JP2009021292A - スペーサの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】肉厚が均一で、両端の研磨加工工程を不要とし、高さ精度の高いスペーサを得るためのスペーサの製造方法を提供する。
【解決手段】両面をスペーサとしての円筒体55の長さに相当する厚さに板材50を形成する板材形成工程と、このような厚さに形成された板材50aに円筒体55の内周にそれぞれ相当する内周用孔52を複数形成する内周孔形成工程と、内周用孔52と同心状に円筒体55の外周にそれぞれ相当する外周用孔53を複数形成する外周孔形成工程とを備え、板材50aから円筒体55を取り出すようにする。
【選択図】図7

Description

本発明は、スペーサの製造方法の技術分野に属し、特に電磁誘導作用を用いた非接触式の給電装置又は受電装置において回路基板とカバーシートとの間に配置されるスペーサの製造方法の技術分野に属する。
従来、高い高さ精度が要求される円筒体からなるスペーサを製造するには、まず図8(A)に示すように中実の丸棒材1を用意し、この丸棒材1の中央をドリルによって同図(B)に示すように孔あけ加工して長尺の円筒体2を形成した後、同図(C)に示すように長尺の円筒体2を所定の長さに切断して複数の円筒体3を形成する。次いで、同図(D)に示すように複数の円筒体3の両端を研磨加工して高さ精度の高い円筒体4を形成している。
また、上記のような円筒体を例えば特許文献1に開示された発明のように射出成型や押出成型により製造する方法もある。
特開2001−067960号公報
ところで、図8(A)〜(D)に示す従来技術では、丸棒材1の中央をドリルによって孔あけ加工して長尺の円筒体2を形成する際、外周面と内周面との中心が一致し、かつ肉厚が長手方向に亘って均一に製作することが困難である。また、上記従来技術では、長尺の円筒体2を所定の長さに切断して複数の円筒体3を形成する際、円筒体3の両端にバリが発生し、その両端を研磨加工しないと高さ精度の高い円筒体が得られないという問題がある。
また、特許文献1に開示された発明のように射出成型により製造する場合には、金型が必要であるため、費用が嵩むとともに、円筒体の両端にバリが発生し、その両端を研磨加工しないと高さ精度の高い円筒体が得られないという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、肉厚が均一で、両端の研磨加工工程を不要とし、高さ精度の高いスペーサを得るためのスペーサの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、両面をスペーサとしての円筒体の長さに相当する厚さに板材を形成する板材形成工程と、前記板材に前記円筒体の内周にそれぞれ相当する内周用孔を複数形成する内周孔形成工程と、前記内周用孔と同心状に前記円筒体の外周にそれぞれ相当する外周用孔を複数形成する外周孔形成工程とを備え、前記板材から前記円筒体を取り出すことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のスペーサの製造方法において、前記円筒体を軸方向に二つ割りしてスペーサとしての半円筒体を形成する半円筒体形成工程をさらに備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載のスペーサの製造方法において、前記板材形成工程は、前記板材を切削加工及び研磨加工により平面加工することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載のスペーサの製造方法において、前記内周孔形成工程は、前記板材にドリルにより前記内周用孔を複数形成することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1に記載のスペーサの製造方法において、前記外周孔形成工程は、前記板材にホールソーにより前記外周用孔を複数形成することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項4又は5に記載のスペーサの製造方法において、前記ドリル及び前記ホールソーが複数設けられ、前記内周孔形成工程及び前記外周孔形成工程が一定のピッチで連続して行われることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1又は2に記載のスペーサの製造方法において、前記円筒体及び前記半円筒体は、電磁誘導作用を用いた非接触式の給電装置又は受電装置において回路基板とカバーシートとの間に配置されるスペーサとして用いられることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、両面をスペーサとしての円筒体の長さに相当する厚さに板材を形成する板材形成工程と、板材に円筒体の内周にそれぞれ相当する内周用孔を複数形成する内周孔形成工程と、内周用孔と同心状に円筒体の外周にそれぞれ相当する外周用孔を複数形成する外周孔形成工程とを備えることにより、板材から円筒体を取り出すことにより、予めスペーサとしての円筒体の長さに相当する厚さに板材を形成しておくので、両端の研磨加工工程を不要とし、高さ精度の高いスペーサを得ることができる。また、内周用孔を形成した後に外周用孔を形成するので、円筒体の肉厚を均一にすることができる。
請求項2に係る発明によれば、円筒体を軸方向に二つ割りしてスペーサとしての半円筒体を形成する半円筒体形成工程をさらに備えることにより、半円筒体の肉厚が均一で、両端の研磨加工工程を不要とし、高さ精度の高い半円筒状のスペーサを得ることができる。
請求項3に係る発明によれば、板材形成工程は、板材を切削加工及び研磨加工により平面加工することにより、両端の研磨加工工程を不要とし、高さ精度の高いスペーサを得ることができる。
請求項4に係る発明によれば、内周孔形成工程は、板材にドリルにより内周用孔を複数形成することにより、肉厚が均一なスペーサを得ることができる。
請求項5に係る発明によれば、外周孔形成工程は、板材にホールソーにより前記外周用孔を複数形成することにより、肉厚が均一なスペーサを得ることができる。
請求項6に係る発明によれば、ドリル及びホールソーが複数設けられ、内周孔形成工程及び外周孔形成工程が一定のピッチで連続して行われることにより、高さ精度の高いスペーサを量産することが可能となる。
請求項7に係る発明によれば、円筒体及び半円筒体は、電磁誘導作用を用いた非接触式の給電装置又は受電装置において回路基板とカバーシートとの間に配置されるスペーサとして用いられることにより、回路基板とカバーシートとの間に非導電性の充填材を充填する際、カバーシートに撓み等の変形が生じることなく、給電装置又は受電装置のカバーシートを平坦に仕上げることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、ポスターとして用いられる平面ディスプレイとしての有機ELディスプレイ(以下、単にディスプレイと称する)が掲示される壁面に設置される受電装置、この受電装置にディスプレイ駆動用の電力を供給する給電装置のそれぞれにおいて、回路基板とカバーシートとの間に配置されるスペーサを製造する方法に対して本発明を適用した場合の実施形態である。
まず、図1及び図2に基づいて受電装置7の構造について説明する。
図1及び図2に示すように、受電装置7は、全体が矩形平板状に形成されており、一隅に配置され、かつ図示しないディスプレイに接続されるリード線15及びデータ信号を送受信する導線16と、エポキシ樹脂にガラス不織布を織り込んで積層プレスして作られたガラスエポキシ樹脂の他、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂により成形されたカバーシート17と、後述するポット型コアを介してカバーシート17に対向して配置され、ガラスエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂により略正方形の薄板状に形成された回路基板18と、カバーシート17と回路基板18との間で他側に配置された受電コアとしてのポット型コア19と、このポット型コア19に形成された溝に装着された受電コイル20と、を備えて構成されている。
また、受電装置7は、受電コイル20に接続される受電部と受電回路とからなる受電回路部21と、この受電回路部21とリード線15及び導線16との間に配置された駆動部からなる昇圧部22と、ポット型コア19の両側にそれぞれ配置され、ポット型コア19と同一の設置高さでABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂から円筒状に形成された4つの導光管23と、を備えて構成されている。
さらに、受電装置7は、図1及び図2に示すようにカバーシート17と回路基板18との間において、リード線15及び導線16側の隅角部に単独で自立可能であって、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂から円半円筒状に形成されたスペーサ24が配置されている。このスペーサ24は、図3に示すようにポット型コア19の設置高さと同一高さに設定され、具体的には高さが2.6mmである。
そして、スペーサ24が配置された隅角部と対称となる隅角部には、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂から形成された図4に示す円筒状のスペーサ25が配置されている。このスペーサ25も同様にポット型コア19の設置高さと同一高さに設定されている。また、図1では、半円筒状のスペーサ24を1つだけ配置した場合について示したが、これに限らず多数分散して配置するようにしてもよい。
また、カバーシート17と回路基板18との間は、各構成要素を位置決め固定するためにウレタン樹脂等の非導電性の充填材26で充填されている。このとき、ポット型コア19、スペーサ24,25及び4つの導光管23によりカバーシート17と回路基板18との間隔が一定に保持される。これにより、ポット型コア19及び4つの導光管23は、スペーサ24,25とともに充填材26を充填する際のスペーサとしての機能も有することになる。
さらに、4つの導光管23のうち、その2つには、広角型のフォトトランジスタ27,27がそれぞれ収納配置され、他の2つには広角型のLED(発光ダイオード)28,28がそれぞれ収納配置されている。フォトトランジスタ27,27は、図示しないディスプレイに表示する画像データを給電装置8から非接触にて受信し、LED28,28は、給電装置8から送信された画像データに誤りがないこと等を確認し、その確認データを給電装置8に送信する。
4つの導光管23は、充填材26に充填される前にその一端が回路基板18に接着され、他端がカバーシート17に接着されることで、4つの導光管23は回路基板18及びカバーシート17の双方に固定されている。スペーサ24,25も同様に、充填材26に充填される前にその一端が回路基板18に接着され、他端がカバーシート17に接着されることで、スペーサ24,25は回路基板18及びカバーシート17の双方に固定されている。
なお、カバーシート17は、フォトトランジスタ27,27及びLED28,28の送受信を行う際に赤外光を透過させる材料により構成されている。
次に、図5及び図6に基づいて給電装置8の構造について説明する。
給電装置8は、受電装置7と同様の外形構造からなり、全体が受電装置7より広い矩形平板状に形成されており、一隅に配置されるリード線31及びデータ信号を送受信する導線32と、エポキシ樹脂にガラス不織布を織り込んで積層プレスして作られたガラスエポキシ樹脂の他、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂により成形されたカバーシート33と、後述するポット型コアを介してカバーシート33に対向して配置され、ガラスエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂により長方形の薄板状に形成された回路基板34と、カバーシート33と回路基板34との間で他側に配置された給電コアとしてのポット型コア35と、このポット型コア35に形成された溝に装着された給電コイル36と、を備えて構成されている。
また、給電装置8は、給電コイル36に接続される給電部、給電回路及び検出部からなる給電制御回路部37と、リード線31及び導線32の近傍にそれぞれ配置され、ポット型コア35と同一の設置高さでABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂から円筒状に形成された4つの導光管38と、を備えて構成されている。
さらに、給電装置8は、カバーシート33と回路基板34との間において、給電制御回路部37内の空きスペースに単独で自立可能であって、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂から半円筒状に形成されたスペーサ39が複数分散して配置されている。このスペーサ39は、スペーサ24と同様、ポット型コア35の設置高さと同一高さに設定され、具体的には高さが2.6mmである。そして、スペーサ39の近傍には、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂から形成された図4に示す円筒状のスペーサ43が配置されている。このスペーサ43も同様にポット型コア35の設置高さと同一高さに設定されている。
また、カバーシート33と回路基板34との間には、受電装置7と同様に各構成要素を位置決め固定するためにウレタン樹脂等の非導電性の充填材40で充填されている。このとき、ポット型コア35、4つの導光管38及びスペーサ39,43によりカバーシート33と回路基板34との間隔が一定に保持される。これにより、ポット型コア35及び4つの導光管38は、スペーサ39,43とともに充填材40を充填する際のスペーサとしての機能も有することになる。
さらに、4つの導光管38のうち、その2つには、広角型のフォトトランジスタ41,41がそれぞれ収納配置され、他の2つには広角型のLED(発光ダイオード)42,42がそれぞれ収納配置されている。
4つの導光管38は、充填材40で充填される前にその一端が回路基板34に接着され、他端がカバーシート33に接着されることで、4つの導光管38は回路基板34及びカバーシート33の双方に固定されている。スペーサ39,43も同様に、充填材40に充填される前にその一端が回路基板34に接着され、他端がカバーシート33に接着されることで、スペーサ39,43は回路基板34及びカバーシート33の双方に固定されている。
なお、カバーシート33は、フォトトランジスタ41,41及びLED42,42の送受信を行う際に赤外光を透過させる材料により構成されている。
次に、本実施形態におけるスペーサ25,43及びスペーサ24,43の製造方法を図7(A)〜(E)に基づいて説明する。
まず、図7(A)に示すように、板材形成工程では、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂の板材50を、切削加工することにより所定の寸法に設定された矩形平板状に切削加工する。
次いで、図7(B)に示すように、板材50の上下両面を研磨加工することにより平面加工し、その上下両面を最終的に必要なスペーサ、例えばスペーサ25,43としての円筒体の長さに相当する厚さに形成する。ここで、平面加工された板材50aの平面度は、0.1mm以下に設定されている。
なお、板材50aは、成型品の平板材を使用すれば、予め所定の寸法に切削されるとともに、上下両面が研磨されているので、上記切削加工及び平面加工が不要になる。
さらに、図7(C)に示すように、内周用孔形成工程では、平面加工された板材50aにドリル51等の穿孔手段により内周用孔52を、一定間隔をおいて複数形成する。
続いて、図7(D)に示すように、外周用孔形成工程では、内周用孔52と同心状に円筒体であるスペーサ25,43の外周にそれぞれ相当する外周用孔53を平面加工された板材50aにホールソー54により複数形成する。すなわち、複数の外周用孔53は、それぞれ複数内周用孔52と同心状の外周に形成される。
そして、複数の外周用孔53が形成されると、図7(E)に示すようにスペーサ25,43としての複数の円筒体55を平面加工された板材50aから取り出すことができる。この場合、板材50aから複数の円筒体55を取り出すには、図示しない作業用ロボットを用いることができる。このようにして作製された円筒体55は、スペーサ25,43の他、導光管23,38に適用することが可能である。
さらに、円筒体55から半円筒状のスペーサ24,39を形成するには、図示しないカッターにより円筒体55を軸方向に切断して二つ割りし、半円筒体56を形成する。
このようにして形成された受電装置7の導光管23、スペーサ24,25は、各一端が回路基板18に接着され、各他端がカバーシート17に接着されることで、導光管23、スペーサ24,25をそれぞれ回路基板18及びカバーシート17の双方に固定することにより、カバーシート17と回路基板18との間に非導電性の充填材を充填する際、カバーシート17に撓み等の変形が生じることなく、受電装置7のカバーシート17を平坦に仕上げることができる。
同様に、給電装置8の導光管38及びスペーサ39,43は、各一端が回路基板34に接着され、各他端がカバーシート33に接着されることで、導光管38及びスペーサ39,43をそれぞれ回路基板34及びカバーシート33の双方に固定することにより、カバーシート33と回路基板34との間に非導電性の充填材を充填する際、カバーシート33に撓み等の変形が生じることなく、給電装置8のカバーシート33を平坦に仕上げることができる。
このように本実施形態におけるスペーサの製造方法によれば、両面を最終的に必要なスペーサとしての円筒体55の長さに相当する厚さに板材50aを形成する板材形成工程と、板材50aに円筒体55の内周にそれぞれ相当する内周用孔52を複数形成する内周孔形成工程と、内周用孔52と同心状に円筒体55の外周にそれぞれ相当する外周用孔53を複数形成する外周孔形成工程とを備え、板材50aから円筒体55を取り出すことにより、予めスペーサとしての円筒体55の長さに相当する厚さに板材50aを形成しておくので、金型で成型することなく、両端の研磨加工工程を不要とし、高さ精度の高いスペーサを得ることができる。また、内周用孔52を形成した後に外周用孔53を形成するので、円筒体55の肉厚を均一にすることができる。
また、本実施形態によれば、円筒体55を軸方向に二つ割りして半円筒体56を形成する半円筒体形成工程をさらに備えることにより、半円筒体56の肉厚が均一で、両端の研磨加工工程を不要とし、高さ精度の高い半円筒状のスペーサを得ることができる。
さらに、本実施形態によれば、板材形成工程は、板材50を切削加工及び研磨加工により平面加工することにより、両端の研磨加工工程を不要とし、高さ精度の高いスペーサを得ることができる。
本実施形態によれば、内周孔形成工程は、板材50aにドリルにより内周用孔を複数形成することにより、肉厚が均一なスペーサを得ることができる。
また、本実施形態によれば、外周孔形成工程は、板材50aにホールソー54により外周用孔53を複数形成することにより、肉厚が均一なスペーサを得ることができる。
さらに、本実施形態によれば、ドリル51及びホールソー54が複数設けられ、内周孔形成工程及び外周孔形成工程が一定のピッチで連続して行われることにより、高さ精度の高いスペーサを量産することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、ディスプレイが掲示される壁面に設置される受電装置、この受電装置にディスプレイ駆動用の電力を供給する給電装置のそれぞれにおいて、回路基板とカバーシートとの間に配置されるスペーサを製造する方法について説明したが、これに限定されることなく、円筒体、半円筒体、平面視円弧状、コ字状等の各種形状のスペーサにおいて、その両端の平面度が例えば0.1mm以下のように精細に設定するスペーサを製造する方法に好適である。
本発明に係るスペーサの製造方法の一実施形態により製造されたスペーサを配置した受電装置を示す平面図である。 図1の受電装置を示す断面図である。 図1の半円筒状のスペーサを示す拡大斜視図である。 図1の円筒状のスペーサを示す拡大斜視図である。 本発明に係るスペーサの製造方法の一実施形態により製造されたスペーサを配置した給電装置を示す平面図である。 図5の給電装置を示す断面図である。 (A)〜(E)は本発明に係るスペーサの製造方法の一実施形態を示す斜視図である。 (A)〜(D)はスペーサの製造方法の従来例を示す斜視図である。
符号の説明
7…受電装置
8…給電装置
17…カバーシート
18…回路基板
23…導光管
24…スペーサ
26…充填材
33…カバーシート
34…回路基板
38…導光管
39…スペーサ
40…充填材
50…板材
50a…平面加工された板材
51…ドリル
52…内周用孔
53…外周用孔
54…ホールソー
55…円筒体
56…半円筒体

Claims (7)

  1. 両面をスペーサとしての円筒体の長さに相当する厚さに板材を形成する板材形成工程と、
    前記板材に前記円筒体の内周にそれぞれ相当する内周用孔を複数形成する内周孔形成工程と、
    前記内周用孔と同心状に前記円筒体の外周にそれぞれ相当する外周用孔を複数形成する外周孔形成工程とを備え、
    前記板材から前記円筒体を取り出すことを特徴とするスペーサの製造方法。
  2. 請求項1に記載のスペーサの製造方法において、
    前記円筒体を軸方向に二つ割りしてスペーサとしての半円筒体を形成する半円筒体形成工程をさらに備えることを特徴とするスペーサの製造方法。
  3. 請求項1に記載のスペーサの製造方法において、
    前記板材形成工程は、前記板材を切削加工及び研磨加工により平面加工することを特徴とするスペーサの製造方法。
  4. 請求項1に記載のスペーサの製造方法において、
    前記内周孔形成工程は、前記板材にドリルにより前記内周用孔を複数形成することを特徴とするスペーサの製造方法。
  5. 請求項1に記載のスペーサの製造方法において、
    前記外周孔形成工程は、前記板材にホールソーにより前記外周用孔を複数形成することを特徴とするスペーサの製造方法。
  6. 請求項4又は5に記載のスペーサの製造方法において、
    前記ドリル及び前記ホールソーが複数設けられ、前記内周孔形成工程及び前記外周孔形成工程が一定のピッチで連続して行われることを特徴とするスペーサの製造方法。
  7. 請求項1又は2に記載のスペーサの製造方法において、
    前記円筒体及び前記半円筒体は、電磁誘導作用を用いた非接触式の給電装置又は受電装置において回路基板とカバーシートとの間に配置されるスペーサとして用いられることを特徴とするスペーサの製造方法。
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