッチが触れ続けることにより不快感をもたらすおそれがある。
(2)さらに、映像観賞を一時的に中断し、例えばこの頭部装着型表示装置を頭部あるいは顔面に装着した状態のまま他の作業を少しの時間だけ行うような場合、電源スイッチをOFFにして音声出力手段を耳から取り外すのと同時に、頭部装着型表示装置も頭部あるいは顔面からわざわざ取り外さなければ電源を切ることができなかった。
(3)また、この頭部装着型表示装置のさらなる小型化が進めば、装着検出手段のスイッチを設置すべき場所がスペース的に大幅な制限を受けるため、このスイッチの設置場所を確保するのが難しくなる。
本発明は、上記した事情に鑑み、スイッチ可動部分との接触による痛みや苦痛などを解放させることができるとともに、イヤホンなどを取り外すだけで簡単にディスプレイ部分の電源を切断して消費電力を削減することができ、しかも設置スペースの小型化にも対応できる頭部装着型表示装置を提供することを目的とする。
本発明の頭部装着型表示装置は、眼前に映像を表示するディスプレイ手段と、このディスプレイ手段を頭部あるいは顔面に装着する装着手段と、前記ディスプレイ手段の映像に合わせて音声を出力する音声出力手段とを備える頭部装着型表示装置において、
前記音声出力手段の耳への装着状態を検出する着脱検出手段と、
前記着脱検出手段の検出出力に基づいて前記ディスプレイ手段及び音声出力手段のオンオフを制御する制御手段と
を備える構成を有している。
前記音声出力手段の耳への装着状態を検出する着脱検出手段と、
前記着脱検出手段の検出出力に基づいて前記ディスプレイ手段及び音声出力手段のオンオフを制御する制御手段と
を備える構成を有している。
これにより、装着検出手段を音声出力手段に設置することで、スイッチの可動先端を頭部あるいは顔面に押し当てることによる苦痛から解放され、装着検出手段を備えた音声出力手段を耳に違和感なく装着できる。また、装着検出手段を音声出力手段に設置することにより、頭部装着型表示装置を頭部あるいは顔面に装着した状態で、一時的に映像観賞を止めて他の作業を行う場合に、音声出力手段の脱着のみにより簡単にディスプレイ手段及び音声出力手段をON、OFFでき、消費電力を削減することができる。
また、本発明の頭部装着型表示装置は、前記着脱検出手段又は前記脱出検出手段は、前記音声出力手段に付設して耳への接触状態を検出するタッチセンサである構成を有している。
これにより、装着検出手段を備えた音声出力手段をさらに耳に違和感なく装着できる。
本発明によれば、装着検出手段を音声出力手段に付設していることにより、頭部装着型表示装置を頭部あるいは顔面に装着した状態で、一時的に映像観賞を止めて他の作業を行うような場合に、音声出力手段の脱着だけで簡単に電源またはディスプレイ手段及び音声出力手段をON、OFFでき、消費電力を削減することができる。また、長時間にわたり頭部装着型表示装置を装着し続けた場合でも、装着検出手段は音声出力手段に付設しているので、スイッチの可動先端を頭部あるいは顔面に押し当てることによる苦痛や不快感から解放される。
以下、この発明に係る実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の実施形態である頭部装着型表示装置を示すものであり、この頭部装着型表示装置は、眼鏡フレーム1に電池(内蔵する)で駆動する表示装置2などを取付けたものであり、フェイスマウントディスプレイ(以下、FMDとよぶ)を構成している。
図1及び図2は、本発明の実施形態である頭部装着型表示装置を示すものであり、この頭部装着型表示装置は、眼鏡フレーム1に電池(内蔵する)で駆動する表示装置2などを取付けたものであり、フェイスマウントディスプレイ(以下、FMDとよぶ)を構成している。
この表示装置2には、LCD(液晶ディスプレイ装置)を備えており、後述するプリズムで映像(液晶画像)を屈折させることによって、あたかも視界の前方に大画面があるかのように映像を投影するように構成している。即ち、本実施形態の表示装置2には、図示しないプリズムを備えた透過レンズ21と、映像が表示される画面22と、バックライトを内蔵している小型のLCDを設けた液晶ディスプレイ装置23(図4参照)と、音声出力手段を構成する左右一対のイヤホン24(24L,24R)とを備えている。
このうち、液晶ディスプレイ装置23は、LCD表示部231と、このLCD表示部231を駆動するLCD駆動回路232と、LCD表示部231へバックライトを供給するバックライト部233と、バックライト部233の駆動を行うバックライト駆動回路234とを備えている。
なお、LCD表示部231は、情報信号入力線23Aなどを介して図示外の外部の映像情報出力手段と接続されており、この映像情報出力手段から各種の映像データが出力されるよう構成されている。
なお、LCD表示部231は、情報信号入力線23Aなどを介して図示外の外部の映像情報出力手段と接続されており、この映像情報出力手段から各種の映像データが出力されるよう構成されている。
特に、イヤホン24(24L,24R)には、図3に示すように、音孔241の直下の内部に設けた図示しないスピーカと、このイヤホン本体240を耳穴への装着状態を検出するために着脱検出手段242,243を設けている。
この着脱検出手段242,243は、イヤホン24の着脱動作を検出するためのものであり、特に本実施形態では、このイヤホン本体240を耳穴に差し込ませたときに、このイヤホン本体240の外周縁部または基部が耳穴またはその近傍に軽く接触するだけで耳穴へのイヤホン本体240の耳への着脱状態を検出することができるタッチセンサが使用されている。
特に、着脱検出手段242は、普段から装着することに慣れておりしかも比較的痛みや不快感を及ぼすおそれの少ない耳穴に装着するので、装着検出手段242,243を備えたイヤホン24(24L,24R)を耳に違和感なく装着できる。
また、着脱検出手段243も、比較的痛みを感じ難い耳穴近傍の外部に触れることで着脱状態を検出するので、スイッチの可動先端を頭部あるいは顔面に押し当てることによる苦痛から解放される。
なお、スピーカ及びこの着脱検出手段242,243は、信号入出力線24Aを介して後述する制御部3(図4参照)と接続されている。
なお、スピーカ及びこの着脱検出手段242,243は、信号入出力線24Aを介して後述する制御部3(図4参照)と接続されている。
一方、この制御部3は、着脱検出手段242,243が耳への着脱動作を検出すると頭部装着型表示装置の液晶ディスプレイ装置23(LCD表示部231)の電源のオンオフを制御するようになっている。なお、この液晶ディスプレイ装置23を一時的にオンオフ制御する際には、イヤホン24(24L,24R)のスピーカの動作も同時にオンオフ制御させる構成となっている。
さらに、この制御部3は、タッチセンサである着脱検出手段242,243及び制御部3以外の頭部装着型表示装置の電源を全て一時的にオンオフ制御させるような構成としてもよい。
さらに、この制御部3は、タッチセンサである着脱検出手段242,243及び制御部3以外の頭部装着型表示装置の電源を全て一時的にオンオフ制御させるような構成としてもよい。
次に、本実施形態である頭部装着型表示装置の電気的な構成について、図4に示すブロック図を用いて具体的に説明する。
液晶ディスプレイ装置23は、前述したように、LCD表示部231と、バックライト部233を備えており、このうちLCD表示部231は、LCD駆動回路232によって駆動させるため、入力がLCD駆動回路232の出力に接続されている。一方、バックライト部233は、バックライト駆動回路234によって駆動させるため、入力がバックライト駆動回路234の出力に接続されている。
液晶ディスプレイ装置23は、前述したように、LCD表示部231と、バックライト部233を備えており、このうちLCD表示部231は、LCD駆動回路232によって駆動させるため、入力がLCD駆動回路232の出力に接続されている。一方、バックライト部233は、バックライト駆動回路234によって駆動させるため、入力がバックライト駆動回路234の出力に接続されている。
制御部3は、頭部装着型表示装置の電源投入、映像の表示制御、音声出力の制御などを行うものであり、出力が、LCD駆動回路232の入力、バックライト駆動回路234の入力、音声出力手段を構成する左右一対のイヤホン24(24L,24R)の入力にそれぞれ接続されている。このうち、制御部3とLCD駆動回路232との間及び制御部3とバックライト駆動回路234との間は、情報信号入力線23Aで接続されており、映像および音声情報などが入出力される。一方、イヤホン24(24L,24R)には、制御部3を介して映像の音声が出力される。
さらに、この制御部3の入力には、頭部装着型表示装置が装着されたことを検出する着脱検出手段242,243であるタッチセンサの出力が接続されている。
さらに、この制御部3の入力には、頭部装着型表示装置が装着されたことを検出する着脱検出手段242,243であるタッチセンサの出力が接続されている。
従って、タッチセンサが耳に装着されている状態であることを検出したときには、このタッチセンサからの検出信号が制御部3に出力され、この制御部3では、その検出信号をもとにして、液晶ディスプレイ装置23のLCD表示部231に映像を表示させる必要があるかどうかを判断する。その判断結果により、LCD表示部231の電源をON、OFFして、消費電流を削減し、内蔵する電池の効率的な使用を可能とする。
次に、以上のように構成された本実施形態の頭部装着型表示装置について、その動作を説明する。
(1)まず、使用者は眼鏡をかけるように頭部装着型表示装置を装着する。つまり、メガネフレーム1の左右両側の耳係止部を両耳に係止させ、中央部を鼻にかける。
(2)次に、音声出力手段であるイヤホン24(24L,24R)を耳穴に差し込んで装着すると、着脱検出手段242,243であるタッチセンサは耳と接触したことを検出し、頭部装着型表示装置の電源がON状態になる。
(3)一方、逆に、音声出力手段であるイヤホン24(24L,24R)を耳穴から抜いて取り外すと、着脱検出手段242,243であるタッチセンサが耳とは非接触となったことを検出し、頭部装着型表示装置の電源がOFF状態になる。
(1)まず、使用者は眼鏡をかけるように頭部装着型表示装置を装着する。つまり、メガネフレーム1の左右両側の耳係止部を両耳に係止させ、中央部を鼻にかける。
(2)次に、音声出力手段であるイヤホン24(24L,24R)を耳穴に差し込んで装着すると、着脱検出手段242,243であるタッチセンサは耳と接触したことを検出し、頭部装着型表示装置の電源がON状態になる。
(3)一方、逆に、音声出力手段であるイヤホン24(24L,24R)を耳穴から抜いて取り外すと、着脱検出手段242,243であるタッチセンサが耳とは非接触となったことを検出し、頭部装着型表示装置の電源がOFF状態になる。
次に、本実施形態に係る頭部装着型表示装置の液晶ディスプレイ装置23への電源供給を制御するときの電気的な動作手順について、図5のフローチャートを参照しながら具体的に説明する。
(i)第1ステップS1では、まず、使用者は頭部装着型表示装置の電源をONにすると、この制御フローがスタートする。ここで、イヤホン24(24L,24R)を耳に装着している状態であるか否かを制御部3を介して一定時間間隔で判定するため、この第1ステップS1では、着脱検出手段242,243であるタッチセンサを用いて、耳との接触状態を検出する。
(ii)次に、第2ステップS2では、そのタッチセンサから検出値(信号)が液晶ディスプレイ装置23の電源を制御する制御部3に送信される。そして、この第2ステップS2にて制御部3が耳への装着状態の判定を行い、イヤホン24(24L,24R)を耳に装着していると判断したときには、第3ステップS3へ移行する。一方、装着していないと判断されたときには、第4ステップS4へ移行する。
(i)第1ステップS1では、まず、使用者は頭部装着型表示装置の電源をONにすると、この制御フローがスタートする。ここで、イヤホン24(24L,24R)を耳に装着している状態であるか否かを制御部3を介して一定時間間隔で判定するため、この第1ステップS1では、着脱検出手段242,243であるタッチセンサを用いて、耳との接触状態を検出する。
(ii)次に、第2ステップS2では、そのタッチセンサから検出値(信号)が液晶ディスプレイ装置23の電源を制御する制御部3に送信される。そして、この第2ステップS2にて制御部3が耳への装着状態の判定を行い、イヤホン24(24L,24R)を耳に装着していると判断したときには、第3ステップS3へ移行する。一方、装着していないと判断されたときには、第4ステップS4へ移行する。
(iii)次に、第3ステップS3では、第2ステップS2でイヤホン24(24L,24R)を耳に装着していると判断されたので、液晶ディスプレイ装置23の電源をONにする。そして、このONにした状態のままで、さらに所定時間が経過すると、再び第1ステップS1へ戻り、タッチセンサを用いて耳との接触状態を判定する動作を繰り返す。
(iv)一方、第2ステップS2でイヤホンを装着していないと判断したときには、第4ステップS4にて液晶ディスプレイ装置23の電源をOFFにし、このOFFにした状態のままで、さらに所定時間時が経過すると、再び第1ステップS1へ戻り、タッチセンサを用いて耳との接触状態を判定する動作を繰り返す。
(iv)一方、第2ステップS2でイヤホンを装着していないと判断したときには、第4ステップS4にて液晶ディスプレイ装置23の電源をOFFにし、このOFFにした状態のままで、さらに所定時間時が経過すると、再び第1ステップS1へ戻り、タッチセンサを用いて耳との接触状態を判定する動作を繰り返す。
このようにして、以下、一定時間間隔で耳との接触状態を判定する動作を繰り返すことで、耳からイヤホン24(24L,24R)を外した場合には、タッチセンサがこれを検出して液晶ディスプレイ装置23の電源をOFFにするので、消費電力を削減することができる。
なお、本実施形態では、音声出力手段の耳への装着状態を検出する着脱検出手段を用いて液晶ディスプレイ装置23の電源を自動的にオンオフするように構成したが、音声出力手段を耳から脱出させたことを検出するように構成した脱出検出手段と手動の始動スイッチを設け、電源をオフするときのみ自動的で行うようにしてもよい。また、本実施形態では、頭部装着型表示装置をフェイスマウントディスプレイ(FMD)で構成したが、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)でもよい。
また、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施し得るものである。
本発明の頭部装着型表示装置は、音声出力手段の脱着だけで簡単に電源またはディスプレイ手段及び音声出力手段をON、OFFでき、消費電力を削減することができ、また、長時間にわたり頭部装着型表示装置を装着し続けた場合でも、装着検出手段は音声出力手段に付設しているので、スイッチの可動先端を頭部あるいは顔面に押し当てることによる苦痛や不快感から解放される効果を有し、頭部あるいは顔面に装着し、映像および音声を視聴する頭部装着型表示装置等に有用である。
1 眼鏡フレーム(装着手段)
2 表示装置(ディスプレイ手段)
21 透過レンズ
22 画面
23 液晶ディスプレイ装置
23A 情報信号入力線
231 LCD表示部
232 LCD駆動回路
233 バックライト部
234 バックライト駆動回路
24(24L,24R) イヤホン(音声出力手段)
24A 信号入出力線
240 イヤホン本体
241 音孔
242,243 着脱検出手段(タッチセンサ)
3 制御部
2 表示装置(ディスプレイ手段)
21 透過レンズ
22 画面
23 液晶ディスプレイ装置
23A 情報信号入力線
231 LCD表示部
232 LCD駆動回路
233 バックライト部
234 バックライト駆動回路
24(24L,24R) イヤホン(音声出力手段)
24A 信号入出力線
240 イヤホン本体
241 音孔
242,243 着脱検出手段(タッチセンサ)
3 制御部
Claims (2)
- 眼前に映像を表示するディスプレイ手段と、このディスプレイ手段を頭部あるいは顔面に装着する装着手段と、前記ディスプレイ手段の映像に合わせて音声を出力する音声出力手段とを備える頭部装着型表示装置において、
前記音声出力手段の耳への装着状態を検出する着脱検出手段と、
前記着脱検出手段の検出出力に基づいて前記ディスプレイ手段及び音声出力手段のオンオフを制御する制御手段と
を備える頭部装着型表示装置。 - 前記着脱検出手段又は前記脱出検出手段は、前記音声出力手段に付設して耳への接触状態を検出するタッチセンサである請求項1記載の頭部装着型表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003298779A JP2005072867A (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 頭部装着型表示装置 |
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JP2003298779A JP2005072867A (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 頭部装着型表示装置 |
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- 2003-08-22 JP JP2003298779A patent/JP2005072867A/ja active Pending
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